14/11/24 14:26:59.58
ソース(Yahoo・カナロコ) URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
写真=自社で手掛ける「アンチレイシズム本」について語る木瀬さん
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〈書店に「ヘイト本」をあふれさせているのは誰か? 業界内部からあえて問う。出版の製造者責任を-〉
そう帯紙にうたう「NOヘイト! 出版の製造者責任を問う」(ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会編)は、都内の
小さな出版社が手掛けた。2013年1月に木瀬貴吉さん(47)が仲間と2人で設立した「ころから」。世に送り出した10冊のうち、
ヘイトスピーチ(差別扇動表現)になぞらえた「ヘイト本」に対抗する「アンチレイシズム(反差別)本」が4冊を数える。
識者3人が筆を執った「ナショナリズムの誘惑」(木村元彦、園子温、安田浩一著)、ヘイトスピーチ・デモへのカウンター(抗議)行動を
追った「奴らを通すな!」(山口祐二郎著)、関東大震災時の朝鮮人虐殺を再現した「九月、東京の路上で」(加藤直樹著)に続き、
「NOヘイト!」はその最新刊。木瀬さんは「差別が横行する風潮に出版という形でカウンターをしようと思った。今、この問題に
取り組まないでどうするんだ、という認識が強くある」と熱っぽく語る。
読者からのはがきの8割はアンチレイシズム本に対するもので、肯定的な内容が大半だ。「自分たちが求めていたものがなかなか
他にないため、共感を持ってもらえたのかもしれない」と分析する。
落差
ころからのコンセプトは「多様性」。さまざまな違いを認め、受け入れ、楽しむことで「パラダイムシフト(従来の規範的考え方の変化)
を促す本」を出したいという。
それがアンチレイシズム本につながったのはなぜか。
設立間もないころ、木瀬さんは東京・新大久保のコリアンタウンで行われていたヘイトデモの様子を確かめにいった。
在日コリアンを「ゴキブリ」呼ばわりし、「良い韓国人も悪い韓国人も殺せ」などというプラカードを掲げ、差別と排斥をあおる言動を
街中で繰り返しているということは知っていた。広く共感を呼ぶはずがなく、「こんなばかげたことは放っておけばよい」と思っていたが、
現場に足を運んで衝撃を受けた。
「皆、ものすごく気持ちよさそうにヘイトスピーチを連呼していた。まるでそれぞれが『一人カラオケ』をしているようだった。デモという
ものであれば付き物であるはずの怒りの発露や社会変革への熱は見られなかった」
それに「死ね」「出て行け」という言葉の刃(やいば)は在日コリアンの胸に突き刺さっていたはずだった。
悦楽的なデモ参加者の言動とそれが引き起こす心の傷の深さの落差。レイシズムには向き合い、抗議と反対の意思を表明して
いかなければならないと思った。「多様性、つまり違うということを楽しめず、むやみに恐怖を抱くのがヘイトスピーチ。違うことに楽しみ
を見いだす方が、社会としてはより豊かなはずなのに」
(>>2以降に続く)
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