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朝鮮人強制連行追悼碑問題 「史実冷静に踏まえて」
2014年11月24日
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
追悼碑を視察する東京歴史科学研究会の会員たち=高崎市で
高崎市の県立公園「群馬の森」にある朝鮮人強制連行犠牲者追悼碑の撤去問題で、歴史学者らによる
学会「東京歴史科学研究会」の会員八人が二十三日、現地を初めて視察した。会員たちからは「県内でも
朝鮮人の強制連行があったという史実を、冷静に、学術的に踏まえた上でこの問題を考えるべきだ」などと、
県の撤去方針を批判する意見が相次いだ。 (菅原洋)
二十六ヘクタール前後という広大な敷地。追悼碑は、木々に囲まれた北東角にある。来園者はほとんど
立ち寄らない場所だ。
県は七月に追悼碑の設置更新を不許可にした際、過去に園内で一度だけ、碑の撤去を求めている組織が
公園一帯で街頭活動したことも理由に挙げた。大沢正明知事は「追悼碑の存在が論争の対象になり、県民が
健やかに公園を利用できず、憩いの場にふさわしくなくなった」と説明した。
ところが、子どもたちの遊具、博物館や美術館など園内の大半の施設は、追悼碑の場所からは遠く離れている。
「追悼碑はこんな公園の外れにあるのに、県の説明はおかしい。今回の件は(在日韓国大使館の総領事が
県に懸念を伝えるなど)国際問題化しているが、このままでは群馬が世界で孤立してしまう」
研究会の代表委員で、明治大情報コミュニケーション学部(東京都)の須田努教授(社会文化史)は
危機感を募らせた。須田教授は高崎市出身で、県内の高校で教諭も務めた。
一橋大(東京)の社会学研究科、加藤圭木(けいき)特任講師(朝鮮近代史)は「戦時中の国家総動員法に
基づき、朝鮮人を群馬を含めて強制的に連行し、働かせたことは文献や証言などで裏付けられている。撤去の
方針はこの史実を否定することにつながり、国際的に恥ずかしい」と指摘した。
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
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