14/11/22 14:16:14.77 2+ufBhkm
本会議場のある本館2階の廊下は、野党議員と記者であふれていた。廊下で取材陣の質問に答える
民主党代表代行の岡田克也氏を見かけた。勝算はあるのかと聞いてみると、
一瞬の間をおいて「勝算はあります」と述べた。細野氏にも同じ質問をぶつけてみると、
言葉を選びながら「久しぶりの上がっていく選挙だから、これ以上下ってはいけないと思う。大幅増を目指したい」と答えてくれた。
さらに踏み込んで述べてくれたのは笠浩史氏だ。「勝つために戦う。選挙の後に民主党中心の野党再編は十分にありうる」。
自民党議員の表情は暗かった
解散の後は各党が両院議員総会を開く。自民党の控室からは安倍首相の挨拶が聞こえてきた。
「全員が当選するための先導役になっていくことを約束する」
目標値を上げたのは、18日の会見で「与党で過半数」を責任ラインとしたことが批判されたためだろう。
だがこの中でどれだけが戻ってくるのか。両議院総会が終わって控室を出る議員たちの顔は、気のせいかやや暗かった。
突然の解散で、自民党は選挙への準備が十分ではない。党内からは今回の解散に反対する声が表面化していたこともあり
足並みの乱れが懸念される。一方の野党は、みんなの党は解党し、維新の党は大阪に不安要因がある。
こうなると、大きな問題を抱えていない民主党が、なぜか安定しているようにみえるから不思議だ。
いわば「敵失」が相次いだことにより、意外に議席を大きく伸ばすかもしれない。
夕暮れの永田町は人影が消え、いちだんと寒さが身にしみた。今年もあと1月余りを残すばかりだが、年末までに政界の状況はがらりと変わっている可能性がある。
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「敵失」のおかげ?なぜか民主党に追い風