【安田浩一】在日女性たちと元週刊誌記者が執念のソーシャルハッキングで追い詰めたネトウヨ「ヨーゲン」の正体(前編)★2[11/17] ©2ch.net at NEWS4PLUS
【安田浩一】在日女性たちと元週刊誌記者が執念のソーシャルハッキングで追い詰めたネトウヨ「ヨーゲン」の正体(前編)★2[11/17] ©2ch.net - 暇つぶし2ch4:ニライカナイφ ★@転載は禁止 ©2ch.net
14/11/17 12:59:45.91
>>2の続きです。

容姿を貶め、ときに卑猥な言葉を交えて在日女性を罵った。
おぞましい画像を送り付けられた在日女性も少なくない。
しかも心無いネトウヨがそれを囃し立て、ヨーゲンを愛国者のごとく持ち上げるものだから、
当人はますます図に乗るのだ。ヨーゲンは賞賛と扇動を燃料にネット上で"大暴れ"した。

ヨーゲンから受けた"被害"を警察に相談した人も少なくはない。
だが、顔も名前も所在地もはっきりしないネット上の匿名アカウントに対し、
警察は動こうとはしなかった。結局、被害者は泣き寝入りするしかなかったのである。

大阪府に住むフリーライターの李信恵さんもその一人だ。
李さんはこの8月、自らに向けられた在特会などのヘイトスピーチをめぐり、
同会や保守系「まとめサイト」に対して損害賠償請求の訴訟を起こした。

実はそれに先立つ昨年初め、李さんはヨーゲンに対する刑事告訴を検討していた。
「ゴキブリ」「不逞朝鮮人」などと連日にわたってヨーゲンから読むに堪えない
ヘイトスピーチを送り付けられていた李さんは、地元の警察に"被害"を訴えたのである。
しかし、警察の対応は冷淡だった。その頃はまだ、ヘイトスピーチがもたらす被害について、
警察の認識が浅かったということもあろう。
担当した警察官は李さんに同情しつつも、まるで単なる口げんかや口論で
苦しんでいるかのように受け止め、これを事件として扱うことはなかった。

口論も議論も、対等な力関係のなかでおこなわれるのであれば問題ない。
しかし、ヘイトスピーチは社会における力関係を利用して、
マジョリティがマイノリティを一方的に傷つけるものである。
こうした認識に欠ける警察には、往々にして深刻な被害の訴えが伝わらない。
李さんもまた、法的救済を受ける機会もなく、その後もヨーゲンの下劣なヘイトを
浴び続けることになった。

これに憤慨したのが、ネット上に存在する在日女性からなる小さなコミュニティだった。
もともとはツイッターでK-POPやコスメなどの情報を交換していただけの、
なんら政治色を持たない集まりである。
年齢も職業も異なる彼女たちは、それぞれ面識はなく、「在日女性」であることだけで
緩やかにつながっていた。

しかしネット上にあふれるヘイトスピーチは、K-POPやコスメについて語るだけの
彼女たちをも脅かしていた。
ツイッターで韓国に触れると、脅迫じみたメッセージが寄せられる。
韓国旅行の思い出を呟いただけで「日本に帰ってくるな」と見ず知らずの人間から罵倒される。
そうした日常を、彼女たちもまた、ずっと耐えてきたのだ。そうするしかなかった。
生きることを否定され、人間としての尊厳を否定されてもなお彼女たちは屈辱に耐え続けた。
しかし、どんなに目をそむけても視界に飛び込んでくるヘイトスピーチ
─なかでも李さんに向けられたヨーゲンの度重なる悪罵に対して、
ついに彼女たちの忍耐も限界値を超えたのである。

「もともと私たちはツイートするたびに『(韓国に)帰れ』
『ゴキブリ女』と差別的なメンションを受け続けてきました。
しかしフォロワーだった同胞の男性たちでさえ、巻き込まれるのが嫌なのか、
いつの間にか私たちのフォローをはずしていた。
結局、味方なんていないのかと絶望的な気持ちにもなりました。
ただ日常の些細な会話を交わしていただけの私たちも、
ヘイトスピーチの前では一人ぼっちだったんです」とそのうちの一人は打ち明ける。

「だからこそ李さんに対する攻撃を他人事だと傍観できるわけがなかった。
ライターとして発言を続ける李さんは、攻撃の対象となりやすい場所に立っていただけで
集中砲火を受けていました。もし私と李さんが入れ替わったとしても同じ。
ヨーゲンが発するヘイトは在日女性全体に向けられたものだと思いました。

>>4以降に続きます。


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