14/11/04 02:41:59.46
日本銀行が10月31日に決めた追加の金融緩和策が、韓国に衝撃を与えている。
韓国の各メディアは、日銀が資金供給量(マネタリーベース)を年10兆~20兆円増やし、年80兆円規模に拡大するなどの
緩和策を発表したことを報じるとともに、為替レートが円安に動いたことを伝えた。
ソウル外国為替市場では同日、100円=990ウォン程度で推移していた為替レートが、日銀の発表を受けて一気にウォン高
円安が進み100円=960ウォン前後となった。韓国内では、100円=950ウォンまで円安が進むと韓国の輸出が
4.2%減少し、100円=900ウォンなら8.8%減少するという試算があるという。
韓国では最近、米国の量的緩和終了でウォン安傾向が進んでいたため、輸出産業には明るい材料と見られていた。しかし、
仮に今後も円安が進むことになれば、日本製品の価格競争力が向上することになる。韓国の輸出産業は自動車や電子機器など、
日本と競合する製品が多いだけに韓国メディアは「深刻な打撃を被る」「中国の成長鈍化と円安という二重苦を抱えることに
なった」など、悲観的な見通しを伝えている。
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