14/10/27 12:45:24.04 sqhkT+RX
>>95
以前に見かけたコピペだけど…
(前略)
また、知識人としても、「弱者」として、あるいは「弱者の理解者」として発言することにより、
自分の罪に無自覚な「強者」を批判し、自らの権威にすることができる。
批判するということが、知識人にとっての権力の源だから、これは非常に大きなアドバンテージになる。
(中略)
この種のやり方で権威を獲得した最初の知識人は、僕が知る限り、哲学者サルトルだ。
サルトルは、フランスのアルジェリアにおける振る舞いに対して、真っ先に全面的な謝罪をした。
謝罪をしたことで、罪に無自覚だったほかの全てのフランス人、もっと言えば先進国の全ての国民に対し、
「罪を自覚した者」として、審問する権利を手に入れる。
日本の進歩的知識人が謝罪したがるのは、彼のエピゴーネン(猿真似)にすぎない。
別に中国や韓国に通じていて、日本を滅ぼす策動をしているのではなく、
単純に、誰よりも早く、誰よりも強く罪を認めることが、知識人の権威を保障し、権力を生み出すからだ。
こういう審問の権力は日本だけじゃなく、全世界で猛威を振るってきたけど、
今の保守反動を見ると、そういう論理が通じなくなってきたんじゃないかと思う。
特にネットで本音を吐き出すような若者の間では。
だからあわてて、姜尚中が「私は愛国者」とか言って見たり、宮台が「あえて天皇」とか言ったりして、経営の多角化を計ってる。
まあ、もう遅いと思うけど。