14/10/23 02:59:42.39
(>>2の続き)
橋下:歴史的な経緯等を踏まえて、特別永住者制度と言うものが設けられたと考えています。これを根底から根こそぎ、制度が作られた
時点から否定するというのは違うと思いますけれども。ただ、同和対策事業と同じように、ある一定の年数が経ってきたときに、特別扱い
するということは、かえって差別を生むんですよ。だから、しっかりとある程度の時間を置いた上で、これはもう今日本と韓国というのが
主権国家同士の関係になっていると思っていますから。独立した国家と国家の関係になっていると思うので、在日韓国人の皆さんにもね、
あとどれぐらいの期間なのかというのは、またこれから維新の党や政治家、国会議員と議論しなければいけませんが、在日韓国人という
外国人を特別扱いするのではなくて、通常の外国人と同じようにして、永住者制度の方に一本化していくということは必要になるかと
思います。
ですから、在日韓国人の皆さんには、どこかの時点で、今すぐというわけにはいかないでしょうけれども、韓国籍か日本国籍かどちらか
を選択してもらって、日本国民としてやっていってもらうのか。それとも外国人として、永住者としてやってもらうのか。その辺りの判断と
言うのが、もう僕らの世代以降、僕らの世代なのか、次の世代なのか、どこかで考えないと。必ず特別扱いというのは、逆に差別を生む
んです。ただ、特別扱いをしなければいけない時間的な経緯というものも必要ですから。特別永住者制度というのは、そのいままでは
合理性があったんでしょうけれども、今後は考えていかなければいけないでしょうね。
これは同和対策事業も同じです。被差別部落の皆さんにね、優遇措置というものをやってきて、時代と共にそういう特別扱いというものは
逆に差別を生むと。もうそろろそろいいんじゃないかということで、同和対策事業というものは、だんだん一般政策に切り替わっていったと。
それと僕は同じだと考えています。
だから、彼らのヘイトスピーチとか表現の方法というのは絶対許されません。が、特別永住者制度については、彼らのロジックでは
なくて、僕は僕なりの考え方で考えていますので。在特会というんですか。このグループの方も、国政政党に直接申し入れをして、
僕は受けたんですから。直接の攻撃対象は、維新の党か、維新の党の代表の僕に攻撃対象は向けるべきだと。
通常の政治的な主張とか表現の自由まで軽視するつもりはないです。だから、昨日はとにかく受けると。通常は、直接要望は受けません
けれども、昨日は市長でもあり、国政政党の代表でもあるということで、直接話を聞いたと。だから、責任の所在が僕に移ったというところが、
昨日の面談の一番重要なところです。
―これでヘイトスピーチがなくなったり、静かに議論できる環境が整えば、そういう検討に入ると?
橋下:それは鶏が先か卵が先かなんでね。こっちもちゃんと考えているぞ、ということを言ってですね。その制度が変わればどうのこうのと
言ってるわけですから、少数野党なんで、直ちに法律なんか制定できませんけれども、それはそれでまず国民の皆さんが選挙で審判、
選挙でしていただくことになりますけれども。とにかく国政課題として、維新の党が引き受けたんです。在日韓国の皆さんに対する直接
攻撃というのはやめて、以後は態度に問題がある、「検討していない」という怠慢だというのなら維新の党と僕に対して攻撃してくればいい
と思います。
※しばらく別の問題が話題となる
しかし、まぁ批判ばっかりするのはいいんですけれども、あんなところで物事を論理的に意見交換して解決することなんてあるわけ
ないじゃないですか。
(さらに続きます)