【レイバーネット】ジャーナリストを守れ!~シンポジウム「ヘ イトスピーチに危機感、『売国奴』『反日』と批判すべきでない」[10/18]at NEWS4PLUS
【レイバーネット】ジャーナリストを守れ!~シンポジウム「ヘ イトスピーチに危機感、『売国奴』『反日』と批判すべきでない」[10/18] - 暇つぶし2ch1:ダーティプア ★@転載は禁止
14/10/18 21:06:47.52
10月15日、東京・文京区の文京区民センターで、「朝日バッシングとジャーナリズム の危機」と題するシンポジウムが開かれた。主催は、
独立系メディアや雑誌の編集部 で構成する実行委。500人近くの参加者で用意されたイスが埋まり、立ち見が出るほ どの盛況となった。

「従軍慰安婦」や福島第一原発「吉田調書」をめぐる「誤報問題」で、朝日新聞が窮 地に立たされている。コンビニに入れば週刊誌が、
書店に行けば平積みされた文芸誌 が、電車に乗ればそれらの中吊り広告が、同紙を袋叩きにしている。右派言論は競い 合うように、
一気呵成に集中砲火を浴びせている。 午後6時。会場では、当日入場を求める行列の横を、事前予約した人々が足早に受付 を
済ませていく。定刻になると月刊「創」編集長・篠田博之さんの司会で第一部が開 会した。舞台には複数のパネラーが揃っている。

■「吉田清治証言」が始まりではない

最初に池田恵理子さん(wam館長)が発言。「驚くのは朝日バッシングのひどさだ。 ヘイトスピーチ並みだ。慰安婦問題の始まりは金学順
さんの名乗り出だった。吉田清 治証言ではない」と池田さんは釘をさし、2000年の「女性国際戦犯法廷」とその報道 への安倍首相の介入や、
教科書での「慰安婦」記述削除を批判。「教育・教科書攻撃 の次はメディアだ」と警鐘を鳴らした。 精神科医の香山リカさんは、「橋下徹から
始まったヘイトスピーチがエスカレート し、『朝日新聞的』な存在すべてに対するバッシングとなった。これは病的な社会の 表れだ」と語り、
「外に敵を見つけて叩く。この流れは北朝鮮―韓国―中国だった が、それでは済まず国内に敵を見つけ罵るようになった」と分析した。

安倍首相がラジオで言い放った「朝日の誤報で苦しんでいる」のは、いったい誰なの か。この発言を聞いた不遇の人々は、「自分たちの不幸は、
すべて朝日のせいなの だ」と腑に落ち溜飲が下がる。だがそれでは何も解決しない。「朝日ジャーナリズム の崩壊は、社会に致命的な打撃を与え、
取り返しのつかないことになる。そうならな いために、私も発言を続けたい」。香山さんの言葉に、会場は大きな拍手を送った。

■朝日経営陣の体質とは

下村健一さん(慶応大学教授)は「吉田調書」報道について、以下の5つのポイント をあげて提起した。

①ミスの大きさとその対応の大きさがまったく釣り合っていない。今回の事態は今後 同業他社にも波及。誤報を恐れメディア全体が委縮、
自縄自縛に陥る危険がある。 ②池上コラム問題は、朝日上層部による社内の言論封じの一角に過ぎない。「撤退報 道」以降、いっさいの
追記事が出ないのは不自然だ。 ③吉田調書の部分否定と全否定を混同するな。あのスクープは不正確かもしれない が、当時の指揮系統
の大混乱を伝えるリアリティまで、経営陣は取り消すべきではな い。社会全体が深刻に受け止めるべきだ。④慰安婦問題とセットにするな。
「慰安婦 問題」で朝日を追い込むはずが、吉田調書問題でトップは退陣に追い込まれてしまっ た。攻撃派は拍子抜けしている。ただし後に
大きな禍根を残すことになるだろう。⑤ 朝日の何を守るのか。社長が辞めたとしても、過剰対応した体質まで社内に残すべき ではない。
守るべきは自由な気風だ。これは全メディアに言えることで、それを実現 するのはわれわれ国民の責任だ。

ソース:レイバーネット 2014-10-18 20:30:23
URLリンク(www.labornetjp.org)

続きます


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