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超党派の国会議員でつくる日韓議員連盟の額賀福志郎会長らが韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領と青瓦台(大統領府)で会談する
方向で調整していることが15日、分かった。日韓の複数の関係者が明らかにした。額賀氏らは25日のソウルでの韓日議員連盟との
合同総会のため訪韓し、24日に朴大統領に表敬する予定。日韓間では、産経新聞の加藤達也・前ソウル支局長(48)がコラムで
朴大統領の名誉を毀損(きそん)したとして在宅起訴された問題が大きな影を落としているが、これ以上の関係悪化は避けたいとの
双方の思惑が一致したとみられる。
合同総会は3年ぶりにソウルで開催。来年の日韓国交正常化50周年に向けた関係改善策や北朝鮮の核問題などをめぐって
意見交換し、共同声明を発表する。韓国側議連の新会長には朴大統領に近い与党・セヌリ党の徐清源(ソ・チョンウォン)議員が内定、
総会で確定する。昨年の東京での総会には安倍晋三首相が出席しており、韓国の議連幹部は鄭※原(チョン・ホンウォン、
※は火へんに共)首相に総会への出席を要請している。
日韓両政府は11月の北京でのアジア太平洋経済協力会議(APEC)での首脳会談開催を模索し、環境整備を図っていたが、8日に
加藤氏が起訴されたことに日本側が反発。首脳会談開催は不透明となった。日韓外交筋は「産経新聞の問題と日韓関係全体とは
切り離して進めていきたい」と話し、関係改善に向けた好機としたい考えを示す。
ソース(毎日新聞) URLリンク(mainichi.jp)