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(>>1の続き)
マクミラン世界歴史統計からのデータ分析
以下、主要国の男女・年齢別人口1984年版(R・B・ミッチェル編、北村甫監訳 原書房)のp56-57: 日本と朝鮮の数表から人口減少数を抽出・処理して比較を試みた。
(表1)は日本人の年齢層別人口減少数を示している。1930年~1940年(含満州・支邦事変)と1940年~1950年(含大東亜戦争)の年代。
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(表2)は朝鮮人の年齢層別人口減少数を示している。1930年~1944年(統計には14年間離れたデータのみ)。
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(表3)は年齢層別人口減少率である。単に減少数だけでは朝鮮人との比較が困難である。
このため、例えば1930年の0-4歳は1940年には10-14歳になっており、10-14歳代の人口から0-4歳代の人口の差を0-4歳代の人口で除し100を掛けて算出した。
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(表4)は朝鮮の人口減少率であるが統計データが1930年と1944年のみなのでこの(14年間の)差で算出した数値をさらに1.4で除して(10年間に換算して)日本の年齢層別減少率と比較しやすくした。
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(表5)に同年代の台湾のデータを示した。朝鮮とともに日本統治時代の人口動態が参考になると考え、同様の処理をした。
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一方、マクミラン世界歴史統計には1960年、1975年の韓国の統計数値もあるが、1960年に25-29歳の人口が86.4万人と表記されているものの1975年の40-44歳の人口が88.5万人に増える数値が表記されるなど、
常識的に信用できないので、日本統治時代の1930年、1944年の数値のみを採用した。
また、マクミラン世界歴史統計には人口動態のみならず、当時の経済活動を示す資料などいろいろあるので参考とした。
(表6)は日本の歳入歳出額。
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(表7)は朝鮮・台湾の歳入歳出額を示した。(日本と朝鮮・台湾の経済格差が大きいので表を2枚に分けて示した)
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(表8)は鉄道の営業距離
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経済指標に密接に関連がある鉄道の営業距離も示した。統計では朝鮮の鉄道は日韓併合(1910年)前の1905年には未設(0Km)である。
台湾については1940年~1944年のデータが欠落している。
マクミラン世界歴史統計データ分析表の考察
日本の統計には1920年の男女年齢層別人口データがあるが同年の朝鮮のデータがないため、比較できる1930年から大東亜戦争期を含む1950年までのデータを使用した。
さて、ここで本論の主要課題としている20万人の韓国女性を従軍慰安婦(最近では性奴隷と呼称?)として組織的・強制的に戦地に送り出したか?について、前述した図表を見ながら考えてみたい。
まず表1は1930年、1940年、1950年の日本人人口ピラミッドから10年ごとの人口減少数を表記したものである。
この図表から明らかなことは1940年から1950年にかけて10-35歳の男子減少数が突出して多いことが一目瞭然である。
この年代はちょうど大東亜戦争の期間を含んでおり、戦場に倒れた戦死者240万人を含んでいることからこの結果となっている。
(続く)