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菅直人元首相は11日、原発問題をめぐってソウルで講演し、自らが首相の時に経験した東京電力福島第一原発の事故を振り返ったうえで、
原発をできるだけ早くなくし、再生可能エネルギーに切り替えていくことを訴えた。
菅氏はこの日、韓国の野党3党などが主催する催しに招かれた。菅氏は東日本大震災で、第一原発で炉心溶融(メルトダウン)や水素爆発が
次々に起きた経緯を説明。「事故が起きるまではいわゆる『安全神話』を信じていたが、考えを変えた」と述べた。
そのうえで、原発をやめた場合の代替エネルギーとして、太陽光などの再生可能エネルギーに言及。「韓国でも計画的に拡大していけば、
原発に頼らずに必要なエネルギーを供給することは十分可能だと思う」と語った。さらに、原発の問題をめぐる日中韓の連携の必要性などを
訴えた。
資源が乏しい韓国は電力を原発に依存してきた。朴槿恵(パククネ)政権は、2035年には原発への依存度を29%まで引き上げる方針だが、
野党勢力は依存度の引き下げや脱原発を訴えている。(ソウル=貝瀬秋彦)
ソース:朝日新聞 2014年10月12日16時45分
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11日、ソウルで講演する菅直人元首相=貝瀬秋彦撮影
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