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【国際】韓流に対抗、NHKがミャンマーで“ドラマ外交”強化 現地民放とも連携 [10/11] - 暇つぶし2ch1:かじりむし ★@転載は禁止
14/10/11 21:17:10.47
韓流に対抗、NHKがミャンマーで“ドラマ外交”強化 現地民放とも連携 - 産経WEST
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産経新聞(三品貴志) 2014.10.11 21:10更新


 民主化の進むミャンマーでNHKが大河ドラマや連続テレビ小説(朝ドラ)
の放送を通じた“ドラマ外交”を強化している。12月には現地の民放と組み、
旧首都ヤンゴンでNHKや日本文化を紹介する大規模イベントを初めて開催。
韓国政府の強力な支援を受けた「韓流ドラマ」がアジアでシェアを広げる中、
NHKは各国の現地局と連携を深めることで日本ドラマの浸透につなげる狙
いだ。

 ミャンマーでは長年、メディアに対する検閲体制が敷かれていたが、現政権
下で民主化が進み、近年は民間テレビや出版社が相次いで発足。新興の地上波
民放「MNTV(ミャンマー・ナショナル・テレビ)」は3月、NHKドラマ
の放送枠を新設し、NHKと連携して大河「篤姫」や朝ドラ「カーネーション」
を連日、夜の現地ニュース後に放送している。

 韓流ドラマがアジアで広がっている要因は、韓国政府の公的支援を背景にし
たコンテンツの安価さと、アジアで需要が高い数十話単位のラインアップが充
実していること。ミャンマーでも浸透しつつある。

 その韓流ドラマに対し、NHKは番組の無償提供で対抗。放映諸経費をまか
なうための日系企業を中心としたスポンサーの獲得も順調で、NHK関連事業
局の山本浩副部長は「メディア産業の急成長を受け、ミャンマーで映像コンテ
ンツの需要は拡大している。他国よりも割って入る余地がある」と自信をみせる。

 さらに、MNTVと共同で現地の人気アナウンサーを起用して大河ドラマの
PR番組や日本のファッション紹介番組を制作。12月6、7日にヤンゴンで
開くイベントも両局などの共催で、ミャンマーの人気アイドルも出演する。山
本副部長は「ただ番組を放送するだけでは不十分。勢いのある地元局と一緒に
汗をかき、関係を深めることがNHKを理解してもらうことにもつながる」と
話す。

 朝ドラ「あまちゃん」をすでに放送しているインドネシアでは、インターネ
ットの交流サービス「フェイスブック」の同国語ドラマ応援サイトで2万件以
上の「いいね!」を獲得。現地の人気ブロガーをPRに活用して「口コミ」を
広げるなど浸透に向けた新たな試みも模索している。

 NHK関連事業局の須田俊明専任部長は「今後、他国で番組展開を進めるう
えで、ミャンマーでの取り組みを一つの成功モデルにしたい」と意気込んでいる。


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画像:ミャンマーの地上波民放で放送されているNHK大河ドラマ「篤姫」(NHK提供)


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