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全共闘運動華やかなりし時代、若者に圧倒的人気だった『朝日ジャーナル』(1992年休刊)。朝日新聞社発行のメディアで最もラディカルだったが、
慰安婦問題を取り上げている。もちろんあの本多勝一記者(82)も。
89年、朝日ジャーナルに5月から15回隔週でこんな意見広告が載った。
〈日本国は朝鮮と朝鮮人に公式に陳謝せよ〉
広告主は“朝鮮と朝鮮人に公式陳謝を百人委員会”という団体で、元慰安婦などに補償すべきだと主張する。
「この組織は大分県に住む主婦が中心でした。主婦は、原告を探すためにこの年訪韓し、朝日ジャーナルの意見広告を韓国語に訳して配り、
後に日本を訴える裁判を起こさせたのです」
とは、『よくわかる慰安婦問題』(草思社文庫)の著者で東京基督教大学教授の西岡力氏。
「今に至るまでソウルで続く、戦後補償を求める元慰安婦らの日本大使館前でのデモは、彼女が90年に再訪韓した時に行ったのがきっかけです」
韓国内で慰安婦問題に火をつけたのは、朝日ジャーナルの意見広告が事の始まりだった。その3年後の92年1月31日号には、
〈従軍慰安婦l10番 続々寄せられた証言〉
という記事が載った。“日本の戦後責任をハッキリさせる会(ハッキリ会)”という組織が、慰安婦についての情報を募り、朝日ジャーナルが
その内容を掲載した。
〈下関に滞在していた時のことです。同じ旅館に宿泊していた朝鮮人の若い女性数十人が泣いている(中略)「女子挺身隊として飛行機を
作ったり鉄砲の弾をつくったりして、日本人と一体となって働けると喜んで日本に来たのに、これから南方に送られて慰安婦にさせられる」ということでした〉
元少年飛行隊兵の証言だが、
「挺身隊と慰安婦を混同している。吉田証言を前提にしているのでしょう。信憑性は低い」(西岡教授)
■一人殺され一人輪姦
信憑性について、ハッキリ会のメンバーの一人も、
「検証するとしても、学者ではないし、あくまでそういう情報があったということです」
と言う。その程度の信憑性で記事を掲載したことになるが、92年3月13日号の「誘拐・殺人・逮捕・強姦・輪姦―『従軍慰安婦』の実態」
という記事はどうだろう。本多勝一記者の書いた名物コラム『貧困なる精神』である。
〈戦争中の日本軍が朝鮮人女性を「従軍慰安婦」として強制連行していた事件で、日本政府が今回示した態度は、毎度のこととはいいながら、
呆然とさせられるほど破廉恥で卑劣で反国際的だった。あれほど公然とやっていたことに、物証がなければ軍の関与を否認して知らんぷりを
きめこもうとしたのだ〉
と書き、こう続ける。
(>>2以降へ続く)
週刊新潮 「特集 『朝日新聞』偽りの十字架」より 2014年10月2日号 掲載
矢来町グルリ 2014 10 02
URLリンク(www.gruri.jp)
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