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複数の韓国メディアによると、日米の政府関係者や専門家らが参加して今年７月にハワイで開かれた日米戦略対話の中で、日本側が
「朝鮮半島有事の際、米軍が日本の基地を使用することについて、日本が何の権限もなく傍観することはできない」と主張したことが、
米国戦略国際問題研究所がこのほど公開した報告書で明らかになった。
報道によると、日本の専門家らは有事の際に米軍が日本の基地を使用した場合、「日本本土が北朝鮮の核攻撃の脅威にさらされることに
なる。日本の指導者はこれを傍観できない」と指摘、「基地を使用する決定過程で日本の関与が必要だ」と主張した。日本側はこのほか、
集団的自衛権をめぐる議論の中で「韓国に集団的自衛権行使に関する説明をしようと提案したが、拒否され続けた」と明かし、
「日本国内では、日本が韓国を防衛する米国を支持しようにも、韓国がこれを理解しようとしていないことに対して失望感が高まっている」
と述べた。さらに、日本国内では韓国に対する不満の高まりから「コリア・パッシング（Ｋｏｒｅａ Ｐａｓｓｉｎｇ＝韓国を無視または排除）」が
生じているという懸念を示した出席者もいたという。
これについて聯合ニュースなどは、「日米両国は１９６０年、朝鮮半島有事の際、米軍が日本政府の了解なしに日本国内の基地を使用
できるという趣旨の日米安全保障条約の秘密付属合意を締結している」とし、日本が米軍の基地使用に介入できる立場ではないことを強調。
また、安倍首相が７月中旬の参院予算委員会で「朝鮮半島有事の際、在日米軍基地からの出動には日本政府の了解が必要」と発言した
ことも紹介し、「朝鮮半島問題への介入を拡大しようとする右翼の考えを反映した主張」と分析している。
このニュースに対し、韓国ネットユーザーからは日本に反発する意見があがっている。主なコメントは以下の通り。
「日本は全くどうしようもない」
「米軍も自分たちのものってか？」
「『朝鮮半島の有事、有事』と戦争を待ち焦がれる日本」
「過去を忘れた民族に未来はない」
「１００年以内に、北韓（北朝鮮）ではなく日本と戦争する可能性が高いというシナリオが多い」
「有事に介入して何するつもりだ？？また侵略するつもりか？」
「６．２５（朝鮮戦争）のようにひと儲けする腹だな。これに備えず再び悲劇を繰り返せば、韓国政府は終わり」
「戦争は日本が悪材料を一掃できる手段…韓国が日本にカウンター食らわす方法は、統一して抑え込むこと」
「こそこそ足を乗せようとしている！！！！陸を狙って！！」
（編集 兼田）
ソース：XINHUA 2014年10月07日
URLﾘﾝｸ(www.xinhua.jp)