【経済】円安・ウォン高継続下の日韓経済関係[10/03]at NEWS4PLUS
【経済】円安・ウォン高継続下の日韓経済関係[10/03] - 暇つぶし2ch1:ロンメル銭湯兵 ★@転載は禁止
14/10/03 20:59:42.09
 向山英彦

 2012年秋口以降、円安・ウォン高が進んだ。これにより、日韓経済関係に変化が生じている。注意したいのは、14年に入り、
日本から韓国への輸出(円ベース)が前年割れとなっていることである。

■減少に歯止めがかからない日本からの観光客

 韓国では2012年秋口以降、急速な円安・ウォン高に見舞われた。12年10月に100円=1,500ウォン台で推移していた
ウォン・円レートは同年12月に1,200ウォン台、13年1月に1,100ウォン台、5月には1,000ウォン台へ上昇した。
 その後、しばらくの間総じて1,000ウォン台で推移していたが、14年6月に900ウォン台へ突入した。最近の円安の加速により、
9月5日現在、100円=960ウォン台で推移している。

 経済面への影響として、まず日本から韓国への訪問客(観光客)数の落ち込みがある。13年半ば以降減少幅は縮小に
向かったが、14年入り後再び拡大している。減少に歯止めがかかっていないのは、円安・ウォン高と韓流ブームの終焉に加え、
政府間関係の悪化が影を落としていると考えられる。

 韓国では、日本からの旅行客の減少は中国からの旅行客増加で穴埋めされているとはいえ、日本人旅行客を主として
相手にする店は打撃を受けた。また、日本の一部の地方空港でも、韓国への直行便が減便となるなどの影響が出ている。

 他方、韓国の日本への訪問客数は13年には前年比+20.2%と伸びたが、14年(1~7月)はフェリー沈没事故後の
旅行自粛もあり前年同期比▲2.4%となっている(数字は日本政府観光局)。

■やや予想外の日本の対韓輸出の動き

 円安・ウォン高は貿易面にも影響を及ぼしている。韓国側の統計(ドルベース)に基づき最近の動きをみると、以下の二点が指摘できる。

 一つは、韓国の対日輸出の減少である。12年の前年比は、大震災後に急増(+40.8%)した前年の反動と秋口以降の円安・
ウォン高により▲2.2%へ低下し、13年に入ると減勢が進み同▲10.7%となった。14年に入ると、徐々に減少幅が縮小し、
1~7月は前年同期比▲3.8%であった。ただし、品目によりばらつきがある。10年から3年続けて2桁の伸びを続けた自動車部品は、
13年に前年比+3.6%へ低下したが、14年(1~7月)は前年同期比+23.5%へ増勢が増した。これは一部の日本の完成車メーカーが、
九州工場で生産する自動車での韓国製部品使用率を引き上げたことが関係していると考えられる。

 もう一つは、韓国の対日輸入の低迷である。韓国の対日輸入は12年に前年比▲5.8%、13年は同▲6.7%、14年(1~7月)は
前年同期比▲11.8%と、減少幅が拡大している。円建て取引が多いため、円安によりドルベースの金額が著しく減少している。
 他方、日本側の統計(円ベースの財務省統計)に基づくと、やや異なる様相がみられる。
 まず、日本の対韓輸入が韓国の対日輸出(ドルベース)の動きとは反対に、円ベースでは増加基調となっている。13年後半に
2桁の伸びを記録した後、14年に入り減速しているものの、1~7月は前年同期比+3.8%となった。

 注意したいのは、日本の対韓輸出の動きである。対韓輸出は円安効果で13年半ばに著しく伸びたが、その後減速し、
14年(1~7月)には前年同期比▲4.5%になった。円安・ウォン高が続いているにもかかわらず、輸出が減少に転じた要因としては、
ベース効果(13年3月から2桁の伸び)と現地生産の拡大に加えて、韓国の大企業の輸出生産が鈍化していることが考えられる。

 以前よりも低下しているとはいえ、韓国では、輸出生産に使用される素材、基幹部品、製造装置の多くを日本から輸入している。
2000年代に韓国の大企業のグローバル展開が加速したことにより、①韓国企業の輸出生産拡大→②日本からの輸出拡大→
③日本企業による現地生産の開始という動きが生じたが、①の増勢が鈍化したため、日本からの輸出も減速したと推測できる。

>>2以降へ続く)

アジア・マンスリー 2014年10月号

日本総研 2014年10月03日
URLリンク(www.jri.co.jp)


レスを読む
最新レス表示
レスジャンプ
類似スレ一覧
スレッドの検索
話題のニュース
おまかせリスト
オプション
しおりを挟む
スレッドに書込
スレッドの一覧
暇つぶし2ch