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中国メディア・鳳凰体育は1日、同日行われた仁川アジア大会陸上男子800メートル走決勝で、上位3選手がいずれも失格となり、
5番手でゴールした中国人選手が繰り上げで銀メダルを獲得したと報じた。
同種目決勝では、サウジアラビアの選手がトップ、カタールの選手が2番手、バーレーンの選手が3番手でゴール。中国の滕海寧
は5番手に沈んだうえ、途中で負傷した。しかし、レースが終了しても最終結果が遅々として確定せず、約1時間後に上位3選手が
全員失格との裁定が下された。これにより、4番手だったイラクの選手が金メダル、滕が銀メダルを獲得することとなった。
レースを振り返ると、まず1周目で別のカタール選手が転倒してリタイア。残り1周の鐘が鳴ったホームストレッチではサウジアラビア
選手がつまずくハプニングがあった。ただ、最新のオフィシャルな情報によると、3人が失格になった理由は、スタート後にオープン
コースとなる地点を通過する前に自らのレーンをはみ出したこととのことだ。
800メートル走では、ホームストレッチ終点あたりからそれぞれレーン別にスタート、約半周してホームストレッチの直線に差し掛
かったところでオープンコースとなる。境界部分には目印となる線があり、これより前に自分のレーンをはみ出した場合には失格
となる。
滕はレース後「前の選手の違反が走りのリズムに影響を与えた」とコメントしている。
(編集翻訳 城山俊樹)
ソース:XINHUA 2014年10月02日
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