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─ <宇宙戦艦ヤマトの波動砲の秘密>
宮武氏は、「宇宙戦艦ヤマト」のデザインに関する、意外なエピソードも披露。
1974年に放送された「宇宙戦艦ヤマト」では、松本零士監督がメカデザインも担当。
松本監督の描いた原稿を、スタジオぬえの宮武氏らがクリーンナップする形で設定制作が進められました。
しかし、後にこの作品の著作者人格権に関して法廷闘争を繰り広げることになる、
西崎義展プロデューサーと松本監督の間で、ヤマトのデザインに関して意見が対立。
争点は、実在した戦艦大和の艦首にあった、菊の御紋でした。
宮武「西崎さんは、菊の御紋が無いとヤマトではない。絶対に必要だと。
でも、松本零士さんは反戦的なところがあるので、絶対につけない。
じゃあ、菊の御紋に見えれば良いんですよねってことで、(艦首の)菊の御紋をそのまま引っ込めた。それが、波動砲なんですよ」
たしかに、宇宙戦艦ヤマトの艦首に装備された波動砲を正面から見ると、内部のモールドが菊の花びらに見える!
「宇宙戦艦ヤマト2199」を制作中の出淵氏も、スカパー!特番の控え室でこの話を初めて聞き、驚いたそう。
出淵「宮武さんからは、ヤマトネタをかなり掘り出しているつもりだったんですけど。知らないネタが出てきて、久しぶりにドキドキしました。
まだ、もうちょっとあるかもしれないから、掘ってみようかなって思います(笑)」