14/11/06 07:01:39.28 zU93fDTk
>>934
◆抜け出せぬ「新興国」
韓国は国内総生産(GDP)が1.3兆ドル(約140兆円)と世界14位。
日本の電機メーカーを打ち負かした高度なエレクトロニクス技術を思えば、韓国が
「先進国クラブ」であるOECD(経済協力開発機構)メンバーであることに何の疑問もない。
ところが、投資家向け指標(インデックス)の作成機関MSCIは、韓国を新興国と
分類したままだ。MSCIの分類いかんで、機関投資家やファンドの巨額の資金が動く。
安定的な運用先と評価される「先進国」の銘柄に組み込まれれば、
投資家のポートフォリオ(資産構成)で指標に沿って自動的に配分されることになり
「巨額の投資が流れ込む」(元財務官)という。
世界の金融界も、MSCIが定期的に実施する分類組み替えに注目。
韓国ではMSCIでの“一軍入り”に対する期待が以前から根強かった。
だが、その期待が今年6月、打ち砕かれる。
「先進国入りの検討リストから韓国を削除する」
MSCIは分類組み替えに際し、そんな“宣告”をし、先進国への格上げを見送った
理由について、「市場開放と韓国ウォンの為替自由化の問題」を挙げた。
MSCIは「この4年間で(課題対処に)進展がみられなかった」と断じ、
一軍入りの待機リストから韓国を外してしまった。