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「世論」の実像はいかがわしい-川内原発と反原発「市民」
石井 孝明
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現地を知らない東京の反対論
川内原発をめぐる今の反原発派の攻め手は「火山」だ。10月の長野県の御嶽山の噴火にからめて、川内原発でも危険を主張する。
鹿児島県以外の人から見ると、同県は活火山の桜島のイメージが強く、それに引きずられているらしい。反原発派のパンフレットは最近、
「火山があるから川内原発は危険」という批判で一色になっている。
民主党の辻元清美議員は9月の原子力問題調査特別委員会で、素人であるにもかかわらず、原子力規制委員会に「火山の規制基準がおかしい」と迫っていた。
しかし薩摩川内市の住人はこの東京発の騒動を笑った。「川内原発が桜島の噴火に巻き込まれたら、九州が消滅するときだ」。
地図を見れば一目瞭然だが、桜島から川内原発まで約50キロで山地が間にある。そこまでの火砕流がある大規模爆発はおそらく、桜島周辺が消滅してしまうほどの破局的な災害だ。
3万年ほど前に姶良(あいら)カルデラと呼ばれる鹿児島湾北部をつくった火山の大爆発があったとされる。しかし、そうした数万年に1度のリスクを強調するなら、
被害を避けるために南九州全域の無人化を考えなければならない。原発のみ騒ぐのはリスク感覚がおかしい。再稼働の反対理由を無理に作っているのだろう。