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韓国のコンサート換気口崩落事故、会場に安全要員配置せず 主催企業を捜索
2014.10.19 19:23更新
韓国ソウル郊外の城南市で野外コンサート中に換気口のふたが崩れ落ちて
観客らが転落、１６人が死亡した事故で、主催者がイベント会場に
安全要員を配置していなかったことが１９日までの警察の捜査で分かった。
警察は１９日、主催したメディア企業「イーデーリー」や
地元京畿道の外郭機関「京畿科学技術振興院」を家宅捜索し、関係者を事情聴取した。
安全管理をめぐっては、地元消防の担当者が仮設ステージ設置前に現場を訪れたが、
建物などの構造物がないため何も点検せずに帰った。
京畿道と城南市も現場がイベント開催時に申請や許可が不要な広場だとして
安全管理業務に関与しておらず、数千人の人出が予想されたイベントの
安全対策が皆無だった実態が鮮明になった。（共同）
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