14/10/13 22:58:31.65 lxKSQ0rG
>>897
62年に日本を訪問したリチャード・バトラー英副首相は「ある青年が万年筆とノートで
ウイスキー製造技術の秘密をすべて盗み出した」と述べた。竹鶴のことだ。
言葉は「オンリーワン」だが、結局は「コピー」だったという冗談性の抗議だ。
サントリーをやめた理由も「所信」よりも創業者の長男の2世授業が終わったからだった。
また、北海道に創業した会社も、実はウイスキー会社ではなくリンゴジュース会社だった。
実際、会社名「ニッカ」も「大日本果汁」の略字。数年後、リンゴジュースの商売が
うまくいかなくなると、在庫のリンゴを利用して蒸留酒を作り、
“ついで”に少量のウイスキーを作り始めたというのが「隠れた定説」だ。
日本の「成功神話」の多くはこのようにファクション(Faction)だ。
ファクト(Fact)にフィクション(Fiction)が適切に加味されている。
結果が良いため過程が美化され、このような「創造ストーリー」となる。
誇張を少し混ぜて表現すれば「捏偽変創(捏造+偽造+変造=創造)」だ。
ドラマ『マッサン』から中国のモバイル会社シャオミ(小米)が思い浮かぶ。
iPhoneのデザイン模倣はもちろん、社長までがスティーブ・ジョブズの服装を真似た。
しかし模倣力が競争力となった。シャオミはアップルだけでなくアマゾンなどすでに
成功した数多くの事業モデルを組み合わせて完全に自分のものにした。
中国式「新捏偽変創」だ。
問題はその成功ストーリーが恐ろしい速度で増えているという点だ。
なら、韓国はどれほど多くの「捏偽変創」を持っているだろうか。あまりにも高尚な
「創造経済」ばかり叫んでいるのではないだろうか。世の中は速く動いている。
中国の国慶節連休を迎え、中国人観光客で賑わう銀座の街で思ったことだ。
金玄基(キム・ヒョンギ)東京総局長
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