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【から(韓)くに便り】朴大統領への「目先の忠誠・利益」と国益
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産経新聞の加藤達也前ソウル支局長(48)が朴槿恵(パク・クネ)大統領の名誉を毀損(きそん)
したとして在宅起訴された。前任者として触れないわけにはいかないが、迂遠(うえん)な話から
入りたい。
朴大統領の父、朴正煕(チョンヒ)大統領時代の1973年に日本で「金大中(キム・デジュン)
拉致事件」が起きた。朴政権批判の反政府活動をしていた金大中氏の口を封じるため、韓国
の情報機関が東京で彼を誘拐しひそかに韓国に連れ戻した事件だ。
国際的に大問題になり「韓国はとんでもないことをする国」として非難が噴出した。国際世論の
悪化で朴正煕大統領は深刻な政治危機に陥った。
当時、朴槿恵氏は大学生だったが、79年に父が暗殺事件で亡くなった後、金大中拉致事件
の記憶について確か「事件の知らせに父は驚き怒っていた」と語っていた。
金大中氏拉致は情報機関つまり部下たちの“過剰忠誠”による犯行で大統領は知らなかった
というわけだ。部下が忠誠のつもりでやったことが結果的に上司の足を引っ張り、組織の利益
と評判を大いに落とすという見本のような話である。
その教訓とは「目先の忠誠や目先の利益にこだわると結果はろくなことはない」である。とくに
威勢のいい忠誠心、つまりカッコいい強硬論はいつも要注意だ。これは忠誠を誇示したい
部下はもちろん、忠誠を受ける上司にもいえる。
今回の産経前支局長在宅起訴事件に接しながら思いついたことだ。