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「日本共産党史」から消された「朝鮮総連」結成秘話
ジャーナリスト 林 玲
【5月25日、朝鮮総連(在日本朝鮮人総連合会)が、創立50周年を迎えた。
北朝鮮を支持する在日団体として、何かと話題になることが多いが、
かつての日本共産党との深い関わりを知る人は少ない。
日本革命を共に目指した在日朝鮮人のコミュニストの多くが、総連結成に参加したのである。
党史から抹殺された秘話をジャーナリスト林玲氏がレポートする。】
今では党史のどこにも書かれておらず、すっかり忘れ去られているが、
実は日本共産党は戦前から戦後にかけて、在日朝鮮人と共に歩み、大いに助けられた。
共産党と在日朝鮮人の関係を辿ってみよう。
1922年(大正11年)の創立時から、共産党は植民地解放の方針に基づき、朝鮮の独立を綱領に掲げた。
コミンテルン(共産主義インターナショナル)の方針で、1930年代以降、日本在住の朝鮮人共産主義者は、
日本共産党に所属した。ちょうど在米中の片山潜がアメリカ共産党に所属し、
在仏中のホー・チミンや●小平(●=トウ=登にオオザト)がフランス共産党に入党したのと同じである
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戦前から、日本共産党のもとに多くの在日朝鮮人が集っていた。
例えば、共産党系の労働組合の全協(日本労働組合全国協議会)は、
最盛時の1931年(昭和6年)ごろ、組合員数は3万人だったが、
うち3割を朝鮮人が占めていた。
1945年(昭和20年)、敗戦の年の10月、徳田球一ら共産党幹部が、府中刑務所を出獄した。
その際、
<歓迎 出獄戦士 万歳>
の幔幕を掲げ、熱狂的に出迎えたのは、数多くの朝鮮人だった。
その後、催された歓迎大会の会場を設営したのもまた朝鮮人党員である。
彼らが待ちわびていたのは、獄中15年の不屈の闘士、金天海であった。金天海は在日朝鮮人から
圧倒的な支持を集めていた。
その年の11月、共産党は再建の第一歩として、第4回党大会を準備するため、
全国協議会を開催する。全国から300人の代議員が東京・代々木の本部に集まり、行動綱領草案、規約草案、
日本共産党の当面の政策を採択した。さらに、1カ月以内に第4回党大会を開催することも決定する。
その準備委員に選任されたのが、徳田球一、志賀義雄、袴田里見、金天海、宮本顕治、黒木重徳、神山茂夫の
7人だった。この名簿順位は、当時の党内ランクを示している。
299:日本@名無史さん
11/08/22 22:43:37.29
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人権擁護法案推進議員一覧
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