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熊本県の水銀汚染
水銀中毒
水銀の化合物は単体の水銀よりもはるかに高い毒性を持つことが知られ、水銀を含む有機化合物では特に顕著である。
例えば、ジメチル水銀は千分の1ミリリットルの量でも死に至る神経毒である。
水銀は中枢神経・内分泌器・腎臓などの器官に障害をもたらし、口腔・歯茎・歯にも損傷を与える。
高濃度の、もしくは低濃度であっても長時間水銀の蒸気にさらされると、脳に障害を受け、
最終的には死に至る。水銀およびその化合物は、特に胎児や幼児に対して有毒である。
妊娠した女性が水銀に被曝した場合、発生障害を持った子供が生まれることがある(水俣病を参照)。
URLリンク(ja.wikipedia.org)
環境の現状
国立水俣病総合研究センターでは、水俣湾の環境調査を行い、年報を通して毎年研究成果を公表している。
平成24年度版の年報における「水俣湾水環境中に存在する水銀の動態とその影響に関する研究」では
”717 カットの底質試料の総水銀濃度平均値は6.2ppmで、表層のみの平均値は3.2ppm であった”との報告がある。
さらに、「底生生物及び底生魚の飼育試験による底質含有水銀化合物の移行に関する研究」では
”東京湾底質中の総水銀濃度が0.43 μg/gであるのに対し、水俣湾底質中では3.7 μg/gと他海域よりも高い値である”
と報告されており、今なお水俣湾の底質水銀濃度は東京湾の8倍以上高濃度で蓄積されていることが確認されている
URLリンク(ja.wikipedia.org)
水俣、消えぬ水銀の影 埋め立て地での管理続く
かつて水俣病を引き起こした水銀が、今も熊本県水俣市の水俣湾埋め立て地に眠っている。
水俣病公式確認から57年あまり。水質も魚も昔通りに戻ったとされる海だが、
埋め立て地の管理は今後も必要で、魚の風評被害も払拭(ふっしょく)されていない。
その公園の地下には、高濃度の水銀が埋まる。水俣病の原因企業チッソが垂れ流したものだ。
公園は、485億円を投じて1977~90年に県と国が実施した「公害防止事業」の
埋め立て地58ヘクタールの中にある。
URLリンク(www.asahi.com)
熊本県の水俣病関連で、少々コメントをさせて頂きます。
水俣湾にはいまだ400トンの水銀を含んだ土砂が埋立地に残されており、
いずれ湾内に浸出して来るのではと専門家に危惧されています。
水銀は気化しやすいということも含めて、この件も移住の参考にして頂ければと思います。
実際のところ熊本県に水俣病の汚染の影響がどれ位残っているのかは分かりませんが、
少なくとも農業県独特の農薬被害には気を付けるべきでしょう。
移住する場所を選ばないと、近所で大量の農薬散布をする度に被害にあってしまいます。
また、警戒レベルの高い活火山があるという点では、こちらも要注意です。
熊本の中心地は、米軍の原子力空母等が停泊する佐世保にも近めなので、それも頭の隅に置いておいて下さい。
URLリンク(shiawaseippai2525.seesaa.net)