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【幼年時代についての追憶(George Eliot)】
"The Mill on the Floss" の Book 1, Chapter 5 の最後。兄の Tom も妹の Maggie も
共に頑固な性格だが、何かと相性が悪い。とはいえ、二人は深い兄弟愛で結ばれている。Tom が
大事にしているウサギに餌をやるのを忘れて死なせてしまったことを理由に、Tom は妹をどうしても
許せない。とはいえ、ついには妹を許し、翌日には兄妹は一緒に池で釣りをする。Tom は13歳。
Maggie は何歳だろうか?今のところ僕にはわからない。たぶん8歳から11歳くらいのあいだだろうと
想像する。二人の仕草、考え方・感じ方・性格の食い違いがとても面白いし可愛らしいし、美しいし、
同時にその食い違いが哀しくもある。
食い違いながらも互いを大事に思う兄妹が共に池で釣りをしている様子を描き、幼年時代の追憶という
ものの大切さを綴った George Eliot の文章が秀逸。
These familiar flowers, these well-remembered bird-notes, this sky,
with its fitful brightness, these furrowed and grassy fields,
each with a sort of personality given to it by the capricious
hedgerows,–such things as these are 【the mother-tongue of our
imagination】, the language that is laden with all the subtle,
inextricable associations the fleeting hours of our childhood
lef