15/09/02 04:46:14.41 W3tJvuBZ.net
「埠頭駅定食」という言葉があります。
これは、野良猫の被害者が野良猫を駆除するために用いる、自動車のラジエーター不凍液を混ぜた毒餌の隠語です。
不凍液の主成分のエチレングリコールは有毒で、摂取した動物は、腎障害を発症して死ぬからです。
不凍液を用いた猫駆除方法は、欧米のみならず日本のインターネット上でも紹介されています。
不凍液の主成分であるエチレングリコールは有毒ですが甘くて食味がよく、猫犬は好んで摂取します。
日本の自動車用不凍液は、誤飲防止のために苦味成分が添加されており、その他にも防錆剤、消泡剤、酸化防止剤など、多くの添加物が含まれ苦味が強いため、動物に摂取させることが難しいです。
それらの添加物は、リンの化合物であることが多いです。
ヨーロッパの自動車不凍液は、環境問題からリン成分を添加することは許されていません。
そのために、リン化合物を含まない不凍液を用いることを前提とした欧州車は、
冷却系統の部品はリン化合物で腐食する可能性があります。
日本に輸入された欧州車でも、リン化合物を含まない専用の不凍液を用いなければなりません。
メーカー純正品以外でも、オートバックスがプライベートブランドの欧州車専用不凍液を販売しています。
国産の不凍液でも、欧州車用に製造されたものはリンを含みません(前出オートバックス社製の他、スピードジャパン社製のベンツ用など)。
また、ヨーロッパのメーカーが製造した汎用不凍液も(例えば英ホルツ社製)、リンを含みません。
そのような理由から、欧州車の不凍液は国産のものと比べれば、猫ちゃんが好んで飲む可能性が高いのです。