14/10/30 09:18:46.47 qQrJpw1E
>>119
映画業界批判にすり替わってるけど、
この作品の場合、たけしが批判するような商業主義で駄目になるタイプの産業映画(例えばガッチャマンとか)とって打って変わって対極で
監督陣や製作陣の独り善がりな作家性の振りかざしと自己満足が裏目に出て駄目になるパターンの映画(いわば同人誌・自主制作的な駄目さのオナニー映画)の方で
それはそれでプロとして駄目な方向の映画だし、決して褒められたもんじゃないと思うけど
当のたけしだって、観客が喜ぶ映画をプロとして作れる時と、自己満足映画で失敗する時の落差が酷いもんな(そしてたけしが自己弁護したいのは後者の時の自分)
商業主義でもなんでも、今の実写版るろ剣みたいに
「多くの人を楽しませる」方向へ振り切れてる方が、プロの映画屋としては立派な姿勢だよ
観客は金払ってんだもの
そして押井にそういう事がプロとして出来ない、出来てないだけであって
今の日本映画界にだって押井と違ってプロとして観客を楽しませる映画を作る能力のある人材はいっぱいいるし
成功例もたくさんあるよ
このパトレイバーだって、作る人間が違う人物たちならまったく方向性も変わっていただろうし
成功もしていただろう