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★中国が廃止してやったチベット土人の野蛮な刑罰と拷問★
出典:河口慧海『チベット旅行記』(1904年)の「第八十五回 刑罰の種類」
チベットの拷問の方法 はごく残酷である。またその処刑もごく野蛮の遣り方である。
獄屋というようなものも、なかなかこの世からのものとは思えない程の所で、
まずその拷問法の一つ二つをいいますと、先に言った割竹で指の爪を剥すとか、
あるいは石で拵えた帽子を頭に載せるという仕方もある。(中略)
それでも三百なり五百なり極めただけの数は叩かなければ罷(や)めない。もっとも
三百も五百も叩く時分には、半ばでちょっと休んで水を飲ましてからまた叩くそうです。
叩かれた者はとても病気せずには居らない。小便は血のような真っ赤なのが出る。
私はそういう人に薬を遣った事があります。またそのお臀(しり)の傷なども
よく見ましたが実に酷(むご)たらしいものであります。(中略)
刑罰の一番優しいのが罰金、笞刑(ちけい)、それから 眼球を抉(く)り抜いて
取ってしまう刑、手首を切断する刑。それもじきに切断しない。この両方の手首を紐で
括(くく)って、およそ半日程子供が寄って上げたり下げたりして引っ張って居るです。
すると仕舞(しまい)には手が痺(しび)れ切って我が物か人の物か分らなくなって
しまうそうです。その時に人の見て居る前で切断してしまうのである。(中略)
最も多いのが眼の球を抉(く)り抜かれた乞食、それから耳剃(みみそり)の刑と
鼻剃(はなそり)の刑、これらは姦夫(かんぷ)姦婦(かんぷ)がやられるので、
良人(おっと)が見付けて訴えるとその男と女がそういう刑に遇うことがある。(中略)
それから 死刑は水攻(みずぜめ) にして殺すんです。それにも二通りある。生きながら
皮袋に入れて水の中に放り込んでしまうのもあり、また船に乗せ川の中流に連れて行って、
そうしてそれを括(くく)って水に漬け石の重錘(おもり)を付けて沈めるのです。(後略)