11/05/11 01:35:22.25 tgxQm3/E
確かにコイサンに多いY染色体A系統の分布は、現在は東アフロィカの
スーダン辺りから、大地溝帯で遮られるように、その東側から
南アフロィカのナミビアやボツワナ付近の半砂漠地帯にかけ
分布しています。
これは知ってのとおり、中央アフロィカからのスーダン系、
バントゥー系のニグロォイドの南下により、現在の分布域に
押し込められたと見られています。
また、これとは別に、人類がチムパンズィーとの共通祖先から
分かれた最初の地点も東アフロィカ、また現生人種の
ホモ サピエンス サピエンスが生まれたのも東アフロィカ、
と診られてい、当地に最も古い人類の遺骨や人種が集中して
存在した(する)事は、非常に特徴的です。
ただしこのホモ サピエンス サピエンスが、最初はコイサンのような
形質をしていたのかは、怪しいところなのではないでしょうか…。
確かにニグロォイドやコーカソイドは、コイサンのような形質の
人々から変化したのかもしれませんが、ホモ・サピエンス・サピエンスも
そうですが、古い人種はむしろオーストロァルォイドのような、
より原始的な“猿っぽい形質”をしていたとされています。
という事は、遺伝子ではコイサンのほうが古い遺伝子を持つ人々で
あっても、あのモンゴルォイド髪の毛チリチリ版(笑)のような
形質の前は、あくまでオーストロァルォイドのような形質だったのでは
ないでしょうか…??
それともコイサン(ケイポイド)からオーストロァルォイドに
なった(!)のかな…?