11/01/25 11:20:48 2PcOI7ZtO
>>91-92
(帰宅した夫の言葉など上の空で、そそくさと書斎へ向かう夫の背中を見送る)
(……結局あれから連絡があったのは深夜の事だった)
(夫の不在中、盗聴器の可能性を考えていた…テレビでしか見た事のない盗聴器)
(夫の出張、顔見知りの警官の非番日…あれ程すぐにわかるのだろうか……)
(あの朝、夫が言っていた言葉を盗聴されていた…?)
(それはコンセントや電話器に設置されている事が多いと訊いた)
(カーテンを締め切ったままの室内…なるべく音を立てぬよう確認したが、
素人の自分には判らない)
(あの昔の画像は元彼が撮影したものだろう…まさか渉がこんな嫌がらせを…?)
(…ふと頭を過る)
(だとしたら隠しカメラもあるかもしれない……盗聴器より簡単に見つけられるかも…)
(そして家中をくまなく探していった)
(メールの着信…光る携帯モニターを目で追う)
(思わず洩れた溜め息…意味ありげに書斎のある二階を見上げると)
(先程受け取ったDMの束を握りしめ…)
(そして寝室へと歩を進めて……)
(届いた箱を隠すように押し込んだクローゼットに目をやると)
(ある場所を意識しながらも、次々とDMを指先で確認していき…)
(言われたものを手触りで見つけると同時にその封筒をビリビリと開封していく)
(これが電波を受信して動く?宛てて…って……)
(そのメールへ返信する事は出来なかった)
94:亜矢 ◆xg36qLLDHU
11/01/25 11:21:32 2PcOI7ZtO
お待たせしました。あまり食欲はないけれど……
ん、最近出来た駅前の…地下2階のイタリアンに行ってみたいです。
照明がほんのり暗くて内装も素敵らしくて……いいですか?
(地下なら携帯の電波さえ入らないかもしれない…そしてこの玩具の電波も……)
(自身の事を心配しているようで、してくれてはいない夫)
(書斎パソコンのネット履歴になぜ同じ出会い系サイトが…?)
(あのフォルダは何?寝室の隠しカメラはあなたが…?夫の悪戯ならどうして?)
(訊きたい事も訊けぬままに……アンサンブルのうえからコートに袖を通して)
(ブーツを履くとツイードのスカートが揺れる)
(玄関ドアを開けると黄昏に染まる雲が瞳を染めていた)
【次第にやさぐれていきます。亜矢の性格はこんなので大丈夫?】
【落ち着いた大人しい女性にしているつもりなんだけど…】
【追い詰められるとまたまた豹変するかも】
95:啓輔 ◆9bnx/AkPrEe9
11/01/25 17:11:52 sTDsNqjC0
>>93-94
このビルの地下2階か…私は初めてだが、亜矢は誰かと来たことがあるのか?
食欲がそんなにないのなら…コース料理は止めておくか。
パスタとピザ、このパエリアが美味そうだな。それにイタリアンサラダ…ワインでも貰うか。
そんなんでいいか?食べたいものがあるなら注文するといい。
(薄暗い照明の中、黒服のウェイターがにこやかに迎え正方形のテーブルへ…)
(椅子を引かれ隣り合うように座ることを勧められ従うように腰をおろして)
(キャンドルの灯りが、ほんのりと頬を染めるように揺らめいていた)
こんな地下だと携帯の電波なんて入らないだろうな。
今夜はゆっくりと亜矢と食事を楽しみたかったし、それに中々洒落た店だ。
パスタって美味いんだが、どうもスプーンを使って食うって苦手だ。
かといって蕎麦とか食うみたいにズルズルすするってわけにもいかないし…
その点ピザってのはいい。手掴みで食うようになってるからね。気取らなくていいってのは助かる。
(形ばかりのテイスティングをしたワインがグラスに注がれ、それを軽く触れさせて)
(大皿に盛られたパスタを互いの皿に取り分け……)
どうした?未だ心配事でも?居ない間、神経を張り詰めてたんだろ?飲んで忘れるといい。
モーゼル地方の赤ワインらしい。ドイツワインっていうと白が定番だが赤ワインもあるんだな。
凄く飲みやすい。飲んだ方がよく眠れるし疲れもとれるだろう。
もし、歩けなくなったら…オンブしてやるから心配するな。
(普段は言わない軽口…それはワインの酔いのせいばかりではなく)
(スーツの内ポケットから気づかれないように取り出した小さな黒い物体)
(それを指先で確かめながら…スイッチを入れて切ってと何度も繰り返して)
(それは亜矢が指示に従っているのかを確かめるため…)
(キャンドルに照らされ、ほんのりと染まった顔を見つめながら)
【大丈夫、しっとり奥様って感じだし。もっと引っ張ろうと思ったけど…ちょっと限界かな】
【ってことでストーカーは啓輔…で、家に帰って拘束かな】
96:亜矢 ◆xg36qLLDHU
11/01/27 10:36:51 uSKIHgK4O
>>95
(丸みを帯びた肩へ何かが触れたその瞬間ビクンと肩が跳ねてしまい…)
(驚いて振り返るとウェイターが自身のコートに手を伸ばしていた)
(理解すると同時に慌てて頭を下げ、されるがままにすうっと身をよじる)
(動揺を誤魔化すように長い髪を耳に掛けながら、ゆったりとした動作で腰をおろして…)
(テーブルの間隔が広く取られた店内…右隣には夫、その遥か先には出入口が見えていた)
隣の早坂さん夫妻がオープンした日に足を運んだそうです。
私はまだ…あなたとが初めて。
美味しかったお料理も訊いていたんですが…今思い出せなくて。
……ありがとう、それだけで充分です。
(言葉も控えめに…目を伏せたまま口元にはぎこちない笑みを携えて…)
(飲み慣れぬアルコールを口元へ運び…するとすぐに頬が色づいていく)
ええ、本当に素敵なお店。
地下じゃなく見晴らしのいい最上階にオープンすれば景色も楽しめたと思うんですが……
あまり気にした事はないですけど、全てのパスタにスプーンを使うのは…ってききます。
けれど食事のマナーよりその時間を…その料理を、共有して楽しめる方が…嬉しいかな……
97:亜矢 ◆xg36qLLDHU
11/01/27 10:38:07 uSKIHgK4O
………っ…
(いきなり震えだした秘所の玩具…与えられる僅かな刺激にギュッと瞼を閉じ、唇を強く結ぶ)
(客の出入りをさりげなく確認していたが…訪れる客に単独者はいなかった)
(その振動音が大きく響いている気がして…周囲に気づかれてはいないかと気が気ではなくなり…)
(それを自身の声で打ち消そうと、乱れゆく呼吸の…絶え間ない微かな快感の合間から
ゆっくりと言葉を紡いでいく)
…ドイツワイ、……ンの赤って……っ、他に比べ……て色が薄…いことくらいしか……
……っ…ち、知識もな……く、て、ごめ…んなさい。
…………ッ。
(堪え切れずに再び唇を結ぶ…次第にその刺激が甘さを含み、そしてもどかしさを生み出し…)
(夫の視線…まるで観察するようなその眼差しを見返す事が出来ずに)
(秘所のヌメリを感じるその頃には、余韻だけを残し…それが動きを止めて……)
はぁ…はぁ……
(小さくさせた身体…呼吸する都度、僅かに肩が上下して)
(手に持つグラスのなかを…飲めぬアルコールをグッと飲み干していく)
(限界間際で幾度も止められては、油断した頃に動き出す玩具…)
(身体の火照りは増す一方で…)
(空腹でのアルコール、ここ数日の睡眠不足も手伝ってか、)
(見えるもの全てが次第にぐるぐると回り始めてしまい…)
あなた…気分が……
(夫に寄りかかるように寄せた身体)
(下着だけては受けきれぬ愛液がそのスカートを微かに汚していた)
【了解。えと、昏睡プレイしてみたいかも】
【ダメなら次で調整するね】
98:啓輔 ◆9bnx/AkPrEe9
11/01/29 09:53:30 aFRulpAO0
>>96-97
人を良くするって書いて食べる…食事ってことだね。気詰まりな食事ほど不味いものはない。
こうやって亜矢とゆっくり出来る時間をもっと持たなきゃいけないな。
そうだね、一般的な赤ワインより淡い色してる。色だけみてるとロゼワインって感じだね。
味も重くないしスッキリしてる。
(途切れ途切れに発せられる亜矢の声に気づかないふりをしながら…)
(ランダムにスイッチを入れたり切ったりを繰り返してゆく)
ん?どうした、気分が悪いか?あんまり飲めないのに私が無理に飲ませたからかな。
タクシーを呼んでもらおう。立てるか?私の腕に掴まるといい。
(掌のスイッチを一端切り、立ち上がらせ腕を掴ませて会計を済ませて…)
大変美味しかったんだが、妻がちょっと酔ってしまったみたいだ。
悪いがタクシーを呼んでもらえないだろうか?
いや大丈夫だろう。そこのソファーで待たせて貰うから…
(テーブルが空くのを待っている若いカップルや食事を終えた家族連れが懇談している)
(その中心の席に亜矢を座らせて……)
冷たいミネラルでも飲むか?そこの自販機で買ってこうよう、ここでジッとしてなさい。
(階段の横の隠れたスペースにある自販機コーナ、ソファーに座る亜矢からは目視出来ない)
(十分電波が届くその距離で、今まで弱の設定だったのを強に切り替えて…)
気分が悪くなったんじゃない、我慢出来なくなったんだろ?
そこでイけよ。赤の他人の真ん中で、しかも自分で仕込んだローターで…卑猥な顔を見せてやれ。
99:啓輔 ◆9bnx/AkPrEe9
11/01/29 09:54:06 aFRulpAO0
「お待たせしました。タクシーがまいりました」
「お手伝いしましょうか?」
ん?ああ、ありがとう。そうだね、そうしてくれると助かる。
君に支えて貰うのは気が引けるし、妻も気を使うだろうから、荷物だけお願いします。
それにタクシーに乗せるのを手伝って貰えないかな。
(亜矢のバッグをウェイターに持たせ、亜矢の腰に腕を回して抱き抱えるようにして)
(エレベーターに乗り込んでゆく)
(静まりかえったエレベーターの中、低いモーター音が聞こえてくる)
(ビルの前に停車しているタクシーに先に乗せて…)
運転手さん?申し訳ないが、あまりスピードを出さないでゆっくりお願いします。
眠いのなら横になるといい。私の膝に頭をのっければ、そうそうその方が楽だろ?
(そう言うと亜矢の肩を掴んで強引にシートに横倒らせ、既に屹立した股間に頬があたるように)
(静かな車内…微かなエンジンの音に混じりモーター音が響いていた)
【ゴメン、確定入れた】
【昏睡プレイか…覚醒はしないけど時々目覚めての方がやりやすいかも】
100:亜矢 ◆xg36qLLDHU
11/02/02 17:20:34 694GDtgIO
>>98-99
(テーブルクロスのした…ブルブルと震える玩具に腿をギュッと閉じ、膝を交差させて…)
(快感をもたらすそれが動きを止めるその頃には、夫へ寄せた身体がフワリと浮くような感覚がして)
(と同時にストッキングの食い込みが玩具と共に増してしまい……)
んぁあ……や、ダメ…っ
待ってくだっ…はぁはぁ…
(ぷっくりと腫れた陰核…痺れが残る秘唇から垂れ落ちるヌメリが静かに腿を濡らしていく)
(酔いがまわり朦朧とする意識のなか、夫に支えられながらも不自然な歩き方しか出来ずに…)
(再び身体が何かに沈む感覚がすると同時に、その背もたれへと色づく頬を預けて)
(意識があれば先程より近くの人の気配、そしてその話し声も聞こえただろう)
(だが…周囲に気を配る余裕すらなく、自身の傍から夫がいなくなった事さえ気づいていなかった)
んん……あ……っ…はぁ、ぁ、ああ…いやっ
ヤ…ぁ…わた…る、やめっ……んんぁぁ
ダメ…ヤ、ダメ…わた、渉、渉……!
あ、あっあっああっ、イッちゃ…イク、イク…ぅ…!
(強さが増した振動に腰を浮かせ、スカートのうえから脚の間を両手で押さえて…)
(ブーツが床を掻くと同時に息つく間もなく大きな痙攣が襲う)
(周囲から向けられた眼差し、不意に静まり返る空間…好奇や侮蔑が入り交じる視線に晒され……)
(乱れた髪が赤く染めた頬を…瞼を、サラサラと擽っていた)
101:亜矢 ◆xg36qLLDHU
11/02/02 17:21:41 694GDtgIO
ん…はぁ……はぁ……
あ、あ…っ、わ…たる……
も、ダメ…んぁ…あっ、あ…
(汗ばむ肌を外気が撫でていく…タクシー独特の香り)
(一度果てれば敏感さを増す身体…既に幾度達したのか…)
(だが…浅い快楽ばかりで決して深いそれを与えられてはもらえずに……)
(満たされぬ身体の…その奥深くがヒクヒクと疼く)
(身体を丸めたそのした…もう片側の頬へ何か硬いものを感じると同時に)
(瞼がピクンと反応し…僅かに首を揺らす)
(スーツのズボンのうえから、柔らかな唇で触れゆっくりと下唇を滑らせていく)
(徐々にはむように唇を動かす…その硬さを確かめるように時折そっと吸いつき…)
(秘所がマヒし与えられる振動に物足りなさを感じるその頃には)
(自身のスカートのなかへと指を潜りこませていく)
(充血した秘裂を指先でなぞり、震える玩具をグッと押さえて…)
(夫の膝へと寄せた胸のふくらみが自身の重みで形を変える)
(覚醒していればタクシーの運転手の視線に気がついただろう)
(そして普段人目に晒さぬ腿を慌てて隠していただろう)
(泥酔する意識が快楽のなかを漂い…それすら出来ずにいた)
【遅くなってごめん。週末インフルエンザ貰ってきてた。もう大丈夫かなorz】
【確定は仕方ないよ、置きだもん。私も自分の都合の良いように入れてるし】
【それでも助けてくれるから安心してる】
【夫には口淫ない設定だったよね。夫をストーカーだと感づいているが確かめられない】
【そんな感じで進めてるつもりなんだけど…覚醒して確信したら夫に嫌悪感いっぱいで】
【思いっきり拒絶の方向で考えてる。好みあったら教えてほしいかも】
102:啓輔 ◆9bnx/AkPrEe9
11/02/07 17:32:03 TbpO0g3w0
>>100-101
あ、ここです。ここで…じゃ、これで。
ほら、起きろ、着いたぞ。飲み慣れないお酒を飲んで酔ってしまったみたいで…
じゃ、これで…あ、お釣りはいいです。無理を言いましたんで…ええ、面倒かけました。
申し訳ないんですが荷物だけ持ってもらえないでしょうか?
(車内に響く微かなモーター音、雌独特の淫靡な香り…シートに横になっているだけではない不自然な動き)
(ルームミラーで何度も見ている運転手…見せつけるようにスカートの中の亜矢の手に自分の手を重ねて)
(それでも濡れた秘裂に触れることなく、亜矢の動く指先をその動きを確かめていた)
(亜矢の唾液で濡れ、染みがついたかのように色を変えたズボンの股間…)
(バッグを持った運転手を従え玄関のドアを開け、亜矢のブーツを脱がせようと)
(不自然に両脚を大きく広げさせ運転手の視線の先には)
(濡れた亜矢の下着がストッキング越しに玄関の灯りで照らされていた)
(そのまま寝室まで引き摺りベッドに寝かせて、引き出しからデジカメと)
(伸縮するステンレス製の棒状のものを取り出してストッキングと下着を脱がせ両脚に装着して)
(クローゼットから亜矢が捨てられないでいたバイブを取り出し秘裂にほんの少しだけ挿入してゆく)
(鼻歌を歌いながらスーツの上着をハンガーに掛け、キチッと結んだネクタイの結び目と首の間に)
(人差し指をかけグイッと引きながら、左右に首を小さく振って緩めてゆく)
(十分緩んだタイの結び目を片手で軽く掴み、反対の手で細い部分を掴み結び目から抜いてゆく)
(結び目のほどけたネクタイで、亜矢の両手を頭の上で縛り上げてゆく)
103:啓輔 ◆9bnx/AkPrEe9
11/02/07 17:32:47 TbpO0g3w0
そろそろ起きてもらわないと面白くないな……
いつまでも元カレに抱かれてる夢を見てないで現状を認識しないとな。
さてさて目覚めてこの顔に浮かぶのは俺への嫌悪感か、それとも亜矢の本性か…
夫が妻のストーカーだったなんて誰にも言えないよな。
しかも妻の裸を平気で晒すことの出来る夫、それで興奮するなんてショックだろうな。
(自販機で買った冷たいペットボトルのお茶…キャップを捻り亜矢の口へ中身を注ぎ込んでゆく)
(口の端からダラダラと飲みきれないお茶が零れて喉から胸元を濡らしてシーツに染みていった)
いい眺め…破れた服を着たまま縛られて、脚はM時に固定されバイブまで挿れられて…
夫におもちゃにされる妻…思いっきり抵抗して俺を軽蔑して堕ちろ。
俺に泣いて頼め。抱いてくださいってな。
(亜矢のコートに付けていたICレコーダーを取り外し録音されている亜矢の喘ぎ声を確かめていた)
(アンサンブルに挟みを入れ豊かな胸だけが露わになるように切り破いてゆく)
(部屋にはバイブの音と布が破れる音が響き亜矢の淫靡な雌の臭いが充満して…)
(手にしたデジカメで一つ一つの動作を余すことなく映像に残してゆく)
【ネクタイの仕草はサービスな】
【そ、口淫はないから強制的にやってもらおうと思ってる】
【ちょっと状況説明が多すぎだけど昏睡プレイだと思ってくれ】
【拒絶は了解。堕ちる局面は任せるけど、媚薬みたいなのも使うか?】
104:亜矢 ◆xg36qLLDHU
11/02/09 14:05:24 SgU9qz7PO
>>102-103
ん………
(低い声が聴こえる…玄関へ置いた芳香剤の香りが鼻先を擽るが小さく首を振るだけで…)
(寄りかかるように自身の背を夫に預けて)
(折り曲げられた両膝…ローターのせいでいびつに盛り上がる白い下着が愛液で透け…
よじれたそれは秘所のすべてを覆い隠してはいなかった)
(ベッドへと沈みこんだ身体…下半身の締め付けが無くなっていくような開放感を覚えると同時に
ひんやりした物が肌に触れて、無意識に身体が跳ねる)
あ…んんはぁ、あっ…あ……
んうう、はぁ、ああ…ああぁっ
(熱を帯びた秘裂にゴムのような柔らかさと冷たさを感じると腰を浮かした)
(だが、欲した身体の奥まで挿れては貰えずに収縮を繰り返すカベ…
トロリとした愛液がお尻のほうへと流れていく)
(切なげに声を洩らしながら脚を閉じようとしたが閉じれぬままに…浮かした腰をもどかしげに揺らす)
(咄嗟に脚の間へと両手を伸ばそうとしたがそれも叶わなかった)
うう…んっ
(ピタリと閉じているとは言いきれぬ唇…肌の熱を奪い流れていくその冷たさに閉じた瞼をしかめて
二の腕で上気した顔を覆い…濡れた口元を拭う)
(そして朦朧とする意識のなか、うっすらと瞼をひらいていった……)
(誰かが自分の服を破いている…臀部を隠す下着とお揃いのブラが白い谷間を作っているのが
見えたその瞬間、それを隠そうと両腕を動かす…自由が効かぬ腕、ハッと息を飲む)
(身体に感じる先程とは違う振動に気がつくと腰を引き起き上がろうと身体を動かしたが
頭痛が走ると同時に、思うようにいかぬまま同じ箇所へと戻るだけだった)
105:亜矢 ◆xg36qLLDHU
11/02/09 14:06:36 SgU9qz7PO
………あ、あなた?
(呟くように訊ねた言葉にアルコールの香りが混じる)
(状況を理解しようにも言葉さえ出てこない…)
う…んっ……
(とろける程柔らかくなった秘所へ与えられる振動に身体を震わせ…口を結ぶ)
(バイブの振動音へシャッターの音が重なる寝室…見開いた瞳で夫を目で追う事しか出来なかった)
【あ、そのサービス嬉しい。ありがとう】
【薬物系はパスさせてほしいかも。でもしたいなら合わせる】
106:啓輔 ◆9bnx/AkPrEe9
11/02/10 17:37:33 Z0PjK4l80
>>104-105
やっと目が覚めたか…どうだ気分は?
元カレに抱かれてる夢でも見てイって喘ぎ声をあげてたな。
それもレストランのウェイティングの席で人目も憚らずに…大きな声で。
ウソじゃねーよ。ほら、これって亜矢の声だろ?
(手にしたICレコーダーのスイッチを入れて、亜矢の耳元でボリュームを上げて)
自分の喘ぎ声を聴いた感想は?俺的には素晴らしいね。
わたる?渉って誰だ?あ、そっか、渉ってのが元カレか。
周りの人はどう思ったんだろうね。こんなとこでオナニーしてるんじゃ…って思われたかな。
でも、実際そうだったんだよね。
タクシーの中でも俺のを渉のと間違えたんだろ?俺のを咥えたことってないよな?
渉のは咥えたんだ。咥えて口いっぱいに頬ばって舌で舐めたんだろ?
自分でローターを仕込んで俺と食事をしながら快楽に耽ってるなんて…変態だな。
見ず知らずの男達からの電話やメール、ホントは喜んでたんだろ。
送られてきたバイブでオナニーしたのも、イヤだって言いながらも試してみたかった。
ああ、そうさ。出会い系サイトに登録したのもメールで命令したのも俺。
いいね、その貶むような表情。もっと写真撮ってやろう。
そうそう、分かってるね。その横を向いた表情、いいねー。
ちょっとブラが邪魔かな。もうちょっと胸を見せた方がみんな喜ぶかもな。
(破いた服から露わになった白いブラ…その中央を手にした鋏で切って)
(白い胸の膨らみをかろうじて切り取られたカップが引っかかって隠している)
107:啓輔 ◆9bnx/AkPrEe9
11/02/10 17:39:12 Z0PjK4l80
さーてと、そろそろ亜矢の大事な所のアップを撮らなきゃな。
いい具合に大股広げて、見てくださいって言わんばかりだねー。
先っぽだけ挿ってるバイブの具合はどうだ?もっと奥まで欲しいんだろうな。
このシーツのシミは亜矢の愛液か?
そうだ、この愛液を袋みたいなのに入れて限定プレゼントしちゃうか?
あの出会い系サイトにフリーメールのアドレスを貼って先着何名にプレゼントってさ。
副賞として名前を呼びながらオナニーしますって入れたらどうかな。
大量のメールがくるかもよ。
「わたる」って名前のメールもな。楽しみだね、亜矢ちゃん。
あっ、いのがあった。このフィルムケースに入れちゃおうかな、亜矢の愛液を。
ほら、もっと気持ちよくなって濡らさないとプレゼント出来ないよ。
どうしたらもっと濡れるのかな?教えてくれないかな。
渉には教えたんだろ?俺にも教えてくれよ。
こうやってここにバイブをあてるとどうなちゃうんだろうなー。
(サイドテーブルのパソコン、「亜矢」の画面を開いて更新してゆく)
(亜矢の秘裂にほんの少しだけ挿入されたバイブ…それをグリグリと動かして)
(奥深くまでは決して挿入せずに……言葉で嬲り続けて…)
【了解。薬物は止めとこう】
【やっぱ変態っぽくなったなー、展開で無理があれば言ってな】
108:亜矢 ◆xg36qLLDHU
11/02/15 15:13:10 WIv6HB7/O
>>106-105
………うっ…
(下半身がマヒしているような…熱をもちジンジンと痺れているような感覚)
(それでいて、どこかもどかしく…焦らされているような感覚が色を帯びてくると吐息を洩らした)
(白ばむ視界…身体へまわる酔いや眠気に、意識を手放しそうになりながらも)
(指先で瞼を擦ろうとして…だが、頭のうえから両腕を下ろせぬままに…)
(思うように力の入らぬ身体…精一杯にそれを引いたその瞬間こめかみや手首に痛みが走る)
(自由がきかぬ身体、縛られている……?夫から投げ掛けられる言葉に耳を傾ける余裕さえなく…)
(すると、耳のすぐ傍で自身の甲高い声が聴こえ始めて……)
(こ…れ…わたし?わ…たる?)
………いやあっ…
どうして………
(…こんな事をするの?普段、穏やかな夫から考えられない言動に途中から声が消えていく)
(髪を揺らし真っ赤に染まる顔の背けて…胸元へと宛てられたハサミにギュッと瞼を閉じ)
(その冷たさに身体を強張らせて……)
(胸元の締めつけがなくなったと同時に胸の膨らみが左右へ揺れる)
(過敏になった肌…硬くなった胸の先端が切られたブラを押し上げ…)
(すべてが露わになる事を恐れ、指先を強く握りしめる事しか出来なかった)
109:亜矢 ◆xg36qLLDHU
11/02/15 15:13:55 WIv6HB7/O
…っ……い…や……
お願い…あなた……やめ、……、…ださ……い。
(閉じられぬ脚の付け根までずり落ちたスカート、足首にかかる下着…
動こうとすればする程に腿が小さく痙攣する)
(懇願するように夫へ向けた眼差しに羞恥と困惑の色が陰り…)
(自身へ向けられた夫の感情にどう向き合えば良いのかわからなかった)
あっ…!
んん、いやっ……あっ、あ…お願っ、はぁあ…ゃ…っ。
う…んう、あ……んっ、んん…はぁ…いやぁぁっ。
い、嫌なの!イヤ。見ないでっ、お願い、見ないでえぇ…!
(乱れた自身を見られたら…「女」を見せたら嫌われるかもしれない、そんな想いに顔が青ざめ…)
(夫から投げられる言葉の意味を半分も理解していなかった…)
(意識がまどろむなか、理性を保とうと必死に声を張り上げ懇願するが)
(秘所から溢れる快感…熱くなったヒダが意志とは逆に動かされたバイブをきゅうきゅうと締めつける)
啓祐さ…んッ、はぁ…はぁ…ごめ…んぅっ、なさ…い。ご…めんな…さい。
お願…いっ…も、うやめ…ッ…て………
(不規則な呼吸…上半身を揺らして暴れたせいだろう)
(その胸元が露わになっている事さえ気づいていなかった)
【今のところ大丈夫かな。気を遣ってくれてありがとう】
110:啓輔 ◆9bnx/AkPrEe9
11/02/16 16:41:13 5VNPXdsE0
>>108-109
聞こえただろ?「わたる」って言ってる自分の喘ぎ声…
俺の聞き違いかと思ってさ、亜矢に聴いてもらったんだが…間違いじゃないんだ。
「わたる」って誰?俺じゃなくて何で「わたる」って言う?絶頂の瞬間にさ。
(耳元に押しつけたICレコーダーから洩れる喘ぎ声…何度も何度も繰り返し再生して)
(秘所に挿入されたバイブが溢れ出る愛液に妖しく光って)
(それを手にしたデジカメでフラッシュを焚きながら映像に収めてゆく)
いいね、亜矢…写真に撮られるから締めてるんだ。サービスしてくれてるんだ。
違うの?縛られて気持ちよくって締めてるって?
ふーん、夫に拘束され焦らされて「わたる」って誰だか知らない男の名前を呼びながらイってしまう妻か…
おっ!もうこんなにメールが来ちゃってる。
なになに…
「亜矢さんの愛液ください」「もう二回抜きました」「動画をお願いします」だってよ。
「わたる」って名前は…まだ無いみたいだね。
(送られてくるメールの何通かを開き読み上げてゆく間にも新着メールが大量に届いて)
(そのどれもが同じような内容、同じ人物が何通も送っていた)
111:啓輔 ◆9bnx/AkPrEe9
11/02/16 16:42:36 5VNPXdsE0
動画が欲しいってリクエストが多いね。亜矢のここがバイブを締めてる様子をアップするか…
ついでに愛液を取ってるのも撮らなきゃな。プレゼントに偽りがあっちゃいけない。
JAROに通報されちまう。
(パチンと何本かのフィルムキャップを開けてカメラを固定し挿入されたバイブを動かして)
(秘裂に指先を添えて愛液を掬い取りフィルムキャップの中へ……)
うーん…ちょっと足りないかな。もっと濡れてもらわないとなー。
亜矢?こんなバイブじゃダメか?指の方が欲しいか?
それよりも「わたる」のじゃないとダメか?
俺に見られるのはイヤ、でも「わたる」には見せたんだろ?何度も何度もな。
(大きく開いた脚の間に顔を入れ秘所に息がかかるくらいの距離…)
(目の前のヒクヒクと蠢く秘裂…ムッとするような雌の臭いに股間はいきり立っていた)
「わたる」のはしゃぶってたんだよな…口いっぱい頬ばって舌で舐めてさ。
俺のはしゃぶったことないってのに、「わたる」のは飲んだことあんだよな?
(いきり立った肉棒を取り出すと、その先は先走りが滲んでいた)
(それを掴むと亜矢の唇に先走りを擦りつけてゆく)
ほら、口開けろ…舌出して舐めろ。俺のは一回も咥えたことないよな。
イヤでも咥えさせてやるがな。
112:亜矢 ◆xg36qLLDHU
11/02/21 11:50:50.01 EH+3u3sGO
>>110-111
………
(夫の元カレと発した言葉、間違えて咥えた…?畳み掛けられるように
投げかけられていくが思考がついていかなかった)
(尚もまだ問いかけられるが…出会い系サイトへの登録、卑猥なメールの原因が
夫であろう事はうすうす察していたが…それが何から来るものなのか理解できていなかった)
(過去への嫉妬……?タガが外れたような夫の言動、底知れぬ憎悪を感じて
瞬時に肌に粟のような細かな粒が浮き出る)
(その恐怖で謝る事しか出来ぬままに…その姿を次々にカメラへと収められていく)
…な、何してる…んですか?
そのパソコン…で何をし…てる、んですか……
や、ぁ…やめて!撮らないでっ。
お願い…もうやめてっ。
ごめんなさい、もう何も聞きたくない。
そんなメール読まないで、もう何もいわないで、お願いします。
……いやっ、イヤぁ…ッ!
(声が涙で溢れていく…どうしたらこの夫の行動を収められるのか)
(考えられぬ行動にパニックを起こして……)
(秘所に感じる生あたたかな息遣い、手首に食い込むネクタイ…その痛みに眉を歪めて…
何度も何度も腰を引き脚を閉じようとするがどうする事も出来ぬままに…ベッドを軋ませていた)
113:亜矢 ◆xg36qLLDHU
11/02/21 11:51:27.51 EH+3u3sGO
んっ…う……?
い…っや………う、んんっん。
(閉じていた瞼…不意に感じた口元への感触に大きく目を開く)
(乾いた唇にヌメリを感じる…咄嗟に顔を背け頭を左右に揺らして…)
(その拍子に長い髪が涙のあとへ寄り添う)
……できません。
でもそれはあなたが嫌いだからじゃなくて…啓輔さんが好きだから。
夫婦としてこれからを一緒に過ごすのなら…もうやめてください。
お願い、普段のあなたに戻って……?
(掌に食い込む爪…秘口からの快楽に抗うように指先をまるめ、諭すようにポツポツと言葉を紡いでいく)
(その一方で以前のトラウマが生み出した心の壁はより一層強くなっていた)