10/06/17 23:35:45 flt/fPx00
そう、俺だっ。
だけど愛なんて…そんな訳、無いだろ?!
(後輩へ、とじりじりと小さな歩幅で近寄って行きながら。其れなりに愛らしい仕草見せたり笑みを零したりとする相手の言葉耳にするなり声を大きくしてしまい、その声は狭いビル間の路地に響いて)
(靴音立てて此方へと寄る相手を見れば、びくりと一瞬肩跳ねさせて半歩退く。高々半歩退いただけで、神無から距離を置くという訳にはいかなかったけれど)
(相手が下着、と口にすれば。)
どうぞ、……ってっ…
っ、寄るな悪魔っ…これが見えないのかっ…
(こちらに目を合わせて顔を寄せてくる相手に対して銀十字を突き出す。学園の購買で仕立てたそれの効験なんて本当に怪しいもので)
(此方の瞳覗き込む相手の顔が近づくだけ自分の顔を後ろへ、後ろへと逃がしていきながら)
(免疫が薄いのか、頬をやや赤く染め。相手の視線から逃げるように逸らした目線は相手がその下半身へ纏う服へと降りていく。)
(彷徨う目線はそのシッポとやらを至極気にしている様子。後ろへ後ろへ、と狭い路地を退っていく)