09/01/25 19:46:15 4qK4/RYJ0
怒涛のように過ぎた年末が終わって新しい年を迎えた。
毎年、元日に初詣をしてる俺は今年初めて妹を伴って近くの神社にお参りに行った。
妹と並んで、どうか妹がAVに出ませんようにと神様に願掛けした後で、帰宅しようと
家の方に足を向けて歩き出したら、妹が俺が羽織ってたコートの袖の部分を掴んで
兄貴、あの夜のこと覚えてる？と、俺が忘れようと躍起になっていたことを口にした。
当然鮮明に覚えるから妹に覚えてるよと答えると、中途半端は嫌だよ、半端なままで
終わった、あの日の夜の続きを求めるかのようなことを真顔で喋り始めた。
正直、妹の真意を図りかねてたので妹の方から話題を振ったのを機に場所が場所だけど
その場で今の気持ちを尋ねてみると、自分でもよく分からないけど証が欲しい、
頭の中がモヤモヤして胸が苦しい、自分がこんなこと考えるなんて信じられないと言う。
それに続くように、兄貴の方はどうなの？と聞いてきたから、俺は今の自分の気持ちを
包み隠さず正直に、思わないわけない、俺も同じだよと、妹に打ち明けた。
言うだけ言ったら、かつてないほど頭が混乱してしまって、後の記憶が飛んでるけど
気付いたら神社の境内を出たところで妹とキスをしてた。