08/09/04 06:20:09 nNQtS4Kj0
母が「私には高校生と中学生の息子と娘がいてね」
「あなた達とおなじくらいの兄妹なんだけど」
などと錯乱気味に話し始め、妹は声もなく泣き、私も体中の力が抜けるような気分でした。
妹は半分怒っているような感じで息が荒く、私は落ち着かせようと妹を抱いて背中をさすりました。
それから、妹は精神的に不安定になると過呼吸のようになるのでその度に私は妹を抱いて背中を
さすりました。妹は必死なのですが、私はむしろ妹を抱いていること、その空間に母がいることが気になり、
背中をさするだけにしたこともあるのですが、妹は抱きしめて欲しいと、頭を私に預けてきました。
あるとき、妹が荒い息をわたしの鎖骨に吹き付けながら、強く顔を私のほほに寄せてきました。
これは言い訳がましいのですが、その時私は、ああ私たち家族はもうだめなんだな、という深い絶望を
感じて、妹の悲しみに恐ろしいほど強く同調しました。そのとき、私はなぜか急に激しく勃起しました。
鎖骨をなでる妹の息に鳥肌が立ち、薄手のジャージズボンがもそりと音をたてるほど勃起し、すぐに妹は
それに気付いたようでした。しばらくうつむいていた妹が顔をあげ、「それもいいかもね」と私の目を見て言いました。
今にして思えば、これが肉親のつながりなのかな、とおもうほどなめらかに強いキスがどちらからともなくはじまり、
ひたすら我を忘れて唇を吸いあいました。
何分ほどそうしていたのかまったくわかりませんが、我にかえって母を見ると、母はじっとこちらをみていました。