11/01/31 21:27:12 +lYNDMzw
冴花の評判悪いみたいだな
22:名無しさん@ピンキー
11/01/31 21:29:18 7D+Fnk81
ああん?
23:名無しさん@ピンキー
11/01/31 21:33:04 +lYNDMzw
ああん?(笑)
24:名無しさん@ピンキー
11/01/31 21:36:02 xdDVqmbm
>>18
お前の書いてる内容ってさ、完全にスレ違いなんだよな。
ここはパワポケエロパロスレだ。スレタイを100回声に出して読め。
25:名無しさん@ピンキー
11/01/31 21:40:21 WugwRqQB
このスレの自治厨と通報厨は全員キモいな
26:名無しさん@ピンキー
11/01/31 22:43:02 5tQXiLOJ
>>10
今更ながら乙です。
ゆらりのデレってなんかくるものがあるなあ。
あとパワポケは固め打ち率が高い気がする。
27:名無しさん@ピンキー
11/02/01 00:17:00 F/nnqi5K
彼女のイベントで内野安打手に入るより固め打ち手に入るの方がどこかいやらしさがある気がする。
28:名無しさん@ピンキー
11/02/01 00:19:18 fqlCsAQD
連打○とかチャンス○とかもなあ
スタッフはいつも限界に挑戦してくれるなw
29:名無しさん@ピンキー
11/02/01 00:45:36 SJQztNMc
真武の夢を見た
やべえニヤニヤが止まらねえ
30:名無しさん@ピンキー
11/02/01 08:16:27 F7bZjkoZ
まぁもともとが、「男達が茶色い棒を握りしめて振り回し、白いものを遠くに飛ばす」ゲームだしな。
31:名無しさん@ピンキー
11/02/01 12:23:41 fqlCsAQD
前スレ>>790GJ!
ユウキの扱いw
32:名無しさん@ピンキー
11/02/01 16:56:03 QgoD4fKN
>>29
お母さんの夢?
>>30
だれうま
33:名無しさん@ピンキー
11/02/01 18:49:56 dFeyZpZi
あれほど勢いがあったスレがなぜいきなり廃れたのか
34:名無しさん@ピンキー
11/02/01 19:14:14 3TKVpegZ
んでんでんでwwwwwwwwwwwwwwww
35:名無しさん@ピンキー
11/02/01 19:22:47 BiJRowC9
雑談がなけりゃあこんなもんだろ
36:名無しさん@ピンキー
11/02/01 19:26:51 v+IqBiyv
1日に5作品もの投下ラッシュはなかなかあるまい。
でも職人さん達はまだまだ頑張ってらっしゃるんで、感謝感謝。
37:名無しさん@ピンキー
11/02/01 19:29:20 HARudUZ3
10でファーレンガールズやってたカズが
12でジオットの手下になってた
・・・経緯を考えると興奮してきた
38:名無しさん@ピンキー
11/02/01 19:31:57 fqlCsAQD
まあ、まったりと行きましょうや
39:名無しさん@ピンキー
11/02/01 19:44:23 SJQztNMc
オフシーズン、小波とまったり暮らすなおさら
↓
しかし、そこへいつき乱入!
↓
いつきの妨害により、10主とイチャラブ出来ない二人
↓
ある夜、寝ようとしていた10主を襲おうとしたいつきに二人は(
40:名無しさん@ピンキー
11/02/01 21:58:36 kfllrCr+
雑談厨消えろ、ゴミが
41:名無しさん@ピンキー
11/02/01 22:09:02 AgbsZp5s
>>40
スレ住人全員黙らすような凄いSS書けばいいんじゃね?
42:名無しさん@ピンキー
11/02/01 22:20:46 3TKVpegZ
自治厨も雑談厨もうぜえんだよカス
43:名無しさん@ピンキー
11/02/01 22:21:59 Ce/8jG9o
>>41
陵辱物と冴花以外でお願いします
44:名無しさん@ピンキー
11/02/01 22:35:12 fqlCsAQD
>>41
そいつ荒らしだぞ、スルースルー
45:名無しさん@ピンキー
11/02/01 22:47:46 HARudUZ3
ごめん、今俺が書いてるのガチ陵辱モノ
46:名無しさん@ピンキー
11/02/01 22:53:13 +sbCOEFl
いいんだぜ
47:名無しさん@ピンキー
11/02/01 23:01:39 5TTO651D
ごめん、今俺が書いてる12裏ガチ厨二病
48:名無しさん@ピンキー
11/02/01 23:03:50 F/nnqi5K
ええで
マジレスすると雑談しようがSS載せようがスレが活気に関係するし
テンプレにもあくまでエッチな話題なら雑談も自由だしもっと盛り上がっていいわけだ。
いちいち噛みついてる奴なんて定期的に湧く荒らしなんだしスルーしておけ
49:名無しさん@ピンキー
11/02/01 23:12:05 3TKVpegZ
>>46
ここでは凌辱物は禁止なんじゃないの?
50:名無しさん@ピンキー
11/02/01 23:15:09 kfllrCr+
>>48
お前にはここで話されてる雑談がエッチな話題に見えるのか?
2chにいるんだったら棲み分けくらいはきちんとしなきゃ
51:名無しさん@ピンキー
11/02/01 23:17:16 Ce/8jG9o
>>50
スレで禁止されてなければ何を書き込んでもいいらしいよ
もちろん彼女候補に対する批判もおk
52:名無しさん@ピンキー
11/02/01 23:21:31 O/g0ofRB
>>50
そもそも、今スレだとまだ雑談自体殆どされてなくね?
いつも同じこと書いてる荒らし連中はいるけど
お前が反応したっぽい>>39は思いっきりエッチな話題だし
このスレがエッチな話題関係無い雑談に流れやすいのは確かだが、ちょっと過剰反応し過ぎだと思う
53:名無しさん@ピンキー
11/02/01 23:25:09 dFeyZpZi
過敏な自治廚が諌める奴をみんな荒らし認定しておかしくなった
前スレでそいつは荒らしは一人だけと言い張っていたが、そいつの定義だと荒らしは四人くらいはいることになるわ
54:名無しさん@ピンキー
11/02/01 23:25:14 Ce/8jG9o
何を書いてもいいじゃん
冴花と陵辱は認めないけど
55:名無しさん@ピンキー
11/02/01 23:26:11 BiJRowC9
正直、「エロいのならローカルルール的に問題ないんだけど、歓迎されてると思うなよ」だと思う。
「長く続くとウンザリされる」なんて言葉がテンプレに使われている時点でお察しというか。
>>52
……おいおい
スルーしておけと言いつつ、自分で反応してんなよ。
56:名無しさん@ピンキー
11/02/01 23:29:24 fqlCsAQD
荒らしはスルー、触ったらダメですって
どうせ前にも上がってたキャラサロンからのいつもの荒らしが相手にされないからって僻んでるだけですって、いつも同じことしか言わないし芸がないし
荒らしてる奴のIDが3つしかないところ見ると一人だけだろうし、相手するだけ無駄
こんな子供の相手するより、なんか他の事考えた方がマシ
ていう事でスルー検定開始
57:名無しさん@ピンキー
11/02/01 23:48:58 fqlCsAQD
とりあえずID:3TKVpegZとID:kfllrCr+とID:dFeyZpZiとID:Ce/8jG9oは通報しときました、どうせ一人の仕業でしょうけど
あんまり調子乗って荒らしてたら、PINKから永久規制されますからね
じゃあ仕切り直しと行きましょうか
こんな時こそ投下を!
58:名無しさん@ピンキー
11/02/01 23:57:45 4Fy2mphN
ところで前スレが埋まってて反応できなかったが前スレ>>789が大変GJ。
まさかの終わり方にテンションが上がった。
59:名無しさん@ピンキー
11/02/02 00:18:27 BDHOXMBj
前スレを見直したけど>>789GJ!
雑談からこういうこともあるからおもしろいな
60:名無しさん@ピンキー
11/02/02 00:31:23 7WJlqTv7
13での冴花ゆらり人気の中、空気を読まずに7主×リコです
エロはかけないので続き書いてくれる人とか超募集
10月某日の放課後
昨日の練習試合において勝利を収めた花丸高校野球部は今日つかの間の休息を得ていた
それは俺、小波七瀬にとっても例外ではないはずだ
…ところで本来休息、というのは体を休める、という意味であるはずだ
「ねぇ、七瀬」
「なんだよリコ、残念だけど空き缶を打ち返す元気は今の俺にはないぞ」
「む、失礼ね、私が常にアンタを攻撃してる人間みたいに、緑茶飲む?」
「…まぁ、良いけどさ、サンキューもらっておくよ」
なのに俺は休息である日を使ってよりによって誰よりも疲れる奴の相手をしている
「…今、すごく失礼なこと考えられた気がしたんだけど…」
「気のせいだ」
ったらいいな、と心でつぶやきながら鋭すぎるリコの勘におびえている内心びくびくな自分である
まったく、いつになったらリコはつつましさを体得してくれるのk…ブッ!!!!
「……おい、リコ」
俺は努めて低くドスの聞いた声でリコにたずねた
「なに?」
そんな俺の反応を予想してか、リコは実に良い笑顔で俺に向き直ってきた
「俺は緑茶を飲んでいたはずだよな」
「そうだね、リコちゃんはちゃんと緑茶を七瀬に渡したね」
「じゃあなんで炭酸が混じってるんだよ!?俺の記憶が正しければ緑茶には炭酸は入っていないだろ!!」
そう、渡された緑茶の缶からは緑茶味のソーダがえも言えない香りをただよわせていた
「ええっ!?七瀬ってば知らないの?」
わざとらしいアクションを交えながら続ける
「最近炭酸緑茶ってのが流行ってるんだよ?」
「流行るわけないだろ!!」
キワモノ過ぎて逆にトレンドになるっていうのはありそうな話だけど!!
さすがに緑茶に炭酸はきつすぎるだろ!!
「だいたい、お前両手に緑茶とソーダの空き缶持ってる時点で説得力がないんだよ…」
「炭酸って疲れが取れるってよく言うからせっかく気を使って炭酸にしたのに…」
「じゃあいっそソーダだけくれよ!!混ぜる必要性はゼロじゃん!!!」
…まぁ、リコなりに気を使ってくれた結果なのかもしれないg「………ちっ、だまされなかったか…」…前言撤回、やはりこいつは今倒すべき敵だ…ッ!!!
「リコ…今日こそはてめぇのそのずうずうしさを矯正してやる!!!」
「あら、ずいぶんな口が利けたものね?いいわ、かかってらっしゃい?」
みどりのあくまと対峙した俺は…っ…!!
61:名無しさん@ピンキー
11/02/02 00:34:04 7WJlqTv7
「七瀬、今日は何の日か知ってる?」
「さぁ?とりあえずリコにボコボコにされる記念日ではないことはたしかだな」
はれた顔をさすりながらそういうと
「むー…七瀬にとっては毎日が記念日じゃない、リコちゃんにボコボコにされる」
「俺は女に殴られて喜ぶような特殊な性癖を持ってないよ…」
そういいつつ頭半分でリコの質問に対する答えを考える
こういうときは俺に何かイベントごとを期待している質問だからな
「………伊万里のトンテントン祭?」
「何で佐賀県の片田舎でしかやらないようなイベントをやらなきゃならないのよ…」
知ってるお前もお前だけどな、とは言わず
「まったく…今日はハロウィンでしょ?」
「あぁ、なるほどね」
ハロウィンか、そいつは盲点だった
「で?」
素直な疑問を聞いてみることにした
「で?ってなによ」
「ハロウィンってなにをする日なんだ?」
「は…?もしかして知らないの?」
お?馬鹿にされた目で見られてる
「普通は知ってるものなのか?」
はぁ~、とひときわ大きなため息をつくとリコは
「あのねぇ、ハロウィンといえばかぼちゃのお化けで有名でしょうが」
「あ、あぁ、あのかぼちゃをくりぬいた仮面みたいなやつか」
「正式にはジャック・オ・ランターンっていうらしいけどね、外国のドラマとか見てたら良くやるはずでしょうが、トリックオアトリート!!って聞いたことくらいはあるでしょう?」
あ、それくらいならわかるぞ
「悪いごはいねぇが~!!!」
「それじゃ日本のお祭じゃない…それはなまはげ」
「いたずらしちゃう子食べちゃうぞ~、だっけ?」
「それはガチャ○ンでしょ…お菓子をくれないといたずらしちゃうぞ、って意味よ」
物知りだな、と言葉を継ぐと
「七瀬が物を知らなすぎるんでしょ…」
と心底残念なものを見る目で言われてしまった、その通りだから何もいえない…
「じゃあなんだ?俺はこれからお前の家に言ってドライブユアドリームズ!!!って言いにいけば良いのか?」
「どこをどう聞き違えたらト○タのCMになるのよ!?」
「トリックオアトリートだっけ?それを俺が言いにいけば良いのか?」
イベントごとが好きなリコのことだからそれだけじゃおわらなそうだけどな
62:名無しさん@ピンキー
11/02/02 00:34:49 7WJlqTv7
「違うよ」
「え?」
「今からリコちゃんは家に帰ってしまいます」
なに?ということは何もやらないってことか?
「そして何時に来るかはわかりませんが、私は七瀬のうちにお菓子をせびりに行きます」
なるほどそう来たか
「ただし、いつ行くかは教えない、どこから入るかも教えない、どんな手段でお菓子をせびるかも教えない」
「それはいろいろと問題があるぞ?」
しかし、うん、なるほど
それは面白いな
「面白いでしょ?スリルあるイベントにしないとね~、もともとハロウィンってそういう殺伐としたものを追い払うために出来たイベントらしいしね」
「まぁ日本の豆まきみたいな物だったんだろうな、もともとは」
「ふふふ、わかった?じゃあ私はこれからいろいろと準備をしなければならないので帰るわね」
「よーしわかった、どっからきてもいつきてもどんな手段をとられても俺は動じないぞ…ふふ、コレはリコ、お前からの勝負と受け取って良いんだな?」
キュピーン
「望むところよ!!ま、七瀬だったら私が油断してても驚かせそうだけどねぇ~?さっきの戦いからみてもわかるけど?」
「ふっ、さっきは女の体だからと気を使ってやった結果さ、だが!!今度は俺に地の利がある…いつでもかかってくるが良い」
「生意気な口をきくようになったじゃない、いいわ首を洗って、いや、全身洗って待ってなさい」
そう言い放つと高らかに笑ってみどりのあくまは去っていった
さて、俺はどうしたものかな…
63:名無しさん@ピンキー
11/02/02 00:36:18 7WJlqTv7
いつかかってくるかわからない状況下、飯を食い終えた俺はひそかに自分の部屋で準備を進めていた
今日部屋に来るとわかっていたら買わなかった代物とか借りなかった獲物とかを秘密裏に隠しておくのだ
「こんな本持ってたりしたら怒るべなーリコ…」
うおう、想像するだに恐ろしい…早いところ隠しておかなくては…まぁ屋根裏に隠しておけば見つからないだろう
俺は布団の入っているふすまをあけ、一箇所だけ開くことのできる屋根裏の板をはずし中にもろもろの物をしまった
いよし、これで安心だ
「さぁ、どっからでもかかって来い…!!」
とはいうものの、油断を誘おうとしているのか一向に来る気配はない、さすがに気を張っているのも疲れてやれやれと椅子に腰を下ろすと
ーッ!!ーッ!!ーッ!!
急に携帯電話のバイブがなった
From:リコ
Re:Re:
七瀬へ、ごめん今日行けなくなっちゃった
悪いんだけどまた今度ね
とのメール
なんだこれないのか
なら仕方がない明日もどうせ朝練ではやいんだ、とっとと寝ちまおうか
布団をふすまから出そうとすると、いつもよりも布団が重くなっていることに気がついた
ついでに言うならばその布団が今朝畳んだときよりもくしゃくしゃになっていることにも気づいた
「………」
「………」
64:名無しさん@ピンキー
11/02/02 00:37:19 7WJlqTv7
俺は携帯電話を手に取りリコの番号に電話をかけてみた
「090の…………」
~♪~♪~♪
布団の中からひっそりと聞こえてくる着信音
俺は努めて声を低くして聞いてみた
「おい…リコ」
「……」
布団の中のヤドカリは答えない
負けず嫌いなやつめ……
「あのなぁ、リコそんなところに隠れていないででてこいよ」
「……」
「大丈夫だって、勝手に入ってきたこととかに対して文句はあるけど別に怒りゃしないから」
「……」
出てくる気配がない
ったく…ホントに負けず嫌いな奴…こうなったら強硬策だ
「あぁ…もう!!!おらっ!!でてこい!!!」
俺は布団を床に投げ落とした、少々乱暴だったがこうでもしないと一生でて来まい
しかし、布団から出てきたものは大量に何らかが入ったかばんと着信音がなり続けている携帯電話だけだった
「なん…だと…?」
ところで布団をしまっておくふすまは二段になっていることをご存知だろうか
そして俺は普段布団を上の段にしまっており、下の段にはあまり物を入れておかない
そう、ちょうど人一人入るスペースくらいは開いているのである
ガシィッ!!!!!
不意に後ろから足首を掴まれた
今自分のみにおきている状況そのすべてを理解し、振り向いた
そこにはまるで血に染まったかのように真っ赤な手が俺の足首を掴んでいた
そして手が生えてきているふすま下段から這い出してきたそのものは俺の方を見るなりこう言い放った
「……トリック・オーア・トリー……ト?」
俺はまるでこの世の終わりを見たかのような声を上げてその場に五体倒置した
65:名無しさん@ピンキー
11/02/02 00:39:18 7WJlqTv7
「あははははははは!!!!!」
「笑いすぎだー!!!!」
あれからしばらくして、起きると俺はベッドの上に横たわっていた
どうやら気絶してしまったらしく、リコは俺を介抱してくれていたらしい
「いやぁそれにしても気絶するって本当にあるんだねぇ、びっくりしちゃったよくくっ…くくははははあはははははは!!!!!」
「まったくもう…笑いすぎだろ…本当に恐かったんだからな…」
「ごめんごめん、くくっ…あははあはははははあはははははあはははははははは!!!」
顔を歪ませながら腹を抱えて笑い転げている血まみれの吸血鬼女の姿がそこにはあった
アレが下段から這い出してきたんだから恐怖以外の何者でもない
……っていうか半端じゃなく恐かったんだからな…?
「その細かいディテールはなんなんだよ、吸血鬼」
「あははははは…あー…え?これ吸血鬼じゃないよ?」
「違うのか?」
「うん、これサキュバス」
さきゅばす?
「夢魔の一種で、まぁいっちゃえば悪魔の一種だね」
お前にぴったりじゃないか
「もう一度気絶してみる?」
「悪魔には心を読む機能でもついてるのか?」
それにしても、もう一度そのサキュバスの姿を良くみてみる
なんというか、うん、いろいろなところが露出してて、ついでにいつもは見せてくれないようなところもでてて
一言で言ってしまうと、エロい
「リコ…お前その格好でここまで来たのか?」
「私がそんな露出願望が強い人間に見えたんならちょっとここで七瀬を調教しなきゃならないわね」
「ってことはここで着替えてくれたんだな…良かった…」
なるほど、じゃあかばんに入ってるのは着替えか
…ってまて
「…ここで着替えたのか?」
「そうよ?」
「この狭いふすまの中で?」
「うん、まぁ厳密に言えば違うけど」
そんなバカな…俺が気づかないうちに…?
「甘かったか?」
「……ばか…」
66:名無しさん@ピンキー
11/02/02 00:41:01 7WJlqTv7
「エート…ちなみに何時頃からおりましたか?」
「んー?七瀬と別れてからかばんに入ってあった着替えを持ってすぐに七瀬の部屋に行ったわね」
「ってことは最初からこの部屋に潜んでたってこと?」
なんて恐ろしいことを…そういえば帰ってきた時に窓を開けっ放しにしておく癖が直ってないなんて母親いわれたの忘れてたっけか
それにしてもここ二階だぞ?
「そうなるわね、でちょくちょく七瀬が部屋から出て行くたびに着替えて、今に至るわけだけど」
「なるほど……俺が身構えているころにはもう虎視眈々と準備を進めて立ってことか…参りました…」
まいったな、今回ばかりは俺に良いところがない
「くすっ、あ~可愛かったなぁ、七瀬の寝顔、何枚も写真にとって起きたいくらいだったよ」
「……そりゃどうも…」
男にとって可愛い、というのは屈辱的な言われようだ
「でも楽しかったでしょ?」
「…まぁな」
「ふふっ、じゃあお菓子頂戴?」
「…さっきもういたずらしたじゃねぇか」
「えー、あんなのちょっと脅かしただけじゃない?」
ひどい言われようだ、ちょっとどころかあれは大の大人がやられても気絶するレベルの恐さだったぞ
「むしろあれくらいで気絶されているようじゃ私がこれからしようとしていたいたずらに耐えられるか疑問が残るわね」
「あーあーもうわかったわかった、けど困ったな、ほんとにお菓子は用意してないんだよ」
「…それってどういうこと?リコちゃんはこのむさい部屋の中ずっと待たされていた苦労はどうなるのよ?」
「むさい部屋にずっと待ってたのはお前の自業自得だr…わかったわかった!!!あぶない、あぶないからまずは椅子を床においてくれ!!!」
もらえないから即殴ろうとするってどんな女子高生だよ…
「もー…しかたないね、じゃあ七瀬にはいたずらを執行するしかないみたいだね」
「あー…お菓子はあげられないけど甘いものを渡すってことで手を打たないか?」
「なに?それ?」
「あー…いや、我ながらクサいとはわかってるから、何も言わないでくれよ…」
「何ってなーーーーーッ!!!!」
67:名無しさん@ピンキー
11/02/02 00:41:51 7WJlqTv7
「甘かったか?」
「……ばか…」
68:名無しさん@ピンキー
11/02/02 00:44:07 7WJlqTv7
「ところで七瀬」
「なんだよ?」
「さっき私こんなセリフ聞いちゃったんだけど」
「どんな?」
「『こんな本持ってたりしたら怒るべなーリコ…』って」
「………サー(←血の気が引く音」
「さて、七瀬?」
「はははははは、な、何の話?」
「どんな本を持ってたらリコちゃんは怒っちゃうのかその辺のことをはっきりさせてほしいな?」
このときの俺の顔は隠れていたリコに足をつかまれたときより青い顔をしていたに違いない
「待てって!!リコ!!!話がきれいに収まったんだから良いじゃん!!!」
「問答無用!!!リコちゃん以外の女の子の裸に興味を持っちゃうのはこの眼かー!!!!!」
「ぎぁあああああああああああああああああ!!!!!」
以上になります、ここまで読んで下さってありがとうございました~
途中コピペミスって台無しになっちゃった…
69:名無しさん@ピンキー
11/02/02 01:20:48 XbJyTZKM
GJ!
70:名無しさん@ピンキー
11/02/02 01:56:03 yzEZ88fp
>>60-68
乙!
梨子は自分の感情を丸出しにするところが好きだ。
>>57
はっきり言ってお前も荒らしと変わらんよ
71:名無しさん@ピンキー
11/02/02 02:02:33 jCgKp77D
>>68
乙だよ
72:名無しさん@ピンキー
11/02/02 02:08:40 ou3cu1n/
7の、それもリコの作品は久々なんじゃないのか
>>70
キチガイには触らない
これ基本
73:名無しさん@ピンキー
11/02/02 02:32:23 xXG3bo/6
>>68
リコはかわええのう。
このあとリコサキュバスが主のナニを搾り取る展開にしか見えん。
ところで7主だから七瀬なのはわかるが下の名前がそれだとね。
夢見る球児じゃいられない。
74:名無しさん@ピンキー
11/02/02 02:39:53 yzEZ88fp
七瀬と見て白瀬を思い出したのは俺だけではないはず
75:名無しさん@ピンキー
11/02/02 08:28:42 tmNMxF5g
GJ!
リコ好きだがテキストが強烈過ぎて
俺には書ける気がしないw
76:名無しさん@ピンキー
11/02/02 09:45:47 O1Fnoiy1
>>68
乙
77:名無しさん@ピンキー
11/02/02 11:01:05 w2jzlvLj
>>60
おっつ!
リコはキャラが強すぎて同じく書けないからうらやましす
78: ◆YruWZKRDj2
11/02/02 12:54:44 LLq4sDUN
話の背景はパワポケ10と11の間らへん、カズED後
戦闘中にカズは運悪く友子と鉢合わせてしまったシュチュエーション。
カズと朱里が離れ、ジオットの手に落ちて協力するようになった過程を考えてみた。
ジャンルは鬼畜調教モノ、苦手な人はNGIDしてね。
デスマスに今回嬲られてるのは名無しのモブなんよ。
79: ◆YruWZKRDj2
11/02/02 12:55:25 LLq4sDUN
宵闇を切り裂きながら、人影が走っていた。
細く袖詰めされたスーツに、使い込まれた古風な槍。シャツに皮手袋、ブーツ。全てが黒い。
俯き、短く切った髪を前に垂らした姿はビルの陰に完全に溶け込んでいた。
錆びた血臭。槍を軽く振り、血糊を拭う。
影は面を上げた。切れ長の目が細まり、月を見つめた。
月光が相貌を照らす。ボブカットに切りそろえられた髪。
色素の抜けた浅黄色の瞳。長い睫毛を伏し、床を見つめる。
人影は女だった。
薄汚れたビルの屋上。
30階建てのマンションの屋上に吹く夜の風は、地上より遥かに強く、冷たい。
大江和那はコンクリートの床に転がる潰れた死体を見下ろしながら、思わず体を震わせた。
それは夜風の冷たさからでなく、自分が成した行為に対してだ。
「おーい、朱里、こっちは片付いたで」
「了解、こちらも全滅させたからそっちと合流するわ」
―何度やっても、慣れへんもんやなあ。
和那は組織に追われる身だ。
床に転がっている死体もジャッジメントから放たれた刺客の一人。
「この連中、サイボーグじゃなくて肉体強化タイプやな。CCRくずれの兵器人間かなぁ?」
「どっちにしても、そんな連中に生身で勝てるアンタにはあきれるわ。そろそろサイボーグ化してみたら?」
伊達眼鏡を掛けた栗色の髪の少女。
ジャジメント製の強化人造人間にしてガイノイド。旧式のサイボーグにして古強者。
浜野朱里とは高校時代からの親友で、戦友。
かつてジャッジメントに所属していた猛者である。
80: ◆YruWZKRDj2
11/02/02 12:55:46 LLq4sDUN
「必要ないやろ?ウチらファーレンガールズは地球最強のコンビやからな!」
「・・・ちょっと待ちなさいよ。アンタ、それ英語の意味判って言ってる?」
凛とした面持ちの朱里が何か言いかけて口を閉じた。
ハンドサインで和那に敵の数を知らせる。
「あれま・・・」
―10?12?やってもやってもまだまだ来るやん。
息を潜め、影へ溶け込む。
直接視認できてないから、耳をそばだて動きを探る。
明確な意思を持った迷いのない動き、通路を通るたび死角をクリアする手際のよさ。軍人崩れらしい。
「ふーん、まだいたのね」
「運の悪い連中やなあ」
手にした槍を握りなおし、固い感触を確かめる。
ただの人間相手なら負けるつもりはない。
手に力が入る、来るのはジャッジメントの工作員だ。
和那から日常を奪った敵である。
ジャッジメントカンパニーは世界を飲み込むツナミだ。
強大な財力で国家を取り込むどころか
大手のWEB検索エンジンをすべて傘下に収め、
有利になるように情報操作を行うことすらできる。
ジャッジメントは彼女達を実験台にし、日常を奪い、薬と人質で殺人を強要した。
脱走した彼女達を待っていたのは逃亡の日々だった。
彼らは粛清とばかりに、彼女達の友人達を抹消した。
家も戸籍も、かつての名残すらなかったことにされ、友人達は消された。
友人達はばらばらになった。
腹を引き裂かれ、腸をさらけ出し、焼かれ、生きたまま眼をくり貫かれたものもあった。
手足が千切られ、死体で胸が悪くなるようなオブジェがあった。
造った奴は楽しんでいたに違いない。
81: ◆YruWZKRDj2
11/02/02 12:56:21 LLq4sDUN
当然、抗った。
だが二人では何もできるはずもなく、
金と権力に飽かせたジャッジメントの前では彼女達の異能も塵芥に過ぎなかった。
彼女達は敗れ、組織というツナミに押し流されたのだ。
抗っているのは彼女らの意地だ。
―希望を捨てなければいつか報われる日が来る。
和那が信じたあの男の言葉だ。
いつかそのときまで抗い続けてやろう。
今夜の襲撃はそのための糸口だった。
彼女達の元に情報が入った。
ジャッジメントがとある重要な機密が入ったチップを追っていると。
機密は組織を揺るがす重大なものであると。
彼女達はそれに賭けた。
情報が何かは知らない。
しかし、あのジャッジメントが勢力を挙げて追っている機密を手に入れられれば状況は変わるだろう。
「じゃあもうひと暴れと・・・」
「いきますか!」
和那は重力の向きを変え、空に墜ちる。
相手には、体のバネ無しに飛び上がったように見えたはずだ。
中空で更に向きを変え、重力の加速を使い、手にした小石を投げる。
敵に向かって墜ちた小石は重力で加速し、ビルの壁ごと目標を砕く。
重力ベクトルの変化、これがジャッジメントの実験で付与された彼女の異能だ。
水気を帯びた生肉が潰れるくぐもった音。
鉄火場に不釣合いな女性の悲鳴。周囲では銃を構えなおす気配。
状況を確認しつつ和那は悲鳴の元へ距離を詰める。
和那は槍でとどめを刺そうとして、手を止めた。
82: ◆YruWZKRDj2
11/02/02 12:56:41 LLq4sDUN
―驚いたわ、こんな場所に民間人がいるなんてなあ。
水色のセーターを着た女性が、アスファルトの路面に倒れていた。
頭を砕かれたCCRくずれの傭兵だったモノを見て、眼に涙を浮かべている。
必至に逃げようとしているのか、足が路面を掻いている。
恐怖に腰が抜けて立てないようだ。
―そりゃあ怖いわ。ウチらも一般の人から見たらこんなんなんやなあ。
「巻き込んですまへんな。逃がしたるから堪忍してや」
彼女は、赤い髪留めの付いたサイドテールをゆらし、頭を振った。
「私からもあやまっておくわ。
私は、命を狙われたままで生きるのはもう、辛いの・・・
だれも私を知らない所で静かに暮らしたいの・・・」
「えっ!?」
和那は怖気を感じて反射的に離れた。
「ごめんね」
彼女は眼を閉じた。
意識の混濁。和那の頭に走る痛み。
「わ!な、なにするんや・・・!」
「・・・私との記憶を消してるの・・・」
―あかん、ちくしょう。
和那の意識は闇に溶けていった。
83: ◆YruWZKRDj2
11/02/02 12:57:02 LLq4sDUN
「う・・・あれ・・・ここは私の部屋・・・?」
朱里は目覚めるとベッドに寝かされていた。
癖っ毛の頭を撫でて、外されていた伊達眼鏡を掛けなおす。
「どうしたの?部屋の前で倒れてたけど」
ベッドの隣には真っ白な肌に深い翡翠色の瞳をした小柄な少女が座っていた。
ストレートな髪に、黒に近い銀髪、なかなかの美形である。
「そう・・・どうしたのかなブラック・・・・・・私・・・あ、あれ?あれ?」
「・・・どうしたの?涙なんか流して・・・何かあったの?」
何か大切なものを奪われた気がした。
「な、なんなんだろうね・・・私、どうしちゃったんだろう・・・
涙が止まらないよ・・・すごく、大事なものを忘れてしまった気がする」
大切なものが抜けてしまった罪悪感と不安感。
「そう・・・ところで和那は?」
84: ◆YruWZKRDj2
11/02/02 12:57:34 LLq4sDUN
和那が目覚めた先は牢屋だった。
無骨なコンクリートと鉄格子、窓はない。
部屋には硬いベッドとトイレがあるだけだ。
所々に赤黒い染みが付いている。
生臭いような甘ったるい臭いが漂っていた。
どうやって逃げようかと思っていると、女の悲鳴が聞こえてきた。
鉄格子に顔を押し付けて声を確認する。
見えた。鉄格子の向こう、二人の男と一人の女が一糸まとわぬ姿で絡み合っている。
悲鳴は喘ぎだ。
和那は赤面しながらも行為から目が放せなかった。
女は生まれたままの無防備な姿で、手足を縛られ、手を上に吊られて居たのだ。
裏から突かれる度、曝け出された胸が震える。
練れ光る肌、艶やかな双乳、しこり立つ乳首。
火照った体を、男達がしつこくいやらしい手つきで撫で回している。
ぬちゃぬちゃと粘ついた音が、此処まで聞こえてきそうだ。
生唾を飲み込んだ。
「ああっ・・・いいっ・・・・・・イクっ・・・・・・」
惚けた声音、気丈に抵抗しようとするも溶けてしまった姿。
85: ◆YruWZKRDj2
11/02/02 12:57:57 LLq4sDUN
「”絶対にイッて下さい”」
「どうして!?イケないの・・・やめてぇ・・・イかせてよ」
金髪の外国人が答えた。
「”だからいつでもイっていい”と言っているじゃないですか」
「イッ・・・!?、ああぁぁぁ、はぁぁぁ、イッ・・・!ひぃぃぃ」
股下から響く、濡れたモノ同士がぶつかり合う音。
歓喜に咽ぶ嗚咽が牢にこだまする。
「イけるよう協力してあげましょうか、”普通にしてていいですよ”」
女の指が中を掻き毟り、全身が痙攣する。
「はっ・・・・・・はひぃ・・・・・ひぃ・・・・・・はぁ・・・・・・」
全身から汗が噴出し、ヌメ光る。
瞳は淀み、白く濁った涎を垂らしている。
視線の先は此処ではない世界にイってしまっている。
「3日間焦らされた後、イキっぱなしになる気分はどうですか?」
女は答えない。答えられなかった。
「嫌だ、嫌、いや、いい、嫌、いい、イヤいい、イイ、イィィィィ」
女の中で壮絶な葛藤がせめぎあっていた。
答えてしまえば二度と戻れない。
そこまで彼女は追い詰められていた。
「・・・・・・ひぃぃぃぃぃっ」
絶叫と共に崩壊が始まる。
「いいですねえ、生命の高ぶりと崩壊。最高のショーですよ」
86:名無しさん@ピンキー
11/02/02 13:03:54 LLq4sDUN
「・・・・・・・・・・・・・・・」
女は悶絶していた。危うくぎりぎりの均衡を保ったのだ。
「あと一押しですか」
金髪の男は、汗と唾液でどろどろになった女を検分した後、言った。
「”嘘でいいですから答えてください。イきたいですか?”」
「・・・・・・イキたい!イキたいのぉぉっ!」
言葉にしてしまった、言霊にしてしまった。
僅かな均衡が乱れ崩壊が始まった。
クンッと尻が跳ね上がる、縛られた体がくの字に折れ、愛液をしぶかせる。
淫らに綻んだ花弁には、剛直が突き刺さっている。
がっしりとした硬い手が尻肉を掻き分け、菊花は豪快に穿られている。
「突いて・・・・・・ほじるのは駄目ぇぇっ」
手足を縛られ吊り下げられ、蓑虫にされた体を揺らされる。
右に左に女泣かせの振り子が揺れた。
「尻を突かれるのは嫌なのですか?では自分で動きなさい」
ぐちゅぐちゅと粘液を掻き混ぜる音。
プライドから開放された女の矯声が響く。
「あーっ、あーっ・・・・・・あひぃ・・・・・・あーっ、あーっ」
前から突かれ、後ろから押され、疼きに耐えられず腰を揺する。
「イクうぅぅっ」
女は一際大きく跳ねて、意識を失った。
その表情は安らかで、満ち足りていて、憑き物が落ちた顔をしていた。
87:名無しさん@ピンキー
11/02/02 13:04:42 LLq4sDUN
終わり、次回はカズで
88:名無しさん@ピンキー
11/02/02 13:30:17 /0Idi6lB
>>87
GJなんだぜ!
結局投下の前には自治廚も荒らしもゴミだな
89:名無しさん@ピンキー
11/02/02 13:47:15 /QgrqoQ9
優れた書き手は神
つまりGJ
90:名無しさん@ピンキー
11/02/02 14:01:02 XbJyTZKM
GJ!
>>88
わざわざそういう刺激するような事言わない方がいいよ
91:名無しさん@ピンキー
11/02/02 15:09:13 7WJlqTv7
60~68の作者です
65での最後の二つのセリフがコピペミスって省略したい部分ですのでそこは省いて読んでください
>>69-77
初投稿でこんな良い反応をいただけるとは思っていませんでした、ありがとうございます
92:名無しさん@ピンキー
11/02/02 16:51:30 G2LRxeNW
荒らしはどうせ1人なんだからスルースルー!
こんなときこそ投下を!
調子にのってるとみんな通報しますからね!!
93:名無しさん@ピンキー
11/02/02 17:31:15 aAFRgQiC
>>92
別に今言う必要はないと思われ
過剰に反応するのもどうかと思うがね
緑髪で一番メンタル強いのって奈桜なんだよな
ていうか奈桜以外はメンタル弱すぎな気もする
94:名無しさん@ピンキー
11/02/02 17:36:11 G4dV0rOx
SS書きたいがネタがない
誰かお題くれ
95:名無しさん@ピンキー
11/02/02 18:05:15 XHe3vicz
>>94
セットヴァルエンチンがあるじゃないか
96:名無しさん@ピンキー
11/02/02 18:14:13 XbJyTZKM
>>94
漣に無理やりコスプレさせられた桜華をたまらなくなった13主がしちゃうなんてどうすか
もちろん漣がコスプレしてる所を12主がやってしまうなんてのもアリかと
個人的に桜華にはメイド服とか似合うと思う
97:名無しさん@ピンキー
11/02/02 18:22:40 G4dV0rOx
>>95
>>96
おーうなんとなく浮かんできたわ
書いてみるー
98:名無しさん@ピンキー
11/02/02 18:59:42 yg8t8epU
ここまで節分ネタなし
99:名無しさん@ピンキー
11/02/02 20:19:23 tmNMxF5g
初投稿する人多いねこのスレ。
俺もだがw
100:名無しさん@ピンキー
11/02/02 20:22:09 yzEZ88fp
>>93
茜はメンタルは別に弱くないだろ
101:名無しさん@ピンキー
11/02/02 20:26:09 cVvs08bF
流石に茜がメンタル弱くないとか冗談にならないっすよハハハww
102:名無しさん@ピンキー
11/02/02 20:40:22 TnwzefZV
萌えスレっていまどうなってるの?
住み分けできない状態なのかい?
103:名無しさん@ピンキー
11/02/02 20:44:47 XbJyTZKM
>>100
BADの影響なんだろう
でも別分強い印象もないな
梨子と麻美は確かにメンタル弱いかも
維織さんはやっぱり社長になってから少々肝が据わったような
104:名無しさん@ピンキー
11/02/02 20:49:33 QvWq54wj
>>102
見てきたら?
茜と維織さんは豆腐メンタルと信じて疑わない
105:名無しさん@ピンキー
11/02/02 22:10:12 Bcvy2XvM
>>104
キチガイ荒らしはスルースルー
スルー検定多過ぎ!
こんなときこそ投下を!!
106:名無しさん@ピンキー
11/02/02 22:16:11 XbJyTZKM
>>105
>>93
107:名無しさん@ピンキー
11/02/02 22:16:48 tmNMxF5g
麻美はゆらりルートだとむしろメンタル強いな。
108:名無しさん@ピンキー
11/02/02 22:18:37 yzEZ88fp
>>105
まずはお前が黙れと
109:名無しさん@ピンキー
11/02/02 22:18:42 /0Idi6lB
自治廚があまりにも目に余るんだが…
こんなこと言うとおれも通報されるんだろうけどw
110:名無しさん@ピンキー
11/02/02 22:21:02 ou3cu1n/
だからなんでそいつに触るの?
キチガイはスルーって自分で言ってるんだから放置しろ
この話題おしまい
111:名無しさん@ピンキー
11/02/02 22:29:21 AicxImCj
レンのSSを書いてくれる紳士はいないのか…
112:名無しさん@ピンキー
11/02/02 22:39:16 XbJyTZKM
とりあえず>>92や>>105はいつもの奴だろうなあ、スルーしましょ
それにしてもぽんぽん書ける人は羨ましいな、ネタはあるのに文才がない
113:名無しさん@ピンキー
11/02/02 22:46:52 cVvs08bF
「文才がないは甘え(キリ」と偉い人がいってた。
文才なくても書く事が大事よ。
エロパロなんだから文章力なんて二の次だし
114:名無しさん@ピンキー
11/02/02 22:50:07 /0Idi6lB
エロパロを書くのに必要なのは
99%の妄想力と1%の勇気だけ
115:名無しさん@ピンキー
11/02/02 22:54:28 XbJyTZKM
>>113
実はもう半分位は出来てるんだ、あとはエロだけなんだよな
エロって難しい、先人達の表現力を見て学んで頑張って見るよ
116:名無しさん@ピンキー
11/02/02 23:11:42 tmNMxF5g
>>111
最近12を購入したので書くかもしれない。攻略がムズイが…。
>>115
スレチなこと言うけどエロは心理描写を中心にした方が人によっては書きやすいかもね。
描写は軽くで済むし、場合によってはよりエロくなることも。
人それぞれなので参考程度に。
117:名無しさん@ピンキー
11/02/02 23:21:24 WR7vB8tj
今まとめ見てきたら千早矢のSSが5作中、3作が触手注意だった
118:名無しさん@ピンキー
11/02/02 23:33:59 TjjUV7Ua
ちょっとズレるかもしれないけど…萌えスレがアレな状態でやりにくいんで、こちらで尋ねさせてくれ
13をやってみて、みんなはどの彼女を気に入った?
俺は靖子…というか、靖子以外はどうもシックリこない
13に限ったことじゃないけど、俺ってどうも好みがいつも周りとズレてんだよね…
119:名無しさん@ピンキー
11/02/02 23:36:40 /QgrqoQ9
みんな可愛いけど一番は千羽矢かな。
120:名無しさん@ピンキー
11/02/02 23:50:05 CgETQcDJ
>>118
気にすんな。
このスレにとって重要なのはお前が靖子でどんなエロネタを考え付くかだ。
妄想しろ。
121:名無しさん@ピンキー
11/02/02 23:55:14 XbJyTZKM
>>118
しいて言うなら桜華かなあ
最初のきついツンからとけていくようにデレていくのがたまらんし
桜華の目的がストーリーとよく絡んでいてよかった、定期イベントごとの会話もいい
最後の救出らへんや桜華からの告白も含めてまさに王道だったなあ
とはいえどの彼女も甲乙つけがたいな
別に誰を好きになってもおかしくないし、自分の好きな彼女の事を妄想すればいいさ
122:名無しさん@ピンキー
11/02/02 23:55:53 yg8t8epU
エロ表現は漢字熟語いっぱい使えばそれっぽい ってじっちゃがイってた
123:名無しさん@ピンキー
11/02/03 00:05:32 096YYZ9Q
麻美がクリティカルヒット、冴花とゆらりはかなり好き、チハはまずまず、
靖子と真琴は普通、桜華はお嬢様もツンデレも縦ロールも好きじゃないんでボールだった
雑談だけだとあれだし即興でエロなし小ネタ作ってみた。稚拙だけどそれでもよければ
「小波君!そろそろバレンタインですね!」
「ああ、もうそんな季節か。今年は時間が過ぎるのが早いなあ」
「そんなおじいちゃんみたいなこと言ってる小波君にナオっちからとっておきのプレゼントがあります」
「プレゼント~?お前の事だからどうせろくなもんじゃないんだろうな」
「むむ。その発言は聞き逃せませんよ!絶対に喜ぶはずです!じゃ~ん、プレゼントは、ア・タ・シ」
「体にチョコ塗ってその上からリボンでラッピングとはまた古典的な……」
「男のロマンですよね!」
「女のお前が男のロマンを語るな!いやまあ、ロマンだけども!」
「みんなが好きだからこそ古くから続いているんですよね」
「まあな。……ていうかお前手とかにもチョコが塗ってあるけど服着てた時はちゃんと肌見えてたよな?どうなってんだ?」
「ああ、これ夢なんで細かいことまでは気にしない方がいいですよ。現状を楽しみましょう!」
「は!?夢!?」
「そうですよ。てか現実だったら熱いチョコをどうやって肌に塗るの?とか他にも色々問題でてきますし」
「そうかもしれないけど……。いやいや、なんで俺がこんな夢見てんだよ!」
「小波君の心の奥の願望ですね。この変態さんめ!」
「嘘だ!ありえない!」
「はぁ、それにしてもなんで夢の中までぺったんこなんですか。夢なんだから夢見せてくれてもいいじゃないですか」
「……ありのままのお前が好きなんだ」
「……そんなこと言われたらさすがのナオっちも照れちゃいます」
「うるさい。こっちも恥ずかしいんだ」
「でもそんなこと言ってくれる小波君が大好きですよ」
「お前もよく真顔でそんなこと言えるな」
「本当のことですから。じゃあ今回のオチ、行きますよ」
ドカーン
124:名無しさん@ピンキー
11/02/03 00:33:32 YwEeT9HE
冴花一筋だけど今回の彼女は皆好きだなー
何か皆健気だ。あと主人公が変態紳士過ぎて
125:名無しさん@ピンキー
11/02/03 01:05:12 DJwv5Lho
このスレでは冴花の話題は禁止なんだけど
126:名無しさん@ピンキー
11/02/03 01:53:35 9AzmJ6Pd
なにげに勢いが戻ってるね。
127:名無しさん@ピンキー
11/02/03 03:09:56 heCxgBzN
二番目に勢いあるんだな
128:名無しさん@ピンキー
11/02/03 04:07:07 jZ5O8wEn
>>123
13彼女に対する評価が俺とこれでもかって程同じで
わらっちまったよ。生き別れの兄弟か何か?
129:名無しさん@ピンキー
11/02/03 09:07:26 PjXpWYjs
冴花の話題が禁止って何でですかね?可愛いのに
空気を読まずにまた非エロです、8主×リン×茜でどっちかというとリン×茜よりです
外を見ると、雨が降りしきっていた
ツンと冷めたこの部屋で私は一人出かける準備を進めている
今日もまた仕事をしにいくのだ
私が淡々と仕事をする姿を見て同業者からは「鉄面皮の女」と呼ばれて長い私だ
今日も気合を入れて、だがそれをおくびにも出さず、冷酷かつスマートにこなさなければ
「あれ?リンお姉さん、今日はお仕事ですか?」
不意に後ろから毒気を抜かれる声をかけられ、入れた気合が弛緩していく
「えぇ、おはようアカネ、今日は夜遅くなるから、先に寝ててね」
起き抜けに話しかけてきたこの子は高坂茜、私の妹、だ
いや、正確には私と彼、小波影人との妹、だ
彼から最初この子を引き受けたときは厄介なことをしてしまった、あとで後悔するからやめておくんだ、
と自分の中で叫んでいたはずなのに、いつの間にか私の心の中にするりと入ってきて、この子がいない世界では生きていけない、と思えるほどに自分の中で大きな存在になっていた
ホント、不思議な子だ
「そうですかっ!!わかったです!!美味しいご飯を作って待ってますから早く帰ってきてくださいね!!」
「…人の話は聞きなさい」
天才的な頭脳、行動力、才能を持ち合わせながら、この気さくさ、天真爛漫さ、失ってほしくないこの子の魅力だ
「…まぁいいわ、行ってきます、戸締りは忘れないでね」
「えぇ!!リンお姉さん、行ってらっしゃいです!!」
そういってアカネは右手を左手を何回も何回も振って、私が見えなくなるまで見送った
あの子が来てから識った会話がある
「いってきます」「いってらっしゃい」
そんな日常的で当たり前な会話を、私は今とてつもなく愛おしく感じていた
そして、そんな日常的な世界にいる自分を再び乖離させた
私はこれから、戦争に行くのだから、ここからはそんな甘っちょろいことを考えているわけにはいかない
そう、冷酷かつスマートに、感情を殺して仕事をこなさなければならない
しかし、同時に
心を殺す一瞬前に、再びあの日常に必ず帰還することを静かに誓う
たまらなく愛おしいあの世界に、帰ってくるために
130:名無しさん@ピンキー
11/02/03 09:09:12 PjXpWYjs
リンお姉さんが出かけてしまったので、私はこの家で一人になってしまいました
さてどうしたものでしょう、いつもは二人で食べる朝ごはんですが今日は一人です
でもいつもいつでもリンお姉さんがいるわけではないのでこんなことでへこたれるアカネではないのです
「よーし、今日も一日がんばるぞー!!」
ブーブーブーブー
「わっ、たっ、こっ、小波さんからの電話ですっ、で、でないと!!!」
小波お兄さんはアカネのお兄さんになってくれた人です
優しくてあったかくて、でも時々見せる悲しそうな顔が魅力的で素敵なお兄さんです
今日、小波さんはリンお姉さんが仕事だということがわかっていたんでしょうか、いつもかけてはこない電話をかけてきてくれました
「もっ、もしもし!!小波さんですか!!」
「あぁ、おはよう、アカネ、ずいぶんと出るのが早かったね」
「あたりまえです!!小波さんからの電話に出るためだったらたとえ携帯電話が地球の裏側にあろうとどこでもドアでとりに行きます!!」
「お前は技術力をすでに2世紀ほど先取りしてるのか…?」
「それで小波さん、今日はどういった用事なんですか?」
「うん、今日は良い天気だし、アカネをどっか遊びに誘おうかと思って、なんか用事があったか?」
「さっきも言ったはずです!!小波さんからのお誘いがあるのでしたらたとえ私がアンドロメダ銀河に用事があっていっていたとしてもどこでもドアですぐに駆けつけます!!」
「俺の記憶が正しければどこでもドアの移動範囲は10光年だった気がするけどな…」
「じゃあいつもの公園で待っていてください!!!いろいろな準備が終わったらどこでもドアでうかがいます!!」
「結局最後までそれを引っ張るのか…戸締りを忘れないで気をつけて来いよ」
「わかりました!!」
ピッ
やりました!!これで今日もまた小波さんと遊んでもらえます!!
どこに行くか、何をするか、は小波さんと会ってから決めれば良いことです
今日もまた楽しい日になるに違いありません!
さて、そうと決まればいろいろ準備をしていかなければなりません
131:名無しさん@ピンキー
11/02/03 09:12:15 PjXpWYjs
今日の仕事の舞台はこの会社だ
この企業の社長のクビのかかった情報を売りさばきに行かなければならない
ここ数年で抜群に営業成績を伸ばしているNOZAKIグローバルシステムの社長、野崎秀人の側近、右腕とも言われる男、世納香太が脱税をしたらしい
普通に考えれば疑問に思うであろう、非常に優秀な人物として有名な野崎社長の側近が簡単にへまを起こしてしまうことがあるだろうか、と
そう、想像通り、ありていにいえばはめれられたのだ
そして、そのはめた男を失脚させることこそが私が今回引き受けた仕事だ
依頼してきたのはぼーっとして何を考えているかよくわからないが、一本芯の通った気概を持ち合わせた、強い女の子だった
「お願い」
と一言まっすぐな瞳で言われた瞬間、必要な情報、成功報酬、などそのすべてがどうでもよくなり、あぁ、必ずこの仕事を成功させなければ、そう思ったのだ
さて、すでにその男の裏は掴んでおり、NOZAKIグローバルシステムの本社9Fはコンピュータルームで一台のPCを使ってハッキングし、その情報を会社中のPCデータにばら撒けば私の任務は終了するわけだが
そんな長居は出来ないので早々に済ませてしまいたいのだがどうやら十重二十重に罠を仕掛けられていたせいで時間がかかってしまった
しかし、あと二、三工程を踏めば私の仕事はこれで完了する
「おい!!そこの黒いコートを着た金髪!!!貴様外部の人間だな!?」
…バレたか、いや、この潜入時間を考えるとバレてしかるべきだが、それにしても早すぎじゃないか
内通者がいたか、それとも同業者で向こう側に加担している人間がいたか、のどちらかだが、まぁおそらく後者だろう
「そこにいることはわかっている、今すぐに武器を捨ててでてくるんだ!!」
この言い様だと私のことを知っている同業者ではなさそうね
早々に、残りの工程を済ませPCの電源を落とす
「おい、なにを黙っている!!はやk…」
「そうね、貴方のミスは三つ、武器を携帯せず名前を聞いてきたこと、そして自分の死を仲間に知らせる道具を持ってきていなかったこと、そして、わたしに対峙してしまったことよ」
ター…ン
私はためらいなく引き鉄を引いた
132:名無しさん@ピンキー
11/02/03 09:13:40 PjXpWYjs
「今日は楽しかったです!!」
「それなら良かった、でも本当によかったのか?公園でマッタリしてるだけで」
「良いんです!!そうでないと今日の晩ご飯に間に合いませんから!!」
「別に外で食べても良かったんじゃないのか?今日はリン帰りが遅いんだろう?」
あぁ、やっぱり、知っていたんですね
小波さん、貴方は本当に優しい人です
「ええ!!でも晩御飯を作る、と約束しましたから!!今日はアカネ特製カレーを作って待ってなきゃならないんです!!」
「そうか…ホントお前は良い妹だな、リンが大切にするわけだよ」
「そうですか!!それではいつ籍を入れましょうか?」
「急に話が捻じ曲がったっ!?」
「私はいつでも体の準備は済ませてます!!」
「じゃあ心の準備を済んだら教えてくれ」
「うあ!!勇気を出して言った一言が軽くあしらわれてしまいました!!」
「そういうセリフは兄貴に向かって言うセリフじゃないからな」
「むぅ~、私はいつでも本気なんですよ?」
「本気だったらよりやばいからな…じゃまたな、アカネ」
「ハイです!!また明日!!!」
やっぱり最初から電話してくれたのもリンお姉さんが今日お仕事でいないことを知った上でのことだったんですね
ありがとうございます、小波さん、晩御飯のお誘い、非常に魅力的で残念ですけど今回だけはお断りさせてくださいね
大好きなリンお姉さんが帰ってきたときに寂しくないように準備をしなきゃならないんです
さて、まずはスーパーマーケットにゴーです!!
133:名無しさん@ピンキー
11/02/03 09:14:56 PjXpWYjs
今日の仕事は終了、依頼主である女の子から成功報酬と
「ありがとう」
その一言を受け取ると、私はその町をあとにした
それにしてもずいぶんと苦戦を強いられてしまった、大きな怪我はしていないが主に服が真っ赤なのはいただけない
人通りの少ない踏み切りの前で服の心配をしていると後ろから声を投げかけられた
「よう、今日は大変だったみたいだな」
「…あいかわらず気分の悪いときに登場するのね」
この男は小波影人(えいと)腐れ縁で同業者のこの男は私とともにアカネの家族を務めている人間だ
「まだその銃使ってるのか、いい加減新調すれば良いじゃないか」
「馬鹿をいわないで、私はこの銃にしてから失敗のしの字すら知らないの、いまさら新しい子に乗り換えたりしたら私の命が危ないわ」
ええ、まぁ本当の理由は別にあるのだけど、この鈍感な男が気づくはずもない
いまさらすぎて怒る気もおきないけれど
「替えの服とかは持ってきてるだろうな?さすがにその格好で帰ったらアカネが卒倒するかもわからないぞ」
「無用な心配よ、着替えるところがないという問題点を除いては、ね、それよりも聞きたいことがあるわ」
「奇遇だな…俺もお前に言いたいことがあったんだ」
「そう、ならお互い言わず聞かずでも大丈夫そうね」
「あぁ、そうだな……なぁリン」
「何よ、これ以上何かを聞くのは野暮なんじゃないの?」
「お前―s」
ファーーーーーーーーーーーーーーーーン!!!!!!!!!!!!
列車が、踏切を通り過ぎ、彼の声を掻き消す
声は届かなかったが、唇を読んで、その馬鹿馬鹿しい質問に一言答えた
「――――当たり前じゃない」
そう答えたころには彼はすでにいなくなっていた
134:名無しさん@ピンキー
11/02/03 09:17:14 PjXpWYjs
深夜の2時ようやく私は家に戻ってきた
仕事の依頼受諾、準備から、事後処理まで、すべての仕事を一人でやる、というポリシーから朝に仕事が始まればこの時間までかかるのは当然のことだ
ドアを開けると、かすかに明かりがついているのが見えた
リビングルームに明かりがついている、まだ茜がおきているのだろうか
茜がいた
料理を作って満足げに幸せそうな笑顔を浮かべながら、机の上に突っ伏していた
小さなテーブルいっぱいに、カレーとスープを用意し、さらに横には短い言葉の手紙が添えられていた
「おかえりなさい、リンお姉さん」
かつて自分の住んでいるこの家に「帰ってくる場所」という認識はなく、ただ寝泊りするために潜伏している、という認識でしかない
少なくとも茜が家に来るまで、私はそう考えていた
一人のときはドアを開け、部屋に向かってもうすぐにソファーに横たわろう、と
だから、帰ってきてかけられる言葉の存在を私はずっと知らずにいた
「むに…ふ…にゅ…リンお姉さん…お疲れ様でした…」
夢でも私を出迎えてくれているのだろうか、茜は寝言でそうつぶやいた
あぁ、帰ってきたのだ、いつ死ぬかもわからない狂った世界から、愛おしい日常に
私の手は汚れているけども、心を汚されそうになっているけども
でも受け入れてくれる人がここにいるのだ
そう思うとなぜだろう、とたんに目頭が熱くなった
そして、きっと
世界の人々はみな、こう答えるのだろう
「ただいま、アカネ」
家族と呼ぶ、愛すべき人へ
以上です、厨二文章感がハンパないですがお許しください
リンはなぜ彼女にならないのか!!
135:名無しさん@ピンキー
11/02/03 10:03:02 d/cKoDjp
>>134
乙!リン可愛すぎるわ…
冴花批判してるのは同じ奴だから気にしなくていいよ。俺も冴花大好きだし
136:名無しさん@ピンキー
11/02/03 10:22:29 rtPOtL/O
>>134
GJ!!
冴花云々はこのスレの元祖荒らしなので気にせず
137:名無しさん@ピンキー
11/02/03 10:33:28 3QmbTQza
リンはマジでサブキャラ程度にはもったいないと、何度となく感じたな
茜はちっとも俺の好みじゃないだけに、余計ね…
138:名無しさん@ピンキー
11/02/03 11:52:05 faQbByg7
エロパロまとめの茜の4:696-703がオオガミベビー予告してるみたいで
びっくりした。あれはセクスドールだけど
139:名無しさん@ピンキー
11/02/03 12:22:53 bk7F+F8A
茜もよかったがリン攻略したいと何度思ったことか。
あと准とかいつきとかジナイダさんとか攻略させろ
140:名無しさん@ピンキー
11/02/03 14:05:37 heCxgBzN
>>134
GJ!
いつきとかリンとかはあのポジションだからアリってのもあるなあ
妄想しがいがあるし
141:名無しさん@ピンキー
11/02/03 18:03:33 NUf2BhjZ
>>134
これってpicivに投下してたやつだっけ?
142:名無しさん@ピンキー
11/02/03 20:19:28 heCxgBzN
どっかで見たことあると思ったら、上の梨子のも含めてpixivに投下されてるやつだな
これ本人が投下したのか?
143:名無しさん@ピンキー
11/02/03 20:27:14 rtPOtL/O
本人なら一応「某所に投下したやつですけど」くらい言っといてよ
本人じゃなかったならアウトー
144:名無しさん@ピンキー
11/02/03 21:56:12 tPNz7iiK
>>143
自分は投下すらしないくせに何がアウトだよ
煽ることしかできない奴は消えろ
145:名無しさん@ピンキー
11/02/03 22:06:56 avlz6CEf
とりあえず通報しましたので
投下は神ですから文句つける権利なんてありませんよ
たとえ他人の作品でも投下しないよりはましです
スレを楽しませてるんだから
146:名無しさん@ピンキー
11/02/03 22:08:38 PjXpWYjs
リコとリンの非エロSSを投下した者です
この度はお騒がせしました、本人が投下したものでして無断転載ではありません
注意書きの段階で某所に投下したものです、というのはマナーであることを知りませんでした
申し訳ありません、以後気をつけます
…正直pixivでも読んでもらっていたことに個人的に驚いていますw
エロパロでもpixivでもあげていく予定ですので今後ともよろしくお願いします
ご迷惑をおかけしました
147:名無しさん@ピンキー
11/02/03 22:11:00 heCxgBzN
pixivアカウント持ってるんで本人にメッセージで聞いてみたら
> お騒がせして申し訳ありません
> 自身が投下したものなので無断転載ではありません
>
> 某所に上げたものですがなどの注意書をスレで書くべきだったなと反省しております
> あとでスレの方にも自分の方から事情を書いておきます
>
> わざわざご連絡ありがとうございました
って返ってきた
投下したのは本人で間違いないよ
>>144-145
お前はわざわざ荒れる書き込みをせんでよろしい
148:名無しさん@ピンキー
11/02/03 22:12:10 rtPOtL/O
>>146
うたがってごめんね
他にも楽しみにしています
>>145
でもこれはないわー
149:名無しさん@ピンキー
11/02/03 22:20:34 zOJgMW1F
>>146
pixivでもこちらでも載せるのならまた同じことがおきないように
トリップをつけておいた方がいいかもしれない
何はともわれGJ
150:名無しさん@ピンキー
11/02/03 22:22:32 heCxgBzN
>>145とかはいつもの荒らしだろうな
大方>>57で通報されたのに頭にきて成りすまそうとしてるんだろ、文体でバレバレだけど
まあそれはさておき
節分ネタでも考えてみるかね
151:名無しさん@ピンキー
11/02/03 22:33:16 K5bkQlzY
変なやつに通報されて逆恨みして通報荒らしになったのね
152:名無しさん@ピンキー
11/02/03 22:39:15 +kax4hhp
相変わらず耐性ないっすね。自演だとは思いたくないけど
153:名無しさん@ピンキー
11/02/03 22:47:33 z5kw55fh
節分ネタとかこのスレ的には太いのをおにゃのこに加えさせるしかないね…
だがそれがいい
154:名無しさん@ピンキー
11/02/03 22:58:49 DJwv5Lho
>>135-136
冴花の話はスレルールで禁止されてるんだけど?
155:名無しさん@ピンキー
11/02/03 23:01:01 dYM6wjQD
>>151
だからそいつらに触るなと何度も
156:名無しさん@ピンキー
11/02/03 23:23:54 dmI870rK
レンは俺の嫁
157:名無しさん@ピンキー
11/02/03 23:24:41 1Pr+8zpf
>>134
エロでもないのに読みふけっちまった。
かけあいのノリが原作のまんまでえらく感動した。
リンさん麗しいよリンさん。
ところで、題名ないの?
158:名無しさん@ピンキー
11/02/03 23:36:48 0msNfID8
>>151
削除依頼んとこ見てみたら巻き添え食ってるような奴もいたんだけどさ
これはワザとなのかね
それとも本気なんだろうかね
159:名無しさん@ピンキー
11/02/03 23:51:55 1Pr+8zpf
>>158
不毛な話はそこまでにしとこうぜ。
代わりに無毛の話をしようぜ!
160:名無しさん@ピンキー
11/02/03 23:55:17 dYM6wjQD
パイパンネタのSSとか盛り上がりそうだな
161:名無しさん@ピンキー
11/02/03 23:55:49 0msNfID8
剃ったら毛虱がいなくなるんだとさ
162:名無しさん@ピンキー
11/02/03 23:56:29 bUIEdP6w
とりあえず真央ちゃんは無毛に違いない!絶対にだ!
163:名無しさん@ピンキー
11/02/03 23:57:34 PjXpWYjs
>>157
つけたほうがいいですかね?
リコ×7主の方は「空き缶少女」
リン×茜の方は「帰るべき場所」
という題名をpixivの方ではつけていますのでそれでお願いします
164:名無しさん@ピンキー
11/02/04 00:20:14 Vro0vxf7
つうか何個かかかれてなかったっけ>パイパンネタ
パイパンって文字はヒットしなかったけど
165:名無しさん@ピンキー
11/02/04 00:21:51 R7SeMjBe
>>162
素人はこれだから困る。生えかけこそ至高
166:名無しさん@ピンキー
11/02/04 00:25:06 YhFUzIY/
13主って漣のことなんて呼んでたっけ?
もしかして描写無かったかな
167:名無しさん@ピンキー
11/02/04 00:43:26 Hxy+sadf
>>166
漣ちゃん、じゃなかったか?
168:名無しさん@ピンキー
11/02/04 00:45:55 YhFUzIY/
>>167
6歳以上年上にちゃんはないと思うんだが・・・
もうめんどくさいから漣さんでいいか
169:名無しさん@ピンキー
11/02/04 00:54:32 ucd98pEy
漣ちゃんは漣の自称だったような
浅井さんとか漣さんとかでいいと思う
170:名無しさん@ピンキー
11/02/04 01:14:58 +Lxu9xiy
漣たんは五十鈴たんに似た可愛さを感じる
171:名無しさん@ピンキー
11/02/04 02:38:21 YhFUzIY/
桜華のSSですー
長駄文だから深夜にこっそり投下
172:1/9
11/02/04 02:39:39 YhFUzIY/
はじめてのこすぷれい
「桜華の入れる紅茶は本当においしいなぁ」
「もう、調子いいんですから。本当に紅茶の味の違いが分かるのですの?」
甲子園も終わり、攫われた桜華も取り戻し、俺達は普通の高校生の生活へと戻っていた。
今は学校の帰りに桜華の家に寄り、ティータイムを楽しんでいるところだ。
「もうすぐクッキーも焼けますからね」
「桜華は凄いなぁ。料理だけじゃなくてお菓子も作れるんだ」
「ふふ、あなたのために頑張って作りましたよ」
ああ……、幸せとはこういうことを言うのだろう。高らかに叫んでやろう。俺は今幸せだと。
(プルルルルルルル)
そんな甘い時間を邪魔するかのように電話が鳴った。
「はいはい」
桜華がエプロンで手をぬぐいながら電話へと向かう。
ううむ、なんと言うか……ああいう仕草は幼な妻っぽくて凄くいいな。
制服の上にエプロンというマニアックな格好もポイントが高い。
「もしもし一ノ宮です。あ、浅井先輩。お久しぶりです。はい、あの時は本当にお世話に……」
どうやら電話の相手は漣さんだったようだ。そういえばあの人とも甲子園が終わって以来会っていないな。
「はい。大丈夫です。元気にやっていますわ。あの、今日はどんなご用事で?……はい。……はい。……えっ、今からですの?」
「でも今は……。はい。……はい。……わかりました。お待ちしておりますわ」
桜華がため息をつきながら電話を置く。
「今の電話は漣さんからかい?」
「はい……なんでも、家の近くまで来たのでちょっと寄っていく、だそうですわ」
「へぇ、じゃあ今から漣さんが来るのか」
「……なんだか嬉しそうですわね」
「え、いや。漣さんと会うのも久しぶりだからね。……別に変な意味で喜んでいるわけじゃないよ」
「……そうですの?」
桜華はそっけなく返事をすると空になったティーカップを持ってキッチンへと行ってしまう。
ううむ、どうやら機嫌を損ねてしまったようだ。
(ピンポーン)
インタホーンが鳴った。どうやら漣さんが来たようだ。
ってえらく早いな!! あの人いったいどこから電話してきてたんだ!
慌てて桜華が玄関のほうへと駆けていく。
ガチャガチャと鍵を外す音が聞こえ、すぐに漣さんの明るい声が聞こえてきた。
173:2/9
11/02/04 02:41:04 YhFUzIY/
「こんにちは桜華ちゃん! 久しぶりだね」
「は、はい、こんにちは。……ずいぶんと早いのですわね。一体どこから電話してきていたのです?」
「桜華ちゃんの家の前でだよ。流石に連絡無しで行くのはまずいかと思って」
「こんなにすぐに来られるんじゃ意味がないですわ……とりあえず、上がってくださいな」
「はーい。相変わらず桜華ちゃんの家はおっきいね」
「あ、小波君。久しぶり」
「どうも、お久しぶりです」
漣さんはパンパンの紙袋を持っていた。何が入ってるんだ、あれ……
「今、紅茶を淹れてきますわ」
桜華がキッチンへと向かった後、漣さんが俺をみてにやりと笑う。
「なるほどね。小波君と二人っきりだったから桜華ちゃん私が来るの嫌がったんだ。これは悪い事しちゃったなぁ」
「はぁ……」
「でも、逆にちょうど良かったかも」
「……?」
相変わらずよく分からない人だな。
新しく紅茶が注がれたカップを三つと焼きたてのクッキーをお盆に載せて桜華が戻ってくる。
「それで、先輩。今日は何をしにきたのですの?まさか本当に何の用も無く来たのですか?」
「ううう、なんだか今日は桜華ちゃんが冷たい……私のことをお姉さまーって呼んでくれた桜華ちゃんはどこに……」
「そんな呼び方した事ないでしょう!」
漣さんと桜華がいつものやり取りを繰り広げる。桜華がこんな風になる相手は漣さんだけだなぁ。
「ふふ、今日はちょっと桜華ちゃんに見て欲しいものがあって」
そういうと椅子の横に置いてあった例の紙袋を掲げる。
「……? 私にですの?」
「そう! 桜華ちゃんに!」
「……よく分かりませんが、なら早く見せてくださいな」
「うーん。ちょっとここじゃあね。ちょっと二人で空いてる部屋に行かない?」
「はぁ……別にいいですけど……ここじゃ見せられないものって一体なんですの?」
「それはすぐに分かるから。ほら、早く早く」
漣さんは桜華の手を引いて客間から出て行く。
俺は一人客間に取り残されてしまった。
……というか、まさか俺は見れないのか?むちゃくちゃ気になるんだけど。
………
…遅いなぁ
174:3/9
11/02/04 02:42:36 YhFUzIY/
「な、なんなんですのこの服!!!」
ひとり寂しくクッキーを貪っていると、突然桜華の大声が聞こえてきた。
何事かと思い、急いで桜華の声が聞こえた部屋へと向かう。
「おい、どうした桜華!」
部屋の中からは二人が組み合っているような音が聞こえてくる。
そしてドアには鍵がかかっている。
……こ、これは、まさか! いや、しかし!
「桜華っ! も、もしかして漣さんに襲われているのかっ!?」
そんなけしからん光景がこの扉の先にっ!?
「……何言ってるの小波君。確かに桜華ちゃんは食べちゃいたいくらい可愛いけれど」
ドアの向こうから漣さんの呆れた声が聞こえてくる。
「じゃ、じゃあ、中で一体なにやってるんですか?」
「んー……小波君も入っていいよ。入ったらすぐに分かるから」
「なっ…!! ダメ!! 絶対に入ってきちゃダメですわ!!」
急に桜華の声が割り込んでくる。
「ええー! どうしてー? こんなに可愛いのにー」
「こ、こんな格好見せられるわけないじゃないですの! 先輩! 早く制服を返してください!」
二人の暴れる音がさらに大きくなる。一体中で何が起こっているんだ……
「もう! 本当に返してくださいっ! もう十分じゃないですの!!」
「だーめ! 小波君に見せないと意味がないじゃない! えい! ドアオープン!!」
その声と同時にドアが勢い良く開かれる。
「きゃああああああ!! ダメ! 見ないで!!」
桜華が叫び声をあげる。
だが、時すでに遅し。俺の目は既に桜華に釘付けになっていた
……なぜなら桜華が可愛らしいメイド服に包まれていたからだ。
「どーう小波君! 絶対桜華ちゃんにはメイド服が似合うと思ってたのよね!」
漣さんが話しかけてきているが耳に入らない。俺は桜華の可憐なメイド姿に心を奪われていた。
いつもは高貴な雰囲気を携えている桜華が、奉仕する存在であるメイドの象徴、メイド服に包まれる。
そのギャップの差から生まれる魅力は∞であった。
「ううう、こんな姿を見られるなんて……」
俺が部屋に入ると桜華は部屋の隅っこで丸くなってしまった。
「あの……一体どうしたんですかこれ?」
桜華のメイド姿を心に焼き付けながら、満足そうな笑みを浮かべる漣さんに尋ねる。
「行きつけにお店に入荷されててね、桜華ちゃんにきっと良く似合うと思って思わず買っちゃったの!」
こんな服が置いてある店ってどんな店なんだよ……というよりそんな店に行きつける漣さんって……
「よく桜華がこんな服着るの承諾しましたね」
「桜華ちゃん素直だから、可愛い服見つけたから着てみて!って言ったら何の疑いも無く着てくれたの」
この人ひでぇ。桜華も全部着る前に気付けよ……律儀にニーソックスまで履いてるじゃないか。
「どう? 可愛いでしょ?」
「えぇまぁ……最高ですね」
漣さんと並んで部屋の隅で丸まる桜華を眺める。うん、最高だ。
175:4/9
11/02/04 02:44:34 YhFUzIY/
「じゃあ私はそろそろ帰るね」
突然、漣さんが言った。
「あ、はい。……って、えええええええええええ!! こ、こんだけひっかき回してもう帰るんですか!?」
「実は私、仕事の買出しの途中なの。本当はこの服もプレゼントするだけのつもりだったんだけどね」
漣さんが桜華のレースカチューシャを弄りながら答える。
「でもやっぱり、実際に着てるとこ見たくなっちゃってね!」
「は、はぁ……」
な、なんて強引な人なんだろう。こんな人と付き合っている人は大変だろう。
「じゃあ、頑張ってね!桜華ちゃんもじゃあね!その服はあげるから!」
そう言うと漣さんはさっそうと去っていた。……俺とメイド姿の桜華を残して。
本当に帰っちゃったよ……本当に何しに来たんだあの人……
……とりあえず丸まっている桜華をどうにかしないと。
「桜華」
優しく呼びかけるが桜華は動かない。どうやらフリーズしてしまうほどに恥ずかしかったようだ。
とりあえず慰めの言葉を……
「……桜華。なんていうか、……その格好、すげぇ興奮する」
その言葉を聞いた桜華がさらに小さくなる。
ああ!なんか明らかに言葉の選択を間違ったっぽい!
「い、いや。本当に似合ってる!全然変じゃないっていうか……とにかく凄い可愛いっ!」
しどろもどろになりながら取り繕う。
「……本当にですの?」
桜華がちらりと顔を上げた。その瞳は潤み、顔は羞恥からか真っ赤に染まっている。
いつもは勝気な桜華がメイド服を身にまとって、そんな可愛らしい表情をするものだから、……萌える。
「あ、ああ……。だから、もっと良く見せてくれないか?」
「ううう……恥ずかしいですの」
そう言いながらも桜華がゆっくりと立ち上がってくれる。
桜華は見事なまでにメイドだった。
そのメイド服は、安物のコスプレ用のメイド服とは違い細部まで精巧に作りこまれている。
そのフリルの多さや、いやらしくない程度に空いた胸元には職人のこだわりを感じざるを得ない。
特にちょうどニーソに包まれたくるぶしが覗く丈のスカートなど、もはや神の美を感じさせられるほどだ。
これは素晴らしい一品だ!さすが漣さんだ!
「……視線がいやらしいですわ」
桜華がじとっとした目でこちらを睨んでくる。が、そんな表情すら可愛いらしく見える。
「……本当に可愛い」
思わず桜華を抱き締めてしまう。
176:5/9
11/02/04 02:45:36 YhFUzIY/
「……小波は、こんなのが好きなのですの?」
抱き締められながら桜華が耳元で尋ねてくる。
「……メイドも好きだけど、着ているのが桜華だから……他の人だったらこんな風にはならないよ」
「……もうっ」
桜華がぎゅっと抱き締め返してくれる。メイド服を通して伝わってくる桜華の柔らかい胸の感触が俺から根こそぎ理性を奪う。
……もう我慢できない。今すぐにでも桜華が欲しい。
「俺、桜華とこのまましたい」
欲望をつつみ隠さず告げる。
「うっ……このまま、ですの?」
「このままがいい」
桜華はメイド服のままするのに抵抗を覚えているようだ。確かにコスプレプレイなんてなんだか変態チックだ。
だがこのままでなくては意味がないっ!!
「こんな可愛い桜華の姿見せられたら着替えるのなんて待ってられないよ」
抱き締める腕に力をこめる。桜華はまだ悩んでいるようだ。
「お願い、桜華……」
もう一押しとばかりに、耳元で囁く。
「……じゃ、じゃあ今回だけですわよっ……」
メイド服姿の桜華をベッドに横たえる。非現実的な光景に頭がクラクラする。
「……普通にするよりも、恥ずかしいですわ」
桜華は顔を真っ赤にし、胸元を隠すように自分の体を抱く。
……そういう動作全てが俺の煩悩を揺さぶっているというのに。
ゆっくりと桜華の上に覆いかぶさる。そしてついばむようなキスをする。
「ちゅっ……んっ、ぷはっ」
桜華の目がとろんとし始めた。
メイド服の上から豊満な胸を揉みしだく。桜華が俺の手を拒もうとするが無理やり押しのけ愛撫を続ける。
「な、なんだか、いつもより触り方がいやらしいですわ……」
「そんなことないよ」
と、言いつつ胸へとねっちこい愛撫を続ける。いつもより強く興奮しているのを感じる。これがメイド服の魔力か。
177:6/9
11/02/04 02:47:00 YhFUzIY/
「直接触るよ」
背中に手を回し、ブラのホックを外す。そしてメイド服の胸を包む部分を下へとずらし胸を顕にさせる。
……このずらし方は漢のロマンである。
元に戻ろうとするメイド服の力により、胸が強調される形になる。これは素晴らしい。
たまらず手を伸ばし、やや強めに揉む。
「んっ……っ……」
桜華は声を抑えるのに精一杯の様子だ。
ピンと隆起した乳首を口に含む。
「ふぁっ……」
桜華が可愛らしい声を漏らす。そんな声がもっと聞きたくて空いている胸に手で愛撫を咥えながら口に咥えた乳首を舌で転がす。
「あっ……んっ…っ!」
舌を動かすたびに桜華が嬌声を上げる。
「んっ……!あっ…!あっ!」
たっぷりと乳首を楽しみ口を離す。口をつけていたところがぬらぬらと唾液で光っている。
「下も触るよ」
返事がないので勝手に肯定と受け取り、手を下半身へと伸ばしニーソックスに包まれた足を撫でる。くすぐったいのか桜華が身をよじる。
ふともものすべすべとした感触をしっかり楽しんだ後フリルスカートの下へと手をもぐりこませる。
しつこく胸に愛撫を続けていたからか、そこは既にすこし湿り気を帯びていた。
「桜華……もう濡れてるよ。胸で感じちゃったの?」
「っ・・・し、知りませんわ・・・」
桜華がそっぽを向く。……今日の桜華は可愛すぎる。
下着をずらし指を秘所へと走らせる。そこはくちゅっと小さな水音を立てた。
「ふあっ……っ」
小刻みに愛撫を加える。
「んあっ、あ、あっ……」
桜華は声を抑えるのを諦めたようだ。可愛い小さな声で喘いでいる。
桜華のそこからはどんどん愛液が溢れてくる。
「わたし、もうっ……」
桜華が切ない表情を浮かべはじめる。桜華のそこは既に準備を終えている。
……しかし、メイド服を着て上目遣いで切なそうにこっちを見てくる桜華を見ていると急にいたずら心が湧いてきた。……これもきっとメイド服の魔力だ。
178:7/9
11/02/04 02:47:58 YhFUzIY/
「じゃあ…おねだりしてみてよ」
「えっ……?」
桜華がきょとんととした表情を浮かべる。
「今は桜華はメイドだからね……挿れて欲しかったらちゃんとおねだりしないと」
「……っ!そ、そんなこと恥ずかしくて出来ませんわ!」
「えぇ、桜華が可愛くおねだりするところが見たいなぁ……」
しょんぼりしなが言ってみる。押してだめなら引いてみろだ。
「……ず、ずるいですわっ!」
桜華が真っ赤な顔のまま睨んでくる。可愛い。
「なんて言ったらいいかは分かるよね?」
そんな抗議を無視して、続ける。
「うううっ……」
桜華が俯きながら唸る。耳まで真っ赤になっている。……ちょっと意地悪しすぎたかな?
「……も、もう!こんなのこれで最後ですからね!」
と思っていたら、どうやらやってくれるようだ。
「ご、ご主人様…」
桜華が俺の事をご主人様と呼んでいる。それだけで興奮が一気に高まる。
「わ、私に……」
俺は次の言葉を待つ。
「……っ!……ご主人様のをくださいっ…!」
大事なところをいろいろとぼやかした言い方だったが俺の理性を吹っ飛ばすには十分だった。
「桜華っ!」
桜華を押し倒すように四つんばいにさせる。
そのまま入り口に俺のモノをあてがう。
「ふああああああああああああああああっ!!」
そして、一気に突いた。
急な挿入だったが桜華の中はすでにとろとろで俺のモノをあっさりと奥まで飲み込んだ。
「んっ!ああああああああぁっ…!お、奥までっ……入ってっ」
熱くうねる肉壁が俺のモノを強く締め付ける。
「はぁっ、ああっ、わ、私の中、いっぱいにっ……!」
桜華が悩ましげな声を上げる。
こみ上げてくる快感に腰が自然に動き出す。
「んあああっ!ああああああああッ!」
腰を動かすたびにメイド服からこぼれた胸がプルンと揺れる。
「はぁっ、あっ、桜華っ!」
「はああぁっ!あっ、あ、あ、あっ!んっ、はっ、激しいですっ、のっ……!」
腰を打ち付ける音と二人の喘ぎ声が部屋に満ちる。
179:8/9
11/02/04 02:48:46 YhFUzIY/
「んあっ、あ、あ、あんっ!はあんッ!あ、あ、あっ、あんっ!」
接合部分がぐちゅぐちゅと音を立て始める。桜華がシーツを強く握る。
「桜華のなかっ!す、すごいっ!」
メイド服に包まれた腰に手を置き、出し入れを繰り返す。今日の桜華の中はとてつもなく気持ちよかった。
「あ、あんっ!んあっ、もっ、もっと動いてっ!わっ、わたしで気持ちよくっ!」
いつもの桜華からは考えられない言葉が飛び出す。
そのことが俺をさらに興奮させる。
「んっ、あっ!桜華っ!桜華っ!」
夢中になって腰を動かす。
「あああああああんっ!!!んあああっ!あ、あ、あっ、くあっ、あああぁぁっ!!」
桜華の声がどんどん大きくなっていく。
「ああああんっ!うああぁっ!あ、ああっ!んあああっっ!!!」
桜華はいつも以上の乱れ様だ。中もいつも以上にきゅっきゅっと締めてくる。
あまりの刺激に俺のモノはあっさりと限界に達してしまった。
「うあっ、桜華っ!ごめん・・・!俺もうっ・・・!」
「ああっ!は、はい……っ!んあっ、いっ、一緒にっ!一緒にぃっ!」
桜華も絶頂が近いようだ。中がひくひくと収縮し始める。
「ああっ!一緒にっ……!」
腰の動きを早める。水音がさらに大きくなる。
「あああああああああっ!だめっ、そんなっ!はげしっ、んああああっ!!」
必死で射精感をこらえながら腰を突き進める。
「あああっ!んあっ、あ、イっ、イっちゃう、あっ、あああああああああああああああっ!!!」
そう言った瞬間、桜華のなかがきゅっと締まった。
その刺激に俺のモノは耐えられなかった。
「うあああっ、お、桜華っ!、で、出るっ!」
「んあああっ!、は、はいっ!だ、だしてぇっ!わたしのなかでぇっ!!」
最後に桜華の一番奥へと腰を突き入れる。そして、そのまま限界を迎えた。
「んんっ、ああああああああああああああああぁあああああああぁぁああああっっ!!!!」
頭が真っ白になる感覚。自分のモノがドクドクと脈打つのを感じる。
同時に桜華の背筋がピーンと伸びる。
「ああああんっ、あッ……、出てるっ……あああぁっ!」
桜華の中で全てを吐き出しきる。自分でも驚くほどの量を注ぎ込む。
「はぁ……はぁっ……」
腰を引き抜き、お互い荒い息をつく。
なんというか……すごかった。メイド服恐るべし。
「あっ……」
桜華の秘所からこぽっと精液の塊が流れ出てきた。……出しすぎだろ俺。
「桜華……」
最後にぐったりとしている桜華に短いキスをした。
180:9/9
11/02/04 02:49:34 YhFUzIY/
「はぁ、今日は疲れましたわ。まったく、あんなに激しくするなんて」
「ごめん……」
桜華は既に私服に着替えている。メイド服は……色々と汚れてしまった。
「あんなののどこがいいんですの?理解しかねますわ」
「でも、桜華だって途中からノリノリだったじゃないか。いつもより感じてたし」
「そ、そんなことありませんわっ!あれは嫌々ですっ!」
「ふーん」
「なにをニヤニヤしてるんですのっ!」
……さて。怒られるかもしれない。だが言っておかなくてはいかないことがある。
「次は巫女服なんてどう?似合うと思うんだけど」
その言葉を聞き、桜華は俯き黙ってしまった。
そしてたっぷりと逡巡した後こう言った。
「……考えておきますわ」
早く巫女服を手に入れなくては。
181:名無しさん@ピンキー
11/02/04 02:50:32 +Lxu9xiy
>>172-180
乙
182:名無しさん@ピンキー
11/02/04 02:50:47 YhFUzIY/
おわりー
レンの口調とかに凄い違和感あるよね…
レンの年下への対応のサンプルが少なすぎるぜ
183:名無しさん@ピンキー
11/02/04 02:51:16 J0tbmWw3
乙なんだよ!
184:名無しさん@ピンキー
11/02/04 02:53:36 rpIAGB5g
>>172-180
超乙です!!
185:名無しさん@ピンキー
11/02/04 03:12:10 ucd98pEy
>>182
GJ!
メイド桜華たまらんな
186:名無しさん@ピンキー
11/02/04 07:00:15 U5FdIdaA
>>182
GJ!
レンはずっと変わらなさそうだよね
187:名無しさん@ピンキー
11/02/04 07:21:19 57x55M5D
>>182
俺も以前漣のSS書こうとしてそこでつまづいたw
そこまで気にしなくてもよくね、と思いつつも
1度違和感を覚えてしまうともう駄目なんだよなあ
188:名無しさん@ピンキー
11/02/04 07:46:10 ZnL+kjKq
>>182
乙っす。
主人公がデレデレなのがなんかいいなw
189:名無しさん@ピンキー
11/02/04 07:49:50 rpIAGB5g
桜華のメイド服は想像するだけで萌えるなぁ…
書き貯めてた分もコレで最後、というわけで三日にわたる転載の嵐でしたがこれが最後だと思います
今回は9主×維織×准です、またも懲りずに非エロです
そして、某pixivでもあげてたものをそのまま持ってきたものです、あしからず
「変わらない日々」
うららかな10月の陽気に照らされて維織さんと俺、こと小波九慧(このえ)は近所の土手に来ていた
というのも今朝維織さんが「良い天気」「外に行きたい」「連れてって」の三段論法で反論する余地もなく、連れ出されたからである
まぁ、反論するまでもなく維織さんが行くのであれば後をついていかないわけがないのだけど
「維織さん」
「…なに?」
「良い天気だね」
「…うん」
さっきから分厚い本に目を落としながら俺が話しかけると答えてくれる維織さん
ちょっと無愛想な文面に見えるかも知れないがちゃんと問いかけに答えてくれるだけ100%本に興味が向いているというわけではない良い証拠だ
190:名無しさん@ピンキー
11/02/04 07:50:29 rpIAGB5g
「…小波君」
急に声をかけてきた維織さんに驚きつつ、努めて自然に聞き返した
「なに?維織さん?」
「…あそこ…」
維織さんが指を指した方角には不自然に段ボール箱が組まれていた
「あのダンボールがどうかしたの?維織さん」
「…中に…いる」
「何が?」
「……何か」
「そりゃ何かはいるだろうけどさ」
「大丈夫、小波君じゃない」
ひどい言われようだ、そりゃ数ヶ月前までは似たような生活をしてはいたが
「失礼だな、維織さん俺だったらダンボールでもっと良い家を作れるよ」
「………そう」
あ、今残念な目で俺を見た
「…今のは『反論すべき点はそこじゃないだろ』ってツッコミがほしかったんだけど…」
「大丈夫、どんなところに住んでても、どんな小波君でも私は受け入れるから…」
いけない、冗談で言ったつもりなのに本気にされている
「そ、それはともかく、なんで急に段ボール箱の中身が気になったりしたの?」
「…なんとなく」
維織さん?答えになってないよ?
「本当になんとなく、小波君とあったときと同じ感覚だったから気になった」
俺と会ったときと同じ感覚?
ふむ
191:名無しさん@ピンキー
11/02/04 07:51:13 rpIAGB5g
「…小波君?どこにいくの?」
「ちょっとみてくるよ、何が入ってるのかも気になるし、俺と同じ感覚って言うならイヤでも気になるからね」
俺は立ち上がりダンボールまで中身を見に行こうとしたが、立ち上がるとなぜか前に進めなかった
なぜか?
答えは簡単だ
「…維織さん?手を離してくれないかな?」
「…いや」
俺のユニフォームのすそを掴んでいるのだ
しかも両手で
「維織さん…確認にいけないよ」
「私も行く」
「じゃあ来れば良いじゃないか」
「連れてって」
…これだ
基本的に維織さんはわがままなんだ
実際土手に来るまでも俺がおんぶしてきたくらいなんだからそれくらい不精だってことはわかっていた
「しかたないな、はい」
「…ん」
背中に維織さんを抱えると、ダンボールのある川べりまで俺は駆けていった
192:名無しさん@ピンキー
11/02/04 07:52:00 rpIAGB5g
「犬」
「そうだね」
そこにいたのは紛れもなく犬、だった
「わん」
そういったのは維織さん
「わんわん」
重ねて維織さん
「さんわんわん」
「まてぃ!!!そんな安易なネタは許さないぞ!!!作者ァ!!!」
「…?なにいってるの?小波君?」
「い、いや、突然何かにツッコまなきゃいけない衝動に駆られて…」
「変な小波君…」
心外だ、俺は誠意をこめてツッコんであげたのに!!
くだらないことを言わされた維織さんに変わって!!!
「小波君」
見えざる何かにツッコんでる間に不意に維織さんに話しかけられた
「あ、え、あ、なに?」
「おなかすいた」
「…さっき昼ごはん食べたばっかりだよね?」
「うん、私じゃなくて、この子が」
「…あぁ、なるほど」
どうやらさっきの犬語でコミュニケートしたらしい
「さっきなんて話してたの?」
「どうしたの?ってきいた」
「うん」
「おなかすいた、って」
目を見ればわかりそうなことだけどそれを合えて言葉にすることで会話したことにする維織さんである
「そうなんだ、じゃあちゃんとご飯食べさせてあげないとね」
「うん…」
ふと、いつもの無表情な顔とは違う少し悲しげな顔をした維織さんがそこにはいた
「どしたの?維織さん」
「………早くご飯が食べたい」
気のせいだったのか、いつもどおりの無表情に戻った維織さんはそういうと、今度は犬を抱きかかえて自分の足で歩いていった
193:名無しさん@ピンキー
11/02/04 07:53:22 rpIAGB5g
「へぇ~維織さんがねぇ、はい、いつものコーヒー」
コーヒーを渡してくれた准が犬を抱えて離さない維織さんを訝しんでこういった
「珍しいだろ?あそこまで自分以外のことに興味を持つなんてさ、おおぉぉぉ…肌にしみるなぁ……もう冬も近いのか寒くてな…」
さすがはメイドを自称するだけあって気が利くな、とは言わないが
「でもあそこまでかまって世話するなんて小波さん以外に見たことないよ」
「失礼な、俺をペットか何かと勘違いしてるんじゃないのか」
「あれ?でも確か昔はムシ○ングとして活躍していたんじゃなかったっけ?」
「カブトムシ臭がしてたとはっきり言ってくれたほうがむしろ傷つかないよ!!!」
確かにカンタ君には橋の下で暮らしていたころにはカブトムシのにおいがするでやんすと言われたことはあった!!!あったけど!!!
「でも、冗談抜きにあそこまで維織さんがかまうなんてちょっとただ事じゃない気がするよ」
店に入ってくるなり、准ちゃん、この子のご飯、と言い出すんだから驚いて当然だが
「まぁな、それほどあの犬のことが気に入ったのかねぇ」
「うん…でも…」
准も何か不安そうな顔を浮かべている
維織さんがいつもと違う顔をしていることに准も気づいたらしい
「なんか維織さん、すごく不安そうな目で見てるのよね」
「不安そうな目?」
悲しそうな目、と評した俺の目から見た維織さんと、不安そうな目、と評した准の目から見た維織さん
どちらにせよ、何か維織さんがよくないことに当てられたことは確かなはずだ
「小波君」
と、准とふたりで話していたら急に後ろから声をかけられた
振り返ってみると、悲しそうな目でこちらを見上げながら犬を抱きしめている維織さんの姿があった
「な、なに?維織さん?」
「……ぽとふが」
「…ぽとふ?」
「あっ!!」
とは准の声
そう、維織さんの腕に抱かれていた子犬はその腕の中で短い生涯を終えていた
194:名無しさん@ピンキー
11/02/04 07:55:17 rpIAGB5g
静かにその生涯を終えた子犬、ぽとふ(維織さん命名)を店の裏庭に埋めた後、維織さんはまた本を読みふける作業に戻ってしまった
「てっきりあんなに可愛がっていたんなら維織さん泣いちゃうんじゃないかな、なんて思ったけどそんなことなかったわね」
同感だ、と相槌を打っておいたがどうにも気になる
そもそも、最初から最後まで違和感しかなかった
無感動すぎる
維織さんの目の前で今小さな生命が絶たれたのだ
ついさっき見つけて、名前までつけて愛着がわいていたはずの小さな子犬の生命が絶たれたのだ
それをこうまで無感動に、無感情に、ひどく冷静に、対処をすることが出来るものだろうか
それが決められたことでありわかっていたのであるならまだしも…いやまて
「維織さん」
「……………なに?」
1ページもめくられていない本に目を落としながら維織さんは答えた
「ひょっとして、拾った瞬間にもう助からないってことわかってた?」
無表情の維織さんにしては珍しい表情、いつも半開きの目を軽く見開いて
「…どうしてわかったの?」
と、一言つぶやいたのち口を開いた
あの犬はもう衰弱しきっていて今日一日と生きていられなかったであろう、と言うこと
「…だからせめて最後は生きていた証に名前をあげたの」
「それでぽとふ、ね…」
「いつも…」
「え?」
「夢にでる、小波君がいつの間にかいなくなっていて、私はまた一人すごす夢」
「維織さん?」
あぁそうか
「私はずっと一人だった、けどそこに小波君が私の隙間を埋めにきてくれた」
わかってしまった
「あなたと出会ったことで風景が毎日毎日違うことに気づくことが出来た」
俺と犬が似ているといった意味も
「そして、この愛おしい日々がいずれ失われてしまう恐怖も知った」
なぜか浮かべた表情が暗く沈んだ顔に見えた理由も
「大丈夫だよ、維織さん」
「…小波君?」
「最初に言ったよね?俺は黙って君の前から消えるようなことはしない、そして君に見えているこの世界がどんなに閉じられた世界でも俺はそこから君を救い出してあげるよ」
「……」
「だからさ、維織さん」
「………なに?」
「もうちょっと、さ、俺に感情をぶつけてきてよ」
「…小波君」
「怒った顔も、笑った顔も、泣いたときの顔も、全部おんなじ無表情じゃ苦しいだけだよ、せっかく俺みたいにずっとそばにいる人間がいるんだからもっといろんな顔を見せてよ」
「ありがとう…小波君……今だけ、今だけだから、背中を貸して」
「…そういう時って胸を貸してほしがるんじゃないの?」
「…………………ちょっと、恥ずかしい」
195:名無しさん@ピンキー
11/02/04 07:57:19 rpIAGB5g
今日もいつもの日々が俺たちの周りを駆け抜けていく
いつか訪れる別れの予感を携えながら
「…やれやれ、こういうとき有能なメイドは影から見守ってることしか出来ないから損よね…ま、維織さんのいろんな顔が見れたから良いけど…」
…おい、そこの有能(笑)メイド、良い感じで締めたんだから追記的なあとがきを加えるのをやめろ
以上になります、途中いろいろと端折りすぎてますがノリで楽しんでもらえると嬉しいです
9主と准と維織さんの関係ってこんな感じであってほしい、と常々思っとりゃす
196:名無しさん@ピンキー
11/02/04 13:07:45 ZnL+kjKq
乙っすう~
緑髪風テキストうまいですね。
197:名無しさん@ピンキー
11/02/04 13:39:33 ucd98pEy
>>195
GJ!
緑髪の雰囲気が出てるいい作品だね
198:名無しさん@ピンキー
11/02/04 15:15:17 hu1iAmr5
ちなみにこれは保管庫載せるのかどうか言っといたら?
個人のサイトや別のとこに乗せてあるから保管庫に載せないでという人もたまにいますし
199:名無しさん@ピンキー
11/02/04 16:57:50 cEFYYB1w
このスレでの禁止事項
・冴花
・陵辱
・尻コキおよび性的な目的で尻に触れる描写
200:名無しさん@ピンキー
11/02/04 21:03:12 VfvngliN
>>159
ちょっと遅いが俺は美空ちゃんを推す
201:名無しさん@ピンキー
11/02/04 21:52:58 xOS3wI5e
しあんがルッカにやられるシュチュやりたいんだが
小物相手に負けそうなイメージがわかない
どうしよう
202:名無しさん@ピンキー
11/02/04 22:08:47 ucd98pEy
ルッカ一人で勝てるイメージがわかないな
幸い戦闘能力だけはルッカの方が上だから、賢い奴がいればなんとかなるだろうか
203:名無しさん@ピンキー
11/02/04 22:34:31 C/0RLbtV
賢い奴…。
優秀ならジオット様ですな
204:ルッカの興亡
11/02/05 00:50:44 /i8ChPfl
・副官のジオットが優秀だったからジャジメントのNo2に
・ライバルになると邪魔なのでヨーロッパ支部にジオットを飛ばす
(ついでに超能力問題児のデスマスも押し付ける)
・シアンがライバルに出てきてムキー!
・ジオットのとこに預けてた超能力問題児のデスマス回収するも
浜野にこだわったデスマスに足を引っ張られる
・シアンの会長殺害後、ジオットはシアンの歓心をかうため支部長を射殺
そのころルッカさんは反ツナミ連合を立ち上げる。
・シアン、カイ死亡。
そのころルッカさんはパカの財産使ってマネーゲームをしかけるも
大神博之の意外な才能に惨敗。
・木村と、ジオット会長に。ジオット、カタストロフの準備開始。
そのころルッカさんはくしゃみをしていた。
205:名無しさん@ピンキー
11/02/05 00:53:46 /i8ChPfl
204は一部想像が入ってます。
ヨーロッパ支部長を殺したのはデウエス説もあるし。
206:名無しさん@ピンキー
11/02/05 08:00:35 kyBY/dNu
ジオットは性欲なさ気なのがな…。
拷問しようものならあれだし…。
207:名無しさん@ピンキー
11/02/05 09:47:22 sIkHUp2U
ジオットって性欲と睡眠欲ないイメージ。
12のときは食欲もないイメージだった
208:名無しさん@ピンキー
11/02/05 17:10:56 JIcLQlxR
栄養採れるなら点滴でもいいや位に考えてそう
…と思ったら13ではファーストフード好きが判明して以外だったわ
性欲はなさそうなんだけど精神攻撃の為なら何でもする性格じゃなかろうか
つまり陵辱要因…おっと誰か来たようだ
209:名無しさん@ピンキー
11/02/05 19:10:14 B2YlXlnP
賢い部下がいたとしてもルッカさんが聞くかどうか・・・
210:名無しさん@ピンキー
11/02/05 19:30:56 RWgbqyr3
カズ厨死ねよ
211:名無しさん@ピンキー
11/02/05 19:46:23 kyBY/dNu
>>209
そもそも賢かったらルッカさんの部下になるか?
あとルッカさんの指示を素直に聞くか?
[結論]
やはりルッカさんはいじめられる方が向いてる。
212:名無しさん@ピンキー
11/02/05 20:57:54 B2YlXlnP
ですよねー
人望がないからこそルッカさんだね
ヘタレた今の状況から何をしてくれるかちょっと楽しみでもある
213:名無しさん@ピンキー
11/02/05 23:15:40 26dSsCmX
ルッカさんは二番目あたりで常に攻めの姿勢でいてもらいたい。
ベッドの上的な意味で言うのなら、
必死に攻めを加えて主導権を握ろうとするんだけど
さらにその攻めも実にたくみなんだけど
自分の感度がよすぎていつもティウンティウンティウン
ルッカさん攻略したいよルッカさん
214:名無しさん@ピンキー
11/02/05 23:54:42 /y1gBB5C
>>213
頭おかしいのか?
215:名無しさん@ピンキー
11/02/06 00:06:13 wDwbGO++
>>213
ルッカがそこまでできるかどうか…
とりあえずお前のルッカ愛は伝わった
216:名無しさん@ピンキー
11/02/06 03:17:10 EJvkDxvd
>>198
遅くなりましたが、wiki転載ってwikiの管理人の方が移すか移さないか判断するんじゃないんですか?
それとも自分でwikiに転載するもんなんですか?
僕としてはwikiに転載してくれるのならむしろうれしいのでバッチコイなのですがw
217:名無しさん@ピンキー
11/02/06 03:47:25 RnRKVjAX
>>216
>>1
何故か勝手に1レスに収まらせたせいでめちゃくちゃ見難くなってるが、基本的に管理人さんがやってくれる。
ただ作品は作者のものなんだから、お前が嫌って言ったら載せない。
他のところでも投下してる作品ってのは扱いがデリケートなんで、先に意思表示しとけばって言ってるんだろう
218:名無しさん@ピンキー
11/02/06 04:18:45 EJvkDxvd
>>217
なるほど自分は自分の作品が掲載されるのは名誉なことだと思うので全然かまわないですね
219:名無しさん@ピンキー
11/02/06 04:23:13 Mps9yUq9
>>217
いや、なんかスマン。
51行だったもんで、1レスに入るものだからつい押しこんでしまった。
220:名無しさん@ピンキー
11/02/06 04:32:46 RnRKVjAX
>>219
えっ、そこで謝られたら俺がキツイ事言ったみたいじゃないかw
レスを分けてたのはwikiに関するテンプレ質問は>>3に安価で済ませられるようにって考えてのものだから、
現状の懇切丁寧なこのスレだと不必要なことなのかもしれないな
221:名無しさん@ピンキー
11/02/06 12:40:39 qQKFHzki
闘気/鉄腕の彼女は可愛いのが多いなあ
(雅美除く)
222:名無しさん@ピンキー
11/02/06 12:51:18 pKtnh4MM
雅美さんいいじゃん。かわいいとは違うけど
223:名無しさん@ピンキー
11/02/06 13:58:33 Gn8YW1dF
そうだよ(便乗)
224:名無しさん@ピンキー
11/02/06 14:23:19 Wt2KOtF+
雅美さんは彼女としてはどうかと思うが良い話だったから嫌いじゃない…ってこのスレには合わないってこったな…
225:名無しさん@ピンキー
11/02/06 15:34:48 EJvkDxvd
いやいや、スレチということはないでしょ
年上のテクニックをつかってだね(ry
226:名無しさん@ピンキー
11/02/06 16:02:51 wDwbGO++
何を言うかね、我々のような大人の女性が好みの者にはたまらんかったですよ
スレチなぞとんでもない
雅美さんはスッピンの方がきれいなのかもしれない
227:名無しさん@ピンキー
11/02/06 16:49:27 EJvkDxvd
雅美さんのSSも少ないよなぁそういえば
セナ君ミレちゃんをいじればもっと面白い作品増えると思うのに
228:名無しさん@ピンキー
11/02/06 20:09:06 qQKFHzki
勢いで書いた武美のSSを投下。
陵辱っていうか、ずっと武美のターンっていうか…
「性的試験」
「がはっ……!」
「ふああぁぁぁ!」
武美の中に、男の精液がぶちまけられる。
武美の秘部からは、精液が溢れ出ていた。
「はあ、はあ……結構体力あるね。でも、まだ終わりじゃないよ?」
「………分かってる」
今、この大神研究所で行われている実験は「人間がサイボーグとの性交でどれだけ耐えられるか」である。
現在、武美と候補者の一人がその実験を行っているのだが、8回目の性交で男は激しく疲労してる一方で武美は余裕を見せていた。
「次で9回目だね…じゃあ、今度はこれで」
そう言うと、武美は69の体制になり、秘部を男に押し付ける。
それと同時に、男のペニスへの愛撫を開始した。
「んちゅ…んん……ペロッ」
武美の激しいフェラに負けんじと、男は武美の秘部を舐め回す。
「あぁん!ふぁ、ちょ……このスケベ!」
「はっ、はっ……やられるだけだと思ったら、大間違いだっ…!」
「もう、こうなったら手加減しないよ……えい!」
武美は唐突にペニスを自分の胸で挟み、パイズリを始めた。
「ーーーーっ!!」
「ふふ、謝っても遅いよ?このまま出しちゃえ!」
挟んでから間もない内に、ペニスから精が飛び出した。
229:名無しさん@ピンキー
11/02/06 20:09:38 qQKFHzki
「うあぁぁっ…!」
「ああん!」
9回目の射精にも関わらず、ペニスからは萎える気配もなく精が飛び出し、武美の顔を白く染めていく。
射精が収まると武美は今の体制を解き、騎乗位の状態へと移る。
「これで…10回目だね?アンタはそろそろ限界だね…私はまだイケるけど」
「………」
男はもはや喋る気力すら残っていなかった。
ただダランとしていて、武美の言葉に対して首を振る以外に何もしない。
「覚悟はいい?いくよ~…それっ!」
重量に任せて一気にペニスを秘部へと突き入れると、男は大きく硬直した。
一方の武美は、多少顔を歪めるが何ともない事をアピールした。
「ふう…全部入った……動くね?」
「…………」
僅かに首を振るのを確認すると、武美は動き始める。
体からは激しく汗が吹き出していて、腰を前後に動かす度に汗が飛び散る。
さらに胸は縦横無尽に揺れていて、汗が乳首から飛ぶ光景はまさにエロティックである。
この時の男の体力と精神は共に限界に来ていて、射精が近付いた時は少し言葉を発しただけだった。
「で……で…る……っ!」
「わ、分かった!いつでも出して!」
最後の力を振り絞ると、男は大きく腰を動かして武美を突き上げた。
230:名無しさん@ピンキー
11/02/06 20:10:11 qQKFHzki
「はあぁ……また…いっぱい……」
射精が終わると、男はガクッと脱力をして力尽きた。
「………終わりか…」
ズニュ、とペニスを引き抜くと、武美は裸のままモニターに映っている研究員に報告する。
「今回は10回だったよ。前よりもかなり体力がある人だったよ」
「そうか……ありがとう」
研究員はメモをとると、再び武美にお願いをした。
「すまないが、三人目も……お願い出来るか?」
「ん~…いいよ。でも、その代わりご褒美を用意してね!」
「……考えておこう」
数分後、再び実験が開始されたが、この話はまたの機会に。
231:名無しさん@ピンキー
11/02/06 20:10:51 qQKFHzki
以上です。
武美が多少キャラ崩壊してるのを注意書きするの忘れた…
232:名無しさん@ピンキー
11/02/06 20:36:56 x1MunyBc
乙です。
武美屈服verも見てみたい。
233:名無しさん@ピンキー
11/02/06 21:20:10 lPQJO59b
>>231 GJ!
ついでに僕も作品を投下します。
注意!13主×女体化雨崎です。苦手な人は走塁○で逃げてください。
234:名無しさん@ピンキー
11/02/06 21:42:55 lPQJO59b
「こっ、こなみぃっ!」
「な、なんだ?どうしたんだよユウキ!?」
俺は小波。開拓野球部キャプテンで、4番・キャッチャー。
それでこっちは俺の親友の雨崎優輝。開拓のエースだ。
今は朝練の時間。
「たっ、大変なんだよ!俺が女で女が俺で、それで…」
「お、落ち着けユウキ。女?女がどうしたって?」
「だから、俺が女で女が女で俺が俺で…」
どうやら混乱しているようだ。
それにしても声がいつもより高いような…
「おい、ユウキ。なんで裏声なんて出してるんだよ。
もしかして、声の高さがコントロールできるようになったとか?」
「ちがうんだよ!これが地声だよ!」
「はぁ?あのなぁ、声が高くなる男なんているわけないだろ。
大丈夫か?頭でも打ったんじゃないのか?」
「ああ、もう!言葉より直接見た方が分かりやすいだろう!
ちょっと俺の体を頭から足まで見てみてくれよ!」
そう言うと、ユウキは俺から少し離れ、全身が見えるようにした。
とりあえず見てみる。
すると、異変に気付いた。
昨日より髪がずいぶん伸びている。1.5倍ってところだ。
それに、輪郭が少し丸まっている。眉毛も少し細い。
いや、何より、真っ平らだったはずの胸が、少し膨らんでいる。
やばい。混乱してきた。なんとか気を取り直して、
「お前…シリコンでも入れたのか?」
と、聞いてみた。
「違うよ!朝起きたらこうなってたんだ!」
あ、違ったみたいだ。
235:名無しさん@ピンキー
11/02/06 21:49:37 uaEw+V6p
武美厨は人気を盾にして他のキャラを見下すからうざい
236:名無しさん@ピンキー
11/02/06 21:56:09 lPQJO59b
「朝、気が付いたら体がヘンでさ。
とりあえず朝風呂に入って確認してみたんだ。
そしたらさ…、俺、女になってたんだ。」
「はぁっ!?」
な、何言ってるんだこいつ。
「証拠もある。腕にさわってみてくれ。」
言われた通りにさわってみる。
おかしい。昨日まであんなに堅かったユウキの腕が、まるで餅のように柔らかかった。
「お…お前、まさか本当に…」
「やっと分かってくれたのか!」
「女装趣味に…」
「違うって!現実を見つめてくれ!」
「もう非現実的だろ…」
でも、どうやら本当みたいだな。
でも、だとしたら…
「どうするんだ?」
「どうするって?」
「どうやって治すのかって事だよ。」
「う~ん…」
俺たちは考え込む。うむむ…治らないものを治してくれそうな人…
その瞬間、俺の頭に一人の人物が浮かび上がった。
「そうだ!あの人なら…!」
「思いついたのかい?」
「ああ!早速行ってみよう!」
そうして、学校に「今日は早退します」と報告して、学校を出る。
目指すは、桧垣先生のところだ。