10/11/29 00:10:22 I9MmlrxT
>>40
前スレに投下されたグリリフは1作品だけだぞ?
51:名無しさん@ピンキー
10/11/29 00:18:53 I9MmlrxT
マンセーもいい加減にしとけ
52:名無しさん@ピンキー
10/11/29 20:05:29 TvtpOolN
サトカス、シュウハル、シンヒカ、シューアイ公式!
さぁかけ!!
53:名無しさん@ピンキー
10/11/30 01:37:25 dtfCN2Bj
53
54:名無しさん@ピンキー
10/11/30 01:38:31 dtfCN2Bj
54
55:名無しさん@ピンキー
10/11/30 01:39:02 dtfCN2Bj
55
56:名無しさん@ピンキー
10/11/30 02:44:48 uBwltwCa
明日からフユカたんの季節だな
57:名無しさん@ピンキー
10/11/30 16:05:12 oRlEWexp
園児だっけ?
58:名無しさん@ピンキー
10/11/30 16:10:59 XWg5JW6p
OLのお姉さんと最後の観覧車してきた……
失恋相手は上司で不倫とかなのかな、やっぱり
59:名無しさん@ピンキー
10/11/30 19:26:28 OjfhtPf2
表記が漢字になったからといって
設定をそこまで大人向きにせんでもええんやで
60:名無しさん@ピンキー
10/11/30 19:59:30 rkStt3s0
>>58
シリアス系か
難しそうだな
意外とそっちの経験が無いって設定も捨てがたい
61:名無しさん@ピンキー
10/11/30 23:37:37 9yX/SK6J
アキラちゃんは?
62:名無しさん@ピンキー
10/12/01 01:38:13 ZttPzTcE
園児と観覧車乗ってきた
・・・・・・ふぅ
63:名無しさん@ピンキー
10/12/01 05:32:13 IVXHAJ9N
フユタ病弱美少年のお坊ちゃまかよw
最終的には身体で暖めあうレベルに行くなこれは。
64:名無しさん@ピンキー
10/12/01 13:44:55 +rrR9jNP
>>23です。順風満帆後編できましたので投下します。要望取り入れてたりしたら信じられないくらい長くなってしまったのでどうかご容赦願いたいです
65:順風満帆 トウヤ×フウロ7
10/12/01 13:46:14 +rrR9jNP
想いを打ち明けた二人は、もう一度キスをした。好き合う者同士の口付けは、最初の時よりも甘かった
「えへへ。恋人同士、だね」
「そう、ですね」
恋人同士という響きは年頃の少年にとってはむず痒いものがあり、トウヤは帽子のつばを摘んで目深く被り顔を隠した
「(うわー、わー、可愛いなあトウヤくん)」
対してフウロは、そんなトウヤの反応を見て口元を緩めていた。同じ初恋同士でも、やはりフウロには年上の余裕があった
「も、戻りましょうフウロさん。いつまでもここにいたら寒いでしょうし、ちょっと不謹慎ですし」
「…そうだね」
タワーオブヘブンは天国のポケモン達の魂を悼む塔。想いが通じ合ったのは嬉しいことだが、やはり浮ついた気持ちで居るべき場所ではない
「あ…じゃあ、トウヤくん。鐘を鳴らして?」
「え?」
「久しぶりに聞きたくなったの。トウヤくんの、優しい音色」
「…わかりました」
階段を登り、鐘の前に立って深呼吸をする。そして祈りを込めて鐘を鳴らした
鐘は綺麗な音を響き渡らせ、死者の魂に安らぎを与えてくれただろう
「…ん。ありがとう。私、やっぱりトウヤくんの音、好きだな」
「あ、ありがとうございます」
好き、という単語に思わず反応してしまう。照れた顔を隠すようにトウヤはすたすたと階下へと降りていった。フウロも微笑みながら、その後を追う
66:順風満帆 トウヤ×フウロ8
10/12/01 13:47:00 +rrR9jNP
塔を降りる途中、二人はあまり会話をしなかった。というよりできる状態になかった
「っ…」
「~♪」
腕組み。カップルがするように腕を絡ませてトウヤとフウロは歩いていた。勿論、ご機嫌なのはフウロのほうでトウヤは押し黙っていた。
塔の住人(?)達はそんな二人を驚きながら眺めていたが、電卓片手にヒトモシを倒し続けるアブナイ人が沢山いたおかげか野性のポケモンに出会うことはなかった
塔を出た二人は目の前の光景に愕然とする
「……あらー…」
「…嵐。いや…この雷雨…これは…」
ボルトロス。イッシュ地方を騒がせる悪戯心がフルボルテージな困った雷神の仕業だろう。頂上にいた時には雨の気配なんてまるで感じなかったのだから間違いはない
「どうしよっか、トウヤくん」
「…退治してきてもいいんですけど、ここでゼクロムに頼るというのも…」
「埋蔵金掘り起こすのに、埋蔵金使うようなものだよねぇ」
伝説の雷神を倒すのに伝説の雷竜を使ってどうするというのか。要するに論理が破綻しているのだ
「私の手持ちは雷ダメだし…こんな天気の中空を飛ぶなんて使えないし…こうなったら…」
「…こうなったら?」
「走ろう!!フキヨセまで競争だよ!」
「え!?フウロさ―あぁ、もう!」
言うが早いか、ずぶ濡れになるのもお構いなしにフウロは駆け出した。結局それしかないのだが、トウヤは呆れながらその後を追って駆け出した
67:順風満帆 トウヤ×フウロ9
10/12/01 13:47:47 +rrR9jNP
「ふう、濡れた濡れた!」
「元気、ですね、フウロさん…ていうかなんか嬉しそうですね」
ハアハアと呼吸を整えながらトウヤは帽子を取る。「はいっ」と渡されたタオルを受け取る
「ありがとう、ございます…ってあれ?ここどこですか?ポケモンセンターじゃ…ないですけど…」
豪雨の中、無我夢中でフウロを追い掛けていたから気がつかなかったが、ここはどうやら民家のようだ
「あ、ここ私の家だよ」
「あ、なるほっ……ええぇぇッ!?」
軽く流してしまいそうだったが、フウロはとんでもないことを言った
「ここがフウロさんの家って……ッ!!?」
トウヤの顔が、これでもかと言うくらい真っ赤に染まる。フウロの服が雨に濡れて透けていたのだ
それだけでも刺激的なのに、水分を含んで服が肌に吸いついているせいで…胸の突起が、服の上からでもわかるようになっていた
「(やばい、やばいやばいっ!)」
連動して塔で抱きつかれた時のことまで思い出してしまう。背中に押し付けられた、柔らかい感触…
ドクン、と胸が暴れる。トウヤの欲望は既に膨れ上がってきていた
「…トウヤくん?どうしたの?」
「…!フウロ、さっ…来ないでくだ、さいっ…!」
拒絶の言葉。言い放って後ろを向く。だが辛いのは、言ってしまったトウヤのほうだった
いっそ目の前の獲物に飛び掛かるような、そんな欲望に忠実な年頃ならトウヤは苦しむことはなかったが、まだ性知識も充分にないトウヤにはそれが精一杯の抵抗だった
「…トウヤくん」
勿論フウロは、そんな言葉に本意がないことはわかり切っていた。でも何をそんなに焦っているのかまではわからない
だからフウロはトウヤの体を抱き寄せる。無力な少年の抵抗はかくも虚しく打ち崩されてしまった
68:順風満帆 トウヤ×フウロ10
10/12/01 13:48:36 +rrR9jNP
「どうしたの?トウヤくん。私、なにか怒らせちゃった?」
「…違う…違うんですっ…悪いのは、意地汚いのは、僕なんですっ…フウロさんは何も…」
「え?…………あっ」
ふと、視線を落とす。そうしてようやく気がついた。今の自分の格好と、トウヤの股間で存在を主張するモノに
「…っ!!」
ボフン、とさすがのフウロも沸騰した。顔を真っ赤にして口をぱくぱくとする。それはトウヤも似たような状態だった
ドキドキと心臓が激しく鼓動するのを抑えて、フウロはトウヤのソレをズボン越しに触ってみた
「…うぁっ…!」
ぴくん、と体を跳ねさせて、トウヤは恍惚とした声を吐き出した
-ゾクッ…
フウロの心に、震え上がりそうな感覚がほとばしる。もっといじめたくなる。もっと困らせたくなる。そんな嗜虐的な欲求が込み上げてきた
もう一度、トウヤの股間に触れてみる。ビクッ、と反応して小さく呻き声を漏らすトウヤ
「(あ、やばい。すごく…楽しい)」
これじゃヘンタイみたいだ、とフウロは自嘲の笑みを浮かべた。でも一人で楽しむのはなんだか嫌だった
「(…トウヤくんなら、いいよね。初めての相手が好きな人なんて、私って幸せ者かも…)」
すりすりと股間を撫でる手を止めて、フウロはトウヤと向き合う。未知の快感に打ち震えていたトウヤの顔は涙ぐんでぐしゃぐしゃだった。正直、その顔を見ただけで興奮してしまいそうだったがフウロはなんとか我慢した
「ね、トウヤくん」
「は…はい…なんです、か…?」
「私と…もっと、楽しいこと、しましょう…?」
69:順風満帆 トウヤ×フウロ11
10/12/01 13:49:30 +rrR9jNP
『もっと楽しいこと』
それがどんなことか、この状況でわからないほどトウヤは朴念仁ではなかった。
むしろ、それは、行き場のない欲望を鎮めるためにトウヤ自身が望んでいたことだった
「で、でもっ」
「うん?」
「僕なんかで、ホントにいいんですか?」
「…ふふっ」
心配性というか生真面目というか、この期に及んで相手を気遣うトウヤに思わず笑みが零れた。というよりむしろちょっと安心した
女の人を気遣うということはつまり、その行為がどんなことか最低限の知識を持っているということだから。やっぱり楽しむなら二人で、幸せはお互い共有していきたいものだ
「ありがとね、トウヤくん。いいんだよ。というより、トウヤくんじゃないと嫌なの」
「フウロさん…」
「一緒に、気持ち良く、なろ?」
甘美な誘惑の声にトウヤはこくんと頷く。そして二人は寝室のベッドに腰掛けた。お互い雨に濡れていたのでシャワーを浴びてからという案も浮かんだが、トウヤから「そのままがいいです」と言ってきた
どうやらやるときはやる、というか実はかなりアクティブな性格なようだ。不意をつかれたフウロは「男の子としては脱がしたいのかな?」とちゃらけて言ってみた
「そうかも、しれません」
「…意外と、えっちだね」
「…否定はしません」
「あっ…」
グッ、と押し倒された。予想外だったので抵抗もできずに、フウロの体はぽふんとベッドに沈む
そこでフウロはトウヤの顔を見て言葉を失う
「あ、わっ、トウヤ、くん」
「………」
オトコノヒトの顔をしていた。飢えた獣の眼。フウロを捉えて離さない、欲情した視線。年下の可愛い恋人、だなんてとんでもない
ドキドキと胸が暴れる。まさかトウヤのこんな顔が見れるとは思っていなかった
70:順風満帆 トウヤ×フウロ12
10/12/01 13:50:16 +rrR9jNP
「いい、ですか?」
「!!」
それは確認というよりも、合図だった。こくんと頷き、フウロは瞳を閉じる。望み通りトウヤはまずキスをした
「っふ、ぁ…」
舌を絡ませるキス。不器用ながらもお互いに積極的に絡ませていき、ぴちゃぴちゃと音を鳴らす
「ん、ちゅ…ふぅ、ぁっ」
息が苦しくなってきたのに、むしろ心地良いと感じた。キスに酔ったように二人は口付けを交わし続ける
「はぁ、っん…んぅ…」
ツー…と、溢れた唾液がフウロの口元を零れたところでトウヤはキスをやめた。フウロの体が脱力し、目が虚ろになってきたからだろう
トウヤはフウロの胸に手を伸ばす。が、ぴたりと手が止まる。躊躇っているのではなく、おそらく戸惑っているのだろう
「あっ」
多分、トウヤは服の脱がし方がわからないのだろう。パイロットでもあるフウロの服は露出こそ多いが、パラシュート用の紺色のハーネスによってがっちりガードされてるのだ
クスリと微笑い、フウロはハーネスを解く。トウヤは脱がしたいと言ったから、それ以上はしなかった
「これでいい?」
「すみません…」
「いいんだよ、こんなの航空士しか付け外しできないもん」
「頑張って覚えます」
「覚えるって…」
それはつまり、今後も脱がしていくと言われてるみたいで、思わず赤面してしまう
今度こそトウヤはフウロの服に手をかけた。脱がすというよりめくるといった感じに、フウロの胸を露出させた
「…!!」
ゴクリ、と喉を鳴らす音がフウロにも聞こえた。服の上からでも分かる程大きなあの胸が、男を誘惑してやまないあの胸が、ついに露わになったのだ。(ちなみにフウロはノーブラだった)
71:順風満帆 トウヤ×フウロ13
10/12/01 13:51:12 +rrR9jNP
拘束が解かれた胸はぷるんと揺れてトウヤを誘う。大きな胸ではあるが、しかし形は崩れていない。むしろ整った綺麗な形をしていた。芸術…という言葉が、この感動を表すのに最も相応しかった
「あ、あんまり、ジッと見ないでほしいな」
「…!」
恥ずかしそうにもじもじと脚を動かしてフウロは呟いた。胸を隠そうと腕を動かしたが、即座にトウヤはそれを捕まえた
「隠さないで、見せてください」
「うぅ…やっぱりトウヤくんも男の人なんだね…」
「うん?」
「…い、一応聞きたいんだけど…例えばカミツレちゃんの胸と私の胸、どっちが好きかな?」
「………」
さりげなく酷いことを言う人だ、とトウヤは呆れ果てた。理不尽な比較をされたカミツレは今頃くしゃみでもしてるんじゃないかと勘繰る
「フウロさんは、自分の胸が嫌いなんですか…?」
「嫌い、ていうかね、重いの」
「………」
なんというダブルアタックかますんだこの人。当たり前だが、この場に女性がいなくてよかったと思う
「あ、それとね、男の人に見られるのがちょっと嫌なの」
「…フウロさん」
欲望の篭った視線を集めるのがいかに不快なのか、トウヤはなんとなく察して言葉が詰まった。だって自分も、その一人に違いはないのだから
「あっ…でもトウヤくんは違うよ。好きな人になら、…恥ずかしいけど見られてもいいよ」
「っ、」
その言葉は反則だ。照れ隠しと、他の男に対する警告の意味を込めて、トウヤはフウロの胸のちょっと下、へその上辺りにキスをした。きつく吸い上げ、紅い刻印を刻む
「…あ、わわっ、ちょ…トウヤくん…!」
「なんですか?」
「な、なにしてっ」
「所有印です」
「ま、丸見えなんですがトウヤさん?」
「…ハーネスで隠してください」
あっさりと吐き捨てた。なんという独占欲だ。アクティブどころの話じゃない、とフウロは認識を改めざるを得なかった
72:順風満帆 トウヤ×フウロ14
10/12/01 13:53:07 +rrR9jNP
「触って、いいですか?」
「…いいよ」
もう一度、ごくりと喉を鳴らしてトウヤはゆっくりと、その胸を手で包み込む
-ふにっ
「…ふぁっ」
「…わっ…柔らかい」
初めて触れた女性の胸はトウヤの思っていた以上に柔らかい感触だった
「はぅ…ふぅ、んっ」
指にちょっと力を込めると、そのぶん指が沈んで形が変わる。逆に力を緩めれば、また整ったメロンのように戻る。それが楽しくてトウヤはゆっくりと胸を揉み始めた
「ひゃ、あっ…んんっ」
ふにふにと控え目に揉むとフウロは小さく身じろぐ。どうやら胸もかなり敏感なようだった
「あ、ふぁっ…やんっ」
大きさ、弾力、感度。全てにおいて完璧なフウロの胸はもはや芸術という言葉ですら役不足だった。トウヤは興奮を抑え切れず、夢中になってそのマシュマロを愛撫した
「ん、あっ!やっ…」
「…あ」
ビクン、とフウロの体が跳ねてトウヤは我にかえる
「ご、ごめんなさい。痛かった…ですか?」
「やっ、違うの、気持ち良かったよ…じゃなくてそうじゃなくて、そのっ……あんっ」
「…?…もしかして…」
「ひゃうっ!」
すり、と乳首を指で撫でるとフウロは反射的に喘ぎ声をあげた。推測が確信に変わってトウヤはニヤリと不敵に笑った
「ココがいいんですか?フウロさん」
「ひんっ…ふ、あぅ…トウヤくんの、意地悪ぅ…」
「言ってくれなきゃ、わかりませんよ…?」
「あっ…はぁんっ!」
クリクリと指先で弄ぶとフウロの体は面白いくらいに反応した。今すぐにでももっといじめてやりたいが、フウロの反応を楽しむためにちょっと我慢する
73:順風満帆 トウヤ×フウロ15
10/12/01 13:53:55 +rrR9jNP
「ふゃっ、だめぇ…乳首、弱いのぉ……ひぅっ!」
「うん、じゃあもっと触ってあげますね」
「んあっ!」
素直になってくれたところでカリッ、と軽く爪を立ててやる。思った通りに体をビクッとのけ反らせてフウロは喘ぐ
「あっ…やっ…!ダメっ、ダメぇ…っ」
「胸はこんなに柔らかいのに、乳首はこんなに固くなってますよ…」
「ひゃうぅっ」
はむ、と口にくわえてやるとフウロは情けない声をあげてシーツを握りしめた。気をよくしたトウヤはそのまま歯を立てたり、ちゅっと吸い上げる
「はうっ…うぁああぁんっ!」
「ん、ちゅ…可愛いですよ…フウロさん」
「ひ、んっ、くわえたまま、喋っちゃ、ダメぇっ!」
ぐっ、と縋りつくように力なくトウヤの背中に腕を回して抱きつく。トウヤは構わず左の乳首を舌で弄び、右の胸を手で揉み込みながら乳首を摘む
「(あ、うぅ、私…いいように弄ばれてるっ…)」
胸を愛撫されて快感を与えられるフウロの胸中には、勢いに流されてなすがままにされている悔しさもあった
「はぁんっ、あっ!」
それでも反撃の隙は見つからない。胸を愛撫されているだけでもすでにエクスタシーに達してしまいそうなくらいだった。今も巧みな愛撫によって体は跳ね、脚がビクンと浮く
「…っ!!」
ぴたり、とトウヤの手が止まった。えっ?と思いトウヤを見ると、目をきゅっと閉じて快感に耐えているような赤い顔をしていた。ハァ、と熱の篭った吐息を漏らしている
「(あっ…そうだ…この顔はさっきの…!)」
行為を始める前の、快楽を我慢していた時のあの顔。どうやらさっき脚を浮かせた時に、トウヤの股間をすりっと掠めたようだ
「…隙ありっ!」
「う、わっ!」
バッ、と体を起こしたフウロに驚きトウヤの体が硬直した。その勢いでトウヤの肩を押し出す。これぞ本家アクロバットの真髄か。
見下ろすフウロと、見上げるトウヤ。文字通りあっという間に形勢逆転、攻守交代となる
74:順風満帆 トウヤ×フウロ16
10/12/01 13:54:51 +rrR9jNP
「ふっ…ふふ…油断したねトウヤくん」
「フウロ、さっ…」
快感で脱力したフウロだったが、馬乗りになってしまえばこっちのものだった。トウヤも身じろぎするが、無駄な抵抗だった
「いいようにやってくれたね~…反撃、なんだから♪」
「っ!う、あっ」
すりっ、と股間を撫でるとトウヤの体がビク!と震え上がる。どこまでも立場逆転だ
「…我慢、しなくていいんだよ…?トウヤくんは、ずっと、ずっと我慢してたんだもの…」
「…っ!」
“ずっと我慢してたもの” その言葉は、性欲のことだけを指していたわけではなかった
「……トウヤくんは、可愛いね」
「…フウロ…さん…」
大人びたフウロの笑顔。見ているだけで、トウヤは温もりに包まれるような錯覚に襲われた
「いっぱい…感じてね」
「は…い」
いつしかトウヤは抵抗をやめていた。彼女の笑顔を見ているうちに、そんなことはどうでもよくなってしまった
フウロはにっこりと微笑い、カチャカチャと音を立ててトウヤのモノを取り出す。はち切れんばかりに膨れ上がったソレはびくびくと脈打つようにして直立していた
「…おっきい」
「…ふ、うっ…」
そっ…と触れてみると、トウヤは恍惚の呻き声を漏らす。そのまま手で包み込んでゆっくりと上下に擦ると、トウヤの表情が快感に歪んでいった
「う…あっ…ふぁ、あっ…!」
「声、我慢しなくてもいいんだよ。いっぱい感じて?」
「…うぁ!」
チロ、と舌を出してソレを舐めるとトウヤは我慢できずに声をあげた
「く、ぅ…ぁ…出、ちゃっ」
「ダメっ」
「あぅっ!?」
射精感を感じたところでフウロにギュッときつく握りしめられ、トウヤの表情が快感から苦痛に歪む
「そ、んなっ…あっ、どっ…してぇ…っ」
「まだだよ。まだ、ダメ」
「まだ、ってなにを…くぅ、う…ぁあっ…」
75:順風満帆 トウヤ×フウロ 17
10/12/01 13:55:45 +rrR9jNP
無理矢理射精を止められて、トウヤは苦痛のあまりにがくがく震えて涙ぐむ。肉棒の脈動がわずかながら落ち着いたところでフウロは、ようやく手を離して解放してあげた
「はぁ、はぁっ…!」
「苦しかった?…ごめんね」
「…んっ!」
チュ、と肉棒に優しくキスをすると、また破裂寸前の風船のような臨界状態に戻る。フウロは微笑して、ビクビクと脈打つソレを豊満な胸で包み込んだ
「ぅ、わっ、フウロさっ…!?」
「えへへ~、さすがにこんなのは知らなかったでしょ?」
「っあ!」
むにゅ、という至福の感触に包まれる。その胸の柔らかさはあれだけ手で堪能したはずなのに、段違いに柔らかくて温かくて、トウヤは今にも射精しそうになる
「んっ…トウヤくん…気持ちいい…?」
「んっ、ぁ…きもち、いい…です…っよすぎ、て…やばっ…」
「今度はもう、我慢しなくていいよ…トウヤくんの溜め込んでたもの全部…全部、出して」
フウロはそう言って、胸を擦りつける速度を上げながら肉棒の先端をぱくっとくわえ込んだ
「(…フウロ…さんっ…)」
“我慢しないで、全部”…それはトウヤが、今までずっと思い悩んで抱えていた不安、悲しみ、ストレス…それら全てを指していた言葉だった
だからフウロは、トウヤの胸に溜め込んでいたもの全てを文字通り吐き出してもらいたかった。ただ出すだけでなく、精一杯に気持ち良くなってもらいたかった。自分の全てを使って、彼を喜ばせてあげたかった
「っ、あ…くぁああっ!」
「…!!んンっ!!」
ゴプッ!と、決壊したダムのごとくトウヤは限界を超えて溜め込んだ白濁液を吐き出した。ビュクッ、ビュル…と立て続けに吐き出される精液を、フウロは精一杯に飲み込んだ。
それでもその量は想像以上で、飲み込みきれずに顔を離すと白濁は容赦なくフウロの顔に飛び掛かった
76:順風満帆 トウヤ×フウロ 18
10/12/01 13:56:39 +rrR9jNP
「はぁ、はぁっ…!」
「けほっ、こほっ…ん、はっ…トウヤくん…ごめんね…全部、飲み切れなかった…」
「フウロ、さんっ…」
どうして彼女が謝らなきゃいけないんだ、とトウヤは下唇を噛み締めた。不味い白濁液を必死に受け止めて、顔をドロドロに汚してまで自分を愛してくれた彼女が、どうして!
「…フウロさんっ!」
「えっ……ふぅっ!?」
いきなりキスをされて、フウロは驚き目を見開いた。トウヤは舌を捩込んでフウロの口内をはい回る。まるで掃除をするかのように
「んっ…ふみゅっ…」
一通り掃除を済ませると、今度はフウロの顔に飛び散った白濁を舐め取る。フウロがくすぐったそうに身じろぎをする頃には、こびりついた白濁は全て舐め取られていた
「…不味っ…こんなの、飲んだんですか…?」
「…んー…おいしかったよ?」
「…嘘つかないでくださいよ…」
「嘘じゃ、ないよ。だってトウヤくんのだもん」
「…あぁ、もう…!」
なんて殺し文句だ。嫌な顔一つせずそんなことを言われたら何も言えなくなる。この人には一生敵わないな…なんて思いながら、トウヤはフウロをぎゅっと抱きしめた
「フウロ、さん」
「な、なぁに?」
「…ありがとう」
「…どーいたしましてっ」
にこ、と彼女は笑った。トウヤも嬉しくて自然と笑みが零れた。チュ…とキスを交わして、トウヤはフウロを押し倒す。もう一度、攻守交代だ
するっ…と、フウロのショートパンツを脱がす。現れたのは布面積が少なめな白い紐パンツだった
「…意外とえっちな下着つけてるんですね」
「あぅぅ…こ、これはショートパンツだから、見えないようにするためなんだよぅ」
「ふぅん?まぁどっちでもいいですケド」
「ト、トウヤさん、さっきとキャラ違いすぎじゃありませんか?」
「そんなことありませんよ」
「きゃうっ」
敏感なところを下着越しにすりすりと撫でられ、フウロはピクンと反応する。それを見て満足そうにトウヤは笑う。トウヤくんマジブラック。
77:順風満帆 トウヤ×フウロ 19
10/12/01 13:57:34 +rrR9jNP
「ひゃ…あっ」
「濡れてるのが下着越しでもわかりますよ」
フウロの女性器をショーツの上から押しやると、クチュ…と水音が聞こえてきた
「そんなっ、こと…」
「あるでしょ?ほら」
「あぅんっ!」
「僕のしゃぶって感じちゃったんですか?それとも、おっぱいいじめられてた時からかな?」
わざと卑猥な、羞恥心を煽るような言い方をすると効果はテキメンというやつで、フウロは下唇を噛んでふるふると震えていた
「そんなえっちなフウロさんが、僕は大好きですよ」
「ふぁああっ!?」
不意打ちの“大好き”という告白に加え、ショーツの中を手でいきなりまさぐられてフウロは大きく喘ぎ声をあげた
「あっ、やっ、そこぉ…!」
クチュクチュと音を立てて秘部をいじくり回され、ほとばしる快感にフウロは悶える
「フウロさんのイイトコロ、教えてください」
「ひゃ、はぁん!待っ、て、感じちゃ…やぁあっ!」
奥の方を指が掠めた瞬間、フウロの喘ぎがより大きくなった。弱点を見つけて、トウヤは一気に攻勢に出る
「ここがいいんですか?フウロさん」
「ひぁ、はぁっ!待って、そこダメぇ!」
「…フウロさんも、我慢なんてしないでください」
「っ!…んあっ!」
耳元でそっと囁くとそれが効いたようで、フウロの体が大きく跳ねる。にこりと笑ってそのまま耳たぶを甘噛みしてやりながら、一番敏感なところを一気に押し上げた
「ひぁっ!はぁああぁぁっ!!」
ビクビクッ!と体を痙攣させてフウロは絶頂に達した。ハァハァと呼吸を整えるフウロの目の前に、トウヤは秘部から抜き去って愛液が付着した指を見せつけた
78:順風満帆 トウヤ×フウロ 20
10/12/01 13:58:37 +rrR9jNP
「フウロさんが、感じてくれたアカシですよ」
「…あぅっ…」
「うん、おいしい」
そのまま目の前でぺろりと舐め取るとフウロの顔が真っ赤に染まる。完全にさっきの意趣返しだった
「お、おいしいって、そんなっ…」
「フウロさんだって、言ったじゃないですか」
「うぅっ…」
「これでおあいこです」
チュ…と触れるだけのキスを落とす。それだけでもう文句一つも言えなくなる辺り、フウロは自分もトウヤにベタ惚れなんだなぁと思ってしまう
「……フウロさん」
「な、なにっ?」
「いい、ですか?」
「…!!」
それは、“最後”の確認。真剣なトウヤの顔を見て、フウロも決心する。肯定の意思は言葉ではなく、キスで示した
こくんと頷き、トウヤはフウロの下着の紐をしゅるりと解く。一糸纏わぬフウロの裸体を見て、改めて綺麗だと思った
「私だけ…っていうのは、なんか嫌だな…」
「…はい」
彼女とは対等でありたい。そう思ったトウヤは迷わず自分も服を脱ぎ捨てた。そこでフウロもトウヤの体を見て頬を朱く染めた
年齢の割には筋肉質な体つきをしていた。だが、引き締まっていて無駄はない。旅慣れた冒険者の肉体、といったところか
「…フウロさん?」
「…クス…なんでもない」
「?」
さっきはニヒルな笑みを浮かべて攻め立てていたというのに、今はきょとんとした表情を浮かべている。そのギャップが可笑しくて、思わず微笑ってしまう
「いいの。キて、トウヤくん」
「わかりました…」
一度射精して萎えたソレもすっかり熱を取り戻していた。脈打つ肉棒をひくつく蜜壷にあてがい、お互いに深呼吸した
79:順風満帆 トウヤ×フウロ 21
10/12/01 13:59:25 +rrR9jNP
「…ンっ…」
「痛かったら、言ってくださいね…」
ゆっくりと、慎重に挿入していく。途中、何かにぶつかるような感触に阻まれる。膣をいじくり回した時にもあった、女の人の最後の砦
「…いきます」
「……ん…」
「…っ!」
「ッ!あ、ぁあああッ!!」
ブチッ とした裂けるような感触を突き抜けてトウヤの男根が奥まで突き刺さった。悲痛な叫びをあげたフウロは我慢できずにトウヤの背中に爪を立てた
「ッ、」
「っん…ふぅっ…!」
ガリガリという鋭い痛み、それを声を殺して堪えてトウヤはフウロにキスをした。強張った体をほぐすように、優しく慈しむように口付けた
「ふぁ、あっ…トウヤ、くん…」
「落ち着き、ました…か…?」
「ごめ、んねっ…我慢するつもりだった、けど、爪…立てちゃった…」
「こんなの、痛くも痒くもないです」
「…意地っ張り」
「男ですから」
はっきりと言い放ったその一言にフウロは言葉を返せなくなる。そんな会話をしていたおかげか、幾分かリラックスはできたようだ
「ん…ごめんね。私、もう大丈夫だから」
「いい、んですか?辛くないですか?」
「へーきっ。トウヤくんも動きたいでしょ?一緒に、気持ち良くなろ…?」
「…わかりました」
チュ、と触れるだけのキスをする。それを合図に、トウヤはゆっくりと腰を動かし始めた。慣らすように、浅く出し入れを繰り返す
80:順風満帆 トウヤ×フウロ 22
10/12/01 17:36:07 sjILFOzh
「…んっ、…はんっ」
フウロは呼吸を整えながら痛みに順応する。次第に痛みは引いていき、代わりに快感が生まれ始める
「ひぁ…あっ、ふぁっ!」
甘い嬌声が聞こえてきたところで律動のスピードを徐々に速めていく。ズチュ、ヌチュと淫らな水音が響き渡り、耳まで犯されるような錯覚に陥った
「はぁっ、んぁあ!あ、あっ!トウヤ、くっ…あ、はぁん!」
「フウロさんの、中…僕の締め付けてきて、すごく気持ちいいです…っ」
「ん、ふぅ…!私、もっ…感じすぎて、あっ!おかし、くっ…なりそぉ…!」
パンパンと激しく出し入れを繰り返す。一切の遠慮のないピストンにお互いの官能は高ぶっていった
「トウヤ、くんっ、トウヤ、くんっ…!」
「フウロ…っさん…」
「もぉ…ダメっ…ダメになっちゃうよぉ…!はぁああんっ!」
「僕…も、限界ですッ…」
押し寄せる絶頂感。意識が飛びそうになるのを必死で繋ぎ止めて、二人はラストスパートをかける。腰を引き、根元から奥深く目掛けて、渾身の一突きを突き入れた
「イ…くっ…!…ふぁああああああっ!!」
「…くぅ…あッ…!!」
達したのはほぼ同時だった。すんでのところでズルリと引き抜き、濃厚な白濁の欲望をフウロのお腹に吐き出した
「フウロ…さっ…ん…」
「ん、ぅ…っ」
ハァハァと荒い呼吸を整えながらフウロを見下ろすと、彼女は意識を失っていた。それを見てトウヤも、糸が切れた人形のように倒れ込んで意識を手放した
81:順風満帆 トウヤ×フウロ 23
10/12/01 17:38:13 sjILFOzh
「……ん」
トウヤが目覚めると、見知らぬ天井が視界に写る。ふにっ、という柔らかい感触がしてそっちに目を向けると
「…ふみゅ」
「~~ッ!?」
隣には裸のフウロが眠っていた。掴んでいたのはフウロのメロンだった。声にならない絶叫をあげてトウヤは口をぱくぱくする
「ん~…ふぁー。…あ…トウヤくん。おはよう」
「……お、はようっ…ございます…!」
目覚めたフウロにドギマギした返事を返す。寝ぼけ眼のフウロには赤くなって慌てふためくトウヤの表情が見えなかった
「いや~…昨日は激しかったねぇ」
-ドキッ
「あ、わ…腰痛っ。立てないや」
-グサッ
「でも、気持ちよかったな~。ね、トウヤくんも楽しかったでしょ?」
悪意のない無邪気なまでの笑顔。トウヤはそれを見るのが辛くて全力で頭を下げた
「すっ…!…すみません、でしたっ…!」
「…ふぇ?」
「手加減するつもりだったのに、楽しくて嬉しくて、どんどん止められなくなっちゃって…!」
「ちょ、トウヤくんっ?」
「気絶するまで激しくしちゃって…!ホントに、あと少しで中に出しちゃうところだったし…!その、本当に…すみませんでした!」
「…トウヤくん」
無我夢中になって謝るトウヤを見てフウロは温かい笑みを浮かべた
「(やっぱり、真面目なんだなぁ)」
昨日のように別人のようになったトウヤもかっこよかったが、やっぱりこっちのほうが彼らしいと思う。このまま微笑って許してあげるつもりだったが、頭を下げて震える姿を見ていると意地悪したくなってきた
「……でもねー…トウヤくん、知ってる?中に出さなくても、妊娠する可能性ってあるんだよ?」
-ズンッ!
「ていうか、トウヤくんも結構マセてるよね~。あんなにノリノリで私の体まさぐって、さ。天然の技術?それとも下調べしてたのかな?」
-ガンッ!!
「ハァ~…赤ちゃん、できたらどうしよう」
-メキャッ!!!
フウロの(言葉の)岩石落としがトウヤの下げた頭に重くのしかかる。本当に首の骨まで折れたんじゃないかと思うくらい、トウヤの頭は上がらなかった
そして、瞳をうるうるさせてトドメの一言
「…責任…取ってよね?」
-ピキッ
“責任”という文字が刻まれた巨大な岩石、むしろ隕石がトウヤを襲う。ついにはトウヤ自身が石像のように固まり、ひび割れて崩れ落ちた
82:順風満帆 トウヤ×フウロ 24
10/12/01 17:39:50 sjILFOzh
「あっははは!なーんてね、嘘だよ嘘ウソ♪本気にした?もぉ、トウヤくんは真面目なんだから」
にっこりと微笑ってようやく本音を聞かせてあげた。彼はきっと顔を赤くして慌てふためいて、それでも安心したようにホッと一息つくだろう
「………責任」
「……へっ?」
だがトウヤの反応は予想外のものだった
「…責任…責任責任責任責任責任責任責任…」
「ト、トウヤくーん?あれは冗談だよ?ね、聞こえてますかー?」
人形のように同じ言葉を繰り返すトウヤに冷や汗が垂れるのを感じたフウロ。やがてトウヤは、スゥ…と深呼吸をしてフウロの手を取った
「フウロさん」
「な、なに?」
「結婚してください」
「………………へ?」
「家は洋風と和風どっちがいいですか指輪はどんなのがいいですか式はいつ挙げますか?やっぱり6月ですよね。
あ、式場はどこがいいですか?子供は何人欲しいですかちなみに僕は男の子と女の子が生まれたら幸せです。
あぁごめんなさいハネムーンのこと忘れてました行くならカントーやジョウトのほうですか個人的にはシンオウのテンガン山とか興味ありますけどホウエンのフエン温泉とかがやっぱり定番ですよねそこはフウロさんの判断にお任せします。
あぁでも色々と唐突すぎましたよねすみません僕も今はそんな甲斐性はないのでこれはただの未来設計というやつですからいつか僕がフウロさんと子供を養えるようになった頃までに頭の片隅にでも入れておいてくれればいいですからゆっくり考えておいてください」
と、そこでようやくトウヤは言葉を切って息を吸い込んだ。当のフウロは話の半分も聞いちゃいなかったが、あまりの勢いに圧されて思わず一言だけ呟いてしまった
「えと、幸せに、してください?」
「はいっ!」
疑問形だったことには気付かず、ただただトウヤは嬉しそうに笑って答えた
「あ、こうしちゃいられない。まずは将来のための貯蓄をしなきゃ!」
ババッと早着替えを済ませてトウヤはばたばたと駆け出した
「フウロさん、お世話になりました!!」
「あっ!トウヤくん、待って!」
「えっ?」
「…一つだけ、聞かせて?」
「…?はい」
「トウヤくん、今キミは幸せ?」
「…!…はいっ!!」
「そっか。うん、嬉しい。忘れないでね?私はずっと、トウヤくんの味方だから」
「はい!行ってきます!」
「いってらっしゃい」
トウヤは満面の笑みを浮かべてフウロの家を出た。そうだ、あれは確かにフウロが大好きな笑顔だった。彼の笑顔に釣られてフウロも微笑い、再びベッドに倒れ伏した。心地良い鈍痛とけだるさを受け入れて、また眠ることにした
年下の可愛い恋人。彼との甘い恋物語は『順風満帆』だった
fin
83:オマケ
10/12/01 17:42:33 sjILFOzh
一ヶ月ほどが経ったある日。フウロが家に帰ると荷物が届いていた
「あれ?シキミさんからの贈り物…わっ、小説の新作だ!」
封を開けると、“修羅と化した少年”というタイトルの本と一通の手紙が入っていた。タイトルのセンスは相変わらず奇抜だな~なんて思いながら手紙を開く
『フウロさん、お元気ですか?新作ができたので稚拙な作品ではありますがお暇ができた時にでも読んでください。季節は変わってしまいましたが、またサザナミでバカンスすることになったら呼んでくださると嬉しいです』
「…うん、シキミさんも四天王やってて疲れるわよね。勿論喜んでお誘いします♪」
『…というかお願いですから私をここから解放してくださいお願いします。私もう限界ですこんなリアルタウリンをがぶ飲みして延々と同じ相手と戦い続ける生活。
私もポケモン達ももう限界なんですお願いしますお願いします助けてください。あぁ…今日は何回あの子にむしり取られるのかな…』
「…………………」
サーッ…と、血の気が引くのを感じた。ちらり、と、同封されていた本のタイトルを見る。そこにはこう書かれていた。“修羅と化した少年”
同時刻、ポケモンリーグのチャンピオンの間
「さぁアデクさん。早く最後の一体を出してください」
「頼むっ!将来の貯蓄のために延々と四天王巡りを繰り返す……それだけはしないでくれっ!」
「ゼクロム。雷撃」
「ババリバリッシュ!!」
耳をつんざくような神雷がポケモンリーグに轟き渡る。悲鳴をあげることすらままならない永久地獄に、四天王とアデクは涙を流し続けた
…とさ☆めでたしめでたし!
84:あとがき
10/12/01 17:54:35 sjILFOzh
以上、大変長くなってしまいましたがこれにて順風満帆は終わりです。
まさか途中で連投制限に引っかかるとは思わず、途中で一旦区切れてしまったことをお詫びいたします
というか正直本気で焦りました(・ω・;) 何度か他所のところで職人やっていましたが連投制限かかったのは初めてです
出先で最初は投稿していたのでPC起動するまで大分穴が空いちゃいましたね…本当にすみませんでした。完全に私の不注意です
パイズリシーンとかは本来なかったのですが、本番は濃厚にと要望いただいたので取り入れてみました。
トウヤくんとフウロさんの淡くて甘い恋物語はいかがでしたか?私はアデクさんの命乞いシーン書けて大変満足しております。
あとトウヤくんの特性はテクニシャンです。だからあんなにブラックなんです。ちなみに夢特性は型破りです
以上で、お粗末さまでした。それでは〆はフウロさんの言葉から
キミが見てる空の下 みんなが笑ってるんだよ!
85:名無しさん@ピンキー
10/12/01 18:28:16 Hu+5pbEN
乙!おっぱい!おっぱい!
そして「修羅と化した少年」に笑ってしまった
86:名無しさん@ピンキー
10/12/01 19:01:01 985+BYYY
デオキシス
87:名無しさん@ピンキー
10/12/01 19:22:39 YVyCOZWy
GJ!
最後ワロタw
まあリアルに主人公って代々四天王からむしり取る生活だよなwww
88:名無しさん@ピンキー
10/12/01 22:52:09 X8KeQl9p
いやーGJですよ非常にGJですよ
初々しい2人にニヤニヤさせられました
そして四天王&アデク、がんばれよ…('A`)
89:名無しさん@ピンキー
10/12/01 22:57:09 Ws2au3C8
>>84
後書きうざったいからやめろ
90:名無しさん@ピンキー
10/12/01 23:00:08 U4iQOOsP
こういうSSのお陰でスレが盛り上がるから有り難い
91:名無しさん@ピンキー
10/12/01 23:06:45 Skej4Fcm
乙
アデクさんはもっと評価されるべき
92:名無しさん@ピンキー
10/12/01 23:10:32 th/jRUN2
>>84
長いというか、変に行を空けてるのが原因かと思われる
93:名無しさん@ピンキー
10/12/01 23:42:21 faAOBkE+
おつゆなんだぜ!
オチのアデクさんマジアデクさんwww
94:名無しさん@ピンキー
10/12/02 08:30:41 EiRHHSrA
P2ラボの書き置きを見ると
プラズマ団に捕らわれ陵辱され♀主人公の心が折れかけた時に入ってくるN。
そして何故か救われ突然、解放される♀主人公とかしか浮かばない
95:名無しさん@ピンキー
10/12/02 18:54:40 tl2GiYEo
>>94
是非そのネタで書いてくれ
96:名無しさん@ピンキー
10/12/02 20:52:02 xn7ZAGto
おつゆとか言ってるの女?
女の造語ほどキモイものはない
97:名無しさん@ピンキー
10/12/02 21:40:30 kiqLoEBb
チアキさん…ハァハァ
98:名無しさん@ピンキー
10/12/03 07:36:16 L5XA6msn
>>96
紀貫之か
99:名無しさん@ピンキー
10/12/03 09:41:10 sPO+kUBp
>>96紳士の社交場に行こうか
100:名無しさん@ピンキー
10/12/03 15:23:36 vNPRd1mH
Nとチェレンって性欲あるのかな?
101:名無しさん@ピンキー
10/12/03 20:08:01 bMrBI7Q4
サトカス、シュウハル、シンヒカ、シューアイ公式!
さぁかけ!!
102:名無しさん@ピンキー
10/12/03 21:29:05 oI5whxW3
未経験なチアキさんが会社の同僚にそそのされて
顔を真っ赤にしながらブラックを誘う
ってのはどうかな?
103:名無しさん@ピンキー
10/12/03 21:32:47 7D+Sc12/
それだけじゃなんとも言えないな
実際に書いてもらわないと
104:名無しさん@ピンキー
10/12/03 22:45:12 JPvtHvXs
旅を始めた頃、春に出会った男に襲われ、
傷が癒えた頃の夏に出会った男は年上のヘタレ。
そんな話を秋に出会い仲良くなった女友達と話していたら、
冬に病弱の少年と出会いました。
ホワイトサクセスストーリー『四季の観覧車』
ってのが浮かんだ。何書いてんだ俺……
105:名無しさん@ピンキー
10/12/03 23:53:57 typlr1BS
その本はいつ発売ですか?
106:名無しさん@ピンキー
10/12/04 03:37:40 Eu75Hj+e
スマンタイトル見て韓国ドラマのBGMが何故か流れたw
107:名無しさん@ピンキー
10/12/04 07:51:51 DDGPHEzD
>>106
チャラララーン♪チャラララーンラン♪
108:名無しさん@ピンキー
10/12/04 17:20:59 oRt59aRY
男主じゃこうはいかない
109:名無しさん@ピンキー
10/12/05 07:13:45 FBd8U8d6
>>108
旅を始めた頃の春、ミニスカートの少女と知り合って浮かれていたら、
夏にガチホモの山男と出会い貞操の危機。
そんな傷を抱えたまま、秋に出会ったのはOLのお姉さん。
しかしお姉さんとの仲が中々進展せず、冬に幼稚園の女の子と出会いました。
初対面の俺に構わず懐いてくるこの子を見て、俺は……
男verにしてみたら、ラスト犯罪くさくなったw
110:名無しさん@ピンキー
10/12/05 14:36:36 weyMsp6E
>>109
おいww
111:名無しさん@ピンキー
10/12/05 14:40:27 56dHlruI
これがロリに走る過程か…
112:名無しさん@ピンキー
10/12/05 15:13:12 8Xhthm5e
サトカス、シュウハル、シンヒカ、シューアイ公式!
さぁかけ!!
113:名無しさん@ピンキー
10/12/05 15:24:28 mqlU3877
サトカス「イクー!」
満足か?
114:名無しさん@ピンキー
10/12/05 21:00:04 EXqDOhUu
シキミさんのオパーイってやわらかそう
115:名無しさん@ピンキー
10/12/05 21:01:00 DceCUSW1
114
116:名無しさん@ピンキー
10/12/05 21:01:21 DceCUSW1
115
117:名無しさん@ピンキー
10/12/06 00:57:10 eeft75oj
光の軌跡楽しいです
118:名無しさん@ピンキー
10/12/06 01:34:46 /xSKtDwK
ミナミたんか
119:名無しさん@ピンキー
10/12/07 23:11:46 0aAYG02i
開始直後に捕まるシーンといい敵アジトで幹部に遊ばれるシーンといい妄想素材は多いな
120:名無しさん@ピンキー
10/12/07 23:23:59 bKFs7Plv
チアキさんの季節が終わってガッカリしてたけど
フユカたんもなかなか…
121:名無しさん@ピンキー
10/12/08 20:28:37 ipZOkDUj
Nの城の女神ってあれ、Nの性欲処理係だったのかな
122:名無しさん@ピンキー
10/12/08 20:41:50 B/WJQcyD
>>121
そうとしか思えないが何か?
123:名無しさん@ピンキー
10/12/08 21:47:48 ipZOkDUj
Nは性教育をされてたのか…?
124:名無しさん@ピンキー
10/12/09 01:21:06 ErQJUG1J
ポケモンがタマゴ作る過程を目の当たりにして学習すんだろ
125:名無しさん@ピンキー
10/12/09 13:10:40 ktDJP2ab
オーナーの意向に逆らい冬にもかかわらずこっそりヒウンアイスを売っていた女性店員。
それがオーナーにバレてしまい、そんなに売りたいなら自分で作れと搾乳責めを受けることに…
126:名無しさん@ピンキー
10/12/09 20:16:43 tzIwhdtT
サトカス、シュウハル、シンヒカ、シューアイ公式!
さぁかけ!!
127:名無しさん@ピンキー
10/12/09 23:26:02 fAC/aPOO
保管庫更新されてたか
いつもお疲れ様です
128:名無しさん@ピンキー
10/12/10 18:39:16 9yk9pMoa
>>121
Nが思春期まっさかりの時はさぞ大変だったろうな
129:名無しさん@ピンキー
10/12/10 23:07:24 SRqwyqJk
城に居た頃のNの精神は幼児だろw
解放されてやっと人になれた
130:名無しさん@ピンキー
10/12/11 00:21:53 1TzW7HfT
ホワイト「えーマジ?!幼児?!」
ベル「幼児が許されるのは、城を出るまでだよねーw」
ホワイト「キモーイ!」
ベル「キャハハハハ!」
チェレン「……」
131:名無しさん@ピンキー
10/12/11 02:38:34 A2AI/d2a
サトカス、シュウハル、シンヒカ、シューアイ公式!
さぁかけ!!
132:名無しさん@ピンキー
10/12/11 14:49:49 1TzW7HfT
何故だかわからんが、カンナ様ネタが降ってきたんだが投下してもいいのかな?
133:名無しさん@ピンキー
10/12/11 16:51:38 V5hZO8lD
書いて下さい
134:名無しさん@ピンキー
10/12/11 16:51:59 uX+60Uhd
すればー
人を選ぶネタなら注意書きしておけばおーけー
135:名無しさん@ピンキー
10/12/11 18:48:01 2alfTEIB
ワカタ。近日校正終わったら投下するお……
136:名無しさん@ピンキー
10/12/11 23:18:25 lb0r6h/1
「……ねえ」
「えっ、あっ!と、トウコちゃん……!
あの、今日はごめ……」
「ごめんじゃないわよ。あのさあ、どうして……」
そこまで言って、トウコは息を思いっきり吸い込む。
「どうしてツンベアーとバイバニラなの!!?」
ここはギアステーション・マルチトレイン乗り場。
貪欲に勝利のみを目指すトレーナー(ともだちいない)が集まる場所。
しかし、ここでの勝利には大きな壁が立ちふさがっている……。
パートナーのポケモンを、自由に選べないという壁だ。
車両から続々と降りてくる敗者の視線にも構わず、同じく敗者のトウコは自身のパートナーへ罵声を浴びせていた。
「どうして!一番大事な!三回目にぃいいッ!!」
「ああっ、ご、ごめんなさい!!次は頑張るから……!」
情けなく震えるパートナーのトウヤ。
しかし、彼の目にわずかに浮かんだ涙が、トウコの獣のような本能を刺激した。
「……次、次ねえ。じゃあ、リアルファイトで頑張ってもらいましょうか……」
「うわ、どど、どうしたのトウコちゃん!どこに連れ……」
そっからペニバンでトウヤを犯すネタが出たという話でしたとさ。
137:名無しさん@ピンキー
10/12/12 01:06:20 A7kJ8tiQ
女主人公は基本ビッチという恐ろしさw
138:名無しさん@ピンキー
10/12/12 02:54:48 +8Ph6bTe
一途で処女な女主人公なんて考えられな…いや、アリだな
139:名無しさん@ピンキー
10/12/12 18:06:16 HL61jUd5
サトカス、シュウハル、シンヒカ、シューアイ公式!
さぁかくんだ!!
140:名無しさん@ピンキー
10/12/13 01:33:57 xA+Rn/ei
ノーマルジムの女性が二人とも巨乳な件
141:名無しさん@ピンキー
10/12/13 16:16:45 PpgWagdu
センリ「解せぬ」
142:名無しさん@ピンキー
10/12/13 17:11:17 xA+Rn/ei
お父さんにはママがいるじゃない!
143:名無しさん@ピンキー
10/12/14 21:02:41 zSuueFUw
ゲーム版のデント×アイリスとか見てみたい
144:名無しさん@ピンキー
10/12/14 21:38:07 e15BjsP8
>>140->>142
ポケスペのセンリパパは胸筋すごそう
>>143
アグネスが しょうぶをしかけてきた !!
145:名無しさん@ピンキー
10/12/15 01:14:39 juBiEPGV
サトカス、シュウハル、シンヒカ、シューアイ公式!
さぁかくんだ!!
146:名無しさん@ピンキー
10/12/15 11:30:27 sTYnwE1+
サザナミに嵐が来ました
フウロ「水着無駄になっちゃったねー」
カミツレ「あら、嵐の中ぶっとんでくればいいじゃない」
アイリス「ぶっとべー!」
フウロ「酷っ!?……それよりカミツレちゃんは水着にならずに済んでほっとしてない?」
カミツレ「…ッ!」
フウロ「図星だなッ!」
アイリス「ずびしっ!」
カミツレ「~…だったらどうなのよ?」
フウロ「着て貰います、水着を。ここで」
カミツレ「……へ?」
「アイリス!そっち抑えて!」「らじゃっ!」「ちょ、貴女達やめなさ」「うりうり」「あははははははっ、ちょ、そこ……ふあっ!?あっはははは」
「おー、さすがアイリス、カミツレちゃんのくすぐりポイントをちゃんと教えられた通り的確に突いてる」「こ、これアナタが?―アッー」
「……うっうっ」「くすぐられて身動き取れない上に体力使ったでしょ?もう動けまい」「うごけまい、ふっふっふ」「フウロ絶対へんなトコ触った……」
「さーぁ脱がせー!」「ひゃっはー!」「らめぇー」
カトレア「アンタら人の別荘で何してんのよ執事喚ぶわよ?」
147:名無しさん@ピンキー
10/12/15 14:27:09 30wH79MY
トウヤ「ナイスな展開じゃないか!」
148:名無しさん@ピンキー
10/12/15 18:49:45 IMh5RZIZ
???「ワッハ!なかなかどうして」
149:名無しさん@ピンキー
10/12/15 21:22:12 v/FMmL+0
投下したいと思います。
前スレで「白いブラック、黒いホワイト」というものを書いていた者です。
続きができたのでよろしくお願いします。
150:白いブラック、黒いホワイト4
10/12/15 21:22:54 v/FMmL+0
ヒウンシティ
「うわぁ・・・・すご・・・・」
「はぁ・・・・・」
ブラックとホワイトはヒウンシティのビル郡を見て感動していた。
「こんな所いたら迷子になるんじゃないか?」
2人は初めての大都会に言葉が出なかった。
すごい人の数、迷子になるんじゃないか、この街から出られないんじゃないかなど色々不安もあった。
しかし、アーティと早く戦いたいブラックはジムを探す事にする。
「じゃあ、俺はアーティさんと勝負してくるけど・・・ホワイトは?」
彼女も大都会に見とれていて、ブラックの声が届いていなかった。
「ホワイト?」
ブラックが顔をのぞくとようやく気づく。
「え!?あ!私は少し街を見て周るわ。」
「うん、そうか。じゃあ俺は先にジム行って来るよ。」
そう言いブラックは人ごみに紛れて行った。
「さて・・・私も・・・行くかな。」
ホワイトはブラックとは別の人ごみへと消えていった。
・
・
・
・
・
一方チェレンとベル。
「なんて人ごみだ!」
2人もヒウンシティの街の中だった。
「くそ!ベルと離れてしまった!」
どうやら人ごみの中を歩いていてはぐれたみたいだった。
チェレンは必死に探していた。
「これでまたブラックと一緒になってたら・・・くそぉ!」
何とかしてベルを探し出そうとしていた。
「はぁ・・・はぁ・・・はぁ・・・すごい人だよぉ・・・」
ベルは人ごみを屈指して何とかチェレンから逃げていた。
「ブラック・・・どこぉ・・・」
何とかブラックと一緒に行動してチェレンから逃げるという考えだった。
「でも・・・その前に・・・うぅ・・・」
ブラックに会う前にパンツの中に入っている機械を取ることを優先したかった。
早くしないとチェレンに見つかる事も考えて行動をしないと。
「あ!あそこの路地裏なら・・・」
ベルは路地を見つけてそこへ逃げ込んだ。
151:白いブラック、黒いホワイト4
10/12/15 21:23:25 v/FMmL+0
そこは薄暗く人の気配が無い様だった。
ベルは物陰に隠れる。
「ここなら・・・誰もいないよね・・・・?」
辺りを十分に見渡し一人なのを確認する。
スカートをたくし上げパンツを下ろす。
そして中に入っている小さな機械をはずした。
「ん・・・これで、チェレンにいじめられない・・・」
ホッとした。
―ガサ!ゴトン!
「え!?」
気持ちを緩めたとき物音がした。
ベルは思わずそっちを見る。
そこには見知らぬ男が立っていた。
20代くらいでダンサーらしき格好をしている。
「ん?お!」
男はベルの格好を見た途端襲ってきた。
ベルを壁に押し付け秘所に指をあてがう。
「きゃぁ!止め・・・てぇ!」
ベルは悲鳴を上げた。
「おいおい!こんな所でそんな格好しておいてよく言うぜぇ!
こんな清純そうなお嬢ちゃんがローターなんて入れてるなんてな!
ん?なんだ、リモコンがねぇのか。」
男はローターが使えないと知ると投げ捨てる。
「まぁ、こんな機械より俺のモノで気持ちよくしてやるぜぇ・・・へへへ!」
そういいズボンとパンツを下げ男はペニスを取り出した。
「オラ!先に舐めるんだよ!」
ベルをしゃがませ口に落ち当てる。
しかしベルは口を空けようとはしない。
「んーんーんー!」
ペニスが口に当たるのを必死に嫌がっている。
「なんだこの変態が!今更清純ぶりやがって!この!」
男はベルを押し倒し服を剥いでいく。
「いあやああああああ!!止め!ぶ…ブラックゥ!!!!」
ベルは必死に抵抗をして泣き叫んだ。
しかし男の力のほうが勝って服を脱がされてしまった。
「うひょ!中々いい乳してるじゃねぇか…じゅる…へへ」
男はベルの胸を見て舌なめずりをした。
「う…う…やめ…てぇ…」
ベルは迫ってくる男に怯える事しか出来なかった。
「そ・れ・じゃ・あ…っと、いただきまーす!」
そう言い胸にしゃぶりつこうとした時声がした。
「ちょっと!!!!!!!!!!!」
男は声のする後ろを振り向いた。
152:白いブラック、黒いホワイト4
10/12/15 21:23:56 v/FMmL+0
ブラックはヒウンジムに着きアーティとの対戦を終えていた。
「ふぅ…虫ポケモンって中々しぶといんですねぇ!」
虫ポケモンを甘く見ており苦戦をした。
しかし弱点をうまく突いて勝つことが出来た。
「ははは。これでもジムリーダーだからね!そう簡単には負けれないさ!
だけど君は強いね。いやホント。」
アーティは勝者のブラックを讃えた。
「いや、もし弱点を突くポケモンがいなかったら負けていました…うん。」
「君はまじめだね。うん!これならこの先も大丈夫だろう!」
謙遜をするブラックにアーティは安心をした。
「それにしても他の子達は一緒じゃないのかい?」
森では何人かいたがブラックだけなのが気がかりではあった。
「んー?多分そのうち来ると思いますよ!自分は早く強くなりたいから先にきたんで!
んでまた次も急ぐんでこれで失礼します!!!」
ブラックはそういいジムを後にした。
「うんうん!元気な子だな!そうだ、彼を絵にしてみよう!」
アーティは若きトレーナーの未来を楽しみに後ろ姿を見つめていた。
「うへぇ…まじかよぉ…すげぇな」
男は少女にペニスを咥えられていた。
見た目の若い容姿とは裏腹にすごいテクを持っていた。
「あんた相当やってんな?」
ペニスを咥えていた少女に尋ねる。
「ん…むふぅ…ふふ♪どうかしらね…レロ…」
その光景をベルは見ていた。
「ホ…ホワイト…ちゃん…」
ホワイトが男のペニスを嫌がらずに舐めている。
逆にどこか嬉しそうに淫らな顔をしているように見えた。
「ん…はむ…ん…ちゅぽ…ふぅ…なかなか良い大きさじゃない?」
男のペニスはそれなりに大きかったのかホワイトは少し期待していた。
「へへへ…そりゃあな。これで何人おとしたか覚えてないくらいだぜ。」
自慢げに男は笑った。
「ほんとに?それは楽しみ…ちゅ♪」
ホワイトはこれから楽しむであろうペニスに軽くキスをした。
「それよりよぉ…」
男はベルの方を見る。
「あのお嬢ちゃんも混ぜてくれないのか?」
ベルは男と目があったがすぐ反らした。
「ん…あの子は純粋だからさ、一途な思いを寄せてる人がいるのよね~」
ホワイトは男にそう言う。
「でもよぉ…わかった、ハメはしない。だから他の事をさせてくれよ?」
男はベルの処女は守るといった。
「んー…そうね…うん!ベルちゃん!」
ホワイトは何か思いついたのかベルを呼ぶ。
ベルは恐る恐るも2人に近づいてきた。
「ホワイト…ちゃん…だいじょ・・ぶ?」
不安がってるベルにホワイトは言った。
「大丈夫大丈夫!それより…今からベルちゃんも参加ね♪」
153:名無しさん@ピンキー
10/12/15 21:24:45 v/FMmL+0
ホワイトは自分のショーツを下ろしベルを地面に寝かせた。
そしてベルと上下逆の状態で上に乗る。
「じゃあ…ベルちゃん…今から見てね?じゃあ、おねがい。」
ホワイトは男に合図を出す。
「へへへ…じゃあ…頂・・ます!」
男はホワイトの秘所にペニスを挿入した。
「は…あああぁん!」
ホワイトの膣の中に男のペニスがどんどん入っていった。
「あふぅ…ほんと…言ってただけのことはあるじゃない?大きいわ…」
「へ!お前の中もきゅんきゅん締め付けてくるじゃねぇか!」
ペニスが中に入りきりしばらくそのままで待つ。
「は…は…な…なに…?」
目の前で男と女が繋がる瞬間を見たベルは衝撃的だった。
こうも簡単に中に入ってしまうなんて…。
「ふふぅ…ベルちゃん…こっからもっとすごいよ!」
男が腰を動かし始め、ホワイトの中を出たり入ったりを繰り返す。
「はう!うん…あん…はぅ…ん…んふぅ…」
ホワイトの甲高い声が路地に響き渡る。
次第に繋がってる部分から透明な液体があふれ出てきた。
ベルの顔に少しずつたれる。
「(なに…これ…わからない…けど…ホワイトちゃん…気持ちいの?)ひゃう!」
そんなことを思っていると自分の秘所の刺激が走った。
「ん…ちゅる…ん…じゅ…うん…だいぶ…あふ…ぬれてきたね♪」
ホワイトがベルの秘所を舐めていた。
「ひゃう!だめぇ!舐めちゃ…いや…」
ベルは嫌がるも抵抗できない。
「ふふ…やっぱりベルちゃんもエッチな才能持ってるわねぇ♪ブラックがうらやましいわ~」
ホワイトは容赦なくベルの秘所を舐め続ける。
「おいおい…オレもいること忘れるなよ?」
パァン!
男はホワイトの尻をたたく。
「ひぁん!!なに?そういうプレイが好きなの?」
「へへへ…それはお前じゃないのか?叩いたら締め付けがきつくなったぜ?っと」
パン!パァン!
続けて叩く。
「あん!ふふ…気持ちければ私は何だって良いのよ…?」
ホワイトはマダマダというような顔をしていた。
「うぉ!なんだこれ…締め付けが一気に…やべぇ…」
膣の締め付けが急に激しくなる。
「あん!何?もう出しちゃう?中は駄目だかんね…ひゃん!」
男は腰を激しく動かした。
「へ!まぁ後々面倒なことになっても困るしな…お!出る出る…出すぞ!」
「良いわよ!いきなさい!私もいくから!はぁぁぁんん!!」
二人は腰を互いに打ち付けあった。
男はペニスをホワイトの膣から抜き、白い液体をお尻へとかけた。
「はぁ…はぁ…はぁ…あんたすげぇよ…」
「ふふふ…でしょ?あなたのペニスもね…」
二人は倒れ込んだ。
「はぅ…は…ぁ…」
その横でベルは二人の激しい行為を見て呆然としていた。
154:名無しさん@ピンキー
10/12/15 21:25:16 v/FMmL+0
チェレンはベルを探しに人気の無いビルへとやってきていた。
「ベルー!」
ベルの名を叫ぶ。
「おい!どうした!」
「な、なんだこの子供は!?」
奥から同じような格好をした2人組が出てくる。
「ベルー!…?お前らはプラズマ団か…」
チェレンが入ったのはプラズマ団の隠れアジトだった。
「貴様!ここがどこだかわかっているのか!」
一人がチェレンにつかみかかった。
「…さい…」
チェレンは小さい声で何か言ったみたいだが聞き取れず聞き返す。
「なんだぁ?」
「うる…さい…な!」
そういうとチェレンは掴んでいる手を振りほどきポケモンを出した。
「こ…こいつ!」
残っていた1人もポケモンを出し戦闘が始まった。
・
・
・
・
・
「なんだよ…これで終わりかよ…」
チェレンの前にはやられた団員達が倒れこんでいた。
1人倒したら次から次へと出てきた。
しかしチェレンはそれを苦にせず倒していった。
「くそ…ベルがいないなんて…時間を無駄にした…」
チェレンはそういうとビルを後にした。
ブラックは4番道路前のゲートに来ていた。
「さぁ…次はライモンシティだ…ん?」
ゲートを抜けようとしたときふとテレビに目をやった。
―「さぁ!今日はカリスマトップモデルであり!!ライモンジムのジムリーダーであるカミツレさんの登場です!!」
テレビ番組で紹介されてたのはとても綺麗な女性だった。
「あの人が…ジムリーダー…綺麗…」
ブラックはテレビに映っている女性…カミツレに見惚れた。
―「さぁ、最近はこうしたテレビなどにもご出演されているわけですが…ジムの方はいかがですか?」
司会者のような男が質問をする。
―「はい、最近は手ごたえのあるトレーナーがやってこなくて…それでモデルの方の仕事が多くなっているだけなんです。」
カミツレはつまらなさそうな顔を見せる。
ブラックはカミツレの言葉に反応する。
「手ごたえのあるトレーナー?」
カミツレの話を続けて聞く。
―「だれでもかまいません。私を…私の心を痺れさせるトレーナー、ライモンジムで待ってます。」
テレビで流れた挑戦状。
ブラックはやる気が出てきた。
「へ…へへ…オレが痺れさせてやろうじゃないの!」
だったら自分が相手になってやる…そうブラックは強く思った。
―「あ…えーっと…はい!カミツレさんの相手になれるという方!!ライモンジムまで!!」
司会者は思わぬ展開になってしまったが強引に締めた。
「よし!急いでいかないとな!」
ブラック4番道路へと…ライモンシティへと向かうのであった。
155:名無しさん@ピンキー
10/12/15 21:25:53 v/FMmL+0
「ベルちゃん!早く!」
ホワイトとベルはダンサーが寝ているうちに別の場所へ移動した。
「ホワイトちゃん…」
ベルの脳裏にはまだ残る二人の行為。
思い出しつつホワイトの様子を見る。
「ん?どうしたのよ?」
ホワイトはベルの視線が気になり尋ねた。
「あの…さっきの…大丈夫?」
ベルも恐る恐る聞く。
「さっき?…あぁ!確かにねぇ…うん、大きかったけどさなんていうか力任せなのよねぇアイツ。」
ホワイトはあっさり答える。
「あ…えっと…」
「あぁそれとさっきのは演技もあるからね!あんな力任せで気持ちよくならないわよぉ。」
ホワイトはベルの声を聞かず進めた。
「あの!!!」
ベルが大きな声を出した。
ホワイトも思わずびっくりした。
「な!?なに?」
「ホワイトちゃんは…あんなこと…Hなことばかりしてるの…?」
何で聞いたかわからなかった。
ベルは視線を落とす。
「あー…うん。そうね、SEXばかりしてるわ。」
ホワイトはいつもの様子で答える。
「せ…Hって…好きな人とするんじゃないの?」
ベルの中で男女の行為は互いのことが好きである人とする行為と認識している。
「うん、そういう考えが普通なのかもね。もちろん好きな人ともするだろうけど…でも私はSEXが好きだかするの。」
はっきりと自分の考えを言うホワイト。
「ベルちゃんは純粋すぎるのね…。」
ベルの顔を見つめる。
「でもね…その好きな人が自分のことだけ見てくれるわけ?」
ホワイトはやさしい口調を変えてすこしキツイ言葉で話し出した。
「ベルちゃんはブラックが好き。だからブラックとする。でもブラックは違う人のことが好きだったら?それでもブラックとするの?」
「それ…は…」
ベルはホワイトの言葉に圧倒される。
「私もブラックのこと好きよ。もしブラックが私を好きだったらSEXしても問題ないってことよね?」
「それはだめ!」
ベルが声を上げる。
「なんでよ?好き同士なら問題ないじゃない?」
「ちが…ダメ…だ…よぉ…」
ホワイトは少し冷静になる。
「ふぅ…ごめん…むきになったわ…でもね…いつまでも思い通りで入られるわけじゃないからね?」
そういい残しホワイトは先へと進んだ。
「うぅ…う…うぅう…」
ベルはホワイトの言葉が何度も頭を過ぎりその場で泣きつくしてしまった。
156:名無しさん@ピンキー
10/12/15 21:26:36 v/FMmL+0
以上です。
157:名無しさん@ピンキー
10/12/15 22:48:44 nXLxkEWp
さっさと終わらせろよ
158:名無しさん@ピンキー
10/12/15 22:52:49 XsGiHNUw
GJです
いつ見ても白いブラック、黒いホワイト面白いです
159:名無しさん@ピンキー
10/12/15 23:00:50 qBbJYV3O
誰かベルたんを幸せにしてやってくれ…
160:名無しさん@ピンキー
10/12/15 23:11:23 skMEl6MR
続ききてたー!乙!
……ベルたん(´・ω・`)
161:名無しさん@ピンキー
10/12/16 19:21:22 AkPlhEa2
>>156
乙!このシリーズ好きだから続きも気長に待ってるよ
ビッチホワイトかわいい
162:名無しさん@ピンキー
10/12/17 18:50:15 xD0Ao0Ol
ホワイトちゃんエロカワイイ!
163:名無しさん@ピンキー
10/12/17 20:44:34 lM17Ibq2
サトカス、シュウハル、シンヒカ、シューアイ公式!
さぁかきたまえよ!
164:名無しさん@ピンキー
10/12/18 22:25:29 SauIJYrM
そういえば保管庫って誰が管理?
誰でも可能?
165:名無しさん@ピンキー
10/12/18 23:20:15 zp7nB27V
>>164
心の広い管理人さんが管理して下さっている
とりあえず>>1見て保管庫行ってこい
166:名無しさん@ピンキー
10/12/18 23:53:35 QIR2nHw/
カトレアは慎ましい乳略して慎乳なのか普通なのか
167:名無しさん@ピンキー
10/12/19 12:54:25 TsqBPB9O
楽しみにしてましたー乙です!
当のブラックが何も知らないまま周りがこんがらがってきてるな
チェレンとベルに救いが欲しいぜ…
168:名無しさん@ピンキー
10/12/21 08:10:19 OUzy+tA6
そういえば俺の嫁(まだ義父さんに挨拶してないが)のアンズって見ないな
169:名無しさん@ピンキー
10/12/21 12:31:07 85OMCve/
空手道場の待ち合わせって行かなくてもずっと待っててくれるよな……
鬼畜な主人公に焦らしプレイでずっと待たされてるのにけんきに待ち続けるアンズたんか……
リーグに行くのがちょっと怖いぜ!
170:名無しさん@ピンキー
10/12/21 12:55:05 4/Snt/PA
>>169
そんな釣り針に釣られるのはコイキングぐらいだぜ
171:名無しさん@ピンキー
10/12/21 17:44:15 2sU6VqGg
女の子を全員そろえてハーレムやwwって楽しむことができるとはおもわんかた
172:名無しさん@ピンキー
10/12/21 20:36:17 85OMCve/
ちょっとそれ書いたら面白そうだな……プレイボーイな金銀主人公はまだ見たことないしなw
なんか男主人公ってヤリチンいない感があるな
173:名無しさん@ピンキー
10/12/21 20:46:26 6UmFKP32
とりあえず色々黒歴史のアニポケは禁止ってことで
174:名無しさん@ピンキー
10/12/22 21:59:05 A/oz4G2J
お前が禁止だ
市ね、消えろks
175:名無しさん@ピンキー
10/12/23 00:34:53 d8KADwD6
>>173
サトカス、シュウハル、シンヒカ、シューアイ公式!
はやくかけよ
176:名無しさん@ピンキー
10/12/23 00:40:44 VZq4PA7o
>>174
スルーされたからってそりゃねぇよ
177:名無しさん@ピンキー
10/12/23 04:24:20 YJEBkpDX
まったり行こうぜ!
さて書く作業に戻るか
178:名無しさん@ピンキー
10/12/23 23:16:56 ZlZEgubU
何も知らないNに、処女なのに性の手ほどきを教えるハメになって恥ずかしながら手を進めるトウコとか見てみたい。
もしくは何も知らないと思ってたら、意外とやり手ですっかり翻弄されるとか
179:名無しさん@ピンキー
10/12/23 23:36:00 YJEBkpDX
ベルとサンドイッチ食いながらカゴメタウンでデートしたい
180:名無しさん@ピンキー
10/12/23 23:51:13 /mnaphPb
もうオレの中でベルはアニメ版のベルにしか変換できない・・・
181:名無しさん@ピンキー
10/12/23 23:58:05 U8Goy75r
>>178
教えるつもりが教わっていた…ということか
>>179
ベルたんにはむはむされたい
182:名無しさん@ピンキー
10/12/24 00:00:56 i1oji5Vg
アニメの効果って恐ろしいな
183:名無しさん@ピンキー
10/12/24 02:47:57 xsv8P/cR
性夜の日ですよ
184:名無しさん@ピンキー
10/12/24 04:04:11 ItIzTVCL
アイリスたん……
185:名無しさん@ピンキー
10/12/24 21:49:26 K6k8A//S
サトカス、シュウハル、シンヒカ、シューアイ公式!
はやくかけよ
186:名無しさん@ピンキー
10/12/25 00:08:02 /XDZO9qN
>>185
同じこと書いてて・・・飽きない
187:名無しさん@ピンキー
10/12/25 16:03:43 EdFTuups
ぶっちゃけ公式ならカスミもハルカもヒカリもレギュラーから外される=事実上の解雇&黒歴史になんてされないと思う
ポケモンではレギュラー落ち=二度と登場しない黒歴史だし
188:名無しさん@ピンキー
10/12/25 16:05:37 EdFTuups
後、コンテストが今期からゲームofアニメ共に廃止の黒歴史になった以上は
ハルカもヒカリも二度と登場しない黒歴史キャラ確定
189:名無しさん@ピンキー
10/12/25 16:40:12 bRL7B1Wq
痕テスト(失笑)なんて元から要らない子同然だろ
コンディション自体は消えるのが惜しいグッドアイディアだったが
もっと早くバトルでの補正を付け加えて欲しかった
190:名無しさん@ピンキー
10/12/25 17:07:11 /VjmkR2k
未だにベルを豊崎さんで脳内変換できる俺が通りますよっと
191:名無しさん@ピンキー
10/12/25 18:58:26 r+Vvob16
>>187
カスミは?
192:名無しさん@ピンキー
10/12/25 20:11:38 wodoz8rm
リーフは産まれた時から黒歴史か
可哀想な娘だ
193:名無しさん@ピンキー
10/12/25 20:24:22 9SSm0y0i
そのかわり女が自己投影しやすい
194:名無しさん@ピンキー
10/12/25 22:44:11 VJq2S8Jf
>>189
コンテストなめんな
あとコンディションがバトルに反映されたら
それこそ大騒ぎになるぞ
195:名無しさん@ピンキー
10/12/26 00:27:00 XGO4isgN
>コンテストなめんな(キリッ
てめえこそコンテストの酷評をなめんなカス
>>193
その馬鹿女が迷惑をかけるところはあまり見かけんがな
196:名無しさん@ピンキー
10/12/26 01:15:42 xr0z9d7r
エロい話しようよー
197:名無しさん@ピンキー
10/12/26 01:19:41 bs4fgUsA
じゃあアイリスで
198:名無しさん@ピンキー
10/12/26 07:28:33 SpBniicf
> てめえこそコンテストの酷評をなめんなカス(キリッ
日本語でぉk
199:名無しさん@ピンキー
10/12/26 07:56:35 XGO4isgN
日本語でおk(キリッ
死ね下衆
200:名無しさん@ピンキー
10/12/26 08:34:00 5Vp1T9LT
>死ね下衆(キリッ
俺は生きる!
201:名無しさん@ピンキー
10/12/26 09:57:26 XGO4isgN
>俺は生きる!(キリッ
おめえじゃねえよ!w
202:名無しさん@ピンキー
10/12/26 12:03:55 2LeuPVe4
ポケスロンのこともたまには思い出してあげてください
203:名無しさん@ピンキー
10/12/26 12:28:30 4ZFZ+kJW
アカネ「あんたSとMどっち?」
204:名無しさん@ピンキー
10/12/26 23:20:56 g314/Kso
N「ボクはNだよ」
205:名無しさん@ピンキー
10/12/26 23:25:33 P8DRjOnP
サトカス、シュウハル、シンヒカ、シューアイ公式!おわかりか?
206:名無しさん@ピンキー
10/12/26 23:53:02 7xvumEPE
主人公♂「何故俺がドMだとわかった…」
アカネ「………ハァ?」
207:名無しさん@ピンキー
10/12/27 00:26:33 rkWg4Wj6
公式?ならそれを導き出す方程式を出せよ
そしたら誰もが公式を疑わないだろうから
さて、どうやればゴヨウとシキミのカップリングを証明できるんだろう
208:名無しさん@ピンキー
10/12/27 00:34:07 uzbyrcNP
シバとトウキみたいに一緒に修行してたってのが無いからな・・・
209:名無しさん@ピンキー
10/12/27 00:51:51 rkWg4Wj6
格闘勢といいノーマル勢といいなんでみんな健全すぎるんだよオイ
シバ(格闘家)+トウキ(格闘家)=男の友情
シジマ(既婚)+スモモ(少女)=少女の語る親の愚痴を聞くカカァ天下なおっさん
アカネ(女子校生)+センリ(子持ち既婚)+アロエ(既婚)=世間話
誰か+を×にできる人材を教えて下さい タイプじゃなく年齢的な意味で世代別に分類してみようか……
210:名無しさん@ピンキー
10/12/27 01:26:00 9qpteNr8
>>207
そんなもんシキミの小説ゴヨウが読んでると妄想すればイイジャマイカw
投下の時にそういう設定にしてみたよって書いたらいけると思うぜ
>>209
格闘はスモモとトウキで今頑張って書いてるけどリアルが忙しくてなかなか進まないw
アカネだと、HGSSで実はシバが四天王の中では一番好きだとか聞ける
あとは親父で張り合ってたアンズとハヤトとかかな
211:名無しさん@ピンキー
10/12/27 09:34:33 R/WYY3oO
>>210
前にトウキ×スモモで書くって言ってくれた人か!期待してる
アカネは電話のシバさんがカッコイイ宣言でガチムチ好き認定されててワロタ
HGSSのジムリーダーは電話の内容でプライベートや内面が分かって面白い
212:名無しさん@ピンキー
10/12/27 13:49:02 spAyX0Br
朝起きたら股間をズボン越しに
イブキさんになでなでされていた。
貴方ならどうする?
213:名無しさん@ピンキー
10/12/27 22:13:47 YHPfvNdf
パイズリしてもらう!
214:名無しさん@ピンキー
10/12/28 01:02:54 YYcIuOdA
44 :名無しさん、君に決めた!:2010/12/28(火) 00:32:39 ID:???0
URLリンク(twitter.com)
ポケットモンスターSPECIALを描いてる山本サトシ先生も 青少年健全育成条例に反対してるみたいだな
215:名無しさん@ピンキー
10/12/28 08:15:30 9mJVAXZO
年明け前にあげたいな。
216:名無しさん@ピンキー
10/12/28 11:27:37 gkXo6qY3
>>203->>204
じわじわくるw
217:名無しさん@ピンキー
10/12/28 19:39:44 QPXBSt9H
>>203
男主「俺はXLですがなにか?(鬼の形相で」
アカネ「……へ?(冷や汗」
218:名無しさん@ピンキー
10/12/29 00:09:58 DvJ9JdPL
サトカス、シュウハル、シンヒカ、シューアイ公式!
それを広めるために書いてもらおうか!
219:名無しさん@ピンキー
10/12/29 15:41:13 Hg6w+eYg
>>217
アカネ「じゃあうちはUL(アメリカ最大サイズ)やな!」
主人公「…なん……だと……?!」
220:名無しさん@ピンキー
10/12/29 20:35:06 ubxVFU9O
ポケモンの登場人物で一番身長高いのって
誰かな
221:名無しさん@ピンキー
10/12/29 22:14:12 Hg6w+eYg
普通にごつくてでかそう→シバ、レンブ
細いけど意外とでかそう→ミクリ、シロナ、ナギ
ワタルとかはそんなにでかくないイメージw
222:名無しさん@ピンキー
10/12/29 23:10:35 0T3mxi1D
>>220
ゲーチスじゃない? 身長200cmらしいし
アメリカ人だからマチスもかなり高そうだけど
同じ使用タイプのカプだったらマチス×カミツレとか見てみたいかも
カミツレが住んでるイッシュ地方は一応アメリカのNYがモデルだし
223:名無しさん@ピンキー
10/12/29 23:19:32 Hg6w+eYg
アリだなマチスとカミツレ。是非書いてくれ。
ごつくてでかいにシャガとマチス入れんの忘れてたw
ゲーチスて服装のせいかあんまでかそうに見えなかったりw
224:名無しさん@ピンキー
10/12/29 23:25:53 Y0gpfQR0
マチスの故郷ってイッシュだったりしないだろうか?
225:名無しさん@ピンキー
10/12/29 23:49:54 d5r7jtfZ
マイナーチェンジ版でマチスがイッシュ地方に出ないかwktkしてる
アメリカ軍人設定があるんだから是非出して欲しいな
あと歴代チャンピオン出すならワタルも一度ぐらい別地方に登場させてやれよゲーフリさん
そしてドラゴン繋がりでアイリスと絡んでくれ
…あ、そうするとワタルが真性ロリコンになっちまうか
226:名無しさん@ピンキー
10/12/30 00:05:05 Y1bWGC6z
ロケット団員は出てたよね
お幸せに……
ワタル、アウト~!
227:名無しさん@ピンキー
10/12/30 00:10:00 jK6KiZ9k
>>222
マチスは例のブツもアメリカンサイズだったりしそう
228:名無しさん@ピンキー
10/12/30 03:03:17 qK+GLVjY
カミツレさんのおっぱいがアメリカンサイズでないのでマチスもなんとも言えないな
229:名無しさん@ピンキー
10/12/30 07:29:27 fmhaW/jK
カミツレさんも数年後にはおっぱいタプンタプンの
グラマー美女に成長してますよ
230:名無しさん@ピンキー
10/12/30 11:47:44 oPLwPpHy
>>225
シャガ「(後ろから肩に手を置きつつ)ワタルくん、キミとは一度ドラゴン使いの男同士、ゆっくり語り合いたいと思っておったのだよ」
ワタル「アッー」
231:名無しさん@ピンキー
10/12/30 12:13:17 S/ghqDV8
ヤーコン「・・・」
232:名無しさん@ピンキー
10/12/30 16:36:06 oPLwPpHy
ヤーコンさんはカミツレさんにお父さんみたいな親しみを持たれてる微笑ましい関係だといい
233:名無しさん@ピンキー
10/12/30 17:51:57 KhdQwF2R
サトカス、シュウハル、シンヒカ、シューアイ公式!
早く書かなければ異分子として任命するぞ、馬鹿野郎!
234:名無しさん@ピンキー
10/12/30 17:58:19 Y1bWGC6z
ヤーコンて家族いんのかな?ええ歳したオッサンだけども……
235:名無しさん@ピンキー
10/12/30 20:29:11 JjI94ebC
流れぶった切って悪いんだが、たしかナタネって幽霊が怖いって設定だったよな?
今書いてるやつがオリジナル設定だったら嫌だしとりあえず確認しときたいんだが
236:名無しさん@ピンキー
10/12/30 21:13:58 Y1bWGC6z
あってるあってる。森の洋館でイベントあるから。
そして投下期待してる。
237:名無しさん@ピンキー
10/12/30 21:14:11 pVrUClmB
うん、幽霊屋敷恐がってたし
238:名無しさん@ピンキー
10/12/30 23:09:08 oPLwPpHy
くさ/ゴーストのポケモン早く来ないかな
239:名無しさん@ピンキー
10/12/30 23:53:19 DIsSHGlQ
>>225
一応ワタルもカントーとジョウトの二つの地方に登場しているけどね
金(HGではない)でワタルが出てきたときはそれなりに衝撃だった
240:名無しさん@ピンキー
10/12/31 04:03:16 A9Zgc7r/
何とか年越前に出来ました。
「白いブラック、黒いホワイト5」です。
241:白いブラック、黒いホワイト5
10/12/31 04:03:46 A9Zgc7r/
4番道路の砂漠地帯を抜けたブラック。
途中電気タイプ使いのカミツレの対策としてメグロコを捕まえた。
「電気対策はこれでよし…と。」
旅を出てから捕まえたポケモンも増えてきてさまざまなタイプがそろって来た。
ジム戦の前に情報を得て、相手のタイプの弱点となるポケモンを捕まえる。
これは恒例となっていた。
「さて…ライモンシティに着いたわけだけど…」
街に着いたブラックは感動をしていた。
ヒウンシティとは又違った都会で、アミューズメント施設がたくさんある。
「ジムの前に…へへ…少し遊ぼうかな?」
旅の途中でしばらくハメをはずしていなかったこともあって久しぶりに胸が騒いでいた。
「そうだな…スタジアムにでも行ってみよ。」
アメフト、野球、サッカー、バスケとさまざまなスポーツが行われるスタジアムがあった。
ブラックはジムの前にそのスタジアムに試合観戦に向かった。
242:白いブラック、黒いホワイト5
10/12/31 04:04:17 A9Zgc7r/
「いやぁ!すごかったな!!!」
ブラックがスタジアムに行くと丁度試合が始まるところだった。
最初から最後まで試合を観戦したブラックの興奮は治まらなかった。
今まではテレビでしか見たことの無い有名プレーヤーたちがすぐそこのグランドで激しい戦いを繰り広げていた。
「また見に来たいなぁ」
ブラックはそう思いつつスタジアムを後にした。
スタジアム以外の施設に目をやりつつ街の中を探索する。
「バトルサブウェイかぁ…お、観覧車!テレビ局もある!!」
街の中にある建物を見るたびに好奇心が沸いてくる。
あれもこれもと、見たいものがたくさんあってキョロキョロしていた。
「次はどこに行こうかな!」
ブラックがコンテスト会場の前を通りかかると見覚えのある姿があった。
「あれ?ベルじゃないか?」
ベルはコンテスト会場を外から見ていた。
ブラックは声をかける。
「ベルー!」
ベルもブラックの声でこちらに気づいた。
「あ!…ブラック…」
一瞬明るい顔をしたがすぐに顔を下に落とす。
ベルの頭の中にホワイトの言葉が流れる。
―ブラックが好きなら問題ない。いつまでも思い通りで入られるわけじゃない。
頭の中の言葉を振り切って何も無かったように接する。
「ぶ…ブラックはもう遊んだの?」
ブラックはベルの表情の変化に気づかなかった。
「あぁ!さっきスタジアム行って来たところなんだ!」
ベルはブラックの楽しそうな顔を見て自分の気持ちも少し良くなった。
「そ、そうなんだぁ!昔からスポーツ好きだったもんね!」
いつも通りの自分…そう心に言い聞かせながら会話を続ける。
「ベルは…ん?コンテスト会場か…中入ったの?」
ブラックはベルに聞く。
「あ…いや…」
ベルの反応を見てブラックは察した。
「まだなんだろ!一緒に入ろうぜ!」
そういうとベルの手を取り会場へと入っていく。
「あ!ブ、ブラック!」
手を取られた事に驚きベルはブラックに引っ張られて行った。
243:白いブラック、黒いホワイト5
10/12/31 04:04:47 A9Zgc7r/
二人は会場の中に入った。
「うわぁ!みんなオシャレな格好してるな!」
ブラックは今まで感じたことの無い雰囲気に興奮していた。
「わぁ…ほんとだぁ…」
ベルも自分の想像以上の光景だった為驚きを隠せなかった。
「あの人のヨーテリーすごいたくさんリボンつけてるぞ!あのチョロネコ悪いカッコウだなぁ!」
ブラックは色々な格好のポケモンを見つけている。
ベルもブラックが見ているポケモンを見る。
「ほんとだねぇ!」
こうして二人で楽しむことは久しぶりだった。
(楽しそうなブラック…えへへ…)
ベルはブラックの手を少しギュッと握った。
すると二人の下に1人の老人が現れた。
「おやおや!これはかわいらしい参加者さんだ。」
老人はスーツに帽子、白いひげを生やしていた。
「えっと…あなたは?」
ブラックが老人に尋ねる。
「おっと、自己紹介をせねば。私はコンテストの主催者だよ。」
老人がそう答えると2人は驚いた。
「えー!そんな人がなんでこんな場所に!?」
「ふぇええ!」
2人の反応に老人は笑う。
「はっはっは!どんな参加者がいるかなと思いましてな!どうですか、お二人も参加してみては?」
老人が2人をコンテストに参加しないかと誘った。
「え!?コンテストに参加!?」
「わ、私が…」
驚きが隠せなかった。
いきなり参加だなんて…二人は悩んだ。
「どうかな?」
老人は二人を見つめる。
「うーん…オレはバトルの方が性に合ってるし…ベル出てみなよ?」
ブラックはベルに参加するよう振った。
「えぇ!?わ…わたし…」
ベルは考える。
ブラックに参加を勧められた、もし結果が出れば自分を見てくれるかな?
色々頭の中で思考が回る。
「ほらほら!な?」
ブラックはさらに後押しをする。
「うー…うん…参加…してみる…」
ベルは返事をした。
「うむ!ではお嬢さんこちらにどうぞ。」
老人はベルを連れて参加者の控え室へと向かった。
「ブ…ブラック…」
ベルは連れて行かれる中ブラックの方を見た。
「大丈夫!オレも応援してるから!!」
ブラックはベルに向かってそう叫んだ。
「あ…うん!」
ベルも大きく返事をした。
控え室に入る際出場させるポケモンを選ばないといけなかった。
ベルはムンナを選んだ。
「ムンナ…一緒にがんばろうね…えっと…リボンはこれにして…」
コンテストに出るためにコーディネートを始めた。
244:白いブラック、黒いホワイト5
10/12/31 04:05:22 A9Zgc7r/
ブラックはベルの参加するコンテスト会場の観客席を探していた。
「えっとベルの会場は…っと、ここだな。」
会場の案内板を見つけ会場に入る。
中にはたくさんの観客がおり人ごみの中を掻き分けて進んでいく。
「見るなら前の方がいいしな…」
ステージの最前列にやってきた。
「ここならバッチリ見ることが出来るな!」
ブラックは公演の開始を楽しみにしていた。
しばらくすると会場の明かりが消え、ステージに明かりが集中する。
「さぁ!始まりました!今回はビギナーの方のみに参加していただきました!」
司会の声が会場に響く。
「では参加者の登場です!」
ステージの端からトレーナーとポケモンが出てきた。
ベルは恥ずかしそうな顔をしながら最後にいた。
「ではそれぞれのポケモンにアピールをしていただきます!」
出場者のポケモンが審査員、観客に向けてアピールを行う。
観客からは拍手とすごい声援が飛ぶ。
最後のベルとムンナの番が回ってきた。
「ちゃんとできるかな…」
ブラックは心配していた。
昔から人前に出る事が苦手なベルがこんな大勢の観客の前で何かをするなんて…。
そんなことを思いつつステージのベルに目をやる。
すると周りの観客から前の参加者以上の歓声が上がった。
ブラック自身もびっくりした。
ベルは今まで見てきた以上の笑顔をしてムンナと一緒にアピールをしていた。
アピールを終えたベルはすごい達成感にあふれていた。
これで参加者のアピールが終わり、結果発表へと進んだ。
「さーて!これにてすべての参加者のアピールが終わりました!!審査員の方々に判定をしてもらいましょう!!」
審査員が各自の手元にあるボタンを押していく。
そしてすべての審査員が結果を出し終えた。
「結果の集計が終わったみたいです…いいですか皆さん?結果です!どうぞ!!」
司会が後ろにある巨大スクリーンを指す。
そこにはベルとムンナの名前が表示されていた。
「今回の優勝はベルさんとムンナちゃんです!!!」
スポットライトがベルとムンナを照らす。
「え?え?わ、わたし達…が?」
ベルは驚いていた。
「ムムーン♪」
ムンナは嬉しそうに喜んでいる。
「ムン…ナ…うん…やったね!」
喜んでいるムンナを見てベルはようやく笑顔になった。
「おめでとうございます!ベルさん!こちらがトロフィーになります!」
司会者がベルに優勝トロフィーを渡す。
「あ、ありがとうございます!!」
トロフィーを受け取るベルの手は震えていた。
ブラックはステージ上のベルが他人のような気がした。
「ベルが…優勝…か…」
心の中で自分も負けていられないと思った。
245:白いブラック、黒いホワイト5
10/12/31 04:06:03 A9Zgc7r/
ブラックとベルは会場の外で待ち合わせた。
「いやぁ!すごかったよ!」
ブラックはコンテストの感想をベルに伝えた。
「え…へへ…ありが…とう…」
感想を聞いてベルは照れながら優勝トロフィーをギュっと抱きしめた。
「(今の私なら勇気が出せそうな気がする…うん!)」
ブラックにもう少し一緒に街を見ようと誘おうと考えた。
「あのね…ブラック…」
「ん?なに?」
ベルの言葉に反応する。
「あのね…この後一緒に…」
一緒に街を周ろう…そういいかけたときだった。
「ベル!!!!!」
少しはなれたところから男性の声がした。
2人はそっちの方へ振り返る。
「あれは…?」
「お!お父さん!?」
ベルは男性を見て父親だとわかった。
父親が2人のそばにやってきた。
「私の制止を聞かず…家を出たと思えば…テレビで見てすっ飛んできたぞ!!」
「え?テ、テレビ!?」
先ほどベルが出たコンテストはテレビでライブ中継されていたのだ。
それを見たベルの父親は急いでやってきた。
「さぁ!コンテストで優勝もしたんだ!十分旅を楽しんだだろう!帰るんだ!」
ベルの手を掴み引っ張る。
「きゃぁ!やだ!!まだブラックと旅がしたいもん!!!」
そうベルが叫ぶ。
「ブラック!君からも何とか言ってくれ!」
ベルの父親がブラックにも説得するよう言う。
「いや…でも…オレは…」
ブラックは動揺していた。
「さぁ!わがままばかり言ってないで!!」
父親がベルの手を思い切り引っ張った。
「やめてぇ!!!!!」
再びベルの叫び声がする。
「待ちなさい!!!」
綺麗な女性の声が3人の場所へ届いた。
246:白いブラック、黒いホワイト5
10/12/31 04:06:33 A9Zgc7r/
3人の下へ1人の女性が近づいてくる。
長身でスラっとしたスタイル、金髪のショートヘアの女性だった。
「あ、この人は…カミツレさん…」
ブラックは気づいた。
テレビで見た女性、ライモンジムリーダーのカミツレだった。
「嫌がってるでしょ?その手をまず離しなさい。」
カミツレはベルの父親にそう言った。
「あ…あぁ…」
ベルの父親は素直に手を離した。
「あ…あの…」
ベルが何かを言おうとしていた。
「あなた大丈夫?」
カミツレが先にベルに聞いた。
それに対してベルは返事をした。
「あ…はい!」
それを聞きカミツレはベルに軽く微笑んだ。
「ふぅ…話は聞いてたわ…」
ベルの父親の方にカミツレが振り向いた。
「あなたの娘でしょ?親だからといって何でもかんでも意見を押し付けるのは感心しないわ。」
「う…」
父親は黙り込んだ。
「子供というのは親の知らないうちに成長するものです。彼女も成長して自分で旅に出ようと決心した。
その彼女の決心をつぶすというのはいかがなものでしょうか?」
「…」
カミツレは冷静な口調で説得を行った。
「うぅ…ベル…」
父親は口を開く。
「私の知らないところでおっちょこちょいのベルがしっかりと成長をしていたんだな…」
ベルの方を見る。
「すまなかった…、ブラック…ベルの事頼んだぞ…。」
ブラックの手を取り言った。
「カミツレさん…だったかな?あなたに言われて目が覚めました…大変お騒がせして申し訳ない…」
カミツレに頭を下げた。
「ベル…お前の好きなように旅をしなさい…何かあったときはいつでも家に帰ってこれば良いからな。」
「お父さん…」
ベルは父親を見た。
「でわ、私は帰ります。」
父親はそう言いその場から去っていった。
「ふぅ…分かってくれたみたいで良かったわね。」
カミツレは2人を見る。
「あ…ありがとうございました!」
ベルがカミツレに頭を下げた。
「いいのよ、困ってるみたいだったから。あとそっちの…」
ブラックのほうを見た。
「ブラックくん?だっけ。あなたはジムを周ってるみたいね。いい目をしてるわ、ライモンジムで待ってる。」
そういい残しカミツレは去っていった。
ベルとブラックはその場に残された。
「はぁ…綺麗な人だったね…」
「あぁ…生だとオーラがすごいな…」
2人はカミツレの美貌に興奮がおさまらなかった。
「うん…ブラック…決めたよ…私!カミツレさんみたいに強い女性になる!」
ベルは声を大きく上げた。
「お…おう!ガンバレ!」
ブラックはそんなベルを見て応援の言葉をかけた。
「じゃあ、オレはライモンジムに行ってカミツレさんに挑戦してくるよ!」
「うん!頑張って!!」
ベルは満面の笑みでブラックを見送った。
247:白いブラック、黒いホワイト5
10/12/31 04:07:53 A9Zgc7r/
ホワイトはホテルの一室にいた。
「ん…はふぅ…あん…」
ベッドの上に座り下着の上から自分の秘所をいじっていた。
下着は湿っており水々しい音がしていた。
「ん…ふぅ…んん…はぁ…はぁ…なんであんなこと…言ったんだ…ろ…ん…」
ベルに思わず言った言葉。
「ブラックが好き…ん…うん…なんでかな…あん!」
ベルに叱咤するために例えで言ったつもりの言葉。
「例え…ひゃ…なんかじゃない…ん…ふ…ぅ…」
ホワイトはブラックのことを思いながら自分に体を慰めていた。
「ブラック…ん…ブラ…あん…ックぅ…」
下着の上からじゃ満足できなくなってきた。
来ている衣服をすべて脱いだ。
そしてカバンから丸い機械を取り出す。
それを自分の胸、ピンク色のとがっている部分へとあてがう。
「ひゃ!あん!…んふぅ…そう…いいわよ…」
―これがいいのか?
頭の中でブラックの声を想像する。
「うん…いい…の…きゃ…」
機械の振動を強め胸の周りに当てる。
―ホワイトのおっぱい…おいしいよ…ん…ちゅう…
「もっと吸って…あぁん…んふぅ…」
ブラックがホワイトの胸を執拗に攻める。
―こっちも淋しいんじゃないのか? くちゅ…
「あぁああん!欲しいよぉ!ブラックの大きいのが欲しい!!!」
ホワイトはローターを秘所へ持っていき膣の中に入れ振動をMAXにした。
―こんなに濡らしやがって…変態。
「んふうううううう!!!!!」
ブラックの指が膣の中に入り激しく責める。
「ダメ!ダメ!ダメ!そんなに強くしちゃああああああああああ!!!!」
激しく潮を噴きホワイトはイッた。
「はぁ…はぁ…はぁ…はぁ…」
ホワイトはベッドの上に倒れこんだ。
「オナニーでイクなんて…久しぶりかも…しかも相手はブラックで受身って…」
248:名無しさん@ピンキー
10/12/31 04:12:26 LTeIuT4L
お
249:名無しさん@ピンキー
10/12/31 04:12:30 A9Zgc7r/
―終わるとは思ってないよな?
再びブラックの声が頭に響く。
「まだ…うん…もっと欲しい…」
ホワイトはバイブを取り出す。
―奥まで入れてやるよ。
バイブを膣に挿入する。
「あ…ふぅうう…うん…あぁ…」
―なかなか良い締め付けだなぁ、あまり使ってないのか?ビッチの癖に。
ブラックが耳元でささやく。
「いやぁ…言わないで…あぁ…もっと…ブラックのが良い…」
バイブをスライドさせる。
―ほら、自分でも動けよ。
「あん!う…うん…気持ちよく…する…か…らぁ…ひゃ!」
ホワイトは腰を動かしバイブも奥まで動かす。
「んふううううううううう!いいよぉ!ブラックぅ!!!」
―ははは!普段とはまったく違うじゃないか!淫乱め!
ブラックが胸を掴んで腰を振る。
「良い!いいよぉ!!ブラックぅ!!」
ホワイトの秘所からは透明な液体があふれて淫らにたれている。
「ん!ふぅ!!!はあああああ!!!!」
2回目が近づいていた。
―中がいいのか?
「中に…中に熱くて濃い精液だしてええ!!!!」
バイブのピストンを早めた。
―中に出してやるよ!しっかりと!!!
「うん!うん!来る!来る!ああああああああああああああ!!!!!」
ホワイトは2回目に絶頂を迎えバイブを膣から引き抜いた。
「はぁ…はぁ…はぁ…気持ち…よかった…」
ホワイトはシャワーを浴び部屋に戻った。
「ふぅ…ホントに私らしくない…」
体を流し心も体もサッパリさせた。
「さてと…」
窓の外に見えるライモンシティの景色を見る。
「何とか立て直さないとね。」
ホワイトは着替えを済まし街へと出て行った。
250:名無しさん@ピンキー
10/12/31 04:13:23 A9Zgc7r/
以上です。
251:名無しさん@ピンキー
10/12/31 04:28:45 E2mtD21h
GJです。
さてこの後どうなるのやらw
252:名無しさん@ピンキー
10/12/31 08:09:35 JW1Wzn6p
>>232
ヤーコンさんは昔仕事優先しすぎて、奥さんと離婚して子供も引き取られた感じがする。
もうふっきれてはいるが、たまにさびしそうな背中を見せるのでそれを察して
カミツレorフウロがいろいろ親身になってくれると・・・。
うん、ヤーコン×カミツレorフウロいけるな
253:名無しさん@ピンキー
10/12/31 18:26:21 CjJ/ypnn
>>250
ホワイトたまらんねGJ!
あんま間空いてなくて失礼だけど、自分も年内に何とかしたかったのでお邪魔します。
いつぞやの観覧車の続きのようなもの。
254:名無しさん@ピンキー
10/12/31 18:27:10 CjJ/ypnn
「トウヤに告白されたぁぁぁ!?」
「こ、声が大きいよトウコぉ」
OK、状況を確認しよう。
目の前にベル、窓のほうにふよふよ浮いてるベルのムンちゃん、壁際には薄型テレビとウィーがある。
うん、これはどうでもいいか。
私トウコは今、家でベルと二人で女の子同士の話をしているところだ。
近況報告もそこそこに、話題は当然のように誰が好きかという話になったと思ったら、思いもよらぬ言葉が沸いて出た。
「え?ベルが告白?されるのはかわいいからわかるけど、え、誰に?」
「だ、だからトウヤだよぅ」
トウヤという名前に思い当たる人物は一人。
だが、あのトウヤが?告白ぅ?
「どこのトウヤさん?」
「どこのって、トウコのお兄ちゃんのトウヤ」
なんと。
あのトウヤが?
「うそん」
「ほ、ほんとうだよぅ」
「えぇ~、信じられない」
「……トウコの中のトウヤってどうなってるの?」
「だって、オクテもいいとこじゃない。それがベルに告白?伝説のポケモンを目の当たりにしたより驚きよ」
「そ、そんなことないよ。トウヤって、頼りになるよ」
わーお。なんという評価。
ベルにココまで言わせるとは、これは帰ってきたらいじくりまわすしかないわ!
と、その前に。
「で、ベルはなんて答えたの?」
「ふぇっ!?ええと、い、言わなきゃダメ?」
「きーきたーいなー」
目を輝かせる私。
ベルはもじもじと体をくねらせて、床のほうを向いてぽつりと言った。
「えと、あ、あたしもすきだよ……って」
「うん、それはオチるわ間違いない」
ぐっと親指を立てる私。
ああいけない、鼻血でそう。おのれトウヤ。
255:夢の架け橋(主♂×ベル)
10/12/31 18:28:57 CjJ/ypnn
カプとタイトル忘れてたごめんなさい
「そ、それでね、トウコ」
「うん?」
「あの、トウヤって、どうしたら喜んでくれるかな……?」
ベルの癖である、帽子をつかんで下に引くしぐさで照れ隠ししながら、そんなことを聞いてくる。
「…………ああもうっ、ベルかわいいっ!」
思わず抱きついてぎゅーしちゃった。
しかたないね、ベルかわいいしね!
「ふぇっ!?ト、トウコ、あたしマジメに聞いてるんだよぅ……?」
トウヤの幸せ者め。
「あーうん、トウヤねぇ。どうせもうベルにメロメロなんだろうし、ベルにされたら何だって喜ぶんじゃない?」
「そう……かな?」
「まあトウヤもオトコノコだしね~。ぎゅ~してちゅ~して一発スカッと抜いてあげちゃえばいいんじゃない?」
うむ、われながら名案!
ベルにがんばってもらって、トウヤのいじりネタゲットだぜ!
「ねえトウコ、ぎゅ、ぎゅーとちゅーはなんとなくわかるけど、スカッと抜いてってなに?」
きょとんとした顔で私を見るベル。
Oh,純真さがまぶしいわ。
「どうして『あー、そうきたかぁ』みたいな顔するのトウコぉ」
わかってるじゃない。
いいもんいいもん、マセてるとか言われたってほめ言葉だもん。
そもそもママとパパだって、旅先で出会ったパパをママが押し倒したらしいし。
それ以来、我が家の家訓は『女は積極的であれ』。
トウヤには言ってないらしいけどね。
「ううん、気にしない気にしない」
まあベルの場合、あのパパじゃ仕方ないか。
「ま、そういうことならこのトウコさんがレクチャーしてあげましょう」
「ほんと?あたし、がんばるね!」
ぐっと手をにぎりしめるベル。
ふっふっふ、覚悟してなさいトウヤ!
ベルを独り占めしようなんて思ったことを、後悔させてやるわ!
256:夢の架け橋(主♂×ベル)
10/12/31 18:29:42 CjJ/ypnn
「ではまず角度から!上目遣いで先制マッハパンチを叩き込むのよ!」
「ね、ねこだましじゃダメ?」
「ダメ!トウヤなんてひるませたらそこで終わるヘタレだから勢いそのままで行くのよ!」
「ふえぇ」
あれ?寸止めのほうがおしおきになるかな?
まあいいわ、ベルに正しい知識を教えてあげるのも幼なじみのつとめよね!
「次!トウヤの手をとって、胸にぎゅっと押し付ける!」
「ふえぇっ!?い、いくらなんでもそれは」
「変な意味じゃないわ。ベル、トウヤといてドキドキする?」
「う、うん」
「トウヤだったらベルの倍ぐらい心臓ばっくんばっくんね。つまりこれは自分も同じであるということを伝えるためなのよ!」
「そ、そうなんだ」
うそです。
トウヤが緊張のあまり気でも失えばいいなーとか思ってるだけです。
っていうかベルおっきい!
くぅ!うらやましい!
「……気を取り直して。そしたら最後に四つんばいになって」
「こう?」
指示通り、ベルが四つんばいになってわたしを見上げる。
……はっ、いけないいけない。
危うくわたしがベルを襲うところだった。
「ナイスよベル!すかさずおねだりするように『トウヤのタマゲタケみせてぇ…』」
「トウヤの……え?」
再びきょとんとした顔でわたしを見るベル。
「どうしてタマゲタケなの?」
「大丈夫、言えばわかるわ」
ベルに浮かぶ?マーク。
遠くジョウトのアンノーンか、ボールに貼ったシールのよう。
イッシュにも輸入してこないかしら。
257:夢の架け橋(主♂×ベル)
10/12/31 18:30:29 CjJ/ypnn
「それじゃ次は実践ね。ここで取り出しましたるタマゲタケ」
腰のベルトからモンスターボールを取ると、ポンという音とともにタマゲタケが出てきた。
「ひゅいん」
「ふわぁ、モンスターボールみたい」
タマゲタケのカサをなでるベル。
ふふふ、わかってるじゃない。
「じゃ、お手本を見せるからね」
常日頃練習を重ねているのに使う機会がないのは、ベルと同じもう一人の幼なじみのせいだ。
すくい上げるようにタマゲタケを持ち上げ、カサの頂点を一気にくわえる!
「はぷっ」ガッ
「ひゅいん!?」
ガッ?
あ、いけない歯が当たっ
「んぶっ!?」
タマゲタケが一瞬震え、口の中にどろっとした液体が流れ込む。
タマゲタケのほうしだ。
おさえきれず、タマゲタケから口を離す。
「んぅっ」
勢いは止まらず、顔やら髪やらに白いほうしが飛び散った。
「けほっ、えほっ」
「だ、だいじょうぶ?」
のどに絡みつく感覚にせきこみ、ベルが心配そうに手を出したのが見えて、視界が狭まっていった。
ああ、毒とかじゃなくてラッキー――
258:夢の架け橋(主♂×ベル)
10/12/31 18:31:25 CjJ/ypnn
----------------------------------------------------------------------------------------------------
「トウコ、トウコぉ」
倒れてしまったトウコを揺すり、声をかける。
少しして、小さく寝息が聞こえてきた。
「すー」
「……寝ちゃってる、の?ええと、とりあえずティッシュティッシュ」
顔じゅう白いどろどろが飛び散って、口からもそれがこぼれているトウコをほっておくわけにはいかない。
部屋を見渡してティッシュをみつけたあたしは、トウコにかかったタマちゃんの白いどろどろをふき取った。
あの子はもうボールに戻ったみたい。
「んしょ、んしょ……このぐらいかな」
ひととおりふき取ったけど、髪についた分はきれいにはとれなかった。
「ええっと……どうしよう、トウコ寝ちゃったし」
もう一度部屋を見回すと、右と左の壁にベッドがひとつずつみつかった。
「そうだ、カゼひいちゃいけないよね」
ヒーターがついてても、寒いときは寒い。
紫色のおふとんを持って、寝ているトウコにかけてあげた。
「これでよしっと」
ふぅ、とひといき。
「うーん……」
なんとなく、このまま帰るのは気がひけた。
「……あたしも寝ようっと。おふとん、借りるね」
手招きして、寄ってきたムンちゃんをぎゅっと抱きしめる。
「むしゃ」
残ったほうのベッドに乗って、おふとんのなかにもぐりこんだ。
「あったかい……それに」
いいにおい。
「おやすみぃ……」
「むしゃ」
おひさまと、それと別の安心するにおいにつつまれて、ゆっくりと眠りについた。
259:夢の架け橋(主♂×ベル)
10/12/31 18:32:12 CjJ/ypnn
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「ただいまー」
「あら、トウヤ。おかえり」
家に帰った僕を、ママが出迎えた。
「ベルちゃんが来てるわよ」
「ベルが?」
名前を聞いて、一瞬ドキッとした。
「ええ、トウコと上に」
女の子同士の話かしらねーと笑うママに生返事をする。
女の子同士の話というのに気後れし、ましてトウコがいるならベルへの反応をからかわれるに決まっている。
会うのはやめておこう。
「みんな、ご飯だよ」
ベルトのボールを一斉に放ち、バッグの中からポケモンフードを取り出す。
「ごめんね。お前は大きいから後で外でね」
ベルトにひとつ残ったボールをなでつつ、食事の準備を進める。
それぞれの皿によそい分けた食事を、一匹ずつ渡していった。
食事が全員に渡ったあと、冷蔵庫を開ける。
シリアルとミルクを適当につかんで皿に出し、スプーンをもってテーブルについた。
「それじゃ、いただきます」
合唱とともに食事が開始された。
そこまではよかったんだ。
「はい、ごめんなさい。僕が悪かったです」
今僕は、カーペットの上で正座している。
目の前には、クッションの上に鎮座するクルマユ。
うごうごと揺れるものの、一言も発しない。
260:夢の架け橋(主♂×ベル)
10/12/31 18:33:01 CjJ/ypnn
「いっぱい食べるんだよ」
これだけなら、何も問題ないセリフ。
「いっそ食べまくって、特性があついしぼうになんないかなーなんて」
弱点一気に減るよーとか冗談のつもりだったんです。
それから有無を言わさぬ気迫で30分。
横目で見れば、ドレディアは少し顔を赤くしてふくれてるし、キリキザンは我関せずとばかりに背中を向け、エンブオーはクルマユの頭をなでている。
「はい、女の子にそんなこと言ってごめんなさい。もう言いません」
冷めた視線は何も変わらず、もはやくろいまなざしの域に達している。
逃げられない気持ちがよーくわかった。
「トウヤー、そんなことベルちゃんに言ってないでしょうね」
突然ママが横槍を入れてきた。
「い、言ってないよ。っていうかなんでベルがでてくるのさ」
全員の視線がママへ向かう。
「だってトウヤ、ベルちゃんに告白したんでしょ?トウコが叫んでたのが下まで聞こえたわよ」
「トウコおおぉぉ!?」
叫んだ?
トウコが?
「もう、早く言ってくれればいいのに!そうすればお赤飯とかケーキとか用意したわよ」
「いらないよ!」
ああ、早速ママは根掘り葉掘り聞く態勢が整ってるみたいだ。
だからずっと秘密にしてたのに!
「で、何て言って告白したのトウヤ、ママに教えてよ」
「出かけてくるっ!」
走り出そうとした瞬間、でんじはを受けたようなしびれが足を襲った!
「うぐっ!?」
手をつき足をつき、ばたばたと音を立てて倒れこむように玄関の扉を開けて一気に逃げ出した。
「ふふふ、トウヤも立派になったわねえ」
楽しそうなママの声は、ポケモンたちにしか聞こえなかった。
261:夢の架け橋(主♂×ベル)
10/12/31 18:33:44 CjJ/ypnn
「……はぁ」
家をでて、立っていられなかった(足のしびれのせい)僕は、とっさにCギアを立ち上げてハイリンクへの転送ボタンを押した。
ハイルツリーに寄りかかって、足のしびれが取れるのを待つ。
「はぁ……どうしよ」
ついにベルとの関係がママとトウコに知られてしまった。
もちろんベルとの関係が嫌なんてことはまったく無いけど、ママもトウコもやたらとからかってくるのがなぁ……
「しばらく帰るのやめようかな……」
そう思って、バッグはおろかモンスターボールもひとつしか手元に無いことに気づいた。
幸いサイフはあるけど、みんなを放っておくわけにもいかない。
「……帰んなきゃダメか」
はあ、とため息をもうひとつ。
「とりあえず、時間つぶそ。確か、森のほうに夢で会ったポケモンたちがまだいたような」
ドリームボールが手元に出るかはわからないけど、時間をつぶすくらいはできるかな。
足のしびれもとれたようで、立ち上がりぐっと身体を伸ばす。
「……あれ?」
視界の端、ハイリンクから元の場所へ戻る装置の向こう側。
ライモンシティとブラックシティのちょうど間の方角に、ピンク色のもやがかかっている。
近づくと、人二人分くらいの幅の、小さな橋が2本架かっていた。
「こんなところに橋なんてあったかな?」
ハイリンクの東西を見ると、いつもどおりの立派な橋。
もう一度目の前の小さな橋を眺める。
橋の先はピンクのもやに包まれているけど、その周りは大きい方の橋と同じく、白い透明な壁が広がっている。
「……どこにつながってるんだろう」
今まで無かった橋。
どこにつながっているかはわからないけど、それは大きい方の橋も同じだ。
「……よし、行ってみよう」
つま先で橋をつついてみるけど、流石にこれで揺れるような橋ではなかった。
次の問題は、右の橋か左の橋か。
どっちもほとんど同じ方角だけど、中央は手すりでくっきり分かれている。
「どっちにしようかなー……ん?」
左側のもやの中に、丸い影のようなものが見える。
ふらふらと揺れては消え、消えてはまた現れる。
「……よし、こっち」
その影に向かって、少しずつもやへ近づく。
もやの中に入り込んで3歩、ばちっという音とともに僕の姿が変わった。