ベルサイユのばらでエロパロat EROPARO
ベルサイユのばらでエロパロ - 暇つぶし2ch200:名無しさん@ピンキー
10/11/28 13:43:14 sgWWkiXQ
金髪は劣性遺伝だから、黒髪の人間が金髪遺伝子を持っていることはあり得る。
両親とも黒髪でも、両方に金髪遺伝子があれば子どもは金髪の可能性が1/4。
片親が金髪遺伝子を持っている黒髪、もう片方の親が金髪の場合、子どもが金髪の可能性は1/2。
青い目も劣性遺伝だから同じく。

アンドレが金髪と青目の遺伝子を持っているとしたら、ありうる親子の組み合わせのはず。

201:名無しさん@ピンキー
10/11/28 13:58:51 sgWWkiXQ
>親が金髪と黒髪の子供

ありうる組み合わせは、黒髪、金髪、赤みがかかった金髪(黒髪の親が赤毛の遺伝子を持っていた場合、1/2の確率で)

202:名無しさん@ピンキー
10/11/28 14:23:37 LfFyr7Sa
そろそろSS投下よろしくお願いいたします。

203:名無しさん@ピンキー
10/11/28 15:17:27 tkZQUXhu
>>200
エンドウ豆じゃないんだからw
実際にはもっと低いよ

204:名無しさん@ピンキー
10/11/28 19:17:37 sJnwkYt3
メンデルの法則だっけ
自分はこれで理系の科目×になったよ
さっぱりわからないからね

205:名無しさん@ピンキー
10/11/28 19:56:01 RnasaNI+
>>204
両親の一方が日本人と外国人のハーフの場合、子供はクオーター
というのはわかるよね?
つまり日本人の血が4分の3で 日本人の血じゃないのが4分の1
ちなみにアメリカ人という人種はいないからね 

206:名無しさん@ピンキー
10/11/28 20:18:12 tkZQUXhu
ハーフ、クオーターとメンデルの法則を一緒に語るなんて
さすがベル婆はインテリジェンス!

さすがだわぁ

207:名無しさん@ピンキー
10/11/28 20:51:37 dlpLU36S
もし髪や瞳の色が違う子が生まれたら浮気疑われたかなあ。昔はDNA鑑定なんて
ないものね。
何年か前にルイ・シャルルのDNA鑑定がおこなわれブルボン王家の血筋ってはっきり
わかったというニュース聞いて、パパがフェルゼンじゃないと証明されてよかったとオモタ。


208:名無しさん@ピンキー
10/11/28 21:18:36 NRTZGZsw
母親の血筋とわかっただけで
父の血筋はわからなかったんじゃない?

209:名無しさん@ピンキー
10/11/28 21:50:31 dlpLU36S
あらら、ネットで見たらパパの血筋はやってなかったのね。すごい勘違いしてたわー。
ブルボン王家のお墓にいれられたって聞いたような気がしてからてっきり。

パパの血筋を調べなかったのは・・もしやブルボン王家の血がはいって
入ってなかったらってヤバイと危惧した人が多かったからだったりして・・・。

210:名無しさん@ピンキー
10/11/28 22:13:53 RnasaNI+
>>206
だって理代タソファンですもの~w

だけどメンデルの法則だって 確率計算では一緒だよ
色盲染色体が X'とすると女の子は色盲遺伝子を持っていても
X'X'と二つ揃わないと顕現しない
それに対し、男の子はX'Yとなると色盲
によって、同じ両親から生まれても男の子は女の子より色盲になる確率は倍

ね?>>206わかったぁ?

211:名無しさん@ピンキー
10/11/28 23:06:53 tkZQUXhu
人種と遺伝子をごっちゃに語るなんて
さすがベル婆はインテリジェンス!

さすがだわぁ


212:名無しさん@ピンキー
10/11/29 00:14:01 rXWWCxTv
>>211
メンデルの法則や髪の毛の発現優劣はともかくとして、
人種と遺伝子は一緒に語れるだろ。

213:名無しさん@ピンキー
10/11/29 00:44:57 dimDEsiQ
それで、日本人と韓国人と中国人の遺伝子はどうなってるんですか?

214:名無しさん@ピンキー
10/11/29 01:10:28 gljTQ4HF
ためになるがエロから遠ざかる話ばかりだ

215:名無しさん@ピンキー
10/11/29 05:16:23 2xgr3UWt
>>209
ミトコンドリアによる遺伝子解析だったので、父方が誰なのかは
探りたくても探れなかったんですよん。
髪の毛もミクロレベルで表現型がかなり違うので、
表現型から17世が16世の子か調べられないかとも思うけれど。

げふぃんで申し訳ないが、私の考えるO様のあそこってこんな感じ↓
URLリンク(en.wikipedia.org)
(イラストじゃなくて写真のほう)
色素薄いんだろうなーと。



216:名無しさん@ピンキー
10/11/29 05:52:31 X1g2vzyf
パイパンだと・・・?

217:名無しさん@ピンキー
10/11/29 07:58:38 bfTjAJNt
色はともかく、いかにも使い込んでますよ~感が漂っているのはいただけない。
オスカルは全体的にもう少し慎ましやかなイメージかな。

218:名無しさん@ピンキー
10/11/29 09:03:32 syZmj21r
パイパンより僅かでも毛がある方がエロさを感じる
プレイでパイパンにするならそれもまた良し

219:名無しさん@ピンキー
10/11/29 10:52:43 Cn70iz02
>>211
同じベル婆でもインテリにはほど遠い階層の方なのね
カワウソス

220:名無しさん@ピンキー
10/11/29 11:12:37 0C8FK1gT
まあ、でも18世紀の人間だったら、単純に目や髪の色だけで親子判定しそうだな。

221:名無しさん@ピンキー
10/11/29 12:16:36 Izv7re/E
昔、伊藤蘭が主演のドラマで、両親の血液型からは生まれない血液型なので、
母(加藤治子)が浮気をしてできた子だと思っていて、でも絶対にそれを認めない
母親を憎んで縁を切った。なのに自分が産んだ子も自分と夫との血液型からは絶対
生まれない型で驚愕。
真実を詳しく調べると、ある地方ではそういう子が多数出ているということが判明し、
伊藤蘭はその地方出身の子だったというドラマがあった。
そりゃ、普通はDNA鑑定まで昔はやらなかったからねー

222:名無しさん@ピンキー
10/11/29 12:52:12 syZmj21r
OAの子供ならOそっくりの気性の荒いクソ生意気な娘をAが猫っ可愛がりすればいいんじゃねと
適当お気楽な妄想でおなかいっぱいになれる自分って幸せ
(ジェロとファザコン娘タンはあれはあれで萌えるからいいの)

223:名無しさん@ピンキー
10/11/29 13:03:04 JEW3QIzt
URLリンク(blog.livedoor.jp)
これ面白い。だれかこれ元にしてss書いてくんろ。

224:名無しさん@ピンキー
10/11/29 13:54:05 l9AzUOx0
>>215 なるほど~。勉強になったよ。アリガト。パパの血筋は今一つ確信もてない
   ケースもあるからちょっとかわいそうではあるけど、男の人は痛い思いしないから
   仕方ないかな。神様は変なところで平等だわ。

アンシャン・レジームにDNA鑑定なくてよかったよ。「フランス革命の肖像」
という新書にタレーランとドラクロワの肖像があるけど鼻がそっくり。タレーランって
フランス文化にも多大な貢献をした人だったのね。 リヨタンはどうしてタレーランの脚の障害を
きちんと描かなかったのかなあ。 脚が悪くても女にモテモテという所がいいのに。

   

   
   

225:名無しさん@ピンキー
10/11/29 18:14:51 gljTQ4HF
>>223
愛する女性のために一生独身を貫き通した男。ドラマみたいだよ

226:名無しさん@ピンキー
10/11/29 21:25:06 0C8FK1gT
でも「一生独身」って
ものすごい純愛派か、ものすごい遊び人か、(あるいは各種スペックがあまりにも悲惨か)、
の両極端しか思いつかないので、ドラマみたいではあるけれど、
共感して感動する自信がない。

227:名無しさん@ピンキー
10/11/29 23:46:09 Pal4IQAi
>>222
逆にAそっくりな娘だったら、Oが父親化しそうだな

ちょっと妄想しちゃった
赤ん坊ができちゃって将軍も渋々認めて、産まれたのが黒髪の女の子
がっくりする将軍も、「これからも励みますから、ご安心下さい父上!」
とかぶっちゃける娘に、「くれくれも育て方には気をつけてくれ!
決してあんな風には・・・!」とAに懇願する将軍
Aそっくりな娘にメロメロなOと、少し疎外感を感じるA
母親のように接する母親に嫉妬して、母親らしくなろうとするO
(母性本能というよりは、『母親は私だ!』という感じで)
数年後、待望の男の子が!それもOそっくりの
皆が喜ぶが、Oは娘の方が可愛くて、教育は男性陣にまかせっきり
息子は寂しい思いをしつつも、祖父と父親独占状態で、昔のOのようにAを振り回す(父親なのに)
シスコン・ファザコンな息子は、当然Oと対立しているような親子状態(お互いに親子な感覚が薄い)
適齢期な娘の嫁ぎ先に、あれこれケチをつけるOと息子
苦労人なAと、父親に同情しつつも自分の為なので強く出れない娘・・・
ってここまで書いて収拾つかなくなった
長文スマソ

228:名無しさん@ピンキー
10/11/30 00:52:39 /ed+4iUy
所帯臭はうんざり
どっか逝って

229:名無しさん@ピンキー
10/11/30 08:42:02 Bn3GAlgY
父親似なら、男の子は?
ジャルパパが急死し、伯爵家を継いだオスカル。革命で貴族制度がなくなり
アンドレと結婚。父親そっくりな息子(この場合遺伝考察は楽)は超マザコン。
文学に傾倒し、挙句の果てに10歳以上年上の母親に似たブロンドの有名女優と大恋愛。
勝手に結婚してしまう。
自分のことは棚に上げて身分違いの恋に怒るオスカル。わが身を投影し、
息子に同情的な父親。

うーん、こりゃもうベルばらじゃないかな。 失礼いたしました。
もとネタはミツコ・クーデンホーフ・カレルギーでした。
  

230:名無しさん@ピンキー
10/11/30 08:47:06 YR7Ov+1C
いーじゃないか
妄想は自由だよ
オスカルそっくりの息子は最強だろうな~
アンドレ似の超マザコン息子ってのもいいね

231:名無しさん@ピンキー
10/11/30 08:58:49 KpO3JI2B
>>229

似たような話を魔利亜タンが書いてた気がする >
貴族制度消滅後にOA結婚。


232:名無しさん@ピンキー
10/11/30 09:56:00 o149ePkJ
OAの子供は美形だろう

233:名無しさん@ピンキー
10/11/30 10:25:22 uzeqturs
知人のイタリア人が元だかなんだかミラノの貴族出身で
実家が史跡になっているような人(本人はマンション住まいのヲタク)なのだけど
いつも一緒につるんでいる彼の大親友が造園業者。
なんでも親父の親父のずっと前から家ぐるみで付き合ってる
ってな事なんだけど、それってもしや元主従関係だったのかなぁと
一連のベルばら妄想読んで思う。

234:名無しさん@ピンキー
10/11/30 10:33:05 Bn3GAlgY
>>230
オ、オスカルそっくりの息子・・・。
うわ~想像しただけで気絶しそう。かっこいいだろうなあ。



235:1リーブルの行方 その1
10/11/30 13:41:15 CznOz4Yx
1/1 オスカル×ロザリー
ありがちな展開かとは思いますが。
-----------------------------
読書中のオスカルに温かい飲み物を淹れようと
ロザリーがテーブルの上で少し物音を立てた時だった。

「近頃、アンドレの様子が変わったと思わないか?」

もう夜半になるというのに読書にふけっていたオスカルは、
ふと顔をあげて思い出したようにロザリーに問いかけた。
「あ…すみません、本をお読みになってらっしゃるのに、わたし、お茶を淹れようと。」
「ありがとう、済まない。
以前は就寝前の飲み物はいつもアンドレが持ってきてくれていたのだが、
近頃はおまえの役目になっていたのだね。」
「あ…それは…いいえ、あたしにはいつも通りのアンドレに見えますが」
「おまえがそう感じるならそうなのだろう、
だが、どうも私は奴に避けられているように思えるのだ」

ロザリーにはいくらか心あたりがあった。
先の舞踏会でオスカルが礼装で王后陛下と踊った日のこと。
アンドレも心ひそかにオスカルに想いを寄せているのだと、その日初めてロザリーは知った。
以来、お互い報われぬ愛を心に秘める者同士として、ロザリーとアンドレは密盟を結んだ。
この想いをオスカルに気取られてはならない、と。
もっともロザリーはアンドレよりいくらか勝手が異なった。
心寄せようと所詮は女同士。どんなに恋焦がれようと憧れ以上の関係にはならない。
オスカルもロザリーには心を許し常に傍においておくのは、やはり同性の気安さがあったからだ。
そんな心地よさに慣れたころにオスカルはふと気付いた。
あれほど近しかった幼馴染の顔を見る機会が、以前より減ったことに。
(アンドレは、オスカル様をわざと避けているのだわ)
完全にではないが、ロザリーにもアンドレの心の痛みは幾分かわかる。
(でもアンドレの気持ちをわたしの口からオスカル様に伝えることは出来ない。
…してはいけないのよ。彼だってそれを望んではいないのだから。)

236:1リーブルの行方 その1
10/11/30 13:41:48 CznOz4Yx
2/4
「ロザリー、やはり、おまえは何か知っているね?」
ポットを持つ手がわずかにふるえていた。
オスカルの視線から逃げる素振りは隠しようがなかった。
「い、いえ、あたしは何も」
「ほら、また『あたし』と言った。おまえは緊張するとつい下町訛りが出るね?」
「そんな、オスカル様、わ、わたし…」
「ロザリー、私は私の幼馴染のことが心配なのだ。
めずらしく何か悩み事でも隠しているのではないかと。
彼はいつも快活で、まるで悩み事など無いような人物だったから。」

「アンドレは…用事があるとのことで、一人でよくお出かけになります。」
「一人で出かける?主人のわたしに何も告げずにか?」
「は、はい。その…パリへ。」
このような場合、主人に言えないような所、と相場は決まっている。
ここまでくればオスカルにも心当たりが無いわけではなかった。
「パレ・ロワイヤルだね?」
パレ・ロワイヤルのどの類の店を差しているのかは、言わずともロザリーにもわかる。
「わ、わたしはお酒を召し上がりにと聞いております。馴染みの店があるからと。」
男というものは仕方ないね、と言うが如く、オスカルはやれやれとため息をついた。
”召し上がる”のは酒だけではなかろうに、と。

「アンドレも辛いのでございます」そう言いたいのをロザリーは心の中で押し殺した。
近頃のアンドレはオスカルの相手はなるべくロザリーに押し付けて、
やり切れない自身の想いを紛らわせるために、わざと酒と女に逃げていた。
アメリカからなかなか帰国しないフェルゼンの安否をオスカルが気遣う様子を幾度も目の当たりにして、
オスカルが自身の中のフェルゼンへの想いに気付くより先に、アンドレはそれに気付いていた。
彼女の心を他の男が捕らえてゆく”恐れていたその時”が近いのを、アンドレは日に日に強く感じていた。
「ロザリー、済まないが今夜もお前がオスカルの傍についていてやってくれ。」
ロザリーにそう言い残してアンドレは行く先も告げずに毎夜のように馬を駆るのだった。

そんなアンドレの心の痛みがロザリーにも伝わっていた。
伝わっているからこそ、オスカルにこれ以上アンドレについて話すことは何も無かった。

237:1リーブルの行方 その1
10/11/30 13:42:22 CznOz4Yx
3/4
「仕方ないな、アンドレは。いつの間にか私の知らない場所に出入りする悪い癖がついているようだ」
オスカルの目に寂しさが漂った。
「私は以前、アントワネット様に『女の心がわからない』と叱責されたことがある。
でもねロザリー、だからといって私に男の心がわかろう筈もないのだ。
いっそ本当の男性だったらどんなにか楽だったろうと思うが、
今はそれすらも私の傲慢さ故なのだと感じるのだよ。」
(オスカルさま、いいえ、それは違うのです。アンドレは、アンドレは…)
「ふふ、知らぬ間にアンドレは、私よりも、ずっと大人になってしまっていたのだろうね。」

栞も挟まずに読みかけの本をパタリと閉じると、オスカルはロザリーの顔を見つめ、
目の前の少女にではなく、自分自身に問いかけるように呟いた。
「私だけが、いつまでも子供のままなのだ」

何も応えずに視線を伏せたままお茶の用意を続けるロザリーにオスカルは語りかけた。
「ロザリー、こちらへおいで。」
はい、と細く返事をすると、ロザリーは吸い寄せられるようにオスカルの座る長椅子の横に腰掛けた。
「おまえは私が女でも…愛してくれるのか?」
「わたしは…十二のときにオスカル様に初めてお会いして以来ずっとお慕いしております。」
「変わらずに?」
「はい、変わらずに。」
オスカルはロザリーの頬に柔らかに手を添えると唇を重ねた。ロザリーの肩がびくりと震えた。
「私が今夜、どのようなことをしても、おまえは怒らないでいてくれるね?」
ロザリーは何も答えなかった。返答には沈黙で不足は無かった。

「アンドレはどのように女を抱いているのだろうね。彼の口付けはきっと…いや、何でもない。」
オスカルは可能なありったけの優しさを込めて、ロザリーの唇を味わった。
まだぎこちなく結ばれているロザリーの歯の合わせ目を舌でなぞると、
ロザリーは肩を震わせながらも口を少し開き、オスカルの侵入を受け入れ、
二人は熟れた極上の果実を味わうようにひとしきり互いの口腔を弄った。
それはこうされたいと願う、女性としてのオスカル自身の願望でもあり、
いつぞやパリからの帰りにアンドレから与えられた夢のような想い出の反芻でもあった。

238:1リーブルの行方 その1
10/11/30 13:42:59 CznOz4Yx
4/4
オスカルの口付けは首筋を這って胸元近くまで達しようとしていた。
服を脱がせるのは容易では無かったが、初めての女同士の愛撫は穏やか故に急ぐことも無く、
程なくしてロザリーの肢体は露になった。
オスカルの目が思いがけずふくよかな胸に留まった。
「ほぅ…まだ子供だと思っていたのに、すっかり美しい女性になったね。
ほら、この先端もこんなに素敵、まるで珊瑚細工のように艶やかな薄紅色で…。」
胸元を隠させないように腕を押さえると、オスカルは唇をロザリーの胸の尖りに寄せ、
ひと嘗めするとゆったりと口に含み、舌先で転がした。
「あ…オスカル様…いや、恥ずかしい。」
「優しい香りがする。ロザリー、どうか力を抜いて。」
オスカルは裸体のロザリーを寝台に寝かせると、
滑らかな肌のまるい感触を口を頬で確かめながら、胸元から下腹部へと愛撫を続けた。
「や…そこは、どうか…やめ…」
「やめたほうがいい?ずっと私にこうされたかったのではないのか?」
口より先に掌で茂みをかきあげると、そこはすっかり潤んでいた。
「…っ、オスカル様、は、恥ずかしい。」
「でもここはそう言ってないみたいだ。」
濡れた裂け目を指先でついと滑らせるように撫でると、オスカルはふふふと笑みを浮かべた。
「もうこんなになってしまってる」
全ての指を遣ってロザリーの秘所をもてあそぶと、そこはくちゅくちゅと水音をたてた。
「よく…見せて」
足を開かせると、白い肌の中にあってぷっくりとピンク色に咲く、女の部分があった。
「初めて見るよ…こういう形をしているのだね。」
どの部分が感じるのか、オスカルには既に目処はついていた。
舌先で肉の尖りを突付くとロザリーの体はびくんと反り、
熱く濡れる肉の割れ目に柳のような指をそっと挿し入れると、ロザリーはたまらずに嬌声をもらした。
「ああ、オスカル様、オスカル様、このような…あ。」
「ロザリー、気持ちいい?どう?女の悦びを感じてくれている?」
オスカルはロザリーの半身を起こすと後ろから抱き支え、
片手で胸を撫でながらもう片手で女の部分を淫らに混ぜあげた。
ロザリーは人形のように弛緩して体重を背後のオスカルに預けると、
目を閉じてゆったりと、与えられる刺激に酔った。

幾度かの快感の波をやり過ごすと、ロザリーはオスカルと向き合い、自分からオスカルの唇を吸った。
「オスカル様…次はあなたの番ですわ」
オスカルはうつむき加減に頬を赤らめると、
これから自身に与えられるだろう快楽に心をときめかせた。
「いつぞやあなたは仰いました。『たとえただでもお前を買うことは出来ぬ』と。
ふふ、そんなことはありません。わたし、あの時の1リーブルのお礼をまだしておりませんでした」
オスカルは自らブラウスの襟元を開くと、ロザリーの手をとり自分の胸を触らせながらそっと目を閉じた。

おしまい。

239:名無しさん@ピンキー
10/11/30 13:45:46 CznOz4Yx
>>235
すんません1/1じゃなくて1/4でした。

240:名無しさん@ピンキー
10/11/30 14:07:20 Bn3GAlgY
GJ!
O様の両性具有な面がとてもうまく表現されていていいなあ。
アンドレもロザリーもO様から逃れられないな。


241:名無しさん@ピンキー
10/11/30 14:11:55 GMRqHo6d
GJです!

その1ということは、シリーズで続くのですか?

242:名無しさん@ピンキー
10/11/30 15:23:23 YR7Ov+1C
GJ!美しいね!
淫らな行為なのに二人ともまだ少女の心のまま触れ合ってるって感じ
続きがあれば読みたいな



243:名無しさん@ピンキー
10/11/30 16:13:47 CznOz4Yx
続く予定です。
時系列的には4巻の前半あたりをねちねちと。

244:名無しさん@ピンキー
10/11/30 22:00:22 o149ePkJ
オスカルはアンドレ

245:名無しさん@ピンキー
10/11/30 22:02:37 o149ePkJ
オスカルはアンドレとたくさんHして女の喜びを知って欲しかった

246:名無しさん@ピンキー
10/11/30 22:11:51 nrTHyRGR
>>245
あの夜で十分知ったと思いたい
漫画だから

247:名無しさん@ピンキー
10/11/30 23:02:03 qMH15Sos
>>246
寝不足で戦場に向かったの?
そりゃ死ぬわ・・・

248:名無しさん@ピンキー
10/12/01 10:40:53 BRYkk62c
アニメのほうなんかもっとひどくて、
オスカルは12日の朝から14日昼に死ぬまでおそらく一睡もしていない。

249:名無しさん@ピンキー
10/12/01 11:30:31 4PIjRPYa
>>247
漫画だから寝不足なんて考えないw

250:名無しさん@ピンキー
10/12/01 11:46:11 54ClUl2T
ナポレオンは幾晩も寝不足で戦場に向かったと思うぞ
たった一晩くらいの寝不足で死ぬんじゃ、所詮お屋敷育ちのお嬢様と従僕

251:名無しさん@ピンキー
10/12/01 12:23:14 equVL11g
だってナポレオン将軍だもんと思ったが一応オスカル様も将軍職
准将で女だと米国あたりじゃ広報担当だなと差別的な事を考えた
でもルックスとか名家の出とか派手な行動でやっぱ広報担当だ

252:名無しさん@ピンキー
10/12/01 12:37:09 54ClUl2T
ナポレオンがしたような従軍はOが健康体だったとしても
やはり無理だっただろう。一対一の決闘ならOKでもね
バスティーユ砲撃も長期戦だったらどうなっていたかわからない気がしてきたよ

253:名無しさん@ピンキー
10/12/01 13:20:19 BRYkk62c
オスカルは実戦経験ないからね。
当時パリに呼び寄せられていた国境駐屯軍は日常的な小競り合いなどで
戦闘経験あったと考えるのが普通だと思う。
オスカルの親ぐらいの年齢の将軍達は7年戦争を闘った経験者だし。

254:名無しさん@ピンキー
10/12/01 13:46:27 equVL11g
最近のアニメなんかだと女性が指揮をして男が部下なんてのは当たり前にいるが
それと比べてもダメだ、オスカル様に指揮とらせたら危なくてかなわねえ、やっぱ広報担当だな
調べたら米軍で女性准将いた。イラク戦争ん時の捕虜収容所の所長だった
オスカル様は人道的な扱いしそうだからこれは向いてそうだ

255:名無しさん@ピンキー
10/12/01 13:51:25 BRYkk62c
イラク戦争の時、男性捕虜を米軍の女性将校達がエロ拷問して問題になったけれど、
まさかその捕虜収容所とは別、かな。

それはそれでエロパロ板向きではあるけれど。

256:名無しさん@ピンキー
10/12/01 15:07:39 2GdgeE5I
実戦経験ないんじゃ、いくら正義漢でもジャルパパの言うようにやっぱり温室育ちの花だね
脅しで本気じゃなかったとしても、アランたちに陵辱されそうになった時にも
アンドレの助けが要ったしね
あれはアランがどうのこうの言ってもマトモだったから無事で済んだけど、
本当の荒くれに犯されていても隊に居座れただろうか?
その前にアンドレが助けに来るとは思うけどね
なんかそう考えると・・理想のO様がorz

257:名無しさん@ピンキー
10/12/01 15:33:08 /6kK8g5H
なんだかんだでオスカルはスーパーウーマンに見えて
結構イッパイイッパイで、決して優秀な軍人という訳でもないんだよね
サベルヌでもアンドレがいなけりゃアッサリ死んでたわけで。例の結核の「フラグ」があったので、パリ出動=もうどうにでもなぁれ と云う心境だったのかもしれないが。

アニメだとアルデロス公護衛の話とか、パリ警備の話とか、実戦とまで行かなくても
王宮護衛官としてはなかなか危ない仕事をしているので
そこそこ機動隊クラスの能力はありそうなんだけど。

258:名無しさん@ピンキー
10/12/01 15:39:57 /6kK8g5H
そういえば日本の警察騎馬隊にも女性がチラホラいる
交通指導イベントなんかで真っ赤な制服着て、ちびっ子の相手してる。
たまーに皇居の庭で馬乗ってるのって警察騎馬隊だっけ?
丸の内で新任大使の馬車の護衛とかしてる人たち。
オスカルはああいう位置だったんかな。

259:名無しさん@ピンキー
10/12/01 15:41:03 equVL11g
まだ理想だったんですか。男をグーで殴り倒すくらいじゃないとねー
軍調理班も凄い重要な仕事なんだけど向いてないだろうしやっぱ広報か後援で
前線に行かせろと上層部にいって煙たがられる、そんな感じだ。エロ設定には向いてるけど実戦はw
ちなみに自衛隊もいいとこのお嬢さんで大卒リックスが見栄えいい人が広報に回る
でもすごいエリートだそうだ

260:名無しさん@ピンキー
10/12/01 15:54:36 equVL11g
米国の女性准将、まさに問題の虐待あった収容所の責任者だったわorz

261:名無しさん@ピンキー
10/12/01 16:06:10 2GdgeE5I
オスカルに熱入れあげてたんだけど
急に冷めてきちゃったよ さびしいなあ
アンドレも温室育ちだし、目が見えなくなったら人を保護どころじゃない
保護される身
アランだって本音はいい奴と言ったって
結局金がないゆえ妹さえ守りきれなかったわけでしょ?
誰が実質一番かなあ

262:名無しさん@ピンキー
10/12/01 16:10:56 BRYkk62c
>>261
そういう人間的な欠点を抱えているからこそいとおしいと思うけれど。
私は必死さがむき出しで痛々しいアニメのキャラのほうが好きというタイプなので、
そう思うのかも。

263:名無しさん@ピンキー
10/12/01 16:13:46 LWilsotZ
所詮は王宮の飾り人形ってやつだったとは思うんだが・・・
それでも自分は無力だと思いながらあれこれ模索して
精一杯出来ることをしようとするオスカル様が好きさ 
アニメのオスカルの働きっぷりみてると俊敏でカコイイね
なんだ告白タイムかw
>>235さんの続きも待ってるヨ

264:名無しさん@ピンキー
10/12/01 16:26:00 2GdgeE5I
アンドレはついて行かないわけにはいかなかったんだろうけど
失明してるのに戦場なんて、まともに考えたらホントに漫画の世界だよね
ただの駄々っ子
アンドレに 右20度なんて説明してあげてたフランソワも死んじゃうし
アンドレはすごく好きだよ でもなんか最後は自分の意志を通しすぎで
違う角度から見れば傲慢だと最近気づいた

265:名無しさん@ピンキー
10/12/01 16:52:56 VyfiBFOS
>>259
WAVEに艦橋勤務のお姉さんがいた。すんげえ頭良さそうだった。
もう随分前の代なのでまだいるのかわからないけど、陸自の戦車隊に有名なおばちゃん教官がいたっけ。
海自はわからないけど、陸自だと「重WAC」と呼ばれてしまう、重量級ゲフンゲフンの女性曹長がチラホラと。
でも実戦系というよりは支援系だよね。輸送機の運転とか。

>>260 こないだマスコミにチラっとでてた掃海艇の艦長格好よかった。

>>263 そもそもなんでもう片方まで失明したのかがいまひとつわからないw
自分の中では、アンドレは好きなタイプだったり嫌いなタイプだったり、なぜか位置がコロコロ変わる。

>>263 今日中に貼れればいいなと思っております。

266:名無しさん@ピンキー
10/12/01 16:59:05 yUDNz5b9
アンドレの失明はどう考えても失敗だったよ、リヨタン。
私が編集者だったら絶対にやめさせました。
いくら漫画とはいえ、目が見えないのに普通に生活できて、
きづかれないなんて無理だよん。
アンドレを愛しているなら、最後見えなくなったアンドレをオスカルが気づかないはずがないとオモ。
アンドレは超能力者だったのか?
作者には申し訳ないけど、最近は片方は見えると脳内変換して読んでおります。

267:名無しさん@ピンキー
10/12/01 17:01:33 BRYkk62c
URLリンク(ja.wikipedia.org)
>外因により視力を失った際、多くは反対側の眼にも失明を及ぼす

外傷によって片目を失った場合、
もう片方も炎症を起こしやすいということで、
きちんと病名まで挙げていたサイトがあったはずなんだけど、
すみません、見つかりませんでした。

268:名無しさん@ピンキー
10/12/01 17:11:19 70597nu9
私がずっと前に見たサイトじゃ、片方失ってから
もう片方も見えなくなるってのは珍しいって書いてあったなぁ。
だいぶ前に見たからソースはなくてスマソなんだけど。
怪我の具合とかいろいろ条件があるのかしらね?

269:名無しさん@ピンキー
10/12/01 17:22:53 yUDNz5b9
もしあの時オスカルがアラン達にやられてしまったら、上官に危害を加えた
といことでアラン達は銃殺刑ですかね。

女性というハンディを背負いながら 必死に頑張っているオスカルが好き。
無理だよ、O様~と思うことも多々あるけど、健気なところがいい。

270:名無しさん@ピンキー
10/12/01 17:40:26 VyfiBFOS
>>267
炎症起こして失明するって、ものごっつうしんどそうじゃないか?
ヘレンケラーが熱で失明したみたいに、身体も相当弱りそう。

271:名無しさん@ピンキー
10/12/01 18:07:41 L76HzkwT
片目を失明すると、残った目を酷使するから負荷大で視神経やられそうな気がするよ
SSにありがちな書類仕事が得意なんてとんでもない

>>266
>アンドレを愛しているなら、最後見えなくなったアンドレをオスカルが気づかないはずがないとオモ。

だよね~。血を吐いた自分同様、気づかないフリをしていたのではと思うけど
なんだかな~
二人してどうにでもなれ心境だったとしか

272:名無しさん@ピンキー
10/12/01 18:28:46 /6kK8g5H
せいぜい弱視かド近眼レベルだったと思いたい。
どのみち失明はしたかもしれんが、
1789年のあの時点で完全失明はないだろうと。
ろうそくの光は見えるってことは昼間の光ならもっと見えてたんじゃないの、と。
普通にスタスタ歩きすぎ。

273:名無しさん@ピンキー
10/12/01 20:25:34 yUDNz5b9
>>272 せいぜい弱視かド近眼レベルだったと思いたい。

そう思うよ。だってもし見えなかったら 見詰め合うことはできないよ。
でも二人とも 何度も何度も思いっきり見詰め合っているよね。


274:名無しさん@ピンキー
10/12/01 20:39:31 L76HzkwT
思いたいけど、アランが剣を突きつけてもわからなかったんだよ~

275:名無しさん@ピンキー
10/12/01 22:05:12 yUDNz5b9
まだらボケならぬまだら失明で見えたり見えなかったり・・・とか。

うーん、あかん、やっぱ苦しいのう。


276:名無しさん@ピンキー
10/12/01 22:59:11 N8cJlwTL
>>254-255>>260
あの人は実は危機回避のために利用されて責任とらされた
拷問の問題が外部にバレてから急に任命された
着任してみたらすでに手遅れで、訳わからんうちに処分を言い渡されて
彼女と下っ端の実行者たちが割りを食い、男性前任者とCIAエイジェントはお咎めなし
CIAがお咎めなしなのはわかるけど、
下っ端は命令聞かなかったら処分され、命令聞いても処分されるんだから、たまったもんじゃない

277:名無しさん@ピンキー
10/12/01 23:00:35 a2VFtqNq
点字を開発したルイ・ブライユも
3歳の時事故で眼球を突き破り左目を失明
その後、感染症により5歳で全盲になってるよ。
アンドレもそれだよね。
でも病名なんていうんだろうね。

278:1リーブルの行方 その2
10/12/01 23:30:29 VyfiBFOS
アンドレ×ロザリー アンドレやや鬼畜です。でも最後におイタあります。
------------------------
1/4
フェルゼンがアメリカ遠征から帰ってきた。
アンドレにとっては、ついに恐れていた事態であったが、不思議と安堵もあった。
フェルゼン伯の静かな勇壮さはアンドレの尊敬する所でもあったし、
何よりオスカルが嬉しそうなのがアンドレにとってもまた喜びであり、同時に苦痛でもあった。

そんな折に首飾り事件が発生した。
オスカルの身辺は急に騒がしくなり、王宮出仕の機会も一層多くなった。
ベルサイユに泊りがけの仕事が連日のように続いたが、近衛の部下や市警察との協働が増えたことで、
むしろアンドレの仕事は減り、以前の宮廷伺候がメインの頃と違って、
この状況はアンドレにはむしろ好都合であった。

(俺の役目も、だいぶ変わったな)
宮廷に出向くといつフェルゼン伯と出会ってしまうかしれない。
オスカルと離れ、屋敷勤めの機会が増えることはアンドレにとっては歓迎すべきことのように思えた。
華やかな集まりが頻繁に催されることも少ない、質素なジャルジェ家での仕事は、元々そう多くはない。
いつしかアンドレは、誰にも知られず独りで行動することが多くなった。
たまに朝帰りをしても昼間からパリで飲んだくれても、咎める者は誰もいない。
その孤独感がアンドレには心地よかった。
(これでは従卒失格だ。いや『お嬢様の遊び相手』の時期はとうの昔に過ぎたのだ。俺の役割もそろそろ潮時だ。)

例の如くパリの居酒屋で空虚な時間を過ごし、ほろ酔い気分で未明に裏口から帰宅すると、
使用人控えの間ではロザリーが独りでオスカルの帰宅を待っていた。
「何だ、寝ていないのか。いくら待っていてもオスカルは帰ってこないんじゃないか?」
「ええ、でもオスカル様は王宮での泊りのお仕事が連続で九日も続いているんです。
執事さんも今夜あたりにはご帰宅されるだろう、って」
「それでこんな夜更けまで起きているのかい?予定なんて常にいい加減なものだよ?さっさと寝ちまいな。」
「でも…」
アンドレはオスカルがもう九夜も屋敷に戻っていない事に、我ながら驚いた。
あれほど熟知していたオスカルの動向を、この俺が、知らないなんて。
「ははは、これはこれは、なんと良い傾向だろう。はっは。」
「アンドレ、酔っているのね。」
「ロザリー、水くれないか?いいや、いい、自分でやるーーーー?!」
とっさにもたれ掛かった椅子の背がぐらつきバランスを崩すと、アンドレは床に崩れ落ちた。
仕方の無い人、とロザリーが助け起こすとふら付きながらも立ち上がり、そのままロザリーを抱きしめた。
「おお、ロザリー!可哀想な我が同士よ!お前はまだあの氷のように冷たい女主人に執心しているのかね?」
「オスカル様は冷たくなんかありません。」
「いいや冷たいね。冷たいくらいが…丁度良い!冷たい水が美味いのと同じだ!」
水がめに歩み寄ると、アンドレは柄杓の中身を半分以上胸元にこぼしながら喉を潤した。

279:1リーブルの行方 その2
10/12/01 23:31:16 VyfiBFOS
2/4
「はぁ、済まないがロザリー、俺の部屋まで肩ぁ貸してくれないか?足元が危なくていけない。」
もう嫌だわこの酔っ払い。そう思いながらもこのまま放っておくわけにもいかず、
よろよろと肩を貸しながら、アンドレの自室の前に来た時だった。
「ロザリー、お前は最近、オスカルと同じ匂いがするんだな。」
アンドレはロザリーの髪に顔をうずめると、大きく息を吸い上げた。
「オスカルさまが同じ香水を下さいますから。」
「香水?香水だけの香りじゃないな…、これは、熟れた女の汗の香りだ。」
あっ、という声をあげるより早く、アンドレはロザリーの手を取ると、
自室に引きずりこみ、慣れた手で後ろ手でドアを閉めた。

「アンドレ、あなたは自分が何をしているかわかっているの?」
「ああ、わかっておりますとも。お前がなぜそのような匂いなのかもね。」
アンドレは無造作に上着を脱いでベッドの柱にかけると、
突っ立ったままのロザリーを手荒に抱き寄せて、口を耳元に押し付けてささやいた。
「ロザリー、お前はここ何ヶ月も、オスカルとベッドを共にしているだろう。
しかもオスカルが留守の間もお前はオスカルの部屋で寝ている。いけない独り遊びをしながら。
どうだ?正解だろう?」
「わ、わたしは…」
「は、裏切り者め。おめでとう。俺もまるで自分のことのように嬉しいよ。」
アンドレはぶっきらぼうに言い捨て、ロザリーが傍にいるのも気に留めず衣服を脱ぐと、
おそらくそれはいつものように全裸でベッドにごろりと横たわった。
戸棚の上に置いた灯りが気楽にまどろむアンドレの身体を薄く照らし出した。
壮年に差しかかろうとする男性の裸体を見つめたのは、ロザリーにとって初めてのことだった。
自分ともオスカルのとも違う、初めて目にする大柄な体躯を前に、
ロザリーの胸はぞわりと毛羽立った。
「…なんだ。出て行かないのか。なら、お前も脱げよ。九日もご無沙汰なんだろ?」
「アンドレ、あなたは…」
「俺に同情はお断りだが、今なら抱いて欲しいなら抱いてやる。」
胸のうちに複雑な想いが去来し、ロザリーはその場から動けない。
「ロザリー、オスカルはああ見えて紛れも無く女だ。お前も気付いている筈だ。
フェルゼンが帰国した今、お前がオスカルの玩具でいられる時期もいつまで続くかわからんぞ?」
「わかります、わかっています。でもわたしはどうしたら…」
「俺みたいにこうやって諦める努力をするのも、悪いことじゃないさ」
そう言うとアンドレはロザリーを引き寄せると、前触れも無くロザリーに鮮やかに口付けながら、
手探りだけでその衣服を剥ぎ取った。その手管にロザリーは驚きの気持ちを隠せなかった。
眉をしかめたくなるような酒と煙草の匂いが鼻をついた。だがその口付けの手法には、覚えがあった。
ずっと続けていたくなるような、強引な心地よさがそこにはあった。
(オスカル様がわたしにくださろうとしたのは、こういうことではなかったのかしら。
だとしたらオスカル様は一体これをどこで…)

280:1リーブルの行方 その2
10/12/01 23:31:59 VyfiBFOS
3/4
「ここに…オスカルは触れたのか?」
「え?」
「ここも…、多分ここも…、教えてくれ、オスカルはどのようにお前を愛した?」
アンドレの愛撫はオスカルとは何もかも違った。
胸をつかむ掌も大きく、秘所を弄る指も太く、何より力が痛いほどに強かった。
「アンドレ…痛い」
「オスカルがお前につけた跡の全てを知りたい。ああ、きっとここにもオスカルは…」
そう言うとアンドレはロザリーの胸の先端に歯を立て、強く吸い上げた。
逃げたくても、力強い腕で組み敷かれては、逃げようが無い。
(助けて…オスカル様)
「オスカルはお前のここをどうやって満足させた?あいつに男の物は無い筈だ。
ああ、あの指で?あの舌で?蜜が溢れるお前のここを、オスカルは味わったんだな?」
うっすらと伸びた髭がざらざらと腿の内側にあたる感触がおぞましい。
しかしそれが紛れも無く快感の一種であることはロザリーの体が証明していた。。
「お前の中はきっとあたたかくて…、オスカルもこれを感じたんだ。ああ、オスカル」
ロザリーはアンドレの猛る分身が自分の中に割り挿れられたのを感じた。
窮屈に押し込まれたそれは、オスカルの指や舌などとは違い、内臓を突き上げるような初めての感覚だった。
アンドレは繋がったままロザリーの体をうつぶせに返すと、
背後から突き上げながら、ロザリーの耳元で荒い息遣いと共に囁いた。
「教えて…ベッドの中でオスカルは、お前とどんな姿態で愛し合った?」
「オ…オスカルさま…は…」
「オスカルは?」
「とてもお優しくて…、そしてわたしの胸をいつも褒めてくださって…、
二人で口付けをする時には胸も一緒にすり合わせるようにするのがお好みで……あっ。」
背後からロザリーの胸をつかむ手に一層力が加わった。
「オスカルさまの象牙色の胸はとても繊細で…わたしに触れられるのをとても喜ばれるのです。
わ、わたしがオスカル様のあの部分にご奉仕するときも…胸をご自身の美しい指で撫でながら
とても甘い夢をご覧になるようにうっとりとして、次第に腰を少しだけお上げになります。
わたしは口でオスカル様のちいさな蕾を味わいながら…あの部分に、指を挿し入れます。
オスカル様は今はとてもいやらしくていらっしゃるので、指一本では…満足していただけません。」
男に突かれながら息も絶え絶えにロザリーは語った。
「するとオスカル様は…みずから腰をお揺すりになって『もっと』と仰るのです。
わたしが懸命にご奉仕しても『もっと』の声は、なかなか止みません…『もっと』…と。」
「ああ、続けて」
「ひとしきり女の部分を愛撫しあうと、最後の頃にはオスカル様の目はいつも涙を浮かべていらっしゃいます。
…わたしでは…オスカル様を最後までお悦ばせすることが…出来ないのです。あ…!」
アンドレはくっとつらそうな表情を一瞬見せると、ロザリーから熱を帯びたものを引き抜いて、
ベッドの傍らで自ら処理した。

281:1リーブルの行方 その2
10/12/01 23:32:42 VyfiBFOS
4/4
「わたしもいつまでもオスカル様の玩具でいてはなりませんね。
オスカル様の望みが少しわかったような気がします。あの方にもいずれ本物の男性が必要になります。」
「だが俺には関係無いことだ」
「ええ、そうですわ。」
「ああ、哀れなロザリー、解ってくれるか?今の俺は、落ちぶれたくて仕方ないのだ。
オスカルの傍に居る資格なぞこれっぽちも無い人間なのだということを、
自分自身に強く思い知らせたくてたまらないのだ。
お前に今夜、酷いことをしたのだとは充分承知している。
だが刹那的な恋に身を落とす度に俺がオスカルから遠ざかるのがわかるんだ。
そうしていれば、その内オスカルが誰か他の男のものになっても、俺が傷つかずに済みそうな気がする。」
「勝手ですね」
「ああ」
「でもわたしも、あなたにしばらくの間便乗させていただきます。
あなたとこうしていれば、少しはオスカル様への切なさが和らぐのではないかと思うのです。」

----------------

「最近、ロザリーの表情が明るくないのだ。ポリニャック夫人とのことで悩んでいるのだろうか」
久しぶりの剣の稽古の後、噴水の冷たさを手で楽しみながら、オスカルはアンドレに問いかけた。
オスカルの胸のうちには、とある疑念が浮かんでいた。
「ああ、心配ない。あの子なら、今は時々俺が可愛がっている。」
「なん…だと?」
「本物の男の方が良いってさ。」
アンドレが言い終えない内に、予想通り、オスカルの手がアンドレの頬を張った。
「剣の腕前は流石だが、相変わらず力は滅法弱いな。痛くもなんともない。」
「貴様!」
拳で殴りかかり、顎と腹に何発か見舞った筈だが、さほどの効果は無かった。
「来るのがわかっているパンチを受身することなんか造作もないね。悔しかったらさ、」
アンドレはオスカルに体を寄せ、手首を握ると、強引に自身の股間に押し当てた。
「ここを狙ってみろよ。お嬢様にそんな度胸があればだがな。」
「度胸が無いかどうか、みせてやる!」
オスカルが急所を蹴り上げると、アンドレはその場にいとも易く崩れ落ちた。
一瞬で顔が苦痛でゆがみ、真っ青になって汗が噴出した。
そのあまりの変貌にオスカルはたじろぎを隠せなかった。
「ア…アンドレ、大丈夫か?!」
「ハッ…ざまあみろ…お前にこの傷みがわかるもんか。
これで…少しは気が晴れたか?気が晴れたら…ロザリーとのおままごともいい加減にしておけ。
お前がやっているお遊びは彼女を不幸にするだけだ。」
「卑怯だぞアンドレ!」
「…寄るなよ。俺から離れてろ。お前だって俺に本気で殴られたくはないだろう?
俺は大丈夫だから…放っておいてくれ。」
アンドレはふら付きながら立ち上がると傍らの雑草の茂みに歩み寄り嘔吐した。
オスカルは後ずさりしながらその光景を見つめていたが、間もなく走って屋敷へ戻っていった。
ジャンヌ・バロアの裁判が始まる直前のことだった。

その2おしまい。

282:名無しさん@ピンキー
10/12/02 00:25:24 aj9z+MP7
GJ!
続きが楽しみ~!

283:名無しさん@ピンキー
10/12/02 00:33:00 laOOxDrF
GJ!
へーそうなるかー
4/4の前半ふたりはベッドで会話してるんだよね?
萌えるわ
そして股間を蹴られた男性の様子がリアルwwwwww
その3待ってます


284:名無しさん@ピンキー
10/12/02 05:04:03 HQsJoUG+
GJです!

だいたい何話ぐらいを予定しているんですか?

285:名無しさん@ピンキー
10/12/02 08:49:41 47fiMPGU
GJ!
これはまた面白い展開になってきた!
自暴自棄になってるアンドレもちょっと冷めたロザリーもいい
続き楽しみにしてる

286:名無しさん@ピンキー
10/12/02 09:08:30 ppklRKRP
おそれいります。
その3をぼんやり考えているところですが、どういう展開になるやらです。
書いたとしても3で終わるはずですが、さらにサイド話を思いつく可能性もあるやらなんやら。
今週中にはなんとか。

>>283
場面わかりづらかったですね。スミマセン、反省。
つい会話先行でストーリーを考えてしまうもので。

ジャンヌ裁判でレズと言われたオスカルが真っ赤になって怒りますが。
図星だった、ということで。でも心底ビアンなのではなくて、「ごっこ」なのです。まだ。

287:名無しさん@ピンキー
10/12/02 15:14:33 47fiMPGU
オスカルが本物のビアンだったら美しいご令嬢達をとっかえひっかえできるんだろうな、きっと

アンドレとロザリーってぱっと見お似合いなカップルなのに
揃ってオスカルへの想いが強すぎて、どうしてもイチャラブの妄想はできないなぁ


288:名無しさん@ピンキー
10/12/02 16:46:03 laOOxDrF
>>286
いえ全然わかりづらい事ないです
ロザリーが
「あなたとこうしていれば、」って言ってるし
自分の萌えに念押ししただけ

「まだ。」とか
他にも色々気になるセリフがあるから楽しみ

289:名無しさん@ピンキー
10/12/03 11:00:40 vgHj5Ois
アンドレって毛深いイメージがある。スネ毛や腕毛がジョリジョリって感じ

290:名無しさん@ピンキー
10/12/03 11:10:58 VkYGXGYL
アランのほうが毛深そうだ。

そして、実はジェロが最も毛深いとかいうオチもいいかなと。

291:名無しさん@ピンキー
10/12/03 12:53:52 yhg9zD9T
アンドレ×ロザリーいいね新鮮だね

292:名無しさん@ピンキー
10/12/03 14:27:13 tzhwhAuX
そうだなあ、アランは男性陣のなかで一番がっちりしていて野性的だから毛深そう。 
ジェロはもし毛深いとしたら身だしなみとして剃っていそうだ。

293:名無しさん@ピンキー
10/12/03 15:53:11 yhg9zD9T
黒髪はチン毛ボーボーのイメージ強い

294:オスカル×アンドレ飲尿
10/12/03 16:06:14 TW43b1ZT
アンドレ×ロザリー楽しみにしてます。
投下されるまでのつなぎ。飲尿注意





今日も王妃様のくだらない御用事でベルサイユに呼ばれ、毎度のごとくオスカルはおもちゃにされていた。
親しい貴婦人を集めた、新作の張り方やら画期的な女性用立ちション補助器具の発表会。
その使用モデルを勤めさせられているのだ。
なのでオスカルは今では、処女にもかかわらず公衆の面前での極太張形オナニーはもちろん、放尿やアヌスまで経験済みである。
今日は俺も見学させていただいたが、涙を流しながら自分の股間に猛烈なスピードで張形をブチ込むオスカルは美しかった。

ところで話は変わるが、オスカルがさっきからもじもじしている。太ももと太ももを擦り合わせ、しきりに辺りを見回している。
その額には真珠のような汗の珠がいくつも浮かび、絹のような肌を伝って次々と滑り落ちている。

「アンドレ、そこの茂みへいくぞ」
「ああ、わかった」

オスカルは股をきゅっと締めながら、人気のない茂みへと向かった。
するとキュロットを膝まで下ろし、金の草むらに覆われた排泄器をしゃがんだ俺の顔に押し付けてきた。

「ほら、早く準備をしろ……」


俺はオスカルの友達兼従僕兼トイレだ。
このころのパリはまだトイレは少なく、どのような身分であれ排泄物はそこらじゅうに垂れ流していた。
しかし美しいもの好きな王妃様はこれをよしとはせず、新しく法を作らせた。
『宮廷に上がる貴族は皆排泄物を処理する者を伴うこと。』
胃に押し込んでしまえば草木が汚れることもない。
この画期的かつ合理的な対策は、後にこの王妃の政策の中で唯一評価されることになる。

俺がまだ幼くジャルジェ家に引き取られたころにも、まだ法で定められてはいないが一部この文化は存在していた。
俺が引き取られた理由は表向きは剣の相手件遊び相手だが、すでにオスカルは剣の才能を開花させており、俺では相手にならないほど強い。
そう、実際はトイレ係として引き取られたのだった。
いずれ宮廷に上がるであろうオスカルには、便器が必要だ。
しかし、便器を持つことは高貴な文化だが、箱入りのお嬢様のアソコへ使用人ごときが気安く口を付けることは避けたい。
よって旦那様は、まだ幼かった俺を小さいころから兄弟のように親しく育て、そして一流の便器としての修行を積ませたのだ。

今でも鮮明に思い出すことができる。
旦那様にオスカル専用便器として生きていくことを誓ったこと。
口からこぼしてしまうなどというもったいないことはしてはいけないとおばあちゃんに釘を刺されたこと。
そしてはじめて金髪の天使にあったときのこと。
その黄金は、まるで汲んでしばらく経った尿のように濃い色で光り輝いていたっけな。

295:オスカル×アンドレ飲尿
10/12/03 16:08:31 TW43b1ZT
「オスカル、いつでもいいぞ」

俺は口を大きく広げて、蟹股になったオスカルの股間の菱形に合わせて唇を捲り、内側の口内粘膜をぴったり貼り付けた。
途端に口腔をほのかな尿の香りとさわやかな汗の香りが満たす。
オスカルは筋肉を緩め尿道を開いていく。
腰がふるふると震えると、液体があふれ出してくるじゅわっという音が振動で伝わり、その直後熱い尿が俺の喉の奥に放たれた。
アンモニア臭がつんと鼻にしみる。水がはねる音がする。
口腔をなみなみと満たし、口の端からあふれ出しそうになる。
もったいない。とっさに喉の奥をさらに広げて、口にためる暇もなく直接飲み干していく。
オスカル専用便器暦十数年のベテランな俺は、オスカルが放尿するときの癖、排泄器の動き方まで熟知しているのだ。

口いっぱいに溜まった尿は、新しく迎えた尿に叩かれ竜巻のようにうなりをあげて回転する。
俺ののどちんこを熱いほとばしりが何度も打つ。
生理的な反射でおえっと戻しそうになるが、オスカルはそんな俺の動きを許さず、無理やり顔を元の位置に固定する。
普段どれだけ男のように振舞っていても、生粋のお嬢様なオスカルは、小さなころからこの文化に当たり前のように接しており、幼いころからの親友のに口めがけて放尿することに何の疑問も羞恥心ももたず、どこまでも毅然な態度だ。
まるで男の俺が河原で立ちションをするときのような、生理的欲求を満たす、便器への遠慮のない豪快な排尿。
それでこそ俺のオスカルだ!

この日俺は、改めてオスカルのためにこの命を投げ出すことを誓った。

次第に勢いは弱まり、オスカルは気持ちよさそうな顔でぶるりとふるえた。
すべてが終わり、ゆっくりと股間への吸引を解くと、残尿が俺の頬をぽたりと打った。
視界一杯にオスカルの排泄器が映る。
金の叢の先端が、雫で重たげに垂れている。太陽を反射し宝石以上の輝きを見せた。

口の周りがしぶきだらけだが、ほぼこぼさず飲むことができたようだ。襟元は濡れていない。
自分のことをほめるのはなんだが、便器の鏡といえよう。
今回も自分の仕事振りに満足して、最後の尿を喉をごくりと大きく鳴らし飲み干した。

「ふう、すっきりした……アンドレ、お前また便器としての腕を上げたな。さすが私のアンドレだ」

キュロットを引き上げ満足そうにふわりと笑うオスカルの髪は、十数年前の小さな女の子の尿と同じ色で光り輝いていた。






さんきゅーべりーまんこ


296:名無しさん@ピンキー
10/12/03 16:40:37 VCyLTfH8
>>289
原作を尊重して胸毛はないとして
(胸毛フェチなので残念なのですが)
ヘソ毛から下はフッサフサのイメージだ。
原作は少女漫画にしてはよくやったほうだけど
三十路男にしてはガキっぽくて線が細いので
ジャムばらやアニメの方がいい男だと思うことも結構ある。

297:名無しさん@ピンキー
10/12/03 16:52:10 VkYGXGYL
アニメのほうでは胸毛の有無は不明だったから、
「胸毛あり」で妄想してもいいかな。

どっちにしろ、下半身はかなり毛深いイメージかも。

298:名無しさん@ピンキー
10/12/03 18:37:38 p0L+0odw
>>294
家畜人ヤプーですね。

299:名無しさん@ピンキー
10/12/03 19:02:28 +rQjT8o4
>>294
気色悪かった
サイテ―だった
お前は出て行けと思った

300:名無しさん@ピンキー
10/12/03 20:28:21 GjiYV/4Q
運子はどうすんだよ!
責任もって、書け!

301:名無しさん@ピンキー
10/12/03 20:32:11 yhg9zD9T
スカトロ禁止

302:名無しさん@ピンキー
10/12/03 20:49:44 GjiYV/4Q
アンドレ
あなたはどこでするのよ?

303:名無しさん@ピンキー
10/12/03 20:56:58 xlCqpH2t
>>294
実は嫌いじゃない ワロタよGJ!
さり気なくえらい目にあってるなあ、オスカルタソ

アンドレは平民だからそこら辺で

304:名無しさん@ピンキー
10/12/03 22:33:13 BNph6vod
>>294
GJ!
途中気持ち悪くてとばしたけどw
とぼけた文でとんでもない事書いてんのな
最後の何wwwwwwww

305:名無しさん@ピンキー
10/12/03 22:55:29 ISD45/o0
ワハハハハハハハ

306:名無しさん@ピンキー
10/12/03 23:09:47 tzhwhAuX
>>294
ネタにはついていけないけど、こういう文章好き。
あたいも途中気持ち悪くて飛ばしちゃったわ~。
次回はもう少しソフトなネタでギャグ書いてくれたら嬉しいな。
オスカルとアンドレのエロ漫才とか。オスカルはボケもツッコミも両方大丈夫そう。

307:名無しさん@ピンキー
10/12/04 00:04:58 KozRixmK
ピエールエンヌ師匠思い出した

308:名無しさん@ピンキー
10/12/04 01:46:09 RN+hTnfo
中身もアレだけど文章だってアレだろうに
さすがエロパロ
頭にウジわいてる字書きが居るんだね

309:名無しさん@ピンキー
10/12/04 09:18:20 R/ei9at2
>>294-295

作家、うまいぞ
評価する
その筆力で運子編も書いてくれ

310:名無しさん@ピンキー
10/12/04 11:08:30 3iwo3mZO
今あちこちのss巡回してきたのだけれど。

作家によっては、アンドレがあんまり理由もなく
オスカルのそばから離れているシーンが結構ある。
従僕って、朝から晩までずっとそばにぴったりくっついているものなんだと思うけれど。
アンドレの部屋は使用人棟などではなく、オスカルの部屋の続きにある小部屋じゃないのかな。
そう思うとエロい妄想もふつふつと湧くなあ。

311:名無しさん@ピンキー
10/12/04 12:01:36 1kG9jW/6
草むらに、名も知れず剥けているクリならば
ただ指を擦りながら、あえいでいれば良いけれど

312:名無しさん@ピンキー
10/12/04 12:01:55 5MdyPX0o
>>310
いわゆるバトラールームだと続き部屋だよね。
しかしそれはあまりにあまりだw
アンドレは侍従以外にも雑用何でもやるし。
アニメ設定だと屋根裏部屋に住んでることになってた。

313:名無しさん@ピンキー
10/12/04 12:34:33 mDDRrZr9

ネタとしては苦手なので、評価はしないが文章は下手じゃないと思う。
このノリでぜひ0712の夜を書いてくれ。

314:名無しさん@ピンキー
10/12/04 12:39:17 3iwo3mZO
>>312

ウィキ見たんだけど。
URLリンク(ja.wikipedia.org)
主人との関係の項を見ると、
ノック無用で主人の部屋に入れるとか、結婚は好ましくないと思われていたことなど、
アンドレはジャルジェ家ではなくオスカル個人のバトラーだと考えるとしっくりくる。
イギリスは使用人文化という意味ではヨーロッパの手本だったらしいから、
フランスでもほぼ同じ慣習があったんじゃないかな。

315:名無しさん@ピンキー
10/12/04 12:57:36 5MdyPX0o
>>314
リアルだったら馬の世話だのウサギ取りだの御者だのはやらないはずで
嫡子のバトラーだったらいずれは家令なので一生独身の可能性高いなぁ
別漫画だけどエーベルバッハ家の執事さんみたいな感じで。

そう思うと執事萌えの元祖みたいなもんかな。
くっそー、オスカル羨ましいぞ。

316:名無しさん@ピンキー
10/12/04 13:02:10 SFOXg208
ジャルジェ家の屋敷では昼間は半地下の使用人部屋にいて、ベルで呼ばれていた。で、
寝室は屋根裏か半地下かなあ。 アンドレはオスカルのそばにいることが多かったから
あまり使用人部屋にはいなかったかも。
ベルサイユ宮殿ではオスカルの部屋のすぐそばで寝ていたんじゃないかな。
すごく広いしたくさんの貴族が住んでいたから、まったく別々ってことはないような
気がするんだけどねえ。

317:名無しさん@ピンキー
10/12/04 14:59:18 mDDRrZr9
半地下で思い付いた。
オスカルは夜になると、地下から一人のメイドを呼び出す。
それは命を狙われる事がオスカルの為の影武者になる娘で、その娘がオスカルの代わりにオスカルの寝室で休む。
アンドレは当然その事を知っているんだが、敵に怪しまれない為にその娘をオスカルとして護衛する。
しかし哀れな娘に同情して優しくしているうちに、互いに思う処もありいつしかややこしい関係になってしまう。
その後本命のオスカルからも愛を告白されるんだけど、影の娘を捨てる事も出来ず二人の女の間で苦悩するアンドレっていうのもおもしろそうだ。


318:オスカル×アンドレ食ザー
10/12/04 15:44:43 u1NwK9AV
飲ザー、食ザーがあります。ご注意ください。
身分問題や細やかな心の移ろい、葛藤を取り上げた最高傑作です。
男として育てられたオスカルが女として開花していき、幼いころから共に育った従僕と心を通わせていくところは涙なしには読めないでしょう。
秘密を共有した男女の秘密の恋をお楽しみ下さい。





神よ……われをゆるしたまえ…………
許したまえ
地上においてむすばれず……天においてもむすばれるはずのない愛をえらばんとするわれを憐れみたまえ……


「うっ!!……」どぴゅどぴゅっぽちゃん

今はもう見ることはかなわぬが、おれの手に握られているオスカルのワイングラスの濃い赤には、白いマーブル模様が浮かんでいることだろう。

「ふぅ……主よ、われを地獄へ!! そして……かならずやわが愛する女を天の園へ……!!」


*

「オスカル……ワインを持ってきた」
「ああ、メルシィ」

オスカル、おまえは今なにを思っているのだろうか。
その美しいサファイアの瞳は物憂げに伏せられ、つつ……と涙がほんのりと、しかし途切れることなく溢れ出している。
そして手にはヌーベル・エロイーズ……

おれのすべてが入ったワイングラスを、オスカルはそのきれいなくちびるへと寄せた。
普段氷の花と呼ばれるお前だが、その唇はふっくらとしてほんのりと赤みが差し、冷たいグラスとの対比によってより温かみがましているのだろう。
おれの……オスカル……!!ああ、おれはおまえのためなら精子をかけるぞ……

「はっ」

おれは、おれはなんということをしでかそうとしているのだろう。
ワインにぷかぷかと浮いた粘液が唇に吸い込まれる直前、おれは自分のおろかさに気づいた。

飲むな!!

「飲むなオスカル!! 飲むな飲むな飲むな~っ!!」
「うわっ!」

肩パンすると、目の前には驚きで引きつったオスカルの顔……ワイングラスの割れる音。
しばしおれたちは見詰め合う。
……よかった……
なんという思い上がり
なんという自分勝手な……
おれは……おれは……おれは……

319:オスカル×アンドレ食ザー
10/12/04 15:46:23 u1NwK9AV
「アンドレ、どうしたんだ。……アンドレ……アンドレ、ま……さか……」
「……ああ、そうだ。おれは、おれは……おまえのグラスに、おれのザーメンを……」

知られてしまった。
おれのおまえへの思い、それはとっくに知られている。
だが、おれの心のなかに存在するどす黒い欲望の塊……
それだけは、知られたくなかった。
知らせたくなった。
お嬢様育ちのオスカル……普段男の中ですごしているが、男にはまったく免疫のないおまえ。
そのオスカルにおれの男としての面を見せてしまった。
オスカルには、男や女という仲ではない、心からの支えが必要だ。
その役目はおれが担わなければならない。
なのに、なのに…………そのおれ自身が裏切ってしまった。
さぞかしおどろかせ、怖がらせてしまっただろう。
今までの信頼や安らぎ、おれはそのすべてをオスカルから奪い去ってしまったのだ。

「あ……悪かった、近寄るな。今すぐかわりのワインをもってきてやる……未開栓でな」
「ふふ、気にするな」

笑った。
オスカルは、最低の行いをした従僕にむかって叱責や非難ではなく、微笑みかけたのだ。

「気にするな……いつものことだろう。ふふ、最近ではブラビリや浴槽に排尿、小さいころ……あれはいつだったかな、何も知らない子供のわたしにお医者さんごっこやひっつけっこをさせただろう、わたしの青いレモン」
「うっ……」

覚えていたのか。
知っていたのか。

「まったく。浴室へ行ってみれば、暖められた尿が気化してすごいにおいがしていたぞ。……雄の臭いがな」

ぞわり。
妖艶な笑みを浮かべてとんでもなくエロい発言をするオスカルに、おれの腹の底がざわついた。

「やれやれ、召使いの健康管理も主の仕事だ。おまえのオナニーを手伝ってやろう」

320:オスカル×アンドレ食ザー
10/12/04 15:47:10 u1NwK9AV
*

「あ……あ、オスカル。もう少し上のほうを擦ってもらえると……」
「あ、ああ。……なかなかに難しいものだな」

オスカルは今、従僕であるおれの前にひざまづいて股間に顔を近づけている。
この距離では黒々とした陰毛に溜め込まれたフェロモンや、ペニスの臭いも嗅がれてしまっていることだろう。
鼻がほぼ陰毛に埋もれてしまっているくらいの距離で、ヒクヒクと動く。
大きく息を吸って胸を膨らませるたび、うっとりとした顔で見上げてくる。
その間もペニスに添えられた白い手は絶えず上下に動いて刺激を繰り返している。
カウパーを手のひらにまぶし、亀頭を包み込みぐりぐりと揉み解す。
敏感な雁首も、親指の腹で押しつぶすようにして肉の段差をコリコリと刺激してくる。
夢のようだ……

「ふふ、男というものは、みんな股間にこんなものを付けているのか。今まで男として振舞ってきた私が滑稽に思えるよ」
「ああ、陛下にも旦那様にも、あの女みたいなエロ本作家にもついているさ」
「そうか……でも、アンドレのコレと陛下や父上のものは違うぞ」



「アンドレ、おまえの股間についているものは、平民チンポだ。陛下たちの貴族おちんぽとは違うのだよ」

あっ!!
そうか、おれは普段どんなにおまえのそばに居ようとも、平民だ。
それはおまえを思い続けていてもどうしようもない事実だ。

「貴族……か。貴族とは、恥ずかしいものだな」

ぱくり
一瞬悲しそうな顔をしたオスカルは、センチメンタルに浸っていたおれの平民ちんぽの先端をかぷっとくわえ込んだ。

「うわあ!! オスカル!!」
「おとなしくしていろ……はむっ……ちゅっ、じゅるるるっ、ちゅぷ、かぷっ、くっぽくっぽ」

唇の裏側のやわらかい粘膜をうんと伸ばして、亀頭の丸みを包み込む。
先端のみへの愛撫、いや、お慈悲。
暖かい海にやさしく包み込まれ撫でられているようだ。
と思うと、口腔一杯へ吸い込まれ、上あごの硬い骨でぐりぐりとつぶされる。
べったりと舌を押し付けられ、頬の肉をぐりぐりと押し上げる。
端正な顔の白く滑らかな頬は、おれの亀頭の形でぽっこりと膨らんでいる。
それがぐりぐりと移動するさまは壮観だ。

「ん……じゅっぽ、ちゅぱ、ぎゅぷぷ……んんっ!! はあ、ん、ぬっぽぬっぽぬっぽじゅじゅーーー!!」

引き抜くたびくちびるが竿に引っ張られ、ひょっとこのように伸びその分刺激部分が増える。

「ふあ……ん、ちゅぱ、おまえの……平民チンポは美味いぞ……貴族のわたしでも味わったことがないほどの美食だ」
「おまえにそう行って貰えると……うっ」
「ふふ、チンポだけでこんなに美味しいのだ……んはぁ、きっと、にゅぽ、平民チンポから出る平民チンポみるく……ぐっぽぐっぽ、はたまらないだろう。濃厚で……んん! ちゅぽ」

あのオスカルが、おれのチンポを口いっぱいにほお張りながら、とても卑猥で下品な言葉を口にする。
まだ碌に口付けすらしたことのない口でだ。
しかしいくら下品でも、その言葉にはどこか高貴な者のみがもつ優雅さが見え隠れする。
そのたびに、おれとおまえの身分の違いを突きつけられたようで……それがたまらなく良い。
おれはオスカルの僕だ。
そしてオスカルはおれの主人だ。

321:オスカル×アンドレ食ザー
10/12/04 15:48:00 u1NwK9AV
おれのチンポのぴくぴくとした動きに気づいたのか、オスカルはラストスパートといわんばかりに顔を激しく上下させる。
常にストローのように吸って、舌と上あごで押しつぶしてくる。
喉の奥のよりいっそう柔らかい部分に、先端が何度もぶるかる。
先端の割れ目、鈴口に何度もあたるやわらかい物体はのどちんこだろうか。
おれの平民チンポはいま、オスカルのお貴族のどちんこに何度もキスをしているのだ。

そう思うと、いよいよ刺激に耐えられなくなってきた。
玉に溜まったザーメンが腹の奥からこみ上げてくる。

「出る……出すぞ、オスカル!! ずっと思い続けてきたおまえのお貴族おくちマンコに、平民チンポみるく出すぞ!!!!!……って、うわあ!!!」
「こら、アンドレ。だれが口に出して良いといった。いっただろう。私はお前のオナニーを手伝うと。そして、お前は飲ザーが見たかったのだろう。ほら、さっきのグラスだ。ここへ出せ」

オスカルはおれの射精を許さず、根元をきつく掴んだ。
射精寸前のおれのペニスは、たちまち紫色にはれ上がってしまう。
苦しそうにびくびくと震える。
おれとしたことが、夢中になってしまい忘れてしまっていた。
食ザー好きとしてあってはならぬことだ。(報われぬ思いから比較的実現可能な、何も知らないオスカルにこっそり飲ませる妄想ばっかりしてたって設定です)
それでこそおれのオスカルだ!!

気を取り直して、射精感に身をゆだねる。
オスカルの手が、おれのチンポをグラスへと向けて、猛烈な勢いで扱きだす。
頭の中が白くなった。

どぴゅっ!!! どぴゅるるるるっるるううううう!!!!!

ガラスにザーメンが着弾する度、ガラスがしゃしゃっと鳴った。
みるみる間にグラスに溜まっていく。
コレがすべてオスカルの胃に収まるのだ。

びゅぶううううううぶぶっ!!!!! びゅくびゅくっ!! ぴゅるるるっるる……

固形に近いザーメンが、尿道を押し広げて通るたび、先端で屁のようなぶちゅっという音が鳴る。
あまりの勢いに、尿道の内側をぶりぶりとえぐられているようだ。
無理もない、あのオスカルに扱いていただいているのだから。
管を精液が通るたび、水を流されたホースのようにぶるんぶるんとペニスが暴れる。

びゅぶっ、びゅるるるるるっ、ぴゅぴゅっ!!

次第に勢いを失っていく精液は、手の動きで上下するたび弧を描いて着地する。
暗い中、少し黄ばんではいるが白い液体の道は月の光を反射し青白く光る。
射精中にもかかわらず、あまりにも激しくしごきあげるものだから、いくらかの子種はグラスを外れてオスカルの手元へ落ちる。
ギャザーが寄せられたブラウスにシミができてしまう。
洗濯をせずにずっと着させるもの良いかもしれない。

どくどく……どくどくどく、どく、…………どくん。

最後の迸りはぽたぽたっとグラスに収まった。
オスカルはそれでも足りないとばかりに根元から先端まで唾液とカウパーと精液でぎゅーっと滑らせ、先端をつぶすようにして尿道に残った精液を搾り出した。
もう一度根元からスライドさせる。
先端をグラスのふちになすりつけ、にじみ出てきた精液を切った。

322:オスカル×アンドレ食ザー
10/12/04 15:48:31 u1NwK9AV
満足したのか、オスカルはうっとりとした目でグラスを掲げ、ゆっくりとまわしその色を目で味わっている。
すうっ、と鼻腔をひろげると、まるでワインを嗜む時のように雄臭い香りを楽しんでいる。
しかし、ひとみが一瞬苦しげにゆがんだ。

「オスカル……」
「わたしはいま……自分がどうしようもなくはずかしいのだよ……。だれにたいしてでもない……なにもかも知っているつもりでいた……なのに、なのに!! わたしはこの歳になってもザーメンなど見たことがなかったのだ!」
「お……お、オスカル……」
「アンドレ、おまえが大きな手をカウパーまみれにしながら発射したザーメンだ。えんりょなく飲もう」

そういってオスカルは、グラスを掲げると、口に近づけ中のドロドロを含んだ。
ワインと変わらぬように。

「ん……なんだこれは、臭い……ぞ。それに、喉に絡み付いて、……なかなか……んっ」

喉がなんどもこくりと動く。
痰が絡んだときのようにすこし苦しそうだ。
おれの平民ちんぽみるくは、オスカルの口の中にしつこくとどまって粘ついているのだ。

「ん……んぁあ、ふ、んんっ!!……はぁ、ん……ごきゅ、んくっ!!」

グラスの中に残っている分も、最後まで飲み干そうと顔を真上に向け白い喉をさらし、必死でがんばっている。
その苦しそうな表情に、おもわずおれが代わりに飲んでやりたくなる。従僕の性か。
だが苦しげながらもぼうっとしとろけきった表情。
女の本能をむき出しにした笑み。

「んん……はあ、まったく、おまえの平民チンポから出る平民チンポみるく、平民ザーメンは濃すぎるぞ。……ふふ、しかし、これがアンドレの子種か。これでわたしはお前のすべてを知ったぞ」

赤い舌がちろりと白いザーメンを舐めとった。



323:オスカル×アンドレ食ザー
10/12/04 15:49:51 u1NwK9AV
*

あれから数週間。
おれたちは毎日食ザーを楽しんでいる。
特に寝る前の平民ザーメンinショコラは欠かせない。
おばあちゃんも、オスカルの飲酒量が劇的に減ったことを喜んでいる。
いいことづくめだ。

最近では、二人だけでの秘密をもっとスリリングに味わいたく、旦那様と奥様との食事のときでさえ、直前にオスカルの分にだけザーメンを振り掛けている。
今日もおれは厨房で、オスカルのゼリーに遠慮なくぶちまけてご家族のもとへ給仕に向かう。

まろやかなスープ、さまざまな前菜、数種類のオードブル、そして色とりどりのゼリー。
どれもオスカルの分だけ、どろどろとした白いおれの体液、子種、ザーメン、チンポみるくがかかっている。

「オスカル……そのゼリーにかかっている白くて臭いドロっとしたものはなんです?」
「ああ、母上。お知りにならないのですか。これは下町で親しまれているデザートなのですよ。少なくとも、リキュールよりは健康的でしょう」

そういってオスカルは、あの小さなころのいたずらな微笑で、おれだけにむかってこっそりと笑って見せた。









批判も含めご意見、ご感想ありがとうございました。励みになります。
初投稿だったの7.12並みに怖かったのですが、意外とほめてくださる方が多くて嬉しいです。
うんこは嫌いなので書きませんでした。肥料になるのでほっといたらいいんじゃないですか。
ベルサイユの美しい薔薇たちは、貴族やオスカルたちのうんこによって支えられているのです。


7.12も書いたのでまた今度投稿させてください。

324:名無しさん@ピンキー
10/12/04 15:57:38 3iwo3mZO
・・・正直、GJする気にはなれんのだが。

こういう人もいていいと思うので、また書いてください。

325:オスカル×アンドレ食ザー
10/12/04 16:00:50 u1NwK9AV
何度もすみません。
これで最後にするんで許してください。
調子に乗って7.12に挑戦しました。
今度はおじょうふぃんにしてみました。
ラブラブでノーマルな二人なのでとくに注意などはいらないと思います。





ギシリとベッドが音を立てた。
七月とはいえ、夜の冷たくピンと張り詰めた空気には、些細な音さえ良く響く。
二人きりでつくる秘密なのだから音を立ててはいけない。
第一、いままで男として生きてきたお前の女としての面を、この世界一美しい花嫁の存在を誰かに知らせるなんて勿体無いではないか。全部おれの独り占めだ。
この世で正式に結ばれることはないのだから、せめて心と身体だけでもつないでしまおう。
身分制度に対する、世間にとっては小さいけれど、おれたちにとってはとても大きな反抗だ。
小さなころ二人でしたいたずらを思い出して軽く笑いあう。

はやる気持ちを抑えてとびきり甘く優しくベッドに身を沈める。

素肌を重ねると、滑らかな肌は予想以上に冷たくて、おれの体温で包み込み暖めてやりたくなった。
月の光でうすぼんやりと輝く輪郭を、男の大きくごつごつとした手ですべてなぞっていく。
そのたびにオスカルの唇からあまい吐息が漏れ、おれを刺激する。
お互いがお互いに興奮しあって高めあう。
軽く開いている唇を優しくついばみ、吐息さえおれのものにしてしまう。
失われた何十年分もの口付けを取り返すように交わしながら、髪からほのかに香る薔薇を堪能する。
身体は今すぐにでもオスカルに食らいつきたいほどなのに、いつまでも見つめあい唾液を交わすことがやめられない。
歯列をなぞりながら手は、おれの胸につぶれるほどに押し付けられているふくらみを包み込んだ。
歳の割には弾力の強い、まろやかな曲線。
その頂は想像していた通りの桜色だ。
爪で軽くはじくと、オスカルは細く声を上げて肩を振るわせる。
ふにふにと手で形を変えていく乳房は暖かくて、ベルナールではないけれど、母を思い出してしまう。
思わず顔を埋める。
深く吸い込むと、オスカルの自然な香り。
胸の谷間からはフェロモンが出ているらしくて、娼婦や貴婦人はそこに香水をかけているそうだ。
しかしおれのオスカルからは、どこまでも清廉な香り。
オスカルらしい、この世で一番魅力的な香りだ。
そのまま太ももや尻を円を描きながら撫でる。
キュロットなんかでは隠せない女の丸み。
それがどれだけおれを含めた周りの男を魅了してきたのか知らないのか? オスカルめ。
わき腹に当たる内腿を、身体をスライドさせ味わう。
引き締まったウエストに頬ずりしながら、女の一番大切な部分に触れてみた。
オスカルは驚いたように軽く跳ね上がったが、そのままおれに身をゆだねている。
おそらく自分でもほとんど触ったことがないのだろう。
『おれの見たい物その1』なソコは、すでにしっとりと蜜をたらしておれを受け入れる準備をしている。
しっかり女として機能しているんだなあ。
叢を掻き分けぴったりと閉じられた筋を軽くなぞると、太ももがおれを強く挟む。
かまわず上部の肉のしこりを、オスカルの蜜を付けた親指の腹で円を描き撫でる。
被っている皮をくにくにと剥くたび、初めてのツンとした刺激がオスカルを蹂躙する。
軽く開いた女の中心に指を刺し込むと、中はとても熱くて、とろとろと優しく締め付ける。
ここにおれが入るのかと思うと、いよいよ耐え切れなくなった。

326:間違えた。アンドレ×オスカル
10/12/04 16:02:03 u1NwK9AV
体制を建て直し、再びしっかりと見詰め合う。
涙を唇で掬い取り、瞳で会話を交わす。
今からおれたちはつがうのだ。
もう一度すべてをこめたキスをすると、おれのものを中心へあてがい、そのままゆっくりと体重をかけていった。
今まで以上に身体をのけぞらせたオスカルの、さらされた白い首筋を舐め上げる。
少し抵抗する身体を優しく押さえつけ、かまわず進む。
背中に刺さる爪の甘い痛みが心地よい。
耳元で何度も愛をささやきながら、より深みを目指していく。
ふと先端に抵抗を感じ、より慎重に埋めていくと、つぷり、と薄い肉のリングをくぐる感覚がした。
あまりの感動に、それだけで果ててしまいそうだ。
今オスカルは、おれで女になったのだ。
その事実に胸を震わせると、おれまで涙が出てきてしまい、今度はオスカルがそれを舐めとった。
初めての痛みに眉を寄せ、額にうっすらと汗をにじませていながらも、優しく微笑むその姿は、女神のように美しかった。
こつん、と行き止まりに当たる。
ここが、おれの子を宿す場所だ。
オスカルの産道は、おれの物ではじめて広げられた。
おれの物は、すべてオスカルに包まれてしまった。
どこまでも優しく男を包み込むそこは、ぞわりとうごめいておれを喜ばせる。
かぶせた身体をやさしくスライドさせると、性器同士が擦れて快感がおこる。
この快感は他でもない、オスカルによってもたらされたものなのだ。
オスカルには悪いが、何度も肉を掻き分けて進む抵抗感と感触もたまらない。
入り口はきつく締め付けてきて、そこで扱かれるたび射精感が高まる。
唇は何度も何度もキスをして、同時に鈴口と子宮口もキスを繰り返す。

腹の奥から快感がこみ上げてきた。
限界が近い。
オスカルをきつく抱きしめると、おれはオスカルの中で子種を迸らせた。
愛する女の一番奥での射精は、今まで経験したことのない快楽を、おれの心と身体にもたらした。
同時にオスカルも達したようだ。
彼女は初めての絶頂に、歓喜に身を震わせそっと涙を流した。


ようやく夫婦になったおれたちは、涙を流しながら、何度も口付けあった。


*


今はもうほとんど光を映すことのできない目だけれど、まぶたを通す優しい光で目が覚めた。
空が白みはじめている。
朝だ。
これからおれたちが守るフランスの、美しい夜明けだ。
恐れるものは何もない。昨夜おれたちは結ばれたのだから。
傍らに目を向けると、おれの妻になった美しいオスカルが静かに寝息を立てている。
思い続けたおまえが、今確かに隣に存在している。
きっとその真珠の肌は、黄金の髪は、朝日を受けてまばゆく光り輝いているのだろう。
目に焼き付けることはかなわないけれど、子供のころから一緒に居たのだから見なくてもわかるさ。

おれは初めて会ったときに見た、大好きな黄金にそっと口付けた。








最後の黄金はおしっこではないです。髪です。
さんくすこ。

327:名無しさん@ピンキー
10/12/04 16:05:15 VmDp4hW9
食ザーって何のことかと思ったら・・・orz
後半飛ばした

けど、まぁ、みんな違ってみんな良い

GJ

328:名無しさん@ピンキー
10/12/04 16:07:25 3iwo3mZO
今度はGJ。

書いている人、男性かな。


329:間違えた。アンドレ×オスカル
10/12/04 16:08:56 u1NwK9AV
女です

>>327
最後の作品は食ザーではないです。
名前欄間違えましたすみません

330:名無しさん@ピンキー
10/12/04 16:09:55 5MdyPX0o
まあ、心は自由なのだ。

331:名無しさん@ピンキー
10/12/04 17:38:27 eugw1mec
>>318
こういうくっだらねーーの(褒)ホント嫌いじゃないんだよ
楽しませていただきましたGJ!
この後の真面目な7,12が何だかちょっと物足りなく感じられた位w
これ立て続けに読んじゃいかんのね
お上品なのはちょっと時間を置いてまたゆっくり堪能させていただきます

332:名無しさん@ピンキー
10/12/04 18:15:08 SFOXg208
>>318
真面目なのよりギャグっぽいほうがキレがいいね。
でもネタがキモくてまた読み飛ばしちゃった。
もしかしたらこの手のエグいネタじゃないとのらない人なのかな。惜しい。

333:名無しさん@ピンキー
10/12/04 19:12:59 /3IFFUZp
良い!
良いヨ

334:名無しさん@ピンキー
10/12/04 20:24:15 R/ei9at2
>>329

誰だろ・・
私の知ってる人かな
違うかな

何でも読むから股掻いて

335:名無しさん@ピンキー
10/12/04 22:10:15 LhTV75Yr
OA最高

336:アンドレ×オスカル公開子作り
10/12/04 22:28:31 u1NwK9AV
アンドレ×オスカル公開子作り
エロというよりギャグです。
エロはあまりエグくないつもりです






「あなたたち、今ここでセックスしなさい」

また王妃様の突拍子も無いアイディアが炸裂した。
今日は私とアンドレとの二人で、そう必ずアンドレを連れてくるよう言われていたが……
てっきりわたしたち二人の愛が露見してしまい、罰を受けるのかと思っていた。
身構えていると、まったく間逆の、それもここで愛の営みをせよとのことだ。
となりのアンドレも、いきなりのことに目をぱちくりさせている。

「あなたたちを呼んだのは他ではありません。あなたたち二人を子作り大使に任命します」

子作り大使?!
わけがわからない。わたしが子を生む? 誰の? アンドレの?!
これは王妃様なりのお気遣いなのか。
意味をわかりあぐねていると、王妃様はパリ中の男たちからしぼりとった精液プールに浸かりながら、今まで見たことも無いような真剣な顔で語り始めた。

「いま我がフランスは危機に陥っています。外交、経済、環境問題など……。中でも物価高騰と低賃金化は深刻で、このままではフランスは近いうちに滅びるでしょう」

どこまでもこのフランスを憂いている様子で、他にも王妃様なりの考えで問題点を挙げていった。
その内容は、パレ・ロワイヤルで交わされる政治談議に引けをとらず、いや、民衆を統べるもののよりいっそう大きな視点で、わたしも関心させられた。

「そこでわたくしが考え出したのが、この子作り計画です。子供は金の卵、どんどん生んで増やし経済を活性化させましょう」

そう放った王妃様のお顔は引き締まっており、背には光がさして見えた。
神々しい。
これこそが尊い身分であられる方のみが有するオーラというものか。
マリー・アントワネットは今ここで、このフランスに嫁がれたときでもなくお世継ぎを産まれたときでもなく、そう、今ここで真のフランス王妃として目覚めたのだ。

わたしは感動のあまり胸を詰まらせ、つつ、と涙を流した。

「わかってくれたのね、オスカル。ささ、予行練習として今ここで交わりなさい」
「そ、それは……」

いくら王妃様でも、それはちょっと。

「ふう……そうね、仕方ないわね。今ここでいきなりって言っても心の準備ができるはず無いわね。明日は任命式を行いますから、それまで無駄打ちせず子種を溜めておいてくださいな」

そうしてわたしたちはなんとか下がることができた。
明日はどうなることやら。

後にこの政策は、この王妃の政策の中で唯一評価されることになる。
ちなみにこの精液プールは、公募で集まった男たちによるものだ。一発出すごとに1リーブルの報酬があたえられる。
一応未成年の射精は禁止されているが、中には歳を偽って家族総出、それこそ大人も子供も老人も、男なら皆借り出されたのである。
なかにはこれが精通だという少年も居たことだろう。

市民は潤うが、いくらなんでもお金がかかりすぎるので、王家の財政難のひとつの原因となっている。

337:アンドレ×オスカル公開子作り
10/12/04 22:29:11 u1NwK9AV
*

次の日
ジュー・ド・ポーム


わたしとアンドレは、皆が集まる広場の一番高いところで、全裸に貞操帯という格好で立たされていた。
ご丁寧にベッドまであつらえている。
アンドレは不安で押しつぶされそうな私を抱きしめ、身体を隠してくれる。

「お、王妃様……本当に、ここで?」
「ええ、もちろんです。御覧なさい、民衆のこの活気に満ちたさまを。まるでわたくしがはじめてパリを訪問したときのようだわ」

たしかに。
最近では、コレだけ人が集まって暴動も何も起こらないことはめずらしい。
今日限りは革命も忘れ、皆ひとつの目的で集ったシトワイヤンなのだ。

「あのお兄ちゃん、お姉ちゃんだったのかい」
「えらく別嬪だねえ。あたしゃ同じ女だけど惚れ惚れするよ」
「ひえー。隊長スタイルすっげーな」
「で、でも、お、おっぱい小さくない、か?」
「ばーか、あれがいいんだろう。三十路なのにマドモアゼル、三十路なのに貧乳!! コンプレックスのある女はいいぜ」
「うっひょー! アンドレがうらやましいぜ」

なんだか聞き覚えのある声もする。

「えー、我がフランスの皆さん。今日わたくしは、この国の未来のため、この美しい男女を子作り大使として任命します。皆さんも子作りに励んでください」

王妃様の威厳のある一言で、あれだけ騒いでいた民衆が静まり返った。
そこ、チョコバナナを売るな! 衛兵隊は副業禁止だ!!

「それでは、テープカットです!!」

太鼓のすりばち、民衆の息を呑む音。
王妃様の宣誓の後、貞操帯の鍵がはずされた。
周りが一気に沸き起こる。
わたしの金の叢と、アンドレの逞しい黒い毛に覆われた陰部が露出したのだ。

隣を見ると、アンドレはもうあきらめたとばかりにため息をついていた。
静かにベッドに横たえられる。
どうあがいても避けることはできない。
せめてここをわたしの寝室と思うことにしよう。

事前にローションを塗っておいた陰部はすでに太陽の光で輝いており、いつでも挿入可能だ。
おかげで民衆に見られて濡れていたことをアンドレに悟られなくてすんだ。良かった……。

「オスカル……」

アンドレが潤む黒曜石の瞳で私を見つめる。
こんな状況で興奮しているというのか。
目をおろすとアンドレのペニスもすでに、へそにつくほどギンギンに反り返っていた。

アンドレは性急にわたしの脚を大きく開くと、皆に見えるようにペニスの先端を埋めはじめた。

338:アンドレ×オスカル公開子作り
10/12/04 22:29:46 u1NwK9AV
「う……あは……あ」

こんな状況だというのにわたしはアンドレに軽く挿入されただけで感じてしまった。
早く奥まであの固い平民チンポがほしくて、思わず腰を摺り寄せてしまう。

「うわぁー!! 隊長、おねだりだーー!!!!」
「や、やっぱり、け、剣の扱いには、なれてるのかな?」

「ふふ、可愛いやつめ。みんなに見られてそんなに興奮してるのか。おもらしみたいにたくさん密を垂らしているぞ」
「そ、それは…………あ、アンドレも先から汁が溢れているではないか。おまえこそ変態だ」

わたしたちは似たもの夫婦なのだろう。
なにせ幼いころから共にすごしたのだからな。

アンドレはじらすように、カウパーがついた先端だけを埋めて円を描くように腰を振る。
入り口を支点にされて、奥がぐりぐりと大きくえぐられる。
その圧迫感に、わたしは目の前がちかちかした。
よりいっそう脚を広げると、太鼓がすり打たれ、みなが息を呑む。

体制を建て直し、私の子宮口とアンドレのペニスの根元が一直線になるように腰を抱えられた。
これから与えられる快楽に耐えるため息を止めると、ゆっくりと、だが確実にアンドレは私の腰に自分の腰を落としていった。

ぬぷぷぷぷぷ……こつん

「うわあああああ!!!! フランス、ばんざーい!! 王妃様、ばんざーい!!! 子作り大使、ばんざーい!!!!!!」
「隊長、アンドレ!! 幸せになあ!!!」

ついに根元まで埋まると、割れんばかりの歓声が鳴り響いた。
これが、これが民から愛されるということなのか。
そして、今私は世界中からアンドレとの仲を祝福されたのだ。
あまりの幸福に、思わずアンドレにすがりついてしまう。
彼はそんなわたしの頭を優しく撫でて、あやしてくれる。
そしてそのまま耳元で、あの低く甘い声でささやくのだ。

「オスカル、一気にいくぞ」

アンドレはそういうと体を倒し折りたたみ、胸と胸とを密着させる。
わたしの胸はアンドレの逞しい胸板に押しつぶされ、乳首同士がこすれあう。
そのまま尻を民衆に向け、結合部を見せ付ける。
と同時に、激しくピストン運動を開始した。

ぐぽ! ぬぽぬぽ!! ずちゅっ!! ぬっぷぬっぷ……たむ、たむ……

ぷっくりと存在している私の性器にアンドレの紫がかった性器が打ち付けられるたび、大きく濡れた音が響き、愛液の飛沫が舞い、アンドレの恥毛が私の恥毛に隠されたクリトリスを擦る。
黄金と黒が交じり合いおめでたい感じがする。
にちにちと出し入れするたびにピンクの粘膜がめくれ上がり、ペニスに吸い付いたまま伸びる。
腹の奥、それこそへそ近くまで侵入してくるたび、どこまでも子宮の肉が伸び、内臓が押し上げられる。
アンドレの力強い腰の衝撃で、ベッドとアンドレの間の私の尻は平たく押しつぶされる。
ペニスが上に戻るときには、私の膣の中の肉はどこまでも絡みついてついていき、ベッドの弾みで尻も持ち上がる。
アンドレとベッドの間で上下を繰り返す私の尻は高速ではねるゴム鞠のようだ。

最初は恥ずかしがって消極的だったわたしも今では快感から舌を突き出し、自分から尻を大きく振りアンドレの腰に擦り付けている。
より奥まで届くよう、お互いに腰を突き出しすり合わせる。
バチュバチュと響く音にあわせ、皿状になった胸がぷるぷると震える。
アンドレは私の乳首をきゅーっとつまみ、これ以上ないってくらいのスピードで腰を振った。
中の肉が動きについてこれなくなり、ずりゅりゅりゅっと肉同士が今まで以上に擦れる。
わたしはまだあまりセックス、交尾、子作りに慣れていないのに、アンドレは遠慮なく子宮口に鈴口を何度も擦りつけぶつけてくる。
それに耐え切れなくなり、いよいよ奥がきゅううっと断続的にしまってきた。

「あっあっん……はぁっ、アンドレ、だめっいくっいっちゃう!! あっ! ああああああっ!!!!!」

339:アンドレ×オスカル公開子作り
10/12/04 22:30:20 u1NwK9AV
オスカルが達し、奥からどっと熱い液が溢れ出してくるのがペニスに伝わる。
オスカルの中が何度も何度も締まって、ペニスが引きちぎられそうだ。
薄い肩や細い腰をガクガクと震わせ、涙を流して快楽に打ち震えている。
白い胸にいくつも浮かぶ汗の珠が、滑らかな曲線にあわせて滴り落ちる。
おれの陰毛はオスカルの愛液でひじきのようにぬれてぬちゃぬちゃと光っている。

……そして長い痙攣が終わり、力が抜けたのか深くベッドに沈みこんだ。
脚はおれに抱えられているので、必然的に尻を高く突き出す格好になり、中は太ももの筋肉でさらに締まることになる。

そのうねる膣内におれも限界だ。
思わず目の前の白い胸に身体を密着させ、荒々しく動物のように腰を高く突き出して振った。
漏れ出る荒い鼻息が、よりいっそう動物の交尾らしさをかもしだしている。
これは身分など関係ないケダモノ同士の愛の交換なのだ。
腹の奥から塊みたいな精液がこみ上げてくる。
鈴口が子宮口に吸い付かれ、中の体液を吸いだされてしまいそうだ。
おれの子種は尿道を通って、痙攣するオスカルの膣の中に噴射された。

どぴゅっ!!!! びゅるるるるっ!!! びゅぶぶぶううううう!!

「ひゃああんっ!! あ…………だめ…………妊娠してしまうではないか…………ああっ」

オスカルは子宮めがけておもいっきり遠慮なくぶちまけられた子種を、身悶えしながらおとなしく受け入れる。
他人の体液、それも子種が自分の内臓に入ってくることが怖くないのだろうか。
みるみるうちに子宮を満たし、それでもあふれた分が結合部を白くする。
あふれ出した精液がオスカルの白く丸い尻を伝う。

びゅくんっ!! びゅるるるっ!! ぐぶっ!!ぴゅるるる……

種付けされているというのに、オスカルは恍惚とした表情で尻を軽く左右に振ってより刺激を大きくする。
さらに無意識で膣を捩じらせ尿道の中の精液まで吸い尽くそうとする。
そのたびおれの尻も振るえ、きゅっと筋肉が引き締まる。

ぴゅる……ぴゅっ、ぴゅぴゅっ、ぴゅっ、ぴゅっ、ぶちゅ…………どく……どっくどく……どくん

「はああああ…………ん、んあ……はあう……フランスのみなさん……私はいま、愛する夫に種付けされました……んあ、あ……フランスばんざあい……」
「はあ……はあ…………ばんざ……あい……」

あまりの気持ちよさに、出し尽くしたおれは目を瞑ってオスカルの上に倒れこんだ。

340:アンドレ×オスカル公開子作り
10/12/04 22:31:05 u1NwK9AV
*

「さあ、オスカル。種付けされてしまった感想は?」

気づくと回りは大歓声だ。
軽く失神していたのだろう。

「ええと、その……愛する者に自分の一番奥で……その……ざーめん、スペルマ、を思いっきり出してもらえて、とても幸せです。私たちは皆さんの前で公開セックスをして、孕んで母になるかもしれません。一姫二太郎、家族みんなで幸せに暮らしたいと思います」

皆も笑顔を向けて祝福してくれている。

「オスカルさまー!! お幸せにーー!!!」
「ありがとうございます。それでは平民代表アンドレさんの感想も伺いましょう」
「はい、愛する妻にたったいま種付けをしたアンドレ・グランディエです。やはり実際愛する人に自分の子を孕ませるのはとても興奮しました。わたしたちの子供が、このフランスを担う立派な若者になることを祈って、フランスばんざあい!!!」
「フランスばんざい!!」
「フランスばんざい!!!」
「「「「「フランスばんざい!!!!!!」」」」」

そのカップルたちや男どもの歓声は、フランス全土に鳴り響いた。

「さあ、祝砲だ!! 108発の大砲を撃て!!」
「ベルナール、わたしたちも続くのよ!」
「ああ、これはフランスの夜明けとなるだろう。早速仕事場にこもって記事作りだ」
「ついでだしあとでここの男を呼んで王妃の精液プールを作らせよう。うんと賃金を弾んでやるといい」


*


それからというもの、フランスには一大子作りブームが到来し、巷には性に関する文化が溢れた。
そのシンボルとしてプチ・トリアノンも建設され、娼館風の建物では回転ベッドが回り、雌豚が飼われ、本物の娼婦が客を取った。
サン・ジュストのエロ本も大ヒットし、彼は一躍大スターに。
性産業は活気に溢れ、それが好景気につながった。
そして人々はこの『7.12子作り大使任命式』を祭日とし、毎年この記念すべき出来事を忘れぬよう子作りに励むのでした。
フランスは世界一の経済大国となり、王家は末永く栄えました。

めでたしめでたし

341:名無しさん@ピンキー
10/12/04 23:20:42 R/ei9at2
馬鹿だ・・
すげー馬鹿

こども手当てを支給したいくらい馬鹿

342:名無しさん@ピンキー
10/12/04 23:31:03 eugw1mec
>>336
いいよーGJ! 
この王妃様の政策はいつもどうなんだと思うけど国も栄えたみたいだしいいのか


343:名無しさん@ピンキー
10/12/04 23:35:45 VmDp4hW9
ほんと馬鹿だw

だが、それがいい

344:名無しさん@ピンキー
10/12/05 00:53:59 3z4G8fkZ
アンドレのザーメンは濃くて量が多いと思う

345:名無しさん@ピンキー
10/12/05 15:49:25 LVBOFL1u
作家の筆力は評価するので
頭の悪い話だけでなく
エロいのもぜひ頼む。

私の好みはジェローデルと結婚して梟の面を被せられてフェルゼンとセックスする話とか
ジェローデルと結婚してアンドレに処女を奪われる話とか
なので、ひとつよろしく。

346:名無しさん@ピンキー
10/12/05 16:09:06 tbQnVD6F
>ジェローデルと結婚して梟の面を被せられてフェルゼンとセックスする話

↑これはどれだかわかった。

>ジェローデルと結婚してアンドレに処女を奪われる話

↑これはどれだろう。
ジェローデルが自分から寝室にアンドレを入れて、
オスカルの処女を奪うようにと言ったあの話かな。

347:名無しさん@ピンキー
10/12/05 19:16:49 LVBOFL1u
>>325

『おれの見たい物その2』は?



誰もつっこみそうもないので聞いてみた

348:名無しさん@ピンキー
10/12/05 22:12:18 3z4G8fkZ
過去ログのSSを本にして売ったら儲かりそうだね

349:名無しさん@ピンキー
10/12/05 23:00:21 AS6YvQxI
あ、買いたいです。 今年から参加しているので、
有名なフェルゼンの告白より昔のは読んでないの。 蒼い波が好き。
ビーバーって気になるけど、一体どんな話なんだろ。あの動物のビーバー?
だよね。


350:名無しさん@ピンキー
10/12/06 00:02:59 4F8FjzE3
>>348
過去ログSSも当然の事ながら著作権あるよね
でも無いとしたらエロパロ全SSを土人にして誰か通販して欲しいなあ

351:名無しさん@ピンキー
10/12/06 02:24:13 tyezKYDH
>>349

URLリンク(www2.bbspink.com)

ここの608からです。

352:名無しさん@ピンキー
10/12/06 02:27:25 tyezKYDH
あれ?
フェルゼンの告白を読んだならビーバーも読んだよね?

353:名無しさん@ピンキー
10/12/06 07:38:20 0dM82vh+
>>348
大昔あるスレの過去の投下作品を、自分の作品として本にしてイベントで売った馬鹿がいました。
その事を知った原作者である職人さんは大激怒。
自分も過去作品に修正加筆して、さらに新作まで追加した本を出すと宣言し実行。
おまけに「他人に金儲けをさせる為に書いていたわけじゃないのに、そんな風に使われるなら、皆の望み通り今後作品発表は全てオフでやる」と宣言したのをきっかけに
悪用を恐れた他の職人さん達も、作品発表の場をブログやサイトに移行。
職人が消えたスレには「あの馬鹿のせいで」と怨みの書き込みが満ち溢れ、雰囲気最悪のままスレは消滅し二度と新スレが立つことはありませんでした。
本にして販売するという事はお金も絡むし、このケースと同じ事になる可能性もあるよ。
あまり安易にそういう事は言わない方がいい。


354:名無しさん@ピンキー
10/12/06 08:30:48 VQpgbEfX
>> 351
ありがとうネ。でも有害サイトってことでブロックされちゃってるの。解除の
方法もあるようだけど、子供も使うのでこのままにしてるの。
>>352
ビーバーはフェルゼンの告白と同じスレだったのかあ。告白はすごくよく出来てたのでゆっくり楽しむために印刷しておいたの。
あの時はJOをメインに探してたので気づかなかった。次に訪れたときにはもうブロックされてたの。
フェルは印刷しておいてよかったわ。

>>353
なるほど。おっしゃるとおりだな。流れていくのが2chのサダメ。
それもまたよし。
自分の楽しみのために気に入ったやつをとっておけばいいのだわ。


355:名無しさん@ピンキー
10/12/06 13:09:24 x7snnOEG
ビーバーはぜんぜん面白くないよ
エロでもないしパロとしても最下位
なのに、なぜか、いつもビーバービーバーうるさいのがいるw
スレみてても見逃したでしょ、それで正解
そんなレベル

356:名無しさん@ピンキー
10/12/06 18:30:12 eFekp+sf
蒼い波が好き。6年ぐらい前の。

357:名無しさん@ピンキー
10/12/06 18:34:41 oRWv2bTl
SS保管庫作るべき

358:名無しさん@ピンキー
10/12/06 20:36:28 tyezKYDH
>>354

URLリンク(www2.bbspink.com)
これが有害サイトでブロックで
このスレが見れるとか訳わかんね

359:名無しさん@ピンキー
10/12/06 20:37:18 tyezKYDH
>>355
あなたには理解できないのです。
それだけのことなのです。

熱くなるなw

360:名無しさん@ピンキー
10/12/06 22:02:50 ezIOsUjH
ビーバーはその時の流れで読んだらかなり面白い。
そこだけ抽出して読むと全然面白くなかった。

361:1リーブルの行方 その2.5
10/12/06 22:24:25 EXGVoWaY
その3まで話が飛ぶので補足いれときます。
>>235-238 >>278-281の続きです。
アンドレ(この頃31~32歳)のやけっぱち作戦が効を奏して、
オスカル(年齢非公表)との心の距離はどんどん開いていきます。
しかし同時に、オスカルの心の中のアンドレは「見知らぬ男性」に変わっていくのでした。
ちょっとしたケンカ状態になったふたりは当たり障りの無い会話しかしない関係になります。
そんな頃に首飾り事件は佳境を迎えます。
オスカルは宮廷で批判の的となり、自分を慰めてくれる心の支えのロザリーは
ジャンヌからの手紙をアンドレに託しポリニャック家に移る決心をしました。
そして急遽決まったサベルヌ遠征。
ベルサイユからサベルヌまでの距離は東京~京都間に匹敵します。途中山越えだってあります。
その距離を「男性多数の中に女性一人」の団体様で旅行するのです。
アンドレは基本的に職務には忠実ですから、プライベートな感情は抜きにして、
ジャンヌのアジトでの活躍以外にも、往路復路と、道中そりゃもう身を粉にして
ツアコンとして働きまくったに決まっています。
下心があろうがなかろうが、長旅の間、自分ひとりのために屈強でかつストイックな
三十路男がつきっきりで働いてくれるのですから、これでグッとこない女は、まあ、いなかろうと。
オスカルの人生の中で、ここまでアンドレと濃密に寝食と労苦を共にした時期はそうそう無いはずです。
過去にも二人は一緒にアラスへ旅行に行っていますが、
アラスなんてサベルヌに比べたらパリのスグソコちょっと北です。
(とはいえこれも東京⇔浜松くらいの距離はあるのですが。)
三十路兄貴のアンドレは近衛の隊員からの信頼もこの時点では充分に得ているので、
近衛の若者たち(ジェロ含む)はそんな二人を傍から見てちょっと羨ましく思うのでした。
帰宅後に准将に昇進したことを告げられて「アンドレ、昇進ならお前のほうこそふさわしいのに…」
とうつむき加減に言うオスカルの言葉は、サベルヌ修道院での救出劇以外にも
強行ツアーの道中で相当アンドレが活躍したであろうことを髣髴とさせます。
以上の経緯でオスカルの女スイッチはアンドレによってバッチリとオンにされてしまっているのですが、
そんなことアンドレはまったく知りませんし、オスカルもそんな自分自身を認められません。
でも慰めてくれるロザリーは、もう居ませんし、
唯一の逃げ道候補のフェルゼンはまだちょっと遠いのです。
サベルヌから帰ってきて1週間。周囲の人間がチヤホヤする一方で、
オスカルは女としてひとり眠れぬ夜を過ごしていたのでした。
アンドレの態度は憎らしいほどに昔から変わりません。もちろんそれは彼の努力の賜物なのですが。

という状況でスタートします。

362:1リーブルの行方 その3
10/12/06 22:25:46 EXGVoWaY
OAです。これだけアンドレの語りです。長めなので大まかに粗筋書きますと
「私に内緒でフーゾクに行くなんて何この人信じらんない酷い」
「謝らないもん!でも何でもするから許していやマジごめん」という、犬も食わないグダグダです。
誤字アッタラスマン
-----------------------------
1/8
サベルヌ遠征の喧騒も一段落して、オスカルも准将の地位に慣れてきた頃。
オスカルは現場仕事が好きな性分だっただけに、
事務作業や会議への出席が増えた今の仕事に必ずしも満足しているわけではないようだが、
職務上より責任ある地位に就いたことで、以前より振る舞いが慎重になり、
書斎でひとり思索にふけることも多くなった。
彼女が寡黙になった理由のもう一つは、ロザリーが屋敷から去ったことだ。
ロザリーは自らの意思でポリニャック家に入った。
それが喜びに満ちた帰還では無いことは誰の目にも明らかだっただけに、オスカルの後悔は止まなかった。
誰もが寡黙になりがちな初秋の、そんな退屈な時期だった。

「サベルヌでも思ったが、アルザス料理もなかなか美味いものだな」
オスカルはそう言ってビールを飲み干した。
「お前の目当ては料理じゃなくてそのビールだろうが。」
俺はそれがもう何杯目なのか数えるのを止めた。店の親父が近寄ってきた。
「あの~、旦那、お生憎様ですがそろそろカンバンなんで…」
まだ居酒屋が店じまいするには早い時間だ。
「なんだ、もう料理が終わったのか?親父さん、この店の煮込みは美味しかったよ!」
オスカルはすっかり上機嫌だ。
「いやあ、終わっちまったのはビールのほうでさ。」
…もう、なんて顔をしてるんだよ、このウワバミ女は。
酒が切れたくらいでこの世の終わりみたいな顔するなって。

王后陛下が来月パリのオペラ座にお忍び行幸されるという。
ただでさえ物騒な昨今、更には黒い騎士などという盗賊の噂もあり、
事前にオスカルが直接パリの導線の下見を行うことになった。
久しぶりの現場復帰だ。無論、この下見も隠密裏に行われなければならない。
オスカルは俺一人を供にして街を歩き、巡邏が一通り済むと、
「急ぎで報告する必要もないから」と、日暮れ早々下町の居酒屋に嬉々として乗り込んだ。
軍服とお仕着せはジャルジェ家のパリの屋敷で質素なものに着替えてきた。
こういう事に場慣れされちゃうと、俺の責任問題にもなるんだよね…。
「よし!次の店だ!行くぞアンドレ」
待ってくれよ、まだ勘定終わってないのに。

363:1リーブルの行方 その3
10/12/06 22:26:33 EXGVoWaY
2/8
流しのバンドネオン奏者がボヘミア調の適当な旋律に合わせて当世の流行り歌を口ずさんでいた。
「兄さん方、この街で男酒とは淋しいねえ。」
「ハハッ、おじさんにも神様の加護がありますように。」
すれ違いざまに皮袋に2スウ硬貨を落とした。
そんな間にもオスカルは一人でどんどん先へ行ってしまう。この辺りに詳しいわけも無いのに。
「あいつ、居酒屋を探り当てる鼻は利くんだよな。」
小走りで追いかけるともう一つの歓楽街に出た。パレ・ロワイヤルだ。…早く抜けるに限るな。

「あらぁ?貴方ロベールじゃない?もう来てくれないのかと思ったわ。」
"金の林檎"という名のテナントの前を過ぎようとした時、屈託の無い声に呼び止められた。
人違い、で通せる雰囲気ではない。まったく、素晴らしい記憶力だ。
「やあ、久しぶりだね。」
無難な笑みで返したが心は冷や汗で満たされ、酔いが一辺に冷めた。
傍らのオスカルは一瞬驚いた顔をしたが「ふーん、ロベールねぇ。」と横目で軽く侮蔑の表情を浮かべ、
意外にも、まるで遊びなれたかのような口調で挨拶した。
「今晩はマダム、何やら私の友人が随分世話になったようだね。
こんな美しい方と同じ時を過ごしたなんて、あいつも隅に置けないな。」
「お友達?まあ素敵な方。ふふふ、お二人一緒でも歓迎するわよ。」
な、何をどう、一緒に歓迎するって言うんだ?!!
俺は必死に口角を上げて余裕を装ったが、傍からどう見えていたのかは自信がまったくない。

オスカルはなおも続けた。
「これは残念なことをした。だが私はたった今こいつにカードで派手に負けたばかりで手持ちが無い。
マダム、済まないね。男同士の勝負の方が今は優先事項だ。今から取り返さなければならないのだよ」
そうしたらお店に来てくれる?と言いたげな顔で女が続けた
「ハンサムな旦那さま、もう一本先の通りにこの辺りで一番上等な調度品を揃えた店があるわ。
そこでなら貴方にもきっとツキが訪れてよ。」
「有難う美しい人。さあ行こうロベール、今夜こそ勝ち逃げは許さんからな。」
「あ、ああ。そんな訳で悪いがマルゴ。また今度。」
「ふーん、マルゴねぇ。」オスカルの視線がまだ痛い。

教えられた通りを更に2本過ぎた路地まで無言で並び歩いた所で、オスカルが口開いた。
「あの娼婦、実際美人だ。結髪の後れ毛が、悩ましくて」
娼婦、という言葉を今更否定はしなかった。つまらない男の見栄だった。
「私に…似ていた。」
こういう勘のよさは流石女だ。確かにマルゴの面差しはオスカルに少し似ている。
だからこそ俺は客になったんだ。
「気のせいだ。暗がりの中で美人も醜女もわかるもんか。それに金髪の女などいくらでもいる。」
オスカルは、そうじゃない、と軽く首を横に振ると歩む足を止めた。
「もう、あんな店には行くな。」


364:1リーブルの行方 その3
10/12/06 22:27:13 EXGVoWaY
3/8
「妬いているのか?」
「まさか…!従卒のふしだらな行いを正すのは主人として当然のことだ!」
ああ、お手上げですご主人様。目を伏せて"降参"の仕草で返した。
「アンドレ!飲み直しは屋敷に戻ってからだ。
父上がここの書斎にコニャックのコレクションを隠しているんだ。何本か空けてやる。」

別邸に戻り、続き間の長椅子にだらしなく身体を預けていると、
オスカルは着替えも早々に書斎の奥から高そうな琥珀色のボトルを持ち出してきた。
空のグラスがひとつ、俺の胸にぐいと突きつけられた。
いくらでもお付き合いしますとも、これで贖罪になるのなら。

長椅子から身体を起こすと姿勢を整え、覚悟を決めてテーブルを挟んで向かい合った。
自分の分を注ぐと、既にオスカルは軽やかに杯を干していた。
やはり無骨な陶器のビアジョッキよりも繊細なクリスタルのほうが彼女には似合う。
ガラス越しに透けて見える唇が酒のアテだ。
それに丁度いいことに、口元だけ見てれば視線を反らしたままで居られる。

だが、2杯目を注ぎながら語るオスカルの言葉は視線よりもキツいものだった。
「私より先にバージンを捨てやがって。」
お嬢様、いくらなんでもそれは直球すぎやしませんか?!第一、競い合った覚えがありません。
「…ずるい。」
狡いと云われましても。
俺の沈黙が肯定の意味に捉えられるのは今に始まったことではない。
オスカルのほうが、余程狡い。
「俺も、その、男だし。」
それで娼館通いが正当化されるとは思っていなかったが、この言い訳は浅はかだった。
「それでは女の私はどうしたら良いのだ。」
困ったことにオスカルは自分の都合で時々女に戻る。
貴族のお嬢様らしくさっさと結婚してあとは好きに恋愛してろとは、この人には口が裂けても言えない。
俺も2杯目のグラスをあおった。これ以上の科白を聞くのが恐ろしい。
「嫉妬…したんだ。私よりもずっとはやくに大人になったお前に。」
オスカルは普段なら自身の胸のうちなぞ絶対に口にしない。これは酒のせいだ。
大体なんだひとの気も知らずにこの女は。俺はお前から逃げる為に、その都度あの女を抱いたんだ。
「そして私はもう一つ嫉妬したんだ。お前に抱かれたあの娼婦に。」
俺は逃げ場を失った。


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