ヤンデレの小説を書こう!Part38at EROPARO
ヤンデレの小説を書こう!Part38 - 暇つぶし2ch800:名無しさん@ピンキー
10/11/09 09:19:52 a1d8vOPQ
作品投下まだかなー

801:名無しさん@ピンキー
10/11/09 09:24:27 IswDp+iy
おまいらにぼし食えにぼし!

802:名無しさん@ピンキー
10/11/09 10:14:43 M1vZWshd
ヤンデレが多いスレだな…

803:名無しさん@ピンキー
10/11/09 11:49:33 nVg6P/KB
男の場合はヤンデレじゃなくてキ○ガイ

804:名無しさん@ピンキー
10/11/09 14:19:24 WUiy8zo7
真にヤンでる住人が居るなら誉められるために荒らしを特定してちょんぱなりにしてるはず

805:名無しさん@ピンキー
10/11/09 16:27:23 LxmEjee/
男のヤンデレってありえないんですか?

806:名無しさん@ピンキー
10/11/09 16:34:41 a1d8vOPQ
>>807
基本はまずい、注意書きで書いてあればいいけどね

807:名無しさん@ピンキー
10/11/09 17:27:05 CRTT/GLV




































テストw

808:名無しさん@ピンキー
10/11/09 17:43:12 zZSdJFVG
>>807
男のヤンデレなんて誰が好き好んで見るんだよ…。女は可愛げがあるから見れるけど、男は流石にない。
あと、ヤンデレと言う言葉は女にしか当てはまらない。
なぜかと言われても、ヤンデレだからとしか言いようがないけどね。

809:名無しさん@ピンキー
10/11/09 17:44:14 zZSdJFVG
てゆうか>>1に基本的にNGって書いてるから。

810:名無しさん@ピンキー
10/11/09 17:47:30 2acFONIh
今は男ヤンデレのスレもあるし向こうでやると喜ばれると思う

811:名無しさん@ピンキー
10/11/09 18:04:13 M1vZWshd
じゃあ、その醜いやり取りを向こうでしてきてくれ

812:名無しさん@ピンキー
10/11/09 18:38:57 Oss/fXBy
綺麗な女装子か可愛い男の娘のヤンデレなら激しく見たい
パッと見じゃ女にしか見えないような

813:名無しさん@ピンキー
10/11/09 18:42:35 2CBZmdsK
>>799
好みがあるから何とも言えんけど、個人的には好きな部類ってだけ
合わなかったら申し訳ない
主人公を無理矢理孤立させて、主人公には自分しかいない状況を作り出す幼馴染み

主人公を逆レイプする従妹 
この二つにピンと来たら読んでみると良い

814:799
10/11/09 18:49:32 MhIl97fG
>>815
わざわざありがとう
けど、あんまり面白くなさそうだから止めとくよ
どっちにせよ駄文さんの作品の方が上だろうし

815:名無しさん@ピンキー
10/11/09 18:55:44 zZSdJFVG
>>816
いや、そんなこと知らん。

816:名無しさん@ピンキー
10/11/09 19:18:33 nVg6P/KB
桜の幹更新して欲しいわー

817:名無しさん@ピンキー
10/11/09 19:39:11 TUrH9P+I
なんで急に懐古厨が湧いてきたの?
こいつらウジ虫なの?

818:名無しさん@ピンキー
10/11/09 20:26:54 YMxc1doM
我は、ただ黙って投下を待つのみ

819:(=゚ω゚)ノ ◆m10.xSWAbY
10/11/09 20:50:43 Z8aEOzyQ
黙ってませんよお爺ちゃん(-o-;)

820:名無しさん@ピンキー
10/11/09 20:55:36 35/vg9Xn
>>820は結局のところ黙れてないし

821:名無しさん@ピンキー
10/11/09 21:11:49 1SYOnDHq
おい、お前らちゃんと荒らしさんの相手してやれよ!
相手するのがいないから煽りの質も落ちてきたじゃないか!

822:名無しさん@ピンキー
10/11/09 21:38:06 KFpVossM
持ちつ持たれつなのか
糞みたいな住民には糞みたいな荒らしが似合ってるよ

823:名無しさん@ピンキー
10/11/09 21:40:30 LcRRiy4G
>>823みたく住民が荒らしを望んでいるとなると、これは問題だな
いや、冗談ではなく

824:名無しさん@ピンキー
10/11/09 21:47:22 nVg6P/KB
明らかな自演が多いな

825:名無しさん@ピンキー
10/11/09 21:48:04 7HvEyleS
はっきり言ってやろうか?
これで地球は終わりだ

826:名無しさん@ピンキー
10/11/09 21:50:46 G+TqNAx9
ぽけもん 黒 は更新してくれないのかなぁ…

827:名無しさん@ピンキー
10/11/09 22:00:16 8N7nO23d
自治厨としては、もっと荒らしに暴れてもらわなきゃならない理由があるもんな
荒らしを煽って、更に悪辣なことをさせようって魂胆が見え見えだ
そういうマッチポンプじみた悪巧みは、結局スレに対する裏切りじゃないのかなw

828: ◆Uw02HM2doE
10/11/09 23:31:11 ykVc5Wto
こんばんは。今回は17話を投下します。
前回アドバイスや指摘をくださった方、ありがとうございました。

829:名無しさん@ピンキー
10/11/09 23:32:29 zZSdJFVG
間違いなく、このスレは終わり。
てゆうかSS自体終わり。

830:リバース ◆Uw02HM2doE
10/11/09 23:32:36 ykVc5Wto
「とりあえず命は何とか繋いだ。後は本人の体力次第だな」
「すいません黒川さん。帰ってきて早々」
藤川邸には医者が常駐していると英に聞いたことがあった。だからこそ避難先に英の屋敷を選んだ訳なのだが……。
「よっ、少年!元気だったか」
「……何でアンタがここに居るんだよ」
「いやぁつい先日病院の仕事が片付いたからこっちに戻ってきたら……ねぇ。妹さんも元気か」
「あ、はい」
そう。よりによってその"常駐している医者"が記憶喪失直後の担当医だったあの黒川さんだったのだ。
「まあこれも何かの運命だな!仲良くやろうや少年!」
「はあ……」
「要、話は聞かせてもらった。今亮介にも連絡したらすぐに来るってさ。……その子か」
英が里奈を見つめる。そういえば英がこうして里奈に会うのは初めてか。潤は心配そうに二人を見つめていた。
「えっと……あたし里奈って言います!匿ってくれてありがとう!」
「あ……うん……どう致しまして」
自己紹介をする里奈に対して見たこともないようなぎこちない笑みで返す英。やはりまだ会わせるのは早かったのかもしれない。
「潤、英と話したいことがあるから里奈と外にいてくれないか」
「……うん、分かった。里奈、行こう」
潤は察してくれたらしく里奈を連れて部屋を出ていった。
「……英、俺さ」
「いいんだ、要が悪い訳じゃないから」
先程と同じかそれ以上にぎこちない笑みを浮かべる英。……そんな顔されたら何も言えねぇよ。
「里奈……か。栄作さんもよくやるな」
「黒川さん……」
そんな英の肩を叩きながら黒川さんが言う。どうやら今ので察したらしい。さすが医者といったとこだろうか。
「要君……だったよね。君のことは妹からよく聞いてるよ」
「妹……?」
「ああ、君らのクラスの担任の黒川。あれ僕の妹だからさ」
「「……ええっ!?」」
衝撃の事実に俺と英が思わずハモる。つーか全く似ていないんだが。
「まあ大体は要君の愚痴だがね。結局アイツも僕も君が心配なんだ」
「アイツ……」
黒川先生をアイツ呼ばわりか。いや、兄妹だから当たり前といえば当たり前なんだが。
「とにかく頑張れよ!何かあったらいつでも相談しろよ?妹でも良いからさ」
そういうと黒川さんは医務室へ戻って行った。
「……要、ゴメン。でも僕も知らなかったんだ」
「いや、あれは気が付かないだろ」
とりあえず黒川先生には今後近付かないことが決定した。

831:リバース ◆Uw02HM2doE
10/11/09 23:33:45 ykVc5Wto

藤川邸には今英しか住んでいないらしい。父親の栄作さんはまだしばらくは病院だそうだ。
亮介も合流しとりあえず今日起きたことをかい摘まんで説明した。
リビングで一通りの話をした時には既にここに来てから小一時間ほど経っていた。
「なるほど……。つまり会長は本気で要を自分のモノにしたいわけか」
「ああ……。そういえば英、遥に連絡は?」
「それが着かないんだ。もしかしたら既に会長に……」
今にも会長がここにやって来るかもしれない。それを考えると手が震える。思い出してしまうのだ。会長のあの瞳を。
「……これは俺の問題だ。皆には―」
「関係ないわけないよ」
潤が俺を見つめながら喋る。里奈は疲れたのか隣のソファーで寝ていた。
「だって私たちは"要組"なんだよ?……仲間の問題は皆の問題だから」
「勿論会長の暴走を止めるのも俺達の役目だしな。細かいこと気にしてんじゃねぇよ」
亮介に思い切り背中を叩かれる。かなり痛かったが不思議と手の震えは止まった。
「僕たちは6人で一つなんだ。それは要が記憶喪失になっても変わらないよ」
「……ありがとう、皆」
今ならどうして記憶を失う前の俺が"要組"を結成したのか、分かる気がする。きっと俺は寂しかったんだ。
あの夢で見た、いや過去の記憶の中の俺は一人では耐えられなかったのかもしれない。いずれにせよ、今は仲間がいることに感謝だな。
「とりあえずまだ会長は来ないみたいだし―」
英がそう言いながら立ち上がった次の瞬間、二階にある大きな窓がけたたましい音を立てて割れた。
「な、何っ!?」
「下がれっ!」
藤川邸のリビングはちょうど二階が吹き抜けになっている為、割れた硝子がまるで雨のように降り注いでくる。
「兄さんっ!」
「分かってる!」
間一髪、寝ている里奈を抱き抱えて奥へと逃げる。
振り返るとついさっきまで俺達が座っていた場所に硝子の雨が降り注いでいた。と同時に何かがそれらと一緒に降ってきてソファーに激突する。
「くっ!?会長か!?」
「いや、あれは……」
硝子と共に降ってきた金髪のメイドは何事もなかったように起き上がり、服に付いた硝子の破片を払い落としていた。
「損傷軽微……たいしたことはありませんね」
「お、桜花!?」
「やはりここにいましたか要。迎えに行くといったのに困った人です」
軽く溜め息をつきながら近付いてくる桜花。何だこの感じ……。無意識に後退りしてしまう。桜花からも会長から感じたあの狂気を確かに感じる。
「人の夫を盗ろうだなんて、とんだメイドだな」
俺達と桜花の距離が後少しになった時、会長が正面口扉を蹴飛ばして入って来た。蹴飛ばされた扉は粉々になって四散する。
「優お嬢様の夫?随分と笑えない冗談ですね」
「私からすれば人間でない君が要を愛しているなどとほざく方がよっぽど笑えないがね」
桜花は向きを変えてゆっくりと会長に近付く。会長はソファーの側で止まっていた。
「これだから世間知らずのお嬢様は困ります。愛とは本人同士が好き合っていることなのですよ」
「ならば余計に笑えない。要が好きなのは私だからな」
二人の距離が近付いていく。気が付けば無意識に走り出していた。もう我慢出来ない。二人を止めなければならないんだ。

832:リバース ◆Uw02HM2doE
10/11/09 23:34:35 ykVc5Wto
「に、兄さん!?」
「止めろよっ!」
二人の間に割って入る。が次の瞬間には激痛が腹部を襲った。
「なっ!?」
「か、要っ!?」
「ぐっ……!」
無理矢理割って入ったせいで会長の蹴りをまともに受けていた。
桜花の方は幸い防御するつもりだったらしく何も喰らわずにすんだ。意識が飛びそうになるのを何とか堪える。駄目だ、ここで気絶したら何も変わらない。
「か、要……何故―」
「いい加減にしろよ!?てめぇがやってること分かってんのか!?」
今にも気絶しそうな意識を振り絞って会長に怒鳴る。突然のことに驚いたのか、会長は固まっていた。
「……俺、会長のこと尊敬してた。だから全校生徒の前でああやって言われても嬉しかったよ」
「わ、私も要のことが―」
「でも俺の好きな会長……優はこんなんじゃねぇ!もっとクールで……それでもってすげぇ暖かい人だ!でも今の優はそうじゃねぇ!」
会長が一歩後ずさる。先程の威圧感は微塵も感じられない。本来なら澄んでいるはずの碧眼には一切の光も写ってはいなかった。
「わ、私は……ただ要が喜ぶって思ったんだ……。全員壊せば……要は私の……」
「……そんなの俺は望んでない」
優の目をしっかり見据えて言う。彼女は微かに震えていた。あまりの変わりように心が痛むが言わなくてはならない。これは俺にしか出来ないはずだから。
「不安なんだ……君が……君が憧れる先輩を……完璧に…え、演じきれているのか……私は強くないと……」
「俺は……俺は今の優のこと、好きには……なれない……ゴメン」
優の目が大きく見開く。俺のせいだ。もっと前からはっきり言うべきだったんだ。なのに……なのに言えなかった。
彼女を悲しませたくなくて……いや、本当は見たくなかったんだ。皆の見本であり尊敬する彼女の弱さを。結局優を狂気に突き落としたのは……俺だったのかもしれない。
「…………………………………ふふっ」
「ゆ、優」
「あはははははははははは!あははは!」
優は涙を流しながらしばらく笑い続けた。そこにいる誰もが何も出来ないで彼女を見ていた。やがて糸の切れた操り人形のように優は倒れた。
「優っ?優っ!?」
「か、会長っ!?」
駆け寄り抱き寄せるが優はまるで魂が抜けてしまったかのように天井を虚ろな目をして見ていた。



結局優は目を覚まさず桜花が近くの病院に連れて行くことになった。黒川さんも撫子を連れて同行することになったが事情は聞かないでくれた。
「……優のこと、頼む」
「……私はどうすれば良いのでしょう。要のことが好きなのは揺るぎません。ですが……」
桜花は目を閉じて沈黙する。何か自分の中で整理できないことがあるのだろうか。
「……桜花?」
「要の言葉に……要のさっきの言葉に動揺したのはお嬢様だけではなかった、ということです。私は……」
そのまま続きを言うことなく桜花は黒川さんと撫子を乗せて病院に向かった。残されたのは荒れ果てたリビングに立ち尽くす俺達だけ。
「要っ!」
「……遥。無事だったのか」
ちょうど桜花の車を入れ替わりで遥が来た。おそらくさっき送った英のメールを見たのだろう。
「優は……?」
「……俺の……せいだ」
「要?」
そう、優もまた寂しかったんだ。たった一人で美空開発という大企業の看板を背負わされて平気なわけがない。だからこそ彼女は"要組"に支えを求めたんじゃないのか。
「……兄さんのせいじゃないよ。だからもう帰ろう?」
「くそっ……!」
携帯を床に投げ付ける。なんてふがいないんだ。結局俺は助けられなかった。俺にしか出来なかったのに。俺だけが彼女を救えたはずだったのに。
「……潤、要を頼むよ」
「うん、兄さん……今は帰ろう?」
潤に促され無言で立ち上がる。どうせここにいても何も出来ないし優が目覚めるわけでもない。里奈は潤の背中で寝ていた。
「……要、携帯」
遥が拾ってくれた携帯を受け取る。意外と丈夫なんだな、なんてくだらないことを考える。でなければ耐えられそうになかった。
「要……」
「……じゃあ、また」
どうすれば良かったんだろう。それだけがずっと頭の中で浮かんでは消えてを繰り返していた。

833:リバース ◆Uw02HM2doE
10/11/09 23:36:05 ykVc5Wto

最初はただの高飛車な生徒会長としか思わなかった。俺が興味本位で生徒会書記にならなかったから、今でもそうとしか思っていなかったのだろう。
「"要組"……か。中々面白いな」
「やっぱり会長もそう思うか!?」
放課後の生徒会室。夏前くらいから段々会長と打ち解けて来て気が付いたら自然と生徒会室で彼女と話をしていることが多々あった。
「しかし何故要、なんだ?私も入るなら普通年上を立てて"優組"にするべきだろう」
不適な笑みを浮かべる会長。でも俺は知っている。彼女の弱さを。つい先日打ち明けられたのだ。
彼女は孤独だった。小さい頃から大企業である"美空開発の一人娘"として会長は見られてきた。
近寄ってくる奴らは皆、彼女の肩書しか見ておらず自然と彼女は他人を信じられなくなっていたらしい。
「まあ、私に初めて"美空?聞いたことないな、ラーメン屋?"と言った度胸は買ってやるがな」
「あ、あれは仕方ないだろうが!?知らなかったんだしさ……。つーか一字一句覚えてんのか!?」
そんな時俺が爆弾発言をしてしまったのだ。まあ結果的には会長にとってそれは人生で初めて"肩書"以外を見てくれた台詞となったのだった。
「こないだも言ったが私は弱虫なんだ。本当は強くなんかない。今だって要に嫌われていないか心配なんだ……。異常、だろ?」
苦笑いしながら振り向く会長はどこかはかなげ美しさを備えていた。
「……俺は好きですけどね、会長のそういうところ」
「……物好きだな」
そう、"要組"はそんな一人では生きていけない"仲間"を集う会なのだ。
「じゃあ名前は"要組"でいきましょうか!」
「……君の好きに好きにしろ」
優しく微笑む会長。そう、美空優はクールでそれでいて暖かくて、反面孤独故にとても独占欲が強い女の子だったんだ。



「…………」
日差しが眩しい。時計を見ると既に午後2時だった。改めて思う。あの地獄のような晩から無事に生還出来たのだ、と。
「……いや、無事じゃないか」
今の夢、いや過去の記憶はおそらく俺と優の出会いと彼女の本当の姿を表したものだった。
「弱虫……か」
もう少し早くこのことを思い出せていたら、結果は変わっていたのだろうか。
考えても無駄だと分かっていても止められない。とりあえず気分を変えようとリビングへ向かう。
「あ、兄さん……」
「潤……どうしたその顔?」
洗面所から出て来た潤と鉢合わせになる。何故か潤の顔はびしょ濡れだった。顔でも洗っていたのだろうか。
「別に顔洗ってただけだから……兄さん」
「ん?」
潤が抱き着いてくる。何故か少しだけ震えていた。顔を俺の胸に埋めているので表情は分からない。
「兄さんは……兄さんはもういなくなったりしないよね?」
「……潤?」
「私の側から離れたりしないよね?……たった一人の"家族"なんだから」
「あ、ああ……」
俺の返事を聞くと潤は抱き着くのを止め、俺に微笑んだ。よく見ると目の下には隈が出来ている。
「……そうだよね。心配する必要なんてないもんね。会長は……自業自得だったんだもんね」
潤の呟きが後半部分は聞こえない。一体何と言っていたんだろう。
「兄さん、今お昼作るから!」
気が付けば潤はリビングへの扉を元気良く開けていた。俺が知っているいつもの潤だ。
……だったら今のは一体……?
「……潤は変わったんだ。大丈夫」
もう出会った時の狂気に支配された潤じゃないはずなんだ。だってあんなに里奈と仲が良くて―

『不安なんだ……君が……君が憧れる先輩を……完璧に…え、演じきれているのか……私は強くないと……』

「……潤は、大丈夫だ」
潤は里奈のことを本当に可愛がっている。決して俺に好かれる為にやっている訳じゃない。そう思うのに何故か不安感は拭い去れなかった。

834:リバース ◆Uw02HM2doE
10/11/09 23:37:39 ykVc5Wto

優が学校に来なくなってから一週間が経った。
表向きは"インフルエンザで欠席"となっているが勿論本当は違う。
何度も優の入院している病院に見舞いに行ったが毎回面会謝絶で結局まだ一度も会えずにいた。
「……何か避けられてるな、俺」
優のあの全校集会以来、俺が廊下を歩くだけで皆自分のクラスに戻ってしまったり、クラスメイトに至っては俺の席に近付きもしない。
「まあ面倒事に巻き込まれたくない気持ちは痛い程分かるけどな……」
この学校、下手したらこの地域で最も権力を有する美空家を敵に回して無事で済むわけがない。まさに触らぬ神に祟り無し、といったところか。
最初はからかってくれていた男子連中も今では腫れ物でも触るかのような態度しか取ってくれない。
メールも今までとは打って変わって"もう連絡しないでくれ"的な内容の物になり、今では要組の皆としかやり取りしていない。
「……災難は続くものだからな」
そう呟いて自分を慰めるくらいしか出来なかった。
「元気ないね、要」
「早く購買行こうぜ。秘伝のカレーパンが売り切れちまう!」
それでも英と亮介は全く変わらず俺に接していてくれる。持つべきものは友達、とはよく言ったものだ。とにかく今は誰かと一緒にいたい気分だった。
「……よし、急ぐか!」
孤独になることの恐ろしさ。それを最も味わってきたであろう優。皮肉にもそんな彼女を"壊した"俺が今、その孤独を恐れている。



放課後。一人で帰り道を歩く。英も亮介も用事があるようで今日は久しぶりに一人だ。
「……はぁ」
思わず溜め息をつく。空には俺の気持ちとは対称的に綺麗な夕焼けが広がっていた。何となく家に帰りたくなくて、当てもなく歩き続ける。

どれくらい歩いたのだろう、気が付けば海のすぐ近くまで来ていた。
夕焼けに染まる海は、まるで燃えているようで水面が輝いている。近くの柵に寄り掛かり海を眺めると少し気分が晴れたような気がした。
「……どうすれば良かったんだろう」
優が倒れてからずっと考えてしまうこと。こんな綺麗な夕焼けを目の前にしても尚、答えは見つからない。
「……優」
優のことだけじゃない。これからどうすれば良いのか、それもまた分からなくなってしまった。
鮎樫、もとい海有朔夜は言っていた。『平穏』が壊れてしまう、と。記憶は断片的に戻ってきてはいるがまだ完全ではない。でも不完全でこんな悲劇が起こるなら―
「…………偶然だ。何であんな奴の言うこと、真に受けてんだよ」
気が滅入っているからかもしれない。女の子の名前を言っただけで不幸になるなて馬鹿げた話だ。

835:リバース ◆Uw02HM2doE
10/11/09 23:38:26 ykVc5Wto
「……要?」
声のした方を振り向くとそこには遥がいた。夕焼けに照らされた白髪がとても印象的だった。
「……遥、こんな所で何してんだ」
「散歩。要こそ何してるの?」
「……散歩」
「そう」
遥はそれ以上は何も聞かず俺の隣に来て同じように夕焼けを見始めた。そういえば遥と二人きりになるのは家に行った時以来だ。
「……綺麗だよな、夕焼け」
「……うん」
二人して夕焼けを見ながらぽつぽつと会話をする。こんな些細なことなのにいつの間にか落ち着いている自分がいた。
「……要は太陽だね」
「太陽……それ褒め言葉か?」
俺の問いには答えず遥は夕焼けを見ながら続ける。
「太陽はね、いつでも誰かを照らしてる。色を変えながら色んなものを照らしてくれるの」
「……そうだな」
「朝は白くて昼は黄色くて……今はオレンジ。夜にはいなくなっちゃうけど、代わりに月を照らしてあげられる」
遥は柵に寄り掛かりながら話し続ける。彼女の横顔は何処か寂しそうだった。
「月は太陽がいるから輝けるんだ。……だから月は不安なんだよ。太陽が照らしてくれないと月は一人ぼっちだから」
「一人ぼっち……」
一体誰のことを言っているのだろうか。優のことを言っているならば俺は太陽なんかじゃない。なぜなら俺は彼女を……。
「だから太陽は疎まれても避けられても輝かないといけない。それが月を生かす唯一の手段だから」
「避けられても……か」
やっと分かった。遥は俺を励ましてくれているんだ。太陽、つまり俺にたとえ避けられても諦めるなと言ってくれている。
「大丈夫。だって月は……わたしはずっと要を見ているから」
「えっ?」
一瞬何をされたか分からなかった。頬には柔らかい感触。遥は顔を真っ赤にして足早に去って行った。
遥の背中がかなり小さくなった頃、ようやく頬にキスされたということに気が付く。
「……ありがとな、遥」
若干戸惑いはあるが今は素直に嬉しかった。俺自身の為だけじゃなくて俺を必要としてくれる人の為に頑張る。そう思うだけで少し楽になれた。

836:リバース ◆Uw02HM2doE
10/11/09 23:39:14 ykVc5Wto

「ただいま……ってうおっ!?」
「おかえりカナメ!」
「あ、兄さんお帰りなさい。もう晩ご飯出来てるよ」
家に帰るといきなり里奈に抱き着かれた。潤はピンクのエプロン姿で半身を覗かせている。リビングからは美味そうなカレーの匂いがした。
「遅くなってわりぃ。さ、早く食べようぜ」
里奈に左手を引っ張られてリビングに行く。テーブルには潤特製のカレーが三つ、既に用意されていた。
「お腹ペコペコだぁ……。カナメ、ジュン、早く食べよう!」
「まず手を洗ってからだよ、里奈!」
二人を見ていると本当に歳の離れた姉妹のようで何と言うか微笑ましい。この家もまた、要組と同じく今の俺の心を支えてくれているのかもしれない。



夕飯の後、リビングでテレビを見ていた。いつものように里奈は俺の膝の上に座っている。
「……中々当たらないね」
「まあファミレスっていうとメニューが山ほどあるからなぁ」
今見ている番組ではあるファミレスの人気ベスト10を当てるまで帰れないとかいう無茶苦茶な企画をやっていた。
里奈が真剣に考えているのでそれに付き合わされている形だ。
「ええっ!?オムライス入ってないの!?」
「うわっ、まだ3品しか当ててねぇぞ……ん?」
「ふふっ、激写!」
突然のシャッター音に振り返ると携帯で俺達を撮っていた潤がいる。
「おい、肖像権の侵害だぞ」
「ショウゾウケン?」
「まあまあ。兄さんにも送るから」
ポカンとしている里奈を尻目に潤は携帯をいじっている。
やはり現役女子高生、打つ速さが軽く俺の2倍くらいだ。あっという間にメールを打ち終えていた。
「よし……送信完了!」
「別に送らなくても良いんだが……」
まあ全く気にならないといったら嘘になる。しかし30秒程経ってもメールが来る様子はない。
「あれ?おかしいな……」
「違う奴に送ったんじゃないか?」
「ううん、確かに兄さんに送ったよ。ほら」
潤が携帯を差し出してくる。宛先には確かにちゃんと"白川要"と書いてあった。しかし3分経ってもメールは来ない。
「故障か?参ったな……まだ買って半年も経ってない―」
「兄さん、ちょっと良いかな?」
俺の答えを聞く前に潤は俺から素早く携帯を取り上げた。文句でも言おうと思ったがいつの間にか潤から笑顔が消えていた。
写真が届かなかったことがそんなに気に入らなかったのだろうか。
……いや、もっと別な何かに対して怒っているような気がする。里奈も潤を心配そうに見上げていた。やがて潤は笑みを浮かべて俺に携帯を差し出した。
「ありがとう兄さん。メール、ちょうど届いたよ」
「……そっか」
返して貰った携帯には確かに新着メールが1件表示されており、それは潤からのメールだった。
「私ちょっと部屋に戻るね。明日の宿題まだ終わってないから」
そういうと潤は二階に上がっていった。
「……気のせい…か」
あの怒りは一体何だった。たかがメールが届かないだけであんなに起こるものなのだろうか。
「……考えすぎだよな」
「カナメ、写真は?」
「ああ、そうだったな」
里奈に催促されて先程のメールの添付ファイルを開く。そこには楽しそうにテレビを見ている俺と里奈の姿があった。
「大丈夫……だよな」
里奈の頭を撫でながらそう自分に言い聞かせた。

837: ◆Uw02HM2doE
10/11/09 23:40:49 ykVc5Wto
今回はここまでです。読んでくださった方、ありがとうございました。
投下終了します。

838:名無しさん@ピンキー
10/11/09 23:42:10 t4d612bu
gjです!

839:名無しさん@ピンキー
10/11/09 23:49:19 btJdP9ZA
GJです
続き期待してまってます!!

840:名無しさん@ピンキー
10/11/10 00:12:02 +BJRKQ0u
また不自然なGJが連発されて無駄にレスが進んでいくんだろうなあ
虚しくならないか?

841:sengoku38
10/11/10 00:13:50 MD8k/pUO
リバース ◆Uw02HM2doE…その男気にGJだ…





















質の悪い連中ほど最後まで居残る
賢き人は他に場所を見つけて去っていく。空気を読めない奴、荒らしのような奴
かなり残念な作品の書き手も、
周囲が沈黙していれば自ずと去る
どれも反応を貰えなきゃ当人にとって意味がない
あえて騒げばまともな人間ほど
「ここはもうだめだな」と黙って去って行く
エロパロ板が荒廃している中作品過多発言や  
「類似スレに移れば良いさ」
のゆとり厨
文藝評論家気取りの荒らしと
面白おかしければ良い
腐れ
…自分さえ楽しければ良い、今さえ楽しければ良いとゆう自称評論家やネガキャン厨、自治厨には荒らしと
ゆう台詞が相応しい


842:名無しさん@ピンキー
10/11/10 00:18:33 S6xry/lN
ヤンデレ家族のネトラレって何話あたり?
つかネトラレたの妹?

843:名無しさん@ピンキー
10/11/10 00:26:15 5dI4REk6
>>839
GJ

>>842
荒らしとそれに反応する幼稚園児のレスの方が無駄すぎる

>>843
日本語でおk

>>844
同じ作者が書いた別のSSだ

844:名無しさん@ピンキー
10/11/10 00:30:41 v9ft95QS
>>844
だから寝取られてすらねーって。
荒らす為の切っ掛けに使われただけだよ。
てゆうか自分で確かめろカス、死ね

845:名無しさん@ピンキー
10/11/10 00:31:18 v9ft95QS
sage忘れスマン

846:名無しさん@ピンキー
10/11/10 00:39:47 Ga5iFbwN
>>839
GJ!
待ってました!

847:名無しさん@ピンキー
10/11/10 00:41:02 S6xry/lN
>>845
ヤンデレ家族じゃないのか
サンクス
>>846
久しぶりに来たせいでどこまで読んだか覚えてなかったんだ正直すまん

848:名無しさん@ピンキー
10/11/10 01:47:27 cvgHMBav
>>844
短編「王女と騎士 偏愛と忠義」

849:名無しさん@ピンキー
10/11/10 01:57:27 Pjtzl7VB
>>839
GJです
やばい、遥がスゲーかわいすぎる。今までは積極的に関わってこなかったからこれからが楽しみだ

850:名無しさん@ピンキー
10/11/10 01:57:30 Yai/IH69
このごろにはこれも過ぎ去るだろうと言う言葉が思い出す。
それでも38番まで続いて来たスレだから今は雰囲気が悪くてもすなわち大丈夫になると信じるぞ。

851:名無しさん@ピンキー
10/11/10 04:44:02 N2+N7Kt5
GJ
桜花がかわいい件

852:名無しさん@ピンキー
10/11/10 11:50:21 ht1S6bGC
>>852
そう言い続けて4年目の秋を迎えたスレもある

853:名無しさん@ピンキー
10/11/10 16:30:16 G7IXl914
いいから黙って投下を待てカス共!無論俺もカスだが

854:名無しさん@ピンキー
10/11/10 16:47:53 aH7D+ALh
ゆとりがエロパロにいる時点でどうかと

855:名無しさん@ピンキー
10/11/10 17:29:17 v9ft95QS
今更ゆとりとかw
多分エロパロにいてる人の殆どがゆとり世代だと思うけどw

856:名無しさん@ピンキー
10/11/10 17:36:49 gJ34zWLO
ヤンデレを愛でるなんてゆとり以外は無理だろ
まともな人間にできるこっちゃねぇよ

857:名無しさん@ピンキー
10/11/10 17:47:00 Ga5iFbwN
どうでもいいです

858:名無しさん@ピンキー
10/11/10 20:58:42 4NwfSbmB




























































859:名無しさん@ピンキー
10/11/10 21:06:43 cvgHMBav
作品投下まだかなー

860:名無しさん@ピンキー
10/11/10 22:29:34 orNJ09dz
王女と騎士 偏愛と忠義のどこがネトラレなのか未だにわからない俺とかもいるけど

861:名無しさん@ピンキー
10/11/10 22:35:54 G7IXl914
>>862

いい加減にしろ

862:名無しさん@ピンキー
10/11/10 22:47:04 S6xry/lN
ぽけもん黒ってもう続かんのかな
ほんとうにポケモンブラック出ちゃったけど

863:名無しさん@ピンキー
10/11/10 22:59:13 4NwfSbmB
>>864
それは言っちゃだめ!

864:名無しさん@ピンキー
10/11/10 23:00:43 jTWrZ/Ho
ネトラレどころか、どこがヤンデレ?っていう作品が多いのね

865:名無しさん@ピンキー
10/11/10 23:06:21 9XNkraUs
ヤンデレのSSってヒロイン視点でみればNTRだよね

866:名無しさん@ピンキー
10/11/10 23:45:02 jTWrZ/Ho
思い通りに行かない挙げ句に、狂って暴れてるだけの女をヤンデレと言わないだろ

867:名無しさん@ピンキー
10/11/10 23:47:39 4NwfSbmB
俺がヤンデレだと思った女の子は俺にとってヤンデレである
自分の意見を押し付けないでいただこうか

868:名無しさん@ピンキー
10/11/11 00:19:01 b85SfFsb
俺がヤンデレだと思った男の娘も俺にとってヤンデレである
自分の意見を押し付けないでいただこうか

869:名無しさん@ピンキー
10/11/11 00:28:59 utfxgLOe
リバース、以前ほど盛り上がらなかったね
みんな実は面白くないと気付いちゃったのかな

870: ◆AJg91T1vXs
10/11/11 00:35:44 pTHhFeTR
 夜も遅いですが、第二話を投下いたします。

 なお、前回タイトルに致命的な誤植があったため、wikiの方を修正しました。
 正しくは、『アンサングラント』ではなく『アンサングランテ』です。
 フランス語で『血みどろの』とか『返り血を浴びた』という意味の形容詞なんですが、同じような意味の女性型形容詞である『サンギノラント』と末尾の発音が混ざっていました。

 今回より、『ラ・フェ・アンサングランテ』でお願いします。
 ちなみに、全部訳すと『血まみれの妖精』とか『返り血を浴びた妖精』という意味になります。

871: ◆hpIOhOb70uS3
10/11/11 00:37:48 pTHhFeTR
 気がつくと、既に太陽は東の空から顔を見せていた。
 朝の陽ざしに照らされながら、ジャンは大きく伸びをして立ち上がる。

「っと……。
 ちょっと寝過ぎたかな?」

 枕元に置いた眼鏡をかけて、ジャンは時間を確かめる。
 部屋にある時計を見ると、既に八時を回っていた。

 慌てて着替えを済ませ、足早に食堂へ向かった。
 髪に寝癖が残っていたが、そもそもジャンの髪は癖っ毛である。
 多少、金髪がうねっていたところで、そこまで変な髪型にはならないだろう。

 食堂の戸を開けると、既に宿の客の何人かは席に着いて食事を始めていた。

 空いている椅子とテーブルを見つけ、ジャンもそこへ腰かける。
 食堂に入って来たことに気づいたのか、すぐにリディがジャンの下へとやってきて尋ねた。

「おはよう、ジャン。
 昨日はよく眠れた?」

「ああ。
 久しぶりに、上質なベッドで寝た気がするよ。
 この前の街で泊まった宿は、シーツにダニが湧いてて最悪だった」

「この季節にダニって……。
 ジャン……あなた、少しは泊まる宿を選びなさいよ」

「部屋の空いていた宿が、そこしかなかったんだから仕方ないさ。
 まあ、その分、昨日はリディの用意してくれたベッドの有難味がわかったけどね」

 冗談交じりに感謝の言葉を述べたものの、ジャンの頭は冴えなかった。

 確かに、リディの用意してくれた部屋は、ジャンが今まで泊まって来た宿の中でも上質な方だった。
 部屋は古いが手入れは行き届いており、久しぶりにぐっすりと眠ることができた。
 今朝、珍しく寝坊をしてしまったのも、ベッドに敷かれた布団があまりにも気持ちよかったからだ。

 ところが、そんな安眠を経たにも関わらず、起きたばかりのジャンの頭には芯に響くような頭痛が残っていた。

 昨日、噴水のある広場の近くで立ち寄った酒場の酒。
 消毒液を薄めたような味のする質の悪いそれが、昨晩の間にジャンの身体に回ったのだろう。
 たった一口しか飲んでいないのに二日酔いを引き起こすとは、よほど酷い作りの酒だったに違いない。
 昨晩の内に、身体の中で毒に変わったのではないかと勘ぐってしまうほどだ。

「ねえ、ジャン。
 朝ごはん、パンとミルク粥のどっちがいい?」

 既に食事を終えた客の席の皿を片手に、リディがジャンに聞いてきた。
 頭が痛く、朝から重たいものを食べる気にもなれなかったため、ここは素直にミルク粥を注文しておく。
 米を牛乳で粥状になるまで炊いただけのものだが、本格的に活動を始めていない胃には調度良かった。

872:ラ・フェ・アンサングランテ 【第二話】   ◆AJg91T1vXs
10/11/11 00:40:22 pTHhFeTR
「ところで……こっちには、いつまでいるつもりなの?」

 コーヒーを運んできたリディが、再びジャンに尋ねた。

「今日、父さんの骨を埋めたら、明日にでも発つつもりだよ。
 あまり長居していると、街の人に何を言われるかわからないしね」

「そうなんだ……。
 でも、ジャンのお父さんが街を追い出されたのって、もう十年近くも前のことでしょ。
 たぶん、みんな忘れているんじゃないかなぁ……」

「そうは言っても、リディみたいに覚えている人がいるかもしれないだろ。
 僕が父さんの息子だって知ったら……きっと、嫌な顔をする人だっていると思うよ」

 少量の砂糖を入れただけのコーヒーを口にしながら、ジャンはどこか寂しげな口調で答えた。

 この街の人間が、自分のことをどう思っているか。
 父の所業を考えれば、それを予想するのは造作もないことだった。

 人体実験紛いの研究を続け、最後には街を追放された藪医者の息子。
 妖しげな本を買い漁り、悪魔に魂を売ったとまで言われた父親の業は、息子である自分もまた背負わざるを得ないのだろう

 自分と父は関係ない。
 そう思い込もうとしても、街の人間は別だ。
 こと、昔の父を知る者たちにとっては、ジャン自身もまた異端者に過ぎないのだから。

 自分の身体に流れる血が憎らしかった。
 旅先で、父親がおかしな研究に没頭するようになればなるほど、その血を引く自分もまた、汚らわしい存在のように思えて仕方がなかった

 ジャンが父と同じ医学の道を志した理由。
 それは、せめて自分が真っ当な医者になることで、自分に課せられた父の業を払おうとしたからに他ならない。

 困っている人を助けるなど、詭弁に過ぎない。
 自分は自分のために、そして父の積んだ咎を清算するために、医者をやっているに過ぎない。
 憎まれこそするが、間違っても感謝されるような人間ではないのだ。

 ジャンが同じ地に留まることを嫌うのも、その地に住まう人々に、自分の本性を見透かされはしまいかと心配だったからだ。
 死してなお、父はジャンのことを奇妙な枷で縛り付ける。
 過去の呪縛から逃れるためにも、一刻も早く父の遺骨を処分したいという気持ちでいっぱいだった。

873:ラ・フェ・アンサングランテ 【第二話】   ◆AJg91T1vXs
10/11/11 00:41:14 pTHhFeTR
「ごちそうさま……」

 ミルク粥を一通り平らげ、出されたコーヒーも飲み干すと、ジャンは食器を食堂のカウンターに戻した。
 リディは放っておけば良いと言っていたが、幼馴染に後片付けを押しつけるのも気が引けた。

「それじゃあ、僕は父さんの骨を埋めに行くよ。
 夕方までには戻るから、悪いけど、今日もあの部屋に泊めてくれないかな?」

「ええ、いいわよ。
 ジャンがよければ、それこそ、三日でも四日でも……」

「残念だけど、それはできないよ。
 僕は、いつまでも同じ場所に留まるのは好きじゃないんだ」

「そっか……」

 リディは肩を落として残念そうにしていたが、ジャンはそんな彼女の様子に気づくこともなかった。

 足元に置いた鞄を手に、ジャンは食堂を抜けて階段を下りる。
 一階の酒場は、まだ準備中のようだ。
 仕込みをしている店主に簡単な挨拶を済ませ、ジャンは朝の陽ざしの降り注ぐ通りへと出た。

「今日は天気がいいなぁ……。
 昨日の寒さが嘘みたいだよ」

 誰に言うともなく、そんなことを呟いて腕を伸ばすジャン。
 リディの宿場は商店街の通りに面しているため、朝からとても賑やかだ。
 通りでは既に朝市が開かれており、チーズやハム、それに野菜を売る商人達が、忙しなく働いている姿が目に入った。

 荷車を引いて商品を運ぶ者。
 道行く人に、今日のお勧めの品を売り込もうと声を張り上げている者。
 様々な店の商品を抜け目なく比べ、一番安く味の良い品を手に入れようとはりきっている主婦連。

 街から街へ一人で旅をしていると、時にこうした人々の喧騒が懐かしくなるときがある。
 だが、いつまでもノスタルジックな気分に浸っているわけにもいかない。

 父の遺骨を埋めるため、ジャンは街の奥に続く道とは反対の道を選んで歩きだした。
 向かうのは、街外れにある合同墓所。
 異端者として街を追放された父は、教会の墓地に埋葬される権利さえ持っていない。

 大通りから離れて行くにつれ、朝市を賑わしている人々の声もまた遠くなっていった。
 街の出口である大門を抜けると、早くも丘からの冷たい吹き下ろしが、ジャンの足元をすり抜けた。

874:ラ・フェ・アンサングランテ 【第二話】   ◆AJg91T1vXs
10/11/11 00:42:15 pTHhFeTR
※ ※ ※ ※ ※ ※ ※ ※


 宿場という場所は、昼時になると途端に静かになる。
 人で賑わうのは朝か夕方と決まっており、昼間の間は利用する客も殆どいない。
 もっとも、その間に夕食の仕込みや部屋の片づけ、掃除などを済ませておかねばならないため、決して暇というわけではないのだが。

 街で買ってきた鶏肉を、リディは手慣れた様子で裁いてゆく。
 今日の夕食は、チキンのハチミツソースでも出すか。
 そんなことを考えながら、鶏肉の皮を器用に剥がす。

「それにしても……」

 剥がした皮を鍋に放り込み、リディは呟いた。

「ジャンったら、あの時の約束を忘れちゃったのかな……」

 骨のついたままの鶏肉を並べ、今度は野菜を取り出して包丁を入れてゆく。
 いつもなら軽快なリズムに合わせて手が勝手に動いてゆくが、昨晩、ジャンが言っていたことを思い出すと、どうにも気分が乗ってこない。

 ジャンは、この街で生まれ育ったリディの幼馴染だ。
 軍隊の真似ごとをして棒きれを振り回すような同年代の少年とは違い、どちらかと言えば、内気で読書が好きな方だった。

 そんなジャンでも、やはり一人の男の子だったのだろうか。
 家が貧しく、時に他の子どもたちから馬鹿にされることの多かったリディを、最後まで庇ってくれていた。
 決して腕っ節が強いわけでもないのに、年上の少年相手に飛びかかって、酷い怪我をさせられたこともあった。

 どんなに喧嘩が弱くても、どんなに周りから馬鹿にされようとも、リディにとってジャンはナイトだった。

 ジャンはリディに言った。
 君を虐めるやつは、みんな僕がやっつけてやる、と。

 リディもジャンに言った。
 だったら、守ってくれたお礼に、私がジャンのお嫁さんになってあげる、と。

 二人とも、まだ十歳を少し過ぎたばかりの頃の話だ。
 そんな二人を引き裂いたのが、ジャンの父親がこの街を離れることになった一件だった。

875:ラ・フェ・アンサングランテ 【第二話】   ◆AJg91T1vXs
10/11/11 00:43:02 pTHhFeTR
 まだ子どもだったリディには、ジャンの父親が何をしたのかまでは分からなかった。
 ただ、何かとんでもなく悪い事をして、そのとばっちりでジャンも街を出て行かねばならないのだと思った。

 正直、ジャンと別れるのは辛かった。
 自分を守ってくれる存在がいなくなることが怖くて、言い様のない不安に駆られたことを覚えている。

 せめて、見送りぐらいはさせて欲しい。
 そう思ったリディだったが、そんなささやかな願いさえ、彼女の両親は叶えてはくれなかった。

 月の明かりさえない新月の晩、ジャンと彼の父親は、逃げるようにして街を出た。
 リディがそれを知ったのは、彼らが街からさった翌朝のことだった。

 これからは、自分の力だけで生きて行かねばならない。
 母は決して身体の強い方ではなかったし、父は飲んだくれで役に立たない。
 ジャンがいなくなってからというもの、リディは人が変わったように働いた。
 それこそ、母の手伝いをする傍ら、自分も街の工場に出かけて仕事をするようになった。

 ジャンと別れたリディを支えていたもの。
 それは、幼き日に彼と交わした約束だった。

 ジャンが自分を守ってくれた代わりに、自分がジャンのお嫁さんになる。
 他愛もない、冗談半分の約束としか思われていないかもしれないが、リディにとっては本気だった。
 それだけジャンの存在が、彼女の中で支えとなっていたのだ。

 ジャンは街を出て行ったが、もしかしたら戻ってくるかもしれない。
 自分との約束を覚えていて、いつの日か、ふらりと目の前に現れるかもしれない。

 そんなことを夢見ながら、小さな宿場を経営して早数年。
 気がつけば、ジャンと別れてから十年以上の歳月が流れていた。

 さすがに、ここまでの月日が経ってしまえば、ジャンも帰っては来ないだろう。
 そう思っていた矢先、彼はリディの前に戻って来た。
 出来過ぎた物語のような展開に、彼女自身、目の前で起きていることが信じられなかった。

「はぁ……。
 でもなぁ……。
 ジャンは別に、私に会いに来たってわけじゃないんだよね……」

 気がつくと、野菜を切る手は完全に止まっていた。

 ジャンがこの街に帰って来た理由。
 それは一重に父の遺骨を墓に埋めるためだ。
 彼は決して、望郷の想いに駆られて戻って来たのではない。
 父の形見を生まれ故郷に帰すため、必要悪として帰って来ただけだ。

 それに、ジャンはこの街のことを、あまり快く思っていないようだった。
 まあ、無理もないだろう。
 彼にしてみれば、父親の巻き添えを受けて街を追い出され、本人の意思とは関係なしに白い目で見られるようになったのだから。

876:ラ・フェ・アンサングランテ 【第二話】   ◆AJg91T1vXs
10/11/11 00:44:02 pTHhFeTR
 ジャンにとって、この街には辛い思い出が多すぎる。
 それはリディも分かっていた。

 だが、ジャンがこの街を嫌っていることは、リディにとっても辛かった。
 この街を嫌っているのであれば、自分もまたジャンに嫌われているのではないか。
 そんな感じがしたからだ。

「いけない。
 さっさと準備済ませないと、夕食の時間に間に合わなくなっちゃうわ」

 いつの間にか仕事の手を休めて考え込んでいた自分に気づき、リディは再び野菜を切り始めた。
 と、そこへ、今度は受付の方から来客を知らせる鐘の音が聞こえて来る。

 こんな時間に、いったい誰だろう。
 まったく、間の悪いことこの上ない。
 そう思ってはみたものの、来客は来客である。
 宿泊客ならば、このまま無視するわけにいくはずもない。

 水で軽く洗った手をタオルで拭きながら、リディは早足で受付に出た。
 旅の人間が早くに街へ着いたのかと思ったが、そこにいた者の姿を見て、すぐに違うと悟ることができた。

「あの……。
 お泊りでしょうか……?」

 受付の向こう側にいたのは、細身で鋭い目つきをした一人の男だった。
 まだ若いが、格式のある黒い正装に身を包んでいる。
 帯剣していないところを見ると、貴族ではなく使用人なのだろうか。
 執事長にしては若すぎる気もしたが、下っ端の使い走りとも思えない。

「お忙しい時間に申し訳ありません。
 ですが、私は宿泊するためにこちらを訪れたのではありません」

 指先一つ、目元さえも動かさずに、男が言った。
 その言葉に、リディは訝しげな顔をして男を見つめる。

「お泊りになられないんですか?
 だったら、どのような御用件で……」

「これは失礼。
 私は、人を探していましてね。
 昨晩、隣町に向かわせていた遣いの者から、この街に私が探している人間が向かったとの報を受けました」

「そうだったんですか。
 だったら、お客様の中に、あなたがお探しの人がいるかもしれませんね。
 よろしければ、帳簿をお見せしましょうか?」

「いえ、結構です。
 そこまでしていただかなくとも、私が今から言う者の名前を知っているかどうか……。
 それだけで構いません」

877:ラ・フェ・アンサングランテ 【第二話】   ◆AJg91T1vXs
10/11/11 00:44:59 pTHhFeTR
 先ほどから、男は表情一つ変えずに話していた。
 口調は丁寧なのだが、それが返って不自然なまでに無機的な印象を与えている。
 気品に満ち、整った顔立ちをしていたが、その瞳には感情らしいものがまったく感じられない。
 青く澄んだ二つの瞳は空の色と言うには程遠く、その視線は、全てを射抜くような氷の矢を思わせる。

「ジャン・ジャック・ジェラール。
 この名前に、聞き覚えはありませんか?」

 帳簿を出そうとしたリディの手が、男の言葉の前に動きを止めた。

 この男は、ジャンを探しているのか。
 だとしたら、なぜ。
 どうやら高貴な人物に仕える者のようだが、そんな男がどうしてジャンを探しているのか。

 男の言葉に、しばし驚いた顔をして固まるリディだったが、当の男は気にも止めなかった。
 ただ、ジャンがこの場にいるのかどうかだけをリディに尋ね、彼が出かけていることを告げると、そこで初めて残念そうな表情を浮かべた。

「すいません。
 夕方までには戻ると言っていましたけど……」

 別に謝る必要などなかったのに、リディは男に頭を下げた。

「あなたが謝る必要などありませんよ。
 彼がここにいないというのであれば、しばらく待たせてもらうだけです」

 男の顔からは、既に先ほどの残念そうな表情は消えていた。
 そのまま受付の側に置いてある木製の椅子に腰かけると、男は無言のまま、人形のように固まって動かなくなった。

 一瞬、男が本物の人形になってしまったのではないかと思ったリディだったが、直ぐに夕食の準備が途中だったことを思い出した。
 彼女が慌てて厨房へと戻って行く間にも、男は何も言わずに正面の壁を見つめているだけだった。

878: ◆AJg91T1vXs
10/11/11 00:47:57 pTHhFeTR
 投下終了です。

 一番最初のやつ、タイトルとトリップを入力する順番を間違えて、おかしな表記になってしまいました。
 表記のミスは、wikiに掲載された際に自分で修正します。
 お目汚し申し訳ありません。

879:名無しさん@ピンキー
10/11/11 01:04:24 onKm0v7G
>>880
GJ!
待ってました!


880:名無しさん@ピンキー
10/11/11 01:29:50 X1UuU4SQ
>>880
GJ
おもしろかったです。一体、男が何者なのか気になりますね。これからの展開が非常に楽しみです

881:sengoku38
10/11/11 02:42:57 KCpT/MwR
>>880ss面白かったよ…





















ここの保管庫の管理人さんはHNは無いみたいだがかなり頑張っていらっしゃるみたいだしSスレの阿修羅さんみたいに悲惨に成って欲しくないからss職人も住民
も、もっと精進して欲しいね…
スレが荒れると一番可哀想なのが善意の第三者だし
まあ、古参の住民や職人は管理人さんの苦労は十分わかっていると想うが


882:名無しさん@ピンキー
10/11/11 02:47:00 0h7Q8QTF
>>883
何故、そんなに間をあける?

883: ◆m10.xSWAbY
10/11/11 02:53:18 /XF+NG32
>>883てめーコテつけてんじゃねーつってんだろカス(#^ω^)ピキピキ
無駄に行間空けんのは特定を避けるためなんだろ?
俺にはお前の正体バレバレだぜ(メガネクイッ

884:(=゚ω゚)つ ◆ozT/PHenBxJ4
10/11/11 03:05:52 /XF+NG32
だいたいさ~…せんごくってセンス無さ過ぎでしょうよwww俺に憧れてんならもっとセンスィティブ(発音注意)なもんにしろよ!(b^ー°)

885:名無しさん@ピンキー
10/11/11 03:24:32 wnaP8xb5
>>886
お前頑張ってるな
なんか応援したくなる健気さ
スルーされても辞めるなよ?


886: ◆X2f6Ubh3kw
10/11/11 05:07:07 oZoEjWI/
アナタハワタシノモノ

887: ◆m10.xSWAbY
10/11/11 05:56:16 /XF+NG32
いや、俺お前のものじゃねーしwww
消えろブス|( ̄3 ̄)|あとコテつけてんじゃねー

888:名無しさん@ピンキー
10/11/11 07:33:02 R4dQuSiR
作品投下まだかな?

889:名無しさん@ピンキー
10/11/11 09:11:20 2kPD1GML
ヤンデレ小説、未完結のものがオオスギルヨ

890:名無しさん@ピンキー
10/11/11 09:19:50 l96xysPX
せっかく前スレまったりしてたのに埋まってしまった

891:名無しさん@ピンキー
10/11/11 10:43:44 R4dQuSiR
>>891
同感ですね、せめて触雷!やリバースは完結して欲しい

892:名無しさん@ピンキー
10/11/11 11:20:47 xsBBElPj
で、触雷はまだかね?

893:名無しさん@ピンキー
10/11/11 13:29:13 7LFeq+Mc
>>880
GJです!

894:名無しさん@ピンキー
10/11/11 15:59:58 8JySAEWB
>>880

この男、展開的に女な気がする

895:名無しさん@ピンキー
10/11/11 16:28:27 Zxhe5RHn
>>880
GJ!
タイトルの訳が不吉すぎる(笑)
これからの展開が楽しみですね。


896:名無しさん@ピンキー
10/11/11 17:54:22 R4dQuSiR
そろそろ新しいスレ立てんとなぁ…しかし、立て方がいまいち分からん

897:名無しさん@ピンキー
10/11/11 18:06:48 0h7Q8QTF
誰かが勝手に立てるから、それまで待ってな。

898:名無しさん@ピンキー
10/11/11 18:11:08 +IyLnhQT
せんー

899:名無しさん@ピンキー
10/11/11 18:33:45 KCpTlc/X
ヤンデレって複数でると物語むちゃくちゃにならないか?
なんかヤンデレ同士の殺し合いが普通になってるきが・・・

900:名無しさん@ピンキー
10/11/11 18:35:27 Tn2X7Ssk
この流れなら950でいいだろ

901:名無しさん@ピンキー
10/11/11 18:51:00 rlVy1K97
>>880
面白かったー!!


これからも頑張ってねー

902:名無しさん@ピンキー
10/11/11 19:56:41 OgBQcnGb
>>880
タイトルにフランス語とか、どんだけキザなんだよ。マジキモイ。
知識ひけらかして調子乗ってんなよ。
ナルシストは鏡に写ったテメーの顔でも見てオナニーでもしてろ。

903:名無しさん@ピンキー
10/11/11 20:56:48 qWACaWWa
さて、次の投下は何かな?

904:名無しさん@ピンキー
10/11/11 21:10:29 R4dQuSiR
触雷!…またはリバース来て!あと、「風の声」の大空舞の病みを見たい!

905:名無しさん@ピンキー
10/11/11 21:46:13 iDBcgTWt
>>880
面白い設定やね。
先がきになる。wktkしながらまっとるよ。

で、現物支給マダー?

906: ◆m10.xSWAbY
10/11/11 22:15:45 /XF+NG32
>>904嫌なら見るなよ(´・ω・`)此処ではそれが通るんだろ?


907:名無しさん@ピンキー
10/11/11 23:07:40 onKm0v7G
リバースは登場人物多いから長く続きそうで嬉しいな

908:名無しさん@ピンキー
10/11/12 00:00:44 z3J26/6j
>>908
ドキッ


何このデレ

909:sengoku38
10/11/12 00:04:50 a2l1VkbI







































空は形象で有り形象は空で有る………

910:名無しさん@ピンキー
10/11/12 00:09:21 aPktj0bu
部屋でヤンデレCD流してニヤニヤしていたら、
姉貴が部屋に入ってきて内容きかれた挙句、
哀しそうな目で俺を眺めてドアを閉めて立ち去っていった

馬鹿にされるよりキツいなこれは・・・

911: ◆m10.xSWAbY
10/11/12 00:16:53 HmjhkOPo
>>911でたなてめー(`ε´)今日は何かちょっと哲学的じゃん
どういう意味か俺に詳しく教えなさい|( ̄3 ̄)|あーあとコテつけてんじゃねー

>>912そしててめーはどんな反応求めてんだコラ、俺のツレの1発芸より寒いぞ(-o-;)

912:名無しさん@ピンキー
10/11/12 00:18:57 65s8i2tt
色即是空 空即是色 ということでしょうか

913:名無しさん@ピンキー
10/11/12 00:34:15 YRXs9Nr4
>>903
お前は知識披露するために態々SS書くのか?


つか全体的に安価ミス多いな

914: ◆m10.xSWAbY
10/11/12 00:39:04 HmjhkOPo
釣り針ちいせぇな(プッ

915:名無しさん@ピンキー
10/11/12 01:01:33 FJ+NlZmC
作品投下まだかなー

916: ◆m10.xSWAbY
10/11/12 01:03:55 HmjhkOPo
話題そらすのに必死っすね(^_^;)スルーしたところで俺が居なくなるわけでもないのになwww

917: ◆m10.xSWAbY
10/11/12 01:12:55 HmjhkOPo
おねがいグリーンがヤンデレだったら溜まらんな!濡れるっ( ̄∀ ̄)

918:名無しさん@ピンキー
10/11/12 02:14:22 SaAQFdKh
>>880
GJ!!
続き楽しみに待ってます!

919:名無しさん@ピンキー
10/11/12 02:23:49 Kvlb4FyY
早く触雷の続きが読みたいー

920:名無しさん@ピンキー
10/11/12 03:50:35 PtXVW2iA
◆m10.xSWAbY
荒らすなら徹底的にやれ
全てにおいて中途半端すぎる

921:名無しさん@ピンキー
10/11/12 07:14:54 x0fJ2FoP
中途半端な生き方してるからやり方も中途半端なんだろうな。

922:名無しさん@ピンキー
10/11/12 07:37:45 642UgeW2
>>922


構ってちゃんだから仕方ない

923:名無しさん@ピンキー
10/11/12 08:54:13 FJ+NlZmC
作品投下まだかな?

924: ◆m10.xSWAbY
10/11/12 12:15:55 HmjhkOPo
(=゚ω゚)ノどうも中途半端野郎です
てゆ~か~完全に潰しちゃったら面白く無いでしょ(`ε´)でしょ

925:名無しさん@ピンキー
10/11/12 13:00:01 j8/367KI
皆さんの中で気に入ってる作品は何ですか?

926: ◆m10.xSWAbY
10/11/12 13:05:33 HmjhkOPo
全部
以上おわり(≧∇≦)v

927:名無しさん@ピンキー
10/11/12 13:10:20 Ua+WMXR8
お前はとねかむだろ?w

928: ◆m10.xSWAbY
10/11/12 13:18:31 HmjhkOPo
いや、全部の中にそれも入ってるよ(^_^;)
全部違う作品だから優劣なんぞつけれねーっしょ

929:sengoku38
10/11/12 13:27:21 a2l1VkbI















イドリース・シャーによる"THE BOOK OF THE BOOK"(本のなかの本=究極の本)がある。それは・・・・・全編白紙だ

930:名無しさん@ピンキー
10/11/12 14:11:54 FJ+NlZmC
作品投下まだかなー?

931:名無しさん@ピンキー
10/11/12 14:37:27 Ua+WMXR8
>>930
必死だなw

932:名無しさん@ピンキー
10/11/12 15:53:38 UnRQqk6S
>>931
そうなんだ。
白紙かぁ……白紙の巻物。

933:名無しさん@ピンキー
10/11/12 15:56:52 mUU9b8QQ
白紙:もんはう
ヤンデレハウスだ!

934:名無しさん@ピンキー
10/11/12 16:12:02 j8/367KI
私は『風の声』が気に入ってますです。


935:名無しさん@ピンキー
10/11/12 16:13:52 hYUldbvy
自演乙ですです。

936:名無しさん@ピンキー
10/11/12 17:09:52 w+NPFL2L
950入ったら新スレ立てるんか?

937:名無しさん@ピンキー
10/11/12 17:15:47 FJ+NlZmC
このままだと1000カンストすんじゃない?

938:名無しさん@ピンキー
10/11/12 18:29:00 CBKYTMmL
また新しいスレを立てればいいだけのことだ
即容量オーバーに出来ない荒らしなんて単なるスルー対象でしかない

939:名無しさん@ピンキー
10/11/12 18:59:39 5uTTwnlo
>>940
むしろ、単なるAA荒らしだったらよかったのにな
だったら直ぐに荒らしと認定してくれてたのに

残念だけど、事態はそう単純なもんじゃないんだよ

940:名無しさん@ピンキー
10/11/12 19:13:15 lqKs5o9u
          ____   
       / \  /\ キリッ
.     / (ー)  (ー)\      
    /   ⌒(__人__)⌒ \    煽る奴、自治厨と被害者面してかまう奴等は同様……
    |      |r┬-|    |      I am wishing your luck.。。
     \     `ー'´   /     
    ノ            \
  /´               ヽ              
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.    
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))


          ____
        /_ノ  ヽ、_\
 ミ ミ ミ  o゚((●)) ((●))゚o      ミ ミ ミ
/⌒)⌒)⌒. ::::::⌒(__人__)⌒:::\   /⌒)⌒)⌒)
| / / /     |r┬-|    | (⌒)/ / / //  だっておwwwwwwwwwwwwwwwwwww
| :::::::::::(⌒)    | |  |   /  ゝ  :::::::::::/
|     ノ     | |  |   \  /  )  /
ヽ    /     `ー'´      ヽ /    /     バ
 |    |   l||l 从人 l||l      l||l 从人 l||l  バ   ン
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、    ン
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))


941:名無しさん@ピンキー
10/11/12 19:19:57 xgXM15DH
ここまで、ドラゴンファンタジーを望む声が皆無
やっぱ需要ないんだろうなあ

942:名無しさん@ピンキー
10/11/12 19:40:32 Kvlb4FyY
ドラゴンファンタジー面白いな
ただ、ヤンデレ成分がもっと欲しいよ

943:名無しさん@ピンキー
10/11/12 19:41:59 xgXM15DH
うわ、作者本人が来ちゃったよw

944:名無しさん@ピンキー
10/11/12 19:44:54 R/1aJKIf
レス速ぇ、釣れて喜びすぎだろw

945:名無しさん@ピンキー
10/11/12 19:48:38 xgXM15DH
ここは板の問題スレとして、ウナギ帝国によって常時監視されているからな

946:名無しさん@ピンキー
10/11/12 19:49:56 Kvlb4FyY
意味わからん
俺はむしろ>>943が作者だと思ったのにw

947:名無しさん@ピンキー
10/11/12 19:53:29 Vo6w4BuS
えぇっ、ドラファンの作者もウナギ帝国の一員なの?
熱海さんやVIPPER君だけじゃなく

948: ◆m10.xSWAbY
10/11/12 20:18:26 HmjhkOPo
ドラゴンファンタジー来ないかな~(≧∇≦)かな~
ウナギ帝国って何ぞwwwやたらスタミナつきそうな国だなwwwそんな所に入った覚えは無いんだがな(`ε´)

949:sengoku38
10/11/12 20:22:27 a2l1VkbI






















































…空

950:名無しさん@ピンキー
10/11/12 20:27:32 Vo6w4BuS
ここも本当にお終いかもね

荒らしだけはバラエティーに富んでいるよ

951:名無しさん@ピンキー
10/11/12 20:52:12 8KIHZV2K
荒らしが荒らせてないぞ
最早コントになっとるwww

952:名無しさん@ピンキー
10/11/12 20:54:47 FJ+NlZmC
作品投下まだかなー

953:名無しさん@ピンキー
10/11/12 21:15:16 FNCULsft
でも上の状況を見てるとドラファンは不要みたいだな
誰かが指摘しないと本当のことも書けないスレなんて……

954:名無しさん@ピンキー
10/11/12 21:44:50 c5+pwwjb
ドラゴンファンタジーの続きが見たいが為に、
定期的にこのスレ見に来てる俺はどうすれば?w

955:名無しさん@ピンキー
10/11/12 21:46:22 FJ+NlZmC
とりあえず、触雷!・現物・リバース・風の声・日闇が来ればそれでいいや

956:名無しさん@ピンキー
10/11/12 21:54:18 rRpGCGc0
>>957
ドラファンは問題外として、トネカムは要らないんだな?

957:名無しさん@ピンキー
10/11/12 21:58:02 Pwh5Z2rt
だいたい「ドラゴンファンタジーのなく頃に」なんてタイトルからしてふざけてるだろ
真面目に書こうって姿勢があるなら、そんなパクリじみたアホなタイトル付けないよ
その辺の空気くらいは読者にもちゃんと伝わってる

958:名無しさん@ピンキー
10/11/12 21:59:44 CwaX4epN
なんかm10.xSWAbYがいい奴に見えてきた

959:名無しさん@ピンキー
10/11/12 22:01:39 D6GGTNUS
要る要らないとか、もう何様なんだか

960:名無しさん@ピンキー
10/11/12 22:07:03 z8mwTtS1
取り敢えず、リバースが投下されると極端に荒れることだけは分かった

961:名無しさん@ピンキー
10/11/12 22:11:59 HzLynyNa
ヤンデレとかニッチなジャンルさっさと潰れればいい

962:名無しさん@ピンキー
10/11/12 22:12:44 FJ+NlZmC
作品投下まだかな?

963:名無しさん@ピンキー
10/11/12 22:13:48 R/1aJKIf
とねかむに変わる新しいスケープゴートが欲しいんだろうな

964:名無しさん@ピンキー
10/11/12 22:27:12 2MFWTkD6
>>965
そのためには作品の投下が要ると?

965:名無しさん@ピンキー
10/11/12 22:30:59 6JnTttfu
>>959
タイトルと言えば、調子こいてフランス語の(しかも間違ったw)タイトル付けてた人もいたな
どうでもいいタイトルに全ての心血を注ぎ込んで、肝心の内容がグダグダとかって
せめてタイトルくらいには本文も凝ってもらいたい

966:名無しさん@ピンキー
10/11/12 22:46:46 4Amqu7o2
ノン・トロッポまだー?

967:名無しさん@ピンキー
10/11/12 22:52:47 w+NPFL2L
すぐ割れるような鳥つけると
なりすまし→自演乙→叩き→作者潰し
が起きまくっていつしかスレが潰れるから作者は鳥の文字列に気をつけようね

それさえなけりゃ、荒らしには特定の作品に集中砲火を浴びせるくらいしかできんだろ
まあ昼夜問わずにスレ潰しに精魂込めてる厨どもなんだから放置しとけばいいんだが

968:名無しさん@ピンキー
10/11/12 23:08:06 e+1ssX4V
そもそも荒らしに相手してるのも荒らしの自演かも知れんしな
ま、どっちにしろ作者さんは気にせずに投下してください
貴方たちがいなかったらスレは結局成り立ちませんから

969:名無しさん@ピンキー
10/11/12 23:13:37 6JnTttfu
しかし、ウナギイヌをバカにしたことに対する謝罪から逃避して
結果的にスレを荒れたまま野放しにしているのも作者さんたちだな

970:名無しさん@ピンキー
10/11/12 23:37:36 +pQ80tmj
>>968
なつかしいなあ

971:名無しさん@ピンキー
10/11/12 23:55:21 7/BMOqir
>>969
えっ

972:(=゚ω゚)ノ ◇てめーコテつけてんじゃねー
10/11/13 00:10:15 hwBBOnxY
>>971よう低学歴キモメンヒキオタニート童貞君wwwwww

なぁお前絶対悩み事有るよなぁwww わざわざ嫉妬スレの争いをこちらに持ち込むなんてョwww
まぁ俺は既に一生掛かっても使い切れない富と名声を得てるから余暇の時間で他人の悩みを聴いてやってんだwwwww
俺みたいな高位の人間にお前みたいな底辺が会う事なんてこれから無いんだから何でも相談してくれよwwwwww
ウナギにも相手にされない在日君♪
なんなら東亜板にでも逝ったらwwwwwwwwwwwww

973:名無しさん@ピンキー
10/11/13 00:25:38 1CoMKJ+E
作品投下まだかなー

974:名無しさん@ピンキー
10/11/13 00:57:08 5IVCeuMK
そろそろ次スレ立てないとな…

975: ◆m10.xSWAbY
10/11/13 00:57:30 yY5xnd4C
何かコテつけるやつ増えたね(^ω^;)俺って時代を先取りしちゃった系ですかコレ
つか>>974、日本語でおk(^_^;)

976:名無しさん@ピンキー
10/11/13 00:59:26 1CoMKJ+E
作品投下まだかな?

977: ◆m10.xSWAbY
10/11/13 01:01:11 yY5xnd4C
>>978お爺ちゃん!さっきレスしたばっかでしょ!(`ε´)も~

978:784 (=゚ω゚)ノ ◇てめーコテつけてんじゃねー
10/11/13 01:05:07 hwBBOnxY
>>979よう低学歴キモメンピザヒキオタニート童貞君wwwwww
って・・・てめぇ~~弟じゃねぇかwww

979: ◆m10.xSWAbY
10/11/13 01:10:00 yY5xnd4C
>>980お前が思ってる以上につまんねーから止めな
てめーは俺の人気に乗っかりたいだけ
あとな!俺は長男だw妹しかいねーよタコ死んでこい

980:(=゚ω゚)ノ ◇てめーコテつけてんじゃねー
10/11/13 01:14:59 hwBBOnxY
>>981可哀想に最近ネット難民をしてると聞いていたがwww
家族の事も忘れたかwww
あ~そうそう妹は俺様が姦ったからwww

981:名無しさん@ピンキー
10/11/13 01:21:53 06g5k77M
病院でもしもし使っちゃだめでしょ!

982: ◆m10.xSWAbY
10/11/13 01:31:30 yY5xnd4C
>>982だからつまんねーってお前
傷口浅いうちに止めとけ
コレ忠告な( ̄∀ ̄)

983:名無しさん@ピンキー
10/11/13 01:33:25 jIOzH6o9
どうしてこうなった?

984:(=゚ω゚)ノ ◇てめーコテつけてんじゃねー
10/11/13 01:37:34 hwBBOnxY
>>984お前は中卒で・・・妹のパンツで自慰してオヤジに殴られて家を飛び出してwww
どうしょうもないクズだったよなぁ~www
なんならこの富と名声を得てるお兄様が恵んでやろうかwwwww


985:名無しさん@ピンキー
10/11/13 01:48:14 0X7RYiAx
 なんかもうカオスだな・・・。
 とりあえず、スレの最初にある約束ぐらいは守ろうぜ・・・。
 
 
 というわけで、カンスト間近なんで新スレ立てました。
 
 スレリンク(eroparo板)

986: ◆m10.xSWAbY
10/11/13 01:50:28 yY5xnd4C
>>986なにお前そんなに俺に構って欲しいの(^_^;)熱狂的なファンは勘弁
これはひょっとしたらアレか!コイツのあまりのキモさに俺が負けて出て行くのを狙う作戦か!?
まぁそりゃないかな、コイツ馬鹿だし( ̄∀ ̄)

987: ◆m10.xSWAbY
10/11/13 01:52:06 yY5xnd4C
>>987重複確認くらいしろ~!
削除してきなさい!(b^ー°)

988:(=゚ω゚)ノ ◇てめーコテつけてんじゃねー
10/11/13 01:55:51 hwBBOnxY
>>988お前昔から精神疾患が有ったよなぁ~~www
この間家族会議でお前の戸籍を抹消しょうとゆう話が出たんだよwww
お前が通り魔殺人か連続レイプ犯に成る前にナwwwwwwwwww

989:名無しさん@ピンキー
10/11/13 01:57:50 vnrq6z1V
1000なら俺にヤンデレの彼女ができる。

990:(=゚ω゚)ノ ◇てめーコテつけてんじゃねー
10/11/13 02:06:29 hwBBOnxY
>>989社会のゴミ身内の恥のお前が削除されるべきwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

991:名無しさん@ピンキー
10/11/13 02:39:09 1CoMKJ+E
早くスレ立たないかな~そして、作品投下まだかなー

992:名無しさん@ピンキー
10/11/13 03:01:58 7HOjjhjZ
初めてだけど投稿してみます。

田中太陽はいつも双子の田中月とあと3人の友達と仲良くやっている。
今日も5人でお昼ご飯を食べるために中庭のいつもの場所に太陽はむかったのだが
そこにはメンバーの一人、鈴木星菜しかいなかった。
全員違うクラスなのでこういうことはよくあることなのだ。
だから二人でベンチに座って他のみんなを待つことになった。
するといつもより大人しい星菜が口を開いた。
「今日は私たち2人以外誰も来ないよ」
「どうして?」と太陽
「それは・・・私がみんなに二人だけにしてって頼んだから・・・」
「なんで?」当然の反応の太陽
「あの、その、だから・・・」星菜がモゴモゴしながら
「私、太陽が好きなの。ずっと前から。よかったら付き合って欲しい」
顔を真っ赤にしながら突然の告白をする星菜
「え!」突然の告白に驚きを隠せない太陽
でも返答に時間はかからなかった。
「ごめん・・・友達としてこれからも仲良くやってください」
「・・・そうだよね・・・うん。じゃあご飯食べようか」普段通りを演出しようとする星菜
「そうだな。」それからお互いの顔を見ず、話さずで昼休みが終わった。

放課後
「どうだった?」
学校の帰り道、星菜に田中月が話しかけた。
「だめだったよ。」星菜は明るく振舞った。
「そう・・・絶対いけると思ったんだけどなぁ・・・」と月
「月、太陽って彼女いないんだよね?」
「うん、いないよ。」と月
「じゃあ他に好きな人がいたのかな・・・」
「そうなのかなぁ・・・まぁ今日は二人で遊び倒そー」
「そうね、やっぱ月は親友やわ。」
「じゃあ、カラオケにでもいこー」

「ただいまー」夜遅くに帰った月が玄関に入り言う
「おかえりー」と太陽が返す。
実は太陽と月は二人暮らしで実家から離れて高校に通っている。
こういう経緯になったのは事情があるのだがまたいつか。
ベッドで本を読んでいる俺に月が後ろから抱きついてきた
「なんだよ」と暑苦しそうに太陽
「星菜の告白OKしたの?」と白々しく月
「断ったよ」
「えー星菜あんなに可愛いのにー」
「ん、まぁな、て痛い。抱きついてき過ぎだ」
「えへへっ」笑いながら月は太陽を抱きしめていた・・・


一部完。

小説は全くといっていいほど読まないので
わかりにくかったらごめんなさい。


993:名無しさん@ピンキー
10/11/13 03:07:22 7HOjjhjZ
994です。

未熟な自分を知りたいので感想批判教えてください。

994:名無しさん@ピンキー
10/11/13 03:12:08 HN9zskqA

まずsageて下さい、あと状況が状況なので感想批判を求めるようなレスは控えたほうがいいと思います…
どうしても欲しいというなら避難所の方に該当スレがあるので誘導していただければ波風立たないと思いますので

995:(=゚ω゚)ノ ◇てめーコテつけてんじゃねー
10/11/13 03:35:01 hwBBOnxY

\_  |   _/
          彡彡彡
          ミミミミ クリトリス
         ミミミミ / ̄ ̄ ̄ ̄
         ノ σ ヽ 尿道
       / / ゚ヽ ̄ ̄ ̄ ̄
大陰唇 / //\\ \
 ̄ ̄ ̄ ̄  ( ( 膣 ) ─ 小陰唇
      \ \\// /
         `   \/  '
\         *─肛門
  \_____/\_____/
 
 奥様のまんこ チ ン 

996:(=゚ω゚)ノ ◇てめーコテつけてんじゃねー
10/11/13 03:35:56 hwBBOnxY
_ _
        /::. ソ .::;;ヽ
       /::.     ..:::;;;ヽ
       /::.      ..::;;;;ヽ
     /::.        ..::::;;;;i
     (::.        ..::;;;丿
      >::...___..::::;;;イ
      !ヾ. ̄⌒__ ̄彡|
        iミ:::ミC= ≡..::: )
      |::::     ″. ´/
      |::::: ヽ    / /;|
      |::: ( '   ( .::;;;|
      |::: | ミ   .ヽ\|
      |::: 丶ヽ  ..:ヽ )
      |:::   .i !   ::;;;;;|
      |:::   i .ノ   . ::;;;;;|
      |:::   i .ノ   . ::;;;;;|
      |:::   i .ノ   . ::;;;;;|
      |:::  ( ヽ  ..::;;;;;|
      ( \  l. |  ..:;;;;;;|
      |::\∨丿 ″..:;;;;;|      |::: ( (  ゙ ..:;;;;;|
    .彡.|:::   | ! .....:::;;;;;|ゞ巛ミ
  巛从ミ彡ミ彡从巛彡ミ彡ミ彡》》
 巛巛ミ人ミ彡巛彡从ミ巛ミ人ミ》》》》
巛彡巛彡从ミ》彡彡巛ミ人ミ彡ミ从》》


997:(=゚ω゚)ノ ◇てめーコテつけてんじゃねー
10/11/13 03:36:42 hwBBOnxY
wwwww

998:(=゚ω゚)ノ ◇てめーコテつけてんじゃねー
10/11/13 03:37:24 hwBBOnxY
ギャハハハハ

999:1001
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