ポケモン その18at EROPARO
ポケモン その18 - 暇つぶし2ch2:名無しさん@ピンキー
10/10/14 13:39:34 yFOee3Bg
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※その他のジャンル、ノンジャンルの部屋→ポケモンの部屋その1
 (その2はポケモン同士スレの保管庫になります)
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■エロパロ板内ポケモン系他スレ

【ポケダンも】ポケモン同士総合スレ9【本家も】
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 ポケモンいとなみチャット~第40夜~
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  ポケットモンスター擬人化総合スレ
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 ポケットモンスターSPECIALでエロパロ第5章
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ポケモンで801@その10
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 ポケットモンスターで百合・レズ萌え part2
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3:名無しさん@ピンキー
10/10/14 13:41:04 yFOee3Bg
■過去スレ

ポケモン その17
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ポケモン その16
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ポケモン その15
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ポケモン その14
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ポケモン その13
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ポケモン その11ブイ
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ポケモン その10カインのい10をはく
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ポケモン そのウソ8
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ポケモン その2
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ポケモン
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4:名無しさん@ピンキー
10/10/14 14:53:19 wvoaweBv
>>1

5:名無しさん@ピンキー
10/10/14 14:57:10 km/2+lKm
>>1

6:名無しさん@ピンキー
10/10/14 15:40:47 wTT/qPbH
いちおつ

BWのエリートトレーナー♀が魅力的だ

7:名無しさん@ピンキー
10/10/14 16:12:42 ktYkQQRC
>>1

8:名無しさん@ピンキー
10/10/14 16:19:09 Fu1Sokm0
ポケモンスレに投下するのは初めてだが、
私、通りすがりがリーフグリーンのSSを投下しようというのだ!

・舞台はリーフグリーン(ファイアレッドでもいいのだよ)
・分割投下(本日はエロなし)
・カプはライバル×主人公♀(名前はライバル:グリーン 主:リーフ)
・微妙に原作のゲームと違う展開かもしれない
・高クオリティを求める人はスルー推奨
・キャラとか違ってたらごめんなさい

こんなもん

9:名無しさん@ピンキー
10/10/14 16:20:43 Fu1Sokm0

「はあ~ぁ……」
 マサラタウン出身の女の子、リーフがポケモントレーナーとして旅立って、結構な日にちが経った。
 オーキド博士から貰った最初のポケモン、フシギダネは進化して今はフシギソウになってる。
 その他の手持ちポケモンはポッポのみ。
 今いるクチバシティまでずっとこの2匹だけ。
 フシギダネを選んだのが幸いし、ニビとハナダのジムは相性がよかった事もあってなんとかバッジを手に入れた。
 しかし、ここクチバジムで躓いてる。
「やっぱり、お月見山でイシツブテでもゲットしておけばよかったよ……」
 クチバジムのリーダー、マチスは電気タイプのポケモンを使う。
 草タイプのフシギソウに対し、電気技の効果はいまひとつ。しかし、全く効かないわけではない。
 麻痺してしまうこともある、そもそも相手のライチュウはノーマルタイプの技も使ってくる。
 ましてや飛行タイプのポッポじゃ歯が立たない。
 もう何度負けたことか……考えただけでもため息が出てしまう。
「ねぇ、ちょっとそこの君」
「はい?」
 そんな傷心の少女に忍び寄る影があった。


10:名無しさん@ピンキー
10/10/14 16:22:07 Fu1Sokm0

「いやぁっ! やだ、やめ……っ!」
 クチバシティから少し離れた草むらの中で、リーフは数人の男たちに取り押さえられていた。
「あ、あの、ポケモ……」
「そんなの君をこうする為の餌に決まってるでしょ?」
「あんな嘘を信じるなんて、馬鹿なガキもいたもんだな」
「そ、そんなっ!」
「まっ、こういう子のおかげで俺達は楽しめるんだけどな」
 ショックを受けるリーフを男たちはあざ笑う。
 確かに、今思えば岩タイプのポケモンをあげるなんて話はうますぎた。
 喉から手が出るほど欲しかったとはいえ、信じてしまった自分もバカだったとリーフは後悔した。
 相手は数人で男。いくら暴れても、彼らは怯むことなくリーフの動きを封じていく。
 両手を押さえられ、ポケモン達が入ったモンスターボールを取ることもできない。
「このっ、いい加減大人しく、しろっ!」
「お前は馬鹿か。抵抗されるからいいんだろうが。お、白か」
「やあぁっ! やめて、ください!」
「やめろと言ってやめる馬鹿はいないんだよねぇ。人の話を簡単に信じちまう馬鹿は目の前にいるけどさ」
 男たちがまたあざ笑う。
 その笑い声で悔しさでいっぱいになる。
 男の一人がリーフの脚を広げ、白い下着に手をかけようとした。
 すると、何かに気づき、再び笑い声をあげる。
「ハハハ! おいおい、なんか染みてんぞ?」
 男の言葉に、手の空いた他の連中もリーフのスカートの中にある白い布を覗き見る。
「まじかよ……」
「スゲー、ホントだ。もしかして感じてたのか?」
「ガキの癖に変態だな。実はこうなるの期待してたんじゃね?」
「ち、違……ちがいま……」
「んじゃ、その期待に応えるとしますか!」
 リーフは否定するも、震えた声では彼らには届かない。
 一気に興奮が高まった男たちは、一斉にパンツごとズボンを脱ぎ、いきり立った肉棒を露にした。
 はじめて見るモノは、リーフにとって恐怖以外何者でもない。
 それが複数、徐々に近づいてくる。
 男たちの目はまさに野獣のようだ。
 怖い、リーフの頭の中が恐怖で染まっていく。
 彼女は叫んだ。瞳に大粒の涙を溜め、頭の中で真っ先に浮かんだ人物の名を呼び、必死に助けを求めた。
「ん? なんだ?」
「なんだ彼氏か? まっ、呼ぶだけ無駄だろうけどな」
「どうせそいつもガキだろ。今からお嬢ちゃんに、大人の良さを教えてやるよ」
「いやああっ! 助けて、やだ、やだああぁぁ!」

「ユンゲラー、念力!」


11:名無しさん@ピンキー
10/10/14 16:22:37 Fu1Sokm0

「うおぁっ!」
 突如として、男たちとは別の、聞き慣れた声が聞こえた。
 それと同時に、一人の男の体が宙に浮き、そのまま近くの木に激突した。
 男は気絶し、草むらの中に落下する。
 それに驚く男たちも同様に、次々と宙に浮いていき、木に当たり気絶する。
 一体何が起きたのかわからないリーフは、その光景を終始見ながらもポカーンとしていた。
「ぐ、グリー……ン?」
「よう」
「うわぁぁーーん! ぐりぃぃぃーーん!!」
「おわっ!」
 立ち上がると、目の前にはリーフが先ほど助けを呼んだ茶髪の男の子がかっこつけて立っていた。
 オーキド博士の孫でリーフの幼馴染でライバルのグリーン。
 その隣にはユンゲラー。男たちはユンゲラーの念力でやられたのだと、この時初めてわかった。
 グリーンが目の前まで来ると、恐怖心が一気になくなり、リーフは泣きながら彼に抱きついた。
「ちょっ、あ、お、え、あ……あ、ええええっと……」
「こわかったよぉ……」
「わ、わかった。俺が来たからにはもう安心だから、と、と、とりあえず離れろ。あとぱんつ穿け」
「っく……うん」
 突然抱きつかれて慌てふためきながらも、自分の胸の中で泣くリーフから離れるグリーン。
 リーフは先ほどの男たちに乱された服を調え、脱がされた拾ってそれを穿く。
 そのシーンを見て興奮してるユンゲラーをボールに戻し、リーフのバッグやボール、帽子を拾っていく。
「おまたせ。でもどうしてここに?」
「んなもん後で言うから、とりあえずクチバに戻るぞ」
「うん。あ、でもこの人たちはどうしよう」
「そんな奴らほっとけ。ほら行くぜ」
「あ、待って~」
 下半身丸出しで気絶してる男達を放置して、二人はクチバシティへ向かった。


12:名無しさん@ピンキー
10/10/14 16:23:30 Fu1Sokm0

「あの、グリーン、さっきはありがとね」
「んあ? あぁ、礼ならハイパーボール20個で手を打ってやるよ」
「お金……あまり持ってないよ」
「あ、馬鹿、じ、冗談だっての!」
「でも、私があそこにいたってよくわかったね」
「ま、まぁな。俺レベルの凄腕トレーナーになると勘も鋭くなるんだぜ、すごいだろ!」
「へぇ、すご~い」
「…………そうやってすぐ信じるからあんな目に遭うんだよ」
 本当のところユンゲラーの超能力を使って見つけた。
 グリーンはその事をリーフには言わないでおいた。
 そして最後、小声で呟いたことも彼女に少し聞かれてしまったようだが、適当に流しておく。
「ま、まぁ俺様自身クチバに用事があったし、じいさんにお前の様子を見るよう言われたからな」
「私の?」
「お前、ここのポケモンジムに手間取ってるそうだな」
「うん……」
「ちょっとポケモン図鑑見せてみ。凄腕トレーナーの俺が見てやるよ」
 言われるがまま、リーフは自分のポケモン図鑑をグリーンに手渡す。
 彼女の図鑑を見て、グリーンは一度目を離し、もう一度じっくりと画面に表示されてる『つかまえた数』を見た。
「3……だと……」
「うん……」
「ちょ、おま、3ってなんだよ!いくらなんでも10はいくだろ!」
「だ、だって私、GETって苦手で……」
「フシギダネとフシギソウはともかく、ポッポはまだ進化させてないのかよ!」
「だ、だって私、ポケモンバトルって苦手で……」
「……はぁ」
 思わずグリーンの口からため息が出た。
 つい、自分のじいさんは人選間違えたんじゃないかと思ってしまう。
「…………来い」
「え?」
「今からポケモン捕まえに行くぞ。俺も手伝ってやる」
 微妙に重い沈黙を破ったのはグリーンだった。
 怒られるのかと思って肩を竦めていたリーフだったが、結構意外な反応につい間抜けな返しをしてしまう。
 リーフの手を取り、グリーンはクチバシティを抜け11番道路へと向かった。


「んーーっと……お、いたいた。リーフ、こっちだ」
「ま、待って……あ、あれは、ポケモン?」
 グリーンに連れられて11番道路に入ったところにある、とても深そうな洞窟に入った。
 薄暗い洞窟内は少し涼しい。
 実は暗いところも少し苦手なリーフは、震えながらゆっくり歩いていた。
 グリーンはどんどん突き進み、2人の距離は徐々に離れていく。
 そんな中、グリーンに呼ばれリーフは駆け寄ると、あるポケモンを発見。即座にポケモン図鑑を開いた。
「ディグ?」

『ディグダ もぐらポケモン。地下1メートルくらいを掘り進み木の根っこなどをかじって生きる。
 偶に地上に顔を出す』

「説明聞くのもいいけど逃げられるぞ」
「う、うん。いって!、フシギソウ!」
 出会ったのは、まさしくこの洞窟を作ったディグダであった。
 ディグダは素早い。先手必勝だとグリーンは言う。
 グリーンは手を出さない。
 あくまで彼はアドバイスをする立場。この際だからポケモンバトルの方も慣れさせようという作戦だ。
 リーフが選んだのはフシギソウ。地面タイプは草タイプが苦手、常識である。
 こうして、グリーンとリーフのクチバジム攻略大作戦が始まった。


13:名無しさん@ピンキー
10/10/14 16:25:11 Fu1Sokm0

「ありがとねグリーン。これで何とかなるかもしれないよ」
「何とかしてもらわないと困るぞ」
「困る?」
「その……俺のライバルがそんなんじゃ困るってんだよ」
「……」
「……なんだよ?」
「ううん、何でもない。そうだね、私がんばるよ」
「おう、がんばれ」
 無事ディグダをGETし、ディグダの穴から出ることには既に日は落ちかけていた。
 もうすぐ夜ということで、2人はポケモンセンターへ向かった。
 ポケモンセンターではポケモン治療の他、トレーナーの宿泊施設としても使えるからだ。
 2人は別々の部屋だが、今はグリーンの部屋にいる。ベッドの上に座っている。
 新しい仲間も増え、満面の笑みを浮かべているリーフをグリーンは頬を赤くして見ていた。
「なんか、何から何までお世話になって悪いかも……」
「じゃあ、礼はハイパーボール30個で……」
「うぅ……お金ない」
「トレーナーとバトルしまくればすぐ貯まるだろ。まっ、30個は冗談だけどな」
「でも、やっぱりお礼させて!」
「礼ねぇ……」
 グリーンは悩んだ。
 リーフの目を見る限り彼女は本気だ。礼をしなきゃ気がすまないと言ったところだろう。
 しばらく沈黙が流れる……そして、
「じゃあ、ポケモン交換しようぜ」
 考えた末に、というか最初から考えていたことを言葉に表す。
 少し悩んだ結果、リーフはそれを了承した。
 そして2人はポケモンを交換するマシンの前へやってきた。
 グリーンはリーフのポッポを指名したので、ポッポが入っているボールをマシンの上に乗せた。
 グリーンもまたモンスターボールを乗せる。何が入っているのか、リーフは知らないが。
 交換は無事終了した。
「どんな子が入っているんだろう」
 再び部屋に戻り、リーフはグリーンから貰ったモンスターボールのスイッチを押す。
 ボールが開き、光と共に現れたポケモンは……

「こん」

「わあぁ、かわいい」
 きつねポケモンのロコンだった。
 茶褐色の体毛に、先端がカールした6本の尻尾が特徴の愛くるしいポケモン。
 リーフは思わずロコンを抱きしめる。炎タイプなせいか、とても暖かい。
「クチバの次はタマムシだろ。相手は草だからな、そいつなら楽勝だろ」
「でもいいの?」
「いいんだよ。俺にはリザードンがいるからな」
 リザードン……ヒトカゲの最終進化系。
 グリーンはもうそこまで育てていた。
 きっと他のポケモンの強く育っているに違いない。
 凄いと思いつつも、負けてられないとも思うあたり、リーフもグリーンをライバルだと認識している証拠である。
「んで、そのロコンはディグダGETの礼として受け取っておくぜ」
 ロコンの頭を撫でているリーフの肩に手を回すグリーン。
 そのまま彼女の肩を掴み、グイッと力を入れて自分のところに引き寄せる。
 突然のことに体勢が崩れたリーフは、グリーンにその身を預けた。
「あとは、昼間の連中から助けた、礼な」
「え、グリ……ッ!」

 そして、顔を見上げたリーフの唇を、彼は自分の唇で塞いだ。


14:名無しさん@ピンキー
10/10/14 16:26:29 Fu1Sokm0
もうちょっとだけ続くんじゃ
次エロあり
リーフちゃんマジ緑

15:名無しさん@ピンキー
10/10/14 16:29:29 Fu1Sokm0
訂正

× 「んで、そのロコンはディグダGETの礼として受け取っておくぜ」

○ 「んで、このポッポはディグダGETの礼として受け取っておくぜ」

なんという失態だ

16:名無しさん@ピンキー
10/10/14 16:44:35 wvoaweBv
>>14
新スレ一発目乙
この組み合わせは久々に見るなぁ

17:名無しさん@ピンキー
10/10/14 16:44:44 ENqZnINe
俺得なカップリング来た!
リーフかわいいよリーフ

18:名無しさん@ピンキー
10/10/14 17:46:07 5N88bnjQ
>>1

>>14
投下乙。

駄目なリーフ可愛いです。
続きに期待。

19:名無しさん@ピンキー
10/10/14 18:12:53 AzSVmZVz
>>14

リーフもロコンもかわいくて心が温かくなるな
続き待ってる

20:名無しさん@ピンキー
10/10/14 18:37:44 8GC7Fw3c
>>1おつゆ

グリリフ続きを全裸に蝶ネクタイで待機しま

21:カトレアポケ姦モノ
10/10/14 18:51:14 wvoaweBv
獣…というか、スライム系に分類されると思う

・ランクルス×カトレアのポケ姦・陵辱モノです。
・こうしたジャンルが苦手、或いは嫌悪感を抱く人はスルーして下さい。
・具体的にはカトレアの悲惨な姿、またランクルスが人を犯す描写になります。

以上を了承した上で閲覧して下さい。

22:カトレアポケ姦モノ1
10/10/14 18:52:32 wvoaweBv
イッシュ四天王、北西の間。
カトレアは今日もベッドの中ですやすやと眠りながら、挑戦者を待ち受ける。
と…ベッドを覆うカーテンがゆっくりと開かれる。
「ん……」
外の光がベッドを照らし、それと同時にカトレアもゆっくりと起き上がる。
「挑戦者…かしら…?」
寝起きの眼を擦り、一伸びした後に目をあける。
しかし、そこにはトレーナーらしき人物は立ってはいなかった。そこにいたのは…
「あら…?」
「らんらーん♪」
ランクルス。ぞうふくポケモン。カトレアの手持ちにもいるポケモンである。
自分のモンスターボール6つは開かれていない…ということは、ここに迷い込んでしまったのだろうか。
「野生のランクルスなんて珍しいわね。でも、どうしてこんなところに…」
この周囲にはランクルスはおろか、その進化前であるユニランやダブランさえも野生として生息しているという話は聞かない。
「もしかして…捨てられてしまった…」
カトレアがとっさに思いついた結論はそれであった。
そして、ポケモンを愛する者が故にいたたまれなくなってしまったカトレアは、手を差し伸べる。
「アタクシのところにいらっしゃい。」
ランクルスはそれを理解した様子で、カトレアに近付いていく。
カトレアはランクルスを優しく抱きとめる。と…

23:カトレアポケ姦モノ2
10/10/14 18:55:41 wvoaweBv
「きゃっ!」
突如、ランクルスは手を大きく広げると、カトレアの両手を掴んでベッドに押し倒してしまった。
「あなた…おいたが過ぎますわよ…」
カトレアはその状況から逃れようとするも、ランクルスの腕は岩をも握りつぶすほどの圧力を発揮できる。
無論、簡単にどかすことはできない。さらに…
「サイコパワーを出してるのね…動けなくして…どうするつもり…」
ランクルスから出るサイコパワーが、カトレアの自由を奪うように作用する。
カトレアにもこのような特殊な能力が備わっているのだが、それに干渉し、上手く使えないように抑え込む。
確かにランクルスは、知能の高いポケモンである。しかし、ここまで考えて行動できるだろうか。
そうなってくると、カトレアの脳裏にもう一つの可能性がよぎる。
このランクルスは誰かに操られ、このようなことをしていると…
「どこにいるの?出てきなさい!!」
無論、反応は何も無い。と…
「きゃあっ!」
より強いサイコパワーがカトレアを襲う。
ランクルスは手を離すも、カトレアはベッドに磔にされたまま動くことが出来ない。
と…
「な、何を!?」
ランクルスは両手を使い、カトレアの服を引きちぎり始めた。
瞬間的に、カトレアのその白い肌が露となる。
突然の出来事に、混乱状態に陥ってしまうカトレア。
そしてランクルスの手が、カトレアの下着にまで伸びてくる。
「い、いや…」
そこまで来ると、いつもの気丈な表情は消えうせ、恐怖で顔が引きつってしまう。
このような表情のカトレアを、未だかつて見たことがあるだろうか。
だが、ランクルスは無情にも、いとも簡単に下着を破り捨てる。
「ああ…」
カトレアは白く、柔らかな肌をすべて、余すところなく露にされてしまう。
「何て…こと…っ…」
歯をかみ締め、屈辱的な表情になるカトレア。

24:カトレアポケ姦モノ3
10/10/14 18:56:52 wvoaweBv
突如、ランクルスはその全身をカトレアに密着させた。
「ひゃあああっ!」
ゼリー状のランクルスの体が纏わり付き、肌にダイレクトに伝わってくる。
普段、手持ちの子を抱く時とは違い、気持ちいいを通りこした不気味な感触が、カトレアの体を支配する。
「やあっ…めてぇ…ひゃ!」
カトレアは、胸のあたりに刺激を覚えた。
視覚的には捉え難いが、ランクルスは器用にカトレアの胸の辺りだけを動かしていたのだった。
その体を自由自在に動かすことのできる、ランクルスならではの芸当であった。
まるで人の手で揉み解すかのごとく、ランクルスの体が胸の周りで蠢く。
「あっ…くぅ…ん…」
目を瞑りながら、それに耐えるように歯をくいしばるカトレア。しかし…
「ひゃあん!」
強い刺激がカトレアの乳首に襲い掛かった。
ピンポイントにサイコパワーを当てたのか、直接的に刺激を与えたのかはわからないが、その的確な責めに対して、我慢しきれずに思わず悲鳴に似た声を上げてしまう。
ランクルスはさらに、カトレアの下腹部に体をぴったりとくっつける。
「はひっ!」
無論、女性の体の中でも最も敏感な部分と密着する形になる。
そして、恥部にもランクルスの体の振動が伝わってくる。
「ひゃあああああっ!」
突如としてカトレアの体に突き刺さる、電流を浴びたかのような感覚。
ランクルスは器用にも陰唇を震わせて、否応なしに刺激を与え続ける。
「あっ…あっ…あっ…」
カトレアの口から漏れる、淫靡な声。
ポケモンにこのようなことをされるのは相当な屈辱である。
「ふあっ…ああ…んん…」
しかし、体は正直に反応し、感じてしまう…カトレアにとっては、それがたまらなく悔しい。
ランクルスはさらに、カトレアの股を這うように体の一部を動かし、お尻に到達させる。
そのままアナルの付近でも細かく体を動かし、そして体の一部はその穴から細かく出入りを繰り返し、カトレアを昇り詰めさせようとする。
「あん…ふあっ!!きゃあああん!!」
敏感な部分を三ヶ所も同時に責められ、最早喘ぐことしか出来ない。

25:カトレアポケ姦モノ4
10/10/14 18:59:19 wvoaweBv
「んあっ!?」
突然、恥部の辺りに今までにない違和感を覚える。
ランクルスはぴったり閉じた恥部を開かせたかと思うと、体をその中に侵入させ始めたのだ。
「そ、それだけは…ダメ…」
その声も虚しく、ランクルスの体が膣内にスルリと入っていっく。
「あああんっ!」
そして、ゼリー状の体が自らの子宮口に当たったと同時に、遂にカトレアは絶頂に達してしまう。
膣がカトレアの意思と関係なしに収縮する。それに反応するかのように、ランクルスの体は膣を押し広げようとする。
「こんなことで…イってしまう…なんて…」
目には見えないが、恥部が濡れているのをカトレアは感じてしまう。
だが、「交尾」の本番はここからである…
ランクルスは上体を起こし、下半身同士だけを密着させるようにする。
「ラ…ンンっ…」
と、中の本体は目を瞑り、力み始める。
ふるふると体を小刻みに動かすと、下腹部が膨らみを持ち始める。
その膨らみは徐々に細長く変形し、カトレアと密着している部分に伸びていく。
「やあっ!だめぇっ!ゆるしてぇっ!!!」
カトレアがいくら嘆願しても、聞き入れてもらえる筈も無い。
ランクルスの生殖器は、先程カトレアの中に入れた自らの体の中を進む。
そして、先端に到達してしまう。
刹那、内部に入ってきた体が膣壁を擦り上げる。
「んあああっ!」
そのまま前後運動を始めるランクルス。ぬぷっ、ぬぷっと、不思議な、少なくとも人同士の行為では感じ得ないモノが、カトレアの膣を容赦なく責める。
「あっ!あん!きゃう…んぐうううっ!!」
ランクルスはさらに体の一部を伸ばすと、カトレアの口内にも、そして器用に尻肉の割れ目を縫い、アナルにも侵入させる。
「んぅっ!んぅうっ!くぅんっ!くぅうぅんっ!」
そして膣に入れている部分と同様、前後運動を始める。
三ヶ所の穴から体内への出入りを絶え間なく繰り返すランクルス。
カトレアの目には、涙が浮かぶ…

26:カトレアポケ姦モノ5
10/10/14 19:00:44 wvoaweBv
「!?」
突如としてカトレアの膣に襲い掛かってくる圧迫感。
そして…遂に射精が開始される。
「んんんんんんーーーーーーーーーっ!!!!」
断続的に注ぎ込まれる精液の量と熱が、子宮を満たしていく。
同時に他の二ヶ所の穴からは、体液と思われるゼリー状の液体が流し込まれる。
「んぐ…んぐ…んぐぅぅ…」
冷たく、味も無い、得体も知れない物質を、抵抗もできずに飲み込むしかないカトレア。
その感触は、お尻の方からもとめどなく伝わってくる。
ほどなくして、子宮が精液で満たされる。だが、射精は終わる気配を見せない。
先程からイきっぱなしの状態のカトレア。その目は生気を失ってしまっていた。
「んんっ!んんんんっ!!!」
膣の出口をいっぱいまで塞がれてしまっており、精液の逃げ場は無く、ただただ子宮が膨らんでいくのみ。
子宮は膀胱を圧迫し、カトレアは失禁してしまう。
黄色がかった液体が噴き出し、ベッドを濡らしていく。
「ん…ん……ん………」
それとほぼ同時に、カトレアは意識を失ってしまう…

射精が終わると同時に、ランクルスは体をカトレアから引き抜く。
それと同時に、カトレアの恥部からは一気に精液が溢れ出てくる。
そのお腹は、まるで臨月を迎えた妊婦のように大きく膨らんでしまっていた。
仰向けになったまま、カトレアは微動だにしない…
「くっくっく…これはいいモノが見られた…」
柱の影から白衣に眼鏡の男がひょっこり現れると、ランクルスをモンスターボールに戻した。
「小さめの体にしては凄い量を出す…それに体液を相手に注入することにより、同化させようとする…面白い習性だなぁ…」
ニヤニヤと薄気味悪い笑みを浮かべながら、研究員はメモを取る。
「これでポケモンの生殖についての研究がより捗ること間違いなし!そして…この映像は別の方面でも希少価値が高い!まさに一石にちょ…」
突如、研究員の周囲を影が覆う。振り返ると、そこには足を振り上げたメタグロスが…

27:カトレアポケ姦モノ 終
10/10/14 19:08:31 wvoaweBv
「研究員の断末魔の叫びがポケモンリーグに響く…なるほど、お互い救われないわね。」
「ん…ふええええっ!?」
シキミが振り返ると、そこには原稿用紙を手に取るカトレアの姿が…
「別荘にでも誘おうと思って来てみたけど…こんなのを人目につく場所に置いて寝ちゃうなんて、無防備ねぇ。」
「あ、あうあうあうあう…」
シキミは一瞬にして目が覚め、口をぱくぱくさせる。
「アタクシの許可無く、しかもこんな小説を書いちゃうなんてねぇ…最も、許可なんてしないでしょうけどね。」
カトレアはにっこりと微笑むが、それを見たシキミは青ざめながら後ずさりする。
「い、いえ!これは違くて!その…あの…えーっと…どうしても読みたいって人がいて仕方なく…」
「そう…その人にもオシオキが必要みたいだけれども…受け入れたアナタにも責任がございましてよ。」
カトレアはモンスターボールを投げる。
「ランクルス、行きなさい!」
「ひっ…!」
その後、シキミの悲鳴がポケモンリーグに響いた…

「うふふ…シキミちゃん、ちゃんとリクエスト通りに書いてくれてるかしら…」
その小説を求めていた当本人は、バレているとも知らず、サザナミタウンのカトレアの別荘で小説の到着を待ち侘びていたのだった…


以上です。
スマン、どうしても踏ん切りがつかずにオチを付けてしまった…
ちょっとメタグロスに踏み潰されに行ってくるorz

28:名無しさん@ピンキー
10/10/14 19:32:29 vqI42wbM
GJ
豊作祭だな

29:名無しさん@ピンキー
10/10/14 20:44:48 xCmvDmyI
>>27、GJ!

ちょ、シロナさん自重w

30:名無しさん@ピンキー
10/10/15 00:21:00 U7nnhMyX
sageテスト

31:名無しさん@ピンキー
10/10/15 00:24:13 U7nnhMyX
そして次はトウコの小説を頼むんですね。分かります。   

32:名無しさん@ピンキー
10/10/15 01:25:10 VVeEDRLF
>>27おつゆ。

あの部屋にあるシキミの小説ってマジでこんなんばっかなのかなぁ……なんて思うとホラーさ加減がだいぶ減るな

33:名無しさん@ピンキー
10/10/15 11:24:38 b/3KGnGm
>>27
GJです。
チャンピオン何してはるんですかw

34:名無しさん@ピンキー
10/10/15 18:29:42 oS9Kk/57
エスカレートしてシキミさんをシンオウまで拉致…って小説なんて書いてもらわなくてもヒカリは好きにできるか

35:名無しさん@ピンキー
10/10/15 18:51:52 VVeEDRLF
ところで修行の岩屋の奥ってどんな感じ?シロガネ山っぽい雰囲気?

まだ四天王すらボコってないからわからないんだが……

36:名無しさん@ピンキー
10/10/16 02:22:52 cjs15soL
特に変わったところもない洞窟だったなぁ

37:名無しさん@ピンキー
10/10/16 08:21:39 W2xXW1hH
今回オマケ要素中途だよな
まあ妄想を広げるには自由だ

38:名無しさん@ピンキー
10/10/16 15:26:09 jJm74eXu
>>36そーなのかー

シナリオ進めて自分で見てみる

39:14
10/10/16 15:58:35 hng5AAK3
突然だけど投下するんだな

注意点
>>13の続き
・エロあり

↓投下↓

40:名無しさん@ピンキー
10/10/16 16:02:25 hng5AAK3

「うわああああ!!」
「リーダー! どうかされましたかー!?」
 ここはトキワシティのトキワジム。
 ジムリーダーの私室から悲鳴が聞こえたので、ジム所属のトレーナーが駆け寄る。
 何でもないと言い、すぐにトレーナーを下がらせる。
 誰もいなくなった私室、沈黙が流れる。

(なんつー夢だよ)

 額を片手で覆い、深いため息を吐く。
 どうやら寝てしまっていたらしいが……。
 変な夢だ。自分の想像も入り混じってると思うと、なんだか恥ずかしくなってくる。
「そういや、最近会ってねえな」
 机の上に飾られてる写真立てを手に取り、ふと呟く。
 彼がボーっと見ている写真は、彼の幼馴染がカントーのチャンピオンになった時の写真だ。
 祖父や姉、そいつの親や四天王、約一名を除いた全員が笑っている。
 あれから何年か経った。
 いつも自分の後ろを歩いていると思ってた彼女は、いつの間にか隣にまで追いつき、すぐに追い抜いていった。
 彼も今はジムリーダー、彼女はチャンピオン。
 どちらも挑戦する側からされる側に変わった。会える日も少なくなっている。
「……って、なんか全然会えなくて寂しいみてーじゃねえかあああああああ!! ……ハァ」
 気がつけば、脳内は彼女のことでいっぱいだった。
 その気持ちを全部声に出すことで発散する。その後小さなため息を吐く。
 その時、私室の扉が鳴った。
 先ほど駆けつけてきたトレーナーが、挑戦者が来たと言う。
 変な夢を見た鬱憤を晴らすのも兼ねて、リーダーはスタジアムへと向かった。

「久しぶりだね、グリーン」
「お前はそこで何してんだ」
「何って……ポケモンジムに来たらやる事は1つでしょ?」
 挑戦者というから誰かと思えば、先ほどまでジムリーダー、グリーンの脳内を支配していた人物だった。
 ジム戦なんてする必要のない、カントー地方のチャンピオン。
 相変わらず白い帽子を被っていて、チャンピオンになっても当時とあまり変わっていない様子。
 そして彼女は何故か挑戦者としてやってきた。
「ホントにやるのか?」
「うん!」
「わーったよ。使用ポケモンは1体な」
「わかった!」
「おい、誰か審判やってくれ」
 やる気満々な彼女を見て、こいつ変わったなと思う。
 2人は使用ポケモンを決め、ほぼ同時にボールを投げた。
「行けよピジョット!」
「行って、キュウコン!」


――ピジョット戦闘不能! 勝者、挑戦者リーフ!―

41:名無しさん@ピンキー
10/10/16 16:03:36 hng5AAK3


「お前のポケモン、また強くなったな」
「グリーンのポケモンだって強くなってたよ。リーグの時とは全然違った」
「余裕発言ありがとうよ」
 バトルが終わり、グリーンはリーフを引き連れて再び私室へ戻った。
 トレーナー達がお茶やお菓子を持ってくると、リーフは笑顔で頭を下げる。
 治療が終わったピジョットとキュウコンが戻ってくると、2人はお互いのことを話し始めた。

 リーフはチャンピオンとなってからも、ポケモン図鑑完成のために旅をしているという。
 新しい地方で出会った見たことのないポケモンや、様々なトレーナーの事を実に楽しそうに話す。
 楽しい事、驚いた事の連続であったが、カントーが恋しくなって戻ってきた。
 グリーンもあの後、前のリーダーが行方不明になり、チャンピオンの実力が認められジムリーダーの要請が来たとか。
 ポケモンバトルだけしてればいいと思っていたが、実は他にも色々やる事があって忙しい日々を送っていた。
 話は思い出話へ変わり、久々に合ったということもあり話が絶えることがなかった。


 日は落ちかけ夜になろうとしている。
 キュウコンとピジョットの2匹は寄り添うようにして眠っている。
 そしてそのトレーナー達はというと……

「……ん……ちゅ……ふっ」
 私室にあるベッドの隣で、唇を重ねていた。
 密着し合い、舌を絡ませる。
「んっ……少し、背伸びたんじゃない?」
「そうか?」
「絶対そう。前はつま先立ちじゃなくてもキスできたもん」
「んー、自分じゃよくわからねぇ」
 唇が離れても唾液の糸が二人を結んでいる。
 グリーンの顔の目と鼻の先にリーフの顔がある。
 暗い室内でもこの距離なら、お互いの表情がわかる。
 2人はベッドの上に乗る。ポフッとベッドが少し軋む。
「……お前ってさ」
「なに?」
「上のほうはまだ付けてないんだな……その、下着をさ」
「え? 変、かな?」
「いや、お前くらいの歳ならもう付ける頃だって、前に姉ちゃんが言ってたから。それに、前に比べてでかくなったろ」
「そうかなぁ、自分じゃよくわからないよ」
 帽子を脱ぎ、青い服も脱ごうしているリーフを見て、グリーンは思わず呟いた。
 ポケモントレーナーとして成長したリーフだが、体つきも成長しているのは間違いはない。
 それでいてノーブラという仕様。グリーンが驚くのも無理はないのかもしれない。
 服を脱ぎ終えたリーフを押し倒し、成長した乳房をわしづかむ。
「間違いない。前より揉みごたえがいいぜ」
「ぁ……はっ……」
 グリーンの手つきは、最初のほうに比べてだいぶ優しくなっていた。
 恥ずかしい声が漏れ始め、更にグリーンが恥ずかしい事を言うのでリーフの顔が赤くなっていく。
 まるで遊ぶように揉みつつ、グリーンの顔が彼女の左側の乳房へ近づいた。
 片方はその先端を舌で舐め、片方は指で優しくこねる。
「ん……っ!」
「感度もよくなってんな」
「あ……は、恥ずかしいから、そんなこと言わないでよぉ」
「そういう反応見ると言いたくなるぜ。やらしい体になったよな、リーフ」
「っ……っ!」
 リーフの胸をいじっていたグリーンだが、突然彼女の反撃を受けた。
 起き上がってグリーンの脚の間へと入り、ズボンのベルトをはずし始めた。


42:名無しさん@ピンキー
10/10/16 16:04:27 hng5AAK3
「ちょ……」
「私もグリーンを気持ちよくさせるっ」
 一瞬のうちにベルトは外れ、少しずり下げるとトランセル状態の肉棒が姿を現した。
「グリーンだって、前より大きくなってる」
「……お互い成長期ってことだ」
「そうだね。成長期成長期……ちゅっ」
 かたくなってる肉棒の先端にキスをした時、グリーンの体が震えた。
 片手で軽く掴み、裏筋をゆっくりと舐め上げる。
「ッ……お前、そんなのどこで覚えた……?」
「私だって、ポケモンばかりやってたわけじゃないもん……んっ、はふっ、ンん……ッ」
 亀頭を嘗め回した後、ゆっくり飲み込んでいく。
 リーフの思っていた以上に彼の肉棒は長く、喉の奥に当たる。
 口内で唾液を少し溜めて吸い上げる。口を強くすぼめると、グリーンがビクッと反応した。
 その反応が嬉しいというか楽しいというか。肉棒は苦いけど我慢した。
「ぐっ……ふッ!」
「んん、ちゅぅぅッ……ッ!」
「ちょっ、もうやばい。そろそろ、離れ、ろっ!」
「ンッ! ぷはぁ! ど、どうしたの?」
「次は、俺が攻める番だ」
 本当はリーフの攻められ続け、負けそうになったから。
 リーフの頭を掴み、グリーン自身も腰を引いて半無理やりに肉棒から引き離す。
 その際、唾液の糸が彼女の舌と繋がっていたが、すぐに途切れてシーツの上に落ちた。
 リーフの体を起こし、自分の体に凭れさせるグリーン。
 彼女の後ろから腕を伸ばす。
 スカートをめくり、下着の中に手を突っ込む。その中にある秘所を指で触れる。
「あぅッ」
「お、もうかなり濡れてるじゃん。準備する必要なかったか?」
「そ、そんなに濡れてるの?」
 筋をなぞる様に触れ、時折浅く指を入れたりする。
 秘所から愛液が溢れ出し、指を動かす度に聞こえる水音がグリーンの興奮を高める。
 リーフが顔を赤くさせながら問いかけると、秘所いじりをやめ、彼女の手を取った。
 自分でも触ってみろと言い、秘所を触れさせた。
 リーフにとっては自慰を見られてるようで、なんだか恥ずかしい。
「ほら、すげーだろ?」
「う、うん」
 指が離れると、愛液の糸が形成された。
 シーツにも染みができている。
「ホントにさ、冗談抜きでお前やらしい体になったよな」
「もう……そんなこと言わないでよぉ」
 耳元で囁かれると、リーフの顔がまるでファイヤーの炎のごとく真っ赤になった。
 そんな彼女をベッドの上に寝かせる。
 下着の片足だけ脱がし、左右に広げその間にグリーンが入る。
「もういいか? つーか、俺もう我慢できねぇ」
「うん、私もグリーンのほしい」
 リーフの合意を得て、既に最終進化した肉棒を濡れほそぼった秘所に当てる。


43:名無しさん@ピンキー
10/10/16 16:04:53 hng5AAK3
「んじゃまぁ……いくぜ、っと!」
「んんっ……ぁんッ……入っ……あぁッ!」
 肉棒がゆっくり、ゆっくりとリーフの中へ入っていく。
 しかし半分ほどの所まで来たところで、彼は一気に肉棒を突き入れた。
「っ……きっつ……」
「はっぁ、はっ、ぁ、は、入った、ね……ッ」
 肉棒の先が膣の最奥に当たったところで、グリーンはしばらくジッとしていた。
 その間も、彼女の膣内は侵入者を容赦なく締め付ける。
「おい……リーフ……シメすぎ……っ」
「そ、そんなこと言われても……」
「もたねえから、一気にいくぜ……おりゃっ!」
「んンっ! やっ、あっ」
 リーフの言葉が途切れ、肌がぶつかり合う音が聞こえ始めた。
 彼女の上に覆い被さり、激しく少し乱暴に腰を動かす。
 何度も、何度も膣の最奥を刺激され、結合部から愛液が更に溢れ卑猥な音を聞かせた。
「ぁ……んっんんッ!」
「おいコラ……なに口閉じてんだよっ、手ぇどけろって」
「んッ、ぁ、だ、だって……声、恥ずかしい……」
「……仕方ねぇな」
 なるべく外に漏れないように、リーフは口元に手を置いている。
 それをグリーンが半無理やりに引き離す。
 そしてその代わりに、自分の唇を押し当てた。
「んっ、ちゅ……」
「ふぅ……これなら恥ずかしい声ってのは大丈夫だろ?」
「う、うん……というか、こっちのほうがい……んッ!」
 舌を絡めた深いキス。
 呼吸のため時折唇が離れると、彼女の頬や耳も軽く舐める。
 そして再び唇を重ねた。
 グリーンの腰の動きが更に早くなる。その意味はリーフも分かっていた。
 彼の絶頂が近い。膣内の肉棒が徐々に膨らんでいくのを感じていた。
 それと同時に自分の中でも何かが膨らみ、今にも爆発しそうであった。
「いきそうか?」
「う、うん……な、なにか……あぁッ!」
「ならいっちまえよ……ッ!」
 体を起こし、更に激しく彼女を貫く。
 揺れる乳房を両手で揉みしだき、その先端を指で摘みこねくり回す。
 既にリーフには嬌声を我慢する余裕などない。
 そして、肉棒を押し込み膣の最奥にある入り口を少し広げた時だった。
「んあぁッ! だめえっ! きちゃうっ、んッんああああぁぁッ!!」
 リーフの絶頂感が爆発した。
 彼女はシーツを掴みながら身体を大きく跳ね上げ、眠っていたポケモン達を起こすほどの声で叫ぶ。
 その直後、グリーンの我慢も限界を迎え、腰の動きが止まる。
「うっ、ぐっ……っ!
「あッああぁ……は、はいって、きてる……」
 膣内で熱く、濃いものが噴き出ている。
 長い長い射精。それをリーフはすべて受け止める。
 結合部からは収まりきれなくなった精液が流れ出て、ベッドを汚している。
 射精が終わっても、2人はしばらく繋がったまま。
 2人の荒くなった呼吸だけが室内に聞こえている。
 肉棒を引き離すと、2人の結合は完全に解除された。
 秘所から白濁な精液を流しながら、リーフが幸せそうに微笑み両手を伸ばす。
 照れくさそうにしながらも、グリーンはそれに応えるように彼女を抱きしめた。
 
 そんな2人を、ピジョットとキュウコンが不思議そうな表情で見ていた。


44:名無しさん@ピンキー
10/10/16 16:06:57 hng5AAK3


 次の日の朝、1番道路歩いているリーフの横にはグリーンがいた。
 2人手をつなぎ、故郷を目指している。
「ねぇグリーン、ジムのほうは大丈夫なの?」
「休暇届出してきたからな。元四天王に代理を頼んできたし、挑戦者が来ても大丈夫だろ」
「そうなんだぁ。でも急に『俺も帰る』って言ったときはびっくりしちゃった」
「……まっ、俺も長く帰ってねえしな。そろそろじいさんや姉ちゃんにも顔出しとかないと、余計な心配されても困る」
「やっぱりグリーンって優しいね。私、グリーンのそういうところ好きっ」
「……」
 グリーンの頬が赤く染まる。
 そんな自分を見られたくなくて視線を逸らすグリーンを見て、リーフは笑顔を浮かべる。
 そして、いい天気だからと言いポケモン達をボールから出し、グリーンもそれに続く。
 フシギバナにキュウコン、リザードンにピジョット、走り回ったり飛び回ったり。
 それを2人は微笑みながら見ている。
 そして、今まで黙っていたグリーンの口がゆっくりと開いた。
「そうだ。じいさんの研究所に着いたら、またバトルしようぜ」
「バトル?」
「昨日と同じ使用ポケモンは1体、お互い最強のポケモンで勝負、いいか?」
「うん、わかった!」
 突然の挑戦だったが、リーフは笑顔で受ける。
 それを見て、グリーンは上空で気持ちよさそうに飛んでいるリザードンを見上げる。
「……それと、俺が勝ったらお前に話す事がある」
「え?」
「なんでもねぇよ。ほら、さっさと行くぞ!」
「あ、ま、待ってぇ~」
 そして、故郷のマサラタウンが見えるところまで来ると、グリーンはいきなり走り出す。
 慌ててリーフも走り出し、それにポケモン達も続いた。
 草のにおいがする気持ちいい風が吹く中、2人は久方ぶりに故郷へ帰ってきた。


 
 後に、ポケモントレーナーとしてはカントー地方最強の夫婦が誕生した。
 そしてお互いまだ行ったことのない地方、『イッシュ地方』に行きたいと口を揃えて言い出す。
 すべてが始まった町で、また新しい冒険が始まろうとしている……のかもしれない。

<終>

45:名無しさん@ピンキー
10/10/16 16:08:56 hng5AAK3
あ…ありのまま書いてる時に起こった事を話すぜ!

「俺はリーフたんが数人の男にぐちょぐちょにレイープされるSSを書いてると
思ったらいつのまにか、あれ?前半いらなくね?な和姦を書いていた」

な…何を言っているのかわからねーと思うが 
俺も何が起こったのかわからなかった…
股間ががどうにかなりそうだった…
前半夢オチだとか超スピードだとか
そんなチャチなもんじゃあ断じてねえ

もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ…

GJくれた人ありがとうございました
次はぶっとびシャイニングとかトウトウとかラティエロとかに挑戦しようかと思います
微妙にノーマルが少ない気がするけど何、気にする事はない
長々と申し訳ない。何か書けたらまた来ます

46:名無しさん@ピンキー
10/10/16 17:24:26 24PPF28P
>>45
乙。次の作品にも期待だ。

47:名無しさん@ピンキー
10/10/16 17:42:27 tIOvl6jj
>>45
乙です。期待して待ってます。

48:名無しさん@ピンキー
10/10/16 18:10:41 jJm74eXu
>>45おつゆ。リーフが可愛くて生きるのがツラいぜ!

49:名無しさん@ピンキー
10/10/16 19:07:55 Qyi6ceB7
>>45
みんな書かないから俺が書く
はっきり言うと、本当に低クオリティ。面白くもないし出直して来い
あとこれは書き手全員に言えることだけどせめて前スレ>>858の文章レベルになってから投下しろ
あとこれってリーフグリーンじゃなくて金銀だよね。ライバルがジムリーダーだし
リーフグリーンのSSだとか言って人を騙すのはよくないんじゃないかなぁ


50:名無しさん@ピンキー
10/10/16 19:09:01 v8ytbORa
↓玉葱頼みます

51:名無しさん@ピンキー
10/10/16 19:19:17 jJm74eXu
↓GO!GO!MAGGYO

ジチチュウ元気でちゅう

52:名無しさん@ピンキー
10/10/16 19:42:55 HEIFV2Fh
>>45
リーフ可愛いぞコンチクショウw
自作期待。特にトゥートゥーに。

53:名無しさん@ピンキー
10/10/16 20:14:11 U+MM7lvR
可愛いリーフが見られるだけで有り難い

54:名無しさん@ピンキー
10/10/16 20:51:15 cKOvvjND
>>49
ネット越しだからって調子に乗るなよ
もう夕飯時だろ?
お子様ランチでも喰ってろ

55:名無しさん@ピンキー
10/10/16 20:58:13 ZpSlMBQD
>>49
相変わらずのウザさだな。
お前みたいな輩を厚顔無恥って言うのかね。

56:名無しさん@ピンキー
10/10/16 21:06:37 ojc8aZOS
なんでこのスレはスルーが出来ないの
構う方も構う方だ

57:名無しさん@ピンキー
10/10/16 21:13:19 v8ytbORa
      \       ヽ           |        /        /
          \      ヽ               /      /
‐、、         殺 伐 と し た ス レ に 鳥 取 県 が ! !      _,,-''
  `-、、                  __/\            _,,-''
      `-、、              _|    `~┐         _,,-''
                      _ノ       ∫
                  _,.~’        /
────‐     ,「~      ○     ノ    ────‐
               ,/        ノ^l     ` ̄7
             ミヽ|       (_ノ       /
           _,,-'   ~`⌒^7<・>е <・>  . .::::::/    `-、、
        _,,-''            丿.........................:::::,、:彡゙ \,      `-、、
 ,'´\           /  _7       /`⌒ーへ_,._⊃         /`i
 !   \       _,,-┐    \    _,.,ノ          r‐-、、      /   !
 ゙、   `ー--<´   /      L. ,~’             ゙、  >-一'′   ,'
  y'  U      `ヽ/     /            ヽ      ヽ '´     U   イ
                                ____
         /      __        |       \____\
    ___/__ / ̄    ____|____ \ \____\
       //ヽ   /___         /|\       \ \____\
     / / ヽ  / /__     /  |  \       \_______
   /  /   / /   /     /    |    \          |    \
  /   /  / /  _/   __/      |      \__      |     \  ̄―_


58:名無しさん@ピンキー
10/10/16 21:17:42 J8giqgbc
>>49
なんか作家さんなのかな?
ぜひとも指導をお願いしたい。
だから投下待ってます。
エロで、BWであとがき無しの作品を

59:名無しさん@ピンキー
10/10/16 21:52:41 ARVbjQ7c
>>57
群馬県じゃねーかww

60:名無しさん@ピンキー
10/10/16 22:06:30 AqvwiEFd
JGさんがすごいのは何時いかなる時間帯でもすぐ登場するところだなw


61:名無しさん@ピンキー
10/10/16 22:16:25 cKOvvjND
言い忘れたがGJ!!

>>60
まさか不登校…
おや、こんな時間に誰だろう

62:名無しさん@ピンキー
10/10/16 22:22:17 ojc8aZOS
18禁だぞここ

63:名無しさん@ピンキー
10/10/16 23:15:26 BkpYc87b
BW以外は流行じゃないから投稿するなと言えば後書きも感想に対するレスも必要ないと言う……
上から目線で質の良い()エロい小説を要求する
かと言えばネタを提供するわけでもなく投稿された小説にダメ出ししかしない

こんなヤツの言う事聞く人なんていないだろ
どうしてそれが理解出来ないのか

64:名無しさん@ピンキー
10/10/17 00:11:05 bXLHrTq7
そんな事よりカミツレさんだ!

65:名無しさん@ピンキー
10/10/17 00:29:27 ZTTIh+yX
じゃあ俺はシキミたんキボンヌ

66:名無しさん@ピンキー
10/10/17 00:32:47 afo1wjqM
そして俺はアララギパパ×フウロくんを書くのだった
誰得?俺得

67:名無しさん@ピンキー
10/10/17 01:02:13 WrNZ6QWu
アララギやマコモのSSってまだ無いんだよなぁ…
相手をどうするかって問題もあるかもしれんが

68:名無しさん@ピンキー
10/10/17 01:07:48 ZTTIh+yX
マコモ出番ないもんなあ
アララギさんはいっぱいいるだろ…
主人公からチェレン、そしてまあ地方に行くたびにジムリーダーをたぶらかして…っつーのもアリかと

69:名無しさん@ピンキー
10/10/17 01:23:04 un5p6MAn
アデクさんの愛人設定ってのはどうだ
放浪の旅は建前ということで
全ジムリーダーにも適用できるなw
というか結婚してるのか?アデクさんは

70:アーティ×フウロ
10/10/17 03:36:45 JJua6VHp
とりあえずアーティ×フウロがいいと思うんだ
接点もクソもないが

ということで投下。
フウロの一人称
フウロが乙女
全18レス

エロだけ見たい奴は13からよろしくな!

71:アーティ×フウロ1
10/10/17 03:37:31 JJua6VHp



 三年前、初めてヒウンシティに遊びに行った。
 それまでフキヨセ周辺しか知らなかったアタシは、見るもの全てが煌びやかなその光景に目を奪われた。
 中でもとりわけ、ちょうど行われていた個展の絵に、目どころか心までも奪われた。
 繊細なタッチなのに力強い描写。キラキラの色づかい。何より、そこにポケモンがいるかのような躍動感。
 あんな絵を描く人はどんなに素敵なんだろうって、空を飛ぶコアルヒーにずっと話しかけてたのを覚えている。
 それからしばらくして、アタシはフキヨセのジムリーダーになった。
 挑戦者は毎日のようにいたし、貸物機のサービスも軌道に乗り始め、出来れば足繁く通いたいヒウンシティにはなかなか出向けない。
 天気が良いと、飛行機から薄い雲の向こうにたくさんの高いビルがぼんやり見えて、とても眺めがいい。
 でも、それを見る度に思いを馳せてしまう。アタシにはジムも仕事もあるし、それはとても幸せなことなんだけど、なかなかプライベートの時間は取れなかった。
 空を飛べばひとっ飛びのはずのヒウンシティは、アタシにはどこまでも手の届かない場所に思えていた。




「あーんもう、今日も疲れたなあ」
 急に大雨が降って運航時間が変更になり、予定していた時間をだいぶ押していた。
 先方に平謝りして、個数をチェックしてもらって、次の運搬の打ち合わせをして……たった今帰ってきたところだ。
 もうすぐ十二時を回ろうとしている。もちろん夜の。
 こんなんじゃお肌も荒れる。高い化粧水より睡眠のほうが効くってわかってるんだけど、それがなかなか。

「うわあ、いっぱい来てる」

 ジムを離れることが多いので、ジムリーダー不在通知書BOXなるものを設けているんだけど、なんとまあ大盛況。今日だけで四枚も入っている。

「最近すごいなあ~。まっ、ジムリーダーの宿命なんだけどね」

 明日はカーゴサービスの運休日だから、午前中にまとめて相手して、午後は久しぶりにゆっくりしようかな。
 頭の中で算段しながら、紙に午前希望のチェックをして寝る支度を始める。
 疲れはするけど、今の生活に不満は全くない。全部自分が選んだことだもん。

 ―でも、月一くらいで遊びには行きたいかなあ。

 遊び、で当然のようにヒウンシティを思い出してから、アタシはあっ、と声を上げた。
 そうだ、明日の午後に行けばいいんじゃない!
 いつも用事があったりタイミングが合わなかったりで、ずっと行けていなかったけれど、ジムの仕事さえこなせば明日はフリー。誰かと会う予定もない。正に天恵!
 急にテンションが上がって、いそいそと服を脱いでお風呂に入る。
 自慢じゃない(まあ自慢にしてもいい)けど、かなり大きなおっぱいがぷるんと揺れた。

「えへへ、ちゃんとキレイにしてこっと」

 別に誰かと会うわけじゃないけど、せっかく楽しいことが待ってるんだから身だしなみも清潔にしなくっちゃね。
 髪も身体も丁寧に洗って、浴槽にゆっくり浸かる。一日の疲れが吹っ飛んでく気分。
 しっかり髪を乾かしてから、ベッドに潜り込んだ。
 明日はきっと素敵な日になる予感に包まれながら。



72:アーティ×フウロ2
10/10/17 03:38:17 JJua6VHp


 結局挑戦者たちは、誰一人アタシに勝てなかった。
 帽子を被った男の子と女の子はすぐに再戦を挑んできたけど、残念ながらパス。
「くそぉ……俺の格闘縛りパーティが……!」
「あたしの草縛りパーティがぁ……ドレディアちゃん……!」
 去り際にブツブツ呟いていたのが怖かったけど、また挑戦してね、と言って追い払った。
 それにしても、よくそのパーティで飛行ジムに挑むよね。あたしならカミツレちゃんに絶対挑まないけど。

 なんだかんだで汗をかいちゃったからシャワーを浴びたかったけれど、もう一分一秒も惜しかった。
 せっかく都会に行くんだから、と前日のうちに決めておいたシャツとトップスに着替える。
 たまにはオシャレもしなきゃね。髪は……このままでいっか。
 準備が整うと、コアルヒーにヒウンシティまで飛んでもらう。

 やってみると、案外簡単なことなのかもしれない。
 今まで理由をつけては諦めていたけれど、時間は自分で作るんだ。これからはもう少し高い頻度で来れたらいいな。
 そんなことを、強く心地良い風を全身に受けながら考える。
 髪が凪いでバタバタはためく。ちょうど真上にある太陽が、海に反射してキラキラ輝き、アタシを照らしていた。



73:アーティ×フウロ3
10/10/17 03:38:47 JJua6VHp


「よいしょ、っと。ありがと、コアルヒー」

 久しぶりにやって来たヒウンシティは、以前より雑多な印象が強かった。
 お昼時のためか、忙しそうにハンバーガーを詰め込みながら携帯チェックしているサラリーマンや、テラスできゃっきゃとデザートを食べているOLの姿が目につく。
 とにかく、人、人、人。畑や滑走路なんてあるはずもない。
 こんな場所でアタシなんか、何の影響力もないのかもしれない。
 この三年間それなりにやって来たつもりだったけど、人の群れにぽつねんと取り残されているのって、自分なんか大した人間じゃないって言われているようで。

 って、感傷的な気分になりに来たんじゃないんだってば!

 時間は有限なんだから、楽しまなきゃ損だよね、うん。
 コアルヒーにお礼を言って、モンスターボールをしまう。
 昼ご飯を食べていないのでカフェテリアの良い匂いに惹かれるけど、やっぱりあの絵をもう一回見るために来たんだから、それが最優先。
 おのぼりさんみたいにキョロキョロして、マップを見たり人に聞いたりしながら、なんとか例のアトリエの前にたどり着いた。

「ここだよ、ここ! あの時の興奮が、今!」

 一人で盛り上がりながら扉の前に立つ。
 さあ、お願いアタシを感動させて!
「……」
 一秒。二秒。三秒。
「…………」
 えっと、開かない。

「えー、なんで!? これ自動ドアだよね!? そう見せかけて手動とか!?」

 一応押したし引いてもみたけど、びくともしない。というか取っ手がないから、間違いなく自動ドアなんだけど。
 パニックになっていたアタシの目に、横にあった小さな貼り紙が映り込んだ。

『定休日、木曜』
「……ウソ……」

 意味はわかるけど理解したくない。
 確かに今日は木曜で、人が入る土日以外に定休日を設けるのは自然なことで、不定休の仕事に就いているアタシが悪いのかもしれないけど。
「こ、こんなことって……」
 思わずへなへなとその場に座り込んでしまった。
 怒りや憤りよりも、脱力感が全身を支配する。
 そりゃ、定休日をあらかじめ確認しないアタシが悪い……って、全部アタシのせいですね、はいはいすみません。
 しかし、三年ぶりに来たのに、この仕打ちはあんまりじゃないの。
 次はいつ休みが取れるかもわからないし、あんなに張り切って時間を作ろうと意気込んでた気持ちが、みるみる消沈していく。
「あぁ~もう……疲れちゃった……」
 いつまでもこうしてても仕方ないし、名物のヒウンアイスでも買おうかな、でもすごい行列だったしなあ、とぼんやり考えていたアタシの前の自動ドアが、突然開いた。



74:アーティ×フウロ4
10/10/17 03:39:15 JJua6VHp

「うえぇっ!?」
「へっ?」
 素っ頓狂な声に顔を上げると、なんか変な人が立っていた。
 ……いや、それは失礼よねいくらなんでも。
 まあすごく形容しづらい格好ではある。パーマだし。夏なのにマフラーしてるし。ピエロみたいなズボン履いてるし。フキヨセには絶対売ってないベルトしてるし。
 その変な人は、変な声を出して変なポーズで固まっていた。
 しばらくお互い見つめ合っていたけど、よく考えれば両手をついて座り込んでいるアタシの方が変な人だというのに気づく。

「あっ、ご、ごめんなさい、邪魔ですよね」
「邪魔っていうか……もしかしてお客様? ごめんね~今日休みなんだ」
 従業員の人なんだろうか。変に間延びした口調。って、これしか感想ないのかアタシ。
「あはは、さっき知りました……ど、どうも失礼しました」
「うん、本当にごめんなさい! もしかして遠い所から来てくれたの?」
「えっと、その、フキヨセシティから」
「フキヨセから!? うわあ、わざわざありがとうございます! なんか申し訳ないなあ、ううん……」

 なぜか考え始める男の人。
 何を考えてるのかは知らないけど、セレクトショップが立ち並ぶ通りでこんな間抜けな会話を大声でしているのは、どうにも居心地が悪い。
 いろんなことがいっぺんに起こってどうしていいかわからなくなったアタシは、とにかくこの場から立ち去ろうとした。

「それじゃあアタシはこの辺で」
「あ、そう? お詫びにご飯でもって思ったけど、用事があるなら仕方ないねー。またボクの絵を見に来て下さい」
「ええ、それじゃ……って、はい?」
 思わず聞き返す。
「うん、ボクの絵。アトリエの中に部屋もあるから、よくここで寝泊まりしてるんだ~」

 びっくりして開いた口が塞がらないとは、正にこのことだろうか。
 現に少し舌が乾くのを感じて、慌てて口を閉じた。
 この人が、アタシが三年前に心を奪われた画家さん?
 言われてみれば、この外見と言動の奇抜さも、世俗から離れたアーティストっぽい気がしてくるから不思議だ。
 アタシは気がすっかり動転するやら舞い上がるやらで、口をあわあわ動かすしか出来なかった。
 どうしてこんな出会いなんだろう。予想ではプレゼントを持って、『ずっとファンでした! サイン下さい!』って言うつもりだったのに……。
 どうして突っ伏してヘロヘロな状態で出会っちゃうのよ!?



75:アーティ×フウロ5
10/10/17 03:39:40 JJua6VHp

「えっと、大丈夫?」
「はっ!? はいっ!」
 言い訳の言葉が浮かんでは消えて、結果何も言えないでいるアタシを見かねたのか、画家さんは怪訝そうに覗き込んで来る。
「ああ、ヒウンアイスを買うの? あれはね~、火曜日がオススメなんだけど」
「いえ、あの、その」
「あとはね、夕方に出るロイヤルイッシュ号から見える夕焼けがすごくキレイだよ~」
 なんか観光案内されてるし。そ、そうじゃなくて……!

「あとは~」
「あの……!」
「はい?」
 ああもう、遮っちゃった。何がしたいのか自分でもわからない。もう泣きそう。
「アタシ、あなたの絵がすっごく好きで、その、三年前に見た時からほんとに大好きで、それに支えられて今まで頑張ってこれたんですっ」
「え、そうなの? 嬉しいなあ、ありがとうございます」
 思いの丈をまくし立てると、帰ってきたのは妙に軽い返答。なんか空回ってる気がするんだけど、気のせいだろうか。
 そして炭酸の抜けたサイダーみたいな笑い方をするこの人からは、アタシが予想だにしていなかった言葉が降ってくる。

「えっと、あなたアレだよね、フキヨセのジムリーダーさんじゃない?」
「ほえっ?」
 思わずおかしな声が出てしまった。
 もう恥ずかしさの極みだ。穴を掘って入りたい。
「え、なんで……」
「だってボク、ヒウンのジムリーダーだから。新しいジムリーダーさんが登録されたら、一応写真と経歴書が送られて来るんだよね」
「は……」
「結構前に見たはずなんだけど、そういえば実際にお会いしたことはなかったね。はじめまして、ヒウンジムリーダーのアーティっていいます。ええと、虫ポケモンが好きです」

 もう何がなんだか。
 この人がヒウンジムリーダー?
 確かにポケモンリーグが運営している名簿に登録はしてあるし、アタシも全部のジムリーダーさんの写真と名前は確認した。
 カミツレちゃんとは仕事上で偶然会い、年齢が近いこともあって仲良くしている。
 会合にはまだ顔を出せていないから他の人は知らないけれど、言われてみればヒウンジムリーダーのアーティ、という名前に聞き覚えがある。
 それが、今までアタシがずっと焦がれて来ていた人?

 全身が沸騰したようになって、何も考えられない。いろんなことが一度に起こりすぎて、解決策が見つからない。
「あのー……ごめん、名前なんでしたっけ」
「フ、フウロです」
「ああ、フウロさん。ジムリーダーの親交と、わざわざ遠い所からボクの絵を見に来てくれたお礼を兼ねて、ご飯をご一緒にいかがですか?」
 断る理由なんかない。がくがく首を縦に振ると、天使とも悪魔ともつかないような微笑みがアタシの目に飛び込んできた。



76:アーティ×フウロ6
10/10/17 03:40:47 JJua6VHp

「ここ、ここ。前の取材の人から勧められたんだけど、一人で来るのもなんだかなあって思ってて。あ、味はいいらしいから安心してね」

 見上げても最上階が見えないくらい高いそのビルを、全くそぐわないのんびりした口調でアーティさんは紹介する。
 ここは百貨店やレストラン、バーに果てはプールまで、様々な施設が併合しているアミューズメントホテルであることを説明してくれたけど、正直アタシはその半分も理解していなかった。
 なんとかわかるのは、自分が異常に場違いなことくらい。それくらいはアタシにもわかる。でも、どうしろっていうの。
 そりゃいつもより多少は張り切った服装だけど、正装が求められるようなレストランに見合う代物ではない。
 その旨をアーティさんに伝えたら、
「ボクは別にいいと思うけど。イヤなの? ほんじゃ、ショップも入ってるからそこで買おっか~」
 なんてことを言われたので、アタシは即座に前言撤回した。
 こんな場所で服を一式買ったら、いくらお金があっても足りないよ!

 アタシはただただ縮こまりながら、フロントで何か喋っているアーティさんを待っていた。
 すごく居辛い。こんな小娘がいていい場所じゃないのに、せっかくのアーティさんの好意を無下にも出来なくて、事態が自分の知らないところで展開していくのを見守るだけだった。



77:アーティ×フウロ7
10/10/17 03:41:06 JJua6VHp

「おまたせ。席が空いてるって。ほんじゃ行こうかー」
「は、はい……」
 そんなアタシの心境なんかまるでわからないだろうアーティさんは、慣れた手つきでエレベーターのボタンを操作している。
 飛行機の操縦ならお手のものだけど、それとは全然違う。なんていうか、高級感?
 ぐんぐん昇っていくエレベーターはビルの角に面していて、壁がガラス張りになっている。
 そこからは、夜の帳と無数の灯りに包まれたヒウンシティが一望出来た。
「キレイ……」
 思わず感嘆すると、アーティさんも頷く。
「この街は眠らない街なんだ。こうやってボクらが見ている今だって働いている人や遊んでいる人、ポケモンバトルをしている人、恋人と語らっている人、そんな人たちがたくさんいて、ずっと誰かと繋がってる。そんな街なんだよ」
 そう言ったアーティさんの横顔は無数の光に包まれていて、目鼻立ちのくっきりした顔が更に陰影を深くしていた。
 アタシはしばらくそれに見とれてた。アーティさんは緑のキレイな目をしていて、ずっと見てると吸い込まれそうになるくらいだった。

「フウロさん?」
 その声ではっと我に返る。
「どうかした?」
「えっ、いえなんでもないです! ちょっとボーっとしてて、エヘヘ」
「そう? あっ、着いたよ」
 訳もわからずドキドキしていたアタシに、アーティさんは先に出るよう促した。

 そこはすごく広くてキレイで立派で……アタシの語彙じゃそんなことしか言えないけれど、とにかく今まで見たことのないようなレストランがあった。
 揺れては光るシャンデリアの下には、深い赤色のカーペットが敷き詰められている。土足でいいんだろうか。
「お待ちしておりました」
 ボーイさんが出迎えてくれて、アタシたちは窓側の席に通される。
 大きなガラスが一枚ずつ貼られたそこからは、視界いっぱいに広がるヒウンシティが見えた。
 眠らない街。
 その言葉の意味が、宝石のように輝いている夜景から見て取れる。



78:アーティ×フウロ8
10/10/17 03:45:37 1S0Eii/P
「フウロさん何食べる?」
「えっ? その、お恥ずかしながらよくわからなくて……」
「じゃあコースメニューにしよっか。お酒は好き?」
「た、たしなむ程度ですけど」
「やっぱりワインかな~。ジョウトから取り寄せたワインが有名みたいでさ、せっかく来たんだからそれにしよっか」
 はい、はいと返すばかりのアタシと、どんどんエスコートしてくれるアーティさん。
 すごく都会的な彼とこの場の空気に、アタシはお酒を飲む前から酔っ払っているような心地だった。
「アーティさんって、お金持ちなんですね……」
「ボク? う~ん、そうなのかな。絵での収入なんか安定してないし、ジムリーダーも莫大な儲けってわけじゃないでしょ?」
「アハハ、そうですよね」
「まあ、女性をエスコート出来るくらいのお金は持ってるよ~」
 頬杖をつかれてにっこり言われ、アタシはどぎまぎしてしまった。
 この人、天然そうに見えるけど、実はすっごくタラシなんじゃないの?

「それじゃ、今日の出逢いに~」
 運ばれてきたワインで乾杯する。チン、というグラスの音が耳に響いた。

「フウロさんはいつ帰るの?」
「えっと、今日のうちに帰る予定ではいます」
「そうなの? ゆっくりして行けばいいのに」
「エヘヘ、アタシもいたいですけどね」
 苦笑いしながら言う。
 まあジムは今日こなしたし、カーゴサービスも天候によりけりだから、明日は今のところ暇なんだけど。
「なんなら、ホテルに部屋も取るし」
「ですね……って、ええっ!?」
 ちょっとそこまで、とでも言うようなアーティさんに、アタシはグラスを取り落としそうになる。
 ホテル!?
 部屋!?
 都会で一夜限りの関係とかよく聞くけど、ま、まさか……。

79:アーティ×フウロ9
10/10/17 03:46:44 1S0Eii/P
「ア、アタシそんなに軽い女じゃありません!」
「はい?」

 そりゃアーティさんは素敵だけど、というかすっごくドキドキしてる自分がいるけど、そんなのまだダメ! 早すぎる!
 別に初めてってわけじゃないし、処女ぶるつもりもないけど、こういうのは段階を踏んでからでしょ!
 ―って。

「え?」
「んう?」
 間の抜けた会話。呆けた顔でお互いを見つめる。
 そしてジワジワと空気が変わっていくのが、手に取るようにわかる。
 アーティさんがぷっと吹き出した。
 ひょっとしてアタシ、恥ずかしすぎる勘違いをしてた?

「いえいえ、変な意味じゃなくて、もちろんボクは自分の家に帰りますよ~」
「……!!! す、すっ、すみません!」
 思い切り頭を下げたら、勢いあまってテーブルにごちんとぶつかった。痛い。反射的に頭を覆ってから、改めて自分の諸々の失態に気づく。
「やだアタシ、そ、そんなつもりじゃなかったんです!本当に……!」
「本当に?」
 射抜くような眼差しが、アタシを突き刺す。
 うっ、と身じろぎしてから、必死に弁明する。

「い、いきなり会って、しかもこんな場所に連れてきてもらって、何を言ってるんですかねアタシ……!」
「ううん、ボクのほうこそこんなんじゃ、下心アリだと思われても仕方ないよね~。反省します」
「そんな、アーティさんが謝らないで下さい!」
 頭を下げるアーティさんを、慌てて止める。アタシってばなんてことを考えてたんだろう……!
「本当に、本当にごめんなさい!」
「ふふ、別に大丈夫だよう」
 可愛い。
 って、そうじゃない。

「もうなんてお詫びしたらいいのか、アタシ本当にアーティさんの絵が好きで、ジムリーダー同士だってわかって、アーティさんのこと素敵だと思ってるから、嫌われるようなことになったら……もう、何言ってるんだろぉ……」
 最後のほうは涙声になってきてしまった。
 見かねたボーイさんが水とナプキンを持ってきてくれたのを、アーティさんが受け取る。
 そんな光景を視界の端に捉えながら、アタシは涙をこぼさまいと必死だった。

80:アーティ×フウロ10
10/10/17 03:47:34 1S0Eii/P
しばらくアーティさんはアタシの反応を待ち続けていた。
 ようやく落ち着いてきたのを見計らったのか、アーティさんが口を開いた。
「じゃあ、もうちょっと一緒にいてくれるかい?」
「……え……?」
「それがお詫びってことで。どうですか?」
 アタシはほぼ何も考えずに頷いた。
 頭で理解する前に、これ以上アーティさんの機嫌を損ねないために必死だった。
 アーティさんはそれを聞いて口角を綺麗に吊り上げると、先ほどのボーイさんを呼ぶ。

「あのう、頼んだ料理なんですけど、部屋を取るんでそこにルームサービスとして持ってきて頂けます?」
「かしこまりました。お部屋は今からご予約でしょうか?」
「あ~、取れますかね」
「それではこちらでご予約させて頂きます。準備が出来次第お声がけ致しますので、しばらくお待ち下さいませ」
「どうも~」
 その会話を聞きながら、アタシは口を開けてアーティさんを見つめていた。
 今何が起こっているんだろう?
「ごめんね、部屋取っちゃった。そこでゆっくり食べようか」
「はあ……」
「あ、落ち着いてからでいいよ。女の子は笑ってなきゃあ」

 顔が赤くなるのは何度目だろう。
 アタシはまた涙腺が緩みそうになるのをこらえながら、ごめんなさい、ありがとうございます、と小さく呟いた。

81:アーティ×フウロ11
10/10/17 03:48:34 1S0Eii/P
ボーイさんがやって来て、部屋の鍵を渡してくれた。
 ここでの清算はワインだけで、料理は宿泊料金と一緒に払うことになったらしい。
 慌てて財布を取り出す前に、アーティさんはテキパキと清算してしまった。
「アタシも払いますっ」
「いいからいいから。ボクのワガママに付き合ってくれたお礼だよ」
 屈託なく笑うアーティさんを見て、アタシは申し訳なさでどうにかなりそうだった。
 どうして初対面の人間にここまでしてくれるのか、エレベーターの中で聞くと、
「え? フウロさんが可愛いから」
 なんて言われて、この人がどういう人なのかますますわからなくなった。

「もう、冗談はやめて下さい」
「冗談じゃないよ~。クルミルみたいにキュートで、ハハコモリみたいにキレイだよ」
 虫ポケモンに例えられて、照れるところか笑うところか怒るところか迷う。
 それならアタシも乗ってやろうと、
「アーティさんはマメパトみたいに可愛らしくて、ココロモリみたいに不思議なところもあるけど、スワンナみたいに素敵ですね!」
 と言うと、なんだか嫌そうな顔をされた。
 そういえば飛行タイプと虫タイプの相性って……。
 ア、アタシってば空気が読めない人になってる。
「ご、ごめんなさい」
「あはは、フウロさんって可愛いし面白い人なんだね~」
 全然褒められた気がしないのはなぜなんだろう。
 でも、こんな会話が出来るようになって来たのはすごく嬉しい。
 アーティさんに気を遣わせるばっかりで、楽しいのはアタシだけなんじゃないかって思ってたから。

「あ、この部屋だね」
 506と書かれたドアを見つけると、アーティさんが鍵を差し込む。
 中に入った瞬間、ぱっと明かりが点いて、部屋の様子が明らかになる。
 広い室内。ガラスばりのローテーブルに、ゆったりとした一人がけのソファが二つ。
 そして奥には、キングサイズと思われるどでかいベッドが一つあった。
「さてと、すぐにルームサービスが来ると思うから、ゆっくりしてようか」
 アーティさんは上着をかけると、ソファに座った。
 アタシもその向かいに腰掛ける。沈み込む感覚が気持ちいい。
 汗をかいてきたので、アーティさんを倣ってトップスを脱ぎ、シャツ一枚になる。
「なんか暑いですね」
「ワインを飲んだからかな? お酒弱い?」
「あんまり飲む機会がないので……でも、すごく美味しかったです」
 話していると、チャイムが鳴った。料理が届いたらしい。
 テーブルに所狭しと並べられる数々。そういえばコース料理を頼んだんだっけ。食べきれるかなあ。
「さて、ワインはもうないけど、もう一度乾杯しようか」
「え? なにでですか」
「手でいいよ。ホラ、かんぱーい」

82:アーティ×フウロ12
10/10/17 03:49:30 1S0Eii/P
アーティさんはアタシの手を取り、自分のものと触れ合わせた。
 その瞬間、そこから甘い感覚が電流を走らせたように全身を駆け巡る。
 それは刹那の間にアタシの身体を痺れさせ、身動きを取れなくさせる。
 アーティさんの手はとても熱かった。
 ううん、きっとアタシ自身も熱くなってるんだろう。
 そんな固まっているアタシをよそに、アーティさんは料理をぱくぱく食べ始める。
「うん、コレ美味しいよ。フウロさんも食べたら?」
 言われて、場をつなぐように箸をつける。
 確かにどれも舌鼓を打つ美味しさだ。
 美味しいですねとアーティさんに相づちを打ちながら、しかしアタシは先ほどの感覚からまだ抜け出せずにいた。
 思わずアーティさんの指を目で追ってしまう。その華奢な指先がアタシにもう一度触れるのを、心のどこかで願っていることに、なんとなく気づいていた。

 ―何を考えてるのよ、本当に!

 さっきあんなことを言って困らせておいて、今はあろうことかいやらしい気持ちになってるだなんて。
 それも、少し触れただけで。
 欲求不満にも程がある。
 自分の浅ましさに辟易し、それを絶対に悟られないよう、アタシは気が気でない食事を続けていた。
 そして二人であらかた平らげ、食後に温かい紅茶をすすっていた時、アーティさんが口を開いた。

「ねえ、フウロさん」
「はい?」
「ボク、そろそろおいとましますね~。もう夜も遅いし、あんまり居座ってちゃいけないし」
「……えっ?」
 時計を見ると、十一時を回ったところだった。
 確かにアーティさんの言うことはもっともだ。さっきのアタシとのひと悶着を気にしてくれているのもわかる。
 でも、ここでお別れだと思った瞬間、猛烈な寂しさに襲われる。
 胸にぽっかりと穴が開いて、大切なものを失くしてしまったような、どうしようもない感情。
「そ、そうですか」
「うん、また会えるといいね~。次はジムリーダーの会合かもね」
 お互い行けたらだけど、と笑って言うアーティさんに、アタシは無理して笑い返すことすら出来なかった。
「……フウロさん?」
「い、行かないで下さい」
「え?」
 ああ、言っちゃった。
 でも仕方ない。自分の心にウソついたって、後で辛くなるだけだから。
 たぶん、ううんきっと、アタシはアーティさんのことが好きなんだ。

83:アーティ×フウロ13
10/10/17 03:50:28 1S0Eii/P
「アタシ、アーティさんが好きです……!」
「は……」
「付き合えるなんて思ってないけど、でも言わなきゃいけないと思って! こんなに優しくしてくれて、なんでも笑って許してくれて、アタシすごく申し訳なかったけど、同時にすごく嬉しかったんです……!」
 アーティさんは黙って聞いていた。というより、アタシは返事を聞くのが怖くて、矢継ぎ早にまくし立てた。
「これでお別れだって思ったら、もう、言わなくちゃって……っ、……ごめんなさい、迷惑ですよね、はは……アタシ最後までバカみた……っ!」

 最後まで言う前に、アーティさんにタックルされた。
 それにしては背中に回されている腕が暖かくて、そこで初めて抱きしめられているんだってわかった。
 思い切りすぎて床に二人とも崩れ落ちる。ごちん、と今度は後頭部を打ってしまった。痛い。
 だけど間近にあるアーティさんの体温と呼吸に、そんなことはどうでもよくなるくらいに動揺していた。

「ああああのっ!? アーティさん、あの」
「ボクはさ、こんな感じだから」
「はい……?」
「やることなすことテキトーだし、気まぐれでいろんな場所に行くし、可愛い女の子がいたら目で追っちゃうし、いつ絵が売れなくなってビンボーになるかもわからない、そんな男だけど」
「はあ」
 耳に直接息を吹きかけるように囁かれ、それに頭も身体もおかしくなりそうで、正直アーティさんが何を言っているのかよくわからない。
「そんなボクでいいのかな? フウロさんを悲しませるかもしれないけど」
 ぎょっとするくらい目の前にあるアーティさんの瞳には、アタシしか映っていなかった。本当に、吸い込まれて消えてしまってもいいくらいに。
「ア、アタシはアーティさんが好きなんです……、全部ひっくるめて好きなんだと……思います」
「まだ知らない部分がたくさんあるのに?」
「そ、それでも…………。すき、なんです」
 アーティさんは笑っていなかった。初めて見る真顔のアーティさんは、怖いほどに綺麗だった。

84:アーティ×フウロ14
10/10/17 04:00:26 yryS5AqA
「……ボクはあんまり優しくないよ」
 アーティさんはそう言って笑った。

 それは今まで見せていた頼りないような笑い方と異なる、これから女を犯そうとしている男のものだった。
 その見下すような眼光に、アタシはどうしようもなく感じてしまう。
 夜景に照らされて浮かび上がるアーティさんの瞳はらんらんと輝き、無理やり押さえつけるかのような荒い呼吸が聞こえてくる。

 アタシ、Mだったのかなあ……。

 どこかそんなことを考えていると、アタシの上に跨ったアーティさんからぐいとあごを上げられた。
「何を考えてるの?」
 楽しくて仕方がないというような顔。でもその奥にあるものが、どこか野性味を帯びていてアタシを離さない。
「……っ、ア、アタシ乱暴にされるの好きなのかもしれない、って……」
「そうなんだ」
 アーティさんは一つ頷き、ショーツの隙間から指を入れてきた。
 敏感な部分を他人に触られて、身体がびくんと跳ねる。
 陰毛の奥にあるアタシの一番感じる場所にたどり着くと、冷たい指で柔く刺激する。くにくにと指の腹で挟み込み、痛いと感じるギリギリのラインの強い快感。
「やっ、あん! ソコ、駄目ですっ!」
 案の定そこはぐちょぐちょで、アーティさんの息づかいと粘着質な水音が聞こえてくる。
 燃えてるみたいに熱いソコを、違う温度のものに蹂躙されると、アタシはもう我慢出来なくてイヤイヤするように首を振った。
「やあん……もう、おかしくなっちゃいそう……」
「ボクがおかしくしてあげるよ」
 ショーツを完全に脱がせられ、アタシは一糸纏わぬ姿になる。
 その間、アーティさんは器用に自分の服を脱ぎ、お互い生まれたままの状態になった。
 恥ずかしくて仕方なかったけれど、下のほうで主張しているアーティさんのモノに目を奪われる。
 大きいっていうか、長い。それにぐんと反り返っていて、すっごく固そう。
 これがアタシの中に入るんだって思うと、欲しくてたまらなくなってるアタシのお腹の下のほうが、またとろりと蜜をこぼした。

85:アーティ×フウロ14
10/10/17 04:01:54 yryS5AqA
「フウロさん、さわって」
 言われるがままに手を伸ばすと、ソレはやっぱり固く、すごくイヤらしい形をしていた。
 輪っかを作り、根元から先っちょに強弱をつけて扱いていくと、アーティさんは眉間に少し力を入れた。
 こらえているような表情に、汗が浮かんでいる。ともすればアタシより体重がないかもしれない彼はすごく細くて、身をくねらせる様はなんとも官能的だった。
 そんなアーティさんは、アタシのおっぱいに手を伸ばしてくる。
 予想していなかったアタシは、ひゃん、と声を出してしまった。
「ねえ、触ってていいかな?」
「やん、おっぱい、感じちゃう……!」
「手を止めないで」
 思わず離してしまっていた手を指摘され、アタシはまた固くなっているアーティさんのモノを扱き始める。
 アーティさんは左右それぞれの手で、アタシのおっぱいをこねくり出した。
 下からふくらみをつーっとなぞって、突起にたどり着くと思えばその周りをじっくり嬲られる。
 そして全体をつかむと、優しくも激しく揉みしだく。

 アタシはその動作にいちいち声が出て手が止まってしまい、その度にアーティさんから注意される。
「ダメだよ~、集中しないと」
「だってぇ……! やん、あぁん、おっぱい気持ちよくなっちゃう……!」
「フウロさんはここが弱いのかな?」
 笑いを含んだ声で言うと、きゅうっと両方の乳首を挟んだ。
 アタシは待ち望んでいた直接的な快楽に、身体中が痺れてしまう。
「あっん、あン……! もっと、もっと強くして下さい!」
 はしたなくおねだりする。腰がモゾモゾ動いて、無意識にアーティさんの熱くて固いモノに近づこうと、上がってしまう。
「おっぱいだけで感じちゃうの?」
 可愛いね、と合わせるだけのキスをすると、そのまま顔を下に持っていく。
 アーティさんのふわふわした髪の毛がくすぐったい。
 それでもかけられる吐息が熱くて、アタシが必死に呼吸していると、乳首を口に含まれる。
 途端に思い出される甘い刺激。

「やぁ、吸っちゃダメぇ……!」
 まるで赤ちゃんがするような、だけどそれよりずっとイヤらしいこと。
 左の乳首を吸い、舌で転がし舐め上げる。ざらざらの感触がダイレクトにアタシのアソコに届いた。
 そして右の乳首は、相変わらず指で押しつぶしたり、つねってみたり。
 痛いくらい腫れ上がった赤い突起は、自分で触る時とは全く違うくらい敏感になっている。
 しばらく暗い部屋に、アタシのあえぎ声とくちゅくちゅという音だけが聞こえていた。

86:アーティ×フウロ16
10/10/17 04:02:59 yryS5AqA
ひとしきり堪能したのか、今度は左右逆にする。唾液でグチャグチャになってしまった左を、アーティさんは強く押しつぶした。
 ぬるぬるが余計に指の動きを速め、さっきとはまた違う気持ちよさに、アタシははっきり言ってイく寸前だった。
「も、もう……、アタシ、イっちゃいそうです……っ」
 息も絶え絶えに発した言葉に、アーティさんはようやく顔を上げた。
「フウロさん、ホントにイヤらしい身体だね。これだけでイっちゃうの?」
「や、そんなこと言わないで……」
「一人でイくなんてダメだよ。ボクも一緒に気持ちよくなりたいな」

 アーティさんはどこから取り出したのか、素早くゴムを装着すると、アタシを両足で挟み込むようにひざ立ちになる。
 そしてアタシの足をゆっくり持ち上げると、大きく開かせた。
 あらわになるソコが、アーティさんの視線を受けて、更に濡れたようになってしまう。
「すごく濡れてるね。キモチよかった?」
「……もう、見ないで……」
「どうして?」
「は、恥ずかしいからです……!!」
 こんな状況で、どうしてなんて聞いてくるアーティさん。キモチよさと恥ずかしさでどうにかなりそうなアタシ。
 これが言葉責めってやつなのかな。アーティさんってS?
 でも、そんな言葉にまた感じちゃってるアタシも大概だ。

「愛してるよ、フウロさん」
 いきなりアーティさんが言う。
 そりゃあ嬉しいけど、なんで今なのよ。
「な、なんですか、いきなり」
「いやあ、フウロさんはボクのこと好きって言ってくれたけど、ボクからはまだ言ってなかったなあって思って」
「えっ……」
 言葉が詰まる。視界がじんわりにじんで来る。
 セックスの最中にこんなことを言い出し始める変人に、アタシは心底惚れているんだと改めて知らされた。
「う、嬉しいです……アーティさん、アタシも……」
「うん、愛してるよ。明るいところも面白いところも弱いところも、そのばかデカイおっぱいも」

 ―ちょっと、最後のセリフはなんですか!

 そう反論しようとしたアタシの言葉は、強い衝撃にかき消された。
 今までずっと我慢していたアタシのエッチなお肉が、きゅううっと締まっていく。
 アーティさんは勢いよく挿入すると、一番奥まで潜り込んでくる。遠慮も気遣いもなく、ただアタシを犯そうとするように。
 そんな久しぶりの行為に、アタシはまず痛みを覚えていた。
「あっあ……! あぁん!」
 だけどその中で、すぐに違う何かの感覚が生まれてくる。
 それはゆっくりと確実に、アタシの身体を巡って満たしていく。
 快楽という名の渦に、アタシは溺れきっていた。..

87:アーティ×フウロ17
10/10/17 04:04:00 yryS5AqA
熱く濡れそぼったモノがお腹の中で暴れているのがわかる。内壁が全部くっついて、アーティさんの形に合わせられていく。
 先ほどの愛撫で十分に火照った身体は、待ちわびていたモノをイヤらしくくわえて離さない。
 奥まで進んでは戻り、戻っては進む。
 そんな律動を、円を描くようにするものだから、いちいちアタシのお豆を擦り上げていくのだ。
 ぬるりとした先端をぐちゅぐちゅ押し当てられて、アタシは気が狂いそうになる。
「ああぁん!! アーティさぁん、もう、……んんっ……!」
「……っ、フウロさんの中、すっごくあったかいよ。溶けちゃいそうだ」

 アタシは強すぎる快感に耐えようと、両足でアーティさんの腰を挟み込む。
 何か頼るものがないと、とてもじゃないけど耐えられない。
 でもそれは逆効果だったようで、振動が直に与えられ、余計に衝撃が増す。アーティさんのが、より深くアタシの中に入り込んでくる。
 アタシのおっぱいはぷるぷる震えて、それを見られていると思うとすごく恥ずかしい。
「もう、ダメ……! 気持ちよすぎてっ、ん、ひぁ……!」
「ボクもイきそうだ……、フウロさん、いいよイって」
 その声を聞いた瞬間、アタシの中で何かがぱちんと弾ける。
 スイッチが入って、アソコがどんどん収縮していく。どこまでも登りつめてしまいそう。

「あ、やぁん、アーティさん、もうイっちゃう……!!」
 熱い質量を感じながらアソコがきゅっと締まって、アタシは大声を出して果てた。
 アーティさんもその後すぐ、アタシの中で大きく震えたと思うと、目を固く閉じながら苦しそうに息を吐く。
「……は、ぁ……」
 アーティさんもイったようだった。
 二人分の乱れた息が、繋がったままの身体に浸透していく。
「ん、アーティさん……」
「フウロさん、ありがとう。嬉しかったよ」

 彼はアタシの頬に手を這わせ、アタシの顔にかかった髪をかき上げると、三回目のキスをしてきた。
 それは今までのどれよりも繊細で儚く、優しかった。..

88:アーティ×フウロ18
10/10/17 04:05:12 yryS5AqA
「そういえば、帰らなくてよかったの?」
 二人でお風呂に入ったあと、大きなベッドに寝転がりながらアーティさんが聞いてくる。
 お互い裸で、アーティさんは気にしていないようだけど、アタシはまだ少し恥ずかしい。
「あ、あんな状況で帰れるわけないじゃないですか」
「どんな状況?」
「……! もお! いいです!」
 絶対楽しんでる、この人。
 アーティさんの性格がだんだんわかってきた気がする。普通はこんなことをする前に把握しておかなくちゃいけないんだけど。
 でも、嫌いになるどころか、惹かれていくばっかりなのはどうしてなんだろう。

「フウロさんは可愛いね~」
「か、からかわないで下さいってば!」
「本当だよう」
 ふいとそっぽを向いたアタシを、アーティさんは後ろから優しく抱きしめる。
 いい香り。それに、暖かい。
「……また来てくれる?」
 この人はズルイ。
 そんなことを言われて、アタシに拒否権なんかあるわけないのに。

「今度は、アーティさんが来て下さいっ」
「虫ポケモンしか持ってないよ~」
「……っ、もう! じゃあ、アタシが毎日飛行機で会いに来ます! それでいいですか!?」
 やけになって言うと、アーティさんが首筋に顔をうずめてくる。
「冗談だよ。ありがとうフウロさん。愛してるよ」
 耳元で囁かれる声に、また身体の芯が疼いてくるのを感じながら、アタシは顔を真っ赤にする。
 キラキラ輝く摩天楼を背に、アーティさんに宝物のように抱えられたアタシは、初めて自分からのキスをした。


(おわり)

89:アーティ×フウロ
10/10/17 04:05:56 JJua6VHp
以上です

ありがとうございました

90:名無しさん@ピンキー
10/10/17 04:43:46 ONZiWQ5I
gj!



91:名無しさん@ピンキー
10/10/17 04:52:10 J6tOHghh
>>89
GJ!!!
乙女フウロたんエロ可愛い

92:アーティ×フウロ
10/10/17 05:30:59 JJua6VHp
すまん、これが13の次のやつだ
貼り忘れた



「フウロさん、ごめん、ボク帰らなくていいかな?」
「えっ? どういう、」
 ことですか、と。
 その言葉は発されることなく、アタシとアーティさんの唇に飲み込まれた。

 アタシはアーティさんにキスされていた。
 押し当てられる柔らかな感触。ぬるりと舌が入ってきたと思ったら、角度を変えて貪られる。
「……っん、んぅ……!」
 アーティさんはアタシの頭をかき抱き、キスを更に深くさせた。
 生暖かい舌が絡み合う。呼吸も出来ないくらいにアタシの口内を犯す。唾液が端からこぼれるけれど、そんなことに構っていられない。
 毒を注ぐような、甘ったるくて怖いくらいの口づけ。それは麻薬みたいにアタシをクラクラさせ、キュンと身体を疼かせる。
 アタシもアーティさんを抱きしめて、二人の隙間は全くなくなった。アーティさんの身体の全部がアタシに絡みつく。男の人の骨ばった肉体が、これから自分が犯されるんだということを教える。
 そしてアソコに触れる、熱くて固いモノを感じた瞬間、アタシはもう我慢出来なくなった。
 押し付けられるモノがアーティさんのイヤらしい場所で、つまり彼がアタシに欲情しているんだと思うと、それだけでイってしまいそうになる。

「ア、アーティさん……」
「ベッドに行こうか」
 アーティさんはアタシを起き上がらせ、抱きかかえるようにして運んだ。
 スプリングの効いたベッドに寝かせられると、すぐにシャツを脱がされる。
「大きいねえ」
 ブラを外され、たゆんと揺れるおっぱい。申し訳程度に隠したけれど、すぐに手を外されてしまった。
「や、あんまり見ないでくださ……」
「ダメだよ、ちゃんと見せなきゃ。それに、フウロさん一つ勘違いしてるけれど」
「えっ……や、あぁん……!」
 ショーツの上から指をあてられ、擦るように刺激される。
 何度か行き来される度に、熱さと快感で甲高い声が漏れてしまう。
 きっとアタシのアソコはもうぐちょぐちょになってることだろう。


この次が14になる

スレ汚し大変失礼した

93:名無しさん@ピンキー
10/10/17 06:46:06 gq1tRRKN
おつゆ。フウロちゃんマジぶっとび!

94:名無しさん@ピンキー
10/10/17 12:20:40 RwllhLBw
>>92
文章も話もまぁ、>>45よりはいいんだけどさ
なんで最後スレ汚しとか書いちゃうかなー。なんでこういう書き手多いの?

95:名無しさん@ピンキー
10/10/17 12:34:22 QALteizD
JGがきたぞー!

96:名無しさん@ピンキー
10/10/17 12:59:31 9eIQ7gXJ
>>94
死ね
氏ねじゃなくて死ね

97:名無しさん@ピンキー
10/10/17 13:04:37 8RCDRLDO
>>94
先生!何やってるんですか!
早く傑作を書いてくださいよ!
文豪の先生ならあっという間にかけるんじゃないですか?

98:名無しさん@ピンキー
10/10/17 13:09:13 BhiGIow/
JGさんももう後に引けなくなってるのかな

99:名無しさん@ピンキー
10/10/17 13:13:55 N9whukE2
      人
     ./~\
   ./     .\
  / ⌒   ⌒ .\
   ⊂・⊃  ⊂・⊃    
⊂|  ∴  し  ∴  |⊃ 
  ヽ    ∈∋   /  
   .\____./

文章も話もまぁ、>>45よりはいいんだけどさぁ
なぁんで最後スレ汚しとか書いちゃうかなぁー。なぁんでこういう書き手多いのぉ?

100:名無しさん@ピンキー
10/10/17 14:06:35 IKgJ2T2M
JGはもはやここの名物になってるな。

101:名無しさん@ピンキー
10/10/17 15:07:52 yiQMGnM5
これはひどい
ともかくGJ。この二人いいな

102:名無しさん@ピンキー
10/10/17 16:12:28 3HmAc+6/
>>94
いい加減に城
ここはテメェのチンコためだけにあるわけじゃねぇんだよ

103:名無しさん@ピンキー
10/10/17 17:03:44 SAWlKufE
こういう板に来て偉そうにしてる人ってなんか気持ち悪い

104:名無しさん@ピンキー
10/10/17 17:08:53 TMRmE0Dq
お前らも構ってやるなよ……

105:名無しさん@ピンキー
10/10/17 22:35:48 tqSTXTW4
ベル×トウコってのが飛んできた気がしたが気のせいだった。

106:名無しさん@ピンキー
10/10/17 22:38:50 afo1wjqM
>>105
その逆なら書きたいがまずクリアしないといかん

107:名無しさん@ピンキー
10/10/17 22:46:35 3CzArVQL
ワザマ シン先生はネタにできるはず

108:名無しさん@ピンキー
10/10/17 23:31:48 Eo81OpJ/
トウコのことが好きで好きで堪らないベルがついにムンナ使ってトウコを昏睡させて
あれやこれやするなんてありきたりな百合電波受信したけど現物化には至ってない

109:名無しさん@ピンキー
10/10/17 23:34:48 8ZvKu3we
たまにはチェレンのことも思い出してやってください

110:名無しさん@ピンキー
10/10/17 23:39:16 l5mAh4Ce
ケンゴに強姦されるピカリをかいてくれ

111:名無しさん@ピンキー
10/10/17 23:41:53 QSlgA15c
是非、現物化を・・・・!

112:名無しさん@ピンキー
10/10/17 23:47:43 RwllhLBw
また誘い受けか
そういうの書く前に投下でもしたらどうだ?

113:名無しさん@ピンキー
10/10/17 23:48:43 8RCDRLDO
>>112
先生早く!

114:名無しさん@ピンキー
10/10/17 23:50:05 OPXlusN5
JGさん再登場っすかwww

115:名無しさん@ピンキー
10/10/18 01:40:00 kgQSyrg4
>>112先生が>>108書いてくれるってよwww

116:名無しさん@ピンキー
10/10/18 07:32:20 xlu5em5H
>>112ヒャッハー!先生の新作は発掘王ヤーコンがトウヤのケツを掘る素敵なくそみそ本だぜーっ!

117:名無しさん@ピンキー
10/10/18 11:42:43 Wo81lyvS
>>112
また上から目線か
そういうの書く前に登校でもしたらどうだ?

118:名無しさん@ピンキー
10/10/18 13:55:04 JnmchP24
人間♂とポケモン♀の組み合わせってありなの?
過去ログ読んでも見当たらなかったし、隔離スレはポケモン同士だけっぽいし

119:名無しさん@ピンキー
10/10/18 16:29:10 zQnF1Y/O
投下するのだよ

>>66で書いたアララギパパ(SS内では博士)×フウロ

注意点
・エロはあるが本番なし
・キャラとか違ってたらごめんなさい
・高クオリティを求める人はスルー推奨

120:名無しさん@ピンキー
10/10/18 16:30:10 zQnF1Y/O
「いやぁ助かったよフウロくん!」
「あの、何度目でしたっけ?」
「はっはっは! 人もポケモンも助け合いが大事だぁ」
「……もういいです」
 貨物機なのに完全に旅客機代わりにしてるアララギ博士(父)につっこむのも疲れた。
 フキヨセシティに到着した頃には夕方。
 この町のジムリーダー、フウロ。さすがにカントーまで行くと、疲れを隠せない。
 早くジムに戻って休もうとしたが、アララギ博士に引き止められた。
「待ちたまえフウロくん。これから一緒に食事でもどうかね?」
「はぁ、ご飯ですか?」
「君にはいつも世話になっているからね。なぁに安心したまえ、わたしの奢りだ」
「お供します博士!」
「はっはっは! いい返事だ、若い娘はこうでなくてはならん! ではゆくぞフウロくん!」
「はい~!」
 2人は夜になりかけてるフキヨセシティの中へ消えていった。


「食事……ここでですか?」
「ここの料理は美味しいぞぉ? その上、んぐんぐっ! ふはぁ、酒もうまい!」
 どこで食事するのか、フウロはわくわくが隠せなかった。
 変なおじさんでも世界的な科学者、きっと素敵かつ高級なレストランにでも連れてってくれる。
 そんな事を思った時期もありました。
 実際はこじんまりとした居酒屋だった。地元の人間のフウロでさえ、こんな店あったかなレベルの小さな店。
 しかし博士の言うとおり、料理は美味しかったので結果的に満足である。
 それも、博士の奢りというのだからその美味しさは倍増だ。
「おばさーん。コロッケと鳥の唐揚げと、あと焼き鳥とおでん追加お願いしますー」
「あ、私も今度はビールを飲んでみるとしよう」
「あいよー」
「むぐもぐ……はぁー、でも本当に美味しいですね、このお店」
「だろ! しかし……君が焼き鳥や唐揚げを食べている光景は、なんとも新鮮だなぁ」
「え、そうですか? 好きですよぉ、鳥の唐揚げ」
 今頃彼女のポケモン達は、モンスターボールの中で泣いているか震えているに違いない。
 そう思いつつ、フウロの食べっぷりを見て財布の中身が少し心配になってきたアララギ博士であった。
「しかしよく食べる。食べる子は育つというが、なるほど、君を見てると納得してしまう」
「寝る子じゃないんですか? それに博士、それセクハラですよ」
「おおっとすまん。そういうつもりではなかったのだがね」
 男なら誰だってその大きな物体に目が行ってしまうのは至極当然……と言うのは言わない方がいい空気だと悟る。
 片腕で胸を隠して、少し恥らっているあたり大きいと自覚しているようだ。
 しばらく飲み食いが続く。
 運ばれてきた料理はどんどんフウロのお腹の中に収まっていく。
 居酒屋なので料理の量が少し少ないというのもあるが、それでもかなり食べているほうだ。
「フウロくん。食べるのもいいが、君も少し飲んだらどうだね?」
「あ、アタシあまりお酒飲めないんですよ」
「まぁまぁ、少しくらいなら大丈夫だろう。ここは酒もうまいぞぉ」
「じゃあ、少しだけ……」
 アララギ博士のこの誘いが、すべての原因だった。


121:名無しさん@ピンキー
10/10/18 16:30:45 zQnF1Y/O

「んうぅぅ~、ぅぅ~~」
「しっかりするんだフウロくん」
「あぅぅ~、カミツレちゃぁ~ん……うぅ」
 真夜中のフキヨセシティを、アララギ博士がフウロを背負いながら歩いていた。
 まさか一口でこんなに泥酔してしまうとは、世界的なポケモン博士でも予想できなかった。
 半ば眠っているような状態。背中で唸りながら、何故かライモンシティのジムリーダーの名前を呟いているフウロ。
 そんな彼女を見て、酒を少し強引に勧めたことを後悔する。
 とりあえず早くフキヨセジムに連れて行かないといけない。
 あそこなら、こんな時間になっても誰かしら人もいると思われる。
「んっ……カミツレひゃん……おしっこ……のんれ」
「待つんだ! ちょっと待つんだ!」
 ブルッとフウロの体が震えたと思ったら、耳元でとんでもない言葉を聞いた。
 ジムまでまだ少し距離がある。博士は何とか我慢するよう言うが、余裕で間に合いそうにない。
 仕方がないので、フウロを連れて暗くなっているその辺の草むらの中へ入っていった。


「ぐっ……止すんだ、フウロくん」
「んッ、ぢゅる、んッん、えぁ……っ」
 草むらの中で、フウロに押し倒された博士がいたとさ。
 やる事をやらせて迎えに行ったところ、フラフラになりながらもフウロがいきなり抱きついたのだ。
 困惑する博士を横に、酔ってる割にはすばやい手つきでズボンのファスナーを開き、露出したペニスを咥えこんだ。
 口内で唾液を溜め、一気に吸い上げる。
 口から離すと、亀頭や裏筋を重点的に舐め上げた。
 博士の言葉も今のフウロには届かない。問答無用でペニスにしゃぶりつく。
「ほらぁ……ほんらの、ろう?」
「うぐっ!」
 呂律が回っていないフウロ。
 自ら服をずり上げ、発育が大変よろしい乳房を露出させる。
 汗がじっとりとにじんでいるその胸を両手で掴み、ペニスを挟み込んだ。
 博士が低い声を上げる。
 顔を出している亀頭に口内で溜め込んだ唾液を垂らす。
 フウロは微笑み、唾液を潤滑油として博士のペニスをゆっくり扱き始めた。
 暖かく柔らかく包み込むような乳圧。
 まるで膣のような快感は、博士の冷静さを失わせていくには十分である。
 娘を授かって以来、久々に味わう快感に博士は耐えられない。
 いつの間にか博士も腰を動かし、彼女の胸を犯していた。
「ふぁ……はっ……い、いふもより、おっきいよぉ……カミツレひゃぁん……」
「……なに?」
 腰の動きが止まった。
 先ほども呟いていたが、何故ライモンジムのリーダー、カミツレの名前が出てくるのだろう。
 いつもより大きい……いつもより? つまりどういうことだ。
 快感に襲われながらも博士は考えた。
 そして一つの仮説が脳内に浮かんだ。
「んっ……んちゅ……ぢゅるぅ」
「ぐおぉっ! だめだっ!」
 フウロがペニスを胸で挟みつつ、亀頭のみを銜えて吸い込んだ時、博士の我慢が解き放たれた。
 大量の白濁液が噴射され、フウロの顔や胸、ワインレッドの髪を汚していく。
 射精が終わると、博士はフウロから離れた。
 髪や顔に付着した精液を掬って舐めるフウロは、とてもいやらしい。
 そして、フウロはその場で倒れこんでしまった。
 射精で萎えたペニスをズボン内に収め、恐る恐る彼女に近づく博士。
 フウロは眠っていた。やっぱり時々カミツレの名前を言いながら、気持ちよさそうに眠っている。
 助かった、と博士は安堵する。これ以上続けたら妻と娘に申し訳がない。
 お酒は無理やり飲ませるものじゃない。
 そう反省しながら、フウロの乱れた服を整え、博士はフキヨセジムに向かった。


122:名無しさん@ピンキー
10/10/18 16:31:47 zQnF1Y/O

 翌日、どうしても確かめたいことがあるアララギ博士は、ライモンジムにいるカミツレに会いに行っていた。
「アララギ博士、どうしたんです?」
「カミツレくん、実は君に頼みたいことがあるのだよ」
「はい?」
「私は、君の股間を調べたい」
「……」
 昨晩のフウロの言葉で唱えた仮説。
 ”カミツレの股間には男のアレが生えてる”説を確かめる為に……
「ゼブライカ、雷」
「うぎゃあ!!」
「何を言い出すかと思ったら!! 雷に撃たれて二回死ねぇーー!!!!」
 それを立証するのは無理だった。
 強力な雷をもろに受けたアララギ博士。
 しかし彼はまだ知らない。
 後に、昨晩の事を目撃していた新人トレーナーにより、昨晩の事が娘と妻にばれてしまうということを。
 ゼブライカの雷よりも恐ろしい、娘と妻のお仕置きが待っているということを。

 アララギパパ、乙

<終>

123:名無しさん@ピンキー
10/10/18 16:35:12 zQnF1Y/O
以上

ちょっとBWの世界に行って俺が確かめてくる。ベッドの上で
例え二次元だろうと、今の私は阿修羅すら凌駕する存在だ

>>118
注意書きすればおk。ありだと思いたい

124:名無しさん@ピンキー
10/10/18 17:23:57 kgQSyrg4
>>123
グラ○ム乙!フウロちゃんエロ可愛おっぱい!!

あと余談だが、アララギパパが大塚さんボイスで聞こえて困ったw

125:名無しさん@ピンキー
10/10/18 17:30:05 czW0poIv
>>116
おい、俺のヤーコンを盗るな!

126:名無しさん@ピンキー
10/10/18 18:36:23 6bRRbPZ2
>>116
ヤーコンのドリルライナー!
急所にあたった!
トウヤは倒れた

127:名無しさん@ピンキー
10/10/18 18:51:36 iooeixor
>>126
寧ろあなをほる

128:名無しさん@ピンキー
10/10/18 18:55:09 5h+0Qj06
>>123

カミツレとフウロの関係が気になって仕方ない

129:名無しさん@ピンキー
10/10/18 19:09:52 HUv2hNoL
>>123
なぜに迷い猫

130:名無しさん@ピンキー
10/10/18 21:24:59 /0bCaHmQ
なんか荒れてると言うか空気が少し変わったと思う今日この頃。

131:名無しさん@ピンキー
10/10/18 22:52:46 zQnF1Y/O
>>128
カミツレ「やらぁ…ビリビリしちゃうぅ、ゆるしてぇフウロぉ…」
フウロ「カミツレちゃんかわいい~」

こんな関係だと思う。俺の中では
百合おいしいです

>>129
カミツレさんは猫のイメージがあるから、かな

132:名無しさん@ピンキー
10/10/18 23:26:36 6B5RrNKU
前スレ、投下終了っていうところで調度埋まって書き込めなかった…
仕方ないからこっちで投下終了を言わせていただきます

133:名無しさん@ピンキー
10/10/18 23:37:31 iooeixor
>>132
とても満足でしたGJ

134:名無しさん@ピンキー
10/10/18 23:45:11 gJNv1pOA
>>123
他作品の台詞パクってウケを狙おうとするのはやめろ
ただでさえ面白くないのに更につまらなくなる
あと後書きは簡潔にしろ。余計な事書くな

135:名無しさん@ピンキー
10/10/18 23:51:58 cXdsbJzY
JGさん日付変更直前にちぃーっすwwwww

136:名無しさん@ピンキー
10/10/18 23:52:08 BhFleXfU
>>123
GJ

137:名無しさん@ピンキー
10/10/19 00:10:33 qUthF9uD
>>134
誰がお前の言う事なんか聞くかよバーカwww

138:名無しさん@ピンキー
10/10/19 00:58:05 UtLkhTqh
>>134
IDがGJ

139:名無しさん@ピンキー
10/10/19 01:20:58 xcQwLjOh
>>138
吹いた

140:名無しさん@ピンキー
10/10/19 01:45:31 J+yVjPQx
>>134
どんな時間帯でも突然現れてウケを狙おうとするのはやめろ
ただでさえ面白いのに更に面白くなる
あとJGは徹底しろ。余計な事書くな


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