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パワポケでエロパロ17 - 暇つぶし2ch456:彼と私と大叔母と
10/10/29 01:56:49 oWrdzWd+
突然ですが投下させていただきます。
内容は4主×五月さん(葉月さんの姉の孫)です。
レアキャラでめちゃくちゃ需要ないかもしれないけど読んでいただければ幸いです。



「葉月さん?」
「え?私のこと?」

時は五月、自分の名前と同じ月で春も終わりに近づく頃。
私が小波さんと初めて会ったのは本土で葉月という人に間違われたときである。
そのときは急いでいたので、彼の質問に答えないで行ってしまった。

彼が言っていた女性の名前には聞き覚えがあった。おばあちゃんの妹の名前が
確か葉月だったと思う。私は昔、お母さんに連れられて来た島の泉を思い出した。
そこで葉月おばあちゃんは終戦の後に入水自殺してしまったという悲しい話を聞いた覚えがある。




そのことを思い出した私はある日、キショウブの花束を持って葉月おばあちゃんが
亡くなった泉に行くことにした。キショウブの花は葉月おばあちゃんが好きだったという花であり、
私もこれを初めて見たときは不思議とどこか惹かれる花であると感じ、この花が好きになった。

島に着き、泉のそばに花を添えた私がしばらく泉を眺めていると、
本土で会った小波さんに再び会った。彼は私をまた葉月さんと間違えているらしく、
人間違いであることを言うと、
「え?あ、五月さん?」
「そうよ、一応覚えててくれたのね?」
初めて会ったときからどこかで会ったような気がするのは気のせいだろうか。
前に話せなかった葉月おばあちゃんとの関係を話すと彼は納得したようであり、
まるで会ったことがあるような反応をした。
少し違和感があったが、今は深く尋ねないことにしよう。

小波さんはこの島の人であり、私が案内を頼むと彼は快く引き受けてくれた。
彼は偶然にも私と同い年らしく、同年代なので話しやすかった。
「俺もここに来たのは2年とちょっとくらい前かな」
「へえ?じゃあずっとここに住んでいたわけじゃないのね?」
「うん……でも俺は好きだよ、この島は。自然も多くてすごく落ち着けるし」
私は彼に案内してもらう前に、自然の多いこの島を好きと言った。
彼も自然が好きと言ってくれて、なんだか嬉しかった。

私たちはまず小波さんが通っている高校に向かうことにした。
「ここが日の出高校だよ」
「う~ん、教室とか見てみたいけどダメかな?」
「別にいいと思うよ、じゃあ行こうか」
教室に入って、窓から見える景色を眺めながら彼に声をかける。
「いいよね、こうゆう静かな所で勉強したりできるのって」
「そうだね…俺はあんまり勉強得意じゃないけど」
「ふふっ、確かに秀才って感じじゃないものね」
「ひどいなぁ、まあ…当たってるけどさ」
「でもスポーツは得意なんでしょ?野球やってるんだよね?」
「まあね」
聞くと、日の出高校野球部はとても弱かったらしく、部員がほとんど辞めて
廃部の危機を迎えたがなんとか再建したらしい。



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