11/01/09 14:59:10 DtGfiZ0H
『秘密結社レオンテール2 ~強欲怪人復活!~』
一応注意書き:ふたなり、出産描写有り。
仮面ライダーオーズとのクロスのために前作とは微妙に設定を変更してます。
──オーズとバース、二人の仮面ライダーの活躍により、強大な合体グリード・
ガメズールが見事粉砕された日の夜、戦いの爪痕を生々しく残す公園へ異形の人影が
その足を踏み入れていた。
「……見つけた、これであのお方もお喜びになる!」
戦闘の余波により破裂した、水道管から漏れ出た水が作り出した泥濘の中から、
自らの鋭敏な嗅覚により探し当てた、無機物でありながら不思議な生命力すら感じさせる
金色に縁取られたシャチのレリーフが刻まれた蒼いメダルを掴み取った人影は、
雲間から顔を覗かせた月光にその銀色の体毛を輝かせながら空高く跳躍し、
誰にも気づかれること無くビルの谷間の暗闇へとその姿を消した。
──ハイル・ユア・マジェスティ!!
オフィス街の地下深くへ巧妙に擬装された秘密結社レオンテールのアジトでは、
姿もさまざまな無数の怪人軍団が中央の玉座へ君臨する女王を取り囲み、
主君を称える大歓声を上げていた。
鬣の様に巻き上がった金糸の髪とそこから顔を出す獣耳。最高の腕前を誇る彫刻家が
命と引き換えに彫り出したかのような美貌と、西瓜のように巨大でありながら
重力に負けない張りを持つ乳房。
そして引き締まった腹部とは対照的に豊満な尻や太ももを覆う柔らかな脂肪の下には、
二メートル近い長身に相応しい鍛え上げられた筋肉が息づいている。
さらにその股間からは、黒曜石の如き黒光りも眩しい、子供の腕ほどもある剛直が
三本も天を突くようにそそり立っていた。彼女こそが百獣の王ライオンの力を備えた
レオンテールの頂点に君臨する女王、クイーン・ルネである。
「皆のもの! このたび集まってもらったのは他でもない、只今よりクイーンのお力を
直々にお借りして、強大無比なる我らの新たな同胞を生み出す儀式を執り行う!!」
彼女の右腕として隣に立つ美しき白銀の雌狼、大幹部の一人シルバーテールが
先ほど手に入れたメダルを掲げ、集まった構成員たちへ高らかに宣言した。
天地も震えよと再び上がる大歓声に、満足げに肯いたシルバーテールは跪いて
メダルをクイーンへ手渡すと、それからの成り行きを固唾を呑んで見守った。
「──では始めよう、なお儀式の最中に催すようなことがあらば、遠慮なく致すがいい
ナスティマリーも、準備はよいな?」
「勿論ですクイーン・ルネ」
そこらのグラビアモデルが裸足で逃げ出しそうな程メリハリの付いた肉体を覆うのは、
ブーツとグローブ以外にはボディペイントとハート型のニップレスのみという、
全裸同然の格好でシルバーテールの反対側に侍した、紫色の髪をツインテールに結った
美少女が声を掛けられ、嫣然と微笑んで女王の言葉に答えた。
シルバーテールが手元のリモコンへそのしなやかな指を走らせると、上に立つ者の姿が
映りこむほど磨き上げられた床面から音も無く円筒が迫り上がり、様々な部品が展開して
産婦人科の分娩台のような椅子へ変わる。
クイーンはそれが当然といった風情で椅子に腰掛けると、足首を拘束した固定アームのなすがままに
逞しくも肉付きのいい脚を持ち上げられて、まんぐり返しの体勢をとらされた。
三本の黒魔羅は口唇を犯さんばかりに反り返り、野球ボール程もある陰嚢に隠されていた
匂い立つような歴戦の割れ目も、襞の一本一本まで衆目へ丸出しにされる。
クイーンが猫科特有の鋭い瞳孔を細めつつ淫蕩な笑みを浮かべ、鋭い爪の生えたその指に握られた
蒼いメダルを掲げるや、菓子でも摘まむようにそれを飲み下す。
チャリン、という小気味良い音を立て、胃の腑へと収まり姿を消したシャチメダルは、
誰も窺い知ることの出来ぬ筈のその奥底で、一瞬だけ心臓の鼓動にも似た怪しげな光を放った。
それを感じ取ったのか、二人のステージへ熱の篭った視線を向ける配下の者どもを見渡した
クイーンルネは、腹筋のように腰をたわめてそそり立つ剛直の一本を自らの咽喉奥へと誘い、
残る二本も両手で支えた、たわわに実る肉果の先端へズブズブと呑み込んだ。