10/08/31 20:45:03 f036GKLe
では投下します。
ドラゴンファイヤー(デス=アダー×恋するドラゴン)&色々
もうすぐ夏が終わるってのに夏のSSて……間に合わなかったんだよ忙しくて!!;;
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「なぁーアダー二人でMUGENの海に行こうぜぇ~♪」
それは照り付ける夏真っ盛りと言わんばかりに暑い日が続く真夏の時。
そんな日に暴君『デス=アダー』に対して海に行こうと誘いをかけるのはその恋人の『ドラゴン』。
「断る」
「なっ!!?」
だが、デス=アダーはそんなドラゴンの言葉を戦斧で一閃するかの如く一刀両断。
ドラゴンもこの返事は想定していなかったのか頬を膨らせながら怒った。
「えーっ! 何でだよ~こんなにクソ暑いんだしさー二人で海にでも行こうぜぇ~!」
今年の夏の熱気は異様とも言える暑さでデス=アダー軍の屈強な兵士たちもげんなりする程に暑かった。
デス=アダー城にはクーラー等の空調設備は無いに等しく、あるのはドラゴンの自室に取り付けてあるクーラーくらい。
川や湖へ涼みに行くにしてもここは戦斧(ゴールデンアックス)世界。モンスターや怪物が平然と跋扈しているので遊びにいくのには向いていない。
ドラゴンもその名通りの神話個体のモンスター……だがその前に恋する少女の一人、
だからこそ恋人たるデス=アダーと二人っきりでMUGEN界の海に遊びに行こうと誘ったわけなのだが……。
「……こんなに夏真っ盛りだからこそ海に行かねぇんだよ」
「んん? どういう訳だ? まさか己の素肌を他の野郎共に見せたくないって言うのなら……それはそれで嬉しいけど…////」
「それもあるがな……一割ほど」
「って一割だけかよっ! じゃあ残りの九割は何だ?」
理由を求めるドラゴンの問いにデス=アダーは何故かげんなりと気分を悪そうに答えた。
「……“デス=アダー”のせいだ」
「“デス=アダー”のせい??? ―――! ああ、そういう事か」
『デス=アダーのせい』その言葉でドラゴンははっと気が付いた。
今、海に行くと、デス=アダーにとってもドラゴンにとっても迷惑が被る事態になる事になると……。
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その頃、とあるMUGEN界の海、カップル達が賑わいを魅せている浜辺では……