【1・2・4】ペルソナ旧作総合エロパロ1 【トリニティ】at EROPARO
【1・2・4】ペルソナ旧作総合エロパロ1 【トリニティ】 - 暇つぶし2ch150:「ペル罰 そのあとのお話 克哉」1
10/12/01 00:48:01 FBtSZHjU
罠にかけた。
捜査協力などといって非番の日に呼び出した。
最近使われなくなったばかりの空きビルの一角、薄暗い中に
舞耶は居た。

いや、待ち構えていたのは僕だ。
ずっとこの瞬間を焦がれていた。あの時から。

「久しぶりね、克哉さん。こんなところでもお仕事?」
逆行で見え辛いのか、ちょっと経ってから僕の姿を認め、疑いもせず親愛の笑みを向ける舞耶に
「ああ、久しぶりだね…」
高ぶりを悟られぬよう目を伏せ、適当なあいずちをうって近づく。

僕の胸には闇がつかえるように渦巻いていた。
軽くカールされた黒髪に縁取られた、綺麗な微笑。
僕はそれを破壊したい衝動で一杯なのに、何も知らないで。
無邪気な様子が更に駆り立てる。


だん。と音をたて鈍く響く壁。
唐突に舞耶の体を壁に押し付ける形にして
左手を掴んだ。

「いっ、たた…、痛いわ。何…?   ね、…克哉さん?」
舞耶が怪訝な顔で僕をのぞく。
僕は意を決して問いかけた。 

「聞きたいことがある。
 きみは、あいつと寝たのか?」
手をつかまれ、背中を壁に当てられた形の舞耶は
バランスを崩してショルダーバックを落とし、中身が床に撒き散らされた。
しかしバッグには視線を向けることもないまま
僕のただならぬ様子を見て、舞耶の表情に緊張が走る。

「え…?」
初めは質問の意味を考え、そして
驚いた表情をしたのち、顔を背けた。
状況を悟ったのだろう。

「もう一度聞く。あいつと寝たのか?…パオフゥと」
俯く舞耶は今度は顔をあげ、悲しみの目で見あげてきた。
自分はきっと嫉妬に狂う顔をしているだろう。この眼鏡でいくらかでも覆えるだろうか。
舞耶は軽く首を振りながら涙を流す。
「…や、 やめ… て… …お願い…」
青ざめ懇願するような目で見られて、僕は最悪の確信をした。



151:「ペル罰 そのあとのお話 克哉」2
10/12/01 00:49:29 FBtSZHjU
よりによって僕が二人を見てしまうという皮肉。
信じたくない気持ちもあった。
だが沈黙は時に雄弁だ。
そしてこれで-----迷うこともない。

「いいんだ。君は僕の恋人じゃない。言い訳などしなくていい」

自分でも驚くほどの冷たい声が出る。
僕は舞耶の襟をつかみ、左右にブラウスを引き裂く。
布の裂く音と短い悲鳴が一瞬響き、緊張する舞耶の、露にされた胸。
下から親指を肌の上に差し入れ、上へずらしたブラジャーはホックを外すと簡単に落ちた。

「君が誰のものでもないことを、いまさら気づく僕は馬鹿だ…」
そうして彼女の両腕を着ていたブラウスで拘束し、舞耶の体に唇を寄せる。。
「や、、嫌」
逃れようともがく蝶のようだった。
むき出しの震える胸の先に吸い付き、舌で刺激すると
顔を上げ、声をあげる。

「…っあ、あ、だめ…!」
そういいながら赤く染まっていく体。
もう感じているのか。
さっきからつくづく、絶望的な気分だ。



      *      *      *



指一本、触れていなかった。
既にここに居もしない男、それも弟____に
義理立てしていたなど愚かなことだ。

いや、違う。
それは単なる言い訳だ。
本当は自分が拒絶される恐怖を避けたに過ぎない。

すくなくともそれを、彼女が他の男に奪われる前に気づくべきだった
嫉妬と、自分への怒りをぶつけるだけの愚劣な罠くらいしか、僕にはないのか。
だがもう抑えられそうにない。


舞耶は僕の突然の乱暴に、意外にも、大きく抵抗はしなかった。
恐怖で呆然としているのか。いや、その瞳は意思的で懇願していた。
「や、ぁ…、 やめて…! 克哉さん… お願い…!」
ストッキングの足が、床に残され散乱した機材に引っかかり破れていく。
舞耶のスカートをたくし上げ、下着を確かめるように触れる。。。
高まりに眩暈を覚える、息が苦しい。
ずっと、手に入れたかった、恋人だった。
だが無理やりに手折れば、もう二度と手に入らないことも理解していた。


152:「ペル罰 そのあとのお話 克哉」3
10/12/01 00:51:45 FBtSZHjU
下着に手がかかると彼女は叫んだ。
「…だ、…だめよ! あなたのためにならない… 克哉さん!」
どうやら刑事という僕の立場を心配しているようだ。
それでなのか? むやみに騒がないのは?
逆効果だ。僕に黒い闇が増すだけだ。
いつまでその余裕を持てるだろうか。

躊躇無く下着とストッキングの片足を抜く。舞耶の息を飲む様子がわかる。
「光栄だね、僕を心配してるのか?
 …なら、もっといい声で鳴いてくれないかな…!」
そうして自身を強く差し込んだ。まだ指も入れないままだった。

「う、、ぁああああっ!…っあ」
部屋に叫び声が響いた。
舞耶の苦痛そうな様子をみてわずかな快感を覚える。憐憫も快感だった。
そのまま壁に押し付け、密接だけをわずかな動きで愉しむ。
しかし苦痛なためか硬直し、締め付ける力が強すぎる。とても動かすことは出来そうにない。
意識を持っていかれそうになるのを抑えるのが大変だ。

仕方なくそのまま抜き、足を持ち上げたまま
今度は自身を差し入れたばかりのその場所に、舌を入れた。


「ふっ、あっ…?! あぅっ…ん」
びくッと体を振るわせる。
苦痛から開放されたばかりの舞耶はいきなりの感覚に驚いたようだ。
そしてどこを舐められているのか理解して慌てる。

「…あ、あっ あんっ…! …え、か、克哉さん…!? だ、だ、めぇそんな所…!汚い、から…っ」
後のほうはほとんど悲鳴まじりにそう言う。
意外だ。こうされたことが今までに無いのか?
更に深く舌で攻めると、ぎこちなく腰が動き乱れ、濡れた声がもれ、掬えないほどの蜜が溢れる。

「は… は…ずかし…いの、 やめ・て… あ、あんっ…! か、からだが… とまらない…の…!」
感じているのか、羞恥か。泣きながら腰を回し、声はうわずり、紅潮し熱くなっていた。
しかしこの分では経験はそう多くないようだ。編集者なんてのは遊んでいるとばかり思っていたが。
尚更にあの男に殺意が沸く。

荒くなる息の中、うわごとのように甘い声を出し、目の焦点も虚ろになった舞耶に僕自身も限界を感じる。
もう一度自身を差し入れて、舞耶の中の熱さに驚く。
奥まで収めると、びくびくと閉まるも今度はゆっくりと動けた。

片手で胸を刺激しながら、舞耶の息遣いに合わせる様に動く。
いつのまにか腕の拘束は取れ、舞耶は僕の体を強く掴んでいた。
「ぁ、ふう…っ、や…、 か、かつやさん…!あ、あんっ! 克哉さん、あっ、ああああああああ!!!」
絶頂に達した舞耶の中で、僕も脈動しながら、長く欲望を放っていた。


153:「ペル罰 そのあとのお話 克哉」4
10/12/01 00:53:54 FBtSZHjU
      *      *      *

憔悴し呆然と横たわる舞耶の体の上半身を
起こしてやり、はだけた胸をあわせてやる。
冷静になってみれば、到底許されることではなかった。
ブラウスのボタンは飛んでいて、前を覆うのは無理だった。
破れたストッキングは脱がせるしかなく、裸足に靴を拾って片足ずつ持ち上げて履かせる。
自分を思うままにした男に、なおもされるがままになっている舞耶の姿に
ほかにどうしようもなかったのかと自答する。
忌々しいことにパオフゥからメッセージが入っていた。



「克哉。女を抱くのは体だけじゃないぜ
女が誰を好きでも、その心ごと、一緒に抱いてやりな」



思わず振り返る。
…ふざけるな。偶然などではないだろう。一体どこから見ているんだ。
しかし自分にとって、相当に痛いところを突かれたのも確かだった。


…心ごと、だと?
…相手が誰を好きだろうが、だと?
そんなことは、考えたことも無かった…

また僕は道を見失うのか。



立ち尽くし、搾り出すように

「…悪かった… 舞耶…くん。
  下に車がある。送ろう… 」
そう言葉にするのがせいいっぱいだった。



僕の後悔が伝わったのか
舞耶は無理やり明るい声で言った。
「だ、大丈夫よ、私なら…!ほら、どこもなんともないわ、
 上着を貸してくれれば、帰れるわ」

そのときつながった。
舞耶は僕の感情を受け入れようとしたのだろうか?
行き場のない想いに苦しむ僕を開放しようとしてくれたのだろうか?

「……すまない……」

舞耶にも。
そして達哉にも。

ちゃんと向かい合う、逃げない強さを持たなければ。

154:「ペル罰 そのあとのお話 克哉」5
10/12/01 00:56:28 FBtSZHjU
そうして散らばった舞耶のバッグの中身をひとつひとつ拾い上げ
彼女の傍らへ置き
なるべく体に触れないように自分のジャケットを舞耶の肩にかける。

すると、離れようとした僕の腕を突然に、舞耶が手にとり
僕の体を引き寄せて、
軽く唇にキスをした。

今度は、驚かされたのは僕だ。

あんなにも酷いことをした僕に、君は一体何を?
混乱し呆然とする。
どうしていいのかわからなくなる。


だが彼女… 舞耶は

「そうして困って弱ってる克哉さんのほうが、克哉さんらしいわ」
そういって微笑んだ。



      --------後日談---------


数日後。
パオフゥが仕事に目途をつけ事務所のドアを開けたとたん

「お・か・え・り・な・さ~い(はーと)」

いつもよりバカ丁寧な迎えの声がする。

顔をあげると
ニッコリ、と特上の笑みでうららが待っていた。
いや、笑みには殺気がたっぷりと籠もっている。

パオフゥは最悪に嫌な予感がした。


「今日はもう、臨時休業にしちゃったんだよねぇ♪

…んじゃさ、とりあえず、裸になってそこに座ってくれる?
あ、武士の情けでパンツだけは許してあげるから」

血の気が引く。
「な、なん、でだ……?冗談はよせ、うらら……


   …済まん!
 俺が悪かったなら謝るから、 助けてくれ!」

両手を挙げて降参するも

青筋を立てそうな凄惨な笑みのうららに、

「また、懲りずに悪いことしてんのは誰?!」
凄まれてパオフゥは観念し、諦めて言うとおりにした。


155:「ペル罰 そのあとのお話 克哉」6
10/12/01 01:01:13 FBtSZHjU
「…これでいいのか」かなり渋い表情のパオフゥとは対照的に

「ふっうううぅん? 随分と素直なんだぁ。やぁっぱり色々心当たり、あるぅ?」
なんだかうららは楽しそうだ。

  (ち、あるから言いなりなんだろう…。)
椅子に座らされ、毒づいた呟きが
後ろに回した腕にあたる、ヒヤリとする固い、重いもので遮られた。


ガチャリ。


官製の本物手錠。

 

きっちり両手を拘束され血の気が引く。
「バッ…! おっ、お前、こ、こんなもの一体?!」

うふふ、と笑いうらら。
「周防刑事がね、快ーく貸してくださったの」
はーと、と語尾に見えそうだ。


あ、あいつ…!!
容赦が無さ過ぎる…!!!

「色々とご報告までしてくださったわ?♪

 ご て い ね い に ね!!」

パオフゥは絶句するしか無かった。
敏腕刑事を敵に回すということを、身を持って知る。




156:「ペル罰 そのあとのお話 克哉」ラスト
10/12/01 01:02:08 FBtSZHjU
「さぁて、どう料理しようかしら?
三つ編み一週間の刑、なんかじゃあ全然容赦しないわよ?
加えて恥ずかしい格好とかさせればいいかなあ? 」

うららが実に愉しげに言いながら
股間にあるものをピンとはじく。

「は、弾くな!」

「あら、だって悪いことする場所を き っ ち り と!
 締めないとね。じゃ、こうかな?」

ぎゅっと。

「に、握るな!!!」


「え? ダメ?
じゃあジャブの標的がいいかなあ?
それとも… ねえ、なんか希望あるぅ? 」


悪魔の笑みのうららは最強状態だった。

パオフゥにとっての絶望の一夜が始まった。

【end】

157:名無しさん@ピンキー
10/12/01 01:09:23 FBtSZHjU
ひゃくななです。
以上読んでくださった方、お疲れ様でした。
7レスになってしまいました。

慌てず落ち着く、を心がけましたが
同じ書き手が続くのも良くないのでここで消えます。
他の書き手さんが降臨なさるのを首長くして待ってます。

内容的に仕方ないとはいえ舞耶が続いたので
次はギンコがいいなあとか、思ってもいます。

前回の時にいただけた意見、参考にした部分があります。
なんでもいいのでくださるとうれしいです。

過疎が少しでも解消される、
そんな噂を現実にしたい。
では。

158:名無しさん@ピンキー
10/12/01 01:18:15 rhgbuNIH
乙です。過疎てった時にSS投下ありがとうございます。というか、まさかの続き
ひゃくなな氏の舞耶が責めらせるシーン大好きです
オマケも良いですね。うららさんつえぇw

159:名無しさん@ピンキー
10/12/01 23:16:10 KUOKQN8q
>>157
続きが読めて嬉しい! 投下ありがとうございます
舞耶は相変わらずエロいなあ
克哉も余裕なくていっぱいいっぱいなのが萌えた
この後の二人も読みたいし名残惜しいな。いつまででも待ってるよ

そして完全に尻に敷かれたパオフゥに爆笑してしまった
あの組み合わせでは大人っぽいはずなのに、何でか低レベルな喧嘩が一番似合うよね、パオフゥとうらら

160:名無しさん@ピンキー
10/12/04 23:27:44 fp+/cVwA
>>158 >>159
感想いただけてありがとうございました。
すごく嬉しくてメールで転送して保存して読み返しています。>ご感想

書いてみて、ここでの発表の利点と欠点がちょっとだけ見えました
(長いのはかけませんし、さらに続き物とかも、続々々…とかになると住人の迷惑になりそう)
どっか別のところで続きかいたり、まとめるかもしれません
そのときにお会いできましたら、また。

単発でまたきます。きっと。

161:名無しさん@ピンキー
10/12/04 23:34:39 fp+/cVwA
別のペルソナ総合スレで、いまペルソナが3スレに分かれている件で
個人として希望を出しました。

違う意見のある方、もっと良い意見の方など
旧作ファンの住人の方で、意見などがお上手という方、
この先について話し合いに参加いただけたらと思います。
まあ自分は玉砕っぽいかんじでw 
どうも、うまい意見になりませんでかきまわしてしまい
ご迷惑をかけ、大変失礼致しました。

162:名無しさん@ピンキー
10/12/05 00:21:56 i/BJ1p62
また来てくださいね。というか、来て下さい!
続き物大歓迎ですから。過疎気味になりやすいので

舞耶姉好きなんで、連続でも嬉しいです
リサなら、相手は誰になるのでしょう

163:名無しさん@ピンキー
10/12/08 00:26:54 k4sDmu70
出来ることをやります。
投下いきます。
SS連続投下に、縛りってあるんでしょうか
教えて板の人。

リサ。思い出したあとの話「達哉 MY LOVE」

SS管理の方、収録をありがとうございました。
タイトルにキャラ名も入れてください。
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《注意書き》
リサ×達哉希望の話。(あくまで希望)
微エロ。高校生補正。
ライト&ベタ話。
前編・後編のうちの前編。6スレ予定。
※リサ会話の中国語は半角カタカナ表記です、字探すの面倒なので。

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164:「達哉 MY LOVE」 1
10/12/08 00:27:58 k4sDmu70

珠閒瑠市を見渡せる高台の陸橋。丸い道路鏡が真下に遠く広がる街を写す。
夕暮れの空のなか、2つの人影が並んで道路に大きく影を伸ばしていた。

「イヤッホオオオオォォォォォ!ミッシェル栄吉さまの、参上だぜ!!おまたせベイべー!」
「・・・・・また、馬鹿なことやってんじゃん。相変わらず。」

叫び声をあげていたのは、個性的にアレンジされた青い学ラン姿の少年、栄吉。

両腕をガードレールに乗せ、毒づいて呆れ顔で見上げるのはセーラー服の金髪少女、リサ。

世界が元に戻っても、記憶が無くなりはしなかった、たった二人が
ここで時々会っては、誰にも相談できない心の内を話していた。

「・・・ってな。せめて挨拶ぐらい元気にしねえとよ。暗くなりがちじゃねぇか俺ら?
 思い出した達哉は帰っちまったしよー、淳は思い出さずに済んだし。
 ははは。どうすりゃいいんだろうな、この先」

「んーもう!アンタ何回ソレ話てんの? ・・・・・・あたしさ、考えたんだけど」

「・・・え?何を!?ギンコが考えたって!?(笑)」

「ケッヘイ! ギンコっていうな! ・・・今なら達哉を落とせるかも。」


     *     *     *


しばし沈黙。ののち、

「・・・っはあああああああ~~~~??
 まだ、そんなこと言ってんのお前…?」呆れ顔の栄吉が言う。

「だって達哉に、おねえちゃん・・・舞耶姐の記憶が無いんだよ?
 ・・・記憶あったときは、・・・正直勝ち目なさそうだったけど…
 ・・・・・・今なら!」リサの目が光る。

「フゥ~!や~れやれ、そっちいくかぃ… 強いねオンナはね!」
呆れながら栄吉は手にしていたペットボトルを開け、一口飲む。
そして、しょうもないなぁ、と思いつつ
うわべだけでも明るい?話に栄吉ものっかることにした。

165:「達哉 MY LOVE」 2
10/12/08 00:29:30 k4sDmu70
「あ、おい、でも、達哉がうっかり思い出したらどうするんだ?
 無いとは思うけど、よ…」

「思い出したら助けたのと同じジャン?こっちの世界にこれたってことでしょ?
 ファーンナ!できることはすべてやるのよ!後悔なんてあとからすればいいんだ!」
栄吉の顔が引きつる。

すんげー、ポジティブシンキングじゃなくて、これは・・・何も考えて無い。
もっかい崩壊したらどうすんだい世界。もう行きたくねえよ異次元。何回行ったと思ってんだ。

だけど栄吉もお年頃。興味もあった。

「ふ、ふーん、で、どうすんの?ギンコとしちゃ、具体的に・・・」顔を赤らめていう栄吉に

「夜這い!」元気に言い放つリサ。
飲んでいたミネラルウォーターを栄吉はふきだす。

「ごぶはっ・・・! マイガッ!・・・お前、ほんっと~~~に何も考えていないだろ・・・」
袖で自分のあごを拭き、
栄吉は頭を抱えたがリサは意に介さず、自分のプランの成功を信じて疑っていなかった。


     *     *     *


夕暮れが深まり二人が陸橋の坂を下りると、見たことのある人物が向こうからやってくる。

「!!!!あっ! シャドウのおっさんだーーー!!」
リサが思いっきり指を差して叫んだ。
お、おいギンコ!、と止めようとした栄吉だったが

「誰がシャドウのおっさんだ、ガキ!」
言い返したのはパオフゥだった。

「ケッヘイ!だって…私さらわれたんだもん!この顔の人に」(注※ モナドマンダラ)
「・・・こんな往来でとんでもないこというんじゃねえ。おい、コイツなんとかしろ」
栄吉に助けを求めるも、面白がってか、ニヤついて助ける気配は無い。

「ケッヘイ!だって…こんなに怪しいじゃん」
「お前の日本語ほどでもないけどな」
にらみ合う二人に、もう栄吉は腹を抱えて笑っている。

「は、腹イテぇ… な、なあ、パオフゥさん、こいつさ、達哉と、ど~~~~うしてもつきあいたいってさ」
笑いすぎて出た涙をぬぐいながら栄吉が言う。
「何?達哉?」
ああそういえば。チンヤンチンヤンと煩かったのがいたっけな。そんな記憶がよみがえる。

「そんでさ、夜這いするっていってきかないんだ。なんとかならないかよ?あんたって情報通なんだろ?」
「夜這いぃ?! ・・・だからお前ら往来でなんつう・・・」
「キャー栄吉、頭いい!パオフゥさん、協力してして!!」いきなりころっと態度を変えるリサ。
「なんだよ、突然勝手なことを…?」
首に抱きついたリサに驚きながら、この道を通るんじゃなかった、とパオフゥは後悔した。


166:「達哉 MY LOVE」 3
10/12/08 00:32:57 k4sDmu70
     *     *     *


周防家間取り図。
両親不在日。
以上をパオフゥから(強引に)入手し、勝手口の開いている時間内に侵入する。
情報源は厳重に口止めされた。犯罪の片棒を担ぐのは嫌だそうだ。

 ふーんだ。犯罪なんかじゃないもんね。誰よりも達哉が好きなだけなんだから。

我ながら大胆な行動だとは思う。
でも、だって、学校で先輩後輩として会うだけじゃ埒があかないのだ。
あたしは達哉のファンのうちの一人に過ぎない、なんて嫌だ。
もっと知ってる… 昔からの達哉。
会わなかったことになってるけど、達哉は達哉だもん、きっと変わらないよね・・・

 でも、拒絶されたらどうしよう・・・
 嫌いってハッキリ言われたら?

考えると足がすくむ。ぶんぶんと首を振り、自分を奮い立たせるように
その時はその時よ、コッチからいくわ!とつぶやいた。

 まっててね、チンヤン、あたしがきっと幸せにするからね・・・

着替えて部屋のクローゼットの中へもぐりこみ、達哉の帰宅を待っていたリサは
幸せな想像の中、そのまま眠りこんでしまった。


     *     *     *


「・・・はっ!今何時?!」
クローゼットの中でリサが目覚めると、周囲は闇の中だった。
ずいぶん遅い時間なのか、何も見えない。
誰にも見つかりませんように、と手探りでクローゼットのドアを開け、裸足の足をそっと床につけ外に出る。
すでに帰宅していたのか、すぐ近くに、ベッドで眠る達哉が居た。

どっくん、と大きく胸がはずんだ。

 …どうしよう。どうしよう。どうしたら。 ・・・ええと、私。私どうすればいいんだっけ???

緊張でリサの鼓動が高まり、頭が真っ白になる。

 とにかく、ベッドに・・・ も、もぐりこんじゃえば、いいかな?寒いし。

鼓動が激しく高鳴る。震える手でベッドの上掛けをそっとめくると、なるべくスプリングを軋ませないように
足をすべりこませ、静かに、ゆっくり、時間をかけて隣の位置へともぐりこんだ。

「た、たつや・・・」
深呼吸し、落ち着いたところで勇気をだして、背中を向けて眠る達哉にささやいてみる。
「…ねえ、起きて達哉・・・」
軽くゆすると、大きく寝返りをされ、体に被さられた。

 えーーーーーーーーー!
 ちょっとまってちょっとまって!い、いきなり?!



167:「達哉 MY LOVE」 4
10/12/08 00:37:36 k4sDmu70

リサは慌てたが、その後は何も起きない。達哉は動かない。
どうやら抱き枕か何かと勘違いされたようだ。華奢なウエストに腕をぎゅっと手を回されつつ、熟睡している寝息がする。

真っ赤になってしばらく固まるリサだったが、我に返る。
い、いけない、これじゃ何もならないし。

埒が明かず、ちょっと大きめに声をだしてみる。
「す、周防先輩、私、リサです。いっつもついてまわってるから、覚えてもらえてますよね・・・・・・?」
そうして腰の手をはずして、リサの胸の上で、達哉の腕を両手で包んだ。

・・・起きる気配が無い。だめか。リサが失望のため息を漏らそうとしたあたりで
突然、胸の上の手が動いた。

 
 あ、やだ、 いやな感覚。

片手のひらの指がリサの胸の先端に触れると、指がさぐるようになぞってきた。
目の前が閉ざされたよう。顔をしかめるリサ。
じんわり浮かぶ嫌悪と恐怖、冷や汗がにじむ。落ち着かない気分になる。

「・・・せ、せんぱ・・・、 たつ、や・・・!」
目をぎゅっとつぶって、手を硬く握り我慢する。
リサの息は混乱で乱れ、酸素が足りない。涙が滲む。
胸を弄んだのち、指はすべり、肩、わき、胸をとおって腰を掴む。
「・・・・・・ぅぅっ!」
奇妙なはじめての感覚に、リサは口を手で押さえ、叫びだしたいのを堪えていた。

 こわい こわいよ… 誰か助けて!
 だけど だけど達哉と・・・!

達哉と。そう考えて覚悟をきめる。


168:「達哉 MY LOVE」 5
10/12/08 00:41:51 k4sDmu70

相手の体が少し起き上がったかと思うと、今度はリサの首筋に唇を寄せてきた。
吐息をかけながら、一番上のボタンを外される。

 な、なんでこんなに慣れてるのチンヤン! 浮気モノ~~!

思考がめちゃくちゃになりながら、半泣きで内心で達哉を批難するも。
肩口に唇が触れると、リサの体がびくっと弾んだ。

 う う ごけない… なに これ、    あつ・・・ い・・・

リサの体が脱力するのが分かる。力を入れようとしても入らない。
ゆっくりと降りて位置を変える唇からは、時々舌が肌をくすぐるように舐め、
そのたびにリサは小さくうめいた。

 も、もうダメぇ・・・!   

体が痺れるようになり、我を忘れそうなリサの
胸の丘にあるフリルチェックのブラが、舌の侵入を許しそうになったとき

ささやく声が聞こえた。
「・・・ま・・・」

 ・・・ま?
 ・・・ま、て何?
 ・・・舞耶姐?



「イヤーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」 
リサは全身の血液が逆流し、反射的に渾身の蹴りを放った。


     *     *     *


169:「達哉 MY LOVE」 6
10/12/08 00:42:47 k4sDmu70
ごふっ!という苦悶ののちに
部屋のライトが点く。

明るくなった部屋のベッドには、胸をはだけさせたピンクのパジャマ姿の金髪少女が
胸をおさえ、半泣きになってこっちを見ていた。
その表情が見る見る驚愕に変わる。

「なん・・・・っ!なんだ君は・・・っ! どっから入った?!」
腹部に蹴りをくらうも、驚きすぎていっぺんに痛みも眠気も吹っ飛んだ克哉が言い終わらないうちに、
克哉の顔を凝視しリサが絶叫する。

「何でーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー?!
 なんで達哉じゃないの?どうしてよ!どうしてよ!ひどいよーーーーー!!!!
 達哉達哉達哉達哉達哉あーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」

リサが達也だと思っていたのは、兄の克哉のほうだった。

叫ばれた方の克哉は・・・状況が全く掴めない。

だが、ベッドで少女が泣き崩れるのをみて、克哉は青くなった。
自分の左手を見て、少女を見る。
そういえば、さっきまで手の中に・・・成長中の・・・、・・・あったような気がする。
・・・いい夢を見ていた気がしたが、まさか。


「・・・そっ、その、僕は君にどこまで・・・    じゃない!
 な、何か、したの、かい??」

更にリサの泣き声が大きくなる。ベッドに完全に突っ伏している。

・・・まずい。両親不在時にこの有様。このままじゃご近所になんと思われるか。
克哉は青ざめながらも長い時間をかけて説得し、最終的にリサをなだめるのには、
次の非番の為にと用意していた克哉とっておきの、有名店お取り寄せスイーツを出さねばならなかった。


     *     *     *

170:「達哉 MY LOVE」 7
10/12/08 00:44:08 k4sDmu70

一階のダイニングキッチンで、換気扇の下で煙草を吸う克哉が、深い大きなため息をついた。
灰皿で吸殻をもみ消しながら言う。
「・・・達哉なら、最近遅いが・・・。
 しかし、今時の高校生は大胆だな・・・あんまり感心しないぞ。本当なら家宅侵入罪という犯罪になるところだ」

「ご、ごめんなさい・・・」
セーラー服に着替えたリサが赤い顔のまま、
克哉にお茶をいれてもらい、テーブルでケーキを食べている。
でもこれすっごく美味しい。おいしくてまた泣きそう。今度、どこで買うのか教えてもらおうっと。

「ところで・・・嫌なら答えなくてもいいが。 君はそんなにも達哉が好きなのかい?」

克哉が問うと、リサはこくんとうなずく。

「達哉の記憶があっても、なくても。
 あたしの記憶があっても、なくても。絶対いつも達哉が大好き」

にっこりと悪びれずに断言する、少女の素直な一途さと怖いもの知らずの強さに
克哉は胸を打たれた。
大人には眩し過ぎる笑顔。

そうか、彼女はどちらの達哉も知っているんだったな、と思い出す。
世界を超えてまで思われる弟を、兄は少し羨ましく感じた。

「で、でも・・・ ぅっく、まさか達哉じゃない人にぃ・・・!」
リサはどうやら部屋を間違えたらしい。向かい合う兄弟の部屋のドアの確認が甘かった。
自分の失敗を思い出してまた涙が浮かんでくる。

「ああ、泣くんじゃない君、もう」
自分が(それほどは?)悪いわけじゃないのにうしろめたい克哉はリサの涙に慌てたが
遠くから響くバイクの音に気づくと、安堵のため息をついた。

「ああほら、お待ち兼ねの達哉がご帰宅だ。
 ・・・夜這いだなんていうのは、言わないでおくから、もっとうまくやりたまえよ?」

恩に着せました、みたいな顔で克哉が言う。

 ・・・・・・・・・なんだかなあ。

あんまりに上から目線にカチンときたリサは、克哉をじっと見上げて
「ねえ、刑事さん・・・。淫行条例違反・・・って知ってるよね?」きゃは、とイジワルな笑い混じりにつぶやくと
克哉は直立のまま硬直し、煙草に大きくむせ込んだ。



  <後編に続く>

----------------------------------------------------------------------------------------------

※淫行条例はフィクションです。珠閒瑠市にあるのか。

171:名無しさん@ピンキー
10/12/08 00:50:33 k4sDmu70
以上です。続きはまた後日に。
何故かコピペでフォントが統一されない。
「・・・」が種類が違っているのが気になりすぎる。

172:名無しさん@ピンキー
10/12/08 01:38:21 k4sDmu70
あ、そうだ結局また、7スレになってしまいました。計算が難しい…

>>162さん、ありがとうございました。一瞬で戻って来てるしw
前後編ですが今回は単品作、でも世界は一緒と思ってください。
克哉ファンの方、またもごめんなさい。
因果な兄弟は使えすぎます。

総合スレでの真摯なご意見に気合をたくさん頂きました。感謝です。
って、年末なのに何やってんだ自分orz

173:名無しさん@ピンキー
10/12/08 06:07:13 dLD/69YB
おつかれ様でした。
パオフゥさん、協力してして!!ってワラタ


174:名無しさん@ピンキー
10/12/08 10:48:27 FI1t+3/F
後半楽しみです。兄さんかわいそww
リサも一途でうざくて可愛いです
こちら側の達哉、帰りが遅いって事は、女のとこにでも行ってたんだろうか?

175:名無しさん@ピンキー
10/12/08 12:34:11 Q9QMQ6A7
こちらで聞いた方がよかったかな?

保管所にある世界の果てでアイアンクローをくらいつづける少年コミュって外道ENDしか無いの?
めちゃくちゃ笑ったのに続きが見れなくてモヤモヤしてます

176:名無しさん@ピンキー
10/12/09 12:09:27 u5LOqoMy
>>175
ここの保管庫の管理人さんはマメだから
保管庫になければたぶん無い

>>163
リサがリサらしくウザ可愛いw
カタカナ広東語はリズム感がでていてGJ

177:名無しさん@ピンキー
10/12/09 21:55:00 3GfLf0jM
後半投下です。

リサ。思い出したあとの話「達哉 MY LOVE」後編

《注意事項》 
 >>164-170 の続きです。

・前編UP時、引用作品タイトル入れ忘れました。「ペルソナ2罪罰」両方で。
・単に長くて切っただけなので、もうエロ場がありません…、内容も閉めるだけ…
・引っ張るほどの内容もないのに、なぜか5スレも(予定)

178:「達哉 MY LOVE」後編 1
10/12/09 21:56:35 3GfLf0jM
時間は既に深夜0時を過ぎた頃。
両親が不在の解放感もあったにせよ、高校生の帰宅としてはずいぶん遅い時間に
達哉は帰宅した。

このところずっと、落ち着かない気分をぬぐえなかった彼は
晴れない気分をバイクのエンジン音と振動、速度に乗ることで解消していた。
ヘルメットを外すと、空に月。
何かが騒ぐので見ないようにする。
言い表せないモヤモヤが常に不機嫌な表情をつくり、周囲からは勝手にクールだなどと思われていた。

バイクのエンジンを止め
メットを抱えた達哉が、家の鍵を開けて玄関に入ると
いつもこの時間なら消えているはずの明かりを、奥に見る。

着ていたジャケットのファスナーを降ろしながら達哉は、兄が起きているとまた煩そうだと考え
あえて無言で通り過ぎようと、ただいまをも言わずあがると 話し声が聞こえた。

 こんな時間に、一体誰だ? 今日は親父もお袋も居ないはず…
 兄貴の客? でも兄貴は滅多に客なんか…?

ダイニングに続くリビングのドアを開けると、
そこには、泣き腫らした顔の制服の金髪少女と、気まずそうな兄が待ち構えるように居た。

……なぜだか、その光景は達哉の不愉快を呼ぶ。

「あ、たつや… (じゃない)…周防先輩!」
リサがテーブルから立ち上がり近づく。
「相変わらず今日も遅かったな、達哉。ずっと彼女がお待ちかねだ」

小言は心配の現れなのだが、この年頃には通じない。
達哉は兄のいつもの一言多さにむっとしつつも、いぶかしむ。

 …彼女? そんな覚えはない。
 いつも勝手について来る後輩の一人。金髪で目立つから顔は分かるが、特に親しい訳ではなかった。
 確か …リサ、とかいう。

「…こんな時間に一体、何? 月曜に、学校で済ませてくれないか」
学校の後輩などに家まで来られて更に不愉快だった。わざと冷たい表情で言い放つ。 

すると、ショックを受けたのか少女の顔はみるみるうちに、泣き顔に変わっていき

つかつかと迫ってきたかと思うと、ほとんど触れそうなほどに近づき、唐突に眼前で叫んだ。

179:「達哉 MY LOVE」後編 2
10/12/09 21:58:21 3GfLf0jM

「…チンヤンの馬鹿ーーーーーーーーーーーーーー!!」



鼓膜に破壊的な大声が直接響き、思わず耳を押さえる。
 
 …チンヤン? なんだ、それ?

達哉が振り返るも、
少女は鞄も靴をもつかんで、つかの間に玄関から飛び出してしまっていた。

「…台風みたいな娘だな…」

達哉が驚きで呆然と去ったほうを見送ると
距離のあるはずの兄までもが耳を押さえながら、一言つぶやいた。

     *     *     *


全力疾走で、鞄と靴を手にしてハイソックスのままで、
アスファルトの道をリサは泣きながら、ただひたすら、逃げ出していた。
あっさりと覚悟を踏みにじられた、今日の出来事から。過去の全部から。

 全部忘れたい。 なかったことにして。 今日をもう一回やりなおさせて。

そう唱えるようにつぶやきながら
すっかり暗くなった夜の道を。夜の街を。


一体どれだけ走っただろう?

疲れて歩き出すと、リサは自分が靴を履いていなかったのに気づく。
足が痛くなって辛かった。靴を履こうとすると、どこかに落としたのか片方が無い。
仕方なくそのままで、重い足で再び歩き出そうとした。

触れられた首筋が熱かった。
思わず手で押さえ、かがみこむ。

「お、大人って、ズルいよ…」
 …あんなこと、してるんだ。

痛いような疼きにたまらなくなって目を閉じると、勝手に体中にあのときの感じが蘇って、震えた。

 克哉さん、…慣れている感じだった…
 …舞耶姐とかもしてるのかなあ、皆、しないといけないの?

 …出会った記憶が無いと、達哉にはもう、優しくしてもらえないの…?


道を照らす夜景の光が滲んで、見えなくなった。


180:「達哉 MY LOVE」後編 3
10/12/09 21:59:34 3GfLf0jM

     *      *      *


再び歩き続けて気がつくと、いつの間にかよく知るコンビニがある。
店の前には、…なぜか栄吉が居る。

「…よお、ギンコ。 どうしたよ?失敗したー!みたいなカオして」

「栄吉…」

いつもの軽い冗談みたいな口調と軽い笑顔で、リサの顔に安堵の笑みが生まれた。

「あったりぃ。…失敗しちゃった」
「ハハハ、やっぱなあ。計画に無理があったんじゃねえ?」
 
笑い流してくれる。嬉しい。

「そっちこそ何? こんな時間に。あーーー、カス高時間?」
「馬鹿いえ。腹減ったから、食いモン買いに来たんだッつーの!」

でも、栄吉の手には何も無い手ぶら。
優しい嘘だと気づく。
ここはいつもの場所から一番近いコンビニだもんね。
心配してくれたんだ。
栄吉のなにげなさがリサには、ありがたかった。

なんか疲れたなぁ…。そうつぶやき店の前に座り込んでしまう。

「…やっぱ、無理…? 大人の女性には、かなわないのかな…?今のあたしじゃ無理?」
 なんでも持ってるみたいに見える大人たちが羨ましかった。むしろ嫉ましい。

「…いんや。ギンコはそのままでいいとおもうぜ、俺は。」

栄吉はそういってくれたけど、そうは思えなかった。
片方だけの靴を、履いてみる。

「どうしたよ、靴?」
「…落としたっぽい。」仕方が無いから、笑ってみせる。

その時。
遠くからバイクの音がした。


181:「達哉 MY LOVE」後編 4
10/12/09 22:00:40 3GfLf0jM

「お? …来たんじゃねえ? もしかして王子様がさ」
栄吉が通りの向こうを見て、リサに向かって笑う。
「なんだぁ。 そう失敗ってわけでもなさそうじゃん」

リサは目と耳の両方を疑った。

 そんな、そんなわけない。達哉怒ってたのに…
 しかも最後に、あんな怒鳴っっちゃって…っ

振り返ると、達哉のバイクが近づき、側に止まった。

「…もう遅いから送るよ。家どこ?」

達哉がバイクに跨ったまま、予備メットをリサに投げて寄越す。中には、落とした靴の片方。
 
 
 …そんな、出来すぎた話、あるわけない……

リサは大きな目を見開き、達哉を見つめる。声が出ない。

「…もしかして、お邪魔だったか?」

リサと栄吉に向かって、ヘルメットをはずして達哉が問いかける。

「とんでもない。…俺達あんたをずっと待ってたんだぜ。なあギンコ。」


    *     *     *

182:「達哉 MY LOVE」後編 5
10/12/09 22:01:45 3GfLf0jM
 …俺達?
 …ギンコ?

いちいちわからない言葉をいう奴だ。

達哉がリサの足元を見ると、片足はソックスのままだった。顔には涙のあとがついていた。

 ここまでその足で歩いてきたのか。 意地悪すぎたな俺…

兄貴がやたらしつこく、送れ送れ追いかけろと煩いから渋々来たのだが、…確かに送るべきだった。
しかし謝るのが苦手な達哉は、感じた罪悪感を横へと押しやり
代わりに青制服のことを、バイクの側まで来たリサに小さく聞く。
「あいつ… 知り合いか?有名人?見たことがある気がする…」

リサは言った。
「本当のともだち… 仲間だよ」
そうしてメットを被り、背中にしがみついてくる。
「チンヤン… 達哉、あなたも」
バイクの発進音にかかる直前、ごく小さな声で言ったリサの声が、かすかに聞こえた気がした。

 …本当のともだち?
 …仲間?

発進させると、ミラーに青制服の姿が映り、遠ざかった。なんだろうこの感じは?
考えてもわからないなら、考えるのをやめるしかなかった。今は。
疑問のもやもやを再び速度で解消したかったが、同乗者がいて出来なかった。


     *     *     *


バイクに乗り達哉の背中にしがみつきながら、たくさんの光が後ろに流れていくのを見つめる。
リサは満足していた。

ずっと表情が硬かった達哉が
ふっと緩んだ。
本当のともだち。仲間。
その言葉で。

 今日のこと、やっぱり忘れないことにする。
 また、新しい思い出をたくさんつくっていけばいいんだ。
 …達哉と。みんなと。


二人を乗せたバイクは夜の道を駆けて行った。

 
 〈 end 〉
--------------------------------------------------------------------------------

183:名無しさん@ピンキー
10/12/09 22:07:25 3GfLf0jM
以上です。読んでくださった方お疲れ様でした。

・リサの相手が思いつかず、手探りのため書いたらこうなった…。
・登場する全員とリサで恋愛フラグ立ててみた、という内容になっております。
 お好きなキャラでリサとの続きを妄想で補完願えたら、本望です。
・内容ベタなライトノベルまがいで、すんません。萎えたかた、すんません。
 同じパターン続くと飽きるのでやってみた。
・リサに不機嫌達哉さんを落とすのは難しそうだ。(勝手設定)
 >>173さん>>174さん>>176さん、ありがとうございました
 達哉が女のとこから朝帰りも楽しそうだと思いましたが、どうもうまく思いつきませんで…。
・作者は学生エロがどうやら苦手なようです…多分。この分だと。
 非実在成人(?)のほうが書きやすい…

 書ける方、このスレにどうか学生エロ成分お願いします!切実に。

じゃあ次回もしよろしければ、年明けくらいまで時間を置いて、”爛れた大人編”で~!
(うそかも)

184:名無しさん@ピンキー
10/12/09 22:15:49 3GfLf0jM
あ、雑談や質問が被って書き込まれても、むしろ賑わうのでありがたいです
いろんな会話を気にせずされてくださいね~

185:名無しさん@ピンキー
10/12/10 01:04:34 pXpyZv0E
長いお話、乙です!
てっきり、帰って来た達哉を襲うかと思ってましたw
最後の辺りは、少女漫画の様で赤面ですw(※褒めてます)
このお話だと、舞耶姉と兄さんは付き合ってるんですか?前のお話と繋がってます?
不機嫌な達哉、舞耶姉ならおとせるんでしょうかね?やっぱり、無理か

あ、ちょっと気になったんですけど、リサは舞耶姉のこと、舞耶「ちゃん」って呼んでますよ…

186:名無しさん@ピンキー
10/12/10 02:38:23 Faz9wqjk
こういう場合は、解説いれないとわかりづらかったですね

>>185さん、感想ありがとうございました!
舞耶ちゃん呼び、罪で呼んでますね。
たぶんですが、罰で舞耶はリサを知らない(出会ってない)と思ったので
罰後リサもそれほど親しく近しく呼べない感じかな?男子にならえー、という、
またも作者の勝手設定でした。あれ?デジャビュの少年少女団体なのか?w

淳は公式どおりライバルなので?面倒なので出しませんでしたが
兄さんは誰とも付き合って無いつもりでした。妄想?
舞耶がこの達哉をどうするかは彼女の理性にかかっている気がします…。その気になると恐いかも?
あとはご想像にお任せいたしますね。(←って、考えていないだけです)

赤面させてしまってスミマセン\(^o^)/いやほんとどーにもスミマセン。
もうネタも尽きたんでほぼ最後になりそうな気が。
それぞれ主軸となる人物の願望の落としどころを探して作ったようなSS群です。
リサ主人公にした時点で、あのあたりがリサの理想だろうかと(勿論勝手に)思ったので。
そう考えると相当に板的に人選ミスでしたね!

兄さんの前で達哉を襲うリサ… 受けました肉食すぎw 5年後設定なら書けそうですw では。

187:名無しさん@ピンキー
10/12/10 09:18:56 3/4WlBqm
達哉かわいい 達哉で書いて

188:名無しさん@ピンキー
10/12/10 21:38:43 /LSMuzia
GJでした


189:名無しさん@ピンキー
10/12/11 01:19:47 yltLPMSp
GJ!

ところで悪魔にクリスマスは関係あり?
宗派によりそうだけど

190:名無しさん@ピンキー
10/12/11 11:46:06 xOCv9NLm
GJ!
クリスマスって、イエスの誕生日なんだよね?関係あるんかな?

191:名無しさん@ピンキー
10/12/11 12:12:21 rZzDFaLK
キリスト教の天使系ペルソナとかいなかったっけ?
違ったかなー

192:名無しさん@ピンキー
10/12/11 12:49:36 A+C/OpOR
ガブリエルとかミカエルとかその辺?
ヴァーチャー・アークエンジェルも祝いそう
ファレグとかその辺は微妙だけど…

193:名無しさん@ピンキー
10/12/11 17:06:01 Eamg/6p9
元々はミトラ神の誕生日だそう

194:名無しさん@ピンキー
10/12/11 20:19:45 VjMexpSJ
歴代ペルソナ主要女キャラの3サイズを妄想でもいいから知りたい

195:名無しさん@ピンキー
10/12/11 23:29:01 xOCv9NLm
スリーサイズとかは解らんが、個人的なイメージで
巨乳(D以上)→舞耶姉、美鶴先輩
大き目(D)→風花、雪子、直斗?
まぁまぁ(C)→エリー、リサ、りせ
普通(B)→ゆかり、ハム子
ぺったん(A)→マキ(あき曰く)、アヤセ、ゆきのさん、うららさん、千枝
機械のアイギス・メティスは良く解らん。でかい方?
舞耶姉は身長と体重からして巨乳はあり得ないけど、本人も第三者も巨乳扱い
直斗も確か、見た目に反して巨乳だっけ?普段、少年と間違えられるくらい真っ平ら
風花も着痩せするらしいし
雪子は、りせが「控えめ」とか言ってたけど、どう見てもでかい
マキとエリーはスリーサイズは同じくらいらしいけど…
個人的に思ったのは、金子キャラは貧乳多いね

196:名無しさん@ピンキー
10/12/12 00:16:43 upDnIie3
貧乳というより美乳だな、個人的には

197:名無しさん@ピンキー
10/12/12 10:09:26 Tf6o3MGt
上の書いといてなんだけど、モデル体型って言うと貧乳だね。じゃあ、エリーもそんなに大きくないか
胸がでかい女性陣がなぜか母乳が出るようになって、搾乳プレイされるとか見てみたいわ
小さい女性陣なら一生懸命パイズリとか。無理かな?

198:名無しさん@ピンキー
10/12/12 18:55:23 DRepZ1k/
舞耶と美鶴と直斗の巨乳対決、エリー、リサ、ゆかりたちは審判役



あとナレーションは風花


199:名無しさん@ピンキー
10/12/13 00:19:22 sP1Cf9xn
その対決、貧乳チームからシャドウが出てきそうだなw
てか、どうやって勝負するの?

200:名無しさん@ピンキー
10/12/13 00:24:23 oG7tRATQ
それぞれの作品の主人公をパイズリで誰が一番早くいかせられるかで勝負します

201:名無しさん@ピンキー
10/12/13 00:46:02 LuKAe4D8
>>200
それ採用
だが俺は書けない

202:名無しさん@ピンキー
10/12/13 01:01:05 sP1Cf9xn
自分も読みたいな。文才ないから無理だけど
審判の一部が怒りそうだなwリサとかゆかり辺り

203:名無しさん@ピンキー
10/12/13 02:31:19 Uztwzwyd
>>195
カップはアンダーバストとトップの差で決まるものだから
機械のあいつらにカップという概念が果たして存在するものか…
マキはあき補正(=悪口)だからもう少しでかくてもいい気がする
パイズリ判定法はアレだ、ご立派さま呼んでくればいいんじゃねw?

204:名無しさん@ピンキー
10/12/13 06:13:04 o3CP42iW
>>203
いやご立派様だと、ただの痴女にしか見えない
やっぱ好きな人じゃないと出来ないだろう

205:名無しさん@ピンキー
10/12/13 08:14:48 sP1Cf9xn
>>203
あきは園村麻希の一部で、マキと同じなのによくあんな悪口言えたなw
上田版だと成長?してたけど、マキと同じくらいだった

>>204
ご立派様はエロかったなwネミッサが突かれまくってイきまくったわ
その巨乳組で思いつく相手って、
舞耶なら周防兄弟のどっちか、美鶴はキタロー、直斗は番長か完二?(完二は片思いか)

206:名無しさん@ピンキー
10/12/16 15:33:39 fDrMvKHU
保守ネタ「マキえもん」

ピア太「うわあーーん、マキえもーん!」
マキえもん「どうしたの? またゆきのさんにいじめられたの?」
ピア太「そうなんだ、マク夫にブラ夫も一緒になって僕をいじめるんだ! エリーちゃんにまで笑われるし……」
マキえもん「またボクに道具を出せって言わないだろうね?」
ピア太「えへっ、そうなんだ~。あいつらをやっつける道具出してよー」

マキえもん「もう、しょうがないな~。チャラララララン! げんじつとうひー!」

ピア太「なんだいこれは?」
マキえもん「これはね、今ある現実の世界から飛び出して、自由に架空の世界を作っちゃえる便利な道具なんだ」
ピア太「ゆきのさんをコテンパンにやっつける事できる?」
マキえもん「できるよ。この道具を使って自分が強い姿を想像するんだ」
ピア太「マク夫やブラ夫を僕に従わせる事もできる?」
マキえもん「できるよ。自分の方が偉いんだぞって思い込むんだ」
ピア太「なんじょうすぎくんよりも頭良くなるかなぁ?」
マキえもん「できるよ。自分は推理小説に出てくるような頭のきれる人間だって思考するといいさ」
ピア太「れいじくんのようにいじめられる事も無い孤高の存在でありたいなぁ」
マキえもん「そういう時は新月になるごとに脳内エストマかけるの忘れないようにね」
ピア太「一度でいいからアヤセさんに鞭で叩かれるプレイなんかしてみたいな」
マキえもん「できるよ。どんな部屋で行うか、細かな道具の類まで想像するの忘れないでね」
ピア太「えへへ……エリーちゃんがお風呂入ってる姿が見たいなぁ~」
マキえもん「できるよ。まぁど○でもドアでもいいけど」
ピア太「やったー、ありがとうマキえもん! 早速使ってみるね!」

数日後……

マク夫「やべーよ、あいつ……」
ブラ夫「おいおい、なんか、なんかヤベェ目してんぞ!」
ゆきのさん「ちょっと今のあいつには近づく気になれないね……」
なんじょうすぎくん「なんだか『自分は強い』『自分は頭が良い』などとぶつぶつ呟いているな……」
アヤセ「てゆうか、全体的にキモいんですけど……」
エリー「Oh、あんなに虚ろな目をして……彼の何があんな風にまで変えてしまったのかわかりませんわ……」
れいじくん「……」
ピア太「えへへ、えへ、げへえへへえ、みんなー、僕の方がすごいんだぞ、えへへへへ」

おわり(BAD END)

207:名無しさん@ピンキー
10/12/16 17:22:11 fDrMvKHU
いっけね! ジャンル記すの忘れてた!
>>206のネタは『ドラえもん』のパロディです。

208:名無しさん@ピンキー
10/12/16 23:46:00 leNMWzpo
乙ですw想像したらふいたww

209:名無しさん@ピンキー
10/12/18 06:33:28 3YLJH+K9
わらた
つーかマキえもんではなく、フィレもんでいいだろう

210:名無しさん@ピンキー
10/12/18 15:47:58 JdeuEpTt
フィレもんだと殴られちゃうよ

211:名無しさん@ピンキー
10/12/21 10:06:08 Wfx2q9xD
罪やってて思ったんだが、淳×舞耶で授乳プレイ妄想した自分はどうかしてるw
だって、淳って舞耶に母性感じてる(作中でママって呼ばわりしてたり)上にマザコン
シバルバーは思考が現実になるし

212:名無しさん@ピンキー
10/12/25 14:14:39 RCYIzNix
投下も無ければ書き込みも無いので保守ネタを1つ。


保守ネタ「マキえもん」2

ピア太「うわああーーーん! マキえもーん!」
マキえもん「どうしたんだい? ピア太君」
ピア太「ゆきのさんがむしゃくしゃするからと言って、いきなりゲンコツで殴ってきたんだー」
マキえもん「何か理由があって殴ったんじゃない?」
ピア太「僕は被害者だよ? ああ、僕はただ黙って殴られるしかないのかなぁ……」
マキえもん「もう、今回だけだよ。チャラララララン! リアルトラエストー
ピア太「わーい、また便利な道具出したね。さっそく使うよ」
マキえもん「え、ちょっとまtt」

その夜……

アナウンサー「次のニュースです。都内の高校に通う17歳の男子高校生が首吊り自殺をしているのが発見されました。
         幸い、男子高校生は一命をとりとめ、現在近くの病院で手当てを受けているとの事です。
         警察では、男子高校生と行動を共にしていた、同じく17歳の少女から事情を聞くと共に、
         少女が事件に関わっていると見て捜査を進めています……」

おわり(BAD END)

213:名無しさん@ピンキー
10/12/30 12:50:49 Fj3zaYMa
年明け前のネタを保持しててもなんなので解放します。
他の書き手さんへ。このタイミングで投下を考えていたのなら、
私のネタは無視して連続投下して構いません。

214:名無しさん@ピンキー
10/12/30 12:51:29 Fj3zaYMa
保守ネタ「バー『パラベラム』」


皆さんこんにちわ。
私は街の一角でバーのマスターをしている者です。
ここのスレの皆様が「お話」を求めているという噂を聞いたので、私からも1つ拙い話をしましょうか。

私が経営するバーには色んな客がやって来ます。
私は―そうですなぁ、いわゆる「1人1人の主人公」の日々の自慢話や愚痴を聞く「脇役」といったところでしょうか。
どこで売っているのか、全身金色のスーツに怪しいケースを持ったやさぐれた中年男性。
身のこなしからスポーツでもやっていそうな、でも男運が無い事をぐちぐち話す大人の女性。
どう見てもカタギの職業に就いているとは思えないインテリなお兄さん。
財閥の御曹司である事を隠してお忍びでやってくる男性。
流暢な英語をカタコトで話す、帰国子女の雰囲気を漂わせる女性。
カメラマンやセラピストをやっている人も来るみたいです。
巨乳……あ、失礼。何か記事のネタにならないか、街の噂をお聞きになる新聞記者の人といったところでしょうか。
1人でお酒を楽しんでいたり、お連れの人とご歓談したりしていますね。
時には私と酒を傾けながら話をしたい方もおられます。
そうそう、いつも1人で何やら思いつめた顔をして、日本刀を携えているライダースーツの少年なんか時々来たりしますね。

ある日、こんな事がありました。
その日は特に客も来ないので、店のグラスを磨いていると、いつもの客が4人組で入って来ました。
じろりと店内を見回し、酒を飲みながらでも窓の外を堪能できるお勧めの席に座りました。
皆一通り注文した後、何やら話をしています。
お節介な私ですので、彼らに悟られないように無関心なフリをしていたんです。
しばらくすると、ああやっぱりなと。私が武器を売り捌いている事を見抜いたんです。
もう何十年もこちらの商売もやっていますからね。どこかから噂を聞きつけたんでしょう。
私が武器を元の場所に隠し、また改めて注文を待っていると、信じられない光景を見てしまいました。
持っていた七姉妹学園の校章をライターで火を付け、灰皿に置いたんです。

「お客さん、火事にでもなったら大変なのでそういう事されると困ります」と、あの時は思いましたね。
確かにきゃぴきゃぴした若い人は寄り付かないジジくさいバーですが、だからといって火付けなくてもいいでしょう……。
これから私の裏の商売のお得意さんになる気がしたから黙ってはいるんですけどねぇ。
そんな渋い顔をする私を嘲笑うかのように、灰皿の中にあった校章はゆらゆらと燃えていました。

ここはバー「パラベラム」。
今日も色んな客がやって来ます。


おわり

215:名無しさん@ピンキー
10/12/30 12:53:33 Fj3zaYMa
保守ネタ「フィレもん」
『ドラえもん』のパロディ

達哉「そーらを自由にっ、とーびたーいなっ!」
フィレもん「この普遍的無意識の世界では人の心―思いが形となる」
ニャル美「貴様の願いを叶えてやろう」
達哉「おい、ちょっと待てやめろ、本当に飛ばすな。いいから元に戻せやめろ、やめて、やめてください。ぶん殴る」

おわり(BAD END)

216:名無しさん@ピンキー
10/12/31 23:41:06 uP1PkOW6
BAD ENDしかないのなw 
続けて読むとじわじわくるw
ものすごい偉そうなド○えもんとド○ミだ、見たい。

保守ネタさんに追随してみた。キテ○ツ大百科パロで

南条「我輩は南条ナリ。これからブタゴリラと対決に行くナリ。心は武士ナリ。」
エリー「剣しか合ってないし。て、ブタゴリラは誰?」
南条「知らないナリか?ブタゴリラの本名は薫っていうナリよ」
?「おいちょっと待て」

多分、某球団応援対決らしい。

217:名無しさん@ピンキー
11/01/02 17:34:16 wik5BSiB
おつかれ
良いお年を

218:名無しさん@ピンキー
11/01/03 02:50:13 ZKOlT6AU
あっけおめ!
GOOD YEAR!


219:名無しさん@ピンキー
11/01/12 20:53:50 jm7sYegU
いい年になるといいね

220:名無しさん@ピンキー
11/01/30 16:25:16 TgfiHLnZ
保守

221:名無しさん@ピンキー
11/02/08 08:08:48 R9LOzGhs
4月までは遠いな・・・

222:名無しさん@ピンキー
11/02/08 09:19:44 zYBa8k8F
遠いよね。PSP版出たら、エロパロ増えるかな?
PSP版異聞録出た時に、エリー本出してた人いたし、リメイク2の出してくれるかな?
罪だから、出るとしたら、リサ本が多そうだ
リサ、可愛い女子高生で、一途で、クラブで夜遊び好きで、援交まがいや麻薬やったことあったりして

223:名無しさん@ピンキー
11/02/08 18:11:33 xhaNk4En
リサはなんとなく、3、4のキャラと同じにおいがな・・・若いしJKだし
いやそれもそれでいいけど
やっぱ2はお姉さんたちのエロがみたいな、3、4はお姉キャラ少ないから

224:名無しさん@ピンキー
11/02/08 18:17:19 UCJFj60N
>>223
一行目だからこそ萌えるんだろう
ぶっちゃけ舞耶姉やうららや2仕様のゆきエリじゃ萌えには直結しないと思う

225:名無しさん@ピンキー
11/02/08 19:36:05 xhaNk4En
>>224
確かに萌えには直結しないですね、だからこそそのキャラの萌えが見たいって感じ、個人的に
まあ隠し色気って奴?
女子高生はもちろんかわいいで、お姉さんたちもそれに負けないように頑張る
そういう微妙な女心が萌えるじゃないの

要はまずそのキャラのことが好きだから、そういう一面もみたいですね
まあ好みはそれぞれなので、みんな幸せになればいいの

226:名無しさん@ピンキー
11/02/08 20:05:37 B7QcLrR1
日本語おかしいけどまさか罪罰スレの中華さんか?

227:名無しさん@ピンキー
11/02/08 21:42:35 /QImp3bB
リメイクがなかなか来ないので暇だね・・・

228:名無しさん@ピンキー
11/02/09 00:00:39 zYBa8k8F
昔、罪のリサ本で冒頭から噂で?淫乱になった舞耶姉が輪姦?されてるのあったな

229:名無しさん@ピンキー
11/02/09 22:10:28 zgBZsH6S
2の大人キャラたち、そんなに不人気なのか

230:名無しさん@ピンキー
11/02/09 23:25:32 2Nf5MnkJ
だって

・変な髪形、胸にハート、レッポジ
・変な髪形、貧乳、CD女
・変な髪形、貧乳、男女
・変な髪形、劣化、別人28号

だし

231:名無しさん@ピンキー
11/02/09 23:31:55 B9zP7QH2
罪の舞耶はズラみたいな前髪だけど、罰だとそんなに変だと思わないんだが…
マキは大人でも可愛いよね

232:名無しさん@ピンキー
11/02/09 23:34:04 EEZRcbTU
関係ないけどキャサリンのチーズを伸ばしてる絵はエロかった

233:名無しさん@ピンキー
11/02/09 23:39:42 FEg3awn6
>>230
むしろ後者二つは公式で相手が限定されたってのがキツいんでは
俊介さんはモブにもほどがあるし2時点でのピアスなんかどう料理しろって話だし


234:名無しさん@ピンキー
11/02/10 00:11:28 BcYQI7b+
うららも相手限定されてるよ
てか、2のキャラはほとんど髪型が変

235:名無しさん@ピンキー
11/02/10 00:12:23 6hLUz7bj
>>230
>別人28号

これはマキ、ブラウンたちにだってあてはまるじゃん
つーかこれを見れば女の髪型の変化が分かる
URLリンク(www.frablo.jp)

236:名無しさん@ピンキー
11/02/10 00:25:03 ErmVFKQc
マキ:高校時代まあ美少女→大学時代美少女
エリー:高校時代美少女→大学時代黒歴史
アヤセ:高校時代微妙→成人後の消息不明
ゆきの:高校時代イケメン→カメラマン時代おばちゃん
舞耶姉:中学時代美少女→OL時代普通
うらら:高校時代まで謎→OL時代ケバイ
リサ:小学生時代美幼女→高校時代美少女

おまけ
雪子:中学時代美少女→高校時代美少女

人の成長って様々だな

237:名無しさん@ピンキー
11/02/10 03:20:43 6hLUz7bj
>>236
人の好みって様々ってことじゃない…

個人的に雪子の顔は明らかに「二次元にしか存在しない美少女」で、
初音ミク、ブラック★ロックシューターらと同じにおいがする
舞耶たち2のキャラの顔は妙なリアルさがあるので(これも絵柄のお蔭で)「現実にもいそうな人」に見える
その分、親近感が沸くと思う

リアル寄り系の絵師の女キャラと萌え絵師の女キャラ、どっちが萌える?
大半の人は萌え絵師の方がいいかもしれない
しかしリアル寄り系の方が好きな人だっている

238:名無しさん@ピンキー
11/02/10 03:30:11 1dHAmPuj
どっちもリアルには存在し得ないバランスだよ

239:名無しさん@ピンキー
11/02/10 03:51:58 9XgMjfJm
久々覗いたら、キャラ不人気説に微妙に受けたw 
たぶん自分の中の何かが同意しているw そういう視点も面白いなー。
箇条書きだと説得力ありすぎ。

でも実際OLって同じ服を着続ける人って居ないと思う。スーツの男性陣はともかく。
罰で服装変える話もあったらしいし
服変えてバリエーションを増やしてほしかった、OL陣の服はちょっと気の毒だな。

大学生エリーはダメなの?顔はかわいいと思うけどな。
言葉が強烈でダメって言うなら、わからないでもないかも
マキは美少女だなー、女先生と並んでオアシスだな
罪にもライドウみたくオマケで麻雀つかないかな。いっそ脱衣で。(暴挙)

240:名無しさん@ピンキー
11/02/10 04:55:08 6hLUz7bj
>>238
2の絵柄は結構リアル寄りだよ、もちろんあくまで「3、4に比べたら」のことだけど

画像はdeviantartより拝借
URLリンク(or2.mobi)

241:名無しさん@ピンキー
11/02/10 09:16:23 pwRid/JR
ペルソナ倶楽部だと、舞耶、休みの日でも同じ服着てるっぽいね
あの胸にハートってうららが買ってきたそうだど、センスやばいね

うらら、江角マキコがモデルってことは知ってたけど、髪型のせいで解りにくいよね
エリーの場合、ポニテが可愛過ぎたから、おかっぱに拒絶反応が出ちゃうのかと
2のバストアップと3・4のキャラデザ同じ人なのに金子絵リファインと自分の絵でだいぶ違うね
4の時の絵は好きだけど、3はあんまり…

242:名無しさん@ピンキー
11/02/10 21:45:13 tN6CSyRl
とりあえずID:6hLUz7bjが金子キャラ好きなのはよくわかったよ
でも副島も金子もリアル系じゃないな
癖がある・アクが強い絵とリアル系は別
金子絵は副島絵よりアクが強い
それだけ

243:名無しさん@ピンキー
11/02/10 23:29:20 4XnZcTHE
>>242
240のバストアップは金子ではなく副島から、副島絵と金子絵のことじゃないよ
あくまで顔のこと(目の比率、骨の形など)だけどな
どっちが美女?絵柄違うから比較にならないと思う、だってまず目の比率が違う。

244:名無しさん@ピンキー
11/02/10 23:52:39 tN6CSyRl
>>243
240の絵の話はしてないよ。過去から今までの金子と副島の絵がリアルかどうかの話。
二人ともけっこうな漫画系のテンプレ記号顔だよ。

245:名無しさん@ピンキー
11/02/11 00:09:09 UjjJHX9J
>>241
あれうららが買ってきたのか・・・いじめ乙
と思ったけどうららも緑地に蜘蛛の謎の服か

キャラの髪型といい服装といい2の世界のセンスは凄まじすぎる

246:名無しさん@ピンキー
11/02/11 00:25:17 ncV4GC3H
PS版ifチャーリーの髪型に比べれば、2のキャラは普通だけどね

胸にハートは男を遠ざける為とかという説見掛けたな
あんな胸にハートでも周防兄弟にモテモテだけど

247:名無しさん@ピンキー
11/02/11 01:12:24 XpmDjUAZ
>>245
ハートマークは多分胸へのコンプレックス
蜘蛛の服は金子さんの解説では「家庭的な人、包容力」の表現
かっこいい服じゃないか、特にシルエット
ピストルオペラのヒロインを連想させてくれます

248:名無しさん@ピンキー
11/02/11 06:28:53 8JNZAG/y
胸ハートの服はいじめというより、デカ胸への皮肉くらいのニュアンスかなと
想像したけど、きっと天然で皮肉が通じなかったのでは…。

でも休日までアレってどういうことだ。蜘蛛服・ハート服。
買ってきたほうにダメージが行きそうだな胸ハート。
うららも男性依存、自分探しみたいなキャラで外見江角マキコってアンバランスだなー
(江角マキコっぽいキャラというと自己完結してそうだから。)

とはいえ、全部金子さんデザイン発祥ですからね。アクが強いのが魅力。
うららは寝るときはきっと、髪を下ろしているんだよね?さすがに。

249:名無しさん@ピンキー
11/02/11 08:56:06 TfXzSJlm
>>248
>うららは寝るときはきっと、髪を下ろしているんだよね?さすがに。
これは見てみたいな。

ちょっと想像しにくいけど、もしかしてこんな感じ?
URLリンク(or2.mobi)

250:名無しさん@ピンキー
11/02/11 10:35:06 8JNZAG/y
>>249
うまっ!鼻血出たわ。超美人!249さんが描いたのかな?激上手。
これなら全然イケますわ。普段わざわざ威嚇してるみたいな
トンガリ剣つきのお団子ヘアだからなー。(>>240と見比べてしまった。良い画像ありがとう)
これで蜘蛛服・パープル口紅じゃなかったらイイ男など簡単ゲットだろうに…。

251:名無しさん@ピンキー
11/02/11 17:13:17 E6L1jx3A
>>250
服や化粧、言葉使いは女の武器で、自分を守る鎧にもなる
大人だもんね~少女と違って、萌え全開な振る舞いは許されない

ゆきのさんはわざと鎧みたいな服を着ているね
俊介さんは一体どうやってあの鎧を脱がすのだろうと非常に無駄な妄想をした事もあります
普段とのギャップ、そこが萌えのポイントだと思う、
これは舞耶姉、エリーたちにも当てはまる

252:名無しさん@ピンキー
11/02/11 18:28:20 8JNZAG/y
>>251
そーね、化粧うんぬん言ったけど、決して原作うららさんを否定する意味合いは無いんですよ。
いつも眼鏡の子の素顔をこっそり拝んだような喜びを感じてしまったのでした。>髪降ろし姿
しかし、つまりうららは無意識では男嫌いなのかも知れないね
ファッションに、異性に媚びが無さすぎる。過去にも嫌な思い出があったのだろうかとかんぐってみる。

ゆきのさんは単に元ロンタイBABYだから、長スカートがしっくりくるんでは…
と思ったら大人版はスカートじゃなかった!!
なぜかずっとスカートだと思い込んでいたわ

253:名無しさん@ピンキー
11/02/11 20:05:10 x8cq7WHh
>>252
ちなみにうららの髪型の編み方は多分こう
つまり普段は姫カットに近い感じ
URLリンク(or2.mobi)

2のゆきのさんの帽子と髪型は某女性カメラさんにそっくり

254:名無しさん@ピンキー
11/02/11 22:05:25 8JNZAG/y
>>253
素晴らしいー 素敵な絵解説ありがとう!
これを毎日やってるうららってやっぱりオシャレ。
独自路線を突っ走るのもカッコイイな。スルメキャラに思えてきた。
噛むほど味わい。  姫カット夫婦(ごほごほ    いえ冗談

カメラマン助手ゆきのさんファッションは元ネタありなんだね。皆詳しいな。感心だ

255:名無しさん@ピンキー
11/02/12 11:58:41 w9IH5DQQ
なんつーか、人が居るときと居ないときの差が激しいなここ。
居ることがわかって良かったが

256:名無しさん@ピンキー
11/02/12 12:05:42 3gTjDf1j
エロパロスレなのに髪型で書き込み増えたのは珍しいね
2リメイク出たら人増えるかな?

257:名無しさん@ピンキー
11/02/12 18:38:51 oQt+266H
あさってはバレンタインデーですな
女性陣はどんなチョコをくれるのか

258:名無しさん@ピンキー
11/02/12 18:42:45 wko+Hkrc
舞耶姉のチョコ
相手は死ぬ

259:名無しさん@ピンキー
11/02/12 23:30:18 3gTjDf1j
風花と千枝と雪子とりせみてたら、ヘタってだけの舞耶姉はまだ普通な気がするわ
女子じゃない克哉兄さんがチョコ作り頑張るんだろうね

あと、バレンタインデーって淳の誕生日だよね

260:名無しさん@ピンキー
11/02/13 00:20:24 Sp68dXq4
舞耶姉「そっかぁ。つまり淳くんはお誕生日にはチ○コ食べ放題ってことね!うらやましいゾ!」
リサ「アイヤー!チョコのョを伏字に変えただけでなんかすごくエッチ!」


261:名無しさん@ピンキー
11/02/13 14:43:56 da5VE/ok
淳自身もチョコレート好きだから、普通の男子なら嫌がったり落ち込んだりしそうな
お母さんからのチョコも舞耶やリサやゆきのさんからの友チョコも普通に大喜びしそうだよね
むしろ互いに配り合ってキャッキャしてそうだ…罪の時間軸的に無理だけど
罰だと克哉が舞耶にチョコ作って持ってくるのはガチだと思う
うららも普通に作ったり買ったりしそうだなー

あれっここ何板だっけ

262:名無しさん@ピンキー
11/02/13 18:34:17 B44bnxsa
いいじゃん、暇なんだし

263:名無しさん@ピンキー
11/02/13 20:43:35 IVobtaVh
舞耶だと作らず市販品? そのほうが安全だけど。
胸マークと同じピンクハートのチョコを配ってあらぬ妄想を呼びそうだ

264:名無しさん@ピンキー
11/02/14 00:58:03 AaOpY0Qi
あらぬ妄想…
ハートマークと同じ→それを食べる=舞耶のデカ乳を…?
裸の舞耶の胸に溶けたチョコをぶっかけて舐める妄想すればいいよ(周防のどっちか)


265:名無しさん@ピンキー
11/02/14 03:12:33 xxo9Awwx
男子高校生には刺激の強い妄想ッすね
罪メンバーなんか高校生ばっかり

266:名無しさん@ピンキー
11/02/14 03:27:51 GiWeqNtQ
舞耶姉はよっと天然だけど、料理下手なんて設定ある?

267:名無しさん@ピンキー
11/02/14 03:38:44 xxo9Awwx
>>266
探してみたらこんなのが。家事全般苦手そうな感じはするけど化粧もとは。
URLリンク(www.gpara.com)

268:名無しさん@ピンキー
11/02/14 03:51:44 GiWeqNtQ
>>267
なるほど、サンクス
でも料理が大の苦手とはいえ、本人も自覚してはいるみたいで
(まずいなのに)「どう?おいしい?」はしないと思う

269:名無しさん@ピンキー
11/02/14 22:07:18 19bKZVPJ
マキとエリーから本命チョコ貰って修羅場になりたい

270:名無しさん@ピンキー
11/02/16 00:36:45 RHoYzqEA
エロパロ板的にはその修羅場の後に3Pですね。わかります

そういや、ペルソナには三角関係が多いよね
異聞録なら、ピアス・マキ・マーク、ピアス・マキ・エリー
2なら、達哉・舞耶・リサ、達哉・舞耶・淳、達哉・淳・リサ?、達哉・舞耶・克哉
3と4は三角関係どころか何角関係にもなるよね
デフォだと、キタロー・ゆかり・アイギスとか?

271:名無しさん@ピンキー
11/02/16 21:51:10 a53gUaiB
三角関係だけなら
真1のゆりこ・主人公・ヒロイン
真2のベス・主人公・ヒロコ
ハッカーズのヒトミ・主人公・ネミッサ

異聞録や2は別に特別じゃないな

272:名無しさん@ピンキー
11/02/17 09:43:58 zz9PtHnz
P4のSSはここで構わないのか?
一日待つ。なんか、楽しそうだから邪魔したら悪いとW

273:名無しさん@ピンキー
11/02/17 13:50:30 gJ0+WxUr
P4ならこっちもあるよ。どちらでもいんじゃない?

【主にP3・P4】 ペルソナ総合エロパロスレ 16 【1と2も】
スレリンク(eroparo板)

274:名無しさん@ピンキー
11/02/17 13:56:37 Yv1QKHp2
P4ならこっちでいいじゃん
正直3つのスレはいらない

275:名無しさん@ピンキー
11/02/17 13:58:47 V81ndTys
頭がチョット可哀想な子が自治気取って無駄に分裂させちゃったからな

276:名無しさん@ピンキー
11/02/18 06:48:08 KEye7eKb
>>270からネタもらったもんでW

P4 何角関係WW
雪子 千枝 りせ 陽介
NG…百合 3P SM


277:P4 1/11
11/02/18 06:50:19 KEye7eKb
形のいいショートカットの頭が揺れた。それを見て、濡れたような黒髪の女が座卓に腰掛けて考えるように指先を顎に当てる。
「っ…と、もう勘弁…」
「泣き言?千枝らしくない」
「無理だって…」
雪子がふーむと呟く。目の前の千枝は旅館誂えの浴衣を着ている。あのアナウンサーが泊まっていた部屋だ。結局、一番いい部屋だったのに噂が噂を呼び封印されてしまう事になった。
「なにが辛いの?」
「いやいや、全部辛いって」
軽く喘ぐような息を吐きながら、千枝が答える。
「だから、どこが?」
しつこい雪子の質問に、逆ギレしたように千枝が怒鳴る。
「足も痛いし!この姿勢も辛いっ!あと、こんな格好見られてんのもやだっ!」
ふう…と雪子が溜め息を吐く。
「我が儘ねぇ」
すると、くすくすと雪子の横で忍び笑いが起こった。
「わっがままだぁ。千枝先輩」
「うっさいっ!馬鹿りせっ」
「うっわ、ひっどー」
また、くすくすと笑う。
「せっかく良い物持って来てあげたのにぃ」
りせの唇が、柔らかいシリコン性の男性器を模した物に音を立ててキスをした。
「結構、良いよ。コレ」
「うっさいっ!馬鹿っ」
「千枝、うるさい」
窘めるように雪子に言われ、思わず口を閉じるが、閉じても状況は変わらないと判断したのか、また口を開いた。
「ねぇ、せめて足、解いてくんないかな…」
1mの竹竿に足を開かされたまま固定されてる足を畳に膝をつけたまま器用に上げて見せる。
「後ろ手に括られてるだけで充分ひどいと思うんだけどっ?」
肩を畳につけ、背中越しに二人を振り返りながら怒鳴る。雪子とりせが顔を見合わせた。
「だって、蹴るし」
「蹴飛ばすし」
「そいつ、行儀悪いから」
襖がカラリと開き、陽介が髪を拭きながら入って来た。千枝の身体が跳ね上がる。
「なんでいんのよっ?」
「天城に呼ばれて」
さらっと答えて、テーブルに置いてあったお茶を呷った。
「…大学入ったら、そろそろアルコールよくない?」
「駄目。うちでは出さないから、他で飲んで」
「て、ゆーか!無視すんなっ!」
目の前に人転がしといて、アルコール談義してる場合か?唸る千枝にりせが笑った。
「かっわいー」
りせが畳の上を這い、自由にならない千枝に近付いて行く。
「来んなっ」
「無視されて、いやだったんでしょう?千枝先輩…」
りせの指が、千枝の浴衣の裾にかかる。



278:P4 2/11
11/02/18 06:52:28 KEye7eKb
「じゃあ、もっと…注目してもらわなきゃ」
「いやっ?!やめてっ」
ばさっ、というように浴衣が捲り上げられ、いきなり下半身が外気に晒された。形のいい尻がブルーのストライプが入った下着に包まれてる。
「…千枝先輩らしい」
ある意味、まっとうな感想を呟き、りせの手がゆっくりと千枝の尻を撫で始めた。
千枝の鍛え上げられた尻の筋肉の上を、白魚のような指が跳ねて行く。
「…なんか、女の子っぽくない」
「悪かったわねっ」
「んー。花村先輩、どうする?」
雪子の隣りに座り、眺める事なく眺めていた陽介が、ん?と答えた。
「下着、脱がすと足また結ばないといけないよぉ」
面倒くさいと言いたげなりせに、首を傾げる。
「鋏は?」
「ちょっと?!陽介っ」
陽介の返事に千枝が悲鳴を上げる。
「縄、切った鋏があるでしょう」
「お、そうか」
りせが雪子の言葉に、嬉しそうに鋏を取りに行く。
「嫌よっ?ほんとーに嫌っ!」
喚く千枝に雪子が静かに声を出す。
「あんまり、大きな声出さないで…誰か来たらどうするの」
「なら、お願いっ!解いてっ!」
身体を大きく揺すり出した千枝に陽介が苦笑いした。
「泣くな、千枝」
「いやっ!陽介、お願いっ…?!」
いきなり臀部にピタリと当たった重たい金属の感触に息を飲んだ。
「…先輩、ちょっと、うるさいんだけど」
りせが、布切り鋏を千枝の臀部に押しつける。
「怪我しちゃうよ?」
「動くなよ。千枝」
陽介が笑いながら言う。鋏の恐怖に動けなくなった千枝を見て、りせは破顔して見せた。
「やればできるじゃん」
「ひぃっ?!」
ジャキン…右の脇を切られ、下着は左脚に絡まったまま畳に落ちた。
「はい、できあがり」
千枝の喉から、絞り出すような泣き声が漏れた。
「あいっかわらず、子供みたいだね」
りせの指が感心したように千枝の秘部を寛げる。
「なんもない」
やや、からかいを含んだりせの口調に、千枝が震えながら固く唇を噛んだ。
「並んでみたら?」
雪子の言葉に、りせが嬉しそうに千枝の隣りに四つん這いになった。
「見てね?セクシー下着なんだよ」
りせの口調に、陽介が笑う。
「紐パンか?」
「違いまーす」
りせの手が景気よく浴衣を跳ね上げる。おっ、と陽介が声を上げた。


279:P4 3/11
11/02/18 06:53:42 KEye7eKb
「よく買ったな」
「通販だもん」
雪子の脇に転がされていたシリコンを指指して笑う。
「便利、便利」
「まったくだ。」
千枝の横に少し肉付きは悪いが形が良い尻が並ぶ。その尻を飾るレースの紐と全く下着としては役に立たない裂け目。
「でも、結局邪魔なんだよね」
あっさりと言って、りせが下着を脱いだ。つけたまま出来る構造っていう売り文句でも邪魔は邪魔。再び、千枝の横に並んで見せる。
「りせの方が、大人って感じ?」
「千枝、見えない。上げて」
いきなり雪子に名前を呼ばれ、千枝の身体が震えた。りせが、ありゃというように千枝を見て、片手を伸ばす。
「いやっ!」
触られて、千枝が鋭く叫んだ。りせの手が止まる。
「千枝先輩…泣いてるの?」
声のトーンを下げ、りせが伏せた顔を覗き込む。
「せんぱーい…泣いたらだめだよ」
先程までとうって変わったように、りせの指が宥めるように千枝の身体に触れる。
「ね?泣かないで?」
啄むようにキスを始めたりせを見て、陽介が立ち上がった。
「りせ、ちょっとどけ」
りせがすっと身体を引く。
陽介の腕が千枝の腰に回される。そしてそのまま、半回転させた。いきなり身体が宙を舞った感覚に千枝が怯える。足を拡げて固定されているため、結構な高さだった。
「怖いっ!」
「大丈夫だって」
ゆっくりと畳の上に下ろしてやり、千枝の震える唇に自分のを重ねてやる。千枝が、ようやく縋る物ができたとばかりに吸い付くようにキスを返した。
「…怖いよ…陽介」
「大丈夫。ひどいことしたことないだろ?」
陽介の手が涙で濡れた顔を拭ってやる。それを見ながらりせの手が千枝の浴衣の紐を解いた。
「…お願い…腕、解いて」
「雪子先輩、どうする?」
りせが雪子を振り返る。雪子が頷いた。
「暴れないでね。もし、暴れたら…かもいに吊すわよ」
雪子の言葉にりせが陽介が浮かせた腰の裏に手を入れ、千枝を後ろ手に縛り上げていた紐を解いた。
「んっ…ん…」
ようやく自由になった腕を陽介の首に絡めてキスを貪る。千枝が、キスに夢中になっている間に、りせが浴衣を剥いだ。
スレンダーな身体が一人だけ和室に放り出された様だった。女性としては、柔らかみが少ない身体が足を固定され畳の上に転がされている。


280:P4 4/11
11/02/18 06:55:07 KEye7eKb
「浴衣、畳んで下に引いて」
雪子の言葉にりせが従う。
「りせ、座布団よこせ」
「もうっ!次々言わないでっ」
浴衣を畳み、それを二つ折りにした座布団の上に巻く。そしてそれを千枝の腰の下に入れた。
「千枝先輩…おつゆ多いから、座布団駄目にしちゃうかもよ」
「ジュネスで買うさ」
陽介の言葉に雪子が溜め息を吐く。
「並んでないわよ。仕入れ先決まってるから心配しないで」
そして、りせを呼んだ。りせが、喜んで雪子に近付いて行く。
「雪子せーんぱい」
甘えた声で雪子の首に腕を絡ませた。雪子がりせを優しく撫でながら、キスを与えて行く。
「脱ぎなさい」
「はーい」
雪子の言葉を待っていたかのようにりせはするっと肩から浴衣を落としてみせた。
「雪子先輩も…」
りせの手が、雪子の浴衣の襟に伸ばされて…
「んっ…」
りせが小さく呻いた。
「…ごめんなさい」
雪子の手がりせの乳首を摘み上げていた。勝手な事はだめよ?と目で窘められりせが謝る。すると、ご褒美と言わんばかりに、雪子の片手がりせの股に滑り込んだ。りせが嬉しそうに腰を上げる。
「んっ…雪子、先輩」
キスを交わしながら、雪子の片手がりせの秘部を探り、芽を摘む。りせが熱い息を漏らした。
「…いいょぉ」
「気持ちいい?」
雪子の言葉に、頬を染めながら小さく頷く。
「りせは素直ね」
軽く、りせの下唇を噛み雪子は笑った。
「足を少し拡げなさい」
嬉々としてりせが膝を開く。
「何本欲しい?」
「…いっぱい」
「欲張りね」
二本下から抉るように突き刺した。りせの身体が震える。
「あんっ」
「あら…余裕?」
乱暴にすればするほど、りせが上げる声が高くなる。
「…りせ、かわいい」
「もっと…もっと言って」
「りせ、いやらしい」
「あっ…ねっ、もっと」
雪子が笑った。もともとりせは少し露出の気があった。りせの耳朶を噛みながら雪子が囁く。
「あとで、露天で花村に犯してもらいなさい」
「はうんっ…んっ」
いやいやと首を振るが、身体は期待したのだろう。陽介に見せつけるかのようにりせが身体を捩った。
「りせ。これ舐めて」
雪子が差し出したシリコンにりせが猫のように舌を出して見せる。チロチロと動く舌を見ていたが、こっちが早いと言わんばかりに雪子がりせの秘部に滑り込ませた。



281:P4 5/11
11/02/18 06:56:28 KEye7eKb
「はあんっ」
シリコンのデコボコが秘部を擦る感覚にりせが震える。
「りせ、どうして欲しい?」
「…入れて…お願い、入れて」
「りせは、本当にかわいい」
雪子がシリコンを掴み直すと容赦なくりせの身体に沈めた。

高い声を上げのけ反ったりせを千枝は陽介に後ろから抱き抱えられるようにして見せられてた。
「容赦ないな…天城は」
いきなり、りせの身体に消えたシリコンに千枝が怯える。片手を拡げた以上の長さがあったはずだ。根元を雪子が握っているとはいえ、やはり衝撃だった。
「怖いのか?」
目を背けようとする千枝の顎に手をかけて無理矢理、りせの方を向かせる。
「りせ、気持ち良さそうだろうが」
雪子の手から、一本の糸が垂れる。りせのおつゆだ。千枝は、半分泣きながら陽介の胸に頭を擦り付けていた。
「なんで泣くんだよ」
「だっ…だって」
雪子が怖い。…いや、怒ったら怖いとか、顔から表情が消えたら怖いとかは知ってはいたが…この状況の雪子はいつも千枝を戸惑わせた。
りせは、なんの恐怖感も無いらしい。なにもかも委ねた顔で、快感に溺れた顔で雪子に弄ばれている。
「りせは素直だからな」
陽介が千枝の耳朶を口に含みながら笑う。
「お前も気持ちいいのは、嫌いじゃないだろう?」
「はう…」
陽介の手が千枝の秘部に伸びる。
「ほら、濡れてるじゃん」
「やっ…」
指先で軽く掻き回され、千枝は陽介の腕に手を絡めて止めた。
「千枝、手を下げなさい」
いきなり雪子に名を呼ばれ、振り向く。雪子がりせの身体を跳ねさせながら、その身体越しに千枝を見ていた。
「手を畳の上に」
ぱた…と、千枝の腕が投げ出されるのを確認して、雪子がりせの顎を捉えキスを交わして何か呟いた。
りせが頷き、もう一度キスをせがむ素振りをする。与えられて、りせが身体を捩じった。
「千枝…先輩」
「あ…」
りせが雪子に尻を向ける格好で四つん這いになる。
その姿勢は、そのまま千枝の足の間に身体を伏せる形になった。
「りせ、千枝怖いんだと」
陽介の言葉にりせが笑う。
「なにがぁ?千枝せーんぱい、怖い?」
「やっ…」
りせの指が伸びて来る。
「感じてくれてんじゃん…浴衣ぺっとりしてる」
りせが艶やかに笑う。浴衣の水溜まりに指をつけ、沈める。


282:P4 6/11
11/02/18 06:57:44 KEye7eKb
「座布団、駄目にしちゃったね」
「まじでか…」
陽介がりせの言葉に笑う。千枝はりせから顔を背けた。すると陽介がその唇を捉える。
「千枝、かわいい」
「や…」
「かわいいって」
「いや!」
首を大きく横に振る千枝にりせが呆れたように指先を捻った。
「千枝先輩、さっきから、いやいやばっかり」
「…本当にね」
頭の上から声が聞こえ、千枝ははっと顔を上げた。りせの四つん這いになった背中に軽く身体を凭れさせ、雪子が千枝を見つめる。
「なにがいやなの」
静かに聞かれて、千枝が震える。
「…いや」
「千枝」
「いやっ!」
「千枝っ!」
雪子に怒鳴られて千枝がしゃくり上げた。陽介が優しく千枝を宥める。
「天城が怖いんだとよ」
「やめてっ!」
陽介の言葉に慌てて、千枝が身を捩る。雪子が首を傾げた。
「なにかしたかしら?千枝?」
「雪子先輩、こんなに優しいのに」
雪子の手が優しくりせの頭から背中にかけて撫でる。りせが気持ち良さそうに雪子に擦り寄った。
「雪子…雪子…」
しゃくり上げながら、千枝が名前を呼ぶ。初めて雪子は優しく微笑んだ。
「なあに?」
「…お願い、優しく…」
一度、言葉を切る。
「…キス、して」
小さな声のおねだりに、雪子の手が千枝の首に絡む。自分に引き寄せるようにキスをした。
柔らかい唇が千枝のに重なる。軽く開けた歯の間から、先を尖らせた舌が忍び込んで来る。雪子にすがりつくように千枝がしゃくり上げながらキスを貪った。
「ほら…もう怖くないでしょ?」
「…うん」
「千枝、俺も…」
顎に指を添えられて唇を重ねられる。
「千枝先輩いいなぁ」
りせが、自分の秘壺に差し込まれていたままのシリコンを抜いた。シリコンの先から、糸が引いて垂れる。
「なんか、妬けちゃう」
「きゃああーっ?!」
りせの手が、千枝の秘壺を開かせると、なかのほぐされ加減も確かめずに突き刺した。千枝がのけ反る。
「無理すんなぁ…お前」
呆れたような陽介の声にりせが膨れっ面をしてみせる。
「だって、千枝先輩ばっかり」
雪子が苦笑いした。
「抜きなさい。あんまりよ」
実際、ほぐれてなかったのだろう、りせの手にもなかなかの窄まり感がある。
千枝は荒く息を吐きながら喘いでいた。
「りせ、ひどい事した罰よ。千枝を一度イカせなさい」
「…イカせたら、花村先輩…先にしてくれる?」
陽介が苦笑いした。



283:P4 7/11
11/02/18 06:58:58 KEye7eKb
「その代わり、露天はまた今度な」
交換条件にりせが悩む。だか、頷いた。雪子が苦笑いする。この流れではまた、集まる事になる。
誰が一番大変だろう。そしてそれは多分…
「りせ、口だけでイカせなさい」
了解とばかり、りせ身体が前に伸びた。
「いやぁ」
りせの細く長い腕が、千枝の足をホールドする。座布団で上げられた秘部はただ、遊ばれるのを受け入れるしかない。
りせの唇が、音を立てて千枝のおつゆを吸い上げる。後から後から湧くおつゆにりせが笑った。
「きりなーい」
「いやぁ」
「気が散るだろ。ほら、手伝ってやる」
陽介の指も走り出す。その指もまとめてりせが舌で絡めて遊ぶ。
水音ばかりが部屋に響いた。千枝の身体が大きく揺れ出す。軽い喘ぎが次第に深い溜め息を繰り返すようになる。りせが見計らったように指先で芽を摘んだ。
「花村先輩は、中拡げて」
「へいへい」
陽介の指が何の抵抗も無い秘壺に埋められる。千枝が小さく呻いた。
「んじゃ、いくか」
りせの指先が軽く振動を与える。鞘から少しだけ顔を覗かしてた芽が既に充血している。
「剥いていいかな…」
「口で、よ」
そうでした、とりせの唇が寄る。
軽く唇の先で扱かれ…吸われた。
「きゃんっ…」
「お?できたか?」
陽介が上から覗き込む。りせが多分…と唇を放す。そこには、小さな豆が飛び出していた。
「小さいな」
「まあ…もとが、子供みたいだし」
りせが舌先で転がす。そして、陽介を下から見上げた。
「どう?」
「二本は楽勝。…三本は、ま、いけるな」
「あんっ」
三本揃えて突き刺され、千枝が喘ぐ。陽介の指が、指を中で拡げて見せる。
「もう、これ入るんじゃない?」
りせがシリコンを見せた。陽介が苦笑いする。
「千枝のここは、指が良いってさ。ほら、ラストいくぞ」
「優しいねぇ、花村先輩は」
半分からかうように肩を竦めりせが口を軽く広げ千枝の秘芽に吸い付いた。陽介の指がやんわりと包まれる。
「あっ…ん」
千枝が目を閉じ、身体を走る快感を追う。
「すっげぇ気持ちいい…千枝のここ、ずーとうねってる」
陽介の指を締め付けては、解けて行く。軽く、前後に動かしふと気がついたように入口の浅い部分を押した。
「りせ、千枝吹くかもしれない」
「いいよぉ。吹かせちゃえ」
軽く答えて、りせの目が妖しく光る。


284:P4 8/11
11/02/18 07:01:45 KEye7eKb
陽介の指先が、同じ場所を強く擦り始めた。
「いやぁっ…そこ、いやっ」
「お漏らししそうなんでしょ」
りせが笑う。りせの細い指が千枝の秘裂を寛げる。
「みんなで見てて上げる」
「いやあっ!陽介、いやっ、いやっ」
「お漏らししても構わないぜ…でも、多分、違うがな」
「やめてっ!止めてっ」
がくがくと震える身体を陽介が片腕で押さえ込み、さらに千枝の中を擦り上げる速度を上げる。
「いやぁぁぁっ」
身体を大きくのけ反らせて、千枝が達した。陽介の腕が吹き出したものに濡れる。
「ぃ…やあ…」
しばらく痙攣するように震え、千枝は堪えられないよう畳に沈んだ。

身体をゆっくりと同じリズムで貫く物がある。身体を捩ると足が自由になっているのに気がついた。身体のどこも拘束されて無い事に気がついて安心したように溜め息を吐く。
「起きた?」
優しく声をかけられて、目を閉じたまま頷いた。雪子の膝の上に頭を乗せまどろんでいたらしい。
「はあんっ!花村先輩っ…いいよぉ」
部屋の中にいつの間にか布団が引かれていた。その上で、りせが後ろから陽介に貫かれて嬉しそうに嬌声を上げている。肉に肉が当たる音が響く。

「あんっ…奥、来るっ」
「なんか、当たるな…なんだこれ」
「子宮の…入口っ」
「へぇ…」
こりっとした感覚に陽介が感心したように呟いた。
「んじゃ、ここにくっつけて出したら、やばい?」
りせが喘いだ。
「アイドルだからっ…やばいっ…でも、やばいの、たまんないっ」
「りせ、生理いつ?」
雪子の声に、りせが考えて答える。
「お…とといっ、終わった」
「ま、大丈夫でしょ」
「りせ、出すぞ」
「やばい!やばいっ…でも、やばくて…あん、もうっ…」
りせが軽く混乱する。大丈夫?という気持ちと、熱いのを中で受け止めたいという気持ちと、気持ち良くて、目茶苦茶にしてほしい気持ちと。
「いいよぉっ…出してっ!出してっ!」
とうとう叫んだ。陽介が了解と呟いて腰を振る速さを増す。
「はあんっ!…ひっかかるっ」
「奥にぶちまけるからな」
「うん!うん!奥にっ…熱いのっ、奥っ」
陽介の指が、りせ芽を摘んだ。りせが背中を突っ張らせて一度軽くイく。中が絞まった。陽介の顔から余裕が消えた。
「もう一度だ」
「あ…へっ、もっ…」
りせの口が開きっ放しになり震える。陽介がまた捩じった。


285:P4 9/11
11/02/18 07:02:56 KEye7eKb
「もっ…いっ、くうっ…」
呼吸出来ずにりせが喉をかきむしろうとする。陽介の手がそれを掴みりせの身体に傷をつけるのを止める。そして、りせの身体を自分に押しつけるようにきつく抱き込んだ。りせの身体が震える。
「あ…つい…」
身体の奥で、叩き付ける感覚にうっとりとりせが微笑む。陽介が、息を詰め二、三度身体を大きく震わせた。

ふうと、息を吐き陽介が力を失ったりせの身体を布団に横たえる。
「こいつ、身体に傷つけんなってあんだけ言ってんのに…」
「もう、訳分かって無いんじゃない?」
くすくすと笑う雪子の手はずっと千枝の秘壺に差し込まれたシリコンを動かしてる。
「なんだ、千枝起きたのか」
陽介の言葉に、びくんと身体を震わせた。
「さっきから、ずっと見てたわよ」
きゅっと手を握り締め、目を閉じ雪子の膝に顔を埋める。見てないと言いたかったが、雪子の手が怖くて何も言えない。
「千枝、顔上げて」
静かに言われて、恐る恐る顔を上げる。
「花村の、綺麗にしなさい」
陽介が、雪子の前に胡座をかく。千枝が陽介の顔を伺うと屈託無く笑いおいでと腕を差し出した。雪子を見る。
「さっき、潮吹いちゃって汚したでしょう?お詫びに綺麗にするのよ」
陽介の体液と、りせ体液が混じったものを…。千枝は身体を起こすと陽介の膝の上に移動した。震える手を陽介に添えて、舌を思いっきり伸ばす。
「喉渇かない?」
「スポーツ飲料ある?」
雪子が立ち上がる気配がする。支えられていたシリコンが千枝の秘壺からズルっと落ちた。千枝が安心したように身体から力を抜く。
「なんだ?これ嫌か?」
陽介の言葉に小さく頷いた。
「…なんか、いや」
「指がいいのか?」
陽介の肉茎にじわじわと力が溜まって来る。千枝は、困ったようにそれを舐め続けた。
「指でいいの?」
雪子が、陽介にペットボトルを渡しながら聞く。軽く口を開いたままの秘壺に指を添える。千枝が口を閉じた。
「指?それとも、何?」
秘壺の入口辺りを軽く掻き回す。
「俺のがいいよな?」
陽介の声に、小さく頷いた。それに、雪子が声を被せる。
「花村の何がいいの?」
雪子の言葉にいやいやと首を振る。雪子は千枝の口から言わせたいのだ。
「似たような物よ?」
また、雪子の手がシリコンを千枝の秘壺に当てる。ゆっくりと押し広げて行く。


286:P4 10/11
11/02/18 07:04:25 KEye7eKb
「…いや…」
「もう、すっかり馴染んでる」
「いや…奥まで、いや」
「ほら、こんなに深く」
一度突き当たりまで進み、雪子がゆっくりと退ける。
「…花村のなにがいいの?」
千枝は、手で支えていた陽介のものを軽く握り締めた。陽介が千枝の頭を撫でる。
「言えるだろ?」
「…言わないと、今度はどこに…」
「陽介のっ!陽介のっ…こ、れ…ペニ…ス」
雪子の言葉の続きが怖くて千枝は答えた。どこに欲しいか言えと言われるのも辛い。
「いいだろ?天城」
苦笑いして、陽介が立ち上がった。片腕で千枝の身体も持ち上げる。天城が仕方が無いと笑った。
「まあ…いいわ」
陽介が、千枝を布団の上に寝かす。上から抱き締めるように一度強く抱いた。千枝が軽く跡がついた手首を陽介の背中に回す。
「足、開いて」
「うん…」
千枝が震える膝を開いた。陽介がその間に身体を沈める。
「あ…」
シリコンと違う温かい物。温かくて…固い。
「柔らかいな」
「うん…」
満たされて行く感覚に千枝が震える。二人が結ばれて行く様を雪子が静かに眺めている。
「…このままがいいか?」
縋るような千枝に陽介が動かない方がいいかと聞く。
「…動いて」
千枝の言葉にゆっくりと陽介が動き出した。
あの人が、この町を去ってから雪子は変わった。始めは慰めるために残った者たちで温泉に入りに来たりした。それでも、雪子の目は寂しげだった。
GW、あの人は来なかった。だから、皆でこの旅館に泊まった。完二が持って来た酒でりせが弾けた。弾けたりせに雪子が答えた。
それから…こんな事が始まった。
「千枝、余所見すんな」
「ちが…う」
上から覗き込まれて、千枝が首を横に振る。「なんだ?」
「…雪子、どうなるの?」
雪子は決して加わらない。キスと手のみ動かすだけだ。
「…千枝、嫌か?こういうの」
陽介の言葉に考えて小さく首を振る。まともだとは思えない。だけど、…嫌じゃない。
「千枝先輩…優しい」
りせが覗き込んでいた。千枝の唇にキスを落とす。
「…りせ」
「大丈夫だよ…千枝先輩がいたら。」
「いたら?」
もう一度りせが優しく口付ける。
「雪子先輩は、大丈夫」
本当?そう聞こうとして今度は陽介に唇を重ねられた。身体の中が狭く感じる。違う…陽介のが太くなった。
「千枝、少し弛めろ」
陽介が辛そうに声を上げる。


287:P4 11/11
11/02/18 07:05:25 KEye7eKb
「え…わかんない」
千枝の戸惑った声にりせが笑う。
「千枝先輩、狭いから」
「え、そんなぁ」
「褒めてるの」
りせが、再び口付ける。無意識に千枝が身体を捩った。それを感じ陽介が軽く眉をしかめる。
「千枝…」
「いや、だから…」
「千枝先輩、くいくい締めちゃえ」
りせの指が、千枝の芽に触れる。軽く千枝がのけ反った。陽介がりせを睨む。
「こら」
「頑張れ、花村先輩」
舌を出して笑うりせに、陽介が苦笑いする。りせの指が千枝を追い立てて行く。喘ぎ始めた千枝に再び身体を動かし始める陽介。
その三人を見ながら雪子が寂しげに笑った。
千枝は、優しいから離れない。りせは、楽しいから離れない。花村は、心配だから離れない。
町を去ったあの男を思い返す。あの人は…こんな所を見たらなんと言うだろう。だけど…
「あなたが、悪いのよ…」
千枝が小さな悲鳴を上げた。




288:名無しさん@ピンキー
11/02/18 18:35:15 IjCQ/m6g
GJ
すげえ長いな

289:名無しさん@ピンキー
11/02/19 01:17:22 b4WRGLxV
次は2で是非見てみたいな
達リサを…

290:名無しさん@ピンキー
11/02/19 02:47:58 kom6k1CS
乙です。久しぶりの投下ありがとうです

>>298 2だと、達リサ淳?達リサ舞?

291:名無しさん@ピンキー
11/02/20 03:52:08.86 YiFA9F1A
達リサ淳舞耶の4Pはどうだろ… て何この大勢ガラミな流れ

292:名無しさん@ピンキー
11/02/21 11:56:09.58 B25WOA6z
大勢絡みなら、女性キャラが数人のモブに輪姦されるネタの方が好きだな
リサはクラブに入り浸ってたから、そこの不良連中にまわされたり
舞耶ならカス高へ一人で取材へ行って…とか

293:名無しさん@ピンキー
11/02/22 00:36:00.19 KqbDMgZp
難しい注文ばかりw


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