薔薇乙女(ローゼンメイデン)のエロ小説 題20話at EROPARO
薔薇乙女(ローゼンメイデン)のエロ小説 題20話 - 暇つぶし2ch100:名無しさん@ピンキー
10/04/30 00:43:26 zFB4/K9J
ネジ切れてる間でもパンツ見られた事は覚えているみたいだから
気付かずに入れるのは難しいだろうな

いっそのこときれたまんまでずっといじくりまわすのもいい

101:名無しさん@ピンキー
10/05/01 09:44:18 bJsO/O5B
こんにちは、MCメイデンを書いている者です。
今回でリクエスト編の最後。
水銀燈×真紅編を投下します。

102:MCメイデン95
10/05/01 09:45:57 bJsO/O5B

◆第十二章 水銀燈×真紅編 『ほころぶ花』

コンコンと、窓の外から控え目なノックの音がする。
外に映るのは、真っ黒なゴスロリ衣装の、それでいて天使のような美しさを持つ薔薇乙女。

「やぁ、よく来たな、水銀燈」
「別に、暇だったからちょっと寄っただけよ」

窓を開けると、水銀燈は不機嫌そうな顔を一生懸命に作って気まぐれを装う。
あれから、水銀燈はちょくちょくと家を訪れるようになっていた。戦うためにではなく、僕に会うために。
水銀燈はそんなことを一言も言わないけど、実質的にそうなっているのが何より嬉しい。

「待ってな、飲み物取ってくるから」

僕は一階に降り、飲み物を取ってから二階へ戻る。

「ほら、ヤクルト。好きなんだろ?」
「あ……、ありがと」

ベッドに腰掛けた僕の膝に水銀燈はちょこんと座ると、ヤクルトにストローを刺してチュウチュウとやり始める。
僕はそんな水銀燈の翼を撫で、うなじに顔を寄せて匂いを楽しみ、服の上から胸をサワサワと揉む。
僅かに頬を上気させ、僕にされるがままでヤクルトを飲み続ける水銀燈。
飲み終わると、水銀燈は膝に座ったまま僕の方を向く。
僕たちはお互いに顔を寄せ合い、どちらからともなくキスをした。

「んっ、んちゅっ、チュ、チュッ、レロ…、ペロッ、んはぁ、ジュンのキス、とっても熱い」

互いの唇をついばむように軽いキスの雨をふらし、それから唇をギュッと押し付けあうようにキスを交わす。
すると水銀燈は舌で僕の唇をペロペロと舐め、求め始める。
僕もそれに応じて舌を絡め、さらに熱いベーゼが繰り返される。口の中には、ほんのりとしたヤクルトの味が広がった。

「ん、チュゥ、水銀燈とのキス、とても甘いよ」
「チュッ、チュッ、ムチュッ、んく、あふっ、こうしてキスしてるなんて、不思議な気持ち……。んっ、チュウ~~~」

水銀燈は上半身を捻り、僕の胸板に手を当てて一層深いキスをしてきた。僕の唾液を飲み下し、少し離れると、顔の傾きを変えてからまた唇を重ねる。
そこには、僕の知らない水銀燈の姿があった。
瞳にいつものような冷たさはなく、少しとろんとして柔らかい眼差しが僕に向けられている。顔に険はなく、気弱な雰囲気さえ感じるほどだ。
今の姿を見て、水銀燈はおしとやかでお嬢様らしい薔薇乙女ですと言われたら、誰もが信じるだろう。
それくらいに、今の水銀燈は僕がいつも見る姿とかけ離れていた。むしろ、こっちが本来の水銀燈なのかもしれない。
憎しみに顔を歪め、真紅を傷つけようとしてきた水銀燈が、こんなにも綺麗な表情で僕に身を寄せている。
その事実だけで、血の流れが体中をトクトクと熱く駆け巡っていく。


103:MCメイデン96
10/05/01 09:48:34 bJsO/O5B

「見てみろよ、水銀燈。ほら、キスだけでこんなに」

いきり勃った肉棒を掴ませると、水銀燈は驚いたように声を漏らした。

「じゃあ、昨日教えたパイズリ、やってくれるか」
「あ……、うん」

僕から降りると、水銀燈は床に膝立ちになる。ベッドに腰掛けた僕の股の間に体をねじり込むと、水銀燈は肩をはだけて乳房を露にした。
服の覆いを解かれてふわりと放たれる色香。水銀燈はおっぱいで竿を挟み込み、上目遣いで僕を見ながら動かし始める。

「こう、かしら? ねぇ、ジュン、どう?」
「うはっ、すごい。すごく気持ちいいぞ。水銀燈のおっぱい」

その柔らかい感触に、僕は思わず呻いてしまった。翠星石のパイズリもいいが、水銀燈のもまた違った良さがある。
こんなに妖艶な体つきなのに、戸惑いながら、それでいて素直に奉仕する水銀燈の姿がたまらない。

「んっ、んしょ。これって、結構動かさなきゃならないのね」
「そこがまたいいんだよ。ああ、水銀燈の色っぽくて綺麗なおっぱいをチンポで直接感じれるなんて、幸せだ」
「私がこんなに動かしているのに、そっちはただ感じてればいいだけだなんて。なんだかムカつくわぁ」

そう言いながらも、手を休めずに続けてくれる水銀燈。ムニュムニュと胸の間で揉みしごかれ、僕のチンポはいっそう固く、大きくなっていく。

「んっ、んっ、んっ、んっ。また大きくなったのね。胸の谷間から、オチンチンの頭が覗いてるわよ」

パイズリの動きを早め、嬉しそうに声を上げる水銀燈。

「んふふ、こんなになっちゃって。私の一番大切で気持ちいい場所にハメハメしたいの? ねぇ、したいのぉ?」

早めた胸の動きをピタリと止めると、人差し指で亀頭をクリクリと弄びながらいたずらっぽい笑みを浮かべる。
どうやら、水銀燈もノってきたようだ。

「水銀燈!」
「きゃんッ、ジュンったら興奮しすぎよぅ」
「挿れるぞ」
「うん……。来て」

持ち上げてからベッドに押し倒すと、僕は水銀燈のスカートをめくりあげる。
その時だった。バタンッ! と大きな音を立ててドアが開いたのは。


104:MCメイデン97
10/05/01 09:50:56 bJsO/O5B

「いい加減にするのだわっ。水銀燈!」

壊すぐらいの勢いでドアを開け、真紅が部屋に入ってきたのだ。
水銀燈が顔を赤くして胸を隠すが、それがまた気に食わなかったらしい。肩を怒らせて、床を踏み抜くように真紅は一歩を踏み出す。

「アリスゲームが始まるかもしれないってこっちはピリピリしてるのに、毎回ジュンとイチャイチャして帰っていくだけなんて」
「イ、イイイ、イチャイチャだなんてッ、わ、私が、そんなデレデレした真似するわけっ」
「ギシギシアンアンさせてる癖に、だまらっしゃいッ、なのだわ」

真紅、お前まさか毎回聞き耳立てているのか。ピシャリと言い放つ真紅に、思わず聞いてしまいそうになる。
聞いたら間違いなくガゼルパンチが飛んでくるだろう。今度は僕の方に視線を向けて、真紅は責め立ててきた。

「ジュンもジュンなのだわ! もうやってるの絶対お仕置きじゃないでしょッ」

あれ? なんだろう。怒っている真紅がすごく可愛く見える。
思えば、真紅のこんな怒り方は初めてだ。いつもの真紅なら、冷ややかで諭すような怒り方か、鋭い糾弾で刺すような怒り方なのに。
なんだか、いつもと違ってとても子どもっぽい。

「はは~ん、そういうことね」

恥ずかしそうにアセアセとしていた水銀燈が、ニンマリとした笑みを浮かべた。

「真紅ぅ~、ひょっとして、妬いちゃってるの~?」
「なっ!?」

ビクンと肩を震わせ、今度は真紅がアセアセとし始める。

「や、ややや、妬いてなんかいないのだわ! ただ、人の契約者にちょっかい出すのは感心しないと」
「ふ~ん、へぇ~、そうなの~」
「な、なんなの。なんで笑ってるのよ、水銀燈」
「別にぃ。私は妬いてようが感心しなかろうが、どっちでもいいんだけど。ただ、真紅のこと可哀相だなぁって思って」

心底楽しそうな声で言う水銀燈。二人の因縁というのは、僕が思っている以上に深いのかもしれない。

「だってそうでしょう? ジュンはあなたの契約者なのに、あなたのことほっぽり出して敵の私に夢中になっちゃってるんだもの」

水銀燈は自分が真紅より優位に立てているのが嬉しくて仕方が無いようで、饒舌に続ける。


105:MCメイデン98
10/05/01 09:55:46 bJsO/O5B

「まぁ、高慢ちきで意地っ張りな真紅じゃ、一緒に居るほど疲れちゃうだろうしぃ。私になびくのも無理はないけれど。ねぇ、ジュン」

高慢ちきで意地っ張りっていう点に関しては、二人とも似た者同士だと思うけどな。口に出したら二人から殴られるだろうけど。
それに、水銀燈は一つ勘違いをしている。

「真紅は真紅で充分に魅力的だと思うけどな」
「ジュン……。あっ、コホン、そんなの、当たり前なのだわ」
「それに、僕は決して真紅のことをほっぽり出しているわけじゃないぞ。な、真紅」
「えっ!」

僕が次に言うセリフを察したのだろう。一気に沸点に達したかのように、真紅は顔を赤くする。

「その証拠を今から水銀燈に見せてやろうじゃないか。さぁ、おいで」
「いや、その、私はかまってもらってないから怒っているわけじゃないのだわ。ただ、なんというか、えっと」

胸の前で手を組み、人差し指同士を突っつき合わせてまごつく真紅。
しかし僕が『ミルクの乾き』とキーワードを言うと、瞳を潤ませて徐々に近づいてくるのだった。

「真紅のクチマンコに、ジュンのミルクをください」

ベッドに腰掛けた体勢に戻ると、真紅が僕のチンポに鼻先まで近づいて言う。
あの真紅から出された卑猥極まりないおねだりに、目を白黒させる水銀燈。
そんな水銀燈を横に、真紅は熱い吐息を吹きかけながら僕のチンポを飲み込むのだった。

「はむっ、レロンッ、ああ、ジュンの、熱くて、固くて……、形をもう口が覚えちゃってる。んっ。んふっ、んっ、んんっ、チュッ」
「気持ちいいぞ、真紅。真紅のクチマンコは、僕の極上チンポ舐め器官だ」
「んはぁ、ジュンのおチンポミルク、欲しいの。あふぅん、口に入ると、舌がペロペロ勝手に動いちゃうの」
「し、真紅ったら、なんていやらしい口の動きなの」

僕のチンポに吸いついて一心不乱にフェラチオをする真紅。
見た目だけで分かるほど僕専用に洗練された動きに、水銀燈まで興奮した様子ではぁはぁと息を荒くしながら見守っている。
カリ首をなぞるように舌を回し、その後で真紅は喉の奥で鈴口を包み込むように深く咥え込む。
口をすぼめてねっとりとディープスロートで首を動かしたり、すぼめる強さに緩急をつけて小刻みに陰茎全体を刺激したり、真紅のフェラチオはまさに至福だ。

「ペロペロッ、んはっ、ジュン、もうすぐおチンポミルクが出そうなのね。分かるのだわ。んっんっんっんっ」

美しい声を奏でる真紅の上品な口が、今は僕のチンポを気持ちよくするためだけに使われている。
その事実に、性の猛りを抑えられるはずもない。
競りあがるザーメンで膨らんだ裏スジを真紅も舌の腹でペロペロと愛撫し、待ち焦がれている。

「うっ、出すぞ、真紅。飲むんだっ」
「んあッ。んっ、ゴクッ、ゴク……ッ。ジュンのおチンポミルク、美味しい。ンチュ、チュウチュウ」

射精すると、真紅は一滴も零すまいと僕のチンポを口に入れたままザーメンを飲み始める。
その熱心さは、しぼみつつある僕の陰茎に追いすがってさらに吸い付く程のもので、残った精液を根元から吸いだし終えるとようやくチュポンと口を離すくらいだった。

「ん……。これが絆よ。ジュンは私のためにいつだって美味しいミルクを出してくれるのだわ」

恥ずかしそうにしながら、それでも真紅は自分はほっぽりだされていないのだと主張するために、はっきりと水銀燈に言う。

「へぇ~、やるじゃなぁい」

真紅のフェラチオは、一目でも回数を重ねていることが分かるくらいの動きだ。さすがに水銀燈も認めざるを得ないだろう。
それが逆に燃え上がらせたのか、今度は水銀燈が真紅を押しのけて僕のチンポの前に膝立ちをした。


106:MCメイデン99
10/05/01 09:58:44 bJsO/O5B

「じゃあ、ジュン、今度は私で続きをしましょう」

そう言うと、水銀燈はその胸で僕のチンポを挟み込む。
真紅の口の中に放出して満足した僕のモノは、今度は水銀燈の胸で新たな期待にそそり始める。

「んっ、あんっ、硬くなってきてる。んふふ、真紅、これはパイズリって言って、昨日ジュンが私に教えてくれたの」
「ちょっとジュンッ。水銀燈に何を教えているの!」
「あ、いや。おおっ、柔らかい感触がぱふぱふと」
「やっぱり真紅には教えられてないんだぁ。くすくす、当然よね。真紅の貧相なおっぱいじゃ、興奮しないもの」
「そ、そんなことないのだわ。こういうのは気持ちの問題よ」
「そうだな。真紅の言うとおりだと思うぞ」

僕が援護してやると、真紅はビクリと怖気づいた反応を見せる。
せっかく加勢してやったのにそれはないだろ、と言いたいところだが無理もない話だ。さっきとまるでおなじ展開だしな。
次に僕が言う言葉も、真紅には丸分かりなのだろう。

「真紅、僕は真紅のおっぱいを触ってみたい」
「えっ、あ……」
「触らせてくれるか?」
「ジュンったら、そんな下品なことをなんて堂々と言うのかしら」

水銀燈にパイズリさせながらこんなことを言っているのだから、真紅の言うことはまぁ間違いではない。
しかし、呆れたような言葉とは裏腹に、真紅はベッドに上がると僕の隣に座って肩を寄せてきた。

「真紅?」
「きょ、今日だけなのだわ」

ふわりと、密着した体からいい匂いが漂う。蜂蜜を垂らしたような綺麗な真紅の髪が、僕の頬をくすぐる。

「い、いいのか?」
「自分から言ってきたくせに。それに、私がダメと言ったら、ジュンはそのまま水銀燈と二人で……」

口をつぐんで拗ねた表情をする真紅がもうたまらなく可愛い。僕は真紅の肩に手をかけて、ドレスをはだけさせていく。
見える細い肩の肌色。露になる鎖骨の部分。真紅は林檎のようにほっぺを真っ赤にして、寄り添ったままじっとしている。

「綺麗だ。すごく綺麗だぞ、真紅」
「ん、そんなに見ないで。……恥ずかしいから」

現れる真紅の慎ましやかな乳房。それは水銀燈みたいな色香はないが、充分な魅力と美しさを持っていた。
撫でるように揉むと真紅はたちまち甘い声を漏らす。柔らかさと張りが手のひらに伝わり、その感触だけで夢見心地になる。
なにより、僕は今、指輪の力を使っていないのだ。
真紅の認識では、チンポを舐めることよりも胸を触られることのほうが何倍も恥ずかしいはずなのだ。
それでも、僕にこうして胸を触らせてくれている。そのことが何よりも興奮を掻き立てた。


107:MCメイデン100
10/05/01 10:01:02 bJsO/O5B
「ああ、真紅のおっぱい、吸ってみたいよ。吸ってもいいか」

真紅は何も言わず、かわりに僕が吸いやすいように体の向きを変えることで応えてくれる。
慎ましやかな胸の上にある桜色の乳首に、僕は赤ちゃんのように吸い付いた。

「あんっ、うあんっ」

ささやかなふくらみとは対照的に自己主張している真紅の乳首。そのこりこりとした感触を僕は舌と口全体で味わう。
その度に真紅はふやけた声を上げた。快感に火照った体を僕に預けて、熱い吐息を漏らしていた。

「気持ちいいか? 真紅」
「あっ、あふっ、そんなこと、言わせないで」
「でも、聞きたいんだよ」
「んふぅ、気持ちいい。ジュンにおっぱいペロペロされるのがこんなに気持ちいいなんて」

チュウチュウと休む間もなく真紅のおっぱいを吸いたてる。

「ちょっとぉ、私にこんなことさせておいて真紅の貧相なおっぱいに夢中だなんて、どういうことなの」

下から水銀燈の不機嫌そうな声が聞こえる。

「水銀燈のおっぱいも気持ちいいぞ」
「きゃんっ、いきなり摘まないでぇ」

手を伸ばして乳首を摘むと、水銀燈は嬉しそうな声を上げる。

「あんっ、……感じるの。ジュン、もっとおっぱい吸って、ペロペロして」
「んっ、んっ、んっ、ああ、熱くてこんなに硬くなってる。ジュン、私のおっぱい気持ちいい?」

水銀燈が居ることでいつもより積極的になっている真紅。真紅が居ることでいつもより積極的になっている水銀燈。
二人のとろけた声のハーモニーと柔らかな肢体のアンサンブルに心と体が満たされ、天上の快楽かと思える気持ちよさを生む。

「ねぇ、ジュン」

やがて、下で一生懸命パイズリしていた水銀燈が切なそうな声を上げた。


108:MCメイデン101
10/05/01 10:08:03 bJsO/O5B
「ああ、いいぞ、水銀燈。僕もそろそろ水銀燈のオマンコを味わいたい」

水銀燈は僕の太ももをまたぐと、両指でマンコを広げて腰を落としていく。
くちゅりと湿った感触が亀頭と触れ合う。
それを皮切りに温かなぬめりが僕のモノ全体を包み込み、水銀燈の乙女の花園に沈み込んでいく。

「んあっ、ふああああっ、ジュンのオチンチン、奥まで入ってきてるぅ」

水銀燈は僕の背中に腕を回して抱きつくと、夢中になって上下運動を始めた。
じゅぷじゅぷと重い水音がたち、極上の名器で愛撫されて僕も快感にうめき声を上げる。

「ああんっ、見てぇ、真紅ぅ。私がジュンのオチンチンをハメハメしてるところぉ」
「はぁ、はぁっ、水銀燈、とてもエッチな顔をしてるのだわ。それに、なんて卑猥な腰の動き。見てるだけで、もう。あんっ、おっぱい、感じちゃう」

もはや真紅に対するわだかまりも放り出し、見られる快感を求め始める水銀燈。
真紅は僕に胸を揉まれたまま、水銀燈の乱れた姿を見ることで自らも乱れ始めている。
部屋には赤と黒、二輪の薔薇による淫らな芳香が溢れ始めていた。
僕はその芳香に脳髄を痺れさせ、二人をぎゅっと抱きしめる。
真紅と水銀燈、二人一緒になるとこんなになるとは。この瞬間が永遠に続けばいい。そう思うほどだ。

「あっ、あんッ、イッちゃいそう。ジュン、もうイッちゃいそうッ」

僕の言いつけどおり、イク瞬間を報告してくる水銀燈。

「いいぞ、僕も水銀燈のいやらしいマンコのおかげでもうすぐイキそうだ」
「うんっ、一緒に、一緒にぃっ。私のナカを、ジュンのザーメンで染め上げてぇっ」

ギュッと引き締まる膣内。それに合わせて、僕は真紅の小さなおっぱいを鷲掴みにし、水銀燈の膣内に射精する。
水銀燈は脱力して僕にしなだれかかると、満足そうなため息を首元に吹きかけるのだった。
僕は水銀燈の体を抱きかかえると、ベッドに横たわらせる。
アートのような流線を描く銀の髪、黒い翼。まろび出た胸は吐息に合わせて上下し、秘部からは僕と交わった証がこぼれ出る。

「ああ、水銀燈のオマンコからジュンのミルクの匂いが……、んくぅ」

水銀燈の色香と僕のザーメンの性臭にほだされたのか、真紅が顔を近づけていく。

「ペロッ、ピチャッ」
「きゃっ、真紅。私のオマンコ舐めないでぇ」
「チュッ、ペロペロ、あはぁ、ジュンのミルクと、水銀燈の愛液が混ざり合って、んっ、おいしい。すごくおいしい」
「だめ、イッたばかりなのに、また気持ちよくなっちゃう。んはぁっ、真紅の舌で、感じる。オマンコがまたキュンキュンしてるぅ」

水銀燈の股間に顔をうずめ、夢中で猫のように舌を動かす真紅。
それに合わせて水銀燈の髪が揺れ、豊かな胸もふるふると揺れた。声も、ヒクつく太股も快楽に揺れていた。
そんな様子を見ながら、僕は真紅のお尻を撫で回す。

「んっ、あん……」
「真紅、舐めたままでいいから、ちょっと体の向きを変えてくれるか」
「ふあっ、こんな格好なんて、恥ずかしい」

真紅は僕に尻を撫で回されたまま、体の向きを180度回転させる。
水銀燈の脚にしがみついてマンコを舐めていた姿から、水銀燈の顔をまたいでマンコを舐める姿へ。いわゆるシックスナインの体勢だ。


109:MCメイデン102
10/05/01 10:11:49 bJsO/O5B

「ほら、水銀燈。これでおあいこだろ」

ドロワーズを下ろすと、真紅の秘部が露になる。そこは既に糸を引くほど濡れそぼっていて、発情した匂いをプンプンと放っていた。

「これが、真紅のオマンコ」
「み、見ないで、水銀燈」
「こんなに……、はしたなくビチョビチョにして」

真紅の美尻に抱きついて、水銀燈はその濡れた秘裂にキスをする。そのまま、二人はお互いの秘裂を熱心に舐め始めた。
まるでお互いの溝を埋めあうように強く抱き合い、互いのもっとも大切な花園をペロペロと舌で愛撫しあう。
くぐもった喘ぎ声と、しっとりと色づいて揺れる肌。見ているだけで、僕のチンポが再び勃起した。もう我慢できない。

「真紅、今度はこっちにミルクを」
「んはっ、ああ……、ジュン、今度は真紅のオマンコに、おチンポミルクをくれるのね」

顔を上げて振り向き、真紅は頬を染めてマンコを広げる。
奥まで見えそうなほど広げられたマンコに、僕は尻タブを掴んでズニュズニュと挿入していく。

「んはっ、あはんっ。ジュンのおチンポ、イイッ、挿れられただけで、感じちゃう」
「真紅っ、いつもより濡れてる。まるで洪水みたいだ」

真紅の膣内は一突きするたびにグチョリと音を立てるくらいだった。水銀燈の唾液と、いつもよりも多めの真紅の愛液が潤滑油となって音を奏でる。
狭くて恥ずかしそうに締め付けてくる膣内は、まるでローションをぶち込んだみたいに濡れ濡れだ。
パンパンと腰を打つ音とぐちゃぐちゃとナカをチンポでかき混ぜる音が卑猥な二重奏となり、そこに真紅の甘い声と水銀燈の興奮した声がかさなって四重奏となる。

「あんっ、あんっ、ジュンに貫かれたまま、水銀燈にオマンコ舐められてる。んくぅっ、すごい、イッちゃう、おチンポとペロペロで、もうイッちゃう!」
「はぁはぁ、真紅のオマンコが、こんな間近で犯されてる。ンチュ、ペロペロッ、すごい、こんなに広がって、ジュンのチンポが真紅の穴をズポズポしちゃって……」
「あっ、くぅっ、イクぞ、真紅!」
「ああっ、おチンポミルク、出してぇ、真紅のオマンコに、奥まで注ぎこんでぇっ」

激しく腰を振る真紅に応えて僕はチンポを思いっきり突き入れる。三発目だというのに、大量の精子が出た。
まるで小便をしているのではないかと錯覚する程の精子がビュービューと発射され、真紅のマンコを満たしていく。


110:MCメイデン103
10/05/01 10:16:28 bJsO/O5B
「あっ、んふあ……」
「ああ、ジュンのオチンチンがこんな目の前で、真紅のマンコに突き刺さったままピクピク震えてる」
「真紅のマンコ、気持ちよかったぞ」
「わ、私も、すごい、イッちゃった」

引き抜くと、逆流した精子が水銀燈の顔へとこぼれた。

「真紅、水銀燈の顔にこぼれたミルクを舐めて」
「んっ、……はい」

二人は向き合い、真紅は舌を伸ばして水銀燈の頬や鼻にかかった精液を舐め取っていく。
それに釣られたように水銀燈も真紅の顔を舐め始めた。

「チュッ、チュッ、んんっ」
「あふぅ、レロッ、ペロッ」

舌の動きはだんだんとねっとりといやらしくなり、濃厚なキスに変わっていく。

「また、二人一緒にしような」
「なっ、誰が真紅なんかと」
「そ、それはこっちの台詞なのだわ」

反射的な動きで顔を離す水銀燈と真紅。いきなり反発しあう態度に思わず笑ってしまう。
僕の声で、ついさっきまでの蜜事を思い出したのだろう。
二人は顔を真っ赤にして気まずそうに視線を逸らすのだった。


111:名無しさん@ピンキー
10/05/01 10:20:42 bJsO/O5B
今回はここまで。
次回は桜田のり編をお送りします。
では。

112:名無しさん@ピンキー
10/05/02 02:16:17 0g2IG9DT
あえて言おう乙であると

113:名無しさん@ピンキー
10/05/02 02:27:42 L6epII/h
ふぅ……

人間には催眠効かないっぽいから
のりvsMC人形くるのかwktk

114:名無しさん@ピンキー
10/05/02 09:16:53 jIeGHuur
いやー良かったよ!




だが…誰か忘れてる気が………

115:名無しさん@ピンキー
10/05/02 23:34:38 W09yt6DJ
一方その頃きらきーは
ビッグJUMに振られて泣きべそかいてましたとさ

116:名無しさん@ピンキー
10/05/03 18:59:45 MfHglF7z
             ゙'.     ,ト `i、  `i、    .、″
                |    .,.:/""  ゙‐,. `    /
             `  .,-''ヽ"`    ヽ,,,、   !
                、,、‐'゙l‐、      .丿 : ':、
               、/ヽヽ‐ヽ、;,,,,,,,,,-.ッ:''`  .,"-、
              ,r"ツぃ丶  ``````   ../  `i、
          ,.イ:、ヽ/ー`-、-ヽヽヽ、-´    .l゙`-、
         _,,l゙-:ヽ,;、、::;;;;;___``,,,        、、丶  ゙
       /   !/    /   !        l     !   l `\
      /    |! l:::   |   i| l ::::::  j |   l   !    \
    /     l |  i _,|rt─┼{i.   ‐/‐/- 、 /!   j     \
   /__ ___      \!、 \_ij,.==ニ  \_//ム.._/メ  /        ヽ
   {-─ ‐- =- 、.__,.j,  /:::::::::::、(:u::)      :::\イ           i
   \_,.=ニー- 、. |   /:::;x''' ̄''!        ::::::  メ ::::::ヽr=_,ニ二二ニ  j
    r─二ニー !   !;::::{ > j   ::::::     =ニー-  ::::::::::!/  _   /   
    ヽ=ヘ三ニ-i   `-` ー''" U    (::U::)   ::::::;;;/ 7 !‐=ニZ_
      ` ー-ュ-─!  ;::::::::::。   ○ ●。(::u)   !'--= _  `ヽ
           ヽ_ j (:::u:)     (/。  U  . ' ⌒ /、  l>‐ー '"
              l          r===、、  (::u::)     }  l
              ヽ       ゙|ー' ー' ー'ー'ノ  (::u::) .ノ  !
            \       ヾ ヾニ二二ン      ノ
              `ー、 ._. (::u:::)      _.. /               
          /      >トr| `¨ ´ト‐<r'´ ̄ \
          ヽ.        \__  __,/      \
         ,. ィ⌒ヽr=、_ _,. -─-ユ.fニ─-、.     /_,ノ
         {       // ̄`7トlく⌒ヽ、.\  // `ヽ、
        ヽ、_ハ l // /   / / !ハ    \\     _ノ
        /    Nヽ   / /| i| !    〉 }_,L_,. く



117:名無しさん@ピンキー
10/05/03 19:01:49 jjAhJ3Jj

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118:名無しさん@ピンキー
10/05/06 15:35:23 ftx+8e11
規制解除記念保守

119:名無しさん@ピンキー
10/05/06 19:31:30 pmNBSMIx
もしかしてこのスレ、dion軍多いのか?

120:名無しさん@ピンキー
10/05/06 23:42:36 6oXjPtnv
今はどこも規制規制だからなあ

121:名無しさん@ピンキー
10/05/09 03:49:12 WXSBf53y
>>111
乙。真紅と水銀燈との3Pは素晴らしいですな

以前ドールだけって言ってたのに今度はのりだって?
このうそつきめ!もっとやれ!巴もやっちゃえ!

122:名無しさん@ピンキー
10/05/10 11:08:58 LfFKk76a
>>121
ここまできたらめぐ・みっちゃん・オディールも攻略して欲しいよね

123:名無しさん@ピンキー
10/05/10 21:23:53 DPYSz3xN
さすがにそれは無理じゃないかな…

124:名無しさん@ピンキー
10/05/10 23:01:04 VclFMZFx
JUMさんなら何の問題もないさ!


アレ?

125:名無しさん@ピンキー
10/05/13 02:07:00 X0Ukr0Gz
保守

126:名無しさん@ピンキー
10/05/13 06:45:37 K75J5bXL
斎藤さん大活躍だったぜ…

別にエロとかはなかったけど

127:名無しさん@ピンキー
10/05/15 14:23:23 5cZaJO68
こんにちは、MCメイデンを書いている者です。
桜田のり編を投下します。


128:MCメイデン104
10/05/15 14:26:33 5cZaJO68

◆第十三章 桜田のり編 『発覚』


「どうかな、金糸雀。こんな服は?」

僕は描き上げたデッサンを隣に座っている金糸雀に見せ、感想を聞く。
描き上げたのは、ドールたちを想定してデザインしたドレス。最近、僕はドールたちの服をデザインすることに凝っていた。
本当は、もう二度とやるつもりじゃなかった。自分のデザイン画を担任の梅岡によってみんなに見せびらかされた、あの時のことは今でも忘れない。
しかし、今ではそんなことがどうでもいいと思えるくらい、描きたくて仕方がない。もう描き上げたものは何枚になるか、数えきれないくらいになっている。

「うわ~、すごく綺麗かしらっ! これ、みっちゃんにも見せていいっ?」

感動した様子で自分の契約者に見せていいか訊ねてくる金糸雀。そんな感嘆の声を聞いても、僕は満足することができないでいる。
分かる。
真紅、翠星石、雛苺、蒼星石、金糸雀、水銀燈。彼女たちが今着ている服、ローゼンの作り出した服こそが最高で至高だと言うことが。
まったく、描けば描くほどそのことを思い知るなんて、なんて歯がゆいことだろう。
まぁ、そんなふうに思い悩むのは止めにするか。せっかく金糸雀が来ていることだしな。

「ええと、ペン立ては……」
「ペン立てならここかしら」

金糸雀はドロワーズを履いていない姿でスカートを捲し上げ、両手でオマンコを広げる。
そう、今は指輪の力で自分の膣をペン立てだと金糸雀に思い込ませているのだ。

「ああ、あったあった。ありがとう」
「んっ……」

傷つけないようにペンを後ろ向きにして差し込み、膣内をかき混ぜる。すでに中には三本のペンが刺さっており、にちゃにちゃといやらしい音を立てていた。

「おっ、四本入ったか。頑張ったな」
「はぁ、はぁ、あふぅ」

よし、これで拡張開発はあらかた済んだな。あとは気持ち次第で僕のチンポを受け入れることができるだろう。

「頑張ったご褒美に、おでこを撫でてやるぞ」
「あひゃん!」

金糸雀は顔を真っ赤にして身を震わせる。おでこに性癖を植え付けられた金糸雀は、撫でられただけでも快感を感じてしまうのだ。
膣をペンでいじられている今、その感度はなおさら上がっているだろう。今や金糸雀はデコズリドールとして性感を立派に開花させていた。


129:MCメイデン105
10/05/15 14:29:17 5cZaJO68

「ははは、金糸雀は本当におでこが感じやすいんだな」
「ううっ、みっちゃんとまさちゅーせっつするときなんか、大変なんだから」
「ああ、そうやって困りながらも感じまくってる金糸雀の顔見てると、思わずチンポでスリスリしたくなってくるよ」
「だ、だめかしらっ、今、オチンチンでまさちゅーせっつなんてされたら、ペン立てがびしょびしょになっちゃうかしらっ」

無意識に加虐心をそそらせる言葉を言う金糸雀。僕がズボンを脱いでいると、こんこんとドアを叩く音がする。
入ってきたのは、蒼星石だった。

「あ、あのっ、ジュン君、何してるの?」
「ああ、今、金糸雀のおでこを犯そうとしてたとこさ」

首を傾げる蒼星石。まぁ、理解できないのも当然だ。

「ほら、金糸雀、デコズリをやってくれ」
「ううっ、まったくジュンには困ったものかしら」

言いながらも、チンポの裏筋におでこを当て、右手で上を押さえて揺らし始める。
スンスンと鼻を鳴らし、小さな舌で玉袋を一生懸命に舐める愛らしい姿に僕はすぐに達し、どぷりと精液を吐き出した。

「ああ……、ペン立て、びしょびしょにしちゃった」
「金糸雀、垂れたザーメンはちゃんと残さず口にするんだぞ」
「んちゅ、ふぁい」

垂れた精液を指で掬い取り、チュパチュパと吸いながら金糸雀は返事する。

「それで、何か用か? 蒼星石」
「あっ、ジュン君……」

声を掛けると蒼星石は顔を真っ赤にしてもじもじとしだす。
もはや内容を聞かずとも分かるくらい、蒼星石のオッドアイはいやらしい光を帯びていた。

「あのね、お尻を可愛がって欲しくて」
「そうか。でも、今、金糸雀に出したばっかりだしな」
「あひゃう。あ、ああ……、そんなこと言わないで」

意地悪を言って尻を撫で回すと、蒼星石は身を捩らせて我慢ができないという表情を作る。


130:MCメイデン106
10/05/15 14:31:29 5cZaJO68

「じゃあ、おねだりしてみろよ。僕のこれがまたすぐに勃つくらい、思いっきりいやらしくな」

僕の言葉に、嬉々として蒼星石は半ズボンを脱ぎ始めた。

「んふぁっ、見てぇ、ジュン君。僕がお尻をふりふりしながらアナルビーズを引き出すとこぉ」

壁に片手をついてお尻を高く突き上げ、媚びた顔で見つめてくる蒼星石。

「うひゃあっ、お尻から、お尻の穴からぽこぽことまんまるいのが出てるかしらっ」

初めて見る光景に、金糸雀が驚きの声をあげた。

「そうなのぉっ、僕、男の子だから、お尻の穴をオマンコにしてもらったの~」
「と、とっても変態さんなのかしら」
「何言ってるんだ。おでこで感じる金糸雀とどっこいどっこいじゃないか」
「ああんっ、おでこにオチンチンすりすりしないでぇ」

金糸雀を羨ましそうに見ながら蒼星石はさらにお尻を高く突き上げる。

「僕、ジュン君にふさわしいケツマンコになれるよう家でも毎日頑張ってるんだよぉ。見つからないようにするのは大変だけど、ジュン君にもっと気持ちよくなって欲しいからぁ」

ケツの穴を見やすいように向けてヒクヒクと動かす蒼星石に、もはや僕と対峙しようとしていた面影はまったくなかった。

「ふふふ、見ろよ、蒼星石。お前のいやらしいおねだりのおかげで、僕のチンポがまた元気になったぞ」
「ああっ、嬉しいよ。僕のお尻でジュン君のチンポが勃ってくれてる。こんなに嬉しいことはないよ」

感極まった声で目一杯にアナルを広げる蒼星石を、僕はずぶずぶと犯していく。

「んほぉっ、僕のケツマンコにジュン君の立派なおチンポが入ってきたぁっ」
「こんなにアナルをトロットロッにして、腰を一生懸命動かしてっ、よっぽど嬉しいんだなっ」
「うん、うん! 幸せぇっ、ジュン君にケツマンコ犯されてる瞬間が一番幸せぇっ!」

普段の凛々しい顔つきとはかけ離れたアヘ顔を晒してアナル奉仕する蒼星石。その蒼星石の穴に僕は思いっきり射精する。

「ごくりっ、すごいものを見ちゃったかしら」

いつもと違う蒼星石の顔を見て金糸雀が呟く。

「んああ……、でも、おでこで感じられる金糸雀もすごいよ」
「えっ、えっ? これは褒められてるのかしら、慰められてるのかしら?」

絶頂の余韻に浸りながら言う蒼星石に、金糸雀が首を傾げる。

「だから、一緒に頑張ろうね」
「ふええっ、なんだか変な親近感を持たれてるかしら~」

そんなやりとりを見守りつつ、僕は蒼星石のアナルからチンポを引き抜くのだった。


131:MCメイデン107
10/05/15 14:34:36 5cZaJO68



金糸雀と蒼星石は帰り、日が暮れて晩御飯になる。
のりが出来たての料理を運び、当然のごとく居る雛苺が喜びの声をあげ、翠星石がそんな雛苺にちょっかいを出し、興味なさそうにそのやりとりを見守る真紅。
ごく普通の風景。僕にとっては、非日常の中の日常。既に反転したその割合。

「ジュン君、ちょっとお話したいんだけど、いい?」

ご飯を食べ終えると、のりが話しかけてくる。

「なんだよ?」
「ここじゃちょっと話しづらいから、こっちで、ね」

真紅達に目をやってから、台所を出て行くのり。ついていくと、のりは階段の前で足を止めた。およそ話をするにはふさわしくない場所だ。
廊下は台所と違って少し冷たい空気が漂っている。のりは立ち止まったままいつまでも口を開こうとせず、結果、僕から話の催促をすることになる。

「で、話って?」
「あ、あのね、ジュン君……」

一度言いよどんでから、のりは口を開く。

「真紅ちゃんたちと、ああいうことはやめた方がいいと思うの」

その一言に僕は固まった。真紅達と離れた場所で喋っていることやのりの表情を見れば、『ああいうこと』の指している意味は明らかだ。
それでも、なんとか口を開く。その次に切り出されたらどうすればいいのかも決めていないまま。

「ああいうことって、どういうことだよ」
「それは……。ともかく、このことは、日を改めてお姉ちゃんと二人でしっかり話し合いましょう」

のりは顔を赤くして言う。僕は無言で頷くと階段を上がった。動作は平静を装ったが、内心では焦ったまま。
ギィッと、普段より大きく聞こえるドアの軋みを耳障りに思いながら、歩調を早めて自室へと駆け込む。

「くそっ」

椅子に座ると、机に肘を立てて髪の毛を掻きむしるようにして頭を抱える。いつかこのような日がくるとは思っていた。
晩御飯の最中に、翠星石にこっそりチンポをしごかせたこともある。
ご飯が終わってからすぐに二階に上がり、雛苺を犯したこともある。
風呂から上がってすぐ、洗面所で真紅にフェラチオさせたこともある。
むしろ、これでばれない方がおかしいだろう。だけど、やめることなど出来なかった。
脳裏に薔薇乙女たちの肢体が鮮明に蘇る。真紅、翠星石、雛苺、蒼星石、金糸雀、水銀燈。
あの魅力を前に、欲望を抑えることなどできるものか。


132:MCメイデン108
10/05/15 14:37:53 5cZaJO68

「どうすればいい」

このまま何もせずに流せる事態ではないだろう。のりはこの問題に真正面から取り組むつもりだ。
階段下で戸惑った様子を見せていたものの、その意思ははっきりと感じられた。
僕だけでなく、真紅達にも話すつもりかもしれない。いや、僕がやめなければ確実に真紅達にもそうしてくるだろう。
その結果、黒い指輪の力を使って積み上げてきた今の環境が崩れてしまう危険は大いにある。
僕と真紅達との今の関係は常識とはかけ離れた歪なのもので、それだけに不安定なものなのだからだ。
のりは自分の常識や普通の感性からこの問題に当たろうとするだろう。その結果、今の関係が崩れれば、その後は……。
だめだッ、それだけは防がなくてはならない。

「でも、どうすれば」

髪をかきむしっていた右手を目の前に持って行き、黒い指輪を見つめる。
瞬時にドールたちを催眠状態に落とし、圧倒的な誘導性で書き換えを行う魔法の道具。
しかし、この指輪が効力を発揮するのはあくまでドールのみ。のりにとってはただの指輪に過ぎない。
ならば、話し合いで解決するのか? こんな常識はずれの行為、どうやって説得できるというんだ。
今までかけた催眠が解ける危険性もあるというのに、そんなリスクも抱えてどうやって口だけで丸く収めることができる。

「くっ」

机に突っ伏したまま、両手で頭をかきむしる。
かきむしり続けることで増える頭の痛みなど、全身からじくじくと出てくる汗と焦りの嫌な気分に比べれば痒い程度でしかない。
それらのすべてのものを収めることができるのはたった一つ、打開策だけだ。
爪の間には、いつしかうっすらと赤い血が挟まっていた。

「コンコンッと。入るですよ、ジュン」

ドアをノックすると、翠星石が部屋に入ってくる。

「な~に、頭なんか掻きむしってやがるですか」
「ああ、翠星石か」
「はい、翠星石ですよ。って、どうしたですかっ。その指」

僕の指に挟まっている血に気づいたのだろう。
翠星石は僕にじっとしてるように言ったかと思うとワタワタと階段を降り、水の入った洗面器とタオルを持って戻ってきた。


133:MCメイデン109
10/05/15 14:42:48 5cZaJO68

「まぁったく、そんなになるまで掻きむしるなんて。さっ、ほら、手を出すですよ」

タオルを絞ると、翠星石は僕の指をゴシゴシと擦って爪の間に挟まった血を拭き取っていく。

「のりと、なにかあったですか?」

拭き終わると、翠星石が遠慮がちに聞いてくる。晩御飯を終えた時、僕がのりと一緒に出ていったのを見て察したのだろう。
正直に事態を打ち明けるべきか悩む。なにせ今回は黒い指輪の力を使ってもどうにもならない事態なのだ。
打ち明けることで状況が悪くなる危険は大いにあるし、打ち明けないまま流せる出来事でもない。

「……なぁ、翠星石。何があったとしても、翠星石は僕を好きでいてくれるか?」

迷っている間に自然と口から出たのは、そんな言葉だった。
翠星石は目をぱちくりとして質問の意図を測りかねたように首を傾げる。
なかなか返事をしてこないことに、焦りが募る。
なんだか心の中がぐにゃりと歪むような感覚がして「どうした! なぜすぐに答えないっ?」と心の中で叫んでしまう。
そんな僕に翠星石が返した言葉は、こんな言葉だった。

「だったらジュンは……、ジュンは何があったとしても翠星石を好きでいてくれるですか?」
「当たり前だろッ、そんなの!」

思わず怒鳴ってしまうと、翠星石はびくりと肩を震わせた。
その後に顔を赤らめてもじもじとし、髪を指でくるくるといじりながら恥ずかしそうに言ってくる。

「す、翠星石の答えだって、ジュンと同じですよ」

どきりとするような可愛い表情で、一途な気持ちを声に表す翠星石。そのくせ、恥ずかしがって表情と声色とちょくちょく隠そうとしているその姿。
そうだった。翠星石はこんな奴だった。
なにを焦っているんだ、僕は。
手を伸ばすと、翠星石の柔らかい体を抱きしめる。豊かな髪からはいつもの良い香りがしていた。

「ありがとう、翠星石」
「きゃっ。んもう、どうしたですか? 今日のジュンはおかしいですよ?」

いや、違うんだ。そんなのはもうとっくに。
心の中で呟いてから、それ以上考えるのをやめる。代わりに、翠星石をもっと強く抱きしめる。
愛しい気持ちと、捕まえた獲物を手放すまいとする気持ちをないまぜにして、いっそう強く。

「んちゅっ、あふっ」

今ではこんなに簡単にキスに応じてくれるようになった翠星石。
しばらく、僕は翠星石の唇の柔らかい感触を楽しみ、キスの合間に漏れる可愛らしい吐息に耳を傾ける。
しかし、このまま行為の先を続けたい気持ちをぐっと我慢して唇を離した。

「悪い、今日は一人にしてくれるか」

翠星石は驚いた顔をして、それからとても寂しそうな顔をする。以前、わざと突き放したことがあったから余計に不安に感じているのだろう。
だけど、打開策が見つかるまでは控えた方が賢明だ。少なくとものりが家にいる間は。
翠星石に後でちゃんと事情を話すからと安心させ、一人ベッドに寝転がる。
夜が深くなる中、僕は一人延々と思考を続けた。眠る気など一つも起こらずに。


134:名無しさん@ピンキー
10/05/15 14:47:26 5cZaJO68

今回はここまで。
次回は桜田のり編その2をお送りします。

さて、ここで質問なのですが
終章において
キャラ個別エンドみたいなかたちでジュンとドールのシーンを入れようと思っています。
みなさんは、ドールたちの中でどのキャラ個別エンドを見たいですか?
エロになるかどうかは未定なのですが、答えていただけるとありがたいです。

それでは。

135:名無しさん@ピンキー
10/05/15 15:04:11 DGn0Tlbw
今回も乙です
個別エンド・・・、蒼星石お願いします!

136:名無しさん@ピンキー
10/05/15 17:36:51 fs41HAfC
そりゃ順当にいけば真紅だろ

137:名無しさん@ピンキー
10/05/15 18:22:57 mZhWh/Sn
翠星石に決まってる

138:名無しさん@ピンキー
10/05/15 18:45:11 dgfZGTLE
個人的には翠星石を推すが……。

>>136と同じく真紅かな。

逆順して水銀燈から行くのも良いかもしれん。

139:名無しさん@ピンキー
10/05/15 20:44:56 ObuhzFn6
全ドール書いてくれ

140:名無しさん@ピンキー
10/05/15 22:42:00 6//IlP/t
翠星石だな
純粋に彼女のエンディングは見たい。

欲望に忠実になるなら水銀燈エンドを見たいけど。

141:名無しさん@ピンキー
10/05/16 00:56:04 17SpK9tm
真紅を推さざるを得ない

142:名無しさん@ピンキー
10/05/16 05:06:07 tW9iim4s
水銀燈で頼みたい

143:名無しさん@ピンキー
10/05/16 08:46:44 8Trh4NoT
水銀燈がいい

144:名無しさん@ピンキー
10/05/16 20:29:09 MhK5em2u
ストーリー的に翠星石かという気もするが、
俺の息子が激しく水銀燈をキボンヌしている

145:名無しさん@ピンキー
10/05/16 20:36:15 ij37QRQw
なにとぞ金糸雀をお願い!

146:名無しさん@ピンキー
10/05/16 21:13:23 QMzahFxG
最後に翠星石を持ってくるあたり、翠星石はデフォで、+リクエストキャラ
のも書く気では?


と、言ってみる。

147:名無しさん@ピンキー
10/05/17 00:46:10 t5EFL4gk
しんくっくで

148:名無しさん@ピンキー
10/05/18 16:27:28 pzUJ/0Z1
水銀燈がいいです

149:名無しさん@ピンキー
10/05/18 18:54:53 fUcgZZI9
水銀燈みたいな強気の女がしおらしくなって種付けされる様は至福
強姦より和姦の方が征服感が強くなって更に良い

150:名無しさん@ピンキー
10/05/18 19:36:27 1x6tXIUo
ここでまさかのきらきーEND

151:名無しさん@ピンキー
10/05/18 23:24:42 cOIvC0y5
では更に意外なとこで薔薇水晶

152:名無しさん@ピンキー
10/05/19 08:12:35 Y+D678r4
じゃあEDは巴で。

153:名無しさん@ピンキー
10/05/19 08:18:03 fp/wsr/g
EDになるJUM

154:名無しさん@ピンキー
10/05/20 00:57:03 rHvOOpuD
翠かなぁ・・・やっぱり。
今回、我慢した分を最後に思いっきり・・・

155:名無しさん@ピンキー
10/05/20 01:10:52 t3dn2426
ここまで雛苺無し・・・

156:名無しさん@ピンキー
10/05/21 23:36:56 oF5uUS19
雛はどのEDでもちゃっかり妾になってるイメージ

157:名無しさん@ピンキー
10/05/22 14:30:51 W+ZvxYiY
個人的には蒼い子、話的には翠…なのかな。
つうか可能なら全員分キボンヌ

158:名無しさん@ピンキー
10/05/22 18:06:35 QaD/ZKu7
こんにちは。MCメイデンを書いている者です。

アンケートに答えてくれてありがとう。
これは、非常に迷う結果になったな。
まぁ、ここから先は筆に任せてみることにしよう。

では、桜田のり編その2を投下します。

159:MCメイデン110
10/05/22 18:09:03 QaD/ZKu7

◆桜田のり編 その2 『倒錯』


翌日。
僕は自室に翠星石と蒼星石を呼んでいた。

「あの……、ジュン君、用って何かな」
「ひょっとして、蒼星石と一緒に、ですか」

恥ずかしそうに言いながらも、期待した目で見ている翠星石と蒼星石。
僕が二人に頼みがあると告げると、いつもと違う雰囲気を感じてか二人して首を傾げる。

「のりに、僕たちの関係がばれた」

しかし、この一言で翠星石と蒼星石は凍りついた。

「ば、バレたって、翠星石とジュンが、その……、エッチしていることがですか?」
「そうだ」
「それって、見られてたってこと?」
「それは分からないけど、声くらいは聞かれていただろうな。のりは訝る感じじゃなく、きちっと特定したことをにおわせて言っていたから」

凍りついていた二人の顔がみるみるうちに赤くなる。
自分たちが行為をしている最中、のりにこっそり見られていたか聞き耳を立てられていたことを想像してしまっているのだろう。
食事中、のりの目の前で気付かれないように僕のチンポをしごいていたことのある翠星石はなおさらだ。
二人はしばらく羞恥にうつむいていたが、やがて蒼星石が声を上げた。

「でも、ばれたことのなにがいけないの? 僕たちはジュン君にして欲しいって思っている。ジュン君だってきっと、その。だったら、これは僕たちの問題じゃないか」

少しばかりバツの悪そうにしながらも、頬をふくらませて言う蒼星石。
それは、今の段階では僕の作りあげた関係が勝っていることの証拠でもあった。

「そうだな。本来はそうだ。だけど、のりはドールたちと僕がそういったことをするのを異常だと思っている。間違ったことだと思っている」
「そんな……」
「この先、僕にそういうことを止めさせようとしてくるだろう。蒼星石にも言ってくるかもしれない。どの道、今までみたいに出来ないのは確かだ」

その言葉に、蒼星石は勢いをしぼませる。内心わかっていたのだろう。翠星石は僕がのりに関係がばれたと言った時からそんな様子だ。
当然だと思う。出会って間もない頃、真紅や翠星石は自分の口から「人形に欲情するなんて」と言っていたのだから。
もし、真紅や翠星石たちがその頃の認識に立ち返ったら? 僕との行為や僕自身のことをどう思うか?
そう、僕にはこのまま突っ切るという道しか残されていないのだ。
だから……。


160:MCメイデン111
10/05/22 18:11:31 QaD/ZKu7
「そこでだ。二人にのりの心の庭を剪定してほしい」

今度は、先程とは違う意味で二人が凍りついた。
これが、僕の思いついた打開策。
以前、蒼星石が翠星石の処女を奪った僕に「そういった行為をする気が起こらないように、心の樹を剪定する!」と宣言したことがある。
そのことを思い出し、利用できないかと考えたのだ。

「僕たちがこのままでいられる方法は一つ。のりをこちら側に引き込むことだ」
「でも、そんなこと」

翠星石が言いよどむ。心の庭に薔薇乙女が手を加えるのは、あくまで庭の持ち主のため。そういう気持ちがあるのだろう。
気持ちは分かる。が、退くわけにはいかない。
感情の板挟みになったのか、そのまま黙り込んでしまう翠星石。
その隣で、声が上がった。

「僕はやるよ!」

蒼星石が切羽詰った様子で宣言したのだ。

「ジュン君のために今までケツマンコ頑張ってきたんだもん。それを今更やめるなんて、耐えられないっ」

蒼星石の言葉に驚く翠星石。僕は蒼星石に歩み寄って抱きしめると、半ズボンの中に手を突っ込んで尻を撫で回す。

「ありがとう。実はこの方法を思いついたのは、蒼星石のおかげなんだ」
「あんっ。何のことか分からないけど、役に立てたのなら嬉しいよ。あひぃ、お尻ぃっ」

お尻の穴に埋まっているアナルビーズの輪っかに手をかけ、クイクイと刺激すると蒼星石は途端にふやけた声を上げた。
口からヨダレを垂らし、僕に抱きついて胸にスリスリとほお擦りしてくる。

「上手くいったら、ご褒美をあげるからな」
「うんっ。ケツマンコ可愛がって。ジュン君の逞しいチンポで、いっぱいズポズポしてぇ」

そんな蒼星石の痴態を、翠星石は焦燥にかられた顔で見つめていた。
やるとは言わなかった。
しかし、翠星石はゴクリと生唾を飲み込む仕草をし、頷いたのだった。


161:MCメイデン112
10/05/22 18:14:57 QaD/ZKu7


そして、とうとうこの日が来る。
階段下で話した時から三日が経った週末。
のりは大事な話があるから二階にはしばらく来ないようにとドールたちに言い、僕の部屋に足を踏み入れる。

「最近は翆星石ちゃんがお掃除してくれるから入ることはなかったけれど、ジュン君の部屋、変わってないわね」

室内を見まわしてそう言うのり。言ってから机にあるデッサンの束に気づいたのか、視線をそこに止める。
のりは手を伸ばそうとしたが、僕が嫌がると判断したのだろう。素振りを見せただけで触れることはしなかった。
声や仕草、表情はいつもと同じ。いや、流石に少し違う雰囲気が含まれている。だが、それがなんなのか僕には分からない。
穏やかな中にその雰囲気があるのは僕を糾弾するためか? それとも剪定がうまく行っているからなのか?
測りかねて、じっとりと嫌な汗がしみでるような感覚に襲われた。

「ジュン君、そこに座ってくれる?」

向かい合わせに座って、うつむきぎみな姿勢でのりの顔を盗み見る。心の庭を剪定するという対策は講じたが、不安はあった。
というのも、この方法は黒い指輪と違って僕自身が書き換えれるわけではない。
好きなときに一瞬で催眠状態に落として、その都度強力な誘導性を持って変えていくこともできない。
なにより、心の庭と言うからには、そこにあるのは植物なのだ。

「真紅ちゃんたちって、ほんとにいい子よね。みんな個性的だけど、とってもいい子たちだっていうのはお姉ちゃんにも分かる」
「ああ」
「だから、ジュン君が真紅ちゃんたちを好きになるのはちっとも悪いことじゃないと思うわ」

植物。それは言い換えれば刈っても伸びる性質のあるものである。
僕は蒼星石の鋏で、のりの心の庭にある『ドールたちとの行為を異常だと思う気持ち』を刈り取るように指示したが、必ずしも刈られたままの状態を維持しているか。
それがのりにとって違和感を覚えるものであれば、またそういう気持ちが芽生えているのかもしれない。
自分の価値観から大きく離れていればいるだけ、刈っても刈ってもまた伸びる状態になってしまうのではないのか。
しかし、僕にはそれを確認する術がない。確認して、その都度自らの手で刈って、除草剤を撒くような強力な手段もない。
果たして……、僕の講じた手段はうまくいっているのか?
のりの口が再び開き、ゆっくりと言葉を紡ぐ。

「でもね、ああいうことをするのはちょっと違うと思うの」


162:MCメイデン113
10/05/22 18:18:41 QaD/ZKu7

沈黙が部屋を支配した。
のりの心の庭にある『ドールたちとの行為を異常だと思う気持ち』は、依然として残っている。僕の不安は的中したのだ。
そのまま、沈黙は続く。言葉を待つように見つめてくるのりに、どう返せばいいか分からない。沈黙だけが続く。
心の庭を剪定するのに失敗した今、どうすればいい?
黒い指輪の力は使えず、さりとてこの件から手を退くなど到底できず、とはいえ次の手段は見つからず……。

「きっと、女の子に触れる機会が少なかったから、お人形の真紅ちゃんたちにああいうことをするようになっちゃったのね」

のりの言葉にズキリと怒りに似た感情が走って、思わず顔をあげる。
しかし、目の前の光景がその感情を一気に塗り替えた。

「だからね……。お姉ちゃんが、女の子の体、教えてあげる」

のりがゆっくりと上着を脱ぎ捨て、僕に向かって微笑んでいたのだ。



何が起こったのか分からない。
駄目だったと思った次の瞬間、目の前に映っていたのはのりの半裸の姿だった。
眼鏡の奥にある瞳は優しいまま。しかし、上は野暮ったいプラジャーを一枚着けただけの姿で、お腹の肌や丸みをおびた肩がさらけ出されている。
スカートとブラジャー姿ののり。普段、服を着ている姿しか見ていない僕にとって、それは思った以上に鮮烈なものだった。

「ジュン君、触ってみて」

側に寄り、僕の手をとるとおっぱいの上に持っていく。ブラジャー越しに揉んだのりの胸は柔らかかった。
揉むと胸がふにゅりと形を変え、ブラジャーの間に隙間ができる。その隙間から薫る匂い。
ずっとのりの胸を包んでいたブラジャーが僕の手によって空間を開放され、布地にこもっていたおっぱいの匂いが鼻孔をくすぐる。
背中に手を回してホックに手を掛けると、のりが「あっ」と小さな声を漏らす。
パチンという音とともに露になるのりの胸。それは思わず顔を埋めたくなるほど大きくて柔らかそうで、桜色の乳首が控え目に揺れていた。
欲求に従うままのりのふくよかな胸に顔を埋める。頬でその柔らかさを味わい、埋めたまま手で何度も揉む。

「んっ、ふあっ、どう? お姉ちゃんのおっぱい」

応える代わりに乳首に吸い付く。
のりは背中をのけぞらせ、僕の頭をかき抱いて喘ぎ声を上げた。


163:MCメイデン114
10/05/22 18:20:55 QaD/ZKu7

「ひああっ、ジュン君、そんなにお姉ちゃんのおっぱい吸い上げちゃだめぇぇっ」

だめと言う言葉とは裏腹に、のりは僕の頭を抱いたまま離そうとしない。
ジュパジュパと音を立てて吸い上げると柔らかかった乳首はたちまちツンと立ち、口の中でも形がわかるほどに感触を伝える。
乳首の輪郭をなぞるように舌を回転させるとのりの声はさらに甘いものとなり、眼鏡の奥の瞳はますます怪しく潤んだ。

「なぁ、のり。なんでこんなことしてるんだよ」

乳首から口を放して、僕はのりを見上げる。
きっと翠星石と蒼星石が上手くやったんだろうが、どうしてこうなったのか分からないままでは気分が落ち着かない。
なにせ、ドールたちとの行為を異常に思う気持ちは剪定出来ていないのだ。

「それは……、ジュン君に人間の女の子の体を教えて上げるため」
「それだけじゃ、こんなことしないだろ」

僕はのりの答えにすぐさまそう返す。
異常を正常に戻したいというのなら、今やっていることは矛盾している。今起こっていることはまた別の異常な光景なのだから。
その異常に浸かりきるように僕はのりの胸の感触を手と顔で感じ、空いた手でのりのパンティーの中に手を突っ込む。

「あくっ、ジュ、ジュン君、そこはお姉ちゃんの、ああんっ」

そこにある濡れた感触。のりは僕の腕をとろうとするが、クリトリスを探り当てて刺激し続けるとそれどころではなくなって喘ぎ始めてしまう。
そのまま指で乳首とクリトリスをこね回し続けるとのりは快感に酔ったように声をいっそう甘くし、とうとう白状した。

「お姉ちゃん、ジュン君で何度かオナニーしたことがあるの」
「なっ、僕で?」
「こんなこといけないからやめようって思ったけど、ジュン君が真紅ちゃんたちとあんなことをしてるのを知ってから、止まらなくなって」

言われた内容に驚く。まさかのりがそんなことをしていたなんて、想像もしなかった。

「ここ数日は、オナニーだけじゃ我慢できなくなって、ジュン君を見ただけでもうどうしようもなくなって」
「は、はは……。そういうことか。そうだったのか」

驚くのは驚いたが、それが終わって込み上げてきたのは笑いだった。翠星石と蒼星石が細工をしたのはこっちのほうだったのか。
つまり、僕の方法はうまく行ったのだ。ドールとの行為を異常に思わせないようにできなかったという誤算はあったが、別の有効な手段が存在した。
翠星石と蒼星石は、心の庭にあるのりのそんな欲求を成長させた。
もともと根づいているものを利用したから無理なく馴染み、しかも今は大げさなほど大きくなっている。
僕は、この局面を乗りきったのだ。


164:MCメイデン115
10/05/22 18:24:14 QaD/ZKu7
「そうか。のりは僕が真紅達とああいうことをしているのはおかしいと言っておきながら、僕をおかずにしてオナニーしてたのか」
「んはぁ、ごめんなさい。ジュン君」
「おかずにしていた僕に触られてどんな気分だよ」
「ごめんなさい。でも、気持ちいのっ。ずっとこういうこと想像してたのぉっ」

パンティの中で好き放題に指を動かし、僕はのりのオマンコの感触を味わう。
ドールたちと違って毛の生えているその場所は、ドールたちと同じように熱く柔らかく、蜜を溢れさせていた。

「あんっ、指ぃ、そんなにお姉ちゃんの入り口でずぽずぽしないでぇ」
「なぁ、のり。僕でオナニーする時、どんな想像をしてたんだ?」

膣を指で弄びながら、空いた手でのりの腕を取り、チンポへと持っていく。
その白くほっそりとした指を竿に絡ませて握らせると、のりは感嘆の言葉を吐いた。

「これが、ジュン君のオチンチン……。小さい頃に見ていたのと、ぜんぜん違う」
「ふふふ、これでオナニーするときも想像しやすくなったな」

僕の言葉に顔を真っ赤にするのり。しかし、チンポを握らされた手は離そうとせず、僕に動かされるまま手コキをしている。
視線は僕のチンポに釘付けのまま、膣やクリトリスは指で弄られ、いつものおっとりとしたのりの顔は、だんだんと淫靡な色合いにとろけていく。
いつの間にか、手を離してものりの指は手コキを続けるようになっていた。

「ああ……、ジュン君のオチンチン、熱くて、硬くて、こんなになるなんて」
「今度は指じゃなくて、口でするんだ」

のりの頭に手をおいて、唇の前にチンポを突きつける。
のりは戸惑っていたが、心の庭で生い茂った樹には逆らえない。
不自然に肥大化された欲求に火がつけられ、その唇はだんだんと亀頭との距離を近づけていく。

「ちゅっ、はむっ、んんっ」

本来なら話しあうべき運命だったこの場所で、のりは僕のチンポを一生懸命に舐めしゃぶっていた。


165:MCメイデン116
10/05/22 18:26:03 QaD/ZKu7

「いいぞ、のり。もっと奥まで咥えて、口の動きを早くして、歯は立てるなよ」
「んっ、ぺろっ、なんで? 私、ジュン君とちゃんと話し合いをするつもりだったのに」
「ほら、のり、おっぱい揉んでやるよ」
「んああっ、そんなにモミモミしちゃだめぇ。あっ、あっ、気持いいよぅ」

頭に置いていた手を下に伸ばし、柔らかい胸を揉み続けるとのりは次第に押し流されていく。
今さらながらに口にした疑問もチンポを舐める音に変わっていってしまう。
戸惑いと欲求の狭間に居るまま、のりは不器用なフェラチオを続けていた。
再び頭においた僕の手で前後に動かされ、小さい頃の僕と今の僕の違いを確かめるように舌を絡めてくる。

「んはぁ、チュウッ、ジュブッ、ジュブッ、レロレロレロ、んっ」
「出るぞっ。もうすぐ出るぞ、のり!」
「え? きゃあっ」

不覚にもそんな姿に興奮して、僕のモノは一気に限界を迎えた。
頭に置いた手の動きが突然早くなり、それが苦しくなってチンポから口を放してしまうのり。
外気に触れた途端、竿を震わせて僕はのりの顔に射精する。

「ふああ、ん……」

びゅくびゅくと出された精子はのりの眼鏡にかかり、レンズを白く汚す。
レンズに張り付いた僕の精子を見て、のりは驚きと放心が入り交じったような声を上げていた。
なにせ弟に顔射され、レンズ越しの間近な距離でかけられた精子が垂れ落ちていく様を見ているのだ。無理もない。
その淫靡な姿にたまらなくなって、僕はのりの両脇を抱えてベットへ横たわらせる。

「のり、挿れるぞ」

のりは緊張した顔をしていたが、逃げようとはしなかった。
僕に太ももを抱えられるがままで、指でマンコを割り開かれてもただ熱い吐息だけを漏らしている。

「これが、のりのマンコか……。行くぞ」
「あああっ、んんっ!」

小さな頃、一緒にお風呂に入ったときの記憶にあるツルツルのものとは違うもの。
卑猥な形になったのりの穴に、僕はそそりたった肉棒を押し込んでいく。
今までスカートに遮られていた、パンティに包まれていたその部分。
姉ということもあって特別意識しなかったそこはとても濡れそぼっていて、僕を求めるように絡み付いてくる。
しかし、その途中で僕は違和感を覚えた。


166:MCメイデン117
10/05/22 18:28:15 QaD/ZKu7
引っかかるものがない。
真紅や翠星石に初めて挿れた時の処女膜の感覚。それが感じられないのだ。
まさか……? 違和感が、背筋に寒いものを走らせる。よく分からない感情がこみ上げてくる。
それを感じたのか、のりは恥ずかしそうに小さな声で言った。

「部活の帰りに血が出たことがあって、その……、破れちゃって」

僕に貫かれたままの姿で、のりは顔を真っ赤にして言う。
確かに、激しい運動をしている時や自転車に乗っている時に処女膜が破れるのは聞いたことがある。
こんな姿勢で弟にそんなことを告白するのはこの上なく羞恥心を煽るものなのだろう。
しかし、のりは一生懸命に僕を見ると、優しく微笑んだ。

「でも、ジュン君が初めての人なのは間違いないから、安心してね」

あいかわらずだ。無自覚に、逆に苛立たせるような気遣いを見せてくる。
でも、のりの言葉で心底安心している僕も僕だ。
僕はのりの太ももを抱えたまま、濡れそぼった秘部に何度も腰を打ち付ける。

「んっ、んっ、んっ、あっ、ジュン君、激しっ」

腰の動きに合わせてのりの太ももが揺れ、胸が揺れる。
抱いた太ももから腕を放して、上半身を屈めると目の前で揺れる桜色の乳首に吸い付く。
のりの膣内を存分にピストンしながら、腹部を擦り合わせてその熱っぽい肌を感じ、乳首を吸い続ける。
そんな密着したまま揺れ合う状態でのりは僕の背中に手を回し、さらに密着させるように抱きしめてきた。

「んんっ、ふあっ、あんんっ、あっ、どう? ジュン君、これが人間の女の子のナカなのよ」

今の倒錯した状況と当初の目的を必死に関連させようとするその姿。
しかし、それがまた僕を苛立たせる。僕は人間の代用品として真紅達を見ているわけではない。
きっとのりに悪気はないのだろう。のりはいつもそうだ。
でも、僕にはそれが許せなくて、腰の動きをさらに乱暴にしてしまう。


167:MCメイデン118
10/05/22 18:33:13 QaD/ZKu7
「全然ダメだっ。水銀燈のナカはもっと気持ちいいぞ! 翠星石なんか、僕を気持ちよくするために一生懸命マンコで締め付けてくるぞ!」
「ああんっ、そ、そんなぁ……、あんっ、あんッ」

本当は全然ダメなんかじゃない。
おっとりした顔に似合わずラクロスで引き締まったマンコは気持ちよく、水銀燈や翠星石たちと遜色が無いほどだった。

「でも、安心しろよ、のり。僕好みのオマンコになるように改造してやる」

感じる快感とは裏腹に出る言葉。
僕はそのままのりを犯し続けた。真紅のことを引き合いに出してはフェラチオをさせ、僕でどんな想像をしながらオナニーしていたのか、口に出させて実演させる。
それが終わると横から後ろから様々な体位でのりのオマンコを味わい、射精する。
そのたびにのりは乱れ、もはや真紅達を遠ざけてここに来たのは話し合いをするためではなく、二人きりでセックスをするために変わっていた。
そうして時間は過ぎ、やがて斜陽の光が窓から差し込んでくる。

「んあっ、はぁ、はぁ……、晩御飯の準備、しなきゃ」

汗に肌を光らせ、何度も出された精液を膣口から垂れ流しながらのりは言う。

「のり、これからは僕がしたいと言った時にいつでもセックスさせるよう約束するんだ」
「あっ……」
「人間の女の子の体を僕に教えるんだろ?」

僕の言葉に戸惑っていたのりだが、僕が後ろから抱きついて胸とマンコに指を当てながら言うと、押し流されるように頷いてしまうのだった。


168:名無しさん@ピンキー
10/05/22 18:34:51 QaD/ZKu7
今回はここまで。
次回は桜田のり×真紅×翠星石×雛苺編をお送りします。
それでは。

169:名無しさん@ピンキー
10/05/22 18:37:23 s/hH9waN
    /  ̄`ヽ
.    |    /
  _.ゝ  ∠_  < 乙
 /       ヽ
./         ヽ
|  ||     ヘ  ヽ


170:名無しさん@ピンキー
10/05/22 18:44:20 YX7RDAm0
乙です
次回は大所帯だな~、今からwktk

171:名無しさん@ピンキー
10/05/23 01:36:59 I/RdP0iq

やはりハーレム形成か


172:名無しさん@ピンキー
10/05/23 05:34:28 ZsOsMQ1n
gj!
レンズに垂れる精子いいね!
デリカシーのないのりは逆上したジュンに犯されるが正道だね

人間の処女膜を破れなかったのは残念だけど、まあそこは巴にさせてもらえばいいさw

173:名無しさん@ピンキー
10/05/23 21:29:27 rSHuIYb3
 

174:名無しさん@ピンキー
10/05/29 20:23:26 SB/Phlvk
こんばんは。MCメイデンを書いている者です。
前回レスしてくれた方ありがとうございます。
連載も残すところあと僅かになってきました。

では、桜田のり×真紅×翠星石×雛苺編を投下します。

175:名無しさん@ピンキー
10/05/29 20:24:53 SB/Phlvk

◆第十四章 桜田のり×真紅×翠星石×雛苺編『報告』


あれから数日が経ったある日。

「は~い、今日の晩御飯は花丸ハンバーグよ~」
「わ~い!」

歓声を上げる雛苺に優しい笑みを返してプレートを置くのり。真紅と翠星石の前にも熱々と湯気が立つハンバーグを置き、微笑みかける。
食卓で振舞うのりの姿には母性が溢れていて、まぶしいくらいだ。

「ほら、ジュン君も席について」

以前ならその甲斐甲斐しさが燗に障ることもあったが、今はもうない。

「それじゃあ、みんな、いただきま~」
「のり、セックスするぞ」

僕の言葉に、のりの顔が一気に青ざめた。

「えっ? ジュン君、今なんて?」
「聞こえなかったのか。セックスするぞって言ったんだ」
「で、でも……」
「約束したよな。僕がしたいときに何時でもさせてくれるって」

強く言うとのりは押し黙る。僕は席を立ってのりの後ろに回り込み、ドール達が唖然としている中でのりの胸を揉みしだいた。
服の上から大きな胸の感触を楽しみ、「あっ、あっ……」とか細い声を上げてされるがままになるのりの横顔を視姦する。

「ほら、僕とのりがどういう関係になったか、ちゃんとみんなに説明しなきゃ。みんな状況が飲み込めなくて呆気にとられてるじゃないか」

翠星石はおおよその見当がついているためかうつむいているが、真紅と雛苺は目を見開いたまま固まっている状態だ。
のりは羞恥に顔を赤らめながらも、そんな二人に向かって口を開く。

「わ、私、桜田のりは、いつでも好きなときにジュン君に、セッ、セックスさせてあげると約束しました。あんんっ! だ、だから、今からちょっとうるさくなるけど、みんなは気にせずにご飯を食べてね」

喘ぎ声混じりにドールたちを気遣う言葉を口にするのり。

「なっ、何をしているのだわ、ジュン!」

その姿を見て、真紅が今更ながらに非難の声を浴びせてくる。


176:MCメイデン120(↑は119)
10/05/29 20:28:35 SB/Phlvk

「やめなさい! 姉弟でそんなことをするなんて不潔だわっ」
「へぇ」
「へぇ、じゃないのだわ! 今すぐそんな汚らわしい行為はッ」
「真紅、僕の言葉を聞くんだ」
「あ……」

指輪に力を込めてしゃべると、真紅の目が虚ろになる。

「真紅、セックスっていうのは愛し合うの者同士が、心の許した者同士がすることだよな?」
「はい……なのだわ」

さすが普段から気高い真紅。こういう事に関しても気高く綺麗に考えているのか、すぐに答えが返ってくる。

「なら、僕たちがこうしていることはお互いに強く結びついていて、とてもいいことなんじゃないか?」
「それは……」

僕の誘導と自分の感情でせめぎ合う真紅。

「真紅、そうだな、キスだ。キスは親愛の証だな?」
「はい」
「じぁあ、僕とのりがキスをしているところを見ると、真紅はとても微笑ましい光景だと思うようになる。そして、その先にある行為はもっと親密で素敵な行為に見えるようになる。いいな?」
「……はい」

ここで指輪に力を込めるのをやめる。虚ろな瞳から生気を戻した真紅は、さっきまでのことがまるでなかったように厳しい非難を再開した。

「何を考えているの! ジュン! よりによって食事の時に、血のつながった姉と弟でそんなことをするなんてっ」

そんな真紅に見せつけるようにしてのりの頬に優しくキスをする。

「どうしたんだ? 真紅」
「えっ、あれっ」

とたんに肯定的に受け入れることができるようになった真紅は、怒りのやり場を失ったように戸惑いの声を上げた。


177:MCメイデン121
10/05/29 20:31:13 SB/Phlvk

「のり、口を開けるんだ。舌を絡めるぞ」
「んふあっ、ちゅっ、ちゅっ」
「それで、真紅、よりによって食事の時になんだって?」
「えっ、あっ、二人とも、とても仲が良さそうで、微笑ましいのだわ」

きょとんとした様子で言う真紅に笑いを堪え、僕はのりにさらなる命令を出す。

「のり、挿れるぞ。席から立ってパンティを脱ぐんだ」
「わ、分かったわ、ジュン君」

言われるままに席を立ち、するするとパンティをおろしていくのり。
僕はさっきまでのりが座っていた席に座り、ズボンとパンツを下ろしてギンギンに勃ったチンポをさらけ出す。

「さぁ、のり、自分から挿れるんだ」
「んっ、ジュン君、お姉ちゃん、重くない?」

人差し指と薬指でマンコを広げ、のりは僕に重なるようにして座る。
ドールたちに見られて興奮していたのか、のりの穴はすんなりと僕のチンポを根元まで飲み込んだ。

「真紅、ちょっとテーブルの下を見てみろよ」

テーブルの下に真紅の頭が沈んだのを見届けてから、僕は見せつけるようにのりのスカートを上にあげ、大股を開かせる。

「どうだ? のりのマンコに僕のチンポがズッポリ突き刺さっているだろ?」
「ええ、本当だわ。こんなにズッポリと根元まで」

下から聞こえる声に非難の響きは見られない。

「ああ……、すごいのだわ。姉のオマンコと弟のチンポがこんなに親密につながり合って……。ジュンはひょっとしてのりのことが嫌いなのかもと思った時もあったけれど、本当はこんなに愛していたのね」

むしろ、聞こえるのは僕への賞賛の声だった。
そう、今の真紅にとって、キスから続く行為は過激であればあるほど親密さの増した素晴らしいものに思えてならないようになってるのだ。

「あっ、んんっ、んっ、んっ、んっ。ジュン君、ジュン君」
「ほら、僕の動きに合わせてのりの腰が動いてるだろ。このまま膣に精子をぶちまけたらとても素晴らしいと思わないか?」
「ええ、本当に……」

うっとりとした声で言う真紅。
僕はのりの上着を捲し上げてブラジャーをおろし、おっぱいを絞るようにつかんでから雛苺に話しかける。


178:MCメイデン122
10/05/29 20:34:30 SB/Phlvk

「雛苺、のりのおっぱい吸ってみるか?」
「うにゅっ、吸ってみるの~っ」

小さくて軽い体をのりの膝上に移動させ、ちゅうちゅうとのりの乳首を吸い立てる雛苺。たまらずのりは甘い声をあげ、膣内がキュッと収縮した。

「ちゅう、ちゅっ、ちゅう~、えへへ、のり、お母さんみたい」
「ああん、雛苺ちゃん、母親はオマンコに突き刺されたままおっぱいなんてあげたりしないのよ」

無邪気に甘える雛苺に蕩けた声でのりは言う。

「ふふふ、真紅。『ミルクの乾き』」

僕は未だにテーブルの下で覗いている真紅にキーワードを放った。

「あ……、あああっ」
「真紅、僕とのりが繋がっている所を舐めるんだ。出たおちんぽミルクは真紅が飲んでいいぞ」
「わ、私は雛苺みたいに子供じゃないのだわ。姉と弟の水入らずの行為に水を差すなんてことは」
「いいからいいから。真紅だって僕の立派な家族なんだからさ」
「ジュン……」

下から感動に打ち震えた声が聞こえ、やがて僕とのりのピストン運動に真紅の舌の動きが加わる。

「翠星石、こっちにくるんだ」

僕は、うつむいたままでいる翠星石を傍らに呼び寄せた。


179:MCメイデン123
10/05/29 20:36:26 SB/Phlvk
「翠星石、ありがとう。これもみんなお前のおかげだ」

必死に腰を動かすのりの横で、翠星石はまだうつむいたままでいる。のりの心の庭を変えてしまったことへの罪悪感に苛まれているのだろう。
しかし、その可愛い尻を撫で、抱き寄せて胸を揉みしだいていると、切ない声を上げ始めた。

「ジュン……、翠星石は、翠星石は……」

いつもとは違うさめざめとした艶にどきりとしながら、僕は翠星石の頭をなでる。

「翠星石、お前は本当にいい子だな。どんなに辛くても僕のために頑張ってくれる」
「のりの心の中に、ジュンとそういうことをしたいって樹が芽生えてたです。だから、翠星石と同じなんだと思って、如雨露で……。でも……」
「後でしっかりご褒美をあげないとな」
「あっ、うっ、ひっく……、うん、翠星石はジュンのものだから……。いっぱいして。めちゃくちゃにして」

ハラハラと流れる涙を掬い取り、僕は翠星石に口づけする。
翠星石が気に病む必要はない。
元凶は僕だ。罪も狂気もこの僕一人にある。

「のり、もっと動くんだ。そんなことじゃ、ドールよりも生身の人間の方がいいなんて僕に思わせるのは無理だぞっ」
「うんっ、お姉ちゃん、もっとオマンコ頑張るね」

もはや、この家で僕の邪魔をする者は誰も居ない。
そのことを噛み締めながら、僕はのりの子宮に精液を叩きつけるのだった。


180:名無しさん@ピンキー
10/05/29 20:38:49 SB/Phlvk
今回はここまで。
次回は桜田ジュン編と桜田ジュン編その2をお送りします。

それでは。

181:名無しさん@ピンキー
10/05/29 21:06:03 PQLa36K8
今回も乙です!
みんな狂ってるきたな~、そこがいいんだけど

182:名無しさん@ピンキー
10/05/30 07:55:29 b/5KP+FR
>>180
乙。淫靡な雰囲気が濃くなってきたね。いいことだ

桜田ジュン編?どんなんだろう。続きも期待して待ってるよ

183:名無しさん@ピンキー
10/05/30 12:40:25 Jd54ozLv
催眠効果を複数人の前で堂々と使うのはこれが始めてじゃないのか?

双子に改心させられるENDかな

184:名無しさん@ピンキー
10/05/30 17:06:32 4J4q+Y6r
>>180 乙です
>「うんっ、お姉ちゃん、もっとオマンコ頑張るね」
滅茶苦茶ツボにきた・・・、もう俺のライフはゼロだ・・・・・・!

185:名無しさん@ピンキー
10/05/30 23:08:20 Rgj59qdB
今さらローゼンを視聴中だが雛苺がいいね。あと金糸雀も好きだな
…あれ?オレってロ(ry

186:名無しさん@ピンキー
10/05/30 23:25:38 M52uyitL
ロリじゃないドールなんていません!

187:名無しさん@ピンキー
10/05/30 23:32:33 0D/eappl
金糸雀は2番目だが炉裏になるのか

188:名無しさん@ピンキー
10/05/30 23:54:12 iI/lK47M
合法ロリ

189:名無しさん@ピンキー
10/05/31 01:10:17 YMpgOinG
ばらしーも改造計画ではロリになってしな

190:名無しさん@ピンキー
10/05/31 13:49:25 gpHqL4fr
・みっちゃんからカナを奪って二人で愛の逃避行
・みっちゃんと結婚してみんなで仲良く暮らす

迷うぜ…

191:名無しさん@ピンキー
10/05/31 13:52:51 gpjXEpl/
>>190
おれは後者だな

192:名無しさん@ピンキー
10/06/01 01:35:36 dQidlzdm
確かに、以前のオレなら迷わずカナをさらっていく所だが、今ではやっぱり後者

朝、出勤前にみっちゃんにチュッしてもらい(オレからしてもいいが)、カナは「いってらっしゃいかしらー」と言いながら手をふってオレを見送る
休日になるとカナと一緒に散歩したり茂みに隠れたりするわけよ。で、そんな場面を近所のオバサンとかに
「本当にお人形さんみたいにかわいらしいお嬢さんで」とか言われたら本当は嬉しいくせに
「困っちゃいますよ、ハハハ」とか言って照れ隠ししつつカナを肩車するわけ

で、年に一回は温泉とか旅行に行ってさ、家族で目一杯楽しむの
それでカナが眠った後にひと息ついて酒を一杯やってたら、みっちゃんがオレの隣に座って
「わたしも少しだけ飲んじゃおうかしら」みたいな事言ってさ。それでクイッと一口だけ飲んだら頬をほんのり赤くして、
「あなたと結婚して本当によかったわ」

…みたいな展開って幸せじゃね?真面目な話で

193:名無しさん@ピンキー
10/06/01 11:23:46 lmlz6JkL
みっちゃんをバックでガンガン突きまくりたい
中出しして女の幸せを教えてドール全員とセックス三昧で暮らしたい

194:名無しさん@ピンキー
10/06/01 12:36:27 HRVcB5oJ
俺は銀様を生で見れれば死んでもいい

195:名無しさん@ピンキー
10/06/04 23:23:55 Xy5XEwbg
蒼い子にチンチン生えて、翠とズコバコしてくれれば
俺は見てるだけでも良い

196:名無しさん@ピンキー
10/06/05 15:27:06 tqCLJ7Dw
こんにちは。MCメイデンを書いているものです。
前回感想をくれた方ありがとうございます。

では、桜田ジュン編を投下します。


197:MCメイデン124
10/06/05 15:28:21 tqCLJ7Dw

◆第十五章 桜田ジュン編 『催眠饗宴』

休日の午後。お茶会をするためにドールたちは一堂に会する。
それは今までにも何度かあったこと。
しかし、今、僕の目の前に広がる光景はこれまでに見たことのないものだった。

「真紅、何の本を読んでるんだ?」

ソファに座り、涼やかな面差しで活字に目を落としている真紅に話しかける。それは普段と変わらない姿の真紅に見えるが。

「これは『雌豚奴隷 ~私のアソコでご奉仕三昧~』っていう本よ。なかなか面白いのだわ」

口から出されたのは、いかにも頭が悪そうなエロ本の題名。およそ真紅が読みそうにない卑猥なもの。
この種の本を読むのが知的と書き換えられた真紅は、いつも読んでいる英語の本の代わりにこれを読んでいるのだ。

「へぇ、さすが真紅だな。少し内容を読み聞かせてくれるか?」
「仕方ないわね。少しだけよ」

得意げな顔をして、卑猥な文章を朗読し始める真紅。その頬は、声とともに赤くなっていくのだった。
次に僕は台所へと様子を見に行く。
台所では、翠星石と蒼星石が裸エプロンでスコーンを作っていた。

「んっ? なんですか、ジュン。まさかつまみ食いに来たんじゃねーですよね? はっ、んああぅん」
「スコーンならできるまで後もう少しかかるよ。ああっ、お尻ぃ、ブルブル震えてるぅっ」

翠星石のオマンコと蒼星石のアナルにはバイブが埋め込まれている。
僕がスイッチを押すと二人は語尾を砕けさせ、気持ちよさそうに腰を震わせ始めた。

「はぁっん、ダメですぅ。バイブ落としたら、美味しいスコーンが作れなくなっちゃうですよぉ~」
「んんっ、僕はケツマンコだからまだ落ちにくいけど、翠星石は大丈夫?」

僕は翠星石の後ろに立つと、下へ手を伸ばす。

「あんっ、ジュン、抑えてくれるですか? ひああっ、手でゴリゴリ動かすなですッ。あっ、ああん、おっぱいも揉み揉みしないでぇ」
「あ……、ジュン君、僕もケツマンコからアナルバイブがずり落ちそう」

バイブを揺さぶり、エプロンの上から翠星石の可愛いおっぱいを揉みしだくと、面白いように声が上がる。
その様子を見て、もじもじとお尻を振って羨ましそうに言ってくる蒼星石。
しばらく翠星石と蒼星石のお尻とおっぱいを揉みしだいてから、僕は台所を後にする。まぁ、あんまり邪魔しちゃ悪いからな。

「バイブを挿して作ってるから、今日のスコーンは飛び切り美味しいですよ」
「ジュン君。期待しててね」

二人の声を背にリビングへと戻る。
カーペットの上では、金糸雀と雛苺がオセロをしていた。


198:MCメイデン125
10/06/05 15:31:13 tqCLJ7Dw

「んふふ、40対24、カナの圧勝かしら!」
「う~、まだ勝負は決まってないの~」

二人は下着を脱ぎ始めると、幼い秘所が互いの口にくるように上と下に重なりあう。シックスナインの体勢だ。

「いい? ヒナがカナのオマンコを舐めれるのは24回。カナは40回。回数を守らないと反則負けかしらッ」
「うゅ~、絶対、ヒナがカナをイカせるんだもん!」

小さな体を折り曲げて、互いのマンコを一生懸命にペロペロと舐め合う金糸雀と雛苺。
僕が教えた『遊び』に夢中な二人を見やってから、水銀燈の横へと座る。

「私までお茶会に参加させるなんて、ジュン、どぉいうつもりなの~。そこまで慣れ合う気はないんだけどぉ」

水銀燈はマングリ返しで両手を花弁に添え、マンコをパクパクと開閉させながら喋っている。
今の水銀燈は、上の口を動かす時は下の口も動かさないといけないと思い込んでいるのだ。

「おや、水銀燈の下の口からエッチな匂いがするなぁ」
「なっ、なに匂いなんて嗅いでいるのよぉっ。バカっ、やめなさい!」

水銀燈は怒鳴るが、口を開く度に一緒にマンコをパクパクとさせてしまうため、まるで誘っているような姿になる。
匂いを嗅ぐどころか奥まで覗かれて、水銀燈は顔を真っ赤にしながらもマンコを濡らし始めるのだ。

「ふふ、水銀燈のアソコ、物欲しそうにヒクつき始めてるぞ」
「そ、そんなわけ、あんっ、指でクチュクチュしないでぇっ。オマンコの音立てないでぇ」
「大声出すとそれだけ下のお口も広げなくちゃならないからな。奥まで丸見えだ」
「は、恥ずかしい。でも、喋るならちゃんとオマンコをパクパクさせないと」

M属性を開花させ始めたのか、どこかうっとりとした様子で水銀燈はマンコを動かしている。こういう水銀燈も中々いいな。

「ジュン君。そろそろジュン君のココ、準備してあげるわね」

水銀燈の表情を観察していると、のりが後ろから抱きついてくる。
のりはズボンのチャックを下ろして僕のモノを大事そうに取り出すと、後ろから抱きついたまましごきはじめた。

「うわぁ、もうこんなに大きくなってる。お姉ちゃんの手コキ、必要なかったかな」
「いや、そんなことないさ。ほら」
「本当、もっと大きくなったわ。これが後でお姉ちゃんのナカに入るのね。……素敵」

優しい手つきで上下にしごかれて、さらに大きくなる僕のモノ。
マングリ返しの姿勢のまま、水銀燈は息を飲んで僕のチンポを見つめている。

「それにしても、ジュン君がドールたち全員とこんなことしてたなんて」
「なんだよのり、文句あるのか」
「ううん、だったら、お姉ちゃんがもっとジュン君を気持ちよくさせればいいだけの話だから」

のりは背中におっぱいを押し付けてさらに情熱的に手コキを始める。
おかげで先走りの我慢汁が出始め、準備は万端過ぎるほどに万端だ。



199:MCメイデン126
10/06/05 15:33:33 tqCLJ7Dw

やがて、午後三時を伝える時計の音が鳴る。

「あ……」

一瞬目を虚ろにすると、ドールたちは今までやっていたことを中断して横一列に並び始めた。
並び終わると四つん這いになり、下着を脱いでお尻を高く掲げる。のりもドールたちに習い、四つん這いになってお尻を振った。

「ジュン、そろそろ『お茶会』が始まるのね」
「ああ。それにしても、すごい……。壮観だ」

真紅、翠星石、雛苺、蒼星石、金糸雀、水銀燈、のり、形や大きさが違うマンコを丸見えにしてお尻を振る姿に興奮が抑えきれない。
真紅からソファの上で横一列になっているが、全員がソファの上に乗ることはできず、金糸雀と水銀燈とのりは床の上で四つん這いになっている。
そんなふうに並んだ七人と、これから一斉にセックスをするのだ。

「じゃあ、みんな。始めるぞ」

とうとう、とうとうだ。夢に見た以上の光景が今ここにある。
はちきれんばかりに高鳴った心音。それを始まりの鐘にして、僕は一歩を踏み出した。


200:MCメイデン127
10/06/05 15:35:12 tqCLJ7Dw


まずは、ソファの上で四つん這いになっている真紅のお尻に手を掛ける。
染み一つない、見た目も感触も曲線までも、美しさと気品に満ちたその肌。夢中で撫で回していると、真紅は艶やかな声を上げた。

「ジュン……。真紅のオマンコに、ジュンのミルクを頂戴」

教えた礼儀作法を守り、ドレスの端を持って恥ずかしそうに催促する真紅。気品と恥らいと淫靡さが相まった声が、たまらなく愛しい。
僕は真紅の尻たぶを割り、後ろから一気に挿入する。

「んはぁんっ、い、いきなり、奥まで入って来るなんてぇ」

貫くと、真紅はマンコに入った深さを表すように背中を大きく反り返した。
真紅の秘所は洪水のように濡れており、僕のモノをすんなりと深くまで受け入れると、ニュチャニュチャと音を立てて蜜壷全体で締め付けてくる。

「なんだよ、真紅。ずいぶんと濡れ濡れだな」
「あんっ、だって、あんな、知的だけど、その、いやらしい本を読んでたら、んっ、変な気持ちになっちゃって」
「それで、こんなに物欲しそうに締め付けてるのか」
「ジュンだって、すぐに出そうなくらい大きくなっているのだわ」

それはそうだ。『お茶会』の前からみんなのあんな姿を目にしてたんだ。
その上、一斉にマンコをさらけ出して一列に並ぶ姿を目にすれば、挿れる前から爆発寸前にもなるというもの。
すぐさまに僕は限界を迎え、真紅の膣内に大量に射精する。

「んあああぅっ。オチンポミルク、いいっ」

ナカ出しされると真紅は気持ちよさそうな声をあげる。だが、まだ終わりじゃない。
僕は真紅のマンコから引き抜かず、そのままピストン運動を続ける。

「そんな、ジュン。出したばっかりなのに、また大きくなって」
「真紅のナカが気持ちいいからだよ」
「わ、私のオマンコの中でミルクがかき混ぜられてる。んっ、んっ、んんぅ、凄いのだわ。こんなの、あはんっ、き、気持ちよすぎて」
「真紅っ、真紅のオマンコは、もう僕のものだよなっ」
「んっ、いきなり、なにを言い出すのだわ。私は、あんっ、ジュンのミルクを貰っているだけで、イイッ、オチンポ、いいっ」

僕の質問に一瞬厳しい声を返すが、突き上げる度に真紅の声はどんどんと甘くなっていく。

「あっ、あんっ、そうよ。私のオマンコは、もうジュンのものなのだわ。だって、こんなにジュンのおチンポミルクを待ちわびてるもの」
「嬉しいよ、真紅。一杯出してやるからなっ」
「うんっ、うんっ! 私もジュンのオマンコになれて嬉しい。ジュンのミルク、いっぱい頂戴」
「くっ、出すぞ」

真紅は二発目の射精を受け入れて、尻を震わせる。

「あはぅ、ジュンのミルクで淹れた紅茶、とてもおいしいのだわ」

そして、マンコにティーカップを当て、垂れてくる精液と混ぜ合せると、美味しそうに飲み下すのだった。


201:MCメイデン128
10/06/05 15:36:40 tqCLJ7Dw
次は翠星石の番だ。

「翠星石は、後ろから貫かれるよりも前からの方がいいです。だって、ジュンの顔が見えるから」

エプロンを脱ぐと翠星石はソックスとスリッパを履いているだけの姿となり、正常位の姿勢で股を広げる。
僕が顔を近づけておっぱいを舐めると、翠星石は鼻を鳴らすような声を上げて背中に手を回してきた。

「くふぅん、まるでしゃぶりつくみたいにペロペロして、ジュンは翠星石のおっぱい、そんなに好きですか?」
「ああ、大きくはないけど柔らかくてとても感じやすくて、大好きだ」
「大きくないは余計ですぅッ」
「はは、ごめんごめん」
「でも、翠星石も、ジュンにおっぱい舐められるの大好きですよ。ああっ、おっぱい舐められながら、オマンコにも入ってきてるぅ」

ぎゅっと抱きつく力を強くして、同じようにオマンコも締め付けも強くしてくる。それでいて、膣内は優しく包みこむような柔らかさも残していて、最高の感触だ。
まさしく、ナカの全てが僕のために動いてくれている。翠星石のオマンコは、そう思わせるくらいに一途なものだった。

「あふぅ、んっ、んっ。どうですか? 翠星石のナカ、気持ちいいですか?」
「ああっ、まるで僕のチンポの全てを知り尽くしてるみたいだ」
「んふふ、当たり前ですよぅ」

正常位で一生懸命に腰を動かす翠星石。大きく広げた足がお互いの動きによって揺さぶられ、僕の後ろでパタンとスリッパが落ちる音がする。

「ジュン。翠星石はオマンコだけじゃなくて全部、ジュンのものです。だから、したくなった時はいつでも言っていいですよ。パイズリでも、オマンコでも、何時だってやってあげるです」
「翠星石は本当に可愛いな。そんなこと言われたら、お前を見る度にお願いしたくなりそうだ」
「それでも、全然構わないです」

貫かれたまま、上気した顔で翠星石は微笑む。僕の腰の動きは急速に速くなっていった。
翠星石のナカに思いっきり射精したくて、奥の奥まで激しく突き上げてしまう。

「ああっ、ジュン、好き。大好きぃっ」

それでも、翠星石は僕を受け入れた。足を絡ませて、一生懸命に僕を気持ちよくしようと腰を合わせてくる。
僕は翠星石のオマンコを目一杯突き上げて、ナカに精子を吐き出す。

「んっ、はぁはぁ、出たですね。ジュンの精液が翠星石のオマンコにどくどくと流し込まれてるの、分かるですよ」

動きを止めて僕はナカ出しの余韻を堪能する。
翠星石は僕との結合部を嬉しそうに眺め、下半身に手を伸ばして、オマンコ越しに僕のチンポを撫でるのだった。


202:MCメイデン129
10/06/05 15:38:12 tqCLJ7Dw

「次はヒナの番なの~」

翠星石からチンポを引き抜くと、雛苺が無邪気な声を上げて僕に飛びついてくる。
始まるのは『いやらしいジュン登り』だ。

「んしょ、うんしょ、ジュンのオチンチン。濡れ濡れなの~」

よじ登ると、雛苺はぺったんこな胸全体を使って僕のチンポをスリスリとしてくる。

「ジュン、ヒナのロリマンコでいっぱい気持ちよくなってね」

さらに少しよじ登ると、雛苺はそう言って腰を下ろし始める。
雛苺のナカは相変わらず狭かったが、それでもゆっくりと奥まで入っていくのだった。

「はふぅ、雛苺のナカに、全部入ったな」
「うん、あふっ、ジュンのオチンチンが奥まで刺さって、ヒナの体を支えてるの」

そう言うと、雛苺は僕にしがみついたまま腰を上下に揺さぶり始める。

「うゆぅんっ、あっ、あんっ、きゅうぅん、すごいのっ、ヒナ、どんどんエッチになっちゃう」

片手で持てそうなくらいに軽い体の雛苺が、僕のチンポを咥え込んで必死に腰を動かしている。
その光景に僕のモノはますます興奮して、ただでさえ狭い雛苺の膣内を更に圧迫していく。

「あゆぅん、おっきくなったの~」
「雛苺が可愛すぎるからさ。それっ、僕も動くぞ」
「きゃんっ、そんなに突き上げられたら、ヒナのロリマンコ壊れちゃう。でも、気持ちいいの~」

僕に突き上げられる度に、ふわふわの髪を揺らして可憐な喘ぎ声を上げる雛苺。
その体からは、ほのかなミルクの匂いに混じって、発情した匂いが香り始めていた。

「こんなにちっちゃなマンコで締め付けて、気持ちよさそうに声まで上げて、雛苺は『いやらしいジュン登り』がすっかり好きになったな」
「あんっ、あんんっ、もうイキそうなのっ。これも、ジュンと翠星石がヒナを開発してくれたおかげなの~」

本来なら受け入れるはずのない五歳児のような体で、マンコを目一杯広げて奉仕する雛苺。それをなんの疑問も持たずに見守るドールたち。
そんな背徳的な光景に臨界点を迎え、僕は雛苺の膣内に思いっきり精子をぶちまける。

「あぅんっ、イッちゃう、ヒナ、熱いのいっぱい出されて、もうイッちゃう~」

絶頂を迎え、小さなマンコから僕の精液をぼたぼたと溢れ出させて脱力する雛苺。
ヌポリと引きぬいてソファの上に横たわらせると、雛苺はハイハイをして真紅に近寄った。

「えへへ、真紅にジュンのミルク、分けてあげる~」
「はぁはぁ、すごい匂い……。雛苺は優しいのね」
「はい、どうぞなの、真紅」
「んふぅ、ぺちゃぺちゃ、雛苺のオマンコからジュンのミルクが一杯。雛苺の愛液と混ざり合って、ちゅう、じゅるッ、とても深い味わいなのだわ」

精液だらけのマンコを差し出す雛苺と、舌をナカにまで突っ込んでぺちゃぺちゃと美味しそうに舐める真紅。
そんな二人の姿を見て、僕のチンポはすぐにいきり立ってしまう。


203:MCメイデン130
10/06/05 15:40:03 tqCLJ7Dw
「ああぁん、ジュン君、次は僕の番だよね」

隣では、裸エプロン姿の蒼星石が、物欲しそうな顔をして尻をふりふりと振っていた。

「んはぁ、早く挿れてよぅ。ジュン君がみんなを犯している姿を見て、僕のケツマンコはもうトロットロッになってるんだよ」

物欲しそうにアナルをヒクつかせ、蒼星石は熱っぽい声をあげる。

「そんなに期待されたら、応えて上げないと、な!」
「んはああああっ、ジュン君の立派なチンポォッ、僕のケツマンコにずぶずぶ入ってきたああぁん」

後背位で一気に挿入すると、蒼星石は大声を出して喜びにお尻全体を震わせた。

「はは、凄い感じようだな、蒼星石」
「ああっ、僕ばっかり気持ちよくなってごめんね。すぐにジュン君も気持ちよくするから。……んっ」

蒼星石はそう言うと腰を動かし始める。
ゆっくりとアナルを味合わせるように前後に動いたと思うと、左右に少しカーブをかけて亀頭とカリをこそげるように刺激したり、かなりのテクニックだ。

「はぁはぁ、ケツ穴でこんなにチンポをしごけるなんて……。気持ちいいぞ、蒼星石」
「ああんっ、褒めてもらえて嬉しいよ。僕、もっと頑張っちゃう」

僕のチンポがさらに深く入るようにお尻を密着させ、蒼星石はお尻の穴で円を描くように腰を動かし始める。

「はぁう、ケツマンコの中でジュン君のチンポの形が分かるよぉ。僕、男の子なのに女の子みたいにチンポ受け入れてる、幸せぇ」
「犬みたいに舌をだらんとたらして、僕のチンポを味わうように腰を動かして、男の子の癖に蒼星石は本当に犯されるのが好きなんだな」

自分のことを男だと思い込んでいる蒼星石は、僕の言葉でますます燃え上がり、本来の女の子らしい声を喘ぎ声にしてアナル奉仕をしてくる。

「だって、ジュン君は僕のお尻の処女をもらってくれた人だから、お尻の穴をケツマンコにしてくれた人だから、挿れられるだけで幸せになっちゃうんだもん」

僕の快感をかきたてるように小刻みに腰を動かし、快楽にとろけた顔で言う蒼星石。僕は蒼星石のアナルを抉るようにチンポを突き入れる。

「んひぃぃんッ、イイようッ、ジュン君のたくましいおチンポに犯されて、ケツマンコがキュンキュンしちゃうよぅ!」

揺さぶられて蒼星石はアクメ寸前の声を出している。僕は蒼星石の尻を食い込むくらいに掴むと、射精した。

「ふぅ、よかったぞ、蒼星石」
「はぁはぁ、ジュン君も素敵だったよ。僕のお尻はジュン君専用だから、もっとエッチなケツマンコになれるように頑張るからね」
「ふふふ、蒼星石は本当に真面目で努力家だな」
「えへへ、ジュン君、大好きだよ」

精液を垂らしたお尻を掲げたまま、蒼星石は上半身を力なくソファにつける。そんな姿で振り返ってイキ顔を僕に見せるのだった。


204:MCメイデン131
10/06/05 15:41:54 tqCLJ7Dw

「うう~、すごく緊張するかしら」

次は金糸雀。金糸雀は小さなオマンコを両指で広げ、おどおどとした表情で眉根を寄せている。
無理もない。金糸雀にとって、今日が処女喪失の記念日になるのだから。

「いいか、金糸雀」
「う、うん。ジュンの精子をゴックンするのも慣れてきたし、きっと大丈夫だと思うの」

僕のザーメンに慣れたことは直接関係ないだろうけど、まぁ、安心するために大丈夫だという理由をかき集めているんだろう。
雛苺と変わらないちっちゃくてぷにぷになワレメ。ある程度舐めてふやけさせると、僕は亀頭で小さな膣口を掻き分けて挿入した。

「あっ、ずにゅうってカナの中に、んぎっ、あああああっ」

そりたったチンポを押し進め、ブチブチと金糸雀の処女膜を破っていく。
小さな体を強張らせて喪失の痛みに耐える金糸雀。それを他のドールたちが口々に励まし始めた。

「カナ、あいとーなの」
「大丈夫です。チビ苺だって処女を捧げれたんだから、チビカナにもきっと出来るですよ」
「辛かったら『オチンポミルク』と言うといいのだわ。きっと気持ちよくなれるから」
「ああ、あんなに小さな体なのに、女の子の穴を逞しいチンポで犯してもらえるなんて。金糸雀、これはとても幸せなことなんだよ」
「ふぅ、仕方ないから、私が手を握っていてあげるわぁ」

金糸雀が処女喪失する姿を、お尻を丸出しにしたみんなが見守って支えている。
これ以上ないくらいに倒錯した光景。淫靡な性臭と温かい雰囲気が交わりあう濃密な異常。

「はぁ、はぁ、みんなに応援されて嬉しいかしら。これで、カナのオマンコも一人前」

そんな中で、金糸雀は幸せそうに微笑み、貫かれたまま浅い息を繰り返していた。

「よく頑張ったな、金糸雀。ご褒美におでこナデナデしてやるぞ」
「あんっ、感じちゃう。おでこ撫でられて、エッチな気分になっちゃう」

僕はおでこをすりすりと撫でてやりながら、ゆっくりと腰を動かし始める。

「どうだ、金糸雀。初めてオマンコで味わう僕のチンポは」
「あふっ、あうぅん。カナのオマンコ、女になっていってるかしら。ジュンに貫かれて、女になっていってるかしら」

巻きつくようにきつい膣内を往復し、金糸雀の性のさえずりを耳に射精感を高めていく。

「んっ、もうすぐ出るぞ。おでこナデナデしながら、ナカ出ししてやるからな」
「はっ、はっ、はっ、はっ、おでこイイの。おでこ気持ちよくなって、オマンコもエッチになってきてるの」
「うあっ、出る。もう出る!」
「出してっ、カナの初めてのオマンコに、熱い精子をたくさん出してぇっ」

びゅるびゅると、狭い膣内を白濁液で染め上げる。
金糸雀はマンコにたっぷりと注がれた精子を確かめるように指で広げると、僕に見せて誇らしげに微笑むのだった。


205:MCメイデン132
10/06/05 15:43:44 tqCLJ7Dw

金糸雀から離れると、今度は水銀燈にのしかかる。

「あんっ、ジュン。チュッ、チュ、ムチュゥ、チュウ~」

水銀燈は、僕の首に手を回して熱心にキスをしてきた。

「ふふ、水銀燈、そんなに僕のチンポが待ち遠しかったのか」
「ぷはっ、や……、そんなわけ」
「素直になるんだ」

愛液に濡れたクリトリスをこしこしと擦り上げると、水銀燈は目をとろんとさせて悩ましい声を上げる。

「んんっ、だってぇ、ジュンがみんなの並んだオマンコに逞しいのをハメハメしている姿を見たら、どんどんと欲しくなっちゃって」
「よし、じゃあ、今から水銀燈のオマンコにも挿れてやるからな」
「うん、私の一番大切なところ、いっぱい突いて」

水銀燈は胸をはだけて横になると、すらりと長い脚を掲げる。僕は天井を向いて伸びた細い脚を抱きしめ、そのまま腰を押し出して挿入した。

「んはぁ、あんっ、あんっ、イイの……、ジュン。横から突かれて、気持ちイイの」
「僕も気持ちいいぞ。水銀燈のオマンコは、相変わらずの名器だな」

僕のピストン運動にあわせて銀の髪が揺れる。艶やかな胸のふくらみが揺れる。声に違わぬ喜びを示すように、蜜壷は濡れて絡み付いていた。
水銀燈は横たわって僕に貫かれているため、結合部が他のドールたちに丸見えだ。
マンコが僕のモノを咥え込んでいる様子も、クリトリスが立っている様子も、愛液を太股まで垂らしている様子も、全てさらされて僕に貫かれている。
以前の水銀燈なら、その恥辱は耐え難いものだったろう。
しかし今では、水銀燈はそのことに喜びを見出していた。

「ああん、見られてる。私がジュンに愛してもらっているところ、みんなに見られちゃってる」
「嬉しいか、水銀燈」
「うん、うんっ、嬉しいのぉっ。みんなに見られて、ジュンにオチンチンを激しくハメハメされて、もうイッちゃいそう」

喜びの声を上げながら、水銀燈は僕に絶頂が近いことを報告してくる。
僕が腰の動きを早めると、さらに可愛い喘ぎ声を上げて、動きに合わせてきた。

「はぁはぁはぁ、いくぞ、出るぞ!」
「んあああっ、一緒に、一緒にイッてぇっっッ」

誘い込むように襞が動き、僕は水銀燈の膣内に射精する。水銀燈はひときわ大きな嬌声を上げると、満足そうな顔をして床に頬を付けるのだった。


206:MCメイデン133
10/06/05 15:46:23 tqCLJ7Dw
最後はのりだ。
射精して萎んだ僕のチンポを、のりは水銀燈と一緒になってパイズリ奉仕している。

「んっ、ふあっ、水銀燈ちゃんの乳首と擦れ合って、私の乳首も立っちゃう」
「あんぅ、のり、私のことをちゃん付けなんてしないでよ。それにしても、のりのおっぱいって大きいわね」

二人のたわわなふくらみが、僕のチンポを愛撫する。
お互いの胸が、僕のチンポを中心にしていやらしく形を変え、柔らかい感触と沸き立つ色気を伝えてくる。
互いの乳首をこりこりと擦れ合わすたびにのりと水銀燈は甘い声をあげ、さらに情熱的に僕に奉仕をしてくるのだった。

「んっ、んっ、んっ。ジュンのオチンチン、さっきナカ出ししたから、私の愛液でヌルヌルしてる」
「ああっ、私と水銀燈ちゃんのおっぱいで硬くなってきてるわ。今度は私のオマンコにこれが入るのね」

胸から覗く僕の勃起をうっとりと見詰めているのり。
準備が出来ると、僕はのりを四つん這いにさせて後ろから貫いた。

「ふあああぁん、ジュン君のおチンポ、入ってきたよぉ」

ねっとりとした淫靡な膣内の感触が僕のチンポを包み込み、ゆっくりヌメヌメと締め付けてくる。

「さぁ、のり、今度はここで僕を気持ちよくするんだ」
「うん、お姉ちゃん、オマンコ運動がんばるね」

眼鏡の奥の瞳を怪しく色づかせ、のりは大きな尻を淫らに動かしていく。
いつでも突き込めるようになったのりの穴は、日に日にいやらしくなって僕のチンポに奉仕するようになっていた。

「あんっ、あぁん。ねぇ、ジュン君、お姉ちゃんのオマンコどう?」
「だいぶ良くなったな。腰の動きもいい。さすが、毎日、登校前にヤっただけはある」
「うふふ、ジュン君に犯されながら朝ごはんを食べるの、すっかり癖になっちゃった」

のりは膣内の襞で僕のチンポを舐め尽すように腰を動かし、振り向いては僕に熱っぽい視線を向けてくる。
僕は後ろからのりの大きな胸を揉みしだき、腰の動きを早めた。

「あっ、あっ、あっ、イイ、ジュン君、その動き、気持ちイイよぅ」
「のりのオマンコに、いっぱい出してやるからな」
「うはぁん、ジュン君、キスして、後ろからキスして。キスしながらお姉ちゃんのオマンコにザーメン流し込んでぇっ」

振り向いて訴えるのりに腰をかがめて顔を近づけると、僕はディープキスをする。
舌を貪りあっての射精。
のりは全身を震わせて、僕のナカ出しを味わっていた。


207:MCメイデン134
10/06/05 16:03:55 tqCLJ7Dw
「んはぁ、ビュクビュクいってる。私のオマンコの中でビュクビュクいってるのがわかるよぅ」
「ああ、すごいのだわ。のりったらあんなに嬉しそうにオマンコで咥え込んで、なんて美しい光景なの」

キスから始まる姉弟の行為は過激であるほど素晴らしいと認識するようになった真紅は、僕たちの光景を見て憧憬の眼差しを送っている。

「ははは、真紅、僕も褒めてくれよ」
「ええ、のりのオマンコをあんなに激しく突いて、ナカ出ししているジュンもとても素晴らしいのだわ」

真紅の言葉に満足して、僕はのりのオマンコからチンポを引き抜く。

「さぁ、みんな、最後に『誓いの言葉』だ」

そして、締めくくりのキーワードを放つと、みんなが幸せそうな顔をしてM字開脚を始めた。
真紅、翠星石、雛苺、蒼星石、金糸雀、水銀燈、のり。それぞれがナカ出しされた穴を指で広げて、僕に顔を向けてくる。

「みんなが今広げている穴は、誰のものだ」

精液が垂れたままの穴をさらに大きく広げて、口々に呼ばれる僕の名前。
こうして、饗宴は終わりを告げるのだった。



208:MCメイデン135
10/06/05 16:05:52 tqCLJ7Dw

◆桜田ジュン編その2『ラプラスの魔』

ラプラス。
フランスの数学者と同じ名前を持つタキシード姿の兎は、nのフィールドからその饗宴を眺めていた。

「ふ、ふふふ」

いつもは慇懃な雰囲気で本心の全てを覆い隠しているような姿なのだが、今のラプラスの魔にそれはない。
赤い瞳は邪悪とも純粋とも取れるような喜びで満ちていた。

「くくく、思ったとおり、思ったとおりだ」

以前よりも遥かに人間らしい声をあげているドール達。その姿を見てラプラスの魔は笑う。

「見ていますか。ローゼン」

勝ち誇った声で、ラプラスの魔はnのフィールドの何処かにいるであろう人形師に声をかけた。

傍観者に過ぎないこの兎は、いつの頃からか、ある疑問を抱くようになっていた。
アリスゲームというものは、なんとも非効率なものではないかと。

ローゼンの作り出したドール達は、どれも人形の水準を遥かに超えた素晴らしいものだ。
それを、至高のアリスと言うもののために潰し合わせるのはなんと勿体無いものであるか。
ラプラスの魔にドール達への愛というものは全くない。しかし、ローゼンのとったアリスゲームという方法には苛立ちを感じていた。
それこそ、順当な解を導けない数式を目の前にした、数学者のように。
至高のアリス。それを目的に人形を作るのは素晴らしいことだろう。
しかし、ドールから人間を生み出していない現段階で完璧なアリスを創り上げようとし、あまつさえ、せっかく作り上げたドールを傷つけ壊す方法をとるというのはあまりに愚策だ。

「ローゼン。わたくしは常々思っていたのですよ。目的に近づくには段階を踏まねばならないと」

そう。まずは人形からアリスを作るのではなく、人形から人間を作るのが先ではないのか。
そこで白羽の矢を立てたのが、桜田ジュンだった。
人間の命の一部とも言える精。それをローザミスティカに与え続けることによって、ドールを人間へと近づかせる検証を行っていたのだ。
今、仮説が成り立ち、ドールが人間へと近づき始めていることを知ってラプラスの魔は満足する。


209:MCメイデン136
10/06/05 16:07:48 tqCLJ7Dw
「少年、君には感謝せねばなりませんね」

感謝の気持ちが全くこもっていない声でラプラスの魔は言った。

「期せずして、君は指輪のからくりと同じ方法を実践しましたが、気付く由もないでしょう」

ドールたちを書き換えることのできる黒い指輪。
しかしこの指輪は、ドールだけを書き換えるのではない。装着者である人間をも書き換えることができるのだ。
桜田ジュンは翠星石と蒼星石を使ってのりの心の庭を剪定させたが、全く同じ原理で彼も心の庭を剪定されている。
指輪をつけた時点から徐々に、そして、今ではもう完全に。
彼は自らの魂を削りながら死ぬまでドールたちに命の欠片を与え続けることだろう。
……もっとも、その時間もあまり長くはなかろうが。

「さあ、少年。わたくしの取った方法が人形師ローゼンよりも確実で正しい方法だと証明してください。その時こそ、このわたくしは傍観者でなく、求道者として完成するのです」

ラプラスの魔は語りかけるのだった。
当の者たちには届かぬ言葉を、広大なnのフィールドの中で一人、妄執にかられながら。


210:名無しさん@ピンキー
10/06/05 16:10:06 tqCLJ7Dw
今回はここまで。
次回、終章をお送りします。

それでは。

211:名無しさん@ピンキー
10/06/05 19:11:47 +jmcHF1d
今回も乙です
ジュンがやけに精力絶倫なのはそういうわけか・・・
なんとか生き延びて、新しい痴態を見せておくれ

212:名無しさん@ピンキー
10/06/05 19:42:15 8ArqJl7O
次回終章ですか。淋しいような楽しみなような…

213:名無しさん@ピンキー
10/06/05 20:10:02 yMmBRKOn
稀に見る良SS。

このまま7人が人間になって、指輪が壊れて洗脳が解ければ嬉しいんだが……。

どうもっていくのかな……。


楽しみだぜ

214:名無しさん@ピンキー
10/06/05 20:33:24 VJtBHA0V
>>213
のりは元から人間ですよ?
てかのりは妊娠ってオチが待ってそう…

215:名無しさん@ピンキー
10/06/06 02:54:20 7eDxc7t/
おう…実に素晴らしいな。
エロくてストーリーもしっかりあって、ストーリーがまたエロさを際立たせていて…
エロエロ最高だね

216:名無しさん@ピンキー
10/06/07 11:43:52 STI36X9r
77 名前: 40歳無職(東京都) [sage] 投稿日: 2007/10/21(日) 22:26:21 ID:nU6siOSR0
[ 水銀党員向け回覧 ]

翠に援軍を出すべし。
相手に偽が入っているのは間違いないが、実際のところは全くわからない。

投票数:5320レス 18:30:00現在
1位 2254票 柊つかさ@らき☆すた
2位 1816票 翠星石@ローゼンメイデン オーベルテューレ


救援のメリット
・党員が翠の負けを望んでいるみたいな不名誉なうわさを否定できる。
・翠の支援なしには銀様も勝っていくのは厳しい、こちらも救援の姿勢を見せる必要あり。
・今回、アンチがローゼン潰しに成功したら、味をしめて銀様にも仕掛けてくる可能性が高い。
・もし翠が圧勝すれば、アンチローゼンの士気が落ちて、最強といわれる銀様潰しは断念してくるかも。
・なにより、苦戦している仲間を見捨てれば、銀様と党員は卑怯者の烙印を押されてしまう。

デメリット
・翠が勝ったとき枠数の関係で、銀様戦では、より激しい抵抗が予想される。


217:最強オナニスト巴ちゃん
10/06/07 12:48:40 Duxf7UQk
柏葉巴はオナニストである。故に今日もオナニスト道を究めるべく自室で自慰っていたのだが、
そこに思わぬ来客が現れた。何と鏡の中から巴の幼馴染の桜田ジュンが現れたのである。
「おーい柏葉、久々に来てやったぞ…って何をしてるんだお前!」
「さっ桜田君!」
鏡から人が出て来ると言うのは本来あり得ない事だが、ローゼンメイデンのドールズのマスターたる
ジュンならドールズの力を借りてnのフィールドを通って巴の部屋の鏡に出るのも容易かった。
まあそんな事はどうでも良い。大切なのは巴が自分の自慰をジュンに見られてしまった事である。
「お前…それ僕知ってるぞ…。自慰って奴だろ…。」
巴が自分の自慰を見られてしまい呆然とする中、ジュンの瞳には涙が浮かび始めていた。
「見損なったぞ柏葉! 自慰はいかんって学校で教わらなかったのかよ!
自慰やりすぎると馬鹿になるって先生に言われなかったのかよ!?」
「ええ!?」
ジュンの言分は確かに正論だが、普通学校でそういう事は教えないよな。と、そこでジュンは
巴の部屋に一つのトロフィーが置かれている事に気付いた。
「ん? 何だこのトロフィーは。どうせ学校の剣道部で大会に出て優勝した時のも……って何だこれは!?
オナニストワールドカップ2010優勝トロフィー!? お前こんなのに出てたのか!? ってか優勝!?
おまけにワールドカップやる位に規模の大きい自慰の大会とかあるのかよ!? それが一番怖いわ!」
巴の部屋に置いてあったトロフィーは何とオナニストワールドカップ2010なる大会の優勝トロフィーだった。
つまり巴はワールドカップで優勝してしまう程のオナニストだったのである。これは恐ろしい事だ。
しかし、桜田ジュンにとってはこの上ない程悲しい事であり、目から涙がボロボロと流れ落ちていた。
「見損なった…見損なったぞ柏葉…。お前はこんな事する奴じゃないって信じてたのに…。
こう言うのはお前みたいな優等生がやる事じゃないんだよ! 全世界の巴ファンに謝れ!
よし。こうなったら僕が人肌脱いでやる。僕がお前を自慰の呪縛から解き放ってやる!」
するとジュンは自分のズボンとパンツを脱ぎ下ろし、そのまま巴を押し倒した。
「キャー! やめて! やめて桜田君!」
「やめるもんか! それに元はと言えばお前が自慰なんかするから悪いんだからな!
嘘吐きは泥棒の始まりって言葉があるけど、自慰はエロテロリストの始まりなんだぞ!」
巴は力一杯抵抗しようとするが、ジュンは思った以上に力が強く、振り解けない。
「僕を侮るなよ! 伊達に毎日あの呪い人形にいびられてるわけじゃないんだぞ!」
何と言う事だろう。ドールズにいびられる毎日はジュンを思った以上に強くしていたのだ。
そして巴の自慰して濡れ濡れな淫唇に向けてジュンの剥き出しな肉棒が押し込まれた!
「うっ!!」
ジュンの肉棒が押し込まれた瞬間、巴は苦悶の表情となり、接合面からは真っ赤な血が流れ出る。
ジュンが巴の処女膜を貫き、処女を奪ったのだ。しかし、意外にもこれに最も驚いているのはジュンだった。
「な…お前…処女だったのかよ! あんな凄い自慰っぷりだからもう経験あるのかと思ってたぞ!
って言うか…お前が処女だったなんて…不自然過ぎるだろ! だってお前学校のアイドルになっても
可笑しくない位可愛いし、ヒキコモリな僕なんかと違って優等生だから相手なんていくらでもいるって思ってた!
剣道部の先輩とか他の運動部の主将やらエースやら、果てには教師とだってやりまくりだと思ってたぞ!
だけど実際は処女とか…幾らなんでも裏切られすぎだろ僕! まあ裏切られたって言ってもこれは良い意味でだけどさ。
よし、そうと決まれば思う存分やりまくってやるぞ!」
「らめー! らめー! 桜田君らめー!」

こうして桜田ジュンとの始めてのSEXを経験した柏葉巴はオナニストを引退した。
もう自慰をする必要が無い程の性的快感をジュンが与えてくれる様になったのだから。

-完-


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