井上堅二 バカとテストと召喚獣でエロパロ 4問目at EROPARO
井上堅二 バカとテストと召喚獣でエロパロ 4問目 - 暇つぶし2ch900:名無しさん@ピンキー
10/07/22 19:23:14 FtXOwtNd
>>898
オリキャラは毛嫌いする人も居るから諸刃の剣

しかし保管庫はいつになったら更新されるんだ?

901:名無しさん@ピンキー
10/07/23 00:09:27 WtQUfYlC
>>899
>>887のご要望にこたえた後に挑戦するかも

902:897
10/07/24 23:34:52 bjik9LBA
ムツ愛途中までいくよー
原作未見なんで色々アレだと思うけど、スルーでよろしく。
タイトル「ボクと実技と初めての」

903:ボクと実技と初めての
10/07/24 23:35:32 bjik9LBA
「…………なぜここにいる」
「うん?いやぁ、噂のムッツリ商会の繁盛っぷりを見せてもらおうと思ってさ」
放課後の校舎裏。売り上げを確認していた彼の横に、さっそうと現れたのは、緑のショートヘアの少女。
飄々とした彼女に、彼は少なからず興味と警戒心を持っている。
というのは、彼女が彼と同じ分野で戦う同志であり、かつ、実践派を自称して彼を挑発するからに他ならない。
ともあれ、あまり積極的にかかわると、いろんな意味で血を見る、そういう相手なのだ。
「…………もう店じまいだ。帰る」
「えー、なんでさ?あ、ボクがいちゃ邪魔?まぁ、そりゃそうだよね。抱き枕買ってるとこなんて人にみられたくないもんね」
うんうん、とうなずく彼女の横で、彼はさっさと荷物を片づける。
「…………帰る」
「あ、ちょっと!待ってよムッツリーニくん!待ってくれないと……(ぴらっ)」
「…………!(ぶしゅううう)」

***

「…………それで、俺に何の用だ」
出血→輸血という一連の流れを終えて、彼はしぶしぶ彼女に向き合う形になった。
「うん。実はムッツリーニ君に聞きたいことがあって」
「…………何だ?」
彼の正面に座りこんだ彼女のスカートは短い。
意図しなくても太ももがかなり見えていて、その奥にあるのがスパッツだとわかっていても視線がいってしまう。
そんなことはお見通しなのか、彼女はあくまでニコニコと、さわやかに言い放つ。
「ムッツリーニ君の参考書(エロ本)の隠し場所、教えてくれないかな?」
「…………却下だ。」
立ち上がろうとする彼の袖をつかんで、彼女は食い下がる。
「もう、待ってってば!あ、わかった、じゃあボクも何かムッツリーニ君の質問に答えるからさ?それでいい?」
何がどうそれでいいのか。
つっこみたいところではあったが、彼女のハニートラップに引っかかる間もなく逃げようとした彼の頭に、ふと一つの疑問が思い出される。
実は彼も、彼女に聞こうと思っていたことがあった。
参考書の話はまた別としても、彼から彼女に接触する機会はそうないのだから、ここで聞くのもいいかもしれない。
「…………俺も、聞きたいことがある」
座りなおした彼にほっとした表情を見せて、彼女は先を促す。
「うん、何?」
「…………お前の言う実践の相手は誰だ?」
「え?」
あまりにもストレートな質問に、普段は余裕綽々で対応している彼女も、目を丸くする。
しかしそんな様子には構わず、彼は続ける。
「…………転校前の学校のことも調べたが、お前とそのような関係になっている男はいなかった。
 …………であれば、実践派という自称そのものが疑わしくなる」
あくまで敵情視察として、少し調べさせてもらった、と彼が付け加えて話を結ぶまで、彼女はぽかんとしていた。
「なんだ…………ムッツリーニ君、やっぱりボクに興味があったんだ」
「…………っちがう!」
拳を握りしめて否定する彼に、彼女はいつもの調子を取り戻す。
「アハハ、ムキにならなくていいよ。でもちょっと心外だな、僕の実技を疑われるなんて」
いたずらっぽく笑った彼女は、ほんの少し目を伏せて、いつもとは違う表情で続けた。
「証明、してあげようか。ボクの実技がホンモノだって」

***

904:名無しさん@ピンキー
10/07/24 23:37:02 4iKM/F8K
きたあああああああああああああああ

乙です

905:ボクと実技と初めての
10/07/24 23:37:29 bjik9LBA
いつもならあの一言で失血死していただろう彼が今ここにいるのは、神の僥倖としか思えなかった。
いや、実は彼女からの挑発で一度出血した後、また何かあると予想して、処置していたのが功を奏したのだが。
「じゃあ、いいかな?」
水泳部の更衣室。長いベンチにタオルを敷いて、そこに二人は並んで腰かけていた。
そうして彼の顔を覗き込む彼女は、間違いなく美少女だ。かわいい。上目遣いだけでも、それなりの破壊力はある。
「…………(ゴクリ)」
目の前で瞳を閉じる彼女は、油断ならないいつもの彼女とは別人に見える。
薄暗いせいか、鼻につく塩素の匂いのせいか、いや、まずこの距離の近させいか。
ともあれ彼の頭の中には、これまでに詰め込んだありとあらゆる保健体育の知識が渦巻いていた。
「…………」
まずは唇を重ねる。柔らかい。顔を近づけると、ほんのりと彼女の甘い体臭が鼻をくすぐる。
唇をついばむ。もちろん彼女もそれに応じる。舌を伸ばして唇を舐めれば、それにもすぐに応える。
軟体動物のような舌を絡ませ、口内を貪る。
「は、む……」
「…………ん」
実技であろうとなんだろうと、保健体育で彼女に負けるわけにはいかなかった。
というのはもちろん彼女も同じことで、自然と口付けという名の実技の応酬も長くなる。
ややもすればがむしゃらになりそうな彼と違って、彼女は時折、控え目に動く。それがまた男を深追いさせる。
その必死さに、彼女も少し押されてしまったのか、つと彼の服を引っ張って止めるよう促す。
ようやく口を離すと、どちらのものともいえない唾液が糸を引く。
「は……ムッツリーニ君、急ぎすぎ」
そういう彼女の瞳は熱っぽくて、また、ついた息も色っぽくて。
「…………っ」
もう一度口づけて、ためらうことなく腕をまわして身体を抱き寄せる。
一瞬驚きに震えた彼女も、彼の背に腕を回す。
密着した体は熱くて、そのうえ柔らかくて、これが女子の体か、とまだ冷静な部分が確かめる。
そして冷静な彼の体は、これまで蓄積してきた知識を実行に移す。
そっと背をなぞり、無防備な腿に指を這わせる。
ひくりと彼女が震えて、彼にすがりついて、その実践が成功していることを証明する。
するするとスカートの中に手を進ませると、彼女が口付けから逃げる。
けれどそれは、決して消極的なものではない。その証拠に、彼女はいつものように、男を挑発する笑みを浮かべている。
「ふふ、やっぱり、スパッツの中が気になる?」
そういえば最近、そんなことを彼の召喚獣が口走ってしまったような気がする。
というか要するに、それは本心だ。気になるもんは気になるのだ。と、開き直れる彼でもないのだが。
「…………そんなことは」
「いいよ。でも、脱がせにくいだろうから……」
徐に立ち上がって、彼女は自らのスカートの中に手を入れ、スパッツだけを脱ぐ。
「はい。これで問題ないでしょ?」
すとんと、再び腰を下ろした彼女は、まだまだ余裕と言った風情で笑う。
しかし、床に脱ぎ捨てられてスパッツは、なんだか妙に生々しい。
それでも彼は、『保健体育では負けられない』という、こういう場面にはイマイチ似合わない気合いでもって、彼女をベンチに押し倒す。
「わっ……だから、急ぎすぎって……んっ」
抗議しかけた彼女が息をのんだのは、服の上から胸をもまれたからだ。
彼の手は円を描くように彼女の胸をもみしだき、合間に先端をこねる。
常にノーブラと公言している通り、服越しに伝わる感触は肌そのものだ。
おかげで、ほんの少し触れただけで、胸の先端がぷっくりとたちあがって、服の上からでもよくわかる。
それを指摘するようにこりこりとつまんでやると、高い声が漏れる。
「んんっ……ぁんっ気持ちいい、よぉ、ムッツリーニくんっ……」
「…………っ」
見た目にはいつもどおり服を着たままだというのに、この淫靡さはなんだ。というか、その目つきはなんだ。
いや、それより何より、さりげなく彼女が膝を立てているせいで、魅惑のミラクルゾーンが見えそうだ。
というか、ちょっと下がれば見える。確実に見える。どうなんだ。ここは見るべきなのか、それとも脱がせるべきなのか。
ここで「見るためだけに」身体を離すのは流れをブッタ切るからナシなんじゃないか。
とはいえ見ないで脱がせるのはあまりにもったいないのではないか。どうすればいいんだ。どちらがベストアンサーなんだ。
「…………」
などと悩むこと、数秒。
「は……あ、んんっ」
胸への愛撫を片手にまかせ、もう片方の手を太ももに滑らせ、まずはスカートの中に進む。
そしてまだ見ぬ神秘のヴェールに触れて、するべきことは。

906:ボクと実技と初めての
10/07/24 23:38:01 bjik9LBA
「ひゃ、そこっ……」
ヴェールの上からの愛撫、それが寡黙なる性識者の出した答えだった。
まずはゆるりと、軽くなぞるようにたしかめる。
思った以上に柔らかく、頼りないそこは、しっかりと熱をあげている。
真ん中あたりに指を這わせて、一番敏感なモノがあるあたりを強めにこする。
「あっ、そこはっ……ひゃ、やぁんっ!」
びくびくと震える体。可愛い悲鳴。すがりつく手。
今のところ彼が圧倒的に優位で、彼女はただうちふるえているだけ、なのだが。
「…………っ」
そんな状況で、いつもは鼻から噴出するはずの血液が下半身に集まって、彼は彼なりにかなりのピンチに陥っていた。
そうなると当然その有様は彼女にもわかってしまうわけで、肉食系女子も黙ってはいない。
「あ、あっ……ムッツリーニくん、も……っしてあげるっ」
「…………っ!?」
頼りなさそうにすがりついていた手が、生き生きと彼の体を降りていって、硬く立ち上がったそれを服の上からなで上げる。
のみにとどまらず、つかんだり、先端を手のひらでこねたり、これぞ本領発揮という勢いで、一気に彼を追い詰める。
「…………くっ」
制服の上からでも、そういう刺激を女性から与えられているというだけで、かなり興奮する。
そして苦しい。
休まず彼女を攻撃していた手を止めて、彼は身体を引く。しかし撤退ではない。新たな攻勢に出るためだ。
しかし彼女は逃げたと思ったのだろう、意味ありげな笑みで彼を眺めていた彼女は、彼の動きでぱっと頬を染める。
彼女の膝を抱えて、足を開かせる。そこには、ぐっしょりと濡れそぼった水玉模様の布があった。
「…………濡れてる」
「っ!そ、それは、だって、ムッツリーニ君がえっちなことするから、気持ちよくて……」
と、あまり恥じらうでもなく、それでも慌てたように言い訳を言うあたり、本当に実践派なのかと疑いたくなる。
「…………つまり、快感によって愛液が分泌された…………性交渉の準備をしている、ということ」
「む、ムッツリーニくんだって、もう準備が―ひゃっ!?」
するりと、その濡れた水玉を脱がせれば、いやらしく糸を引いた粘液が目に飛び込んでくる。
途中で途切れたそれは彼女の太ももに落ちて、ぬらぬらと光って彼を誘惑する。
「…………(ペロリ)」
「えっ!?ひゃ、ちょ、ムッツリーニ、くんっ……!」
太ももに落ちた粘液を舐めとり、そのまま脚の間へと進んでゆく。
むせるような女の匂いがするそこは、参考書で知っていたつもりだったが。
「…………ここが、大陰唇……小陰唇……」
眺め、名称を確かめ、舌を伸ばす。
「や、だめ、シャワー浴びてないから、汚いよっ……!」
シャワーを浴びずにこうされるのは初めてなのだろうか。やはり、言うほどの経験はない、と判断せざるを得ない。
そもそも、ここまでしている男が、その程度の抵抗で止めると思っているのだろうか。
ともあれ、今は知識を経験にしている最中だ。このチャンスを十分にモノにしなければ。
「…………(ちゅぷ、ちゅうっ、じゅううっ)」
「ひゃ、やぁ、吸っちゃだめぇっ……」
丹念に口を動かす彼の頭を、彼女の引き締まった太ももがはさむ。
かわまず、生温かい愛液をすする。汗のようなしょっぱさと、なんともいえない風味がする

907:ボクと実技と初めての
10/07/24 23:44:32 bjik9LBA
これはまさに、体験しなければわからない部分だろう。
時折陰核を吸うと、びくりと身体が跳ねる。
「ムッツリーニ、くんっ、も、もぅ、だめっ、きもち、いぃっ……」
息を乱して、身体を震わせて懇願する様は、かえって男を挑発すると、知っているのか。
「…………まだ、指も入れていない」
言葉とともに指をさし入れると、予想以上に熱い粘液と肉壁に包まれる。
ここに自分自身が入っていくと想像するだけで、彼自身が気持ち良いような錯覚に陥る。
「あ、あぁ……ん、もっと、奥……して……」
ゆるゆると、入口の近くを行き来していた彼にねだる彼女の顔も、これでよく見える。
いつもはぱっちりと開いている大きな目が、少し虚ろになっている。
息が上がったせいか、頬に血が上って、ほんのりと色づいている。
「…………(いい)」
もっと過激で直接的な画像なんていくらでも見ているのに、やはり目の前にすると違う。
何より、自分が触れている場所の熱と、それが直接つながっていることがよくわかる。
ねだられるまま指を奥まで突っ込んで、その締め付けとぬめりとを味わいながら動かすと、彼女の表情も変わる。
「んふ、あぁ、んっ……あ、あ、ソコ、いいっ……」
声の高さや、大きさも、彼の指一本で面白いように変わってしまう。
もちろん(保健体育に限っては)勉強熱心な彼は、それをつぶさに観察し、自分のモノにする。
「あ、やぁ、だめぇっ、そこ、イイのっ……っ!」
すがりつく彼女の、今にも泣き出しそうな表情につばを飲み込みながら、彼は手を動かし、彼女の中を蹂躙して。
「ひっ、だめ、そこっ、クリ、しちゃあっ……っあ、ひやぁあんっ!」
油断していた場所まで一気に攻め立てれば、彼女を追い込むのもそう難しくはなかった。


908:名無しさん@ピンキー
10/07/24 23:45:36 bjik9LBA
とりあえずここまでー。
中途半端ですまん。
待て次週。

909:名無しさん@ピンキー
10/07/25 08:47:49 wTNB37D6
URLリンク(image.akiba.kakaku.com)

910:名無しさん@ピンキー
10/07/25 10:49:00 xk4R/6Wh
>>909
!?

911:名無しさん@ピンキー
10/07/25 13:38:25 WTzKUuDW
>>909
これは不味くても文句を言うなと言うことか!?
でも秀吉のカードっぽいのは欲しい!!

912:名無しさん@ピンキー
10/07/25 19:56:54 02/Pz7I2
おいおい、GJもなけりゃ乙の一言もねぇのかよ
こんなんだから廃れてくんだよ
>>908
GJ! 愛子スキーにはたまりませんな
全裸で待機してます!

913:名無しさん@ピンキー
10/07/25 21:39:28 5X82SZCs
>>907
gj!

おまえらはSS<カレーなのか??

914:名無しさん@ピンキー
10/07/25 22:26:29 URpVC2WY
>>908
正統派なエロがよいですぞ。乙ですー

915:名無しさん@ピンキー
10/07/26 00:00:48 4p5p1JRr
>>913

916:名無しさん@ピンキー
10/07/26 00:03:34 jnVCka6m
>>915
ミスった……。

>>913
命の危険>良質なssなだけ

>>908
GJ!!

917:名無しさん@ピンキー
10/07/26 13:58:29 inTsImiD
>>908
GJ!!

>>909
タイミング考えようぜw

918:名無しさん@ピンキー
10/07/26 14:07:44 wWueegKV
感想を強要する奴や廃れていくとか言い出す奴がスレの空気を悪くしてスレを崩壊へと導くってババァ長が言ってた

それはそうと投下乙

919:名無しさん@ピンキー
10/07/26 19:14:24 PMNnoU4o
まぁタイミング云々じゃなくて板のルールも守れないスレだとみなされればそのうち圧縮くらっても仕方ないな

920:名無しさん@ピンキー
10/07/29 18:04:31 oJmZryjU
a

921:名無しさん@ピンキー
10/07/30 14:53:15 /FAboe3F
容量微妙だな

922:名無しさん@ピンキー
10/07/31 22:13:37 6SUko2pe
投下させてもらいます

注意事項
 明久の性格が黒くなってます
 凌辱系なので苦手な方はタイトルかIDでNGを
 明久×優子ですが、少しだけ明久×秀吉を匂わせる描写があります

以上、OKな方はどうぞ。
タイトル 「優秀」な性奴隷のつくりかた

923:名無しさん@ピンキー
10/07/31 22:14:49 6SUko2pe
ガラガラ
普段あまり使われてない特別棟にある準備室のドアを開ける。
中に居た人物は嫌な笑みを浮かべながらこっちを見ていた。
「貴方は……Fクラスの吉井君よね。このふざけた写真を机に入れたのは貴方なの?」
こっちの話を聞いていないかのように笑みを崩さず、口も開かない。
「一体どういうつもりなのよ。何が目的なの?」
問いかけを無視して、ニヤニヤと品の無い表情を浮かべ続ける。
「……ッ!! なんなのよ! こんな写真見せて何をするつもりか聞いてんのよ!」
アタシが声を荒げても何もなかったようにして、ゆっくりと口を開いた。
「……本当に見れば見るほどそっくりだよねぇ、秀吉とさ」
「くっ…………!」
……やっぱり。あの写真の意味は想像の通りだった。

とある日の朝、登校してきて机の中を確認したら封筒が入っていた。慣れてるとまでは言えないが似たようなことはあった。
おそらく告白のための呼び出しか、はたまた時代遅れ気味の情熱込めたラブレターか。
どちらにしてもあまり興味は湧かない。手紙なんてものを使うということは、大して面識もない相手が多いからだ。
ほとんど意識もしてない、どういう人かもよく分からない人の告白を受け入れるつもりはない。
面倒だな、なんて思いながら封を切り中身を確認すると、予想していた二つ折りの手紙と―
予想もしていなかった写真が数枚出てきた。
「何よこれ……」
中から出てきた写真の中の人物は露出の激しい服装で、扇情的なポーズをとっている。
いくつか衣装を替えて、カメラに向かって媚びるような表情を作って……その辺の雑誌のグラビアなどよりは明らかに性表現が露骨だ。
ただそれだけならいい。くだらない悪戯だと写真を破り捨ててさっさと忘れてしまえばいい。
しかし……、写真の中でポーズをとっている人物は……アタシと全く同じ顔を持つ双子の弟だった。

「何やってんのよアイツは……」
これまでも散々注意したことはあった。男のくせに女性用の衣装を着たりすることを幾度も咎めてきた。
しかしこれは訳が違う。万が一この写真を他人が受け取れば、どういう目で見るか……。
下の服を脱いでいる写真もあるが、前から撮られているものは一枚もない。
胸元もどういう仕組みかは分からないが、肌色の膨らみが見えていて……少なくともこの写真だけを見て判断するなら……女性にしか見えない。
一瞬寒気がした。絶対にありえない事が頭をよぎった。それほどにこの写真の人物は自分と……。
「……ふざけないでよ」
こんなものを撮って何をするつもりなのか。いったい誰がこんな真似を……。
写真と一緒に入っていた折りたたまれている手紙を開く。
『この写真のことを知りたかったら放課後、別棟の三階にある準備室まで来てね。』
簡潔な内容で差出人の名前などは無い。
どうする……。先生に持っていく? ……こんな写真を持って?
「行くしか……」
写ってるのは秀吉だし反論の余地もある。それにこんなくだらないことをした奴を引っ叩いてやりたい。
「誰だか知らないけど……、こんな真似許さないんだから」

924:名無しさん@ピンキー
10/07/31 22:16:36 6SUko2pe
すみません。タイトル入れ忘れたので投下し直します

925:「優秀」な性奴隷のつくりかた
10/07/31 22:17:35 6SUko2pe
ガラガラ
普段あまり使われてない特別棟にある準備室のドアを開ける。
中に居た人物は嫌な笑みを浮かべながらこっちを見ていた。
「貴方は……Fクラスの吉井君よね。このふざけた写真を机に入れたのは貴方なの?」
こっちの話を聞いていないかのように笑みを崩さず、口も開かない。
「一体どういうつもりなのよ。何が目的なの?」
問いかけを無視して、ニヤニヤと品の無い表情を浮かべ続ける。
「……ッ!! なんなのよ! こんな写真見せて何をするつもりか聞いてんのよ!」
アタシが声を荒げても何もなかったようにして、ゆっくりと口を開いた。
「……本当に見れば見るほどそっくりだよねぇ、秀吉とさ」
「くっ…………!」
……やっぱり。あの写真の意味は想像の通りだった。

とある日の朝、登校してきて机の中を確認したら封筒が入っていた。慣れてるとまでは言えないが似たようなことはあった。
おそらく告白のための呼び出しか、はたまた時代遅れ気味の情熱込めたラブレターか。
どちらにしてもあまり興味は湧かない。手紙なんてものを使うということは、大して面識もない相手が多いからだ。
ほとんど意識もしてない、どういう人かもよく分からない人の告白を受け入れるつもりはない。
面倒だな、なんて思いながら封を切り中身を確認すると、予想していた二つ折りの手紙と―
予想もしていなかった写真が数枚出てきた。
「何よこれ……」
中から出てきた写真の中の人物は露出の激しい服装で、扇情的なポーズをとっている。
いくつか衣装を替えて、カメラに向かって媚びるような表情を作って……その辺の雑誌のグラビアなどよりは明らかに性表現が露骨だ。
ただそれだけならいい。くだらない悪戯だと写真を破り捨ててさっさと忘れてしまえばいい。
しかし……、写真の中でポーズをとっている人物は……アタシと全く同じ顔を持つ双子の弟だった。

「何やってんのよアイツは……」
これまでも散々注意したことはあった。男のくせに女性用の衣装を着たりすることを幾度も咎めてきた。
しかしこれは訳が違う。万が一この写真を他人が受け取れば、どういう目で見るか……。
下の服を脱いでいる写真もあるが、前から撮られているものは一枚もない。
胸元もどういう仕組みかは分からないが、肌色の膨らみが見えていて……少なくともこの写真だけを見て判断するなら……女性にしか見えない。
一瞬寒気がした。絶対にありえない事が頭をよぎった。それほどにこの写真の人物は自分と……。
「……ふざけないでよ」
こんなものを撮って何をするつもりなのか。いったい誰がこんな真似を……。
写真と一緒に入っていた折りたたまれている手紙を開く。
『この写真のことを知りたかったら放課後、別棟の三階にある準備室まで来てね。』
簡潔な内容で差出人の名前などは無い。
どうする……。先生に持っていく? ……こんな写真を持って?
「行くしか……」
写ってるのは秀吉だし反論の余地もある。それにこんなくだらないことをした奴を引っ叩いてやりたい。
「誰だか知らないけど……、こんな真似許さないんだから」

926:「優秀」な性奴隷のつくりかた
10/07/31 22:19:04 6SUko2pe
「封筒に入れた分だけじゃなく、他にもいっぱいあるんだよね」
そう言って、吉井君はポケットから写真の束を取り出し床にばら撒く。
床に視線を向ける。封筒の中身と似たような写真が数十枚はある。……吐き気がしてくる。
「……この写真どうやって撮ったわけ? 大方あのバカを言いくるめたんでしょうけど」
「言いくるめる? はは、まさか。普通にお願いしただけだよ、写真撮らせてってね」
「こんな写真を? そんなの……」
「秀吉は僕の言う事なら何でも聞いてくれるからね。もちろんご褒美もあげたけど」
「はぁ? ご褒美ってまさかアンタたち……、ッッ!」
あぶなっ……変な想像が……。
「さすがに気づくのが早いね。そう、秀吉は僕の性奴隷みたいなものなんだよ」
「え……な、何言って……」
「多分、木下さんが想像した通りの意味さ。秀吉の体で性欲を発散しているんだよ」
性……奴隷? 何を言ってるの? そんなことが現実にあるわけ……。
「あれ? 信じられないって顔してるね。……意外だなぁ」
吉井君が携帯を差し出して画面を見せてくる。
「なによ……これ……」
画面に写っていたのは秀吉だ。カメラに向かって上目遣いで、舌を出して舐めているのは明らかに―
バシッ!
「うわっと」
見ていられなくて、吉井君の携帯を持っている手を払いのけた。
「こんなの……アタシには関係ないでしょう! アンタ達のことなんて知ったことじゃないわ」
この二人がどんな関係だろうがアタシには関係ない。携帯を拾い上げた吉井君を睨み返す。
「へぇ、弟の事を関係ない……か」
「……なによ?」
「ま、それもそうだね。それより本題に入ろうか」

また元の嫌な笑みに戻る。……嫌悪感が増していく。一刻も早くこの場から立ち去りたい。
「まあ、いろいろあって秀吉とこういう関係になった訳だけどさ」
「……異常ね。頭おかしいんじゃないの」
「ははっ、ひどい言われようだね。同性同士のカップルなんて普通にいるもんだし、そういうのが好きな人もいるらしいのにさ」
「……ッ、そうじゃないわよ。性奴隷なんて考え方がおかしいって言ってんのよ」
「あ、そっか。初めてしてから秀吉が意外とハマっちゃってさ、それに僕も」
「そんな話聞く必要ないって言ってるでしょ、頭悪いわね。用が無いなら帰りたいの。アンタ達のことなんか心の底からどうでもいいのよ」
もう一度強く睨みつける。しかし、アタシの言葉も視線も特に気にした様子もなく、また口を開いた。
「うん、じゃあ簡潔に。―木下さんにも秀吉と同じことをしてもらおうと思うんだ」
「断るわ」
アタシの言葉に初めて吉井君が目を見開いた。おそらく予想していなかった返答だったのだろう。

927:「優秀」な性奴隷のつくりかた
10/07/31 22:20:48 6SUko2pe
「即答って……驚いたよ」
「わざわざこんな下らない写真を見せて、こんなとこに呼び出す下衆男の考えなんて簡単に予測できるし、考えるまでもないことだわ」
「そっか、そこまで察しがついてるんなら、断った時に僕がなんていうか分かるよね?」
「…………」
……大方、写真をどうにかするって話なんだろう。ただ、下手に出るつもりはない。
「ふん、好きにしたらいいじゃない。そんな写真見ても、大抵の人はアタシじゃなくてあの馬鹿だって分かってくれるわ」
「…………」
「そうなれば、秀吉と貴方の関係はご破算。アタシはこの手紙を持って、職員室でも警察にでも今日の事を話しに行くわ。そうすれば……」
「ふふふ……」
「……なによ?」
「考えが甘いよ、木下さん」

「どういう……ことよ」
立っているのに疲れたのか、吉井君が適当な椅子を引っ張り出して座る。その動きから目を離せない。
「校内に、この写真はばら撒くつもりはないよ。木下さんの言う通り、あまり意味は無さそうだしね」
「ふん、だったら……」
「だから、ネットでばら撒くつもりさ。みんなに見てもらえるようにね」
「く……」
確かに、不特定多数に向けて発信されるのは不味い。でも、そこまでなら想定内だ。
「……やってみればいいじゃない。それで一生を棒に振るのはどっちかしらね」
「随分余裕だね。一度インターネットで広まれば、回収は不可能になるのに」
そうかもしれない、でも……。
「そこまでやれば貴方も退学程度じゃ済まないわ。心無い人に嫌な視線向けられるのと、犯罪者として一生を過ごすの、どちらがマシかなんて一目瞭然ね」
本心なんかじゃない。もし、吉井君が言葉どおりに行動したらと思うと……身の毛がよだつ。
ただ、この卑怯な相手に弱みを見せることだけはしてはいけない。強気に、自分の行動など無意味だと思わせるしか……。
「そうだね。このご時世こんな画像程度ありふれてるし、ただ画像をばら撒いただけじゃ効果は大きくないだろうしね」
「……何が、言いたいのよ」
「ただばら撒くわけじゃないってことだよ。ねえ木下さん、文月学園のプロモーションビデオのこと覚えてる?」
「……それがなによ」
「あの映像って結構有名なんだよね。文月学園っていろいろ注目されてるからさ」
椅子に座ったままこっちを見据えてくる。自分の優位を疑わない目で。
「そういえばあの時は、秀吉と入れ替わってたんだってね。歌が苦手なんて可愛らしいね」
「……余計な話はするなって言ったでしょ」
「はは、ゴメンゴメン。つまり、何かしらで木下さんのことを見たことがある人ならこの写真にも興味がわくんじゃないかと思ってさ」
「なっ……」
「映像を見れる所に写真と名前を載せていろんな人に見てもらってさ。あ、携帯の画像も一緒に並べとこうか。それで……」
『この娘、優等生っぽいけど頼めば簡単にヤラせてくれる淫乱娘だよ! 僕もコスプレ姿でのご奉仕を頼んだらあっさりOK。かなり楽しめたよ!』
「……とでも書いたらどうかな? 果たして嫌な視線程度で済むかな?」
「ふざけないで!! そんなことをしたら貴方だってただじゃ……」
「僕の友達に機械に詳しい人がいてね、発信元を特定されにくくする手段を教えてもらったんだ。だから僕の心配はしてくれなくてもいいよ」


928:「優秀」な性奴隷のつくりかた
10/07/31 22:22:49 6SUko2pe
……まずい。こんなの本当に洒落じゃ済まされない。コイツが捕まるかは分からないけど、少なくともアタシの生活は……。
「それにね、写真はそれだけじゃないんだよ」
「えっ……?」
「さっき、『この』写真は校内に撒かないって言ったけど、こっちの写真は校内に広めるつもりなんだ」
そういって取り出した写真には秀吉ではなく、正真正銘アタシが写ってる。Tシャツと下着姿でソファーに寝っ転がって手には……。
「家では結構ずぼらなんだね。それに……なかなかいい趣味を持ってるみたいだね」
「この写真……あの馬鹿!!」
「まあまあ、秀吉は一応嫌だって言ってたんだよ? 断るなら二度としてあげないって言ったら、すぐに折れたけどさ」
いかにも楽しそうに笑う。なんで……なんでここまでするの……?
「見知らぬ他人から下手すれば襲われる……、見知った人には異常性癖がバレて……随分楽しい学校生活を送れそうじゃない?」
「や……めて」
「転校したとしても、文月学園から来たことがバレれば無駄になるだろうね。だから、諦めてくれないかな?」

そう言って、吉井君はこっちに近づいてきてアタシの頬に手を伸ばしてきて……。
「んっ……!」
そのまま唇にキスしてきた。一瞬頭が真っ白になったが、すぐに正気に戻って突き放す。
「やっ……、なにすんのよ!」
「っとと、さっき言った通りだってば。具体的に言ってほしいの? それとも……まだ断るつもり?」
チラッと目線を写真に向ける。それが意味するのは……でも。
「でも……こんなの絶対嫌よ……」
「ねえ、木下さん」
また同じように頬に手を添えてくる。一瞬身構えたが、さっきと違ってそのまま言葉を繋いできた。
「別にさ、変態的な要求するつもりもないし普通にするだけだからさ。いい加減受け入れてよ」
ふざけるな。するだけ? 受け入れろ? そんなことできるはずが……。
こっちの気持ちなどお構いなしに、吉井君はアタシの胸に手を伸ばしてくる。
その意図を理解して、払いのけようと手を上げかけた途端に、
「動かないで」
余裕の態度を崩さなかった吉井君が初めて感情を露にした。ここに来て初めて聞いた声色。苛立ちを抑えきれない様子で続けて口を開く。
「これ以上抵抗するようならもう終わり。その時は写真をばら撒くよ」
「……ッ!」
そのまま胸へ伸ばしてくる吉井君のその手を―アタシは止めることができなかった。


929:「優秀」な性奴隷のつくりかた
10/07/31 22:23:47 6SUko2pe
「やっぱり女の子の体っていいよね」
制服の上から胸を触りながら言ってくる。
「……痛っ」
「っと、ごめん大丈夫? 力入れすぎたかな」
「あ、…………」
吉井君の事が分からない。元から親しいわけじゃなかったけど、少なくともこんなことをする人には見えなかった。
今のような相手を気遣う言動も、最低な行為をしているのも事実で……。
「んー、じゃあ上を脱いでくれる?」
「そんなこと……」
「服脱がなきゃできないでしょ。ね?」
口調こそ強くないが、言外に拒否は許さないという意思が伝わってくる。
「……」 スッ プチ プチ
ブレザーのボタンを外して脱いで床に置いた後、ネクタイを緩める。
しかし、それ以上手を進められなくなった。どうしても抵抗感が拭えない。
そのまま躊躇していると、吉井君がブラウスのボタンに手を伸ばしてきた。
「ちょ、ちょっと」
「あんまり時間あるわけじゃないからね。待ってる暇はないんだよ」
「わかった、脱ぐ、脱ぐから……」
残ったボタンを外して、袖から手を抜く。吉井君はアタシの手からブラウスを乱暴に奪って、後ろに放り投げる
下着だけになってしまった上半身を両腕で抱えて必死に隠そうとしたが、すぐに意味をなさなくなった。
「ブラジャーは自分で外せる?」
「えっ、そんな」
「じゃあいいよ。ちょっと動かないでね」
そういって正面から抱きしめるような体勢になる。背中に触れる吉井君の手の感触に気づき声を上げようとした時には、すでにホックが外されていた。
「やっ、やだ!」
「うーん、やっぱり服の上からの感触とは違うねぇ。」
無遠慮にまた胸を触ってくる。さっきまでと違って直接肌に吉井君の手が触れて……。
「ひゃっ!」
「ん? くすぐったかったかな」
アタシが胸元に集中してる間に、首元に口づけられ思わず声が出た。
「んっ、やっ、こんなの……」
「でも、ホントに肌きれいだね。秀吉もきれいだったけど、それとも違うんだよなぁ」
胸を弄る手を止めず、首から肩にかけての部分に吸いついてくる。
「んん、やめて、吉井君……」
「それは無理だよ。なんかこうして触れてるだけで気持ちいいんだもん」
「んっ!」
唇を離さぬまま、胸の触り方を変えてくる。
さっきまでの全体を揉むような動きをやめて、胸の頂点に指先で刺激を与えるようにいじりまわしてくる。


930:「優秀」な性奴隷のつくりかた
10/07/31 22:24:44 6SUko2pe
「やっ、あぁん」
「結構反応いいね。木下さんは自分でしたりするの?」
「そんなのするわけ……ひゃ! え!?」
肩の辺りから移動して、今度は胸に口をつけてくる。
「んん……、な、なにしてるのよ!」
「ふぇ? ふふぇをなめふぇるんだふぇろ」
「やあっ、離してから喋ってよ!」
「ふぇー、れもなぁ」チュパッ
「ふひゃっ!」
否応なしに体が反応する。
正直な話、アタシはそこまで純情な女の子じゃない。世の女性がどうなのかは知らないけど、自分で自分を慰めたことくらいはある。
行為自体は不快に思っていても、刺激を与えられると声も反応も抑えきれない。
「だめ、やめてよ……」
「そう言ってる割には……押しのけようとしないんだね。木下さん」
「ッッ! やっ、ちがっ」
無意識に吉井君の頭を抱えこもうとしていたことに気付いて手を戻す。
その間も吉井君はアタシの胸を唇で、舌で、吐息で弄ぶ。
「んっ! ふっ……はぁ」
「んー、ここはどうかな」ペロッ
「やぁっ、なんでへそなんかぁ……」
「気持ち良くない?」
「なわけないで……くぅぅ」
どうしても反応が抑えきれない。こんな状況で肌を直接舐められて、気持ちいいはずなんか無い。
けど、それでも……。
「……やばっ、ホントに時間無いな。んじゃ、そろそろ下も脱がすよ」
「えっ、いやっ、ちょっと」
宣言と同時に、力の抜けていた下半身に手を回されて、ショーツが太もも辺りまで下ろされる。

「やっ、やだ、やめて」
足に力を入れてその動きを阻害する。すると吉井君は何を言うでもなく、顔を近づけてきて……。
「あ……ふむっ!? ん、あ、ちゅぷ」
唇にキスをされる。それだけじゃなく、開いたままだった口から舌が入ってくる。
「んっ……ちゅ、はぁ…ちゅぱ、ちゅ、はぁ……ちゅぷ、はぁぁ……」
唇を吸われて、アタシの口の中を吉井君の舌が暴れまわる。
どうにか避けようとしても、狭い口内では舌の触れ合いを制限することはできない。
「はぁっ、む……ちゅっ、ちゅ」
ざらついた吉井君の舌が、アタシの舌に絡まり、唾液が音を立てる。頭に直接響いてくる卑猥な音に意識が朦朧としてくる。
「あむっ……ちゅぱ、あぁ……はぁ、あっ……!」
「スカートは……まあいいか。このままでも」
意識を逸らされているうちに、いつの間にか下着を脱がされていた。吉井君の手が守るものを失ったスカートの中に伸ばされる。
すっ、くちゅ
「んっ! 痛っ」
「あれ!? ごめんごめん」
無造作にいきなり指の先を入れられて痛みが走る。少し慌てたように謝罪の言葉を口に出す吉井君を見て……。
(違う! こんな考え……)
自分の思考を必死に頭の中から追い出す。こんなことされておいてこんなことを考えるなんて……。


931:「優秀」な性奴隷のつくりかた
10/07/31 22:26:55 6SUko2pe
「あっ、ん……んぅ」
さっきの反省か、表面をなぞるように触ってくる。
「少しだけ……濡れてるね」
「ん……」
くちゅ、くちゅ
表面から少しだけ中に指が入ると、僅かに分泌された粘液が音を立てる。
それがとんでもなく恥ずかしい気がして、耳を覆いたくなる。
「ん……ちゅっ」
「やっ、ん……あっ!」
秘所をいじる手は止めずに、再び胸に口をつけてくる。それも乳首だけを対象に、唇と舌で刺激を与えてくる。
「んっ、んっ、あ……だめ、だめ!」
割れ目をなぞるように動かしていた指は、いつの間にかゆっくりと中に侵入してきている。
先程と違って慎重に、それでも確実に。
その指使いが、痛みとは違う刺激を伝えてくる。
「ん、やあぁ、はっ、あぁ……」
少しずつ粘液の量が増してきて、音が大きくなる。ほんの少しずつ不快感が別の感覚に変わっていく。

「あっ、あぁ、んっ…………あ」
吉井君の指と口がアタシの体から離れる。そのまま上着を脱いで床に敷いて、アタシをそこに倒し、ズボンのベルトを緩めている。
「ごめんね。ちょっと準備足りないと思うけど時間も無いし、我慢もできないしさ」
そう言って、ズボンとパンツを下ろして下半身は裸になった。
一瞬、その股間にそそり立つモノに目線がいったが、すぐに目を逸らす。
吉井君はアタシの反応など特に意にも介さず、必死に閉じていた足に手をかけて広げようとしてくる。
望まない初体験への嫌悪が、さっきの何倍もあるだろう痛みへの恐怖が頭の中を駆け巡る。
少しは持っていた希望が、いつか好きな人と行うであろうと思っていた一生で一度の「初めて」への憧れが完全に砕かれる。

だから、この時のアタシは求めたんだろう。この状況を受け入れるための免罪符を。
……そんなもので、なにも救われなどしないことが分かっていても。
「ね、ねぇっ、吉井君。ちょっと待って」
「……いまさらやめないよ? 元々やめるつもりは無かったけど」
「ううん、違うの。そうじゃなくって……その、なんでこんなことしたの?」
吉井君が完全に理解ができないという表情をしている。
「ええと……この期に及んでそんなこと」
「だからそうじゃなくて、だって……秀吉とずっとしてたんでしょ?」
こんな事をされてる最中でも、時折見せる吉井君の気遣いが気になった。
最低な行為をしていても、なにからなにまで最悪な人じゃないはず。
「だったらなんでアタシにまで、その……こういうことしようとしたの?」
そう思い込んで、自分の為に吉井君を擁護して、この行為に及んだ何かしらの「理由」を見つけたかった。
いつか秀吉と入れ替わった時に感じた、吉井君の秀吉に対する態度を思い出して。
人からはよく女の子に間違えられる弟に対して、少なからず吉井君も同じように思っていたはず。
その秀吉になんでもさせられるようになっていて、不満なんて無かったはず。だから……。


932:「優秀」な性奴隷のつくりかた
10/07/31 22:27:59 6SUko2pe
「なにか理由があったんじゃ、ない、の……?」
喋りながら、涙が零れ落ちていくのを感じる。
覚悟なんて決められなかった。受け入れるしかない状況でも、受け入れられるはずがなかった。
そんなことはできないから、せめて……納得して諦めたかった。
女だったら誰でもいいとかそんなのじゃなくて、相手が木下優子だからこんなことをしたって言って欲しかった。
「ねぇ、答えてよ……」
いや、そこまでじゃなくてもいい。この際、秀吉とそっくりな顔をしてるからって理由でも構わない。
どんなにちっぽけでも、たった一つでいいからアタシじゃなきゃいけない理由があってくれれば―
それに縋って、仕方がないって言い訳して、この状況を、この後することを、諦められるんじゃないかと、……そう思ったのだ。
「まいったな……。泣かれても困るんだけどな」
そういって、制服のズボンからポケットティッシュを取って、一枚取り出してアタシの目元を拭う。
そうやって、とても根っから腐った人間とは思えないことをしながら、吉井君は
「でも、別に理由なんて無いんだよ。強いて言うなら脅迫材料が手に入ったからこうしただけかな。別に誰でも良かったし」
無邪気な残酷さで、アタシが最後に縋ろうとしたものを粉々に打ち砕いたのだった。

「んっ、はっ、ヒグッ、あっ、あっ、グスッ」
「すご……、気持ちいいよ、木下さん」
初めて秘所を貫かれた痛みも、流れ出る血も、アタシの中で暴れる吉井君の―の感触も、どこか他人事のように思えた。
「くっ、はっ、木下、さん、んっ」
「やっ、ああっ、んん…んっ! ちゅ、ちゅぱ、あむ」
腰を振りながら唇を合わせて舌を差し込んできた吉井君に、思考を放棄して応じる。
「んちゅ、ちゅ…ちゅぷ、んっ、はぁあ…ちゅっ、ちゅ」
ぐちゅ、ぬぽっ、ぐちゅ
少しずつ、痛みは薄れはじめて潤滑油が増えてくる。
それでも、愛撫されていた時に少しだけ感じていた痺れるような感覚を、今はもう感じない。
「ちゅ…ちゅぱ、ぷはっ、やっ、あ、んっ! はっ…あんっ」
「くっ、やっぱり、尻の穴とは、全然、感覚が、ちがうや」
「んっ、んっ、はぁっ、ちょ、ちょっと、つよすぎぃ…」
最初に入ってきた時から乱暴に突いてきたのに、ペースは衰えるどころかどんどん上昇している。
さっきまでの気遣いなんて微塵も見られず、ただひたすらに蹂躙されていく。
「くはっ、いいよ、木下さんの膣内、もうっ、我慢できなさそうだ」
「あ、あ、ひゃ、んっ、んぅぅ!」
スパートとばかりに腰を打ちつけられながら、痛いくらいに胸を掴まれる。
「っ、もう、出るよ、木下さん! 出すよ!」
「あっ、あ…んぁっ! やっ! あぁん! あっ、ああっ!」
どびゅ、びゅるっ、びゅっ、びゅっ
「あ、ああ、あ、あつ…い、な、中に、出て…」
胎内に放出された精液の熱さを感じて、
(……そういえば、避妊具、つけさせて、なかったわ、ね)
と、今更ながらに気づいたのだった。


933:「優秀」な性奴隷のつくりかた
10/07/31 22:30:33 6SUko2pe
パァン!!
「いってて……」
「このくらいは……いいわよね」
行為が終わって服装を直した後、吉井君の頬を一発引っ叩いた。
吉井君は、少し赤くなってきている頬をさすりながらも、文句は言ってこない。このくらいは許すつもりみたいだ。
避妊具の件については、緊急避妊薬を渡された。一緒に通常の経口避妊薬も渡されて、飲んでおくように、だそうだ。
男性である吉井君が持っていたことに少し驚いたが、秀吉に産婦人科に行ってもらったら、あっさり処方してくれたそうだ。
まあ、そんなことはどうでもいい。アタシにはもう一つしなければならないことがある。

「吉井君、お願いがあるんだけど」
「……これ以上殴られるのは勘弁してほしいんだけどな」
「アタシを、貴方の彼女にして」
「………………へっ?」
結局、最後の最後―全てが終わった後でもアタシは認められなかった。
アタシを何とも思ってない相手に、犯されて、奪われたことが。
だから、これが最後の妥協案。
「もしかして、木下さん僕のこと好きだったとか……?」
「面白くもない冗談言わないで」
アタシの真意を理解できないとでも言いたげに、目を見開かせてこっちを見る。
「理解しようとしなくていいわ。イエスかノーかだけ答えて」
それでも、口を開こうとしない吉井君に無理矢理決定させる。
「イエスなら今後もこの関係を続けていいわ。でもノーならこのまま職員室に駆け込んで全てを話す。その後どうなろうともね」
「いや……まあ、彼女を名乗るくらい構わないんだけど……」
「そ、それならいいわ。よろしくね。最低な彼氏さん」
アタシはそういって右手を吉井君の前に差し出す。だけど、吉井君は未だに訝しんでるみたい。
「理解しなくていいって言ったでしょ」
強引に、吉井君の手を引っ張って形式だけの握手を済ませる。
「じゃあ、今日はもう帰ってもいいわよね。さよなら」
「え、ああ、うん」
まだ呆けてる吉井君を部屋に残して、さっさと立ち去る。

既に日は落ちかけていて、もう校舎内に他の生徒の姿は見当たらない。
玄関に向かって歩きながら、頬を伝う涙を手で拭う。
「グスッ……ズッ」
目を押さえて無理矢理涙を止める。泣く必要なんかない。だって……「理由」は用意したから。
今日、アタシを犯したのはアタシの彼氏。……人間として最低なだけの。
今日みたいに学校で求められて、万が一誰かに見つかった時の言い訳。脅されて、奴隷なんて扱いを許容してるわけじゃない。
そしてなにより、……これから関係を持ち続ける自分への言い訳。
数年後、数十年後に思い出すのは、いいように弄ばれたことじゃなく、屑な男に引っかかっただけだと弁明するための。
そうやって、あの最低な男が飽きるその時まで―アタシは自分の心を騙し続ける。


934:名無しさん@ピンキー
10/07/31 22:32:59 6SUko2pe
終了です。
なんとなく書いてるうちにこんな風になった。
しかも、やけに時間かかったし……と愚痴をこぼしつつ
それではまた。

935:名無しさん@ピンキー
10/07/31 23:13:17 8zyhqM+7
>>934
超乙!!です。

こういう文章書ける人ってあこがれる
次回も楽しみにしています

936:名無しさん@ピンキー
10/07/31 23:25:19 +XacePiA
優子さんに萌えた
可愛いよ優子さん可愛いよ
ひょっとしたらメインヒロイン二人よりも人気あるんじゃね?

937:名無しさん@ピンキー
10/07/31 23:46:16 ztPUttqe
それはおかしいだろ常識的に考えて…
あとヒロインは3人だ。

938:名無しさん@ピンキー
10/07/31 23:52:30 fjpXqZi2
※注釈1※
バカテスでは現在アキちゃん秀吉香美ちゃんの三人がヒロインです
この三人のうち香美ちゃんは出番の回数から忘れやすいのでしっかり覚えておきましょう

939:名無しさん@ピンキー
10/08/01 02:40:06 oqC28uqG
三人目って葉月ちゃんじゃないの?

940:名無しさん@ピンキー
10/08/01 12:59:30 39s98lQL
葉月ちゃんよく出てるけどあんまりストーリーには関係ないんだよな

941:名無しさん@ピンキー
10/08/01 19:39:01 xJK5icSa
>>907の続きはマダか?
新スレ建てた方が良いかな?

942:名無しさん@ピンキー
10/08/01 21:26:44 UnKbeBB5
>>941微妙だな

943:ボクと実技と初めての
10/08/02 01:03:33 NPQhOyuj
ビクビクと震える体がおさまり肩で息をする彼女の姿を、彼は割合に落ち着いて見ていた。
いや、彼の体にはすでに熱が上がり、脈拍は常より早くなっていた。
けれど、それを彼女に知られない程度には冷静だった。日ごろの無口さも役に立ったようだ。
「は、あ……ムッツリーニ君……実技も、上手だね」
「…………」
どうこたえるべきか、逡巡している彼に笑みを向けて、彼女はゆっくりと体を起こす。
汗で張り付いたシャツからは肌色が透けて見え、胸の先端も確認できる。そういえばまだ直接触っていなかった。
という、彼の考えを知ってか知らずか、彼女は自分のネクタイを外し、シャツのボタンをいくつか開けて。
「今度はボクの番だね。実技でなら負けないよ?」
ベンチに腰をおろしていた彼に迫って、ベルトに手をかける。
「…………!?」
何を、と言うまでもなく、彼女のしようとしていることはわかったが、慌ててしまう。
そして慌てながらも、ちらちらと胸元が見えて、そちらに視線がいってしまう。
これを計算してのさっきの脱ぎだったのか。だとすれば実践派の名は伊達ではない。
などと感心している間に、窮屈な場所から分身が解放される。
「わ……もう、やる気マンマンだねー」
細くて、自分のよりも柔らかな指が添えられる。
「じゃ、覚悟してね?」
見上げる瞳はいつにもまして楽しげで、それでいて妖しい熱を帯びていて、思わずつばを飲む。
先端を舐め上げる舌に戸惑いはない。唾液を垂らして潤滑油にして、細い指が竿をしごく。
それだけで、自分でするのとは全く違う快感が背を走る。
ぱくりと口に含まれれば、その温かさと感触に、ぞわりと身を震わせる。
「ふふ、きもひいぃ?」
自分をくわえたまま、見上げてしゃべる彼女の頭に、自然と手がいく。
「…………あぁ、いい」
くしゃりと髪をなでると、彼女は嬉しそうに目を細める。
「は、む……んん……」
舌は別の生き物のように勤勉に、裏筋を舐めたり、先端をはじいたりと休みなく動く。
吸いつかれながら柔らかな唇でしごかれると、たまらない。
「…………くっ…………」
「ふ、むぅ……んんっ」
じゅぷじゅぶと、いやらしい音が響く。
かと思うと、ゆったりとした動きを始めて、もの足りないと感じさせる。
思わず腰を押し込むようにみじろぐと、ちらりと彼を見上げて、先端に吸いつく。
唇を先端まで滑らせて、喉の奥まで一気に押し込み、吸いつきながらまた頭を上げる。
再び激しくなった責めに、いっきに発射の予兆がせりあがってきて、思わず彼女の頭を引き離す。
「んっ……!?」
驚きに目を見開く彼女に、ばつの悪い顔を見られないように、そのまま勢いで彼女をベンチに押し倒す。
「あはは、イきそうだった?どう?ボクの実技は」
「…………まぁまぁ、だ」
苦し紛れの一言はバレバレのような気もするが、これは一応男として言っておかないといけない、気がする。
それにしても、やはり実践派の名はホンモノだったようだ、と思うと、少々癪だ。
一体今までどんな男と実技の技術を磨いてきたのか、と、当初の疑問を思い出すと、なぜかますます癪だ。
とにかく自分の手でこの女を抱かなければ、この鬱屈は消えそうにない。
「…………まだ、脱がせていなかった」

944:ボクと実技と初めての
10/08/02 01:04:00 NPQhOyuj
「あぁ、そうだねぇ」
やけに気負いを感じている彼とは対照的に、彼女はどれだけ快感に喘いでも呑気に見える。
彼が器用に彼女のボタンをはずすと、呑気な彼女も手を伸ばして彼のネクタイを外し、ボタンをはずす。
露わになった彼女の胸は汗ばんで、桃色の先端が彼を誘う。ので、迷いなく口をつける。
「ん、あんっ、やぁ、気持ちいぃっ……」
コリコリと先端を舌で転がしながら、もう一方は手でもみしだく。
「はぁ、あ、あっ……っ」
あっという間に声をあげてすがりつくのは、先ほどの余韻が残っているせいか。
頭を抱かれると離れることもできず、夢中で胸に吸いつく。
「ムッツリーニ、くっ、だめぇ……っ」
びくびくと震えて、せっぱつまった声が聞こえて、ようやく頭を離す。
息を乱している彼女を眺めながら、スカートに手をかける。
力の入らない彼女も腰を浮かせて、脱ぐのを手伝う。
一糸まとわぬ姿になって、よくしまった体のラインがよく見えるようになった。
「は……きて、ムッツリーニ君……」
「…………待て」
「え……?」
「…………準備が必要」
当然、保健体育を得意とする彼女なら理解できるはずなのだが、それもおぼつかないほどの状態だったということか。
彼は完全にいきりたった自身をオブラートに包んで、ようやく彼女の脚を割る。
「…………いくぞ」
「う、うん……」
うなずいた彼女が、これまでよりほんの少し控え目に、視線をそらしたのは気のせいだったのか。
腰を押し付けると、ぬるりとした粘液が邪魔をして、外側を滑ってしまう。
今一度手を添えて中心にあてがい、ゆっくりと腰を進める。
「いっ…………」
「…………!?」
苦しげな声に、思わず彼は動きを止めた。
それに気づいた彼女ははっとして、ばつが悪そうな顔をする。
「ご、ごめん……ゆっくり、して……」
言いにくそうに言ったとの言葉が示す意味は、おそらく。いやまさか、と逡巡しつつも、他に答えは見当たらない。
なぜかここにきて一気に、自分の心臓が脈打つのを感じた。
「…………処女、なのか」
「……うん」
こくりとうなずく彼女は、とても気まずそうで、かつ恥ずかしそうでもあった。
「い、意外かもしれないけどさっ!でも、その……そういうことだから、優しくして、ね?」
彼にとってはもちろん、これは意外な事実だった。あれだけ実践派と自称し、かつこうして、実技を披露しているというのに。
実践派を名乗るなど笑止、と勝ち誇れる状況ではあるのだか、それより彼が感じたのは。
「…………少し、嬉しい」
「……え……?」
自分のつぶやきの意味を深める間もなく、彼は彼女の耳に顔を近付けて。
「…………なんでもない…………いくぞ」
ゆるゆると、先ほどよりも慎重に腰を進める。とにかく未開のそこは狭くて、キツくて、それでいて熱く濡れていて。
オブラート越しとはいえ、手とは比べ物にならないくらいに気持ちがいい。
けれど彼の背に回された彼女の腕が、必死ですがりついているのがわかる。
「…………痛いか」
問いかけると、ぎゅっと瞑っていた目を見開いて、首を振る。
「だ、大丈夫!思ってた程じゃない、というか、その、大丈夫だから!だから……」
やめないで、なんて囁くのは、反則だと思う。

945:ボクと実技と初めての
10/08/02 01:04:29 NPQhOyuj
「…………力を抜け。…………息を、吐くといい」
「う、うん…………は…………ふっ……んんっ……」
苦しげな、鼻にかかった声を聞きながら、浅いところをゆっくりと行き来してから、腰を進める。
思いやりを持ってそんな動きをしていても、彼自身はどうしようもなく気持ち良くて、ただでさえ狭い彼女の中で暴れてしまう。
ゆったりとした動きでもこれだけ気持ちいいのに、思うように腰を動かしたらどんなにか気持ちいいのか。
それを実行に移さないでいるのも、一重に理性と言う名の天使のおかげなのだが、そうはいっても限界というものはある。
ひときわ狭い場所までたどりつくと、一度息をついて。
「…………すまん」
「……い、いいよ……ムッツリーニ君の、好きにして……」
ほんの少しおびえたように言う彼女は、いつもの姿からは想像できないくらい、健気で、愛らしかった。
「……っ!」
彼女の腰をつかみ、奥深くへと侵入すると、彼女の表情が一層険しくなって、息をのむ。
破瓜の痛みは猫のような大きな瞳に涙を浮かばせるが、それに構っていられる余裕はなかった。
一気に最奥まで押し進み、引き抜くと、若く異物を知らない肉壁が絡みつく。
「っひ、いっ……っ!」
苦悶の表情と悲鳴とを頭の片隅にひっかけながら、それでも彼は動きを止めることはできない。
実技で彼女を上回るという一種の目標は、今は無意味になっていた。
彼女が快感を得られないなら、いっそ早く終わらせてやって方が彼女のためにもなる。
都合のいい言い訳にもなりそうな答えに向かって、がむしゃらに腰を振る。
「む、ムッツリーニくっ……ひ、いあ、あぁっ……!」
背中に爪が食い込んでも、いつの間にか彼女の瞳に浮かんでいた涙がこぼれていても、同じことだった。
むしろ、そうされるほどに一種の欲望が満たされるようで、止めるわけにはいかなかった。
自身の先端から根元まで、余すことなく刺激を与えるように深く、素早く抜き差しを繰り返す。
卑猥な水音と彼女の悲鳴とを聞いているうちに、再び射精感が襲ってくる。
そこで彼女の足を抱え上げ、より深く、奥まで自身を突きたてる。
「ひっ、あ、あぁっ……っ!」
首を振り、涙をこぼしながらも彼女は彼にすがりつき、彼の腰に足を絡める。
「…………くっ!」
その貪欲さに応えるように、きっと苦痛しかないだろう彼女の最奥に突き進んで、腰の奥からせりあがってくるものを吐きだす。
普段鼻血として出ている欲求が、幾度も彼女の中に出て行こうとしているのがわかる。
涙でぐしゃぐしゃになった彼女の頬をぬぐってやって、ようやく落ち着いた分身を引き抜くと、最後の快感に震える。
引き抜いたそれには、間違いなく赤いものが混じっていて、今さらながら自分の行いを思い知る。
「……は……ムッツリーニ君……」
少々反省しながら処理をした彼に、彼女は手を伸ばす。
起こして欲しいのだろうと手を取った彼を、彼女は予想外の力で引き寄せた。
自然と彼女の上に倒れこんで、思わず表情をうかがうと、やけに満足げに微笑んでいる。
「ふふ、ありがとう、ムッツリーニくん。ボクの初めての相手になってくれて」
汗ばんだ肌を密着させていると、なんだか妙に大人になったようで気恥ずかしい。
「…………感謝されるようなことはしていない」
「そんなことないよ。ボク、初めてはぜったい、好きな人とって決めてたんだから」
「…………!?」
突然の告白に思わず目を見開くと、彼女はむっとしてみせる。
「あーっ、なにその顔っ!もっと喜んでよね!勇気を出して女の子が告白したんだからさ!」
「…………本気か」
つい本音で聞き返してしまったが、その問いも彼女にはますます不満だったようで。

946:ボクと実技と初めての
10/08/02 01:05:19 NPQhOyuj
「もう!ムッツリーニ君のバカ!」
むにゅ、と頬を思い切りつねられる。
「…………痛い。いや、すまん」
「ほんとに悪いと思ってる?」
「…………思っている。だから手を離してほしい」
ようやく手を離して、彼女は再び彼を驚かせる。
「じゃあ、ムッツリーニ君は?ボクのこと……その……好き?」
再び目を見開いた彼は、その瞬間に、自分でも不思議に思っていた疑問が解けた。
そして少々恥ずかしかったが、彼女の頬を軽くつねる。
「なっ、何するの!?」
「…………俺はお前の実技の相手が知りたい、と言った」
「ふぇ?うん、言ってたねぇ」
「…………好きじゃなければ、そんなこと気にならない…………と、思う」
「…………え?い、今のって、つまり」
ようやく熱が下がってきたはずの彼女の頬が赤く染まる。
頬をつねっていた手を離して、無理矢理頭を抱く。
「…………2回は言わない」
「……うん。……えへへ。嬉しいなぁ」
ふにゃ、と緩んだだろう彼女の表情を見たい気もしたが、彼女と同じくらい赤くなっている顔を見られるわけにもいかない。
「ボクもお兄ちゃんと約束した甲斐があったよ」
「…………!?」
突然の発言に、思わず彼女頭をひきはがし、至近距離で問い詰める。
「…………兄、だと…………!?」
「え?う、うん……僕に実技を教えてくれたの、ボクのお兄ちゃんなんだけど、初めては好きなやつにとっておけって……」
―…………実の兄だと…………近親相姦、いや、本番までは達していない…………とはいえしていることは実技に他ならない…………だが見ず知らずの男よりは…………という問題でもないのでは…………
予想外の解答が予想外のタイミングで舞い込んできて、彼の頭の中は混乱した。
「ボク、ムッツリーニ君と出会うまでは、いっそお兄ちゃんでいいかなーなんて思ってたんだけど、やっぱりムッツリーニ君で良かった……って、聞いてる?」
「…………(ハッ)聞いている」
とりあえず、悶々としていた疑問は解決された。予想外の結末ではあったが。
そう彼が自分を納得させていると、彼女がたたみかけてくる。
「そっか、それじゃ僕の番だね」
にっこりと笑った彼女の意図がつかめず、次の言葉を待つ。
「ムッツリーニクンの参考書の隠し場所、教えてもらう約束だったよね?」
「…………!」
逃げ出そうとした彼の体をがっしりと抱きしめて、彼女は笑う。
「逃げようったってそうはいかないよ、ムッツリーニ君。何せこれからは一緒に実技のお勉強をする仲なんだからね?」
その発言内容は非常に魅力的なのだが、とにかくこの場所から脱出せねば。
そう焦る彼の表情を楽しげに眺めている彼女とは、長い付き合いになりそうだった。

947:名無しさん@ピンキー
10/08/02 01:07:36 NPQhOyuj
というわけで、終了。
色々不完全燃焼でモニョる。
GJくれた人たちありがとうー。次回への糧にします。

948:名無しさん@ピンキー
10/08/02 01:45:52 4piIX4Cp
あの…なんというか…GJです

949:名無しさん@ピンキー
10/08/02 01:52:49 URGayY6S
GJ……!

950:名無しさん@ピンキー
10/08/02 08:12:57 8s9Z26jZ
久しぶりに 明久×秀吉 お願いします

951:名無しさん@ピンキー
10/08/02 10:41:56 NkSEe336
ありがとう・・・・・・GJ!

952:名無しさん@ピンキー
10/08/02 20:51:14 JtL+ZmDC
とにかくGJ!

953:名無しさん@ピンキー
10/08/02 21:14:52 A0yagP8w
不完全燃焼だっていいじゃないか
愛子さんが可愛いならそれで問題なし!
GJでしたー!

954:名無しさん@ピンキー
10/08/03 06:04:08 DRaoYy3d
すごく・・・GJです

955:名無しさん@ピンキー
10/08/05 22:52:38 TVnSq0Z7
工藤さんがよければ
すべてよし

956:名無しさん@ピンキー
10/08/07 20:03:42 xZJBJ/u5
投下したいんだけど、早く次スレ立たないかな

957:名無しさん@ピンキー
10/08/07 20:31:18 rFQqBRPN
1レス2キロバイトと考えても投下は結構厳しいかな
雑談でもして埋めようか

958:名無しさん@ピンキー
10/08/07 21:17:22 ZSqfgPwG
残り約40KB40レス
あと2万文字くらい書けるんじゃないかな

959:御餅
10/08/07 21:50:54 xZJBJ/u5
とりあえず埋めネタ行くわ
エロなしね そこんとこよろしく

960:御餅
10/08/07 21:51:39 xZJBJ/u5
ヤンデレ翔子

~雄二サイド~

俺の靴箱に手紙が入っていた。
可愛らしいピンク色の便箋だった。まるでラブレターのような……気のせいか。
このインターネットの時代に、こんな古臭い手法を使う奴なんていたんだねぇ。
俺はポケットの中に乱暴に突っ込んだ。
「おはよう雄二。今日もいつもと変わらずブサイクだね」
「よう明久。お前も相も変わらずバカ面だな」
「ははは朝からいきなり御挨拶じゃないか雄二ィィィィ……!」
「わははお前も人のこと言えないだろうが明久ァァァァ……!」
「お主ら朝から何やっとるんじゃ?」
クラスメートの馬鹿もとい馬鹿久と秀吉だ。
やばい。こいつにラブレター(仮)を見られたら、かつての明久ラブレター事件の二の舞だ。
馬鹿じゃあるまいし、ここは冷静に回避だ。
「どうしたのじゃ?雄二。何やら顔色が優れんぞ?」
クソッ!秀吉、変に鋭いじゃねえか。
いや待て、目に見えるほど俺の顔色はおかしいのか?動揺が目に見えているほど、ということだろうか?
「どうせ馬鹿な雄二のことだから、何か拾い食いでもしたんじゃない?」
落ちている人の食いかけのパンを食おうとするお前にだけは言われたくねえ。
……といつもなら反論しているのだが、これはちょうどいい。
「実は悪いもん食っちまったらしい。ちょっとトイレに行くわ」
「ははは、やっぱり馬鹿だなあ雄二は」
明久、てめえ後で覚えてろよ。
とはいえ、これでこの場を離れる口実はできた。
このままだと一緒に教室に行くことになり、何かの拍子で見つかる可能性も。
「じゃあな二人とも」
「あとでまた教室で会おう」
「途中で漏らすなよー」
明久、やっぱり貴様とは決着をつけなければならんと思っていたぞ。


「さてと……」
とりあえず安全地帯の個室トイレにハマり、さっきの便箋を広げる。
次のように書いてあった。

961:御餅
10/08/07 21:53:01 xZJBJ/u5
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

坂本雄二先輩へ

突然このような形でお手紙を出すことになってすみません。
あなたに伝えたいことがあります。
今日の放課後、五時に旧校舎の校舎裏で待ってます。
御迷惑でなかったら、来てください。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

「ふむ……」
割と短い文章。典型的な呼び出しだ。
しかしこれだけだとラブレターと判断するには決定的に何かが足りない。
好きだ、という単語がない為でもある。
只の愉快犯かもしれないし、もしかすると中学時代に俺に恨みを持ってる奴かもしれない。
もちろん、好意をもっている相手、ということもある。自惚れるつもりはないが、一応それを前提に考えよう。
「後輩……か」
自分は部活をしていないし、積極的に委員会などの仕事に取り組んでいるわけでもない。
だから、後輩との接点はあまりない。
「まあいい、今日の放課後になればわかることだ。焦らなくていい」
立ち上がった雄二は、持っていたライターで手紙を燃やし、トイレに流した。
下手に持っていて、見つかったりしたらそれこそ大問題になる。
書いた主には悪いが、証拠隠滅はさせて貰う。
さて、そろそろホームルームが始まるな。


さて、展開は早いが放課後だ。
五時になる三十分前に授業が終わり、皆が帰り始める。部活の奴は部活に行く。
因みに手紙のことはばれてない。当たり前だ、現物がないのだから疑われることさえない。
まだ時間があるな。どう時間潰しするか―
「雄二ー。帰らないの?」
明久の馬鹿が話しかけてくる。
「すまんな。今日は少し遅くなる。先に帰ってくれ」
「どうしたの?雄二。うちでゲームしようよ」
「…………いつもと違う」
「悪い。ちょっと鉄人に頼まれたことがあってな。お前行くか?」
鉄人の名前を出した途端、二人の顔が引き攣った。
「勘弁するよ。じゃあね」
「…………また明日」
ムッツリーニと明久が教室から出て行った。まっちょろいもんだ。
尤も、俺でも鉄人の名前を出されたら速攻で逃げるがな。
ぶらぶらしていると、十分前になったので、そろそろ校舎裏に向かうことにした。
途中、翔子にあった。
「……雄二、何してるの?」
「どうした翔子。Aクラスはなんかの会議やってるんだろ?こんなところでサボっていていいのかよ」
因みに月に二回、各学年のAクラスの上位数名による校内の治安やら何やらの会議があっているそうだ。
要するに普通の学校で言う、生徒会みたいなもんだ。
(因みに作者には文月学園の生徒会的な組織がよくわからんため、そういうものだと解釈してちょんまげ)
この学校は実力主義なので、上位クラスに権力が行くのは当然である。
てかこういうのって、普通各クラスの代表が出席するもんじゃないのか?
まあ俺からからすれば眠たいだけだからありがたいが。
そしてAクラスの代表ともなると、発言権は格段にある。そんな翔子がこんなところでサボっていいのだろうか?
「今は少し休憩。もう少ししたら戻る」
「そうか、頑張れよ」
そう言ってその場を去った。
しかし変だな。会議って確か、三年のAクラスでやってるもんじゃなかったのか?当然新校舎のはず。
ここは旧校舎だぞ?休憩にしては遠すぎないか?

962:御餅
10/08/07 21:54:00 xZJBJ/u5

俺は五分前に校舎裏に着いた。相手がすでにスタンバっていた。
小柄な眼鏡をかけた女の子だった。
「あ、あの、さ、坂本先輩です、か……?」
「おう、俺だ」
女の子が顔を紅くして、こう言った。
「せ、先輩っ、わ、わ、私、ずっと先輩のこと好きでした!だから、えっと、その……つ、つ、つ、付き合って下さい!!」
テンパりっぷりに眼鏡が曇ってるぞ。とは言わなかった。
P(便宜的にPと呼ぶことにした。名前を考えるのが面倒だったからじゃないんだからね!by作者)は
あわあわと焦っているようで、バタバタ動き回っている。
「おい、落ち着け」
「は、ハイィィ!」
いや、落ちつけよ。
Pは深呼吸をして、再び俺に向きあった。
「あ、あのいきなり言われても困ると思います。な、なので返事は明日改めてお願いします!時間をとらせてすみません。
 し、失礼します!!」
そう言って一目散に逃げるように校舎に駆け込んだ。
かなり内気な性格らしい。これでも相当勇気を出したような感じだ。
姫路や島田もこのくらいハッキリ行動すればいいのにな、と思いながら雄二は靴箱を目指した。


帰り道―
忘れ物をして、Fクラスに取りに帰る羽目になった。帰るのが思ってたより遅れることになった。明久か俺は。
―さてと。
俺は今の状況を整理し直した。
俺のことをどこまで知っているのかは知らないが、ともかくPは俺に好意を持っていることは疑わなくてもいいだろう。
俺は少なくとも明久ほど鈍感でもない。
問題は、俺の対処だ。
寄せられている好意を無下にするのは余りにも可哀そうだ。しかし、ここは優柔不断な態度は取らない方がいいだろう。
それはつまり、付き合うか、付き合わないかという事だ。
Pと付き合えば、Fクラスが一気に敵になる。
逆に付き合わないのなら、特に何もないが、Pの好意を無下にすることになる。
とりあえず、明日の放課後までには決めておくか。楽観視したほうが視野も広がるしな。
「……雄二」
「のうわぁ!」
みっともない声を上げてしまった。いきなり背後から声掛けられたら誰だってビビるだろ。
「って翔子、何してんだ?」
翔子はじっと俺を睨んだ。何だ?いつも以上に迫力がある。
「……雄二、私に何か隠し事してない?」
「は?何のことだ?」
がしっと手首を掴まれた。目もいつも以上に恐い。
「……私の質問に答えて」
「何もないぞ。携帯でも見るか?お前の言う浮気相手とやらもいないぞ?」
真っ先に携帯をとられるので、そう言った。いつもの習慣だからな、悲しいことに。
しかし、翔子は何もせず手を離し、目も穏やかになった。
「……そう。わかった。じゃあ私はこっちだから、また明日」
「あ、ああ、じゃあな」
そのまま翔子は帰路を辿っていった。
いつもなら無理やり連れて行かされるのに、どういうことだ?今日は妙に大人しいな。それなのに威圧感があるのはなぜだ?

963:御餅
10/08/07 21:54:40 xZJBJ/u5

次の日の放課後、俺は信じ難い物を見た。
それは、昨日、この時間に自分に告白したPが変わり果てた姿になっていたからだ。
昨日は顔中真っ赤になっていたのに対し、今日は真っ青で、目の下のクマがでかい。まるで廃人のようだ。
Pは涙を流してガクガクと震えながら、絞り出すように俺にこう告げた。
「せ、先輩……すみません。昨日の告白の事は忘れてください。私の単なる勘違いでした。本当に……本当にすみません!!」
それから昨日と同じく逃げるように去っていった。
しばらくして、俺は現状を理解した。
まあ、こんなもんか。
元不良の俺に好意を持ったような気がしただけだろう。それで、俺の事を知り、暴力を振るわれることを恐れていたんだろ。
Pも、俺みたいなロクデナシに今後の人生を費やされたら大損だ。正しい選択だ。
……とはいえ、やっぱりもったいない、とは思っちまうのが悲しい男のサガだがな。

そのまま帰った俺は、昨日と全く同じ地点で翔子にあった。今度は後ろからこっそりという事はなかった。
うん、いきなりだと心臓に良くないからそんな風に顔を出すようにしろ。
「どうした翔子、何か機嫌よさそうじゃないか」
「……うん」
翔子がうっすら笑う。
「……ちょっと、害虫を駆除したから」
「はぁ?何言ってんだ?」
電波でも出てんのか?コイツ。
「……じゃあね雄二。また明日」
「おう、気をつけて帰れよ」
「……雄二が送ってくれたら嬉しい」
「そのままお前んちに連れ込まれるから嫌だ」
「……雄二が結婚してくれたらもっと嬉しい」
「俺が死ぬ」
俺達はそのまま家に帰った。お袋がプチプチ潰しをやっているのを見て、俺は盛大に溜息をついた。

~END~

964:御餅
10/08/07 21:56:09 xZJBJ/u5
投下終了
ヤンデレっていいよね。自分にはそれを表現し切れてないが。

965:名無しさん@ピンキー
10/08/07 22:27:35 qt33MxHz
GJ!

966:名無しさん@ピンキー
10/08/07 23:04:50 e3QOYf0z


967:名無しさん@ピンキー
10/08/08 00:29:58 sBXwERKl

秀吉とのやつキボンぬ・・・うわっ!なにをするお前ら
たしかに秀吉とやるのはどうかと思うが秀吉は・・・第3のヒロインなんだよぉおお!
というわけで秀吉のやつお願いします


968:名無しさん@ピンキー
10/08/08 08:45:51 kX+/UrCh
秀吉 plz

969:名無しさん@ピンキー
10/08/08 09:19:37 qTHemHKy


970:名無しさん@ピンキー
10/08/08 13:20:35 sBXwERKl
だめ・・・すかね?秀吉ネタはw

971:名無しさん@ピンキー
10/08/08 13:23:36 x1pUABKP
もう立秋だってのに夏真っ盛りだな

972:名無しさん@ピンキー
10/08/08 15:16:53 3JFHnJkk
とりあえずそんなに好きならクレクレしないで自分で挑戦してみたらどうだ?>秀吉
好きなキャラを書きたいって気持ちがあれば案外書けるもんだぞ

あと、最低限sageくらいはちゃんとしようぜ

973:名無しさん@ピンキー
10/08/08 15:52:07 qTHemHKy
次スレ盾に行くわ

974:名無しさん@ピンキー
10/08/08 15:58:49 qTHemHKy
スレリンク(eroparo板)
立てた

975:名無しさん@ピンキー
10/08/08 21:18:32 TjEiZZVY
>>974
スレ立て乙です。

他のを書いてる合間に書いたのを埋めネタとして投下します。
季節感の無さが半端じゃないけど気にしないでくれるとありがたいです。

976:それぞれのバレンタイン
10/08/08 21:21:27 TjEiZZVY
「……雄二、はい、バレンタインチョコ」
「おい待て翔子、その馬鹿でかい包みは何だ、何故褐色の俺の顔らしきものが見えてるんだ」
「……等身大チョコを用意した。雄二と全く同じサイズ」
「なんてものを用意してやがる! 何考えてんだお前は!」
「……こういうチョコは、男の子のロマンだって。もちろん服は着せてない」
「全裸の男の姿がロマンなはずねえだろうが! そもそもどうやって作ったんだ!」
「……雄二が薬で寝てる間に型を取った。抜かりは無い」
「なんてことを……っておい翔子。裸のチョコを作ったってことはまさか……」
「…………ポッ」
「なに赤くなってんだコラァ! なにしやがったぁ!!」
「……大丈夫。寸法には寸分の狂いもない」
「ふっざけんなぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

「ムッツリーニ君! はいっ、チョコレートだよ」
「……一応貰っておく」
「ねえねえ、開けてみてよ」
「…………」ガサガサ
「……なっ! これは……!」ボタボタ
「ふふーん、おっぱいプリンならぬおっぱいチョコレートだよ! どう? ムッツリーニ君」
「……これしきのことで……」ボタボタ
「実はね……これ作るの結構難しくてさ、形を作るの大変だったから身近なもので型を取ったんだよね」
「……身近な型……だと……!」プシャァァァ
「だ・か・ら、舐めたり……吸ったり……ちゃんと味わって食べてね! ムッツリーニ君!」
「……グハッ……無念」

「あ、アキ! ちょっと来なさい!」
「美波? 何の用?」
「きょ、今日バレンタインでしょ。だから」
「えっ、チョコレート? これって美波が」
「ち、違うわよ! 葉月の分よ! 葉月に渡して欲しいって頼まれたの!」
「あ、そっか。葉月ちゃんのか。今度会ったらお礼言わないとね」
「そ、そうね」
「…………」
「……何よ」
「い、いやその、み、美波はくれないのかなって……」
「ッッ!! ガサゴソ ほ、ほらこれあげるわよっ!」
「ありがとう! 美波!」
「か、勘違いしないでよ! 葉月を手伝ったら材料が余ったから……もったいないから作っただけなんだから!」
「うん、わかってるよ。これ、食べてみてもいいかな」
「す、好きにすれば」
「モグモグ…… むっ、これすごくおいしいよ!」
「え……ほ、ホントに……?」
「うん! 美波ってお菓子作るのうまいんだね。すごいよ!」
「あ、ありがと……アキ」カァァ
「明久君! 私のチョコも食べて下さい!」
「ひ、姫路さん!? 僕にチョコくれるの!?」
「はい! もちろんです」
「ホントにいいの? すごくうれし」
「腕によりをかけて作った特製チョコなんです。いっぱい食べて下さいね」
「あ……はは、ははは」
     
     
「あ、吉井君倒れたわね。大変ね彼も」
イヤ……ヤハリ、ワシハオトコジャシ……シカシ
「でも、渡す相手がいないのもちょっと寂しいわね……。で、あんたは何をブツブツ言ってんのよ」
「い、いや、やはりワシがチョコを送ったらまずいかの……?」
「……お願いだからやめてちょうだい、本気で」




977:名無しさん@ピンキー
10/08/09 00:11:06 J4qTAvWL
GJ!
みんな可愛いねw

978:名無しさん@ピンキー
10/08/09 00:11:59 J4qTAvWL
忘れてた
>>974乙ですー

979:名無しさん@ピンキー
10/08/09 22:08:41 UXz96QAt
こういうのイイね!


980:名無しさん@ピンキー
10/08/13 02:38:44 aWz9OUdq
gj

981:名無しさん@ピンキー
10/08/14 23:32:29 R6W7Kdt3
ほのぼのでもエロエロでもいい、もっとSSを!
我らにSSを恵んでください
神様仏様お釈迦様職人様

982:名無しさん@ピンキー
10/08/15 22:09:32 e6CMb5/x
TS妄想したことがあるけどSSにはならなかった

983:名無しさん@ピンキー
10/08/15 22:20:50 5kkhCUtJ
TS(利光×翔子)

SS(?)

984:名無しさん@ピンキー
10/08/15 22:23:10 4odPLxFL
>>983
翔子×2だと……? なんて恐ろしい事を言うんだ!!

985:名無しさん@ピンキー
10/08/16 00:11:44 EzpKVbGg
夏だな

986:名無しさん@ピンキー
10/08/16 00:35:53 A72blUbG
夏のせいじゃない。Fクラスなだけ。

987:名無しさん@ピンキー
10/08/16 19:43:04 Askswjh9
埋めネタを考えてみる・・・
バカテス女性陣の見る、エロ系の夢は

988:名無しさん@ピンキー
10/08/16 20:32:46 Askswjh9
姫路さんの場合
明久を襲う夢。
もしくはアキちゃんの格好をさせて、いろいろ要求しているところで明久暴走。

989:名無しさん@ピンキー
10/08/16 21:22:34 Askswjh9
美波の場合。
明久から告白されたあと、明久の家で。
リードされるイメージ。

990:名無しさん@ピンキー
10/08/16 21:29:09 Askswjh9
翔子の場合。
そもそも夢に見る前に実行。

991:名無しさん@ピンキー
10/08/16 21:42:32 Askswjh9
なんで僕はこんなものを書いた。

992:名無しさん@ピンキー
10/08/16 23:38:07 fBrdrN8k
夏だからさ

993:名無しさん@ピンキー
10/08/17 00:44:38 L+cbLPqD
>>980過ぎてるんだから埋めようって、
「埋め」で埋めるのはつまらないからって
雑談ネタ振ってるのになんで漬れていくんだ!

994:名無しさん@ピンキー
10/08/18 00:03:28 L+cbLPqD
高橋先生に告白する須川

995:名無しさん@ピンキー
10/08/18 21:38:23 Xy4QUweB
アキちゃんをゲットしようとする玉野さん

996:名無しさん@ピンキー
10/08/19 20:46:07 D3jl3OSg
葵先輩の写真を盗撮しようとするたびに、
過激すぎて鼻血がとまらず撮れないムッツリーニ

997:名無しさん@ピンキー
10/08/20 00:03:17 A46+az3/
>>1000

GJ!
SSで泣いたのは初めてだ

998:名無しさん@ピンキー
10/08/20 09:21:16 vTMXd8Cn
もう次スレあるのか埋め

999:名無しさん@ピンキー
10/08/20 10:10:29 q7+/HtBE
うめ

1000:名無しさん@ピンキー
10/08/20 10:12:02 q7+/HtBE
1000

1001:1001
Over 1000 Thread
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もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。


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