10/07/08 21:43:15 WKeop8+f
生まれ立て
「あうー・・・」
「アキくん、ほら、いってみて」
「うー・・・あー・・・ーちゃ・・・いす・・・」
「ほら、もうちょっと、がんばってアキくん!」
「んー・・・あぅぁー・・・」
「だめ、か」
「あー・・・おー・・・おねーちゃ・・・だいすき・・・」
「・・・(ボッ)・・・ア、アキくんすごいっっ、ほら、つぎはこれいってみて!ねっ、ねっ!」
幼児時代
「おねーちゃん、あれは?」
「あれはひこーきです」
「おねーちゃん、あれは?」
「あれはヤシの木です」
「おねーちゃん、あれは?」
「あれはロリコンです」
「おねーちゃんは、なんでもしっててすごいなー」
「そんな事ないですよ、このくらい・・・」
「おねーちゃん、あたまなでなでするー」
「え?え?・・・・・・(ボッ)」
小学生時
「おねえちゃーん、おねえちゃーん、しゅくだいやってー」
「宿題は自分でやらなきゃダメですよアキくん」
「なんでー?」
「え・・・だって、自分で出来なきゃ、ほんとに解けた事にはならないし・・・」
「ぼくがとけなくても、おねえちゃんがとけるからだいじょうぶだよ!」
「全くもう・・・私だっていつまでも一緒ってわけじゃないんだからね?」
「ならずっとおねえちゃんといっしょにいるー」
「え・・・(ボッ)・・・し、仕方ないですねアキくんは、ほら、宿題貸して、やってあげますから」
こうして天才は育まれる