10/04/15 19:16:40 9+6d/rVJ
>>454
グリューネがジェイを自らの布団に抱き寄せる。
普段の彼ならスルリとその手から抜け出すことが出来るのだろうが、
豊満な体を薄い布地で軽く被せただけの大人の女性が持つ体温は服ごしでも抗えない魔力を秘めていた。
「ちょ、ちょっと何やってるんですかグリューネさん！」
声だけの抵抗は少年の服をゆっくり脱がそうとするグリューネの動きを止める。
だが止めただけで彼女は体を密着させたままジェイに微笑む。
「あらぁ、駄目だったかしらぁ？ だってぇ、ジェィちゃんすぅっごぉく抱き心地が良さそうなんだもの～」
そう言ったまま彼女は動きを再開する。それが服を脱がすことに終始していたならまだよかっただろう。
だが世の酸いも甘いも味わった少年の顔を林檎のように紅潮させたのは……
軟体動物のように体中を包み込み、新緑を思わせる長い髪を少年の黒髪と絡ませ、腰どころか豊かな乳房までも使い
体温と言う体温を味わうかのように這いずり回る艶女の姿。いや、これは視覚で感じるものだけではない。
彼女から伝わる心臓の鼓動。耳元でくすぐるかのように吹きつけられる吐息。女性が持つ特有の甘い匂い。
五感の全てが少年を肉欲へと誘い込む
いつの間にか服は脱がされ裸同士で触れ合う。そして初心な少年の鼓動は猛り、脳の働きを奪っていく。
あらぁ？ とグリューネは自らの体に押し付けられる硬いモノに気づき声を出す。
優しく彼自身をさすりながら抱きしめるような声で言う。
「おねえさんが硬いのを治してあげましょうか？」
どこかで待ち望んでいたその言葉は普段の白さを朱で覆った顔をさらに強ばらせる。
拒否するべきかもしれない。だがそうしている間にも二つの母性が彼の顔を埋め、痛いほど天に突きでたモノを彼女の指が妖しく包む。
けれどもその動きに嫌らしさはなく、母の胎児に帰るような気持ちを幼き忍びに抱かせた。
そしてもはや拒むことをせず女神の導くまま、槍が草原を掻き分け彼女の中に―
やるとしたらこんな感じかな？