11/01/15 07:37:50 AG5GBb80
佳明は、自分の体が千絵の肉に包まれていくのを感じた。
温かく、柔らかで、それでいて強靭な肉のゆりかご。
千絵の体の奥深くからわらわらと触手が群がり、佳明の体を弄った。
全身の性感を触手が優しく強く愛撫し、ペニスに絡みついたチューブが精を搾り取った。
親が子をこちょこちょとくすぐって遊ぶかのように。
佳明はこのまま死ぬかも知れない、と思った。
あまりの壮絶さに声が出なかった。出るのはただ、凄まじい快楽の証である白濁した精だけだった。
だが暫くすると、彼の体は「ぺっ」と外に吐き出された。
全身唾液まみれで、がくがくと震えていたが、まだ五体満足で生きていた。
唾液が目に入りかすむ視界に、千絵が見えた。
満足げに舌なめずりをしてベッドに腰を下ろすと、“食べかす”となった佳明を見下ろして言った。
「ねえ佳兄、晩ご飯はハンバーグがいいな。」
つづく