11/01/06 06:31:49 qJnLQ/8t
ずちゅるっ、と音を立てて千絵の摩羅が佳明の体内から這い出て来た。
摩羅触手はまだ黄金に輝く蜜を垂れ流しながら、暴れるホースのようにそれを床に横たわりひくひくと短く息をする佳明の上にぶちまけると、
するすると千絵の中へと戻って行った。
千絵は立ち上がると佳明を残し、玄関へ向かった。
童貞より先に“処女”を奪われ絶望の中に打ち捨てられた佳明の位置からは、千絵がかがんで覗き穴から外を見るや、慌ててドアを開ける様が見えた。
「もう、何で外出したの!?」
千絵は佳明に向かって非難がましく言うと、ドアの向こうの人物を部屋へ引きずり込んだ。
2人いた。
一人はビクビクと痙攣している隣人、もう一人は白髪の小さな人物。ただし老婆ではない。
「こいつ一人で外に出すと勝手にどっか言っちゃうんだから…。何人“吸った”の?」
千絵はヴラドに向かって厳しい口調で尋ねた。ヴラドは心底脅えたように小さな肩をすくめカタカタと震えながら恐る恐る指を出して見せた。
「本当?」
ヴラドはこくりと頷く。
次の瞬間、千絵の腹に縦の亀裂が入り、ヴラド少年を2~3人は一呑みに出来そうな巨大な“口”が現れた。
まるで少女の体全体が口になったかのようだ。口は猛獣のような唸りを上げ、脅える少年に嵐のように唾液を撒き散らし迫った。
そのあまりの恐ろしさに、端で見ていた佳明のナニも縮み上がった。
ヴラド少年は泣きながら首を横に振った。すると千絵は元の可憐な少女の姿に戻り、よだれまみれになった少年の頭にぽんと手を置いた。
「信じてやろう。さて…」
千絵は痙攣するのを止めた隣人に目を遣った。
「もう手遅れっぽい。どう始末しようか?」
千絵はヴラドを睨んだ。
「全部飲んじゃって良いよ。」
ヴラドは“本当?”と言うように千絵を見上げた。
「ただし…」
千絵は意地悪くにやりと笑う。
「罰としてその後私がお前を“吸って”やる。」
それを聞いたヴラドは再びがたがたと震え出した。だが千絵は容赦ない。足で少年の頭を隣人の死体に圧し当てると「吸え」と一言命令した。
佳明は身の毛がよだつのを感じた。
ヴラドが牙を剥くと愛らしい顔は一変してけだものの顔になった。捕食者の顔だ。彼は鋭い牙を隣人の首筋に深々と突き刺すと、血を吸った。
“すすった”ではなく文字通り“吸った”というに相応しかった。
ヴラドが口を付けると中年太りででっぷりしていた隣人の体は、あっと言う間に風船のように萎み、数千年前のミイラのようになってしまった。
ヴラドが牙を抜くと、その衝撃だけでミイラの首がもげ、しなびた頭がころころと床を転がった。
「けふっ。」
ヴラドはゲップをすると立ち上がった。血の気の失せて青白かった肌が、紅を差したように血色が良くなっている。
「んくくっ。」
満足げに立ち尽くすヴラドの前に、千絵が立ちはだかった。
「こいつの場合は突然変異、ミューテーションって言うんだと思う。肉を喰らうんじゃなくて、血だけで生きる。」
恐らく佳明に向けてであろう、千絵は説明しながらヴラドの前にひざまずいた。まるで王に許しを乞う下僕のように。
「こいつの心臓を介して精製された血液はえもいわれぬ美味と快楽をもたらす。」
千絵はそう言うと、小刻みに震える少年の耳元で何か呟いた。外国の言葉だ。
何となく佳明にはその意味が分かったような気がした。自分に言ったのと同じ…“痛くないよ”と。
「私ね、佳兄…」
千絵がちらりと佳明を見た。その顔はそれこそ“えもいわれぬ”ほど美しく艶かしかった。
「“共食い”が好きなの。」
そう言って千絵は唇を寄せ、ヴラドの首にキスするように唇を這わせた。ヴラドはエクスタシーに溺れるように「はっ」と息を漏らす。
次の瞬間、千絵は少年の首に牙を立てた。ヴラドの牙よりも何倍も太く、何倍も鋭い、隠し持っていた残忍な牙で少年の頚動脈を切り裂いた。
「な…っ!?」
佳明が唖然とする前で、千絵はごきゅっごきゅっと音を立ててヴァイパイアから血を奪って行く。
ヴラドは苦痛に悶えるような、快楽に悶えるような表情で首を反って天を仰いだ。
277:名無しさん@ピンキー
11/01/06 06:32:36 qJnLQ/8t
その時佳明は我が目を疑うものを見た。この期に及んで、まだ驚くものがある事に驚いた。
年端もいかない、身長も佳明の腰ほどしかない幼い男の子の股座がびくびくと震え、瞬く間に30センチはあろうかと言う巨大なイチモツが出現したのだ。
言うまでも無く、成人した佳明よりも遥かに巨大だ。
たった今“処女”を強奪されたばかりの佳明には、あのチンポに犯されたらどんな気がするかと考えずにはいられなかった。
その摩羅は、持ち主が血を吸われるたびに欲情して震えている。一方少年の顔の方はまた血の気が引き、やつれ始めていた。
「ぷはあっ…」
その時千絵が少年の首筋から口を離した。
「ゲプっ…うう。」
千絵はゲップをすると、ずたずたになったヴラドの傷口を舐め始めた。ヴラドはふるふると震えながらその行為を甘んじて受け入れた。
どうやら彼女の唾液には治癒能力があるようだ。だがあまりに傷の状態がひどく、すぐには治らない。
彼女が舐めている途中にも、何度がブシュッと血が噴出し、千絵の体を赤く染めた。
血しぶきを浴びた蓮杖千絵。血に濡れた唇、頬、血の滴る胸、血筋の這う脚…。
その光景は佳明の全ての性感を刺激し、尽き果てたと思われた精液が尿道を駆け上がった。
次の瞬間佳明は射精した。放たれた精は少し先の床を汚した。
だがそれだけでは無かった。
嬲られ、愛撫され、千絵の温かな舌の洗礼を受けたヴラド少年もほぼ同時に絶頂に達していたのだ。
佳明のモノに比べるとバズーカほどもある少年のペニスから、すさまじい量の精液がぶちまけられた。
悪い事に、そのバズーカは調度佳明の方を向いていた。ホースで水を撒くような音を立て、バケツ一杯ほどもある白濁した粘液が佳明を襲った。
「うぶふっ!!」
糊のようにぬめりもの凄い臭いを放つ精液が口の中に入り込み、佳明はむせ返った。
「大丈夫?」
千絵がくすくす笑っている。佳明は答えず、千絵の唾液とヴラドの精液で全身べとべとの状態で、虫の息で床に横たわっていた。
その上を千絵が跨いで行く。
「エッチもしたしお腹いっぱいになったし、私そろそろ寝るね。」
千絵は血まみれのまま佳明のベッドに横たわった。
ついでに足の裏には自分の唾液と2人の男の精液も付いている。千絵はその足を佳明の布団で拭った。
「おやすみ、佳兄。」
千絵はベッドの上から床の上の佳明を見下ろして言った。
「愛してるよ、佳兄。」
それからすぐに彼女はすやすやと可愛い寝息を立て始めた。
佳明はその言葉に呆気に取られ、しばらく床の上に横たわったまま天井を眺めていた。噴出した際に飛び散ったヴラドの血液が斑模様を作っている。
ヴラドは再び部屋の隅で待機のポーズを取ったまま、こちらをじっと見つめるばかりで動かなくなった。
…ちょっと待て、明日平日だぞ。
佳明は血の気が引くのを感じた。
結局、部屋は数時間後に復活した佳明が自分で4時間かけて掃除する羽目になる。
それからシャワーを浴び、千絵の「愛してる」を思い返してこっそりもう一度だけ自慰をしたところで、朝になった。
尻の痛みは何もしなければ引いたが、それから数日間彼は椅子に座れなくなった。
つづく
278:名無しさん@ピンキー
11/01/09 19:37:58 suGxVe23
凄い。前のも面白かったけど超絶レベルアップしてる…
これは応援するしか
279:名無しさん@ピンキー
11/01/11 02:26:52 201aJQu7
G・J!支援するぜ
280:名無しさん@ピンキー
11/01/12 19:30:13 O+e7WGql
ここはいつからフタナリスレになったんだ?
281:名無しさん@ピンキー
11/01/14 10:11:17 rVwWfqtc
さすがに男掘るんなら注意書きとか欲しかった
282:名無しさん@ピンキー
11/01/14 22:40:44 ID0jIRIE
これはひどい
283:名無しさん@ピンキー
11/01/15 07:35:42 AG5GBb80
「佳兄。」
ある日の昼休み、佳明が屋上で一人弁当を食べていると、背後から声を掛けられた。その名で呼ぶのはもはやこの世に一人である。
「学校じゃそう呼ぶなって言っただろ。」
佳明は振り向き様に言う。千絵が昇降口の日陰に立ってこちらを見下ろしていた。
6月だと言うのにその日は真夏のように暑く、屋上には生徒は一人も居なかった。
「探したんだよ。なんでこんな所にいるの?」
千絵は日向に歩み出た。黒い髪と白い肌が陽光に照られて輝いた。
「職員室の椅子に座れないからだ、その…君のせいで。」
佳明がむっとして答えると千絵は声を上げて笑った。
「君こそ、昼飯食べないのか?」
「“保護者”がお弁当作ってくれなかったんだもん。」
「あ…」
佳明は“しまった”というように口をぽかんと開けて固まった。
ていうか、それもおれの仕事なの?
「…半分やるよ。」
佳明は溜息交じりに弁当箱を差し出した。当然、ものの数分で半分どころか全部食われた。
学内随一の不良集団の失踪は、時たま話題に上っては、黒い噂となって囁かれもしたが、すぐに諦めとともに生徒や教師たちの脳裏から姿を消した。
蓮杖千絵こと村雨千絵も学校に馴染み、心なしか佳明にとって浮動高校は以前よりも過ごしやすい職場となった。
千絵は陸上部に仮入部し、すぐさまその美貌と人間離れした運動能力を以ってスターになった。
「そんなに目立って良いのかい?」
と尋ねる佳明に、千絵はけろっとしてこう答えた。
「転入生は半年は外部の大会に出られないんだよ。佳兄、教師なんだから知っておきなよ。
私がどんなに羽目を外しても校外には洩れない。男の子にはちやほやされるし、女の子からは羨望の眼差しを向けられる。
ストレス発散にはもってこいだよ。」
「ふぅん…。」
佳明は、部活帰りで汗ばんだ千絵の体をちらりと見遣って思った。
彼女も、年頃の女子相応に、他人から注目されたいとか異性にもてたいとか、そんな願望があるのだろうか。
本来そういう想いに体力を費やすべき時期は、彼女にはほとんど無かったのだから。
284:名無しさん@ピンキー
11/01/15 07:36:07 AG5GBb80
1.内山佳明の日常
放課後、佳明は渡り廊下の窓に寄りかかり、呆然とグラウンドの方を眺めていた。
夕日に染まった埃っぽいトラックでは、村雨千絵のすらりと長く筋肉質な四肢が宙を舞い、高飛びの世界新と思われる記録を叩き出していた。
「あの、内山先生…」
突如、背後から誰かが自分の名前を呼んでいるのに気付き、我に返る。この苗字にはまだ慣れない。
振り向くと、彼のクラスの女生徒が立っていた。
武佐香苗。小柄で大人しく、クラスでもあまり発言しない。ちょっと妹に似ているタイプの女の子だった。
「ああ、ごめん…何ですか?」
「えっと…今日の数学のことで、質問が…。」
「ああ…じゃあ、自習室へ行きましょうか。」
「はい…。」
武佐香苗は少し身じろいだように見えた。廊下を歩きながら、佳明は小さく溜息を吐いた。
大人しそうな彼女も「サイコ」の件を知らないはずは無かろうし、内心彼を恐れているのだろう。
「あの…先生?」
「え、何?」
「あの…ネットで知ったんですけど…先生の、その…妹さんの事…。」
ほら、来た。
「武佐さんが何を読んだか、知らないけど…」
佳明はこういう時に答える事にしているテンプレートの返事をした。
「僕は、事件の事をよく知りません。それに僕にとっては、妹は妹です。
難しい事かも知れないけど、その事件の事とは関係なく、僕と言う一人の人間として接して欲しいです。」
「あの…あ、はい、ごめんなさい…。」
武佐香苗は申し訳無さそうに頭を垂れた。
「私、怖くないです…。」
「え?」
「すみません、先生。数学、もう少し自分で考えます。質問、また今度にします。ありがとうございました。」
そう言って、香苗はぺこりと頭を下げ、廊下を走り去って行った。
佳明は、止めるべきなのか何か声をかけるべきなのか迷いぽりぽりと頭を掻いたが、結局何も言わなかった。
自習室がある棟は放課後は滅多に生徒が来ない。
佳明は職員室へ戻る前に、そちらの棟のトイレに入ると、先ほど渡り廊下から見た躍動する千絵の体を思い描きながら自慰に耽った。
それが学校であるという事、自分が教師であるという背徳感が彼を高揚させた。
だがその日はなぜか、千絵の顔に混じって、武佐香苗の顔が頭を過ぎった。
家に帰ると、ヴラドが一人、暗い部屋で彼のポータブルゲーム機をいじっていた。
液晶パネルの明かりに照られた少年の顔は美しいがなんとも不気味だ。
「ただいま。」
佳明が声をかけると、ヴラドは顔を上げた。これでも進歩した方だ。最初は顔も上げなかったから。
「もしかして、一日中ずっとそれやってたのか?」
ヴラドは返事をしない。
千絵はまだ帰っていないようだった。部活だろう。
佳明は部屋の電気を付けると買い物した荷物を冷蔵庫に入れた。
ヴラドは蛍光灯の光りが嫌いらしく、電気を付けるといつも部屋の隅に行く。
佳明はしゃがんでヴラドの目線に合わせると尋ねた。
「対戦、するか?」
ヴラドはきょとんとした顔を佳明に向けた。
「ただいま。」
千絵が帰って来た時、ヴラドにボロ負けした佳明はベッドに横たわって不貞腐れている所だった。
バスルームのドアが閉まるバタンという音に続いて、シャワーの音が聞こえた。
佳明は天井を見上げたままぼうっと考え事をしていた。
本人の話によると、千絵は佳奈を失ってからしばらく外国で暮らしていたらしいが、日本に戻って来た理由をまだ彼に言っていない。
本人曰く、彼女の仕事は同族のモンスターを狩る事で、今の雇い主は環境省との事だ。
胡散臭いが、それが本当だとしたら、もしや彼の周囲に千絵と同じような怪物が潜んでいるのだろうか?
部屋の隅でヴラド少年の続けるゲームから電子音が洩れる。モンスターを狩るゲームだった。
285:名無しさん@ピンキー
11/01/15 07:36:40 AG5GBb80
その時、バスルームのドアが開き、千絵が出てきた。
「ふぅー。」
千絵は髪を拭きながら、佳明の寝転がるベッドの端に腰を下ろした。
「佳兄、晩ご飯はハンバーグがいい。」
「ああ…」
と呟きながら何となく目をやった佳明は、思わずベッドから跳び上がった。
「ん?」
と無邪気な顔を向ける蓮杖千絵は、真っ裸だった。タオルも髪に巻かれていて、体を覆うものは何一つ無い。
「ふ、ふふふ…」
「ちょっと、人の体見て笑うなんて失礼じゃない?」
「服着ろ!!!」
千絵は何のことだかさっぱりと言った顔で自分の姿を見て言った。
「ああ…。」
それから、例の意地悪な笑みを浮かべるとベッドを這うように佳明に自分の体を摺り寄せた。
「何だぁ、佳兄恥ずかしいの?」
「く、来るな!」
「いいじゃない、小さい頃一緒にお風呂入った仲じゃん?」
「そ、そんな事…」
「それとも妹の友達の体見て欲情しちゃったかな?」
それから付け加える。
「しかも生徒の。」
「うわっ!!」
佳明はベッドから落ちた。
「今日、渡り廊下から私の事見てたよね。」
「み、見えたのか…!?」
佳明は床に仰向けになりながら千絵を見上げた。
「目が良いの。」
そう言って千絵はするすると蛇のようにベッドから滑り降り、佳明の体をその逞しい太ももでがっちりと押さえつけた。
「鼻も良いんだよ?」
そう言って、佳明の股間に鼻を近付けくんくんと臭いをかいだ。
「佳兄はどんなオナニーをするの?」
千絵が無邪気な顔で尋ねた。
「ね、何考えてするの?」
佳明は顔から火が出そうになって千絵から目を背けた。
「私の事…だったら良いな。」
千絵はそう言うと佳明の体にぴったりと寄り添うように自分の体を押し付けた。
千絵の豊かな唇からポタポタと透き通る唾液が落ちる。
「いいにおい…わたし、このにおい…んっ、だめ…」
ミチミチと音を立てて千絵の腹が割れた。
亀裂からもぬらぬらと輝く唾液が落ち、佳明のシャツをぐっしょり濡らした。
「昨日の続き、しても良い?」
「や、やめ…」
言いかけた佳明の口を千絵の手が塞ぐ。
「今度は私に入れて良いよ。」
佳明はごくりと唾を呑む。それをイエスと取ったように、千絵は佳明のズボンのベルトをまさぐった。
あまりに乱暴にベルトを引っ張られ、佳明は思わず言った。
「こ、壊すなよ…」
次の瞬間、ビリッという音と共にベルトもろともズボンが引き裂かれた。
「…まあ、いい。」
千絵は佳明に見せ付けるように体を反らした。
腹の中央に走る亀裂がジッパーを閉めるように徐々に閉じていき、見事に割れた腹筋が重なるようにして口を隠した。
残ったのは、薄っすらと毛の生えた秘所の裂け目だけだ。
「痛かったらごめんね。」
千絵はそう言うと、佳明の上に腰を下ろした。
ぬぷっという音を立てて、佳明のチンコが彼女に呑まれる。
「んぐぐっ…」
286:名無しさん@ピンキー
11/01/15 07:37:12 AG5GBb80
人間の女性の場合、膣の筋肉の収縮は自分の意思では出来ないと聞いた覚えがある。だが千絵の場合は違う。
千絵の割れ目は口だった。千絵の全身は筋肉で、人間を吸い込む巨大なポンプだった。
千絵の中に入った途端、蠢く巨大な筋肉の渦が佳明のペニスをなぶりものにした。
うねうねと撫ぜ回り、中のものをよこせと吸い上げた。
千絵が腰も振らないうちに、佳明は早くも絶頂に達そうとしていた。
「ち、千絵…まずいよ…」
佳明は乞うように言った。
「ゴムも無しで…」
「あはっ。」
千絵が腰を浮かして笑った。
「大丈夫だよ。中に出しても、みんな中で“食われる”だけだから。」
そう言って千絵は腰を振り下ろした。
ずんっ。
「あああっ…!!」
佳明は射精した。
それでも千絵にとってはまだ始まってすらいない。物凄い力で佳明のペニスを圧迫したまま、ぐりぐりと腰を揺らして行く。
「あっ、ま、待って千絵…うぐっ!!」
あまりの膣圧に佳明の体ごと持ち上がりそうになりながら佳明は懇願したが千絵は止めるはずもない。
千絵の体内には男を麻痺させる何かがあるのかもしれない。
佳明は射精を止められなかった。
一度達したら、その潮は引く事無く、常に絶頂を維持した。
いきすぎてがくがくと足が痺れるように痙攣しだした。
「佳兄の…んっ…おいひい…」
千絵は下の口で佳明の精液をごくごくと飲み込みながらよだれを垂らし、彼女の唾液は佳明の顔に落ちた。
千絵が腰を動かすたびに、襞の奥に隠された歯が佳明のチンコに当った。
普段は鋭い牙は内側に向けられ、チンコが傷つくことは無いが、その恐怖が佳明の興奮を一層煽り立てた。
ぎち、ぎち。
一人の男と怪物の肉体の繋がった部分が音を立てる。
射精する傍から放たれた精は怪物に呑まれて行き、美しい怪物は胃の中で精子を射殺しては気持良さそうに声を上げた。
「はぁっ…はぁっ…」
佳明は10分もしない内に息も絶え絶えになってきた。
「もう終わりなの?」
「ふっ…ふっ…」
「残念…。」
千絵は呟くと、佳明の体から立ち上がろうとした。
ぬぽっと音を立て、佳明のペニスが肉のポンプから解放される。外の空気がひんやりとチンコを責めた。
佳明が目を上げると、千絵の秘裂からペロリと舌が出てきて、じゅるりと割れ目の周りを一舐めするのが見えた。
「佳兄、大好き。」
千絵が佳明を見下ろして言った。
「食べちゃいたい。」
それを聞いて、萎えかけていた佳明のペニスが再びむくりと起き上がった。
千絵はそれを見逃さなかった。
「まだ出るでしょ?」
千絵はにたりと笑うと、佳明に覆いかぶさるようにして言った。
「今度は体全部で愛してあげる。」
腹筋の割れ目に沿ってピシピシと亀裂が入った。
次の瞬間、千絵の体は全身が巨大な口と化したかのように真っ二つに裂けると、佳明の体を呑み込んだ。
「もがぁっ…!!」
287:名無しさん@ピンキー
11/01/15 07:37:50 AG5GBb80
佳明は、自分の体が千絵の肉に包まれていくのを感じた。
温かく、柔らかで、それでいて強靭な肉のゆりかご。
千絵の体の奥深くからわらわらと触手が群がり、佳明の体を弄った。
全身の性感を触手が優しく強く愛撫し、ペニスに絡みついたチューブが精を搾り取った。
親が子をこちょこちょとくすぐって遊ぶかのように。
佳明はこのまま死ぬかも知れない、と思った。
あまりの壮絶さに声が出なかった。出るのはただ、凄まじい快楽の証である白濁した精だけだった。
だが暫くすると、彼の体は「ぺっ」と外に吐き出された。
全身唾液まみれで、がくがくと震えていたが、まだ五体満足で生きていた。
唾液が目に入りかすむ視界に、千絵が見えた。
満足げに舌なめずりをしてベッドに腰を下ろすと、“食べかす”となった佳明を見下ろして言った。
「ねえ佳兄、晩ご飯はハンバーグがいいな。」
つづく
288:名無しさん@ピンキー
11/01/15 12:36:17 uiEtYq4O
頑張って読んだのに捕食ないじゃないか…
289:名無しさん@ピンキー
11/01/15 14:53:06 uys+bgXh
すごくいい
290:名無しさん@ピンキー
11/01/15 21:25:57 iich1Oxk
これからの捕食に期待ザマス
291:名無しさん@ピンキー
11/01/16 12:45:30 /RuxkeeJ
>>287G・J!
292:名無しさん@ピンキー
11/01/16 12:48:44 /RuxkeeJ
てか>>288態度悪すぎだろ、何様だおまえ?
そんなもん感想でもなんでもねえただの文句だろが
頑張らんでええから黙っといてくれんか?
ただでさえ人少ない時に偉そうに何ぬかしとるん?
293:名無しさん@ピンキー
11/01/16 18:10:33 eXdislYY
※フタナリあり
とか
※捕食なし
とか明記してあれば興味ない人も文句言わずにスルーできるとは思うが
投稿者の配慮次第だな
294:名無しさん@ピンキー
11/01/16 23:23:59 9ZlGHysa
そもそも捕喰シーンを毎回入れる必要もないだろう。
長編なんだからさ。
295:名無しさん@ピンキー
11/01/16 23:44:48 hlIunomb
全くもって同意。
書き手の責任て発想が出てくるのが謎。
これだからくれくれ厨は・・・ゆとりか?
296:名無しさん@ピンキー
11/01/17 02:59:49 6pUDeVbY
まぁ配慮不足は今の所ふたなりくらい。
297:名無しさん@ピンキー
11/01/18 00:04:09 2IOA37Cq
>>292もちょっと頭冷やして、言い方考えよう。
298:名無しさん@ピンキー
11/01/19 00:10:20 y1SzOUzr
「何様だ」という言葉を使いたがるやつはブーメランが好きなのよ
299:名無しさん@ピンキー
11/01/20 10:47:55 kqMlhIcM
このスレ
作品が投下されると
荒れるのね
300:名無しさん@ピンキー
11/01/20 11:14:27 N5fTAkBQ
>>299
以前からよく分からないのが一人住んでるだけだよ
301:名無しさん@ピンキー
11/01/26 17:26:36 PnVNAWro
ビジネスジャンプにここの住人に受けそうな漫画が載ってた。
SFファンタジーな世界で貴族達が飼っている女性型モンスター同士を戦わせると言う内容。
その飼われてる雌モンスターは普段頭に着けられた装置で獰猛さを抑えてられているが、
野生の状態では人間にも容赦なく襲い掛かり、相手が女性だとそのまま喉笛を裂いて殺し、
男性の場合『生かしたまま睾丸を貪り食って』から殺す(睾丸と精液が大好物だとかw)。
主人公の男は共に年月を過ごして来た女性型モンスターとの間に愛が芽生えたと確信し、
その証明として野生を抑える装置を外し、女性型モンスターの口腔奉仕に身を委ねるが・・・。
ちなみに描いてるのは昔BφYとか描いてた人なんだけど実はこっち系の趣味あるんかな?w
302:名無しさん@ピンキー
11/01/26 19:13:33 5+aIzP9U
>>301
漫画のタイトルと何号かくらい書けよ。
303:名無しさん@ピンキー
11/01/26 19:28:01 5+aIzP9U
調べてみた。これかな?
URLリンク(a-draw.com)
304:名無しさん@ピンキー
11/01/26 20:41:05 PnVNAWro
>>302
ああすまない。
今売られてる号で合ってる。
305:名無しさん@ピンキー
11/01/26 23:24:05 lAenorZE
傷だらけの仁清ってやつ?
306:名無しさん@ピンキー
11/01/26 23:30:09 X2nTEcTc
>>305
それはそれでグッとくる話よ
307:名無しさん@ピンキー
11/01/27 00:04:37 QQ8Sbf0x
面白そうだからコンビニ行ってくるわ
308:名無しさん@ピンキー
11/01/31 23:50:54 GwuBilXt
てs
309:名無しさん@ピンキー
11/02/06 07:20:55 ScqcvuDi
閑古鳥
310:名無しさん@ピンキー
11/02/06 18:55:45 ++gnaHdA
鳴いてるね
311:名無しさん@ピンキー
11/02/07 17:40:55 /xyAoTAx
千絵の続き書いてくれた人はもう書いてくれないのだろうか・・・
好きだったのに・・・
312:名無しさん@ピンキー
11/02/13 13:45:44 OjK566t7
千絵は東京に空が無いという
313:名無しさん@ピンキー
11/02/15 09:17:26 sGnQIywV
今月のミニマム良かったと思う
314:名無しさん@ピンキー
11/02/20 19:44:21.98 6j4ggtm8
てs