10/05/07 16:13:35 gvxec7KH
「な、なんですかエクセレン少尉……」
テスラ研への出向前夜。
荷物の確認をしていたブリットは、部屋を訪れたエクセレンにベッドに押し倒された。
いつもよりも間近な、彼女の匂い。
互いの着衣ごしに感じる、女体の熱と柔らかさに、ブリットは知らず股間をみなぎらせてしまう。
「だってぇ、ブリットくん明日からテスラ研に出向でしょお?」
聴覚にネットリ絡み付くような甘い声で話しながら、エクセレンは豊満な乳房を押し付ける。
「寂しくならないように、ちょっとした思い出作ろうと思って、ね?」
「さ、寂しくって……俺はそこまで子供じゃありませんよ」
ブリットは眉をしかめた。結局この人は、俺を子供扱いしてからかって、遊んでるだけなんだ……そう思うと、やりきれないものがある。
「ノンノン。ブリットくんじゃなくて、ワ・タ・シ・が♪」
「……はい?」
「だーかーらぁ、ブリットくんがいなくなるとボスと二人きりで寂しくなっちゃうから、思い出作りにエッチしたいの……ダメ?」
エクセレンは問いかけながらもさりげなくブリットのシャツをたくしあげ、指先で彼の乳首をくすぐる。
「で、でも俺……そのぉ」
ブリットが不意に目を逸らした。
その反応に、エクセレンはピンとくるものを感じて、耳元でささやくように尋ねる。
「初めて?」
コクリとブリットは小さく頷いた。
その今までで一番初々しい反応に、エクセレンは胸が高鳴る。
いつも彼に対して“可愛い”と感じていたが、今は“愛おしい”“愛らしい”という気持ちが強い。
「嬉しい……」
ホゥッと溜め息混じりの呟き。
「私、ブリットくんの初めての人になれるんだぁ……」
それが何やら光栄な事のように思えてたまらない。
「大丈夫。オネーサンがリードしてあげるわね?」
エクセレンはゆっくり、キスをする。
緊張を解きほぐすような優しい口づけを。
***
生まれたままの姿の自分の上に覆い被さり、何かに取り憑かれたように白い肌にしゃぶりつくブリットの金髪を、エクセレンは優しく撫でていた。
乳房を揉まれ、乳首を吸われてる時など、本当に自分の子供にお乳をあげているような気持ちにすらなった。
ブリットの舌が脇腹やへそ周りを這い、下腹部を過ぎたあたりで、エクセレンは自ら股を開く。
何も言わなくとも、ブリットは金色の茂みの下に鼻先を突っ込んだ。
じきに卑猥な水音が薄暗い部屋に響き出す。