10/03/17 19:32:45 i5as1VHR
「そうだな…たしかにその通りだ。まあ正直を言うと、気に入った…というのもあるな」
「気に入った…?」
「彼女は言わば無垢な新雪のようなものだ。穢れを知らない芸術品…壊してやりたくなるような愛おしさを感じるだろう?」
「あらやだ、そんなに嬉しそうに言われると妬いちゃいますわ。ついでに私の処女も貰ってくださいな、ロック様?」
「遠慮しておこう。何もかも吸いつくされそうで恐ろしいのでね」
「あら残念…。さ、そろそろ戻りましょう?お怪我もされてるようですし」
「そうだな…。白夜、起動せよ。シュテルベン・シュロスに帰るぞ」
「了解…。白夜、起動。次元掘削…開始…」
白夜が起動し、ロックとヒルド、そしてシンディは次元の穴へと消えていった。
カラン…と、砕けたシンディの肩当てが落ちる音が覇龍の塔に静かに、そして虚しく響き渡った…
FIN